JPS632801B2 - - Google Patents
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- JPS632801B2 JPS632801B2 JP13673780A JP13673780A JPS632801B2 JP S632801 B2 JPS632801 B2 JP S632801B2 JP 13673780 A JP13673780 A JP 13673780A JP 13673780 A JP13673780 A JP 13673780A JP S632801 B2 JPS632801 B2 JP S632801B2
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Links
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車輌用ホイールの製造法に係り、車輌
用ホイールを比較的簡易且つ量産的に製造するこ
とができると共に好ましい強度を具備した該車輌
用ホイールを提供しようとするものである。
用ホイールを比較的簡易且つ量産的に製造するこ
とができると共に好ましい強度を具備した該車輌
用ホイールを提供しようとするものである。
車輌用ホイールを製造するに当つて軽量性を得
るためにアルミニウームのような軽量金属を採用
することは従来から種々に行われており、この製
造法としてはリム部とデイスク部とを一体ま鋳造
することが一般であるが、このものにおいては比
較的大きく又複雑な鋳造型を必要とし、しかも鋳
造された金属組織が強度的に劣る不利がある。こ
のためリム部とデイスク部とを各別に成形したも
のを組付けることについても一部に行われている
が、この場合においてはリム部とデイスク部との
連結のための取合い構造が煩雑となり、又リム部
における好ましい強度分布を得ることが容易でな
いなどの不利があつて製作に相当の工数を必要と
する。
るためにアルミニウームのような軽量金属を採用
することは従来から種々に行われており、この製
造法としてはリム部とデイスク部とを一体ま鋳造
することが一般であるが、このものにおいては比
較的大きく又複雑な鋳造型を必要とし、しかも鋳
造された金属組織が強度的に劣る不利がある。こ
のためリム部とデイスク部とを各別に成形したも
のを組付けることについても一部に行われている
が、この場合においてはリム部とデイスク部との
連結のための取合い構造が煩雑となり、又リム部
における好ましい強度分布を得ることが容易でな
いなどの不利があつて製作に相当の工数を必要と
する。
本発明は上記したような実情に鑑み検討を重ね
て創案されたものであつて、リム部を得るための
素材として押出成形材を用いることにより比較的
簡易に合理的な断面構造を有する車輌用ホイール
を得しめることに成功した。即ち本発明によるも
のの実施態様を添附図面に示すものについて説明
すると、リム部形成素材として第１図Ａに示すよ
うに中間に突条１１を有する押出成形材１を用い
るものであり、この押出成形材１においては目的
とするリム部材の必要とする強度分布に応じて厚
肉部１ａ，１ｂが押出成形時に形成されている。
然して斯かる押出成形材１に関しては第１図Ｂに
示すようにその突条１１に関して部分的除去部１
１ｂを切除その他の手法によつて形成し、それに
よつて残存突部１１ａを配設するものであり、斯
うして残存突部１１ａの形成されたものは同図Ｃ
のように環状に成形すると共に端部１１ｅ，１１
ｅを接合して溶接などで連結する。この第１図に
示すように押出成形材１として平板状のものを用
いた場合においては第１図Ｃのように接合成形さ
れたものをその軸方向において所要の屈曲加工す
ることにより第３図のようなリム部材２が得られ
る。然し本発明によるものは別に第２図に示すよ
うに幅方向において所要の屈曲構造を有し且つ中
間部に突条１１の形成された押出成形材１を採用
することが可能であり、この場合においては第１
図Ｂのように残存突部１１ａを形成するようにそ
の突条１１に対する切取り加工してから単に環状
成形し端部１１ｅ，１１ｅを溶接するだけで第３
図に示すようなリム部材２が得られる。
て創案されたものであつて、リム部を得るための
素材として押出成形材を用いることにより比較的
簡易に合理的な断面構造を有する車輌用ホイール
を得しめることに成功した。即ち本発明によるも
のの実施態様を添附図面に示すものについて説明
すると、リム部形成素材として第１図Ａに示すよ
うに中間に突条１１を有する押出成形材１を用い
るものであり、この押出成形材１においては目的
とするリム部材の必要とする強度分布に応じて厚
