JPS63271341A - ハロゲン化銀感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀感光材料

Info

Publication number
JPS63271341A
JPS63271341A JP62106887A JP10688787A JPS63271341A JP S63271341 A JPS63271341 A JP S63271341A JP 62106887 A JP62106887 A JP 62106887A JP 10688787 A JP10688787 A JP 10688787A JP S63271341 A JPS63271341 A JP S63271341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
layer
dye
silver
compounds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62106887A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0820695B2 (ja
Inventor
Keizo Furuya
圭三 古屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP62106887A priority Critical patent/JPH0820695B2/ja
Publication of JPS63271341A publication Critical patent/JPS63271341A/ja
Publication of JPH0820695B2 publication Critical patent/JPH0820695B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/305Substances liberating photographically active agents, e.g. development-inhibiting releasing couplers
    • G03C7/30576Substances liberating photographically active agents, e.g. development-inhibiting releasing couplers characterised by the linking group between the releasing and the released groups, e.g. time-groups

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Quinoline Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関するものであり
、特に還元されることによって、炭素−へテロ原子間の
一重結合が開裂することをひきかねとして写真的に有用
な基を放出する、まったく新規な化合物を含むノ・ロゲ
ン化銀写真感光材料に関するものである。
(背景技術) 写真要素中にあって、本来不動性であるかまたはバラス
ト安定化されているか、あるいは活性位をブロックされ
ている写真用試薬を結合している写真的有用化合物を提
供する化合物は、ポジ作用型化合物を包含する。
このポジ作用型化合物としては、まず、米国特許4L、
/Pり、31≠号、同31りto、≠72号に開示され
ている不動性化合物を挙げられる。
これらの化合物は還元状態でアルカリの存在下に分子内
求核反応にエリ写真試薬を放出することができ、一方、
感材中でレドックス反応により酸化されると写真試薬の
放出速度が低下するという性質がある。このような化合
物の性質を利用してイメージクイズに写真的に有用な基
を放出させる事ができる。しかし、例えば酸化とアルカ
リ註加水分解が競争するために、両者のタイミングのズ
レ等からぐるカブリの発生やテイスクリミネーションの
悪化等、多くの問題を抱えている。
上記ポジ型写真試薬放出化合物の欠点のいくつかを解決
したものとして、米国特許弘、i3y 。
31?号、同4L、/35P、、379号、同44.j
j!、777号、特開昭35P−/lr!333号、特
開昭!7−を弘≠33号に開示されたように還元された
後に分子内の求核置換反応によって写真用試薬を放出す
るポジ作用型化合物や米国特許弘。
232.107号、特開昭j?−10/A≠?号、リサ
ーチ・ディスクロージャー(/ ?rll−)IV&コ
1lLO2j号あるいは特開昭A/−1#λj7号に開
示されたごとく還元された後に分子内の電子移動反応に
エリ写真用試薬を脱離させるポジ作用型化合物が挙げら
れる。
今述べたような機能を有する化合物は、それぞれ多くの
利点を有してはいるが、ポジ形成型化合物の特注および
可能性を改良して、写真要素の作成および方法について
、設計と寛容度の自由をさらに高めることは、一層好ま
しいことである。処理前後の写真要素中にあって、より
優れた安定度を有している化合物を提供することが出来
ればなお望ましいことである。写真的に有用な成分の放
出を制御するだめのよりよい手段を提供することも望ま
しいことである。
本発明者は還元性物質エリ電子を受は取ったのちに一重
結合が開裂する反応について研究を行なった。
還元によって容易に開裂し、酸性およびアルカリ註ある
いは熱あるいは求核剤などに対して安定な一重結合はか
なり限られたものになる。さらに以上の諸粂件に対して
安定であって、写真系で一般的に用いられる有機還元剤
に工って還元され、かつ、写真的肩用基の放出に結びつ
けることが容易な結合は非常に限られた範囲になる。
このような反応を利用している例としては、ドイツ国特
許Joorrtt号に開示されている窒素−硫黄結合の
還元開裂を利用した化合物や、米国特許≠、6/り、r
rt号に開示されている窒素−窒素結合を利用した化合
物が挙げられる。
更に、ドイツ国特許1207j13号に開示されている
電子受容後に炭素−へテロ原子−重結合が開裂し、写真
用試薬を放出するα−ニトロ化合物や、米国特許≠、t
o?、610号に記載された炭素−窒素にトロ基)結合
の還元開裂後、写真用試薬をβ−説離するジェミナルジ
ニトロ化合物など炭素−へテロ原子結合の還元開裂を利
用した例もある。
更に、炭素−へテロ原子−重結合の還元開裂を利用した
化合物としては、米国特許≠、3≠3゜?23号に開示
されたニトロベンジル化合物が挙げられる。
しかし上記特許に記載の炭素−へテロ原子−重結合の還
元開裂を利用した化合物は、写真的に有効な種々の還元
剤との組合わせにおいても、炭素−へテロ原子−重結合
の還元的開裂が遅く、実用上、光分機能しているとは言
いがたい。また、分子設計にあたっての寛容度、あるい
は自由度を充分満足しているとは言いがたい。
(発明の目的) したがって本発明の目的は、酸、アルカリ、求核剤お工
び熱に対しては安定で、写真用に通常用いられている還
元剤との組合わせにおいては、写真的有用基の放出速度
が写真的に充分速く、しかも分子設計の自由度の大きな
、還元開裂する炭素−へテロ原子−重結合を含む化合物
の提供と、それを含む写真感光材料を提供することにあ
る。
(発明の構成ン 本発明者は、酸、アルカリ、求核剤および熱に対して安
定で、かつ、還元に工って開裂可能な結合として、炭素
−へテロ原子結合を選定し、研究を行なった。
特に炭素−へテロ原子−重結合の還元開裂が写真用の還
元剤として知られている化合物にエリ容易に起こり写真
的有用基が写真的に充分の速度で放出されることを可能
とする炭素−へテロ原子−重結合を有する化合物につい
て鋭意研究を行なったところ、還元によりヘテロ原子と
開裂する炭素原子に還元剤からの電子を受容する芳香族
(ヘテロ環も含む)基を結合し、更に炭素−へテロ原子
の開裂を容易にするために、この炭素原子に特定の基を
置換させることにより写真系で一般に知られている還元
剤にエリ、還元されて、写真的に充分な速さで写真的有
用基が放出されることを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は 下記一般式[,1]で表される化合物を含むハロゲン化
銀感光材料である。
一般式CI) 式中、EAGは還元性物質から電子を受は取る芳香族基
を表す。R1は、スルファモイル基、シアノ基、スルフ
ィニル基、カルバモイル基、アシル基、アルコキシカル
ボニル基、アルコキシスルホニル基、カルボキシ基、ア
リール基、t−表し、R2’d、 、水素もしくはアル
キル基、スルファモイル基、シアノ基、カルバモイル基
、アシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシスル
ホニル基、カルボキシ基、アリール基、を表子。
Xは炭素に対して電気陰性である原子あるいは原子基を
表す。
Timeは式中の炭素−X結合の開裂をひきかねとして
後続する反応を介してPUGを放出する基を表し、tは
Oまたは/の整数を表す。
PUGは写真的に有用な基を表すが、tがOの場合、X
と共に写真的有用基とも成り得る。
またR1、R2、X、Time%EAGは、互いに環を
形成していてもよい。
まずEAGについて説明する。
EAGは還元性物質から電子を受は取る芳香族基を表し
、炭素原子に結合する。EAGとしては次の一般式(A
)で表される基が好ましい。
一般式[A) ■ V n−Z 2 す。
VnはZt、Z2とともに王ないし人員の芳香族を形成
する原子団を表しnは三からへの整数を表す。
Vs ニーZs+、V4 ニーZa−Z4−1Vsニー
Za−Z4−Z5−s Va ニーZ3−Z4−Z5−
26−1v7 ニーz3−z4−z5−z6−Z7−1
V8:  Z3  Z4  Z5  Z6  Z7−Z
a−である。
Z2−Zsはそれぞれが −C−、−N−1ub −0−1−S−1あるいは −8O2−F表し、Sub
  はそれぞれが単なる結合(パイ結合)、水素原子あ
るいは以下に記した置換基を表す。Subはそれぞれが
同じであっても、またそれぞれが異なっていても良く、
またそれぞれ互いに結合して三ないし六員の飽和あるい
は不飽和の炭素環あるいは複素環を形成してもよい。
一般式[A)では、置換基のハメット置換基定数シグマ
、eうの総和が十〇、SO以上、さらに好ましくは+0
.70以上、最も好ましくは十〇。
?!以上になるようにSubを選択する。
Subが置換基の時の例を列挙する。(炭素数はそれぞ
れQないし4eC個が好ましい。)水素原子、ニトロ基
、ニトロソ基、シアン基、カルボキシ基、スルホ基、ス
ルフィノ基、スルフェノ基、メルカプト基、イソシアノ
基、チオシアナト基、ヒドロキ7基、ハロゲン原子(例
えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、
など)、ヨードシル基、ヨージル基、ジアゾ基、アジド
基、アルキル基、アラルキル基(置換されてもヨイアル
キル基、アラルキル基。例えば、メチル基、トリフルオ
ロメチル基、ベンジル基、クロロメチル基、ジメチルア
ミノメチル基、エトキシカルボニルメチル基、アミノメ
チル基、アセチルアミノメチル基、エチル基、U−(弘
−ドデカノイルアミノフェニル)エチル基、カルボキシ
エチル基、アリル基、!、3.!−)リクフロプロビル
基、n−プロピル基、1so−プロピル基、n−ブチル
基、1so−ブチル基、5ec−ブチル基、を−メチル
基、ローベンジル基%  8eC−ペンチル7Sb  
t−はメチル基、シクロペンチルTis  n−ヘキシ
ル基、5ec−ヘキシル基、t−ヘキシル基、シクロヘ
キシル基、n−オクチル基、5ee−オクチル基、t−
オクチル基、n−デシル基s n −ウンデシル基、n
−ドデシル基、n−テトラデシルjf5、n−Aンタデ
シル基、n−ヘキサデシル基、5ec−ヘキサデシル基
、t−ヘキサデシル基、n−オクタデシル基、t−オク
タデシル基、など)、アルケニル基(置換されてもよい
アルケニル基。
例えば、ビニル基、λ−クフロビニル基s  i−メチ
ルビニ′ル基、λ−シアノビニル基、シクロヘキセン−
7−イル基、など)、 アルキニル基t*換されて、もよいアルキニル基。
例、t ハ、エチニル基、/I−フロビニル基、−一エ
トキシ力ルポニルエチニル基、なト)、アリール基(置
換されてもよいアリール基。例えば、フェニル基、ナフ
チル基、3−ヒドロキシフェニル基、3−クロロフェニ
