JPS63298443A - デ−タ退避方式 - Google Patents

デ−タ退避方式

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JPS63298443A
JPS63298443A JP62131115A JP13111587A JPS63298443A JP S63298443 A JPS63298443 A JP S63298443A JP 62131115 A JP62131115 A JP 62131115A JP 13111587 A JP13111587 A JP 13111587A JP S63298443 A JPS63298443 A JP S63298443A
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Naomichi Nonaka
尚道 野中
Keiichi Nakane
啓一 中根
Teiji Kuwabara
禎司 桑原
Hiroyuki Koreeda
浩行 是枝
Kazunari Suzuki
一成 鈴木
Masanori Kawase
川瀬 正紀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、日本語ワードプロセッサ、パソコン等の文書
処理装置に係り、特にハードディスク等の2次記憶装置
を用いてマルチプログラム処理により統合文書処理を行
う文書処理装置に好適な文書データ退避方式に関する。
[従来の技術] 従来、日本語ワードプロセッサ等の文書処理装置におい
ては、ユーザが編集操作を誤って文書を破壊してしまっ
ても、容易に元の文書を復元できるように、編集操作は
元の文書の一時的コピーに対して行い、ユーザが編集終
了を指示した時点で初めてユーザの文書データの更新が
行われ、編集中に電源が切れてしまった場合は、編集中
文書は失われてしまっていた。
その為、編集中文書の一時保存を行う機能を設け、電源
切断時には一時保存を行った時点から編集を再開できる
ようになっていた。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来技術では、編集中文書の一時保存はユーザが自
ら行わなければならないため、保存し忘れていることが
しばしばあり、また電源切断時に対応するために定期的
に一時保存を行うことは、ユーザに編集作業以外の余分
な作業を強いることになるため、使い勝手の点で問題が
あった。
このように、従来技術において編集中文書が失われてし
まうのは、電源切断時にその内容が失われてしまう主メ
モリ上に編集中文書の一時的コピーを保持しているため
である。
一方、計算機システムにおいてマルチプログラム処理を
行う場合には、特公昭57−9092号公報に示される
ように、非常駐プログラムプログラムを主メモリと2次
記憶装置との間で退避/回復処理を行うことにより実現
することは、広く知られた方式である。
テキスト、図形、グラフ等が一つの文書中に混在する統
合文書処理を上記文書処理装置で実現する場合、文書デ
ータの編集プログラムを用意し、これらプログラムを上
記退避/回復処理及びマルチウィンドウ機能を用いて並
行実行することにより編集処理を行うことが考えられる
が、このような方式をとった場合、電源断時には2次記
憶装置上に退避されていた編集データは残るものの、主
メモリ上の全ての編集データは失われてしまい、全体と
しては関連のとれた文書データとして再現することは行
いえない。
その為、従来と同様に一時保存を行うことが考えられる
が、全ての関連するデータを文書データとして保存する
必要があるため、保存処理にはかなりの時間を必要とす
る。また複数の文書を同時に編集可能であるため、一時
保存指示もどの文書を対象とするかを指示してやる必要
があるため、指示自身も煩雑な指示を行わねばならない
本発明の目的は、電源切断時にも殆どの編集中データを
失うことなく、電源回復時に容易に以前の編集中データ
を回復し、Ig集を続行できるマルチウィンドウ統合文
書処理システムを実現することであり、また上記統合文
書処理システムにおいて、簡単な一時保存指示操作で、
複数の統合文書データの一時保存処理を実現することで
ある。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的は、次の手段によって達成される。
非常駐プログラムの2次記憶装置への退避/回復により
