JPS63286453A - ゴム組成物 - Google Patents
ゴム組成物Info
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- JPS63286453A JPS63286453A JP12288487A JP12288487A JPS63286453A JP S63286453 A JPS63286453 A JP S63286453A JP 12288487 A JP12288487 A JP 12288487A JP 12288487 A JP12288487 A JP 12288487A JP S63286453 A JPS63286453 A JP S63286453A
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ゴム組成物に関する。更に詳しくは。
ブチルゴム又は塩素化ブチルゴムが本来有する好ましい
物性を実質的に低下させることなく、活性酸素や活性塩
素を含んだ水に対する抵抗性を改善せしめたゴム組成物
に関する。
物性を実質的に低下させることなく、活性酸素や活性塩
素を含んだ水に対する抵抗性を改善せしめたゴム組成物
に関する。
ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムの加硫成形品はガ
ス透過性が小さく、耐水性にすぐれた材料として、タイ
ヤチューブ、アキュムレーター用ブラダ−1水道用ホー
ス、水道用バッキングなどを始め、多くの分野で用いら
れている。
ス透過性が小さく、耐水性にすぐれた材料として、タイ
ヤチューブ、アキュムレーター用ブラダ−1水道用ホー
ス、水道用バッキングなどを始め、多くの分野で用いら
れている。
しかしながら、水道用製品として使用される場合は、殺
菌剤として使用される塩素、次亜塩素酸、次亜塩素酸ナ
トリウム、過酸化水素水などから発生する活性塩素や活
性酸素などにより、そこに用いられているカーボンブラ
ックのチョーキングや軟化劣化などという問題がみられ
る。
菌剤として使用される塩素、次亜塩素酸、次亜塩素酸ナ
トリウム、過酸化水素水などから発生する活性塩素や活
性酸素などにより、そこに用いられているカーボンブラ
ックのチョーキングや軟化劣化などという問題がみられ
る。
こうした問題の改善の為に、現在はカーボンブラックの
種類の限定(特開昭60−23431号公報)やポリエ
チレン、エチレン−プロピレンゴムなどをブレンドする
方法が用いられているが、ポリエチレンの場合はブチル
ゴム又はハロゲン化ブチルゴムに対しては効果が小さく
、エチレンープロピレンゴムの場合は十分な、加硫成形
品が得られなかったり、ガス透過性が大きくなることを
免れ得ない状況にある。
種類の限定(特開昭60−23431号公報)やポリエ
チレン、エチレン−プロピレンゴムなどをブレンドする
方法が用いられているが、ポリエチレンの場合はブチル
ゴム又はハロゲン化ブチルゴムに対しては効果が小さく
、エチレンープロピレンゴムの場合は十分な、加硫成形
品が得られなかったり、ガス透過性が大きくなることを
免れ得ない状況にある。
本発明者らは、ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムが
本来有する好ましい物性であるガス透過性、耐水性など
の特性を実質的に低下させることなく、活性酸素、活性
塩素を含む水に対する抵抗性の改善されたゴム組成物を
提供することを目的として鋭意検討を行った結果、ブチ
ルゴム及び/又はハロゲン化ブチルゴムにハロゲン化ポ
リオレフィンをブレンドすることによりかかる課題が効
果的に解決されることを見出した。
本来有する好ましい物性であるガス透過性、耐水性など
の特性を実質的に低下させることなく、活性酸素、活性
塩素を含む水に対する抵抗性の改善されたゴム組成物を
提供することを目的として鋭意検討を行った結果、ブチ
ルゴム及び/又はハロゲン化ブチルゴムにハロゲン化ポ
リオレフィンをブレンドすることによりかかる課題が効
果的に解決されることを見出した。
従って、本発明はゴム組成物に係り、このゴム組成物は
、ブチルゴム及び/又はハロゲン化ブチルゴムとハロゲ
ン化ポリオレフィンを含有してなる。
、ブチルゴム及び/又はハロゲン化ブチルゴムとハロゲ
ン化ポリオレフィンを含有してなる。
ブチルゴムは一般市販品を利用出来るが、不飽和度1モ
ル%以上のものが好ましく用いられる。
ル%以上のものが好ましく用いられる。
ハロゲン化ブチルゴムとしての塩素化ブチルゴム及び臭
素化ブチルゴムは、一般市販品が用いられる。
素化ブチルゴムは、一般市販品が用いられる。
ハロゲン化ポリオレフィンとしては、ハロゲン化ポリエ
チレン、ハロゲン化エチレンプロピレンゴム、ポリ塩化
ビニルなどが用いられる。
チレン、ハロゲン化エチレンプロピレンゴム、ポリ塩化
ビニルなどが用いられる。
ブチルゴム及び/又はハロゲン化ブチルゴムとハロゲン
化ポリオレフィンとは、両者の合計量に対し、ブチルゴ
ム及び/又はハロゲン化ブチルゴムが約10〜95重量
%、好ましくは約30〜70重量%の割合で用いられ、
これ以上の場合には活性塩素や活性酸素を含んだ水に対
する抵抗性が十分でなく、これ以下の場合は耐水性が息
下する。
化ポリオレフィンとは、両者の合計量に対し、ブチルゴ
ム及び/又はハロゲン化ブチルゴムが約10〜95重量
