JPH05233411A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH05233411A
JPH05233411A JP4072943A JP7294392A JPH05233411A JP H05233411 A JPH05233411 A JP H05233411A JP 4072943 A JP4072943 A JP 4072943A JP 7294392 A JP7294392 A JP 7294392A JP H05233411 A JPH05233411 A JP H05233411A
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JP4072943A
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Takashi Matsuo
貴士 松尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 いつでも所望の削除ファイルを簡単な操作で
復活できる。 【構成】 所定の記憶媒体に登録された各ファイルに対
する削除指示がなされると、CPU12が削除指示ファ
イルを記憶媒体内の復活バインダに順次自動登録させて
おき、削除ファイル復活要求が入力されたら、CPU1
2が復活バインダに登録された所望の削除ファイルをカ
レントバインダに復活させる構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイル管理機能を有
する文書処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置では編集された文書
ファイル等を記憶媒体、例えばフロッピ−ディスク,ハ
−ドディスク等に登録して、ファイルの更新,削除,複
写等のファイル処理をできるように構成されている。
【0003】この場合において、ファイルの削除処理で
は、登録された文書ファイルに対してユーザが任意に削
除対象から除外するための何らかの削除禁止情報を設定
可能に構成されており、削除禁止が設定されたファイル
には削除禁止情報が付加されて他のファイルと識別可能
に表示するようにファイルを管理している。
【0004】さらに、この種の装置でファイルの削除処
理を実行する場合、復活不可能にファイル管理を行うタ
イプと、再保存指示に応じて応じて更新前の文書を最新
の再保存文書として記憶するファイル管理タイプとがあ
った。
【0005】また、この種の装置でファイルの複写処理
を実行する場合、フロッピ−ディスクのドライブ数が単
一の場合、1つのファイルを複数のフロッピ−ディスク
等に複写する場合、複写元のフロッピ−ディスクの指定
ファイルを本体メモリに読み込み、次いで、複写先のフ
ロッピ−ディスクに本体メモリ内のファイルを書込みす
る処理を繰り返し実行して、所望のファイルを他のフロ
ッピ−ディスク等の記憶媒体にファイルを複写してい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の文書
処理装置において、複数の複写先へのファイルの複写処
理を実行する場合、上記のように複写元のフロッピ−デ
ィスクから本体メモリ内へファイルを書込みする処理を
毎回実行する必要があるので、ファイル複写処理に長時
間を要し、本体の処理が中断または低速となってしまう
とともに、操作者の操作負担が重いという問題点があっ
た。
【0007】また、この種の装置においてファイル削除
処理を実行する場合には、ユーザがファイル一覧を参照
しながら、削除対象ファイルを選択するが、上記のよう
に削除禁止が設定されたファイルとそうでないファイル
が混在する形式でファイル一覧表示されているので、識
別しづらく上記削除ファイル選択操作が面倒となる。
【0008】さらに、表示されるファイル数および削除
禁止ファイルが多いと、削除禁止ファイルばかりが表示
されてしまい、目的の削除指示するファイルを表示する
までに画面スクロール等の操作が必要となる場合もあっ
た。
【0009】また、上記のように復活不可能にファイル
を管理する場合は、ファイル復活の可能性がないので、
ユーザはファイル削除指示に対して十分な確認操作が必
要となり、ユーザの操作負担が重く、削除後の復活に多
大な労力負担を伴う場合が多い。
【0010】一方、再保存時に更新前の文書等を最新の
再保存文書として記憶するファイル管理をする場合に
は、再保存という操作実行のみ、かつ対象となったファ
イルのみが他のファイル名で呼出し可能であるに過ぎ
ず、また、新たな再保存処理を同一ファイル記憶手段内