マルチプログラミングを行い、複数の非常駐プログラム
により統合文書処理を実現する文書処理装置で、非常駐
プログラムとしての文書編集プログラムと、非常駐プロ
グラムの退避/回復処理を行う退避/回復プログラムと
、文書回復プログラムを設け、2次記憶装置上には、編
集プログラムを退避するための退避エリアと、主メモリ
上の文書データを一時ファイルとして保存するファイル
エリアを設ける。
[作用] 文書編集プログラムは、主メモリ上に編集すべき文書デ
ータのコピーを作成した後、ユーザからの指示に従って
メモリ上文書データに対してg束処理を行い、ユーザの
文書データの更新を行う。
そして複数の文書掩集プログラムの共同作業として統合
文書処理を′/:う 退避/回復プログ2〕ム1工、複数個並行動作する文書
編集プロゲラIs k、’対し、で、動作する編集プロ
グラムの切替え時に、÷、メモ:i上の非常駐プログラ
ムエリアと2次記憶装置全の辺避エリア、主メモリ上の
文書データエ1ノアと2次記憶装置上のファイルエリア
との間でそ才、でれ退避と回復を行い、マルチプログラ
ム処理を実現する。
文書回復プログラムは、電源が入れられた際に編集プロ
グラムより先に実行され、2次記憶装置のファイルエリ
ア内に一時ファイルがあれば、その一時ファイルをユー
ザの文書ファイルとして登録する。
2次記憶装置上の退避エリアは、編集プログラムの退避
/回復処理が高速に行えるように、各プログラム毎に連
続したエリアに分割して使用され、その二′リア管理デ
ータも主メモリ上に持つことにより処理の高速化を行っ
ている。
2次記憶装置上のファイルエリアは、主メモリ上の文書
データをファイルとして退避するために使用され、各フ
ァイル毎の管理データも同じく2次記憶装置上のファイ
ルエリア内に持ち、電源が切られてもデータ構造が保存
できるようになっている。
(以下  余白) [実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第2図は本発明の一実施例が動作するハードウェアの一
例の構成図である。
本実施例のハードウェアは、編集処理等を行うCPU 
(処理装置)1、CPUIが実行すべきプログラムや編
集中の文書データを記憶する主メモリ2、非常駐プログ
ラムや編集済或いは編集中の文書データ等を格納するハ
ードディスク3、編集終了後の文書を格納するフロッピ
ー41文字や編゛集機能を入力するキーボード5、編集
結果等を表示するディスプレイ6、編集結果を印字する
プリンタ7よりなる。
主メモリ2上には第1図に示すように常駐エリア21及
び一つ以上のコアブロック22が置かれ、コアブロック
22は更にプログラム部221及びデータ部222にわ
けられる。 ハードディスク3上にはプログラムエリア
31、コアブロック22と同数の退避エリア32及びフ
ァイルエリア33がおかれる。
プログラムエリア31には一つ以上のプログラムエリア
311がおかれる。退避エリア32は一つ以上の退避区
画321に分割されており、ファイルエリア31内に一
時ファイル331が作成される。
オペレーティングシステム(以下O8と略す)11、プ
ログラム退避/回復プログラム12、データ退避/回復
プログラム13及び文書回復プログラム14は常駐エリ
ア21におかれ、CPUIがこれらプログラムを実行し
てシステムとしての処理を行う。
08IIの中には、後述するファイル管理プログラム1
11がある。
第3図〜第6図に本システムの制御データ構造を示す。
第3図はプログラム制御データ(以下PCDと略す)3
00の構造を示しており、第4図はコアブロック制御ブ
ロック(以下CBCBと略す)400、第5図は退避エ
リア制御ブロック(以下5ACBと略す)、第6図はタ
スク制御ブロック(以下TCBと略す)600の構造を
示す。これらは主メモリ2に置かれる。
非常駐プログラム311や文書回復プログラム14など
のプログラムは、oSllによりタスクとして生成され
て実行が行われる。これらプログラムを管理するデータ
がPCD300であり、タスクを管理するデータがT 
CB 600である。プログラムに非常駐プログラム3
11 とそれ以外のプログラムがあるのに対応して、タ
スクにも非常駐タスクと常駐タスクがある。常駐タスク
は常駐エリア21におかれ、非常駐タスクはコアブロッ
ク22におかれる。
03IIは、プログラム退避/回復プログラム12及び
データ退避/回復プログラム13の実行を制御して、コ