%、好ましくは約30〜70重量%の割合で用いられ、
これ以上の場合には活性塩素や活性酸素を含んだ水に対
する抵抗性が十分でなく、これ以下の場合は耐水性が息
下する。
本発明のゴム組成物には、以上の各必須成分以外に、イ
オウ、チオ尿素系加硫剤、メルカプトトリアジン系加硫
剤等を配合することで加硫が出来、また各種の充填剤、
補強剤、可塑剤、加工助剤、顔料、難燃剤等を必要に応
じて配合することが出来る。更に、受酸剤として機能す
る金属酸化物に加硫促進剤を併用することで、比較的低
温での加硫も容易に行うことが出来る。
オウ、チオ尿素系加硫剤、メルカプトトリアジン系加硫
剤等を配合することで加硫が出来、また各種の充填剤、
補強剤、可塑剤、加工助剤、顔料、難燃剤等を必要に応
じて配合することが出来る。更に、受酸剤として機能す
る金属酸化物に加硫促進剤を併用することで、比較的低
温での加硫も容易に行うことが出来る。
組成物の調製は、任意の手段、例えばミキシングロール
、バンバリーミキサ−1各種のニーダ−類などを使用し
て行われ、調製された組成物の加硫は、一般に約100
〜200℃の温度に約0.5〜120分程度加熱しなが
ら、加圧成形法、射出成形法などによって行なわれる。
、バンバリーミキサ−1各種のニーダ−類などを使用し
て行われ、調製された組成物の加硫は、一般に約100
〜200℃の温度に約0.5〜120分程度加熱しなが
ら、加圧成形法、射出成形法などによって行なわれる。
本発明により、ブチルゴムやハロゲン化ブチルゴムが本
来有する好ましい物性1例えば低ガス透過性などを実質
的に低下させることなく、活性酸素や活性塩素を含む水
に対する抵抗性を改善することが出来る。
来有する好ましい物性1例えば低ガス透過性などを実質
的に低下させることなく、活性酸素や活性塩素を含む水
に対する抵抗性を改善することが出来る。
次に実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例1〜8.比較例1〜4
下記表中、処方欄記載の各配合物を60〜70℃のオー
プンロールで混練し、シート化したものを金型に入れ1
80℃、100kg/at、10分間の条件下で加圧成
形した。得られた加硫物について、耐水性、耐活性酸素
性、耐活性塩素性及びガス透過係数を求めた。耐水性は
、JIS K6301に準拠し、80℃の水に70時間
浸漬後の体積変化率(%)として比較した。耐活性酸素
性もJIS K6301に準拠し、過酸化水素を20%
含有する80℃の水に70時間浸漬後の表面状態をその
軟化度合により比較した。更に、耐活性塩素性も又JI
S K6301に準拠し、塩素濃度3ppmの塩素水溶
液に80℃で70時間浸漬後の表面状態をその軟化度合
により比較した。ガス透過性はASTM 01434に
準拠し、東洋精機(株)製MODEI、ASTM 01
434 M−C3を使用して25℃で測定した。
プンロールで混練し、シート化したものを金型に入れ1
80℃、100kg/at、10分間の条件下で加圧成
形した。得られた加硫物について、耐水性、耐活性酸素
性、耐活性塩素性及びガス透過係数を求めた。耐水性は
、JIS K6301に準拠し、80℃の水に70時間
浸漬後の体積変化率(%)として比較した。耐活性酸素
性もJIS K6301に準拠し、過酸化水素を20%
含有する80℃の水に70時間浸漬後の表面状態をその
軟化度合により比較した。更に、耐活性塩素性も又JI
S K6301に準拠し、塩素濃度3ppmの塩素水溶
液に80℃で70時間浸漬後の表面状態をその軟化度合
により比較した。ガス透過性はASTM 01434に
準拠し、東洋精機(株)製MODEI、ASTM 01
434 M−C3を使用して25℃で測定した。
(以下余白)
以上の実施例1〜8と比較例1の対比から、ブチルゴム
及び/又はハロゲン化ブチルゴムに加えて塩素化ポリエ
チレンを配合することにより、耐活性酸素性及び耐活性
塩素性が改善し、かつ耐水性、ガス透過係数も良好であ
ることが分る。一方比較例2により、塩素化ポリエチレ
ンのみでは。
及び/又はハロゲン化ブチルゴムに加えて塩素化ポリエ
チレンを配合することにより、耐活性酸素性及び耐活性
塩素性が改善し、かつ耐水性、ガス透過係数も良好であ
ることが分る。一方比較例2により、塩素化ポリエチレ
ンのみでは。
耐活性酸素性及び耐活性塩素性は改善されるが、耐水性
及びガス透過係数の悪化が大きいことが分る。更に比較
例3により、塩素化ポリエチレンに加えてエチレンプロ
ピレンゴムを用いると、上記塩素化ポリエチレン単独の
場合に比し、耐水性は改善されるがガス透過係数が悪化
することが分る。
及びガス透過係数の悪化が大きいことが分る。更に比較
例3により、塩素化ポリエチレンに加えてエチレンプロ
ピレンゴムを用いると、上記塩素化ポリエチレン単独の
場合に比し、耐水性は改善されるがガス透過係数が悪化
することが分る。
最後に、比較例4により、塩素化ブチルゴムに加えて酸
性度の強いカーボンブラックを°使用しても、耐活性酸
素性及び耐活性塩素性は改善されないことが分る。
性度の強いカーボンブラックを°使用しても、耐活性酸
素性及び耐活性塩素性は改善されないことが分る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ブチルゴム及び/又はハロゲン化ブチルゴムとハロ