で実行すると、それまでの最新の再保存文書のファイル
は異なるファイルに書き換えられてしまうため、呼出し
可能なファイルに制限が多く、誤った操作等による削除
ファイルの復活という本来の復活要求には十分答えられ
ない等の問題点があった。
【0011】本発明は、上記の幾多の問題点を解決する
ためになされたもので、第1の発明は、ファイル削除を
伴う操作に基づいてユーザの復活要求に係わらず、復活
ファイルに自動登録することにより、所望の削除ファイ
ルを簡単な操作で通常のファイルとして復活できるデー
タ保護に優れた文書処理装置を提供することを目的とす
る。
【0012】また、第2の発明は、ファイル削除操作指
示時に、ファイル削除指示状態に基づいて登録ファイル
一覧を検索して削除可能ファイルのみを抽出して一覧表
示することにより、ユーザが削除可能なファイルを容易
に判別できるとともに、削除可能なファイルを同時に数
多く画面表示することができる文書処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0013】さらに、第3の発明は、読み出された複写
元のファイルを一時保存しながら複写先の記憶メディア
に順次複写することにより、複写元のファイルを複数の
複写先の記憶メディアに効率よく複写できる文書処理装
置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の記憶媒体に登録された各ファイルに対する削
除指示状態に基づいて削除指示ファイルを記憶媒体内の
復活バインダに順次自動登録する削除ファイル登録手段
と、削除ファイル復活要求に基づいて復活バインダに登
録された所望の削除ファイルをカレントバインダに復活
可能に管理する削除ファイル管理手段とを有する文書処
理装置。
【0015】本発明に係る第2の発明は、ファイル削除
指示状態に基づいて記憶媒体に登録されたファイルを検
索して削除可能ファイルを抽出して表示手段に一覧表示
する削除ファイル管理手段を有する文書処理装置。
【0016】本発明に係る第3の発明は、複写元数対複
写先数が1:nの複写モードが設定された際に、所定の
記憶媒体から読み出される複写元指定ファイルを読出し
て一時記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された
複写元指定ファイルを順次入力される複写開始指示に基
づいて複数の記憶媒体への個別複写を管理するファイル
管理手段とを有する文書処理装置。
【0017】
【作用】第1の発明においては、所定の記憶媒体に登録
された各ファイルに対する削除指示がなされると、削除
ファイル登録手段が削除指示ファイルを記憶媒体内の復
活バインダに順次自動登録させておき、削除ファイル復
活要求が入力されたら、削除ファイル管理手段が復活バ
インダに登録された所望の削除ファイルをカレントバイ
ンダに復活させ、削除したファイルを容易に復活させる
ことを可能とする。
【0018】第2の発明においては、ファイル削除が指
示されると、削除ファイル管理手段が記憶媒体に登録さ
れたファイルを検索して削除可能ファイルを抽出して表
示手段に一覧表示させ、削除可能ファイルのみを一覧表
示させることを可能とする。
【0019】第3の発明においては、複写元数対複写先
数が1:nの複写モードが設定されると、記憶手段に所
定の記憶媒体から読み出される複写元指定ファイルが読
み出されて一時保存され、順次入力される複写開始指示
に基づいてファイル管理手段が記憶された複写元指定フ
ァイルの複数の記憶媒体への個別複写を管理し、複写元
指定ファイルを1度読み込むだけで、複数の記憶媒体に
継続して複写元指定ファイルを複写可能とする。
【0020】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す文書処理装置
の構成を説明するブロック図であり、本発明は複数の機
器から構成されるシステムに適用してもいいし、1つの
機器からなる装置に適用してもいいし、システムまたは
装置にプログラムを供給することによって達成して適用
しても良いことはいうまでもない。
【0021】図において、12はCPUで、ROM13
に記憶された制御プログラムに基づいてアドレスバスA
B,データバスDB,コントロールバスCBから構成さ
れシステムバス20に接続される各デバイスとのアクセ
スを総括的に制御する。
【0022】14はRAMで、キーボード11から入力
された文字コードに対応する書デ−タを記憶する文書バ
ッファ15,制御情報を記憶するコントロールバッファ
17,辞書バッファ18等から構成されている。16は
カーソルレジスタで、キーボード11から指示されるカ