ル基、弘−アセチルアミノフェニル基、≠−ヘキサデカ
ンスルホニルアミノフェニル基、コーメタンスルホニル
ー弘−二トロフェニル基、3−二トロフェニル基、弘−
メトキシフェニル基、μmアセチルアミノフェニル基、
≠−メタンスルホニルフェニル基、コ。
弘−ジメチルフェニル基、≠−テトラデシルオキシフェ
ニル基、など)、 複素環基(置換されてもよい複素環基。例えば、l−イ
ミダゾリル基、−一フリル基、−一ピリジルMst−=
)ローコーピリジル基、3−ピリジル基、3.r−ジシ
アノ−λ−ピリジル基、!−テトラゾリル基、!−フェ
ニルー7−テトラゾリル基、−一ペンツチアゾリル基、
ニーベンツイミダゾリル基、2−ベンツオキサシリル基
、コーオキサゾリンーコーイル基、モルホリノ基、など
)、アシル基(置換されてもよいアシル基。例えば。
アセチル基、プロピオニル基、ブチロイル基、1so−
ブチロイル基、2.2−ジメチルプロピオニル基、ベン
ゾイル基、3#弘−ジクロロベンゾイル基、3−アセチ
ルアミノ−グーメトキシベンゾイル基、亭−メチルベン
ゾイル基、弘−メトキシー3−スルホベンゾイル基、な
ど)、スルホニル基(を換されてもよいスルホニル基。
例、tば、メタンスルホニル基、エタンスルホニル基、
クロルメタンスルホニル基、フロパンスルホニル基、メ
タンスルホニル基、n−オクタンスルホニルi、n−ト
チカンスルホニル基、n−ヘキサデカンスルホニル基、
ベンゼンスルホニル基、≠−トルエンスルホニル基s≠
−n−ドデシルオキシベンゼンスルホニル基、なト)、 アミン基(置換されてもよいアミン基。例えば、アミン
基、メチルアミン基、ジメチルアミノ基、エチルアミン
基、エチル−3−カルポキシプロピルアミノ基、エテル
ーコースルホエチルアミノ基、フェニルアミノ基、メチ
ルフェニルアミノ基、メチルオクチルアミノ基、メチル
ヘキサデシルアミノ基、など)、 アルコキシ基(置換されてもよいアルコキシ基。
例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロピルオキシ
基、1so−プロピルオキシ基、シクロヘキシルメトキ
7基、など)、 アリールオキシ基、ヘテロアリールオキシ基(を換され
てもよいアリールオキシ基、ヘテロアリールオキシ基。
例えば、フェノキシ基。ナフチルオキシ基、≠−アセチ
ルアミノフェノキシ基、ビリミジンーコーイルオキシ基
、λ−ピリジルオキシ基、など)、 アルキルチオ基(置換されてもよいアルキルチオ基。例
えば、メチルチオ基、エテルチオ基、0−ブチルチオ基
、n−オクチルチオ基、t−オクチルチオ基、n−ドテ
シルチオ基、n−ヘキサデシルチオ基、エトキシカルボ
ニルメチルチオ基、ベンジルチオ基、λ−ヒドロキシエ
チルチオ基、など)、 アリールチオ基、ヘテロアリールチオ基(を換されても
よいアリールチオ基、ヘテロアリールチオ基。例えば、
フェニルチオ基、弘−クロロフェニルチオ基、コーn−
ブトキシー1−1−オクチルフェニルチオ基、μmニト
ロフェニルチオ基、コーニトロフェニルテオ基、≠−ア
セチルアミノフェニルチオ基、/−フェニル−!−テト
ラノリルチオ基、!−メタンスルホニルベンゾチアゾー
ルーコーイルチオ基、など)、 アンモニオ基([換されてもよいアンモニオ基。
例、tば、アンモニオ基、トリメチルアンモニオ基、フ
ェニルジメチルアンモニオ基、ジメチルベンジルアンモ
ニオ基、トリーn−ブチルアンモニオ基、など)、 カルバモイル基(置換されても工いカルバモイル基。例
、tば、カルバモイル基、メチルカルバモイル基、ジメ
チルカルバモイル基、ビス−(2〜メトキシエチル)カ
ルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、シクロヘキシ
ルカルバモイル基、ジ−n−オクチルカルバミル基、3
−ドデシルオキシプロピルカルバモイル基、ヘキサデシ
ルカルバモイル基%J−(2,弘−ジ−t−ペンチルフ
ェノキシ)プロピルカルバモイル基、3−オクタンスル
ホニルアミノフェニルカルバモイル基、ジ−n−オクタ
デシルカルバモイル基、など)、スに7アモイル基(置
換されてもよいスルファモイA4i。例、t ハ、スル
ファモイル基、メチルスルファモイル基、ジメチルスル
ファモイル基、ジエチルスルファモイル基、ビス−(2
−メトキシエチル)スルファモイル基、ジ−n−ブチル
スルファモイル基、メチル−n−オクチルスルファモイ
ル基、n−ヘキサデシルメチルスルファモイル基、3−
エトキシゾロビルメチルスル7アモイルスi、N−フェ
ニルーヘーメチルスルファモイル基、弘−デシルオキシ
フェニルスルファモイル基、メチルオフタテシルスルフ
ァモイル基、など)、アシルアミノ基(fit換されて
もよいアシルアミノ基。例えは、アセチルアミノ基、コ
ーカルポキシベンゾイルアミノ基、3−ニトロベンゾイ
ルアミノ基、3−ジエチルアミノプロパノイルアミン基
、アクリロイルアミノ基、など)、 アシルオキ7基(置換されてもよいアシルオキシ基。例
えば、アセトキシ基、ベンゾイルオキシ基、λ−ブテノ
イルオキシ基、コーメチルプロバノイルオキシ基、3−
(クロロ−仏−テトラデシルオキシベンゾイルオキシ基
、など)、スルホニ71/7ミノ基(置換されてもよい
スルホニルアミノ基。例えば、メタンスルホニルアミノ
基、ベンゼンスルホニルアミノ基。λ−メトキシー1−
n−メチルベンゼンスルホニルアミノ基。
コークフロー!−ドデカノイルアミノベンゼンスルホニ
ルアミノ基、など)、 アルコキシカルボニルアミノ基([換されてもよいアル
コキシカルボニルアミノ基。例えば、メトキシカルネニ
ルアミノ基、エトキシカルボニルアミノ基、λ−メトキ
シエトキシカルボニルアミノ基、1so−ブトキシカル
ボニルアミノ基、ベンジルオキシカルボニルアミノ基、
【−ブトキシカルボニルアミノ基、コーシアノエトキシ
ヵルボニルアミノ基、など)、 アリールオキシカルボニルアミノ基(置換されてもよい
アリールオキシカルボニルアミノ基、例えば、フェノキ
シカルボニルアミノ基、コ、≠−ジメチルフェノキシカ
ルボニルアミノ基、μmニトロフェノキシカルボニルア
ミノ基、≠−t−ブトキシフエノキシ力ルポニルアミノ
基、など)、アルコキシカルボニルオキシ基(置換され
てもよいアルコキシカルボニルオキシ基。例えば、メト
キシカルボニルオキシ基、t−ブトキシカルボニルオキ
シ基、λ−ベンゼンスルホニルエトキシカルボニルオキ
シ基、n−デシルオキシカルボニルオキシ基、ベンジル
オキシカルボニルオキシ基、など)、 アリールオキシカルボニルオキシ基ta換されてもよい
アリールオキシカルボニルオキシ基、例えば、フェノキ
シカルボニルオキ7基、3−シアノフェノキシカルボニ
ルオキ7基、弘−アセトキシフェノキシカルボニルオキ
シ基、≠−t−ブトキシカルボニルアミノフェノキシカ
ルボニルオキシ基、≠−ヒドロキシー3−ベンゼンスル
ホニルアミノフェノキシカルボニルオキ7基、など)、
アミノカルボニルアミノ基(置換されてもよいアミノカ
ルボニルアミノ基。例えば、メチルアミノカルボニルア
ミノ基、モルホリノカルボ゛ニルアミノ基、ジエチルア
ミノカルボニルアミノ基、N−エチル−N−フェニルア
ミノカルボニルアミノ基、弘−シアノフェニルアミノカ
ルボニルアミノ基、≠−メタンスルホニルフェニルアミ
ノカルボニルアミノ基、など)、 アミノカルボニルオキシ基(置換されてもよいアミノカ
ルボニルオキシ基。例えば、ジメチルアミノカルボニル
オキシ基、ピロリジノカルボニルオキシ基、ダージプロ
ピルアミノフェニルアミノカルボニルオキシ基、など)
、 アミノスルホニルアミノ基tm換されてもよいアミノス
ルホニルアミノ基。例えば、ジエチルアミノスルホニル
アミノ基、ジ−n−ブナルアミノスルホニルアミノ基、
フェニルアミノスルホニルアミノ基、など)が挙げられ
る。
EAGは、好ましくは、少なくとも一つの電子吸引性基
によって置換されたアリール基、あるいは複素環基であ
る。EAGのアリール基あるいは複素環基に結合する置
換基は化合物全体の物性を調節するために利用すること
が出来る。化合物全体の物性の例としては、電子の受は
取り易さを調節できる他、例えば水溶性、油溶性、拡散
性、昇華性、融点、ゼラチンなどのバインダーに対する
分散性、求核性基に対する反応性、親電子性基に対丁迄
反応性等を調節するのに利用することが出来る。
次にEAGの具体的な例を挙げる。
少なくとも一つ以上の電子吸引性基によって置換さ扛た
アリール基の例としては、例えは、弘−ニトロフェニル
基、λ−ニトロフェニル基、x−二トローμ−N−メチ
ルーN−n−ブチルスルファモイルフェニル基、λ−ニ
トロー≠−N−メfルーN−n−オクチルスル7アモイ
ルフエニル基、λ−ニトロー弘−N−メチルーN−n−
ドデシルスルファモイル基、コーニトロー弘−N−メチ
ル−N−n−ヘキサデシルスルファモイルフェニル基、
コーニトローμ−N−メチル−N−n−オクタデシルス
ルファモイルフェニル基、コーニトロー≠−N−メチル
−N−(3−カルボキシプロピル)スルファモイルフェ
ニル基、コーニトロー弘−N−エチル−N−(J−スル
ホエチル)スルファモイルフェニル基、コーニトロー≠
−N−n−ヘキサデシル−N−(J−スルホプロピル)
スルファモイルフェニル基、コーニトロ−44−N−(
コーシアノエチル1−N−((,2−ヒドロキシエトキ
シ)エチル)スルファモイルフェニル基、コーニトロー
ぴ一ジエチルスルファモイルフェニルL、2−=ドロー
グージ−n−ブチルスルファモイルフェニル基、2−二
トロー≠−ジーn−オクチルスルファモイルフェニル基
、コーニトローμmジーn−オクタデシルスルファモイ
ルフェニル基、λ−ニトロー≠−メチルスルファモイル
フェニル基、コーニトロー≠−〇−ヘキサデシルスルフ
ァモイルフェニル基、コーニトロー44−N−メチル−
N−(≠−ドデシルスルホニルフェニル)スルファモイ
ルフェニル基、コーニトロー弘−(3−メチルスル7ア
モイルフエニル2スル77モイルフエニル基、≠−ニト
ロー2−N−メチル−N −n −ブチルスルファモイ
ルフェニル基、弘−ニトロ−ノーN−メチル−N−n−
オクチルスルファモイルフェニル基、弘−ニドロー2−
N−メチル−N −n −)”デシルスルフアモイルフ
ェニル基、4−ニトローコーN−メチルーN−n−ヘキ
サテシルスルファモイルフェニル基、クーニトロ−2−
N−メチル−N−n−オフタテシルスルファモイルフェ
ニル基、μmニトロ−λ−N−メチルーN−(j−カル
ボキシプロピル)スル7アモイルフエニル基、≠−ニト
ロー2−N−エチルーN−12−スルホエテル)スルフ
ァモイルフェニル基、矢−ニドロー2−N−n−ヘキサ
テシル−N−(J−スルホプロピル)スルファモイルフ
ェニル基、≠−ニトロー、2−N−(λ−シアノエチル
)−へ−((λ−ヒドロキシエトキシエチル)スルファ
モイルフェニル基、≠−ニトローコージエチルスルファ
モイルフェニル基、弘−ニドロー、2−シーn−7’チ
ルスルフアモイルフエニル基、μmニトローコージーn
−オクチルスルファモイルフェニル基、≠−ニトローλ
−シーn−オク11デシルスル7アモイルフエニル基、
μmニトロ−λ−メチルスル7アモイルフエニル基%≠
−ニトロ−λ−n −ヘA−f チー、yルスルファモ
イル7工二ル基、≠−ニトロー2−N−メチルーN−(
≠−ドテシルスルホニルフェニル)スルファモイルフェ
ニル基、クーニトロ−2−(3−メチルスルファモイル
フェニル)スルファモイルフェニル基、クーニトロ−2
−クロロフェニル基、λ−ニトロー弘−クロロフェニル
基、コーニトロー弘−N−メチル−N −n −ブチル
カルバモイルフェニル基、コーニトロー弘−N−メチル
−N−n−オクチルカルバモイルフェニル基、コーニト
ロー≠−N−メチル−N−n−ドデシルカルバモイルフ
ェニル基、コーニトローμ−N−メチル−N−n−ヘキ
サデシルカルバモイルフェニル基、コーニトロー+−N
−メチル−N−n−オクタデフルヵルパモイルフェニル
基、コーチドロー弘−N−メチル−N−(3−カルボキ
シゾロビル)カルバモイルフェニル基、コーニトローu
−N−エチル−N−(2−スルホエチル)カルバモイル
フェニル基、コーニトロー弘−N−n−ヘキサテシルー
N−(3−スルホプロピル)カルバモイルフェニル基、
コーニトロー弘−N−(コーシアノエチル1−N−+(
,2−ヒドロキシエトキシ)エチル)カルバモイルフェ
ニル基、コーニトローダージエチルカルバモイルフェニ
ル基、コーニトローμmシーn−プチルカルバモ−fル
フェニル基、コーニトローダージー〇−オクチルカルバ
モイルフェニル基。