アブロック22の内容を退避区画321および一時ファ
イル331に退避し、また以前退避した内容を回復する
ことにより、一つのコアブロック22内で複数の非常駐
タスクの並行実行を行う。CB CB 400はコアブ
ロック22の管理、5ACB500は退避エリア32の
管理に使用される。
このようなシステムの下で、統合文書データの編集処理
は、非常駐プログラム311の処理として実現される。
非常駐プログラム311には文書全体の構成を管理する
文書マネージャプログラム311aおよびテキスト、図
形等の個々の要素データの編集を行う複数種類の編集プ
ログラム311bがある。
統合文書は、テキスト、図形、グラフ等の個々の要素デ
ータからなる矩形の領域の集合体として実現され、各領
域の重なりや領域間の排他を行うことにより、多様な表
現を可能にしている。
このような統合文書の編集はマルチウィンドウ環境下で
行われ、文書の領域自身のg!集と、領域内の要素デー
タのIg集は別々のウィンドウ内で行われる。これら編
集処理のうち、領域の編集は文書マネージャプログラム
311aによって行われ、領域内データの編集は要素デ
ータの種類に対応した編集プログラム311bにより行
われる。
統合文書ファイルもまた領域間の関係を示す文書構成デ
ータファイルと個々の領域の内容を示す文書領域データ
ファイルとで構成される。文書領域データファイルは1
編集プログラム311bによって処理されるデータファ
イルであり、その内容はプログラム実行時にはコアブロ
ック22内のデータ部222におかれ、一時ファイル3
31 として退避される。文書構成データファイルは文
書マネージャプログラム311aによって処理されるデ
ータファイルであり、実行時には同様にデータ部222
に置かれて、一時ファイル331として退避される。
文書構成データファイルには文書構成データ70が格納
される。文書構成データ70構造を第7図に示す。文書
構成データ70内には文書ページ制御ブロック(以下D
PCBと略す)71及び文書領域管理ブロック(以下D
FCBと略す)72がある。DFCB72は個々の領域
を管理し、DPCB71は文書の各ページ毎の重なり順
を管理する。
DFCB72内にはリンクポインタ721、領域位置7
22.領域サイズ723、領域属性724、データタイ
プ725.ファイル名726の各フィールドがある。領
域位置722及び領域サイズ723はページ内での領域
の位置とサイズを示し、領域属性724は、透明、排他
等の他の領域との関係を示す属性を示す。データタイプ
725はテキスト、図形等のその領域の要素データ種別
を示し、ファイル名726はその領域に対応する文書領
域データファイルのファイル名を示す。
DPCB71内にはリンクポインタ711があり、DF
CB72内のリンクポインタ721 と組合せて、各ペ
ージ毎にページ内の領域を表すDFCB72を領域の重
なり順で並べたリストを形成する。
文書の編集を行う際は、新たに文書を作成する或いは既
存の文書を更新すると行った2通りの処理があるが、い
ずれの場合も編集処理は08IIが文書マネージャプロ
グラム311aを起動することによって開始され、起動
時のパラメータにより新規文書の作成か既存文書の更新
かが示され、また既存文書の更新の場合はその文書ファ
イル名も渡される。ここで文書ファイル名というのは文
書構成データファイル名のことであり、統合文書の文書
ファイル名は文書構成データファイル名により代表され
る。統合文書を構成する他の文書領域データファイル名
は、文書構成データ70内のファイル名726より求め
られる。
第8図(a) 、 (b) 、 (c、)に文書マネー
ジャブ口グラム311aの流れ図を示す。文書マネージ
ャプログラム311aはまずステップ1501で新規文
書作成か否かを判定し、新規文書の場合はステップ15
06でデータ部222内に新規文書、つまり領域が何も
ない状態の文書構成データ70を作成し、ステップ15
05に進む。
既存文書更新の場合は、ステップ1502でフロッピー
4よゞり指定された文書構成データファイルをコアブロ
ック内データ部222へと読み込み、ステップ1503
で読み込んだ文書構成データ70内のファイル名726
を元にフロッピー4内の文書領域データファイルをハー
ドディスク3内のファイルエリア33にコピーして一時
ファイル331 を作成する。
尚、一時ファイル331のファイル名は、元となったフ