ーソル移動キー(上矢印キー,下矢印キー,右矢印キ
ー,左矢印キー)の指示に従って変更されるカーソルの
アドレスを保持する。19はCRTディスプレイで、C
RTコントローラ19Cにより表示内容が制御されてお
り、VRAM19Aに書き込まれた内容を表示する。1
9Bはキャラクタジェネレータ(CG)で、入力された
文字コード,罫線コード等に対応するドットパターンを
CRTディスプレイ19で設定される1文字のドットマ
トリクスサイズに対応して発生させる。21は外部記憶
装置(DISK)で、フロッピーディスク(FD),ハ
ードディスク(HD)等で構成される。22はプリンタ
装置(PRT)で、RAM14に編集された文書データ
に基づいて記録媒体に印字処理を行なう。プリンタ装置
22は接続可能なプリンタファミリ中の所望の印字方式
のプリンタを選択でき、例えばバブルジェット方式のプ
リンタ,レーザビーム方式のプリンタ,サーマル方式の
プリンタ等を使用することができる。
【0023】このように構成された文書処理装置におい
て、所定の記憶媒体(外部記憶装置21)に登録された
各ファイルに対する削除指示がなされると、削除ファイ
ル登録手段(CPU12の機能処理による)が削除指示
ファイルを記憶媒体内の復活バインダに順次自動登録さ
せておき、削除ファイル復活要求が入力されたら、削除
ファイル管理手段(CPU12の機能処理による)が復
活バインダに登録された所望の削除ファイルをカレント
バインダに復活させ、削除したファイルを容易に復活さ
せることを可能とする。
【0024】なお、本実施例においてファイル復活対象
となるファイルとは、削除,ファイルコピー,再保存等
した場合の更新前のファイルであり、これらは後述する
同一記憶メディア内の復活バインダに自動登録(例えば
後述する図6に示す制御手順に従って)される。また、
復活対象となるファイルの最大数は、例えば199個で
あるが、メディアの残り容量によって199個以下とな
る場合もある。さらに、復活一覧に表示されているファ
イルであっても、復活できない場合がある。これは、フ
ロッピ−ディスクまたはハ−ドディスクの記憶容量が僅
少で削除,ファイルコピー,再保存等を実行すると、復
活バインダに保存されている古いファイルから順次消去
する管理を実行しているからである。また、ファイルの
復活は現在表示されているバインダ(カレントバイン
ダ)に復活される。その際、復活先のメディアと復活元
のメディアとが同一のメディアで構成される場合に有効
である。
【0025】第2の発明においては、ファイル削除が指
示されると、削除ファイル管理手段(CPU12の機能
処理による)が記憶媒体外部記憶装置21)に登録され
たファイルを検索して削除可能ファイルを抽出して表示
手段(CRTディスプレイ19)に一覧表示させ、削除
可能ファイルのみを一覧表示させることを可能とする。
【0026】第3の発明においては、複写元数対複写先
数が1:nの複写モードが設定されると、記憶手段(外
部記憶装置21として機能するハ−ドディスク)に所定
の記憶媒体から読み出される複写元指定ファイルが読み
出されて一時保存され、順次入力される複写開始指示に
基づいてファイル管理手段(CPU12の機能処理によ
る)が記憶された複写元指定ファイルを複数の記憶媒体
への個別複写を管理し、複写元指定ファイルを1度読み
込むだけで、複数の記憶媒体に継続して複写元指定ファ
イルを複写可能とする。
【0027】図2〜図4を参照しながら複写元数対複写
先数が1:nの複写モード処理動作について説明する。 〔1:nの複写モード処理〕図2は本発明に係る文書処
理装置における1:nの複写モード処理手順の一例を示
すフローチャートである。なお、(1) 〜(13)は各ステッ
プを示す。
【0028】先ず、CRTディスプレイ19に表示され
る、例えば図3の(a)に示すFD管理がポインティン
グデバイス23で指示されると(1) 、FD管理ウインド
ウ31を表示し、ここで、「ディスクコピー」が選択さ
れると、さらにFD管理サブウインドウ31aを表示す
る。そして、複写モードコマンド31aが選択されると
1対多(1:n)コピー31aが選択されたかどうかを
判定し(2) 、NOならばステップ(12)に進み、他のFD
管理処理、例えばコピー処理(1:1コピー)等)を実
行し(12)、他のFD管理処理終了後、ファイル一覧35
(図3の(b)参照)を再表示し(13)、リターンする。
【0029】一方、ステップ(2) の判定でYESの場合
は、図3の(b)に示すコピー元FDウインドウ32を
CRTディスプレイ19にマルチウインドウ表示する
(3) 。このコピー元FDウインドウ32に表示されたメ