肉部１ａ，１ｂが押出成形時に形成されている。
然して斯かる押出成形材１に関しては第１図Ｂに
示すようにその突条１１に関して部分的除去部１
１ｂを切除その他の手法によつて形成し、それに
よつて残存突部１１ａを配設するものであり、斯
うして残存突部１１ａの形成されたものは同図Ｃ
のように環状に成形すると共に端部１１ｅ，１１
ｅを接合して溶接などで連結する。この第１図に
示すように押出成形材１として平板状のものを用
いた場合においては第１図Ｃのように接合成形さ
れたものをその軸方向において所要の屈曲加工す
ることにより第３図のようなリム部材２が得られ
る。然し本発明によるものは別に第２図に示すよ
うに幅方向において所要の屈曲構造を有し且つ中
間部に突条１１の形成された押出成形材１を採用
することが可能であり、この場合においては第１
図Ｂのように残存突部１１ａを形成するようにそ
の突条１１に対する切取り加工してから単に環状
成形し端部１１ｅ，１１ｅを溶接するだけで第３
図に示すようなリム部材２が得られる。
上記のようなリム部材２を用いて目的のホイー
ルを得るには第４図と第５図に示す如くするもの
で、即ち上記のようにして形成されている残存突
部１１ａに適宜ボルト孔５を形成し、これにデイ
スク部材３の止着座３ａを重合してボルト４で締
着するものであり、上記した押出成形材は一般的
に同じアルミニウム合金材（例えばJIS7NO1は
6061材など）であつても鋳造材に比較して２〜
2.5倍の強度を有することは公知の通りであつて、
しかも残存突部１１ａは一体成形のものであるか
ら強度的に有利なデイスク部材３との結合を得る
ことができる。
ルを得るには第４図と第５図に示す如くするもの
で、即ち上記のようにして形成されている残存突
部１１ａに適宜ボルト孔５を形成し、これにデイ
スク部材３の止着座３ａを重合してボルト４で締
着するものであり、上記した押出成形材は一般的
に同じアルミニウム合金材（例えばJIS7NO1は
6061材など）であつても鋳造材に比較して２〜
2.5倍の強度を有することは公知の通りであつて、
しかも残存突部１１ａは一体成形のものであるか
ら強度的に有利なデイスク部材３との結合を得る
ことができる。
上記したような本発明によるときは押出成形材
を用いその強度的特性を有利に利用することがで
きると共に該押出成形材において突条１１を一体
に形成したものを採用し、該突条１１を利用して
デイスク部材３を取付けるための突部１１ａを形
成して該デイスク部材３を適切に取付けることが
可能であり、特に上記突部１１ａの形成に当つて
前記突条１１に部分的除去部分を配設して環状に
成形しリム部材とするものであるから成形加工が
容易で、素材としても必要な強度分布に即応した
断面構造材を採用し得るだけでなく、場合によつ
ては第２図に示したような屈曲断面部材を採用し
得るので簡易且つ量産的な製造をなすことがで
き、リム部材１とデイスク部材２の連結緊締も上
記突部１１ａにおける単純な重合部でのボルト緊
締で足りるので短小なボルト４により安定した連
結をなし得られ、強度的に好ましい製品を簡易且
つ低コストに提供することができるものであるか
ら工業的にその効果の大きい発明である。
を用いその強度的特性を有利に利用することがで
きると共に該押出成形材において突条１１を一体
に形成したものを採用し、該突条１１を利用して
デイスク部材３を取付けるための突部１１ａを形
成して該デイスク部材３を適切に取付けることが
可能であり、特に上記突部１１ａの形成に当つて
前記突条１１に部分的除去部分を配設して環状に
成形しリム部材とするものであるから成形加工が
容易で、素材としても必要な強度分布に即応した
断面構造材を採用し得るだけでなく、場合によつ
ては第２図に示したような屈曲断面部材を採用し
得るので簡易且つ量産的な製造をなすことがで
き、リム部材１とデイスク部材２の連結緊締も上
記突部１１ａにおける単純な重合部でのボルト緊
締で足りるので短小なボルト４により安定した連
結をなし得られ、強度的に好ましい製品を簡易且
つ低コストに提供することができるものであるか
ら工業的にその効果の大きい発明である。
図面は本発明の実施態様を示すものであつて、
第１図は本発明による１つの実施形態について製
造過程を段階的に示した説明図、第２図はその別
の実施形態に用いられる素材の斜面図、第３図は
本発明によるリム部材の斜面図、第４図は本発明
によるホイールの１例を示した平面図、第５図は
その一部の断面図である。 然してこれらの図面において、１は押出成形
材、１ａ，１ｂはその厚肉部、２はリム部材、３
はデイスク部材、３ａはその止着座、４はボル
ト、５はボルト孔、１１は突条、１１ａは残存突
