JPH0667945A - 電子ファイリング装置 - Google Patents
電子ファイリング装置Info
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- JPH0667945A JPH0667945A JP4219898A JP21989892A JPH0667945A JP H0667945 A JPH0667945 A JP H0667945A JP 4219898 A JP4219898 A JP 4219898A JP 21989892 A JP21989892 A JP 21989892A JP H0667945 A JPH0667945 A JP H0667945A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 電子ファイリング装置において、誤って消去
した頁を復帰し、オペレータの操作負担を軽減する。 【構成】 頁イメージデータであることを識別できる情
報を頁イメージデータを付加し、頁イメージデータが文
書によって保有されているか否を示す情報を頁イメージ
データに付加あるいは他の領域に保持することで、消去
頁を容易に発見し、これをテンポラリー文書に登録して
復帰する。 【効果】 本発明により、オペレータが誤って頁を消去
してしまっても、これを容易に復帰できるため、機能性
に優れかつ、オペレータの操作上の負担を軽減すること
ができる。
した頁を復帰し、オペレータの操作負担を軽減する。 【構成】 頁イメージデータであることを識別できる情
報を頁イメージデータを付加し、頁イメージデータが文
書によって保有されているか否を示す情報を頁イメージ
データに付加あるいは他の領域に保持することで、消去
頁を容易に発見し、これをテンポラリー文書に登録して
復帰する。 【効果】 本発明により、オペレータが誤って頁を消去
してしまっても、これを容易に復帰できるため、機能性
に優れかつ、オペレータの操作上の負担を軽減すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ファイリング装置
に係り、詳しくは、消去頁の復帰を容易に行えるように
した電子ファイリング装置に関する。
に係り、詳しくは、消去頁の復帰を容易に行えるように
した電子ファイリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】書き換え型光ディスクを外部記憶媒体と
して用いる、電子ファイリング装置においては、頁とい
う概念が導入され、単数あるいは複数の頁が1つの文書
という単位で管理される。
して用いる、電子ファイリング装置においては、頁とい
う概念が導入され、単数あるいは複数の頁が1つの文書
という単位で管理される。
【0003】また、この電子ファイリング装置では、不
要な頁を消去できる機能を備えたものが多い。
要な頁を消去できる機能を備えたものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電子フ
ァイリング装置において、一旦頁を消去してしまうと、
消去された頁がどこにあるのかを知る情報がなかった
り、あるいは頁が見つかってもそのデータが消去された
ものであるのか否かを知る情報がなかったり、なにより
もその消去頁を復帰して新たに文書を登録する仕組みが
なかった。したがって、オペレータが誤って頁を消去し
てしまうと、この頁を復帰することができないという不
具合があった。
ァイリング装置において、一旦頁を消去してしまうと、
消去された頁がどこにあるのかを知る情報がなかった
り、あるいは頁が見つかってもそのデータが消去された
ものであるのか否かを知る情報がなかったり、なにより
もその消去頁を復帰して新たに文書を登録する仕組みが
なかった。したがって、オペレータが誤って頁を消去し
てしまうと、この頁を復帰することができないという不
具合があった。
【0005】本発明は、オペレータが誤って消去してし
まった頁データを容易に復帰することができ、オペレー
タの操作負担を軽減可能な電子ファイリング装置を提供
することを目的とする。