ッセージに従って操作者が複写元の図示しないフロッピ
−ディスクをドライブにセットする等の操作がなされ
る。次いで、CPU12がコピー元FDウインドウ32
内の取消コマンド33または実行コマンド34がポイン
ティングデバイス23の指示により選択されたかどうか
を判定し(4) 、取消コマンド33が選択指示された場合
は、ステップ(13)に進み、ファイル一覧35(図3の
(b)参照)を再表示して処理をリターンする。
【0030】一方、ステップ(4) の判定で実行コマンド
34が選択された場合は、図3の(b)に示すように複
写モード35として「1対多コピーモード」が表示され
る。次いで、複写元のフロッピ−ディスクの読み込みが
開始されたら、図4の(a)に示すメッセージウインド
W1をCRTディスプレイ19にマルチウインドウ表示
し(5) 、本体の記憶媒体、例えばハ−ドディスクに読み
込まれたファイルデータを一時記憶させて行き、複写元
のファイル読み込みが完了したら(6) 、CRTディスプ
レイ19に図4の(b)に示すメッセージウインドW2
をマルチウインドウ表示する(7) 。ここで、表示された
メッセージに従って操作者が複写先の図示しないフロッ
ピ−ディスクをドライブにセットする等の操作がなされ
る。
【0031】次いで、メッセージウインドW2の実行コ
マンド「取消」または「実行」の何れかがポインティン
グデバイス23の指示により選択されたかどうかを判定
し(8) 、「取消」が選択された場合は、ステップ(13)に
進み、ファイル一覧35(図3の(b)参照)を再表示
して処理をリターンする。
【0032】一方、ステップ(8) の判定で実行コマンド
「実行」が選択された場合は、図4の(c)に示すメッ
セージウインドW3を表示する(9) 。このようにして複
写先フロッピ−ディスクへのファイル複写が完了する
と、図4の(d)に示すメッセージウインドW4を表示
し、実行コマンド「確認」が選択されたかどうかを判定
し(10)、YESならばステップ(13)に進み、ファイル一
覧35(図3の(b)参照)を再表示して処理をリター
ンする。
【0033】一方、ステップ(10)の判定でNOの場合、
すなわち図4の(d)に示すメッセージウインドW4を
CRTディスプレイ19の画面にマルチウインド表示し
た状態で、キーボード11上の他のキー、例えば実行キ
ー,取消キー等が押下された場合は(11)、ステップ(7)
に戻り、図4の(b)に示すメッセージウインドW2を
マルチウインドウ表示し、継続してフロッピ−ディスク
がセットされる場合には、ハ−ドディスク内に一時記憶
されている複写元ファイルデータを継続してファイルコ
ピー処理を実行する。これにより、1つの記憶媒体に書
込まれた複写元ファイルの本体への読込み処理回数が1
回で済み、複写先数が増加しても従来の書込みアクセス
のみの実行となり、1対多コピーモード時におけるコピ
ー処理時間を大幅に短縮できる。
【0034】以下、図5〜図8を参照しながら削除ファ
イルの復活処理について説明する。 〔削除ファイルの復活処理〕図5は本発明に係る文書処
理装置における削除ファイルの復活処理手順の一例を示
すフローチャートである。なお、(1) 〜(8) は各ステッ
プを示す。
【0035】図6は本発明に係る文書処理装置における
ファイル削除管理処理手順の一例を示すフローチャート
である。なお、(1) 〜(5) は各ステップを示す。
【0036】先ず、図1に示したCRTディスプレイ1
9に図7の(a)に示すソフトメニュー上のファイル一
覧41がポインティングデバイス23で選択されると
(1) 、ファイル処理に関するサブウインドウ42を表示
する。この状態で、復活一覧コマンド42aがポインテ
ィングデバイス23で指示されると、図7の(b)に示
す復活可能ファイル一覧を表示する(2) 。この際、CR
Tディスプレイ19の画面下部にはファイル処理モード
45「復活モード」が表示される。
【0037】次いで、CRTディスプレイ19に表示さ
れた復活可能ファイル一覧上で復活ファイルが指定され
たかどうかを判定し(3) 、NOならば(例えば図7の
(b)に示す実行コマンド43(「取消」)が選択され
た場合)等は、ステップ(7) に進み、ファイル一覧35
(図3の(b)参照)を再表示して処理をリターンす
る。
【0038】一方、ステップ(3) の判定でYESの場
合、すなわち図7の(b)に示す実行コマンド44
(「実行」)が選択指示された場合は、復活可能性(上
述したようにフロッピ−ディスクまたはハ−ドディスク
の記憶容量が僅少で削除,ファイルコピー,再保存等を
実行すると、復活リストに保存されている古いファイル
から順次消去されている場合等があるから)を判定し
