JPH065017Y2 - ホイールの結合構造 - Google Patents

ホイールの結合構造

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JPH065017Y2
JPH065017Y2 JP1985139760U JP13976085U JPH065017Y2 JP H065017 Y2 JPH065017 Y2 JP H065017Y2 JP 1985139760 U JP1985139760 U JP 1985139760U JP 13976085 U JP13976085 U JP 13976085U JP H065017 Y2 JPH065017 Y2 JP H065017Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
rim
spoke plate
wheel
welded
drop portion
Prior art date
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Application number
JP1985139760U
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JPS6250886U (ja
Inventor
敏廊 山中
英志 冨田
良孝 佐野
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は二輪車用ホイールにおけるリムとスポークプレ
ートの結合構造に関する。
(従来の技術) 第1図及び第2図に示す様に、一般に二輪車のホイール
10はリム1とスポーク2とハブ3とから成り、ホイー
ル10のリム1に軽圧され組み付けられているスポーク
プレート2を一体的に結合するために、従来は第6図、
第7図及び第8図に示す様に、リム1のドロップ部1c
内径部とスポークプレート2の外径部に軸方向に折曲し
たフランジ部2aとを、例えば3点6…でスポーク溶接
し、結合していた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この様な方法での結合は走行中ホイール
への径方向及び左右方向等各種の力が応力集中的に該ス
ポット溶接点に集中する。
更に精度的には、スポット溶接時に熱歪により真円度や
リムの捩れ等が発生する虞がある。
本考案は上記の問題点を解消するために成されたもので
ある。
従って本考案の目的とする処は、二輪車用ホイールにお
けるリムとスポークプレートの結合構造をプレス成形に
よって両部材に突起を形成し、完全な結合を保証するに
ある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決し、以上の目的を達成するため本考
案は、リムのドロップ部とスポークプレートのフランジ
部とを2箇所で溶接して結合するホイールにおいて、溶
接部位の真ん中のドロップ部と、このドロップ部と係合
するフランジ部の双方に、スポークプレートの中心方向
に突出して相互に係合する略半球状の突起をプレス成形
で形成した。
(作用) 上記手段によれば、リムのドロップ部とスポークプレー
トのフランジ部とを2箇所で溶接して結合した真ん中の
位置に、スポークプレートの中心方向に突出して相互に
係合する略半球状の突起をプレス成形で形成したので、
走行中ホイールの径方向や左右方向等から溶接して結合
した部位に力が作用して、溶接を剥離させる方向に力が
働いても、スポークプレートの中心方向に突出した略半
球状の突起同士がこれを阻止する方向で係合しているの
で、スポークプレートからのリムの脱落を防止出来、結
合が安定している。又、走行中にかかる力は、複数の溶
接による2箇所の結合点の真ん中に設けた突起係合によ
る結合点に大きくかかり、左右の溶接による結合点に分
散される力は余り大きなものではないので、リムとスポ
ークプレートの結合の耐久性が向上する。
(実施例) 次に本考案の実施例を添付した図面により説明する。
第1図は二輪車用のホイールを示す正面図、第2図は同
側面から視た断面図、第3図は本考案に係わるプレス成
形による突起と溶接とを組合わせた結合構造を示す正面
図、第4図は第3図の4方向から視た図、第5図は第3
図の5−5線断面図である。
二輪車のホイール10は、リム1とスポークプレート2
とハブ3とから成り、実施例では3本のスポークプレー
ト2がリム1に結合されている。このリム1と各スポー
クプレート2の結合は、第4図に示す3箇所の結合点の
内両端の2箇所はスポット溶接による溶接部6…になっ
ている。
両溶接部6…の真ん中の結合点4は、第5図に示す様に
耳片1aとビード部1bとドロップ部1cとから成るリ
ム1のドロップ部1c内径部と、このドロップ部1cに
係合しているスポークプレート2外形部に軸方向に折曲
したフランジ部2aとをプレス成形によりプレスし、ド
ロップ部1cの一部にスポークプレート方向に突出する
略半球状の突起1dをプレス成形で形成し(これに対応
してスポークプレートのフランジ部2aにも略半球状の
突起2dを形成する)、両方の突起1d、2dの係合に
より結合する。
上記の様にプレス成形によりリム1のドロップ部1cと
スポークプレート2のフランジ部2aとに突起1d、2
dを形成したので、隆起した略半球状の突起1d、2d
の係合力によって溶接部6…にかかる荷重が分散し、該
溶接部6…への負担が軽減出来、リム1とスポークプレ
ート2の結合の耐久力を向上することが出来る。又、突
起1d、2dをリム1を形成する前記耳片1aとビード
部1bとドロップ部1cからなる略半球状としたので、
該リム1の強度を高めることが出来る。
(考案の効果) 本考案は実施例で詳述した様に、リムのドロップ部とス
ポークプレートのフランジ部とを2箇所で溶接して結合
した真ん中の位置に、スポークプレートの中心方向に突
出して相互に係合する略半球状の突起をプレス成形で形
成したので、走行中ホイールの径方向や左右方向等から
溶接して結合した部位に力が作用して、溶接を剥離させ
る方向に力が働いても、スポークプレートの中心方向に
突出した略半球状の突起同士がこれを阻止する方向で係
合しているので、スポークプレートからのリムの脱落を
防止出来、結合が安定している。又、走行中にかかる力
は、溶接による2箇所の結合点の真ん中に設けた突起係
合による結合点に大きくかかり、左右の溶接による結合
点に分散される力は余り大きなものではないので、リム
とスポークプレートの結合の耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は二輪車
用のホイールを示す正面図、第2図は同側面から視た断
面図、第3図は本考案に係わるプレス成形による突起と
溶接とを組合わせた結合構造を示す正面図、第4図は第
3図の4方向から視た図、第5図は第3図の5−5線断
面図、第6図は従来のスポット溶接だけによる結合構造
を示す正面図、第7図は第6図の7方向から視た図、第
8図は第6図の8−8線断面図である。 図面中、1はリム、1cはリムのドロップ部、1dはリ
ムの突起、2はスポークプレート、2aはスポークプレ
ートの突起、3はハブ、6は溶接部、10はホイールで
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リムのドロップ部とスポークプレートのフ
    ランジ部とを2箇所で溶接して結合するホイールにおい
    て、 前記溶接部位の真ん中の前記ドロップ部と、このドロッ
    プ部と係合する前記フランジ部の双方に、スポークプレ
    ートの中心方向に突出して相互に係合する略半球状の突
    起がプレス成形で形成されることを特徴とするホイール
    の結合構造。
JP1985139760U 1985-09-12 1985-09-12 ホイールの結合構造 Expired - Lifetime JPH065017Y2 (ja)

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JP1985139760U JPH065017Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12 ホイールの結合構造

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JP1985139760U JPH065017Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12 ホイールの結合構造

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Publication Number Publication Date
JPS6250886U JPS6250886U (ja) 1987-03-30
JPH065017Y2 true JPH065017Y2 (ja) 1994-02-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58188582A (ja) * 1982-04-30 1983-11-04 Nissan Shatai Co Ltd スポツト溶接部の補強構造

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JPS6250886U (ja) 1987-03-30

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