まった頁データを容易に復帰することができ、オペレー
タの操作負担を軽減可能な電子ファイリング装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、データが頁属
性を有するか否かを示す頁識別情報をこのデータに対応
付けて付加する識別情報付加手段と、このデータが文書
により保有されているか否かを示す保有情報をこのデー
タに対応付けて付加する保有情報付加手段と、頁消去指
令に応じて、データの内容とこのデータの頁識別情報と
を保持したまま、このデータの保有情報を否とする頁消
去手段と、消去頁復帰指令に応じて、頁識別情報を有す
るデータの保有情報を否から是へ変更し、変更後のデー
タを登録する頁復帰手段とを有するように構成されてい
る。
性を有するか否かを示す頁識別情報をこのデータに対応
付けて付加する識別情報付加手段と、このデータが文書
により保有されているか否かを示す保有情報をこのデー
タに対応付けて付加する保有情報付加手段と、頁消去指
令に応じて、データの内容とこのデータの頁識別情報と
を保持したまま、このデータの保有情報を否とする頁消
去手段と、消去頁復帰指令に応じて、頁識別情報を有す
るデータの保有情報を否から是へ変更し、変更後のデー
タを登録する頁復帰手段とを有するように構成されてい
る。
【0007】
【作用】単数あるいは複数の頁からなるデータを、外部
記憶媒体へ登録する際、識別情報付加手段により、この
データが頁属性を有する旨の頁識別情報を、このデータ
に対応付けて付加する。また、このデータを文書として
保有させる場合には、保有情報付加手段により、このデ
ータを文書により保有する旨の保有情報を、このデータ
に対応付けて付加する。これらの情報は、このデータ内
に直接付加してもよいし、このデータと対応する他の領
域内に付加してもよい。
記憶媒体へ登録する際、識別情報付加手段により、この
データが頁属性を有する旨の頁識別情報を、このデータ
に対応付けて付加する。また、このデータを文書として
保有させる場合には、保有情報付加手段により、このデ
ータを文書により保有する旨の保有情報を、このデータ
に対応付けて付加する。これらの情報は、このデータ内
に直接付加してもよいし、このデータと対応する他の領
域内に付加してもよい。
【0008】また、頁を消去する際、頁消去手段によ
り、消去対象となる頁の保有情報のみをクリアする。こ
のとき、データの他の内容は変更されず、そのまま保持
される。
り、消去対象となる頁の保有情報のみをクリアする。こ
のとき、データの他の内容は変更されず、そのまま保持
される。
【0009】さらに、消去した頁を復帰する際、頁復帰
手段により、クリアされた保有情報を、保有する旨の情
報に変更する。これにより、オペレータは消去した頁を
容易に復帰することができ、オペレータの誤操作をカバ
ーする。
手段により、クリアされた保有情報を、保有する旨の情
報に変更する。これにより、オペレータは消去した頁を
容易に復帰することができ、オペレータの誤操作をカバ
ーする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例に係る電子ファ
イリング装置のブロック図、図2は同機能ブロック図で
ある。
イリング装置のブロック図、図2は同機能ブロック図で
ある。
【0012】CPUからなる中央処理装置Aは、各装置
の制御や論理判断を行い、ROM又はRAMからなる主
記憶装置B内のソフトウェアを実行する。オペレータが
キーボードFから所望のコマンドを入力し、登録時には
データをスキャナHから一旦主記憶装置B上に読み込ん
だ後、加工等を行ない管理情報とともに光ディスク装置
Cを介して外部記憶媒体としての光ディスクDに書き込
む。検索時には、使用者の入力した所望の文書を光ディ
スク装置Cを介して光ディスクDより読み出して、表示
装置Eに表示したり、プリンタGに出力したりする。
の制御や論理判断を行い、ROM又はRAMからなる主
記憶装置B内のソフトウェアを実行する。オペレータが
キーボードFから所望のコマンドを入力し、登録時には
データをスキャナHから一旦主記憶装置B上に読み込ん
