JPH0630616Y2 - 車体構造 - Google Patents

車体構造

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JPH0630616Y2
JPH0630616Y2 JP2379387U JP2379387U JPH0630616Y2 JP H0630616 Y2 JPH0630616 Y2 JP H0630616Y2 JP 2379387 U JP2379387 U JP 2379387U JP 2379387 U JP2379387 U JP 2379387U JP H0630616 Y2 JPH0630616 Y2 JP H0630616Y2
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JP
Japan
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side sill
vehicle body
hole
reinforcement
sill inner
Prior art date
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Application number
JP2379387U
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JPS63130385U (ja
Inventor
勝行 倉田
清史 高橋
通弘 三宅
俊之 鈴木
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案はサイドシルの下側に車体運搬時にフック等を
掛ける貫通孔が設けられた車体構造の改良に関する。
(従来の技術) 一般的な乗用車両の車体1は例えば第3図に示されるよ
うに、前方よりエンジンルーム2、車室3およびトラン
クルーム4が設けられている。
そして、この車室3は、底部をフロアパン5によって形
成されるとともに、上側にはルーフパネル6が設けられ
ている。このルーフパネル6は複数のピラー7…によっ
てエンジンルーム2側とフロアパン5側およびトランク
ルーム4側に結合されている。そして、上記フロアパン
5の左右側部にはその前後方向に亘ってサイドシル8、
8が設けられている。
これらのサイドシル8、8は車体1の左右に対称的に設
けられており、第4図に示されるように構成されてい
る。
図中において、9はサイドシルインナであり、その正断
面は略コ字状に折曲されて、その上下部には外側に折曲
されたフランジ部10、10が設けられている。さら
に、このサイドシルインナ9の下側には上下方向に貫通
する貫通孔11が穿設されている。この貫通孔11は例
えば前後方向に複数個離間して設けられている。
そして、このサイドシルインナ9の内側には、この内側
形状に沿って重合するリンホースメント12が複数箇所
スポット溶接されることで結合されている。
そして、上記貫通孔11に対応するリンホースメント1
2には外側よりバーリング加工が施されて貫通孔13が
設けられている。
そして、上記ダイドシルインナ9の上記フランジ部1
0、10には、サイドシルアウタ14の上下部に設けら
れたフランジ部15、15がスポット溶接によって結合
されている。
このように構成された車体1を有する車両を例えば、列
車等に搭載して輸送する場合には以下のようにして列車
に車体1を固定することが多く行われている。
上記サイドシル8の貫通孔11、13の下側より、下端
が列車等の車両搭載部に連結された連結装置18の先端
が挿入されてサイドシル8を掛止する。
この連結装置18は例えば、上端にフック19が設けら
れて下側にねじ部が設けられた掛止体20と、下端が上
記列車の車両搭載部に連結されて上側に上記掛止体20
とは逆に切られたねじ部を有する連結体21と、上記掛
止体20と連結体21の双方のねじ部に螺合して、一方
に回転させると螺合を進行させて上記掛止体20と連結
体21とを引合うようになり、他方に回転させると、互
いに離間するターンバックル22とによって構成されて
いる。
そして、このような連結装置18によりサイドシル8の
上記サイドシルインナ9とリンホースメント12をフッ
ク19で車両搭載部側に引付けることで、上記サイドシ
ルアウタ14とサイドシルインナ9の下部のフランジ部
10、15のスポット溶接部が剥がれてしまうことがあ
った。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように列車等に車両を搭載して輸送する場合等に
は、車体のサイドシルに設けられた貫通孔にフックを掛
けて、車体を固定するが、このフックによる締付けでサ
イドシルアウタとサイドシルインナの下側に設けられた
フランジ部のスポット溶接が剥がれるという事情があっ
た。
この考案は上記事情に着目してなされたものであり、上
記貫通孔にフックを掛けて締付けても上記フランジ部相
互のスポット溶接が剥がれることを防止できる車体構造
を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段及び作用) この考案はサイドシルインナの内側に重合結合されたリ
ンホースメントの下側にサイドシルアウタに重合する延
長部を設け、この延長部とサイドシルアウタの互いに重
合する部分をボルトで締付けた締付け結合部を設けるこ
とにより、リンホースメントの下側に設けられた貫通孔
に車体運搬時のフックを掛けて締付けても耐えられるサ
イドシルを有する車体構造にある。
(実施例) この考案における一実施例を第1図および第2図を参照
して説明する。
図中において、23は略コ字状に折曲されたサイドシル
インナであり、このサイドシルインナ23の上下部には
フランジ部24、24が設けられている。また、サイド
シルインナ23の下側には上下方向に貫通する貫通孔2
5が穿設されている。
さらに、サイドシルインナ23の内側には、その内側形