2−ニトロ−≠−ジーn−オクタデシルカルバモイルフ
ェニル基、2−ニトロ−弘−メチルカルバモイルフェニ
ル基、λ−ニトロー弘−〇−ヘキサデシルカルバモイル
フェニル基、λ−ニトロー弘−N−;!fk−N−(参
〜ドテシルスルホニルフェニル)7フルバモイルフエニ
ル基、コーニトロ−44−(J−メチルスルファモイル
フェニル)カルバモイルフェニル基、μmニトロ−2−
N−メチル−N−n−ブチルカルバモイルフェニル基、
≠−ニトローコーN−メチルーN−n−オクチルカルバ
モイルフェニル基、μmニトロ−J−N−メチル−N−
n−ドテシルカルバモイルフェニル基、≠−ニトローJ
−N−メチルーN−n−ヘキサデシルカルバモイルフェ
ニル基、弘−ニドローλ−N−メチルーN−n−オクタ
デシルカルバモイルフェニル基、≠−ニトローu−N−
メチルーN−(3−カルボキシプロピル)カルバモイル
フェニル基、≠−二トローコーN−エチルーN−(コー
スルホエチル)カルバモイルフェニル基、参−二トロー
コーN−n−へキサテシルーN−(3−スルホプロピル
)カルバモイルフェニル基、μmニトロ−λ−N−(2
−シアノエチル)−N−t+、2−ヒドロキシエトキシ
)エチル)カルバモイルフェニル基、≠−ニトローコー
シエチル力ルパモイルフェニル基、≠−ニトロー2−ジ
ーn−7fルカルパモイルフェニル基、弘−ニトロ=コ
ージーU−オクチルカルバモイルフェニル基%弘−ニト
o−2−ジーn−オクタデシル力ルパモイルフニニル基
、≠−ニトローコ−メチル力ルバモイルフエニル基、≠
−ニトロー2−n−ヘキサテシルカルバモイルフェニル
基、μmニトローコローーメチルーN−を弘−トチシル
スルホニルフェニル)カルバモイルフェニル基、弘−ニ
ドローλ−(3−メチルスルファモイルフェニル)カル
バモイルフェニル基%J、弘−ジメタンスルホニルフェ
ニル基、コーメタンスルホニルー≠−ベンゼンスルホニ
ルフェニル基5x−n−オクタンスルホニル−≠−メタ
ンスルホニルフェニル基、λ−n−テトラテカデカルホ
ニルー弘−メタンスルホニルフェニル基、λ−n−ヘキ
サデカンスルホニルー弘−メタンスルホニルフェニルi
 J a ’tt−シーn−ドデカンスルホニルフェニ
ル基、λ、4L−シトデカンスルホニルー1−1リフル
オロメチルフエニル系、コーn−デカンスルホニルー≠
−シアノ−j−トリフルオロメチルフェニル基、λ−シ
アノー≠−メタンスルホニルフェニル基、2.≠。
乙−トリシアノフェニル基、2.≠−ジンアノフェニル
基% 2−ニトロ−弘−メタンスルホニルフェニル基、
λ−ニトロー弘−n−ドデカンスルホニルフェニル基、
コーニトロー弘−(2−スルホエチルスルホニル)フェ
ニル基、λ−ニトロー弘−カルホキシメチルスルホニル
フェニルMsx−二トロー弘−カルボキシフェニル基、
λ−ニトロー弘−エトキシカルボニル−J−−n−フト
キシフェニル基、λ−ニトロー弘−エトキシカルボニル
−t−n−ヘキサデシルオキシフェニル基、λ−ニトロ
ー≠−ジエチルカルバモイル−j−〇−ヘキサデシルオ
キシフェニル基、コーニトロー≠−シアノーt−n−ド
デシルフェニル基、コ、弘−ジニトロフェニル基、λ−
ニトローu−n−fシルチオフェニル基%3.!mジニ
トロフェニル基、ローニトロー3#!−ジメチル−≠−
n−ヘキサデカンスルホニル基、弘−メタンスルホニル
−2−ヘンゼンスルホニルフェニル基、≠−n −、t
 クメンスルホニル−2−メタンスルホニルフェニル基
、弘−n−テトラデカンスルホニルーコーメタンスルホ
ニルフェニル基、p−n−ヘキサデカンスルホニルーλ
−メタンスルホニルフェニル基、λ、!−シトデカンス
ルホニルー弘−トリフルオロメチルフェニル基、≠−n
−fカンスルホニルー、2−シアノ−よ−トリフルオロ
メチルフェニル基、クーシアノーローメタンスルホニル
フェニル基、≠−ニトローコーメタンスルホニルフェニ
ル基、≠−ニトロー2−n−トチカンスルホニル7x=
ル5、It−= ) o−2−(2−スルホエチルスル
ホニル)フェニル基、弘−ニトローコー力ルボキシメチ
ルスルホニルフェニル基、μmニトロ−2−カルボキシ
フェニル基、≠−ニトローλ−エトキシカルボニル−j
−n−ブトキシフェニル基、≠−ニトローコーエトキ7
カルボニル−!−〇−ヘキサテシデシキ/フェニル基、
≠−ニトローコージエチル力ルバモイルー!−n−ヘキ
サデシルオキシフェニル基、≠−ニトロー2−シ’7/
−J−−n−ドテシルフェニル基、弘−ニドロー1−n
−デシルチオフェニル基、弘−ニドロー3゜よ−ジメチ
ルーλ−〇−ヘキサデカンスルホニル基、弘−ニトロナ
フチル基、コ、≠−ジニトロナフチル基、≠−ニトロー
λ−n−オクタデシル力ルバモイルナフテル基、≠−ニ
トローコージオクチルカルパモイルーj−(J−スルホ
ベンゼンスルホニルアミン)す7チル基、 2.!、4
!、J−。
6−ペンタフルオロフェニル基、λ−ニトロー弘−ベン
ゾイルフェニル基、λ、≠−ジアセチルフェニル基、λ
−ニトロー4’−トリフルオロメチルフェニル基、≠−
ニトローコートリフルオロメチルフェニル基、弘−ニド
ローJ −トリフルオロメチルフェニル基、2.≠、!
−トリシアノフェニルtss 3m≠mジーアノフェニ
ル基、λ−クフロー弘、!−ジシアノフェニル基、コー
ブロモー弘。
!mジシアノフェニル基、μmメタンスルホニル基、≠
−n−ヘキサデカンスルホニルフェニル基、2−−#7
ンスルホニルーj−トリフルオロメチルフェニル基、コ
ーニトロー!−メチルフェニル基、2−ニトロ−j−n
−オクタデシルオキシフェニル基、ローニトロー≠−N
−(ビニルスルホニルエチル)−N−メチルスルファモ
イルフェニル基、−一メチル−6−二トロベンツオキサ
ゾールーよ一イル基、など。
複素環基の例としては、例えば、コービリジル基、3−
ピリジル基、≠−ピリジル基、!−二トローλ−ヒリシ
ル基、!−ニトローN−ヘキサデシル力ルパモイル−2
−ピリジル基、3.j−ジ7アノーコーピリジル基、!
−ドデカンスルホニルー2−ピリジル基、!−シアノー
コーピラジル基、≠−ニトロチオフエンーコーイル基、
!−二トローl、コージメチルイミダゾールー弘−イル
基、3.!−ジアセチルーーーピリジル基、/−ドデシ
ル−よ−カルバモイルピリジニウム−2−イルMs  
z−二トローλ−フリル基、!−ニトロベンツチアゾー
ルーλ−イル基、などが挙げられる。
次に一般式〔1〕のR%RKついて説明する。
炭素−Xi子結合の還元開裂が写真用の還元剤として知
られている化合物にエリ容易に起こり、写真的有用基が
写真的に充分の速度で放出されることを可能にするため
にはR1は次に示すを換基である必要がある。
モイル基。例えば、スルファモイル基、メチルスルファ
モイル基、ジメチルスルファモイル基、ジエチルスルフ
ァモイル基、ビス(2−メトキシエチル)スルファモイ
ル基、ジ−n−ブチルスルファモイル基、メチル−n−
オクチルスルフアモイkM%  n−ヘキサデシルメチ
ルスルファモイル基−3−エトキシプロビルメチルスル
ファモイルス基1N−フェニル−N−メチルスルファモ
イル基、クーチシルオキシフェニルスルファモイル基、
メチルオクタデシルスルファモイル基、など)、シアノ
基。
カルバモイル基(ffi換されてもよいカルバモイル基
。例えば、カルバモイル基、メチルカルバモイル基、ジ
メチルカルバモイル基、ビス−(2−メトキシエチル)
カルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、シクロへキ
シルカルバモイル基、ジ−n−オクチルカルバミル基、
3−ドデシルオキシプロピルカルバモイル基、ヘキサデ
シルカルバモイル基、J−(J、μmジーt−ペンチル
フェノキクiゾロピルカルバモイル基、!−オクタンス
ルホニルアミノフェニルカルバモイル基、ジ−n−オク
タデシルカルバモイル基、など)、アシル基(置換され
てもよいアシル基。例えば、アセチル基、プロピオニル
基、ブチロイル基、1so−7’チロイル基、λ、ココ
−メチルプロピオニル基、ベンゾイル基、3.弘−ジ/
 OOベンゾイル基、3−アセチルアミノ−仏−メトキ
シベンゾイル基、≠−メチルベンゾイル基、≠−メトキ
クー3−スルホベンゾイル基、なト)、スルフィニル基
(置換されてもよいスルフィニル基。例、tば、メタン
スルフィニル基、エタンスルフィニル基、 メタンスル
フイニルL  n−ヘキサテカンスルフイニル基、ベン
ゼンスルフィニル基、≠−トルエンスルフィニル基、≠
−n−)’fシルオキシベンゼンスルフィニルi、iど
>、アルコキシカルボニル基(置換されてもよいアルコ
キシカルボニル基。例えば、メトキシカルボニル基、エ
トキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、プ
ロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、ペンチ
ルオキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、テト
ラデシルオキ7ヵルボニル基、コーメトキシエチル力ル
ボニル基、−−クロロフェノキシカルボニルJなと)、
アルコキシスルホニル基(fl換されてもよいアルコキ
シスルホニル基。例、t [、メトキシスルホニル基、
エトキシスルホニル基、プロポキシスルホニル基、メト
キシスルホニル基、ベンジルオ中7スルホニル基、フェ
ノキ7スルホニル基、弘−メチルフェノキシスルホニA
基など)、カルボキシ基(カルボキシレートも含む)、
アリール基(置換されてもよいアリール基、例えば、フ
ェニル基、ナフチル基、3−ヒドロキシフェニル基、3
−クロロフェニル基、弘−アセチルアミノフェニル基、
≠−ヘキサテヵンスルホニルアミノフェニル基、コーメ
タンスルホニルー弘−ニトロフェニル基、3−ニトロフ
ェニル基、≠−メトキシフェニル基、≠−アセチルアミ
ノフェニル基、≠−メタンスルホニルフェニル基、λ。
≠−ジメチルフェニル基、弘−テトラデシルオキシフェ
ニル基、、2−7リル基、λ−ピリジル基、!−ニトロ
ーコービリジル基、3−ピリジル基、3.!−ジ7アノ
ーコービリジル基、など。)。
一方Rは、 水素原子もしくは アルキル基(を換されてもよいアルキル基、例えば、メ
チル基、トリフルオロメチル基、ベンジル基、クロロメ
チル基、ジメチルアミンメチル基、エトキシカルボニル
メチル基、アミノメチル基、アセチルアミノメチル基、
エチル基、λ−(≠−トチカッイルアミノフェニル)エ
チル基、カルボキシエチル基、アリル基、J、J、J−
)リクフロプロピル基、n−プロピル基、1so−プロ
ピル基、n−ブチル基、1so−ブチル基、5ec−ブ
チル基、t−ブチル基、n 、、2ンチル基、5eC−
ペンチル基 t   Oメチル基、シクロはメチル基、
n−ヘキシル基、5ec−ヘキシル基、t−ヘキシル基
、7クロヘキシル基%  n−オクチル基、5ec−オ
クチル基、t−オクチル基、n−デシル基、n−ウンデ
シル基s  n  )’yアシル基n−テトラゾフル基
、n−ペンタデシル基、ローヘキサデシル基、5ec−
ヘキサデシル基、t−ヘキサデシル基、n−オクタデシ
ル基、t−オクタデシル基、など)、 スルファモイル基(置換されてもよいスルファモイル基
。例えば、スルファモイル基、メチルスルファモイル基
、ジメチルスルファモイル基、ジエチルスルファモイル
基、ビス−(コーメトキ7エチル)スルファモイル基、
ジ−n−ブチルスルファモイル基、メチル−〇−オクチ
ルスルファモイル基、n−ヘキサデシルメチルスルファ
モイル基、3−エトキシプロビルメチルスルファモイル
ス基、N−フェニル−N−メチルスルファモイル基、μ
mデフルオキシフェニルスルファモイル基、メチルオク
タデシルスルファモイル基、など)、シアノ基、 カルバモイル基t w換されてもよいカルバモイル基。
例えば、カルバモイル基、メチルカルバモイル基、ジメ
チルカルバモイル基、ビス−(2−メトキシエチル)カ
ルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、シクロヘキシ
ルカルバモイル基、ジ−ローオクチルカルバミル基、3
−ドブゾルオキシプロビル力ルノぐモイル基、ヘキサデ
シルカルバモイル基s 3(”z−≠−ジーt−ペンチ
ルフェノキシ)プロピルカルバ七イル基、3−オクタン
スルホニルアミノフェニルカルバモイル基、シーn−オ
クタデシルカルバモイル基、など)、アシル基(置換さ
れてもよいアシル基。例えば、アセチル基、プロピオニ
ル基、ブチロイル基、1so−ブチロイル基、λ、2−