ァイルのファイル名と1対1に対応する名前であり、一
時ファイル名とユーザの文書ファイル名の相互変換は一
意的に行えるようになっている。
次にステップ1504でデータ部222内のファイル名
726を全作成した一時ファイル名に変更し、ステップ
1505で文書構成データ70を一時ファイル331と
してファイルエリア33に書き込む。そしてステップ1
507で令書き込んだ一時ファイル名を0811に対し
て通知して登録を行う。こうして登録を行うことにより
初めてデータ退避/回復プログラム13によるデータ部
222の退避/回復処理が行われるのであるが、その処
理手順については後述する。
ステップ1508でユーザからの操作指示を入力し、ス
テップ1509〜1512で指示内容を判定して対応す
る処理を行うことを、以後編集終了が指示されるまで繰
り返す。ステップ1512まで進んでも判定が行えない
場合は入力エラーであるから、ステップ1513でその
旨表示し、ステップ1508に戻って処理を続ける。
指示が領域の新規作成であった場合は第8図(b)のス
テップ1515へと進み、文書構成データ70内に新し
くDFCB72を作成して必要なデータを設定し、ステ
ップ1516で新たな文書領域データ用の一時ファイル
331を作成してそのファイル名をDPCB72内のフ
ァイル名726に設定するとともに、ステップ1517
でその領域の種類に対応した編集プログラム311bを
非常駐タスクとして生成し、ステップ1518でそのタ
スクに対して一時ファイル名を登録し、ステップ151
9で生成したタスクを起動して領域内データの作成を行
う。
指示が領域内データの編集であった場合はステップ15
17へと進み、上記処理を行う。
指示が編集終了指示であった場合は第8図(Q)のステ
ップ1520へと進み、ユーザ文書ファイルの更新を行
うかを判定し、行わない場合はステップ1524へと進
む。 更新を行う場合はステップ1521で領域データ
の一時ファイル331 をフロッピー4上にユーザ文書
領域データファイルとしてファイル名の変換を行ってコ
ピーする。このときフロッピー4上に同一名称のファイ
ルがある場合は、旧ファイルの内容はコピー処理によっ
て一時ファイル331の内容に変更される。
次にステップ1522でメモリ上にある文書構成データ
70内のファイル名726を一時ファイルの名前からユ
ーザ文書領域データファイルの名前に変更し、ステップ
1523で文書構成データ70をユーザ文書構成データ
ファイルとしてフロッピー4上に書込み、ステップ15
24でこの文書の編集処理において作成した全ての一時
ファイル331を削除し、文書編集処理を終了する。
指示が上記以外の編集指示、例えば領域の移動や領域の
属性変更と行った指示の場合はステップ1514で対応
する編集処理を行う。
以上が文書マネージャプログラム311aの処理手順で
ある。
個々の要素データに対応した編集プログラム311bの
処理手順及びそれらプログラムが扱う領域データの構造
は、ワードプロセッサやパーソナルコンピュータ上のワ
ードプロセッサソフト等によって実現されている良く知
られた技術であるため、本発明では特に説明を行わない
このような統合文書の編集処理プログラムを実行し、プ
ログラムやデータの退避/回復処理を行うシステムプロ
グラムの処理を次に説明する。
まず各制御データの内容について述べる。
PCD300は、常駐エリア21におかれ、プログラム
区分301、プログラム開始アドレス302、スタック
ポインタ初期値303、固有優先度304、コアブロッ
ク番号305、初期ロードサイズ306、プログラム退
避サイズ307、データエリア先頭アドレス308.デ
ータ退避サイズ309、の各々のフィールドを持つ。
プログラム区分301は、非常駐か常駐かの区分けを示
す。プログラム開始アドレス302及びスタックポイン
タ初期値303の値は、プログラムがタスクとして最初
に実行される際の初期値として使われ、固有優先度30
4の値はT CB 600内のタスク優先度606の初
期値として使われる。
フィールド305〜3010は非常駐の場合のみ使われ
るフィールドであり、コアブロック番号305はプログ
ラムが実行されるコアブロック22の番号、プログラム
格納位置3010は非常駐プログラム311からコアブ
ロック22へと最初に転送するデータの量であり、プロ
グラム退避サイズ307は、非常駐タスクをコアブロッ
ク22から退避区画321へと退避する際に転送するデ