(4) 、NOならば中断アラートをCRTディスプレイ1
9の画面に表示し(8) 、確認されたらリターンする。
【0039】一方、ステップ(4) の判定でYESの場合
は復活先のバインダに指示された図7の(b)に示す削
除ファイルF1を現在表示されているバインダに復活さ
せる削除ファイル復活処理を実行する(5) 。この時、図
8の(a)に示すメッセージウインドウW1が表示さ
れ、正常にファイル復活がなされたら、図7の(b)に
示す復活可能ファイル一覧を再表示する。
【0040】一方、削除ファイル復活処理中に、図8の
(a)に示すメッセージウインドウW1の実行コマンド
「取消」がポインティングデバイス23で指示された場
合は、続いて、図8の(b)に示すメッセージウインド
ウW2を表示し、この状態でメッセージウインドウW2
中の実行コマンド「取消」がポインティングデバイス2
3で指示されたかどうかを判定し(6) 、YESならばス
テップ(2) に戻り、復活可能なファイル一覧を再表示さ
せ、復活モードの初期状態に戻り、NOの場合は削除フ
ァイル復活処理を中止して、リターンする。
【0041】なお、上記復活ファイルへの自動登録は、
図6に示すように、ファイルアクセスが発生した場合、
それがファイル削除を伴うアクセスかどうかを判定し
(1) 、NOならば他のファイル管理処理を実行し(5) 、
リターンする。
【0042】一方、ステップ(1) の判定でYESの場合
は、削除ファイル登録が可能であるかどうか(ファイル
数が最大数「199」を越える場合等)を判定し(2) 、
YESならば削除ファイル(復活ファイル候補ファイ
ル)にファイル登録し(3) 、処理をリターンし、NOな
らば削除ファイル中の古いファイルを順次削除して、最
新の削除ファイルを登録し(4) 、処理を終了する。
【0043】なお、上記ファイル復活処理では、ファイ
ル復活を前提としてファイル削除処理を管理する場合に
ついて説明したが、環境設定等のモード設定で、強制削
除モードと復活削除モードを選択できるように構成して
おくことにより、ユーザが削除したいファイルを確実に
消去でき、データ保護機能を優先させることも可能とな
る。
【0044】また、上記ファイル復活処理では、復活先
に同じ名前のファイルが存在する場合は、以下のように
ファイル管理処理を実行する。
【0045】すなわち、復活先に同じ名前のフィイルが
存在する状態でファイルの復活を実行すると、CRTデ
ィスプレイ19上にアラートが表示され、復活ファイル
一覧で指定した既に削除したファイルを復活することが
できないが、復活先のバインダ(復活先に同じ名前のフ
ァイルが存在しないファイル)を変更する、または復活
先のファイル名を変更(名称変更機能等により復活先の
ファイル名を変更)することにより、アラート対象とな
った削除ファイルの復活処理が可能となる。
【0046】さらに、上記実施例では復活ファイル指定
が複数で、すべてのファイル復活が完了する以前にアラ
ートとなった場合、ファイル復活が当該指定ファイル以
降について強制終了されるので、上記復活先のバインダ
変更等を実行した後、再度上記処理を繰り返すこととな
る。
【0047】以下、図9に示すフローチャートを参照し
ながらファイル削除処理動作について説明する。
【0048】図9は本発明に係る文書処理装置における
ファイル削除処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1) 〜(6) は各ステップを示す。
【0049】先ず、図7の(a)に示したソフトメニュ
ー上の「削除」がポインティングデバイス23により指
示されたかどうかを判定し(1) 、NOならばステップ
(6) に進み、他のファイル管理処理を実行し、リターン
する。
【0050】一方、ステップ(1) の判定でYESの場合
は、例えばファイル一覧35(図3の(b)参照)をフ
ァイルサーチし(2) 、削除禁止が設定されているファイ
ルがあるかどうかを判定しK3、YESならば当該ファ
イルを削除可能ファイル一覧表示を除外し、リターンす
る。
【0051】一方、ステップ(3) の判定でNOの場合
は、削除可能ファイル一覧表示を実行し(4) 、すべての
削除可能ファイルサーチを終了したかどうかを判定し
(5) 、YESならば処理を終了し、NOならばステップ
(3) に戻り、削除可能ファイル一覧表示を継続する。こ
れにより、登録されたファイルに削除禁止を設定してい
る数が多い場合も削除可能ファイルのみを一覧表示でき
るので、削除可能ファイル一覧初期表示画面における選
択対象ファイルを数多く表示でき、選択対象ファイルの
スクロール負担等を軽減することができる。また、操作