部、１１ｂは部分的除去部分を示すものである。
第１図は本発明による１つの実施形態について製
造過程を段階的に示した説明図、第２図はその別
の実施形態に用いられる素材の斜面図、第３図は
本発明によるリム部材の斜面図、第４図は本発明
によるホイールの１例を示した平面図、第５図は
その一部の断面図である。 然してこれらの図面において、１は押出成形
材、１ａ，１ｂはその厚肉部、２はリム部材、３
はデイスク部材、３ａはその止着座、４はボル
ト、５はボルト孔、１１は突条、１１ａは残存突
部、１１ｂは部分的除去部分を示すものである。
Claims (1)
- １ 中間に突条の形成された押出成形材を素材と
し、該素材における突条を部分的に除去して複数
個の残存突部を配設してから環状に成形すると共
に端部間を接合したものをリム部材となし、該リ
ム部材における前記残存突部にデイスク部を取付
けることを特徴とする車輌用ホイールの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13673780A JPS5766001A (en) | 1980-10-02 | 1980-10-02 | Manufacture of wheel for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13673780A JPS5766001A (en) | 1980-10-02 | 1980-10-02 | Manufacture of wheel for vehicle |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5766001A JPS5766001A (en) | 1982-04-22 |
| JPS632801B2 true JPS632801B2 (ja) | 1988-01-20 |
Family
ID=15182321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13673780A Granted JPS5766001A (en) | 1980-10-02 | 1980-10-02 | Manufacture of wheel for vehicle |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5766001A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004067294A1 (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-12 | Topy Kogyo Kabushiki Kaisha | 不等厚リムとその製造方法 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0537841Y2 (ja) * | 1985-12-24 | 1993-09-24 | ||
| JP3990283B2 (ja) * | 2000-12-25 | 2007-10-10 | ワシ興産株式会社 | 組立式の軽合金製自動車及び二輪車用ホイール |
| JP4633781B2 (ja) * | 2007-12-18 | 2011-02-16 | トピー工業株式会社 | 不等厚リム用リム素材および不等厚リムの製造方法 |
| CN106061755A (zh) * | 2014-03-12 | 2016-10-26 | 成都优阳机电产品设计有限公司 | 一种轮胎钢圈结构及轮胎 |
-
1980
- 1980-10-02 JP JP13673780A patent/JPS5766001A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004067294A1 (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-12 | Topy Kogyo Kabushiki Kaisha | 不等厚リムとその製造方法 |
| US7111910B2 (en) | 2003-01-28 | 2006-09-26 | Topy Kogyo Kabushiki Kaisha | Rim having a non-uniform thickness |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5766001A (en) | 1982-04-22 |
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