ータ量である。
デ−タエリア先頭アドレス308は、コアブロック22
をプログラム部221 とデータ部222とに分割する
点のアドレスであり、このアドレス以前がプログラム部
221 となり、以後がデータ部222となる。データ
退避サイズ309は、非常駐タスクを退避する際に、書
き込むデータ量を示す。
CBCB400は、コアブロック22と同数、常駐エリ
ア21におかれ、コアブロック先頭アドレス401、コ
アブロック長402.コアブロック占有中タスク403
、占有待ち行列404、ロード指示タスク405.5A
CBアドレス406の各フィールドを持つ。
コアブロック先頭アドレス401及びコアブロック長4
02は、主メモリ2上のコアブロック22の位置と大き
さを示す、5ACBアドレス406はコアブロック22
に対応する退避エリア32を管理するSA CB 50
0のアドレスを示す。
コアブロック占有中タスク403は、現在コアブロック
上にあるタスクを示し、占有待ち行列404は、そのコ
アブロック22を使用しようとして待ちになっているタ
スクの待ち行列の先頭を示し、ロード指示タスク405
はプログラム退避/回復プログラム12が次にコアブロ
ック22に回復すべきタスクの実行を制御するために使
用する。
5ACB500は、退避エリア開始位置501、退避区
画長502、退避区画数503及び退避区画数503と
同数の退避区画占有中タスク504の各フィールドを持
つ。
退避エリア32はコアブロック22と1対1に対応して
おり、そのコアブロック22で動作する非常駐タスクの
退避のために使用されるのだが、退避エリア32はさら
に退避区画321に退避される。従って一つのコアブロ
ック22に対して、退避区画321の数までの非常駐タ
スクが並行して動作可能である。
退避エリア開始位置501は退避エリア32のハードデ
ィスク2上での位置を示し、退避区画長502及び退避
区画数503はそれぞれ退避区画321の長さと数を示
す。退避区画占有中タスク504は個々の退避区画32
1 を占有中のタスクを示す。
T CB 600はリンクポインタ601、タスク数6
02、タスクスタックアドレス603、CBCBアドレ
ス604、占有中退避区画番号605.タスク優先度6
06及び一時ファイル名607の各フィールドを持つ。
リンクポインタ601は待ち行列を形成するために使用
され、タスク状態602及びタスク優先度606ととも
に03IIがタスクの実行を制御するために使われる。
タスクスタックアドレス603は、タスク毎に持つスタ
ックのタスク実行中断時点での値を持っており、03I
Iがタスクを再開させるときはこの値をもとに必要な情
報を獲得して再開を行う。
CBCBアドレス604はタスクが非常駐である場合に
、そのタスクが動作するコアブロック22のCBCB4
00を示す。また占有中退避区画番号605はコアブロ
ック22に対応する退避エリア32の退避区画321の
いずれを占有しているかを示す。
一時ファイル名607は、コアブロック22中のデ−タ
部222を退避する際の一時ファイル331の名前を示
し、非常駐プログラム311が実行中に登録を行うこと
により値が設定される。
0811はこれらのデータを用いてタスクの実行を制御
する。○Sllの処理の中で、タスクの実行制御を行う
部分の流れ図を第9図に示す。
まずステップ1101で最高優先度のタスクを選択し、
ステップ1102でそのタスクのT CB 600タス
ク状態602の値によりタスクがメモリ上にあるかどう
かを調べ、ある場合はステップ1103へと進んでタス
ク処理を再開する。
メモリ上にない場合は、ステップ1104へと進み、占
有中退避区画番号605を調べて、退避区画321が既
に割当てられているときはステップ1107へと進む。
割当てられていない場合は、ステップ1105でTCB
600のCBCBアドレス604からCBCB400の
5ACBアドレス406とたどった5ACB400の退
避区画占有中タスク504の値より退避区画321に空
きがあるかを調べ、な、い場合はステップ111Oへと
進み、ある場合はステップ1106で退避区画占有中タ
スク504及び占有中退避区画番号605を更新して退
避区画321をタスクへと割当ててステップ1107へ
進む。
ステップ1107ではコアブロック占有中タスク403
の値よりコアブロック22が空いているかを調べ、空い
ているときはステップ1109.空いていないときはス