だ後、加工等を行ない管理情報とともに光ディスク装置
Cを介して外部記憶媒体としての光ディスクDに書き込
む。検索時には、使用者の入力した所望の文書を光ディ
スク装置Cを介して光ディスクDより読み出して、表示
装置Eに表示したり、プリンタGに出力したりする。
【0013】さて図2は、図1に示した電子ファイリン
グ装置の中央処理装置Aが上記ソフトウェアを実行する
ことにより実現される手段を示している。
グ装置の中央処理装置Aが上記ソフトウェアを実行する
ことにより実現される手段を示している。
【0014】まず1は、文書や画像のデータを入力する
ためのスキャナH、コマンドなどを入力するためのキー
ボードFなどからなる入力手段、2はデータを表示する
表示装置EやプリントアウトするプリンタGなどの出力
手段、3は中央処理装置Aが上記ソフトウェアに沿って
図1の各要素を制御する制御手段である。また、4は、
中央処理装置Aに制御されて、光ディスク装置Cが主記
憶装置Bなどに記憶されたデータを光ディスクDに登録
するデータ格納手段、7はこの光ディスクDなどに登録
されたデータを所定条件下で検索し、検索結果を制御手
段3へ返すデータ検索手段である。すなわち、この電子
ファイリング装置は、文書や画像のデータを外部記憶媒
体(光ディスク)Dに登録し、この外部記憶媒体Dから
所定データを検索できるようになっている。
ためのスキャナH、コマンドなどを入力するためのキー
ボードFなどからなる入力手段、2はデータを表示する
表示装置EやプリントアウトするプリンタGなどの出力
手段、3は中央処理装置Aが上記ソフトウェアに沿って
図1の各要素を制御する制御手段である。また、4は、
中央処理装置Aに制御されて、光ディスク装置Cが主記
憶装置Bなどに記憶されたデータを光ディスクDに登録
するデータ格納手段、7はこの光ディスクDなどに登録
されたデータを所定条件下で検索し、検索結果を制御手
段3へ返すデータ検索手段である。すなわち、この電子
ファイリング装置は、文書や画像のデータを外部記憶媒
体(光ディスク)Dに登録し、この外部記憶媒体Dから
所定データを検索できるようになっている。
【0015】また、この光ディスクD内のデータには、
このデータが頁属性を有するか否かを示す頁識別情報
と、このデータが文書により保有されているか否かを示
す保有情報とを有する頁属性情報と、頁イメージデータ
とからなるデータなどが含まれている。さらに後述する
ように、復帰した消去頁のデータをテンポラリー文書と
して登録するための領域も設けられている。
このデータが頁属性を有するか否かを示す頁識別情報
と、このデータが文書により保有されているか否かを示
す保有情報とを有する頁属性情報と、頁イメージデータ
とからなるデータなどが含まれている。さらに後述する
ように、復帰した消去頁のデータをテンポラリー文書と
して登録するための領域も設けられている。
【0016】さて、5はデータ格納手段4によりデータ
を光ディスクDに登録する際に、上記頁識別情報を「頁
属性有り」とするための識別情報付加手段であり、6は
同様に上記保有情報を「保有」とするための保有情報付
加手段である。8はオペレータが入力手段1から頁消去
指令を送ると、制御手段3に制御されて、該当頁の保有
情報を「保有否」とする頁消去手段である。例えば、連
続する頁の中のある頁の保有情報が「保有否」となる
と、保有情報が「保有否」となった頁は認識されなくな
り、この頁に後続する頁が順次1頁だけくり上げられる
ことになる。しかし、他の頁属性情報や頁イメージデー
タは従前通り保持される。9は、オペレータが入力手段
1より頁復帰指令を送ると、制御手段3に制御されて、
「保有否」となっている保有情報を「保有」に戻し、戻
したデータをテンポラリー文書へセットする頁復帰手段
である。
を光ディスクDに登録する際に、上記頁識別情報を「頁
属性有り」とするための識別情報付加手段であり、6は
同様に上記保有情報を「保有」とするための保有情報付
加手段である。8はオペレータが入力手段1から頁消去
指令を送ると、制御手段3に制御されて、該当頁の保有
情報を「保有否」とする頁消去手段である。例えば、連