状に沿うリンホースメント26が複数点スポット溶接す
ることによって結合されている。
このリンホースメント26の上記貫通孔25に対応する
部分には外側よりバーリング加工を施すことで貫通孔2
7が形成されている。
そして、上記フランジ部24、24にはサイドシルアウ
タ28のフランジ部29、29がスポット溶接によって
結合されている。
さらに、上記リンホースメント26の下端には上記サイ
ドシルアウタ28側に延長された延長部30が設けられ
て、このサイドシルアウタ28に重合している。
また、このサイドシルアウタ28とリンホースメント2
6が重合する部分には上下方向に貫通するボルト孔31
が穿設されるとともに、このボルト孔31の内側縁にナ
ット32が溶接によって結合されている。そして、ボル
ト孔31の外側よりボルト33が挿入されて上記ナット
32に螺合することで、サイドシルアウタ28とリンホ
ースメント26が結合されている。つまり、上記ナット
32とボルト33によって締付け結合部34が構成され
ている。
このように構成されることで、上記サイドシルインナ2
3とリンホースメント26に設けられた貫通孔26、2
7より図示しないフックを挿入して、その先端を掛止さ
せて、第1図における矢印F方向に車体を支える程度の
荷重が作用してもリンホースメント26を介してサイド
シルアウタ28でも受けることができ、その荷重に充分
に耐えることができる。
なお、上記貫通孔25、27はサイドシルインナ23お
よびリンホースメント26の前後方向に離間して複数個
設けられており、また、上記締付け結合部34も同様に
設けられている。
また、この考案は上記一実施例に限定されるものではな
い。例えば、第1図および第2図に示される溶接点や折
曲形状は、これに限定させるものではなく、同様の構成
および効果を持つ構造であればよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば従来から設けら
れていたサイドシルインナのリンホースメントをサイド
シルアウタ側に延長するとともに、このリンホースメン
トの延長部とサイドシルアウタをボルトで締付け結合す
ることで、車体を輸送する場合等にサイドシルインナに
設けられた貫通孔にフックを掛けて締付けても、リンホ
ースメントを介してサイドシルアウタでも荷重を受ける
ことができ、強度的に優れたサイドシルを有する車体構
造を提供できる。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図はこの考案における一実施例であ
り、第1図はサイドシルの正断面図、第2図は第1図の
要部の拡大断面図、第3図および第4図は従来例であ
り、第3図は乗用車両の車体構造を示す斜視図、第4図
は第3図におけるIV−IV線部分の断面図である。 23……サイドシルインナ、24……フランジ部、 25……貫通孔、26……リンホースメント、 27……貫通孔、28……サイドシルアウタ、 29……フランジ部、30……延長部、33……ボル
ト、 34……締付け結合部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 三宅 通弘 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)考案者 鈴木 俊之 愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地 日本 自動車エンジニアリング株式会社岡崎事業 所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイドシルインナの内側にスポット溶接で
    リンホースメントを重合結合し、このサイドシルインナ
    とリンホースメントの下側に双方を貫通し車体運搬時に
    フック等を掛ける貫通孔を設け、サイドシルアウタと上
    記サイドシルインナの上下のフランジ部をスポット溶接
    で結合した車体構造において、上記リンホースメントの
    下側に設けられサイドシルアウタに重合する延長部と、
    この延長部とサイドシルアウタの互いに重合する部分を
    ボルトで締付けた締付け結合部とを備えたことを特徴と
    する車体構造。
JP2379387U 1987-02-20 1987-02-20 車体構造 Expired - Lifetime JPH0630616Y2 (ja)

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JP2379387U JPH0630616Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20 車体構造

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JP2379387U JPH0630616Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20 車体構造

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Publication Number Publication Date
JPS63130385U JPS63130385U (ja) 1988-08-25
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ID=30822420

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6044563B2 (ja) * 2014-02-27 2016-12-14 マツダ株式会社 車両の車体下部構造
JP6044562B2 (ja) * 2014-02-27 2016-12-14 マツダ株式会社 車両の車体下部構造

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