者は削除指定がなされているかどうかを意識する必要が
ないので、選択対象ファイルの誤指示等を防止できる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明は、所
定の記憶媒体に登録された各ファイルに対する削除指示
がなされると、削除ファイル登録手段が削除指示ファイ
ルを記憶媒体内の復活バインダに順次自動登録させてお
き、削除ファイル復活要求が入力されたら、削除ファイ
ル管理手段が復活バインダに登録された所望の削除ファ
イルをカレントバインダに復活させるように構成したの
で、削除したファイルを容易に復活させることことがで
きる。
【0053】第2の発明は、ファイル削除が指示される
と、削除ファイル管理手段が記憶媒体に登録されたファ
イルを検索して削除可能ファイルを抽出して表示手段に
一覧表示させるように構成したので、削除可能ファイル
のみを一覧表示させることができる。
【0054】第3の発明は、複写元数対複写先数が1:
nの複写モードが設定されると、記憶手段に所定の記憶
媒体から読み出される複写元指定ファイルが読み出され
て一時保存し、さらに順次入力される複写開始指示に基
づいてファイル管理手段が記憶された複写元指定ファイ
ルの複数の記憶媒体への個別複写を管理するように構成
したので、複写元指定ファイルを1度読み込むだけで、
複数の記憶媒体に継続して複写元指定ファイルを複写す
ることができる。
【0055】従って、従来の文書処理装置に比べて格段
に少ない操作で作成したファイルを効率よく管理するこ
とができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す文書処理装置の構成を
説明するブロック図である。
【図2】本発明に係る文書処理装置における1:nの複
写モード処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る文書処理装置における1:nの複
写モード操作処理手順の一例を示す図である。
【図4】本発明に係る文書処理装置における1:nの複
写モード時におけるメッセージの一例を示す図である。
【図5】本発明に係る文書処理装置における削除ファイ
ルの復活処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る文書処理装置におけるファイル削
除管理処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る文書処理装置における削除ファイ
ルの復活モード操作処理手順の一例を示す図である。
【図8】本発明に係る文書処理装置における削除ファイ
ルの復活モード時におけるメッセージの一例を示す図で
ある。
【図9】本発明に係る文書処理装置におけるファイル削
除処理手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 キーボード 12 CPU 13 ROM 14 RAM 19 CRTディスプレイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の記憶媒体に登録された各ファイル
    に対する削除指示状態に基づいて削除指示ファイルを前
    記記憶媒体内の復活バインダに順次自動登録する削除フ
    ァイル登録手段と、削除ファイル復活要求に基づいて前
    記復活バインダに登録された所望の削除ファイルをカレ
    ントバインダに復活可能に管理する削除ファイル管理手
    段とを有する文書処理装置。
  2. 【請求項2】 ファイル削除指示状態に基づいて記憶媒
    体に登録されたファイルを検索して削除可能ファイルを
    抽出して表示手段に一覧表示する削除ファイル管理手段
    を有する文書処理装置。
  3. 【請求項3】 複写元数対複写先数が1:nの複写モー
    ドが設定された際に、所定の記憶媒体から読み出される
    複写元指定ファイルを読出して一時記憶する記憶手段
    と、この記憶手段に記憶された複写元指定ファイルを順
    次入力される複写開始指示に基づいて複数の記憶媒体へ
    の個別複写を管理するファイル管理手段とを有する文書
    処理装置。
JP4072943A 1992-02-24 1992-02-24 文書処理装置 Pending JPH05233411A (ja)

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Cited By (3)

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