続する頁の中のある頁の保有情報が「保有否」となる
と、保有情報が「保有否」となった頁は認識されなくな
り、この頁に後続する頁が順次1頁だけくり上げられる
ことになる。しかし、他の頁属性情報や頁イメージデー
タは従前通り保持される。9は、オペレータが入力手段
1より頁復帰指令を送ると、制御手段3に制御されて、
「保有否」となっている保有情報を「保有」に戻し、戻
したデータをテンポラリー文書へセットする頁復帰手段
である。
【0017】さて以下、光ディスクD内のデータ構造
を、図3を参照しながら、詳細に説明する。
を、図3を参照しながら、詳細に説明する。
【0018】この図に示すように、光ディスクDは、管
理情報エリアと頁データエリアの2つに分けられる。管
理情報エリアにはメディア管理情報、文書管理情報、空
きブロック管理情報がある。
理情報エリアと頁データエリアの2つに分けられる。管
理情報エリアにはメディア管理情報、文書管理情報、空
きブロック管理情報がある。
【0019】メディア管理情報には、メディア名、文書
数等のメディア全体を管理する情報が格納されている。
数等のメディア全体を管理する情報が格納されている。
【0020】文書管理情報には、文書エントリが、登録
可能な文書数分だけ用意されており、各エントリには、
文書名、使用フラグ、頁数、検索情報、各頁の格納開始
ブロック番号とブロック数が格納された頁エントリが、
登録可能な頁数分だけある。
可能な文書数分だけ用意されており、各エントリには、
文書名、使用フラグ、頁数、検索情報、各頁の格納開始
ブロック番号とブロック数が格納された頁エントリが、
登録可能な頁数分だけある。
【0021】また空きブロック管理情報は、図4に示す
ように、頁データエリア内の使用中ブロックに対応する
ビットをオンすることで、空きブロックがいずれである
かを管理している。
ように、頁データエリア内の使用中ブロックに対応する
ビットをオンすることで、空きブロックがいずれである
かを管理している。
【0022】一方、頁データエリアには、頁データが格
納される。頁データは、頁属性情報と頁イメージデータ
からなる。この頁属性情報にはデータが頁属性を有する
ことを示す頁識別情報(ここでは“THIS IS PAGE" とし
ている)、このデータが文書によって保有されているこ
とを示す保有情報としての使用フラグ(「0」は保有さ
れていないこと、「1」が保有されていることを示
す)、頁イメージデータ格納ブロック数、頁サイズ、
幅、高さ、解像度といった頁の属性が格納されている。
納される。頁データは、頁属性情報と頁イメージデータ
からなる。この頁属性情報にはデータが頁属性を有する
ことを示す頁識別情報(ここでは“THIS IS PAGE" とし
ている)、このデータが文書によって保有されているこ
とを示す保有情報としての使用フラグ(「0」は保有さ
れていないこと、「1」が保有されていることを示
す)、頁イメージデータ格納ブロック数、頁サイズ、
幅、高さ、解像度といった頁の属性が格納されている。
【0023】またこの頁属性情報に後続して頁イメージ
データが格納されている。次に、頁登録、頁消去、頁復
帰の流れを、図1、図3を参照しながら説明する。
データが格納されている。次に、頁登録、頁消去、頁復
帰の流れを、図1、図3を参照しながら説明する。
【0024】先ず頁登録時の処理の流れを説明する。こ
こでは新規に文書を作り、これに頁を登録するものとす
る。先ず中央処理装置Aは、文書管理情報内の使用フラ
グがオフである(文書が登録されていない)文書エント
リを探し、これにオペレータが入力した文書名、検索情
報を格納し、文書管理情報内の使用フラグをオンにして
光ディスクDに書き戻す。また中央処理装置Aは、メデ
ィア管理情報の文書数を1つ増やして光ディスクDに書
き戻す。スキャナHによって1頁目の頁イメージデータ
読み込まれた際、中央処理装置Aはこれを一旦主記憶装
置Bに格納した後、この頁イメージデータと頁属性情報
とを合わせて、空きブロック管理情報より探した頁デー
タエリア内の空きブロックに書き込む。
こでは新規に文書を作り、これに頁を登録するものとす
る。先ず中央処理装置Aは、文書管理情報内の使用フラ