テップ1108へと進む。ステップ1108では占有中
タスクのタスク状態602よりタスクが退避可能かどう
かを調べ、可能ならステップ1109、不可ならばステ
ップ1110へと進む。
ステップ1109でCBCB600のロード指示タスク
405に再開しようとしているタスクを設定して。
プログラム退避/回復プログラム12を起動してコアブ
ロック22内の入替えを行い、ステップ1101へと戻
る。
ステップ1110では、再開しようとしたタスクをCB
CB400内の占有待ち行列404へとつないで待ちに
し、ステップ1101へと戻る。
第10図にプログラム退避/回復プログラム12の処理
の流れ図を示す。
プログラムはまずステップ1201でロード指示タスク
405に値が設定されているかを調べ、なければ何もし
ない。設定されていればステップ1202へと進み、コ
アブロック占有中タスク403の値を調べ、占有中タス
クがあればステップ1203へと移って退避処理を行い
、なければステップ1205へ移って回復処理のみを行
う。
ステップ1203でコアブロック22内のプログラム部
221の内容を退避区画321へと転送する。引き続い
てステップ1204で退避処理を行うことを指示してデ
ータ退避/回復プログラム13を起動し、データ部22
2を一時ファイル331に退避する。
ステップ1205では、ロード指示タスク405の示す
タスクのT CB 400のタスク状態を調べ、それが
初期ロード、つまりタスクが作成されて初めて実行され
る場合であればステップ1208へ、そうでなければス
テップ1206へと進む。
ステップ1206ではプログラム部221 を退避区画
311から回復し、ステップ1207では回復を指示し
てデータ退避/回復プログラム13を起動し、データ部
222を一時ファイル331 から回復する。
ステップ1208では、プログラムエリア31からプロ
グラム部221へと非常駐プログラム311 を転送し
、ステップ1207へ進む。
以上が1つのコアブロック22に対するプログラム退避
/回復プログラム12の処理であり、コアブロック22
が複数ある場合は、個々のコアブロックに対して上述の
処理を行う。
第11図にデータ退避/回復プログラム13の流れ図を
示す。
まずステップ1301でT CB 600内の一時ファ
イル名607に、ファイル名が登録されているかどうか
を調べ、登録されていない場合は何もせずに処理を終了
する。
登録されている場合はステップ1302で退避を行うの
か回復を行うのかを判定し、退避ならステップ1304
、回復ならステップ1303へと進む。ステップ130
3では一時ファイル331 をデータ部222へと読み
込み、ステップ1304では逆にデータ部222を一時
ファイル331へと書き込む。ファイルの読み込みや書
き込みは○Sllの一部であるファイル管理プログラム
111が行う。これはさきほど説明した文書マネージャ
プログラム311a中でのファイルの読み書き処理の場
合も同様である。
ファイル管理プログラム111はハードディスク3のデ
ータエリア33で生成される一時ファイル331や、フ
ロッピー4の文書ファイル等を管理するプログラムであ
り、一時ファイルの読み書きはファイル管理プログラム
111が提供するSVC(スーパバイザコール)を用い
て、ファイル管理プログラム111の機能を呼び出す事
によって行う。ファイル管理プログラムやSvC等は良
く知られた技術であり、パーソナルコンピュータやワー
クステーション等のO8で広く実現されているため、こ
こでは特に説明は行わない。
第12図に文書回復プログラム14の流れ図を示す。
文書回復プログラム14は電源投入時に毎回必ず実行さ
れる。まずステップ1401で、ファイルエリア33内
に一時ファイル331が存在するかどうかを調べ、無け
れば何もせずに処理を終了する。
一時ファイル331が存在する場合は、ステップ140
2でそれら一時ファイル331 を全てフロッピー4上
にユーザ文書ファイルとして転送して再編集を可能とす
る。この際、文書マネージャプログラム311aのステ
ップ1521〜1523で行った処理と同様の処理を行
い、一時ファイル名からユーザの文書ファイル名へと文
書構成データ70内のファイル名726も含めて変換を
行うのだが、文書ファイル名としては元々の文書ファイ
ル名であることが明白にわかる文書名へと更に変換を加
えた名称を用いる。
以上説明してきたように、本システムでは統合文書I!