ジメチルプロピオニル基、ベンゾイルss J a a
−’#フロロンゾイル基、3−アセチルアミノ−≠−メ
トキシベンゾイル基、≠−メチルベンゾイル基、≠−メ
トキシー3−スルホベンゾイル基、n、!:”l、アル
コキシカルボニル基(置換されてもよいアルコキシカル
ボニル基。例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカ
ルボニル基、ベンジルオキ7カルボニル基、プロポキシ
カルボニル基、ブトキシカルボニル基、ペンチルオキシ
カルボニル基、フェノキシカルボニル基、テトラデシル
オキ7カルボニル基、−一メトキシエチルカルボニル基
、2−クロロフェノキ7カルボニルMfxど)、ルコキ
シスルホニル基。例えハ、メトキシスルホニル基、エト
キシスルホニル基、フロボキシスルホニル基s−/トキ
シスルホニル基、ベンジルオキ/スルホニル基、フェノ
キシスルホニル基、≠−メチルフェノキシスルホニルT
sfZト)、カルボキシ基(カルボキシレートも含む)
、アリール基(を換されてもよいアリール基。例えば、
フェニル基、ナフチル基%3−ヒドロキ/フェニル基、
3−クロロフェニル基1μmアセチルアミノフェニル基
、弘−ヘキサデカンスルホニルアミノフェニル基、コー
メタンスルホニルーグー二トロフェニル基、3−ニトロ
フェニル基s 4’−メトキシフェニル基、≠−アセチ
ルアミノフェニル基、≠−メタンスルホニルフェニル基
、J −≠−ジメチルフェニル基、≠−テトラテシルオ
キシフェニル基、コーフリル基、コービリジル基、!−
ニトローコービリジル基、3−ピリジル基、3.t−ジ
シアノ−λ−ピリジル基、など)である。
好ましくは、 R%Rの少なくとも一方が、アリール基、アシル基、ス
ルファモイル基、アルコキシカルボニル基、シアン基、
スルフィニル基であることであり、 更にR,Hの少なくとも一方がアリール基(複素環も官
む)、ア/ル基、シアノ基であることが好ましい。
またR”、Rは先に説明したEAGであっても工い。
次にXの説明をする。
Xは炭素に対して電子陰性である原子あるいは原子基を
衣し、例えば −〇−、−N−、−8−1−so2−1
−8e−1 −P−(0は酸素原子、Nは窒素原子、Sは硫黄原子、
Seはセレン原子、Pはリン原子を表す)などが挙げら
れる。
.1 好ましくは −〇−1−8−、−N−(R3は水素以外
の置換基、例えば前記R2について説明したような置換
基である。)s   5O2sである。
次に+TimeすjPUGについて詳述する。
Timeは窒素−酸素、窒素−窒素、あるいは窒素−硫
黄結合の開裂をひきかねとして、後続する反応を介して
PUGを放出する基を表す。
Timeで表される基は種々公知であり、例えば特開昭
61−/弘72≠弘号(5)頁−(6)頁、同6/−2
Jtjμり号(8)頁−α4頁、特願昭A/−1t2コ
!号(至)頁−04)頁に記載の基が挙げられる。
Timeとして好ましくは例えば以下に示すものである
。ここで(米)は一般式〔I〕のX原子に結合する炭素
原子に結合する部位を表し、(*)の次の原子がX原子
に当たる。
また(11(*)はPUGが結合した部位を表す。
+11                      
  +21CH!   CHI C,Hs (7)                   +81
CH! +91                     Q
10υ                      
 回C3Qa 090e α乃                      Q
IUN a唾                  QΦCHI
       0 (零)−0−CHx−(傘)(*)(車)−3−CH−
(本)(*)C00Cz Hs 了)(38) すし113 OCt Hs    CIIH!コ PUGは、X−PUGまたは、Time−PUGとして
写真的に有用な基を表す。
写真的に有用な基としては例えば、現像抑制剤、現像促
進剤、造核剤、カプラー、拡散aあるいは非拡散性色素
、脱銀促進剤、脱銀抑制剤、ノ・ライド、ハロゲン化銀
溶剤、レドックス競争化合物、現像薬、補助現像薬、定
着促進剤、定着抑制剤、銀画像安定化剤、色調剤、処理
依存性良化剤、網点良化剤、色像安定化剤、写真用染料
、界面活性剤、硬膜剤、減感剤、硬調化剤、キレート剤
、螢光増白剤、紫外線吸収剤、造核促進剤など、あるい
はこれらの前駆体を表す。
これらの写真的に有用な基は有用性の面で重複している
ことが多いため代表的な例について以下に具体的に説明
する。
現像抑制剤の例として、I・ロゲン(臭素、沃素)、ヘ
テロ環に結合するメルカプト基tVする化合物例えば、
置換あるいは無置換のメルカプトアゾール類(具体的に
はl−フェニル−!−メルカプトテトラゾール、/−(
≠−カルボキシフェニル)−!−メルカプトテトラゾー
ル、/−(J−ヒドロキシフェニル)−よ−メルカプト
テトラゾール。
/−(弘−スルホフェニル)−t−メルカプトテトラゾ
ール、/−(J−スルホフェニル)−!−メルカプトテ
トラゾール、/−t≠−スルファモイルフェニル)−!
−メルカプトテトラゾール、1−(3−ヘキサノイルア
ミノフエニA−)−j−メルカプトテトラゾール、l−
エチル−よ−メルカプトテトラゾール、l−(λ−カル
ボキシエチル)−!−メルカプトテトジゾール、λ−メ
チルチオーよ一メルカプトー/、J、4t−チアジアゾ
ール。
コー(コーカルポキシエチルチオ)−よ−メルカプト−
/#3.≠−チアジアゾール、3−メチル−弘−フェニ
ル−オーメルカプト−/ 、J、弘−トリアゾール、J
−[,2−ジメチルアミノエテルチオJ−t−メルカプ
ト−/、J、弘−チアジアゾール、/−(≠−〇−ヘキ
シルカルバモイルフェニル)−コーメルカブトイミダゾ
ール、3−アセチルアミノ−μmメチル−!−メルカプ
トーl。
コ、4を一トリアノール、λ−メルカプトベンツオキサ
ゾール、コーメルカブトベンツイミダゾール、コーメル
カブトベンゾチアゾール、λ−メルカプトー6−二トロ
ー/、J−ベンツオキサゾール、/−(/−ナフチル)
二!−メルカプトテトラゾール、λ−フェニルーj−メ
ルカプトーl、3゜ダーオキサジアゾール、/−(J−
(J−メチルウレイド)フェニル)−1−メルカプトテ
トラゾール、/−($−二トロフェニル)−!−メルカ
プトテトラゾール、t−1−エチルヘキサノイルアミノ
)−2−メルカプトベンツイミダゾールなど)、置換あ
るいは無置換のメルカプトアザイン7’7類t 8体的
には、t−メチルーダ−メルカプト−’ a ’ a 
J a # 7−テトラザインテン、t−メチルーコー
ベンジルー弘−メルカプト−l。
J、Ja、7−fトラサインデン、t−フェニル−44
−メルカプトテトラザインテン、弘、6−シメチルーコ
ーメルカプトー/、J、Ja、7−テトラザインテンな
ど)、置換あるいは無置換のメルカプトピリミジン類(
具体的にはコーメルカブトピリミジン、λ−メルカプト
−≠−メチルー6−ヒドロキシピリミジン、コーメルカ
ブトー≠−プロビルビリミジンなど)などがある。イミ
ノ銀生成可能なヘテロ環化合物、例えば置換あるいは無
置換のベンゾトリアゾール類(具体的には、ベンゾトリ
アゾール、!−ニトロベンゾトリアゾール、!−メチル
ベンゾトリアゾール、z、t−−、;クロルベンゾトリ
アゾール、z−7’ロモベンゾトリアゾール、!−メト
キシベンゾトリアゾール、j−アセチルアミノベンゾト
リアゾール、j−n−ブチルベンゾトリアゾール、!−
二トロー6−クロルベンゾトリアゾール、!、6−シメ
チルベンゾトリアゾール、≠、j、A、7−チトラクロ
ルベンゾトリアゾールなど)、置換あるいは無置換のイ
ンダゾール類(具体的にはインダゾール、!−二トロイ
ンダゾール、3−ニトロインダゾール、j−/ロルーj
−二トロインタソール、3−シアノインダゾール、3−
n−ブチルカルバモイルインタソール、!−二トロー3
−メタンスルホニルインダゾールなど〕、置換あるいは
無置換のベンツイミダゾール類(具体的には、!−二ト
ロベンツイミダゾール、≠−ニトロベンツイミダゾール
、j、t−ジクロルベンツイミダゾール、!−シアノー
t−りロルベンツイミダゾール、t −トリフルオルメ
チル−乙−クロルベンツイミダゾールなど)などがあげ
られる。また現像抑制剤は現像処理工程において酸化還
元反応に続く反応により、一般式〔I〕の酸化還元母核
から放出された後、現像抑制性を有する化合物となり、
更にそれが、実質的に現像抑制性を有しないか、あるい
は著しく減少した化合物に変化するものであっても良い
具体的には/−IJ−フェノキシカルボニルフェニル)
−よ−メルカプトテトラゾール、/−(≠−フェノキシ
カルボニルフェニル)−t−メルカプトテトラゾール、
/−(J−マレインイミドフェニル)j−メルカプトテ
トラゾール、!−(フェノキシカルボニル)ペイシトリ
アゾール、j−(p−シアノフェノキ7カルボニル)ベ
ンゾトリアゾール%λ−フェノキ7カルポニルメチルチ
オーj−メルカプト−7,3,≠−チアジアゾール、!
−二トロー3−フェノキシカルボニルインダゾール、!
−フェノキシカルボニルー2−メルカプトベンツイミダ
ゾール、j−(,2,J−ジクロルプロピルオキシカル
ボニル)ベンゾトリアゾール 2  :ンジルオキシカ
ルポニルベンゾトリアゾール、!−(プチルカルパモイ
ルメトキ7カルボニル)ベンゾトリアゾール、!−(ブ
トキシカルボニルメト午ジカルボニル)ベンゾトリアゾ
ール、/−(弘−ベンゾイルオキシフェニル)−1−メ
ルカプトテトラゾール、!−(λ−メタンスルホニルエ
トキシカルボニル)−一一メルカブトベンゾチアゾール
、l−(≠−(,2−クロルエトキ7カルボニル)フェ
ニル)−コーメルカプトイミダゾール、J −(J −
(チオフェン−2−イルカルボニル)プロピル〕チオー
!−メルカプト−/、!、≠−チアジアゾール、!−シ
ンナモイルアミノベンゾトリアゾール、/−(J−ビニ
ルカルボニルフェニル)−!−メルカフトテトラゾール
、!−スクシンイミドメチルベンゾトリアゾール、λ−
(≠−スクシンイミドフェニル))−!−メルカプトー
l、31μmオキサジアゾール、3−(μ−(ベンゾ−
/、λ−インチアゾールー3−オキソー1./−ジオキ
シーコーイル)フェニル)−よ−メルカプト−弘−メチ
ル−7゜2、≠−トリアゾール、t−フェノキシカルボ
ニル−λ−メルカプトベンツオキサゾールなどがあげら
れる。
PUGが拡散性あるいは非拡散性色素である場合、色素
としてはアゾ色素、アゾメチン色素、アゾピラゾロン色
素、インドアニリン系色素、インドフェノール系色素、
アントラキノン系色素、トリアリールメタン系色素、ア
リザリン、ニトロ系色素、キノリン系色素、インジゴ系
色素や、フタロシアニン系色素があげられる。またそn
らのロイコ体や、一時的に吸収波長が7フトされたもの
、さらにテトラゾリウム塩などの色素プレカーサーがあ
げられる。さらにこれらの色素は適当な金属とキレート
色素を形成しても工い。
この中でシアン、マゼンタお工ひイエローの色素が特に
重要である。
イエロー色素の例: 米国特許J、j’?7,200号、同3.30’?。
/P5’号、同≠、0/J、433号、硼1コ弘j 、
021!号、同II、/!t、609号、向≠。
/3F、313号、同’1./’?!、’??2号、鴻
≠、/≠r、4弘1号、同経、lμF、4≠3号、同経
、33t 、322号:特開昭31−//弘り30号、
同jt−7107λ号: Re5earchDiscl
osure  /76301 / ’?7r )号、向
/6弘!(/デフ7)号に記載されているもの。
マゼンタ色素の例: 米国特許3.≠33,107号、同3.!弘≠。
j弘!号、PJj 、PI3.3110号、同3,23
7、lμμ号、則3,132,301号、同3゜り!≠
、≠7乙号、同≠、コ33,237号、同≠、コjjt
、109号、同≠、210 、λμを号、同弘、l≠2
.tP1号、同弘、コ07,10弘号、PJj、2g7
.2タコ号;特開昭32−IOA 、727号、同!2
−106727号、同j3−uJ 、t21r号、向3
j−J j 、101!号、同jj−73,037号、
同j4−7/、OtO号、同5r−i3参号に記載され
ているもの。
シアン色素の例: 米国特許31μm2.P7コ号、同J、Pコヂ。
760号、同弘、0/J、431号、同ダ、λ6r、t
、2r号、同ダ、/7/、コλ0号、同≠。
2≠、2.弘3j号、11!]4t、/≠コ、♂?1号
、同≠、/?に、Wヂ弘号、同4!、/4L7.tμ≠
号、lWl≠、/ダ1,1p4−号:英国特許/ 、!