グがオフである(文書が登録されていない)文書エント
リを探し、これにオペレータが入力した文書名、検索情
報を格納し、文書管理情報内の使用フラグをオンにして
光ディスクDに書き戻す。また中央処理装置Aは、メデ
ィア管理情報の文書数を1つ増やして光ディスクDに書
き戻す。スキャナHによって1頁目の頁イメージデータ
読み込まれた際、中央処理装置Aはこれを一旦主記憶装
置Bに格納した後、この頁イメージデータと頁属性情報
とを合わせて、空きブロック管理情報より探した頁デー
タエリア内の空きブロックに書き込む。
【0025】この時、頁属性情報には、頁識別情報とし
て“THIS IS PAGE" 、保有情報としての使用フラグとし
て1(保有)、および頁に関するその他の属性が格納さ
れる。同時に中央処理装置Aは、頁データを書き込んだ
ブロックに対応する空きブロック管理情報上のビットを
オンして、光ディスクDに書き戻す。さらに中央処理装
置Aは、文書管理情報の第1頁の格納開始ブロック番号
と、ブロック数に頁データを書き込んだブロック番号
と、ブロック数とを、それぞれセットし、頁数を1つ増
やした後光ディスクDに書き戻す。複数枚の頁を登録す
る場合も同様にして行なう。
て“THIS IS PAGE" 、保有情報としての使用フラグとし
て1(保有)、および頁に関するその他の属性が格納さ
れる。同時に中央処理装置Aは、頁データを書き込んだ
ブロックに対応する空きブロック管理情報上のビットを
オンして、光ディスクDに書き戻す。さらに中央処理装
置Aは、文書管理情報の第1頁の格納開始ブロック番号
と、ブロック数に頁データを書き込んだブロック番号
と、ブロック数とを、それぞれセットし、頁数を1つ増
やした後光ディスクDに書き戻す。複数枚の頁を登録す
る場合も同様にして行なう。
【0026】次に頁消去の処理の流れを説明する。例え
ば第1頁を消去する場合、中央処理装置Aは、文書管理
情報からこの第1頁が格納されているブロックを探し、
この頁の保有情報としての使用フラグを0(保有否)と
して書き込む。さらに中央処理装置Aは、頁データのブ
ロックに対応する、空きブロック管理情報上のビット
を、オフして、光ディスクDに書き戻す。さらに中央処
理装置Aは、文書管理情報の第2頁以降の格納開始ブロ
ック番号と、ブロック数のエントリとを、順次前方に詰
め、頁数を1つ減じた後、光ディスクDに書き戻す。こ
の時頁データは、破壊せずそのままにしておく。
ば第1頁を消去する場合、中央処理装置Aは、文書管理
情報からこの第1頁が格納されているブロックを探し、
この頁の保有情報としての使用フラグを0(保有否)と
して書き込む。さらに中央処理装置Aは、頁データのブ
ロックに対応する、空きブロック管理情報上のビット
を、オフして、光ディスクDに書き戻す。さらに中央処
理装置Aは、文書管理情報の第2頁以降の格納開始ブロ
ック番号と、ブロック数のエントリとを、順次前方に詰
め、頁数を1つ減じた後、光ディスクDに書き戻す。こ
の時頁データは、破壊せずそのままにしておく。
【0027】次に消去頁復帰の処理の流れを説明する。
先ず中央処理装置Aは、文書管理情報内の使用フラグが
オフである(文書として使用されていない)文書エント
リを探し、この文書名を既存の文書名と重複しない任意
のもの(例えば「復帰用文書」)にし、光ディスクDに
書き戻す。次に中央処理装置Aは、頁データ領域の各ブ
ロックを、先頭から順次読み出し、読み出したブロック
の先頭に、頁識別情報が書き込まれていれば、このブロ
ックを頁属性情報とみなし、更に次エントリの使用フラ
グ(保有情報)が0(保有否)であれば、消去頁である
とみなす。
先ず中央処理装置Aは、文書管理情報内の使用フラグが
オフである(文書として使用されていない)文書エント
リを探し、この文書名を既存の文書名と重複しない任意
のもの(例えば「復帰用文書」)にし、光ディスクDに
書き戻す。次に中央処理装置Aは、頁データ領域の各ブ
ロックを、先頭から順次読み出し、読み出したブロック
の先頭に、頁識別情報が書き込まれていれば、このブロ
ックを頁属性情報とみなし、更に次エントリの使用フラ