猿の際、編集中の文書データをハードディスク3上のフ
ァイルエリア33に一時ファイル331という形式で退
避/回復処理を行う。従って不意に電源が切れた場合で
も、失われるのはその時点で主メモリ上にあったプログ
ラムの編集中データだけであり、編集中文書データの大
部分は最新の状態でハードディスク3上に残されており
、また失われてしまった部分のデータも、それ以前に退
避されていた、必ずしも最新とは言えないデータは残っ
ているため、データを回復する際はその失われた最新の
部分だけを再現すれば良い。
また本実施例においては、プログラムの退避処理とデー
タの退避処理を別々のプログラムにより行っている。従
ってデータの退避処理はプログラムの退避処理とは独立
した処理として実行可能であり、文書マネージャプログ
ラムや、要素データ編集プログラムの編集機能として「
一時保存」を設け、退避処理を指示してデータ退避/回
復プログラムを実行することにより、一時ファイルの内
容は全て最新の状態にすることができるため、プログラ
ムの簡単な追加を行うだけで全編集中文書の一時保存が
行える。
さらに、O8内部でキー人力の監視を行い、一定時間キ
ー人力が行われていないことを検出するのは比較的容易
な処理であり、O8がキー人カ無し時にデータ退避/回
復プログラムを起動して一時ファイルの内容を更新して
やることで、ユーザの編集操作をじゃますること無く編
集中データの退避を行うことができる。
また本実施例では、一時ファイルとユーザ文書ファイル
は異なる記憶装置上におかれていたが、これらを同一の
記憶装置上にとることももちろん可能である。
本実施例によれば、非常駐タスクの退避/回復処理を行
う際、タスク内のデータ部分をプログラム部分とは別に
一時ファイルとして退避処理を行うことにより、統合文
書処理という複数のタスクの並行処理によって一つの文
書の編集処理が行われる際、編集中文書データは全て一
時ファイルとしてハードディスク上に退避され、しかも
その大部分は常に最新の状態が保たれるために、電源切
断時に編集中であった文書データの大部分が容易に再現
できる。またこうした退避処理はユーザの指示によって
行われるのではなく、システムにより自動的に行われる
ため、ユーザは編集作業中に、編集処理とは関係のない
一時退避処理を実行する必要が無い。この際、一時ファ
イルとして退避されるのはデータ部分だけであり、プロ
グラム部分は従来と同様の方法で退避されるため、オー
バーヘッドの増加は最小限に抑えられる。
また、従来と同様に一時保存を行うことで1編集中の全
データを退避することも可能であるが、その際、実際に
退避するのは、主メモリ上にある編集中データだけでよ
いため、退避に要する時間が少なくてすむ。
さらに、キー人力監視による退避を併用した場合は、電
源切断時に編集中であった文書が最新の状態で保存され
ている可能性を更に高めることができる。
このように編集中データの退避を行うことで。
電源切断時にユーザの編集中文書が失われることは非常
に少なくなるため、使い勝手が向上する。
(以下  余白) [発明の効果] 本発明によれば、統合文書処理を行う際、ユーザが自ら
一時保存指示を行わなくても、編集中文書の大部分は最
新の状態で一時保存が行われているため、不測の原因に
より電源が切断された場合であっても、編集中文書をほ
ぼ最新の状態で復元が可能であり、また一時保存指示を
行う場合も、主記憶装置上の編集中データを退避するだ
けでよいため、一時保存処理に要する時間が短縮され、
使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は本発明の
一実施例のハードウェア構成図、第3図はPCDのデー