j/ 。
ijr号;特開昭j≠−ヂヂ弘31号、同!コー112
7号、 同jJ−1712J号、1iqjJ−/≠33
23号、同!弘−?デ弘31号、同j4−7101、/
号;ヨーロッパ特許IRPC)t3゜037号、同jJ
、0140号: Re5earchDisclosur
e  /7,430(/971)号、及び同/1.≠7
よ(/デフ7)号に記載されているもの。
また色素のプレカーサ一部の一種として、感光要素中で
は一時的に光吸収をシフトさせである色素の具体例は米
国特許≠、3io、tiλ号、同T−PPり、003号
、同!、334.2117号、同J、!7F、33弘号
、同3.7tコ、り弘6号、英国特許/、≠1.7.J
/7号および特開昭37−/j♂t3♂号などに記載さ
れている。
PUGがハロゲン化銀溶剤である場合の例としては、特
開昭1.0−/GJ(711t、2号、米国特許≠。
003.910号、米国特許≠、371.≠2μ号等に
記載されたメンイオン化合物、特開昭!7−20233
/号等に記載されたアミノ基を置換基として有するメル
カプトアゾール類もしくはアゾールチオン類などがあり
、エリ具体的には特開昭A/−230/33号に記載さ
れているものを挙げることができる。
PUPが造核剤である場合の例としては特開昭39−/
701≠O号に記載のあるカプラーより放出される離脱
基の部分が挙げられる。
その他PUGについては特開昭4/−230/3j号、
米国特許第弘、2弘r、P乙コ号、特願昭A/−32≠
62号等の記載全参考にできる。
以下に本発明の具体的化合物例を列挙する。
ただし本発明の化合物はこれに限られるものではない。
/         CN H3 コ 5O2N−C4H0 4H9 / l ゝCl8H37 1λ 1で0′1゜ 〉 コ 2 O2 3 J 3 蓼 t P す !! 参 〇 SO2C)13 ぴ/         0 弘−〇 ≠ J 4t! 憂 6 ≠t j O 8O2C12H25 jf きり2 ≦ O O2 6 グ 6 ぶ 5(hc18H37 NO□ ゝC4H9 CH3CHa tり し161133 CN 7 弘 F3 I CN 0sK SO2計;M3 本発明の化合物の合成法について説明する。
まず本発明の一般的な合成法について述べる。
合成法に関して最も大きなポイントは一般式〔I〕で表
される還元によって開裂するX原子と結合した炭素原子
と、電子受容性芳香族基との結合方法にある。
この結合方法は主に電子受容性芳香族基に対するカルバ
ニオンの求核置換反応(VicariousNucle
ophilic  5ubstitutionも含む)
によシ合成できる。
また+T i rn e−)TP U Gの導入は主に
上記反応で得られた電子受容基に結合した炭素原子にハ
ロゲン原子を導入し、これを置換することにより行なっ
た。
ただし上述した方法に限られるものではなく、例えば+
Time%PUG又はその前駆体を導入した炭素原子に
アニオンを生成させて芳香族求核置換をする方法やその
他の方法でも合成できる。
以上の一般的合成法を更にわかり易くするために具体的
合成例を次に示す。
ステップ■  /−の合成 ≠−クロロー3−二トロベンゼンスルホン酸カリウム(
//)/21rOpとアセトニトリに//J’Owl、
スルホランλ!0rdlとジメチルアセトアミド30W
Llの混合溶液に、オキシ塩化リン1210−を内温6
0°C〜700Cに保つ様に滴下した。
73°Cで3時間反応後、水冷し、水弘θ0ralを徐
々に添加した後、氷水jlに注いだ。析出した結晶を戸
数し、水洗後乾燥した。
収量1otoy、収率t≠係 ステップ■  13の合成 rooyのs−ニトロ−弘−クロルベンゼンスルホニル
クロリドと1000tLlのジクロロメタンを混合し、
これにヘキサデシルアミンtooy。
トリエチルアミン、2!l−のジクロロメタン溶液を滴
下した。反応終了後との反応溶媒を減圧留去しs o 
o odのメタノールを加え加熱し溶解した後、ゆつく
シ冷却すると結晶が析出した。この結晶を戸取し乾燥し
た。
収量1oxoy、収率re% ステップ■  N−メチル−N−ヘキサデシル−3−ニ
トロ−7−クロロベンゼンスルホ/アミド(/4A)の
合成 N−ヘキサデシル−3−二トロー≠−クロロフロゼンス
ルホンアミドiyo’pをアセトンtμOm/lc溶解
し、炭酸カリウム7タタ、ポリエチレングリコール弘0
0 4ml、ジメチル硫酸7/りを加え1時間加熱還流
した。これにアセト/2μOdを加え≠0°Cで水17
0m1を滴下し室温まで冷却すると結晶が析出した。結
晶を戸数し、水。
メタノールで洗い乾燥した。
収量lルタタ、収率P7% ステップ■  ltの合成 N−メチル−N−ヘキサデシル−3−ニトロ−弘−クロ
ロベンゼンスルホ/アミド”(/4t)/よ0りとフェ
ニルアセトニトリル(/j)J7f/Cピクジン300
rnlを加え、更に攪拌しながら水酸化ナトリウム/J
fを加え、4400(:にて1時間攪拌した。
反応液を希塩酸水に注ぎ、酢酸エチルエステルで抽出し
、抽出液を希塩酸水で十分洗浄後乾燥して濃縮した。
残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー
に付しヘキ?y−酢酸エチルエステル混合溶媒(3:/
〜2:/)留分より目的物を得。
これをメタノールよシ再結晶した。
収量///f、収率z3% ステップ■  /7の合成 ステップ■で得られた/6jOfを四塩化炭素zoOr
tlK溶解し、これに室温下N−ブロモスクシンイミド
lり、!りとBPOo 、11を添加し、攪拌しながら
徐々に温度を上げていき1時間で加熱還流するようにし
た。
更に電灯の光を照射しながら2時間加熱還流し、不溶解
物を戸別後、F液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し。
得られた目的物をメタノール−イソプロピルアルコール
(≠:/)混合溶媒よシ再結晶した。
収量/り、2j/、収率3弘チ ステップ■  化合物lの合成 ステップ■で合成したブロム体l!りと/ −フェニル
−!−メルカプトテトラゾールのナトリウム塩6Fに、
脱気後アルゴルガスを通したジメチルスルホキシド!0
ynlを加工、コーニトロプロパンリチウム塩をo、i
p添加した。アルゴンガス気流110時間室温で攪拌し
た。褐色反応液を希塩酸氷水に注ぎ、生じた固体を濾過
し、水洗した後、酢酸エチルエステルで溶解し、これを
水洗、乾燥、減圧濃縮した。
残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー
に付し、ヘキサン−酢酸エチルエステル(J:/)混合
溶媒留分より目的物を得、メタノール−エタノール(j
:/)混合溶媒よシ基結晶した。
収量10./p、収率rr%、融点jj〜j、!tC ステップ■  λlの合成 フェニルアセトニトリルから下記の分献の合成法に従い
合成した。
E、Chiellini、R,5alaro、S。
1)’Antone、Makromo1.Chem、/
713/lj(/り77)、E、Chiellini、
R。
5alaro+  J、Chem、Soc、Chem、
Comm。
λ37(/り77) ステップ  −の合成 λ−フェニルブタンニトリル7λ、6yと合成例/ステ
ップ■で合成した/≠231fllとトリエチルベンジ
ルアンモニウムクロリドJyVC、ベンゼン300rl
lを加えて加熱溶解した。これに水酸化ナトリウム/!
Ofと水/10−に溶解したアルカリ水溶液を室温で加
えた後、jo 0cにて弘時間攪拌する。反応液は緑色
から褐色へと変化した。
放冷後、酢酸エチルエステルを加え、更に希塩酸水を加
えて弱酸性とし、有機層を分液し、水洗、乾燥後、減圧
下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに付し、ヘキサン−酢酸エテルエステル(/:/)留
分よシ得られた目的物をメタノールから再結晶した。
収量lり3ノ、収率6t% ステップ■  3の合成 ステップ■で合成したニトリル体22100fに酢酸2
00m1%硫酸200m1、水10ornlを加え、2
時間加熱還流した。
反応液を放冷後、氷水/lに注ぎ、析出した結晶を戸数
して乾燥し、そのまま次の反応に用いた。
収量り≠り、収率り1% ステップ■  Jの合成 ステップ■で合成したカルボン酸23/3.♂りとNC
3lIpに酢酸Jm/、 DMF / !rnlヲ加え
て溶解し、反応系内の酸素を除くため窒素ガスで置換し
た。これに四酢酸鉛ioyを加えてから脱気後、窒素ガ
スを流し、jo ’Cに加熱した。
発泡が終了して30分攪拌し、放冷後、水に注ぎ、ベン
ゼンで抽出後、抽出液を十分水洗し、乾燥、濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、精
製し、メタノール−アセトニトリル(10:l)混合溶
媒よシ再結晶した。
収量t、o’p、収率11 ステップ■  ムの合成 p−アセチルアミノアニソールtxryとr0091(
2r2rnl)のクロルスルホン酸中に攪拌しながら徐
々に加えた。発熱し、10〜70°Cとなった後、室温
で7時間攪拌し、水に注いだ。析出した結晶を戸数し、
十分に水洗し乾燥した。
収i−/≠Oり、収率70% ステップ■  lの合成 亜硫酸ソーダ/’tOpを水1rOO′In1K溶解し
、これに攪拌しながら水酸化ナトリウムtoyのtoo
−水溶液を滴下して反応液のpaをりに保ちながらステ
ップ■で合成したスルホニルクロル体ムを結晶のまま約
7時間かけて加えた。J! 0Cで1時間攪拌した後セ
ラフ)濾過し、p液に濃塩酸100−を徐々に加え、析
出した淡緑青色結晶を戸数した。
収量りry、収率r/% ステップ■  コの合成 ステップ■で合成したクロル体評!り、ステップ■で合
成したスルフィン酸12.λノ、炭酸カリウム/、3ノ
にジメチルスルホキシド20Mを加え、≠O0Cで5時
間攪拌した。反応液を希塩酸水に投じ、酢酸エチルエス
テルで抽出し、抽出液を水洗後、乾燥、濃縮した。
濃縮残渣にアセトニトリル!mlを加え、更にメタノー
ル3otrtlを加えて冷却し結晶を析出させ戸数した
収量≠、タグ、収率7弘チ ステップ■  コタの合成 ステップ■で合成したJ 弘、j pにエタノール20
ynlを加えて加熱還流させ、この中に濃塩酸7ゴを滴
下し、≠時間加熱還流させた。
放冷後、氷水に注ぎ、酢酸エチルエステルを加え、水層
がpHr 、0になる様水酸化ナトリウム、炭酸水素ナ
トリウムを用いて調整し、よく振って分液し、有機層を
水洗し、環線した。残渣にメタノールを加えて結晶化さ
せた。
収量1./1、収率?2係 ステップ■  化合物3の合成 ステップ■で合成したアニリノ体≠、(11PをDMA
C20m1に溶解し、水冷下ピリジンo、tmlを加え
た。
この溶液にOoCでよく攪拌しながら下記化合物Dye
−/2.1yを結晶で添加した。
徐々に室温にもどし、室温下1時間攪拌後、希塩酸氷水
にあけ、クロロホルムで抽出し、炭酸水素ナトリウム水
溶液で洗浄後、希塩酸水1次いで水で洗い乾燥後fli
縮した。
残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー
で精製し、クロロホルム−メタノール(23:/)留分
よシ目的物を得た。
収iJ、−ノ、収率tp%、融点71−r/’Cステッ
プ■ 合成例1 ステップ■と同様の方法で、2−クロロ−!