グ(保有情報)が0(保有否)であれば、消去頁である
とみなす。
【0028】そこで、この頁データの格納開始ブロック
番号と、ブロック数とを、テンポラリー文書の、文書管
理情報の第1頁のエントリにセットし、頁数を1つ増や
した後、光ディスクDに書き戻す。さらに中央処理装置
Aは、頁データを書き込んだブロックに対応する空きブ
ロック管理情報上のビットをオンして、光ディスクDに
書き戻す。この処理を、頁データエリアの最後のブロッ
クまで繰り返すことで、消去頁は全てテンポラリー文書
上に復帰されることになる。
番号と、ブロック数とを、テンポラリー文書の、文書管
理情報の第1頁のエントリにセットし、頁数を1つ増や
した後、光ディスクDに書き戻す。さらに中央処理装置
Aは、頁データを書き込んだブロックに対応する空きブ
ロック管理情報上のビットをオンして、光ディスクDに
書き戻す。この処理を、頁データエリアの最後のブロッ
クまで繰り返すことで、消去頁は全てテンポラリー文書
上に復帰されることになる。
【0029】また、この復帰した頁を所望の文書に移動
させたい場合は、電子ファイリング装置に通常具備され
ている文書間の頁移動等の機能を用いれば良い。
させたい場合は、電子ファイリング装置に通常具備され
ている文書間の頁移動等の機能を用いれば良い。
【0030】なおここでは、頁属性情報の頁識別情報、
使用フラグを、それぞれ識別情報、保有情報としたが、
頁属性情報の頁イメージデータ格納ブロック数、頁サイ
ズ、幅、高さ、解像度といった情報を合わせて、識別情
報にしてもよいし、空きブロック管理情報を保有情報と
することもできる。
使用フラグを、それぞれ識別情報、保有情報としたが、
頁属性情報の頁イメージデータ格納ブロック数、頁サイ
ズ、幅、高さ、解像度といった情報を合わせて、識別情
報にしてもよいし、空きブロック管理情報を保有情報と
することもできる。
【0031】例えば次のようにしてもよい。即ち、消去
頁復帰処理を行う際に、ブロックを読んだ後、ブロック
内のデータが頁イメージデータ格納ブロック数、頁サイ
ズ、幅、高さ、解像度といった情報であると見なせるよ
うな値であれば、そのブロックを頁属性情報とみなす。
また、その頁属性情報がもつ、頁イメージデータ格納ブ
ロック数の情報から、その頁データの格納ブロックが分
かり、その頁データの格納ブロックに相当する空きブロ
ック管理情報上のビットがオフであれば、その頁データ
は消去されているものとみなす。あとは前記と同様な方
法で頁復帰できる。要は頁識別情報は、頁属性を有する
か否かを示しうるものであればよく、保有情報は、保有
の有無を知りうるものであればよい。
頁復帰処理を行う際に、ブロックを読んだ後、ブロック
内のデータが頁イメージデータ格納ブロック数、頁サイ
ズ、幅、高さ、解像度といった情報であると見なせるよ
うな値であれば、そのブロックを頁属性情報とみなす。
また、その頁属性情報がもつ、頁イメージデータ格納ブ
ロック数の情報から、その頁データの格納ブロックが分
かり、その頁データの格納ブロックに相当する空きブロ
ック管理情報上のビットがオフであれば、その頁データ
は消去されているものとみなす。あとは前記と同様な方
法で頁復帰できる。要は頁識別情報は、頁属性を有する
か否かを示しうるものであればよく、保有情報は、保有
の有無を知りうるものであればよい。
【0032】
【発明の効果】本発明は、データが頁属性を有するか否
かを示す頁識別情報をこのデータに対応付けて付加する
識別情報付加手段と、このデータが文書により保有され
ているか否かを示す保有情報をこのデータに対応付けて
付加する保有情報付加手段と、頁消去指令に応じて、デ
ータの内容とこのデータの頁識別情報とを保持したま
ま、このデータの保有情報を否とする頁消去手段と、消
去頁復帰指令に応じて、頁識別情報を有するデータの保
有情報を否から是へ変更し、変更後のデータを登録する
頁復帰手段とを有し、したがって、オペレータが誤って
頁を消去してしまっても、これを容易に復帰できるた
め、機能性に優れ、かつオペレータの操作上の負担を軽
減することができる。
かを示す頁識別情報をこのデータに対応付けて付加する