タ構成図、第4図はCBCBのデータ構成図、第5図は
5ACBのデータ構成図、第6図はTCBのデータ構成
図、第7図は文書構成データの構成図、第8図は文書マ
ネージャプログラムの流れ図、第9図はO8の一部の流
れ図、第10図はプログラム退避/回復プログラムの流
れ図、第11図はデータ退避/回復プログラムの流れ図
、第12図は文書回復プログラムの流れ図である。 ■・・・CPU 2・・・主メモリ 3・・・ハードディスク 4・・・フロッピー 21・・・常駐エリア 22・・・コアブロック 31・・・プログラムエリア 32・・・退避エリア 33・・・ファイルエリア 11・・・08 12・・・プログラム退避/回復プログラム13・・・
データ退避/回復プログラム14・・・文書回復プログ
ラム 311a・・・文書マネージャプログラム図面の浄さ 第 j 区 第 2 区 第 −1回 第 4− ■ 第 5 目 第 6 図 丁−CB60θ 第 7 図 88 閉 第9図 第 10  園 躬 jl  区 812図 手続補正書(方式) 事件の表示 昭和62 年特許願第 131115  号発明ノ名称
  データ退避方式 補正をする者 譜と1係 特許出願人 名 称  15101株式会トt 日 立 製 作 所
代  理   人 居 所  〒100東京都千代田区丸の内−丁目5番1
号株式会社日立製作所内 ?i1話m岬212−111
14大代表)1 本願明細書・添付図面第1図〜第12
図を別紙のとおシ補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、処理装置、主記憶装置、2次記憶装置、表示装置、
    印刷装置及び入力装置を備え、該主記憶装置内に常駐エ
    リアと非常駐エリアを設けて、該非常駐エリアに格納さ
    れた非常駐プログラムを上記主記憶装置から上記2次記
    憶装置へと退避し、また上記2次記憶装置から上記主記
    憶装置へと非常駐プログラムを回復する退避/回復方式
    により多重プログラミング処理を行う装置において、 統合文書を構成する個々の要素データと、 上記要素データを管理して統合文書全体の構成を示す文
    書構成データと、 上記非常駐プログラムを構成する、上記文書構成データ
    を管理する第一の非常駐プログラム手段、並びに上記要
    素データの編集を行う第二の非常駐プログラム手段と、 上記2次記憶装置上に設けられた退避エリアと、 同じく上記2次記憶装置上に設けられたファイルエリア
    と、 退避/回復処理を行う際に、上記非常駐プログラムの持
    つ編集中データを一時ファイルとして上記ファイルエリ
    アへ退避する手段と、 電源投入時に、上記ファイルエリア内の上記一時ファイ
    ルを通常のユーザ文書ファイルとして登録を行う手段と
    を備えて構成することを特徴とするデータ退避方式。 2、上記退避エリア及び上記ファイルエリアへの上記非
    常駐プログラム及び上記編集中データの退避を、利用者
    の一時保存指示により行うことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のデータ退避方式。 3、上記退避エリア及び上記ファイルエリアへの上記非
    常駐プログラム及び上記編集中データの退避を、一定時
    間利用者からの入力が行われなかったことを検出するこ
    とにより実行することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項あるいは第2項記載のデータ退避方式。
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