−二トロベンゼンスルホン酸す)!lム(3/)から合
成した。
収率72% ステップ■  33の合成 lLL≠1のよ一ニトローコークロルベンゼンスルホニ
ルクロリドと100!111のジクロロメタンを混合し
、これにメチルオクタデシルアミン4ct、4cり、ト
リエチルアミン3ぶ、11!Llのジクロロメタン溶液
を滴下した。反応終了後との反応溶媒を減圧留去し、3
00tLlのメタノールを加え加熱し溶解したのちゆつ
くシ冷却すると結晶が析出した。この結晶を戸数し乾燥
した。
収JIJ4Lji、収率74t% ステップ■  3jの合成 フェニルアセトニトリルから常法によシ合成し九ブロム
体34!りtPにアセトンJOOmを加え。
3−アセチルアミノフェノール7jPとヨウ化ナトリウ
ム2pと炭酸カリウム709とを添加し。
3時間加熱還流した。
放冷後、希塩酸水に注ぎ、析出した固化物を戸数し乾燥
した。
収1k12Jり、収率ター2% ステップ■  3乙の合成 ステップ■で得られた3120Fを乾燥したジメチルス
ルホキシド1ooatに溶解し、t−−/ト午シカIJ
 j 、参りを加え、室温下よ分激しく攪拌した。この
溶液K、ステップ■で合成した333rりのジメチルス
ルホキシド溶液を滴下し室温下30分攪拌後希塩酸水に
注いだ。酢酸エチルエステルで抽出し、抽出液をよく水
洗し濃縮した。
残渣からシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフに
よシ目的物を単離し、メタノールから結晶化させた。
収量lコ、/P、収率2コチ ステップ■  nの合成 ステップ■で得られた34109をエタノールjoal
に加熱溶解し、濃塩酸水2jdを滴下した後、2時間加
熱還流した。そのまま反応液を水に注ぎ析出した細かい
結晶を濾過し乾燥した。
収iり、!り、収率り6% ステップ■  化合物l!の合成 ステップ■で合成したアニリノ体タタにDMA C3o
vdを加え、o ’cにてピリジンコ、1rnlを添加
し10分間攪拌し均一化した。この溶液に下記化合物1
)ye−λ タ、lPを粉体添加し、室温下1時間攪拌
した。反応液を希塩酸水に注ぎ、酢酸エチルエステルで
抽出し、水洗濃縮後、カラムクロマトグラフィーで精製
した。
収量t、!!、収率!3%、融点J/−Jダ00* D y e −2 本発明の化合物は、感光層に用いてもよいし、その他の
構成層(例えば保獲層、中間層、フィルタ一層、ハレー
ション防止層、受像層)に用いてもよい。
本発明の化合物は広範囲の量で使用できる。好ましい使
用量はPUGのS類によって異る。例えばPUGが拡散
性色素である場合には色素の吸光係数にもよるが、o、
orミリモル/−2〜10ミリモル/m2、好ましくは
0./ミリモルフ m 2〜!ミリモル/ m 2で使
用される。現像抑制剤である場合にはハロゲン化銀1モ
ル当シ/×10−7モル〜lX10−1モル使用するこ
とが好ましく、特に好ましくは/XIOモル〜/X/ 
0−2モルの範囲で使用することが好ましい。またPU
Gが現像促進剤ならびに造核剤の場合には上記現像抑制
剤と同様の添加量が好ましい。PUGがハロゲン化銀溶
剤である場合にはハロゲン化銀1モル当シ/X10−”
モル〜/×103モルの範囲で使用することが好ましく
、特に好ましくはl×10−’〜/x10  モルの範
囲である。
本発明の化合物は、還元性物質から電子を受けとること
によって写真的に有用な基もしくはその前駆体を放出す
る。従って、還元性物質を均一に作用させれば写真的有
用基もしくはその前駆体を均一にまた還元性物質を画像
状に酸化体に変えれば、逆面像状に写真的に有用な基も
しくはその前駆体を放出させることができる。
またこの場合写真的有用基は、放出されてその機能が増
大した9発現するだけでなく、例えば放出以前にもその
機能を有するものが放出によりその作用が減少したシ消
失しても良いし、放出による物性の変化によシ例えばP
UGの水溶性が上がシ逆イメージに溶出し九結果、イメ
ージワイズに残存した本発明の化合物が作用することも
可能である。
つまり本発明の化合物は、ある作用を銀現像に対して均
一にも、逆イメージワイズにも、イメージワイズにも発
現させることができるのである。
したがって限りない用途が考えられるが、以下にその応
用例を挙げ、更に種々の利用例を表Aにまとめた。ただ
し応用例はここに挙げたものに限られるものではない。
■ 本発明の化合物において写真的に有用な基が拡散性
の色素である場合拡散転写法あるいは昇華による転写法
などによりカラー画像の形成が可能である。この時ネガ
乳剤を使用するとポジ画像が、オートポジ乳剤を使用す
るとネガ画像を得ることが出来る。
■ 本発明の化合物において写真的に有用な基が、結合
時には無色化合物あるいは吸収波長を変化させた色素で
あって、放出後に有色化あるいは変色する化合物である
場合放出前後で色を変えることが出来る。従ってこれを
利用することによシ、画像を形成することが出来る。
■ 本発明の化合物において写真的に有用な基がカブリ
防止剤である場合、現像部に比較して非現像部で多量に
カブリ防止剤が放出されるので一般に写真では好ましく
ない感度の低下をおこすことなく有効にカブリを防止す
ることが可能である。
この時乳剤はオートポジ乳剤でもネガが乳剤で吃同じ効
果を得ることが出来る。
本発明の化合物は以上述べた非常に多くの応用が可能で
ある。さらに本発明の化合物はこれまでに知られる四柱
の機能を有する化合物群と比較してもすぐれた性能を有
している。すなわち、■ 本発明の化合物は−200C
以下でも充分な速さで写真的に1用な基を放出すること
が出来。
高温においても分解がほとんどないため、きわめて広い
温度範囲で使用可能である。またpHに関しても窒素−
硫黄結合の開裂を直接的に写真的に有用な基の放出に結
びつけることが出来るので還元が律速となり、還元反応
が可能なほとんどのpH領域での使用が可能である。写
真としての実用を考慮すると好ましい温度範囲は一コO
0C〜十/lO°C%pHに関しては6.0〜lダ、0
である。
■ 本発明の化合物は酸化性であるため感材の保存中、
大気中の酸化的雰囲気下では完全に安定である。炭素−
X原子−重結合は酸あるいはアルカリに対して安定であ
るので、感材の保存時の安定性゛は極めてすぐれている
■ さらに本発明の化合物が丁ぐれている点は処理待還
元されて生成した化合物、即ち、本発明の化合物の還元
体分解物が化学的に不活性であり、処理時に望ましくな
い副作用を及は丁ことがない上画像の安定性なと写真の
保存に関してまったく影響を及ぼさない。
本発明の化合物は、還元性物質から電子を受けとること
によって写真的に有用な基もしくはその前駆体を放出す
る。従って、還元性物質を画像状に酸化体に変えれば、
送画像状に写真的に有用な基もしくはその前駆体を放出
させることができる。
還元性物質は無機化合物であっても有機化合物であって
も良いがその酸化電位は銀イオン/銀の標f1!酸化還
元電位0.80Vより低いものが好ましい。
無機化合物においては酸化電位0.8v以下の金属、例
えば Mn、T!、Sl、Zn、Cr、Fe、Co。
Mo、Sn、Pb、W、Ht、Sb、 Cu、Hg。
など、 酸化電位0,8v以下のイオンあるいはその錯化合物、
例えば C”Z ”*、Cu” +  Fe”+ Mn0a ”
−+1− 、Co(CN)6 ’−、Fe(CN)h 
’−。
(Fe−EDTA)”−など、 酸化電位0.8v以下の金属水素化物、例えばNaH,
LiH,KH,NaBHa  、  L、1BH4。
LiAj  <0−tc4  Ht)3  H,Ll、
l  (QCHs)s Hなど、 酸化電位068v以下のイオウあるいはリン化合物、例
えば N ax S 02 、 N a H,S、N a H
S Ox * Hs P。
Hx S、Nap Sr Nag Stなどが挙げられ
る。
有機の還元性物質としては、アルキルアミンあるいはア
リールアミンのような有機窒素化合物、アルキルメルカ
プタンあるいはアリールメルカプタンのような有機イオ
ウ化合物またははアルキルホスフィンあるいは了り−ル
ホスフィンのような有機リン化合物も使用しうるが、ジ
ェームス著「ザ セオリー オブ ザ フォトグラフィ
ックプロセス」第4版(1977)P299記載のケン
ダールペルッ式(Kandal−Pelz式)に従うハ
ロゲン化銀の還元剤が好ましい。
好ましい還元剤の例としては以下のものが挙げられる。
3−ピラゾリドン類およびそのプレカーサー〔例えばl
−フェニル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4,4
−ジメチル−3−ピラゾリドン、4−ヒドロキシメチル
−4−メチル−1−フェニル−3−ピラゾリドン、l−
m−トリル−3−ピラゾリドン、1−p−)ツルー3−
ピラゾリドン、l−フェニル−4−メチル−3−ピラゾ
リドン、1−フェニル−5−メチル−3−ピラゾリドン
、1−フェニル−4,4−ビス−(ヒドロキシメチル)
−3−ピラゾリドン、1,4−ジ−メチル−3−ピラゾ
リドン、4−メチル−3−ピラゾリドン、4.4−ジメ
チル−3−ピラゾリドン、1−(3−クロロフェニル)
−4−メチル−3−ピラゾリドン、1−(4−クロロフ
ェニル)−4−メチル−3−ピラゾリドン、1−(4−
)リル) −4−メチル−3−ピラゾリドン、1−(2
−1−リル)−4−メチル−3−ピラゾリドン、1−(
4−トリル)−3−ピラゾリドン、1−(3−)リル)
−3−ピラゾリドン、1−(3−)リル)−4,4−ジ
メチル−3−ピラゾリドン、1−(2−トリフルオロエ
チル)−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン、5−メ
チル−3−ビラプリトン、1.5−ジフェニル−3−ピ
ラゾリドン、l−フェニル−4−メチル−4−ステアロ
イルオキシメチル−3−ピラゾリドン、1〜フェニル−
4−メチル−4−ラウロイルオキシメチル−3−ピラゾ
リドン、l−フェニル−4,4−ビス−(ラウロイルオ
キシメチル)−3−ピラゾリドン、1−フェニル−2−
アセチル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−3−アセ
トキシピラゾリドン〕ハイドロキノン類およびそのプレ
カーサー〔例えばハイドロキノン、トルハイドロキノン
、2゜6−シメチルハイドロキノン、t−ブチルハイド
ロキノン、2,5−ジ−t−ブチルハイドロキノン、t
−オクチルハイドロキノン、2,5−ジ−t−オクチル
ハイドロキノン、ペンタデシルハイドロキノン、5−ペ
ンタデシルハイドロキノン−2−スルホン酸ナトリウム
、p−ベンゾイルオキシフェノール、2−メチル−4−
ベンゾイルオキシフェノール、2−t−ブチル−4−(
4−クロロベンゾイルオキシ)フェノール〕、 ハロゲン化銀の還元剤の他の例としてはカラー現像薬も
有用であり、これについては米国特許第3.531,2
86号にN、 N−ジエチル−3−メチル−p−フェニ
レンジアミンに代表されるp−フェニレン系カラー現像
薬が記載されている。
更に有用な還元剤としては、米国特許第3,761.2
70号にアミノフェノールが記載されている。アミノフ
ェノール還元剤の中で特に有用なものに、4−アミノ−
2,6−ジクロロフェノール、4−アミノ−2,6−ジ
ブロモフェノール、4−アミノ−2−メチルフェノール
サルフェート、4アミノ−3−メチルフェノールサルフ
ェート、4−アミノ2.6−ジクロロフエノールハイド
ロクロライドなどがある。更にリサーチディスクロージ
ャー誌151号鳩15108、米国特許第4゜021.
240号には、2.6−ジクロロ−4−置換スルホンア
ミドフェノール、2.6−ジプロモー4−置換スルホン
アミドフェノール、特開昭59−16740号にはp−
(N、N−ジアルキルアミノフェニル)スルファミンな
どが記載され、有用である。上記のフェノール系還元剤
に加え、ナフトール系還元剤、たとえば、4−アミノ−
ナフトール誘導体および特暦昭60−100380号に
記載されている4−置換スルホンアミドナフトール誘導
体は特に有用である。更に、通用しうる一般的なカラー
現像薬としては、米国特許第2゜895.825号記載
のアミノヒドロキシピラゾール誘導体が、米国特許第2
,892.714号記載のアミノビラプリン誘導体が、
またリサーチディスクロージャーt=19go年6月号
227〜230.236〜240ページ(RD−194
12、RD−19415)には、ヒドラゾン誘導体が記
載されている。これらのカラー現像薬は、単独で用いて
も、2種類以上組合せて用いてもよい。
耐拡散性の還元性物質を感光材料に含有せしめる場合に
は、該還元性物質と現像可能なハロゲン化銀乳剤との間
の電子移動を促進するために、電子移動剤(ETA)を
組み合わせて用いるのが好ましい。
電子伝達剤(ETA)は前述した還元性物質の中から選
ぶことが出来る。電子伝達剤(ETA)がより好ましい
作用を有するためには、その移動性が不動性の還元性物
質より大きいことが望ましい。
この場合、 ETAと組合せて用いる還元性物質としては前記還元剤
のうち感光材料の層中で実質的に移動しないものであれ
ばどのようなものでもよいが、特に好ましくはハイドロ
キノン類、アミノフェノール類、アミノナフトール類、
3−ピラゾリジノン類、サッカリン及びそれらのプレカ
ーサー、ピコリニウム類、特開昭53−110827号
に電子供与体として記載されている化合物などがあげら
れる。
以下にその例を示す。
H H C+hHss CHI O)( (8′。
C+*His −1O H H ur′I S−29 Hs H H IJL、t’lコ S−43 CH2Co/\S(h C+&Hss H 8−≠7 S−≠r H 8−!3 C16H33(n) これらと組み合わせて使用するETAとしては、ETA
の酸化体が、これらとクロス酸化するものであればどの
ようなものでも使用できる。好ましくは、各々拡散性の
3−ピラゾリジノン類、アミノフェノール類、フェニレ
ンジアミン類、レダクトン類があげられる。
本発明の感光材料は、常温付近で現像液を使用して現像
されるいわゆるコンベンショナルな感光材料に用いるこ
ともできるし、また熱現像感光材料に用いることもでき
る。
コンベンショナルな感光材料に応用する場合、前述した
還元性物質または還元性物質とETAの組合せを感光材
料に作用させる方式としては、現像液の形で現像時に感
光材料へ供給させる方式と還元性物質を感光材料に内蔵
しETAを現像液の形で供給する方式が好ましい、前者
の場合の好ましい使用量はトータル液中濃度として0.
001モル/1〜1モル/lであり、内蔵の場合は本発
明の化合物1モルに対し還元性物質を0.01〜50モ
ル、ETAを液中濃度として0.001モル/1〜1モ
ル/a用いるのが好ましい。
一方、熱現像感光材料に応用する場合は、還元性物質ま
たは還元性物質とETAと組合せは、好ましくは熱現像
感光材料中に内蔵せしめられる。
この場合の好ましい使用量は、本発明の化合物1モルに
対し還元性物質が総量で0.01〜50モル、好ましく
は0.1〜5モル、ハロゲン化合1モルに対し0.00
1〜5モル、好ましくは0゜01〜1.5モルである。
本発明に使用し得るハロゲン化銀は、塩化銀、臭化銀、
沃化銀、あるいは塩臭化銀、塩沃化銀、沃臭化銀、塩沃
臭化銀のいずれでもよい0粒子内のハロゲン組成が均一
であってもよ(、表面と内部で組成の異なった多量構造
であってもよい(特開昭57−154232号、同り8
−108533号、同59−48755号、同59−5
2237号、米国特許第4.433.048号および欧
州特許第100.984号)、また、粒子の厚みが0.