識別情報付加手段と、このデータが文書により保有され
ているか否かを示す保有情報をこのデータに対応付けて
付加する保有情報付加手段と、頁消去指令に応じて、デ
ータの内容とこのデータの頁識別情報とを保持したま
ま、このデータの保有情報を否とする頁消去手段と、消
去頁復帰指令に応じて、頁識別情報を有するデータの保
有情報を否から是へ変更し、変更後のデータを登録する
頁復帰手段とを有し、したがって、オペレータが誤って
頁を消去してしまっても、これを容易に復帰できるた
め、機能性に優れ、かつオペレータの操作上の負担を軽
減することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る電子ファイリング装置
の構成を示すブロック図
の構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施例に係る電子ファイリング装置
の機能ブロック図
の機能ブロック図
【図3】本発明に係る光ディスクのデータ構造図
【図4】本発明に係る光ディスクの空きブロック管理情
報のデータ構造図
報のデータ構造図
5 識別情報付加手段 6 保有情報付加手段 8 頁消去手段 9 頁復帰手段 D 外部記憶媒体
Claims (2)
- 【請求項1】文書や画像のデータを外部記憶媒体に登録
し、この外部記憶媒体から所定データを検索するように
した電子ファイリング装置であって、 データが頁属性を有するか否かを示す頁識別情報をこの
データに対応付けて付加する識別情報付加手段と、 このデータが文書により保有されているか否かを示す保
有情報をこのデータに対応付けて付加する保有情報付加
手段と、 頁消去指令に応じて、データの内容とこのデータの頁識
別情報とを保持したまま、このデータの保有情報を否と
する頁消去手段と、 消去頁復帰指令に応じて、頁識別情報を有するデータの
保有情報を否から是へ変更し、変更後のデータを登録す
る頁復帰手段とを有することを特徴とする電子ファイリ
ング装置。 - 【請求項2】前記頁復帰手段が、変更後のデータをテン
ポラリー文書に登録するものである請求項1記載の電子
ファイリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4219898A JPH0667945A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 電子ファイリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4219898A JPH0667945A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 電子ファイリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0667945A true JPH0667945A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16742769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4219898A Pending JPH0667945A (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 電子ファイリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0667945A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008287861A (ja) * | 1994-12-19 | 2008-11-27 | Koninkl Philips Electronics Nv | 多層記録媒体及びこの記録媒体を走査する装置 |
-
1992
- 1992-08-19 JP JP4219898A patent/JPH0667945A/ja active Pending
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