ゲン化ポリオレフィンを含有してなるゴム組成物。 2、ブチルゴム及び/又はハロゲン化ブチルゴムとハロ
ゲン化ポリオレフィンの合計量に対するブチルゴム及び
/又は塩素化ブチルゴムの割合が約10〜95重量%で
ある特許請求の範囲第1項記載のゴム組成物。 3、ハロゲン化ポリオレフィンがハロゲン化ポリエチレ
ンである特許請求の範囲第1項または第2項記載のゴム
組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62122884A JPH0819304B2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62122884A JPH0819304B2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | ゴム組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63286453A true JPS63286453A (ja) | 1988-11-24 |
JPH0819304B2 JPH0819304B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=14847020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62122884A Expired - Lifetime JPH0819304B2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | ゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0819304B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005336458A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-12-08 | Nok Corp | アキュムレーターブラダ用ゴム組成物 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS524091A (en) * | 1975-06-30 | 1977-01-12 | Tokyo Ink Kk | Conductive mixture |
JPS52150459A (en) * | 1976-06-08 | 1977-12-14 | Bridgestone Corp | Heat-resistant rubber composition |
JPS60108442A (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-13 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | ゴム組成物 |
JPS612744A (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-08 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 加硫可能ハロゲン化ブチルゴム組成物 |
JPS61236843A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-10-22 | ハーキユリーズ・インコーポレーテツド | ブチルゴムとハロゲン化ゴムとの組成物 |
JPS6268838A (ja) * | 1985-09-19 | 1987-03-28 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 加硫ブラダ−用ゴム組成物 |
-
1987
- 1987-05-19 JP JP62122884A patent/JPH0819304B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS524091A (en) * | 1975-06-30 | 1977-01-12 | Tokyo Ink Kk | Conductive mixture |
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JPS61236843A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-10-22 | ハーキユリーズ・インコーポレーテツド | ブチルゴムとハロゲン化ゴムとの組成物 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005336458A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-12-08 | Nok Corp | アキュムレーターブラダ用ゴム組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0819304B2 (ja) | 1996-02-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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