5μm以下、径は少なくとも0.6μmで、平均アスペ
クト比が5以上の平板粒子(米国特許第4,414,3
10号、同第4. 435. 499号および西独公開
特許(OL S)第3.241゜646A1等)、ある
いは粒子サイズ分布が均一に近い単分散乳剤(特開昭5
7−178235号、同58−100846号、同58
−14829号、国際公開83102338A1号、欧
州特許第64.412A3および同第83,377A1
等)も本発明に使用し得る。晶癖、ハロゲン組成、粒子
サイズ、粒子サイズ分布などが異なった2種以上のハロ
ゲン化銀を併用してもよい0粒子サイズの異なる2種以
上の単分散乳剤を混合して、階調を!11!iyするこ
ともできる。
本発明で使用されるハロゲン化銀の粒子サイズは、平均
粒径が0.001μmから10μmのものが好ましく、
0.001μmから5μmのものはさらに好ましい、こ
れらのハロゲン化銀乳剤は、酸性法、中性法、またはア
ンモニア法のいずれでjJg製してもよく、可溶性銀塩
と可溶性ハロゲン塩との反応形式としては、片側混合法
、同時混合法またはこれらの組合せのいずれでもよい6
粒子を銀イオン過剰の下で形成する逆混合法、またはp
Ag’lc一定に保つコンドロールド・ダブルジェット
法も採用できる。また、粒子成長を速めるため、添加す
る銀塩およびハロゲン位の添加濃度、添加量または添加
速度を上昇させてもよい(特開昭55−142329号
、同55−158124号、米国特許第3.650,7
57号等)。
エピタキシャル接合型のハロゲン化銀粒子も使用するこ
とができる(特開昭56−16124号、米国特許第4
.094,684号)。
本発明で使用するハロゲン化銀粒子の形成段階ニオいて
、ハロゲン化s!溶剤としてアンモニア、特公昭47−
11386号に記載の有機チオニーチル誘導体または特
開昭53−144319号に記載されている含硫黄化合
物などを用いることができる。
粒子形成または物理熟成の過程において、カドミウム塩
、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩などを共存させてもよい。
さらに、高照度不軌、低照度不軌を改良する目的で塩化
イリジウム(■、■)、ヘキサクロロイリジウム酸アン
モニウムなどの水溶性イリジウム塩、あるいは塩化ロジ
ウムなどの水溶液ロジウム塩を用いることができる。
ハロゲン化銀乳剤は沈澱形成後あるいは物理熟成後に可
溶性塩類を除去してもよく、このためターデル水洗法や
沈降法に従うことができる。
ハロゲン化銀乳剤は未後熟のまま使用してもよいが通常
は化学増感して使用する0通常型感光材料用乳剤で公知
の硫黄増感法、還元増悪法、貴金属増感法などを単独ま
たは組合わせて用いることができる。これらの化学増感
を含窒素複素環化合物の存在下で行うこともできる(特
開昭58−126526号、同58−215644号)
本発明で使用するハロゲン化銀乳剤は、主として潜像が
粒子表面に形成される表面潜像型であっても、粒子内部
に形成される内部潜像型であってもよい、内部潜像型乳
剤と造核剤とを組合せた直接反転乳剤を使用することも
できる。この目的に通した内部潜像型乳剤は米国特許第
2,592゜250号、同第3,761,276号、特
公昭58−3534号および特開昭57−136641
号などに記載されている0本発明において組合せるのに
好ましい造抜剤は、米国特許第3,227゜552号、
同第4.245,037号、同第4゜255.511号
、同第4,266.031号、同第4,276.364
号およびOLS第2,635.316号等に記載されて
いる。
本発明に用いられるハロゲン化銀は、メチン色素類その
他によって分光増感されてもよい、用いられる色素には
、シアニン色素、メロシアニン色素、複合シアニン色素
、複合メロシアニン色素、ホロポーラ−シアニン色素、
ヘミシアニン色素、スチリル色素およびヘミオキソノー
ル色素が包含される。特に有用な色素は、シアニン色素
、メロシアニン色素、および複合メロシアニン色素に属
する色素である。これらの色素類には、塩基性異節環核
としてシアニン色素類に通常利用される核のいずれをも
適用できる。すなわち、ピロリン核、オキサゾリン核・
チアゾリン核、ビロール核、オキサゾール核、チアゾー
ル核、セレナゾール核、イミダゾール核、テトラゾール
核、ピリジン槙等;これらの核に脂環式炭化水素環が融
合した核;およびこれらの核に芳香族炭化水素環が融合
した核、即ち、インドレニン核、ベンズインドレニン核
、インドール核、ベンズオキサドール核、ナフトオキサ
ゾール核、ベンゾチアゾール核、ナフトチアゾール核、
ベンゾセレナゾール核、ヘンズイミダゾール核、キノリ
ン核などが適用できる。これらの核は炭素原子上に置換
されていてもよい。
メロシアニン色素または複合メロシアニン色素にはケト
メチレン構造ををする核として、ピラゾリン−5−オン
奢亥、チオヒダントイン核、2−チオオキサゾリジン−
2,4−ジオン核、チアゾリジン−2,4−ジオン核、
ローダニン核、チオバルビッール成核などの5〜6員異
節環核を適用することができる。
これらの増悪色素は単独に用いてもよいが、それらの組
合せを用いてもよく、増悪色素の組合せは特に、強色増
感の目的でしばしば用いられる。
増感色素とともに、それ自身分光増感作用をもたない色
素あるいは可視光を実質的に吸収しない物質であって、
強色増感を示す物質を乳剤中に含んでもよい0例えば、
含窒素異節環基で置換されたアミノスチリル化合物(た
とえば米国特許第2゜933.390号、同第3,63
5,721号等に記載のもの)、芳香族有機酸ホルムア
ルデヒド縮合物(たとえば米国特許第3,743,51
0号等に記載のもの)、カドミウム塩、アザインデン化
合物などを含んでもよい、米国特許第3,615.61
3号、同第3.615,641号、同本発明の感光材料
の乳剤層や中間層に用いることのできる結合剤または保
護コロイドとしては、ゼラチンを用いるのが有利である
が、それ以外の親水性コロイドも単独あるいはゼラチン
と共に用いることができる。
本発明においてゼラチンは石灰処理されたものでも、酸
を使用して処理されたものでもどちらでもよい、ゼラチ
ンの製法の詳細はアーサー・ヴアイス著、ザ・マクロモ
レキュラー・ケミストリー・オブ・ゼラチン、(アカデ
ミツク・プレス、1964年発行)に記載がある。
本発明で用いる写真乳剤には界面活性剤を単独または混
合して添加してもよい。
それらは塗布助剤として用いられるものであるが時とし
てその他の目的、たとえば乳化分散、増感写真特性の改
良、帯電防止、接着防止などのためにも適用される。こ
れらの界面活性剤はサポニンなどの天然界面活性剤、ア
ルキレンオキサイド系、グリセリン系、グリシドール系
などのノニオン界面活性剤、高級アルキルアミン類、第
4級アンモニウム塩類、ピリジンその他の複素環類、ホ
スホニウム又はスルホニウム類などのカチオン界面活性
剤、カルボン酸、スルホン酸、燐酸、硫酸エステル基、
燐酸エステル基等の酸性基を含むアニオン界面活性剤、
アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノアルコールの
硫酸または燐酸エステル類等の両性活性剤にわけられる
本発明に用いられる写真乳剤には、感光材料の製造工程
、保存中あるいは写真処理中のカプリを防止し、あるい
は写真性能を安定化させる目的で、種々の化合物を含有
させることができる。すなわちアゾール類、例えばベン
ゾチアゾリウム塩、ニトロイミダゾール類、ニトロベン
ズイミダゾール類、クロロベンズイミダゾール類、プロ
モベンズイミグゾール類、メルカプトチアゾール類、メ
ルカプトベンゾチアゾール類、メルカプトベンズイミダ
ゾール類、メルカプトチアジアゾール類、アミノトリア
ゾール類、ベンゾトリアゾール類、ニトロベンゾトリア
ゾール類、メルカプトテトラゾール類(特にl−フェニ
ル−5−メルカプトテトラゾール)など;メルカプトピ
リミジン頚;メルカプトトリアジンM;たとえばオキサ
ゾリンチオンのようなチオケト化合物;アザインデン類
、たとえばトリアザインデン類、テトラアザインデン類
(特に4−ヒドロキシ置IA(1,3,3a、7−テト
ラアザインデンR)、ペンタアザインデン類など;ベン
ゼンチオスルフォン酸、ベンゼンスルフィン酸、ベンゼ
ンスルフオン酸アミド等のようなカブリ防止剤または安
定剤として知られた、多くの化合物を加えることができ
る。
本発明の写真感光材料の写真乳剤層には感度上昇、コン
トラスト上昇、または現像促進の目的で、たとえばチオ
エーテル化合物、チオモルフォリン類、四級アンモニウ
ム塩化合物、ウレタン誘導体、尿素誘導体、イミダゾー
ル誘導体、3−ピラゾリドン類等を含んでもよい。
本発明に用いる写真感光材料には、写真乳剤層その他の
親水性コロイド層に寸度安定性の改良などの目的で、水
不溶又はjl溶性合成ポリマーの分散物を含むことがで
きる0例えばアルキル(メタ)アクリレート、アルコキ
シアルキル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)
アクリレート、(メタ)アクリルアミド、ビニルエステ
ル(例えば酢酸ビニル)、アクリロニトリル、オレフィ
ン、スチレンなどの単独もしくは組合せ、又はこれらと
アクリル酸、メタクリル酸、α、β−不飽和ジカルボン
酸、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、スルホ
アルキル(メタ)アクリレート、スチレンスルホン酸等
の組合せを単量体成分とするポリマーを用いることがで
きる。
本発明の感光材料の乳剤層や補助層(例えば、保護層、
中間層)に用いることのできる結合剤としては、親水性
コロイドが好ましく、特にゼラチンを用いるのが有利で
あるが、それ以外の親水性コロイドも用いることができ
る。たとえばゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子と
のグラフトポリマー、アルブミン、カゼイン等の蛋白質
;ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、セルロース硫酸エステル類等の如きセルロース
誘導体、アルギン酸ソーダ、1l12粉誘導体などの糖
誘導体;ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコール
部分アセタール1.)!IJ−N−ビニルピロリドン、
ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミ
ド、ポリビニルイミダゾール、ポリビニルピラゾール等
の単一あるいは共重合体の如き多種の合成親水性高分子
物質を用いることができる。その他、石灰処理ゼラチン
、酸処理ゼラテン、酵素処理ゼラチンなどを用いること
かで ・きる。
本発明の写真感光材料には、写真乳剤層その他の親木性
コロイド層に無機または有機の硬膜剤を含有してよい0
例えばクロム塩(クロムミョウバン、酢酸クロムなど)
、アルデヒド類、(ホルムアルデヒド、グリオキサール
、ゲルタールアルデヒドなど)、N−メチロール化合物
(ジメチロール尿素、メチロールジメチルヒダントイン
なと)、ジオキサン誘導体(2,3−ジヒドロキシジオ
キサンなど)、活性ビニル化合物(1,3,5−トリア
クリロイル−へキサヒドロ−3−トリアジン、1.3−
ビニルスルホニル−2−プロパツールなど)、活性ハロ
ゲン化合物(2,4−ジクロル−6−ヒドロキシ−3−
トリアジンなど)、ムコハロゲン酸類(ムコクロル酸、
ムコフェノキシクロル酸など)、などを単独または組み
合わせて用いることができる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料には、その他の種々
の添加剤が用いられる0例えば、増白剤、染料、減感剤
、塗布助剤、帯電防止剤、可塑剤、スベリ剤、マット剤
、現像促進剤、媒染剤、紫外線吸収剤、退色防止剤、色
カプリ防止剤など。
これらの添加剤について、具体的にはリサーチ・ティス
フロージャー(RESEARCHDISCLO3URE
)176号第22〜31頁(RD−17643)(De
c 、、 1978)などに記載されたものを用いるこ
とができる。
本発明の一般式〔!〕の化合物は、種々のハロゲン化銀
写真感光材料に適用できる。以下にその例を挙げる。
ill  例えば、本発明の化合物は、塩化銀を少なく
とも60%含み沃化銀を0〜5%含む塩臭化銀もしくは
塩沃臭化銀乳剤の層を持ち(乳剤は単分散であることが
好ましい)、かつポリアルキレンオキサイド類を含有す
る写真製版用ハロゲン化銀写真感光材料の高品賞化に有
効である0例えば化合物(1)のPUGが現像抑制剤の
場合は、網点品質を悪化させずに脚部の切れを改良する
ことが出来る。またPUGが現像抑制剤の時は高感化お
よび網点品質の改良に有効である。これらの場合、本発
明の化合物は好ましくはハロゲン化銀1モル当りlXl
0−’モル〜I X 10−’モル、特にI X 10
−’〜lXl0−”モルの範囲で使用される。
(2)  また、本発明の一般式(+)の化合物は、米
国特許4,224.401号、同4,168,977号
、同4,241,164号、同4,311゜781号、
同4,272.606号、同4,221.857号、同
4,243.739号、同4゜272.614号、同4
,269.929号等に記載の、ヒドラジン誘導体の作
用により安定な現像液で超硬調なネガ画像を形成するこ
とができる単分散ハロゲン化銀乳剤層をもつ写真感光材
料の網階圃、を、網点品質を悪化させずに改良する(長
くする)のに有効である。上記において、安定な現像液
とは保恒剤たる亜硫酸イオンを少な(とも0.15モル
/1含有し、かつpHが10.0〜12.3の現像液を
指す、この現像液は保恒剤を多量に含有し得るので通常
のリス現像液(亜硫酸イオンを極く少量しか含有し得な
い)よりも安定であり、また比較的低いpHであるので
、例えば米国特許2,419.975号に記載の硬!j
llii像形成システムの現像液(pH−12,8)よ
りも空気酸化を受けに(く安定である。この場合におい
て、本発明の一般式(13の化合物はPUGとしては、
ヒドラジン誘導体を用いた硬調画像形成反応の系で現像
促進作用を示す化合物が好ましい。
その例としては、特開昭53−83714号に開示され
ているような、ヒドロキシテトラザインデン誘導体、特
開昭53−137133号に開示されているようなチオ
アミド化合物、特開昭53−77616号に開示されて
いるようなヘテロ14級塩化合物、特開昭60−140
340号に開示されているようなアミン化合物などが知
られているが、特にヒドロキシテトラザインデン誘導体
が好ましい、この場合、本発明の化合物は、好ましくは
ハロゲン化1艮1モル当りlXl0−’モル〜8X10
−”モル、特にlXl0−’モル〜5X10−”モルの
範囲で用いられる。
(3)  本発明の一般式(1)の化合物は、支持体上
に少なくとも2つの異なる分光悪魔を有する多層多色写
真材料に、主としてカプリ防止や階調の調節、色再現性
良化および高感度化の目的で適用できる。多層天然色写
真材料は、通常支持体上に赤感性乳剤層、緑感性乳剤層
、および青感性乳剤層を各々少なくとも一つ存する。こ
れらの層の順序は必要に応じて任意にえらべる。好まし
い層配列の順序は支持体側から赤感性、緑感性、青感性
または支持体側から青感性、赤感性、緑感性である。
また前記の各乳剤層は悪魔の異なる2つ以上の乳剤層か
らできていてもよく、また同一感性をもつ2つ以上の乳
剤層の間に非感光性層が存在していてもよい、赤感性乳
剤層にシアン形成カプラーを、緑感性乳剤層にマゼンタ
形成カプラーを、青感性乳剤層にイエロー形成カプラー
をそれぞれ含むのが通常であるが、場合により異なる組
合わせをとることもできる。
本発明には種々のカラーカプラーを使用することができ
る。ここでカラーカプラーとは、芳香族第一級アミン現
像薬の酸化体とカップリング反応して色素を生成しうる
化合物をいう、有用なカラーカプラーの典型例には、ナ
フトールもしくはフェノール系化合物、ピラゾロンもし
くはピラゾロアゾール系化合物および開鎖もしく複素環
のケトメチレン化合物がある0本発明で使用しうるこれ
らのシアン、マゼンタおよびイエローカプラーの具体例
はリサーチ・ディスクロージャー(RD)17643 
(1978年12月)Vll−D項および同18717
 (1979年11月)に引用された特許に記載されて
いる。
感光材料に内蔵するカラーカプラーは、バラスト基を有
するかまたはポリマー化されることにより耐拡散性であ
ることが好ましい、カップリング活性位が水素原子の四
当量カプラーよりもカップリング離脱基で置換された二
当量カプラーの方が、塗布銀量が低減できる点で好まし
い、さらに発色色素が適度の拡散性を有するようなカプ
ラー、無呈色カプラーまたはカップリング反応に伴って
現像抑制剤を放出するDIRカプラーもしくは現像促進
剤を放出するカプラーもまた使用できる。
本発明に使用できるイエローカプラーとしては、オイル
プロテクト型のアシルアセトアミド系カプラーが代表例
として挙げられる。その具体例は、米国特許第2.40
7.210号、同第2.875.057号および同第3
.265,506号などに記載されている9本発明には
、二当量イエローカプラーの使用が好ましく、米国特許
第3,408.194号、同第3.447.928号、
同第3,933.501号および同第4,022゜62
0号などに記載された酸素原子離脱型のイエローカプラ
ーあるいは特公昭58−10739号、米国特許第4,
401.752号、同第4.326.024号RD18
053 (1979年4月)、英国特許第1.425.
020号、西独出願公開第2,219,917号、同第
2.261,361号、同第2,329,587号およ
び同第2゜433.812号などに記載された窒素原子
#脱型のイエローカプラーがその代表例として挙げられ
る。α−ビバロトルアセトアニリド系カプラーは発色色
素の堅牢性、特に光堅牢性が優れており、一方α−ベン
ゾイルアセトアニリド系カプラーは高い発色濃度が得ら
れる。
本発明に使用できるマゼンタカプラーとしては、オイル
プロテクト型の、インダシロン系もしくはシアノアセチ
ル系、好ましくは5−ピラゾロン系およびピラゾロトリ
アゾール類などピラゾロアゾール系のカプラーが挙げら
れる。5−ピラゾロン系カプラーは3−位がアリールア
ミノ基もしくはアシルアミノ基で置換されたカプラーが
、発色色素の色相や発色濃度の観点で好ましく、その代
表例は、米国特許第2,311,082号、同第2゜3
43.703号、同第2.600.788号、同第2.
908.573号、同第3. 062. 653号、同
第3.152.896号および同第3゜936.015
号などに記載されている。二当量の5−ピラゾロン系カ
プラーの離脱基として、米国特許第4.310,619
号に記載された窒素原子離脱基または米国特許第4,3
51.897号に記載されたアリールチオ基が特に好ま
しい。
また欧州特許第73.636号に記載のパラスト基を有
する5−ピラゾロン系カプラーは高い発色濃度が得られ
る。
ピラゾロアゾール系カプラーとしては、米国特許第3.
061,432号記載のピラゾロベンズイミダゾール類
、好ましくは米国特許第3,725.067号に記載さ
れたピラゾロ[5,1−cl[1,2,4] )リアゾ
ール類、リサーチ・ディスクロージャー24220 (
1984年6月)および特開昭60−33552号に記
載のピラゾロテトラゾール類およびリサーチ・ディスク
ロージャー24230 (1984年6月)および特開
昭60−43659号に記載のピラゾロピラゾール類が
挙げられる0発色色素のイエロー副吸収の少なさおよび
光堅牢性の点で米国特許第4.500゜630号に記載
のイミダゾ[1,2−blピラゾール類は好ましく、米
国特許第4,540.654号に記載のピラゾロ[1,
5−b]  [1,2゜4]  )リアゾールは特に好
ましい。
本発明に使用できるシアンカプラーとしては、オイルプ
ロテクト型のナフトール系およびフェノール系のカプラ
ーがあり、米国特許第2.474゜293号に記載のナ
フトール系カプラー、好ましくは米国特許第4,052
,212号、同第4゜146.396号、同第4,22
8,233号および同第4.296.200号に記載さ
れた酸素原子離脱型の二当量ナフトール系カプラーが代
表例として挙げられる。またフェノール系カプラーの具
体例は、米国特許第2,369,929号、同第2,8
01,171号、同第2. 772. 162号、同第
2,895.826号などに記載されている。湿度およ
び温度に対し堅牢なシアンカプラーは、本発明で好まし
く使用され、その典型例を挙げると、米国特許第3,7
72.002号に記載されたフェノール核のメター位に
エチル基以上のアルキル基を有するフェノール系シアン
カプラー、米国特許第2,772,162号、同第3.
758,308号、同第4,126,396号、同第4
,334.011号、同第4,327゜173号、西独
特許公開東3,329.729号および欧州特許第12
1,365号などに記載された2、5−ジアシルアミノ
置換フェノール系カプラーおよ米国特許第3,446.
622号、同第4.333,999号、同第4. 45
1. 559号および同第4.427.767号などに
記載された2−位にフェニルウレイド基を有しかつ5−
位にアシルアミノ基を有するフェノール系カプラーなど
である。特願昭59−93605、同59−26427
7および同59−268135に記載されたナフトール
の5−位にスルホンアミド基、アミド基などが置換した
シアンカプラーもまた発色画像の堅牢性に優れており、
本発明で好ましく使用できる。
マゼンタおよびシアンカプラーから発生する色素が存す
る短波長域の不要吸収を補正するために、撮影用のカラ
ーネガ窓材にはカラードカプラーを併用することが好ま
しい、米国特許第4,163゜670号および特公昭5
7−39413号などに記載のイエロー着色マゼンタカ
プラーまたは米国特許第4,004,929号、同第4
,138゜258号および英国特許第1,146,36
8号などに記載のマゼンタ着色シアンカプラーなどが典
型例として挙げられる。
発色色素が適度に拡散性を有するカプラーを併用して粒
状性を改良することができる。このようなぼけカプラー
は、米国特許第4,366.237号および英国特許第
2,125,570号にマゼンタカプラーの具体例が、
また欧州特許第96゜570号および西独出願公開第3
,234,533号にはイエロー、マゼンタもしくはシ
アンカプラーの具体例が記載されている。
色素形成カプラーおよび上記の特殊カプラーは、二量体
以上の重合体を形成してもよい、ポリマー化された色素
形成カプラーの典型例は、米国特許第3,451.82
0号および同第4,080゜211号に記載されている
。ポリマー化マゼンタカプラーの具体例は、英国特許第
2. 102. 173号、米国特許第4,367.2
82号、特願昭60−.75041、および同60−1
13596に記載されている。
本発明で使用する各種のカプラーは、感光材料に必要と
される特性を満たすために、感光層の同一層に二J[以
上を併用することもできるし、同一の化合物を異なった
2層以上に添加することも、もちろん差支えない。
本発明の化合物はカプラーと併用し、カプラーと同一乳
剤層に添加できるし、あるいは独立の乳化分散物として
中間層等の写真補助層に添加することができる。
本発明の化合物は、カラー感光材料における青感層中の
イエローカプラー、緑感層中のマゼンタカプラーあるい
は赤感層中のシアンカプラーといった各感光層中のカプ
ラーに対し、それぞれ0゜1〜50モル%、好ましくは
0.3〜15モル%用いるのがよい、また、添加する層
のハロゲン化銀1モルに対してlXl0−’モル−8X
IO−”モル、特にI X 10−’モル〜5X10−
”モル用いるのが好ましい。
(4)本発明の一般式(1)の化合物は、塩化銀を0〜
50モル%含有し、沃化銀を15モル%までの量含有す
る沃臭化銀または塩沃臭化銀乳剤の層を支持体の片面ま
たは両面に有する黒白写真感光材料、特にXレイ感光材
料の粒状性及び階調の調節等の写真特性を改良するのに
有効である。この場合、その使用量はハロゲン化銀1モ
ル当り、I X 10−’モJL/ 〜I X 10−
’モJL/、特ニ1xlO−Sモル〜5 X 10−”
モルの範囲が好ましい。
本発明の一般式(1)の化合物は、その他、電子線用、
高解像力用黒白、拡散転写用黒白、カラーXレイ用、拡
散転写カラー用等の種々の用途の写真感光材料に適用で
きる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料を通常の湿式法で写
真処理するには、公知の方法のいずれも用いることがで
きる。処理液には公知のものを用いることができる。処
理温度は普通18℃から50℃の間に選ばれるが、18
℃より低い温度または50℃をこえる温度としてもよい
、目的に応じ銀画像を形成する現像処理(黒白写真処理
)あるいは、色素像を形成すべき現像処理から成るカラ
ー写真処理のいずれも適用できる。
こられについてはジェームス(James)著「ザ・セ
オリー・オブ・フォトグラフィック・プロセス(The
 Theory of the Photograph
ic Process) J第4版P291〜P436
、リサーチ・ディスクロージャー誌1978年12月号
P28〜P30(RD17643)に詳細に記載されて
いる。
黒白現像後の定着液としては一般に用いられる組成のも
のを用いることができる。定着剤としてはチオ硫酸塩、
チオシアン酸塩のほか、定着剤としての効果が知られて
いる有機硫黄化合物を用いることができる。定着液には
硬膜剤として水溶性アルミニウム塩を含んでもよい。
発色現像後の写真乳剤層は通常、漂白処理される。漂白
処理は定着処理と同時に行なわれてもよいし、個別に行
なわれてもよい、漂白剤としては鉄(■)、コバルト(
■)、クロム(■)、銅(n)など多価金属の化合物、
過酸類、キノン類、ニトロソ化合物などが用いられる。
たとえばフェリシアン化物、重クロム酸塩、鉄(I[l
)またはコバルトCI[l)の有ms=塩、たとえばエ
チレンジアミン四酢酸、ニトリロトリ酢酸、1,3−ジ
アジミノ−2−プロパツール四酢酸などのアミノポリカ
ルボン酸類あるいはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸などの
を機酸の錯塩;過硫酸塩、過マンガン酸塩;ニトロソフ
ェノールなどを用いることができる。これらのうちフェ
リシアン化カリ、エチレンジアミン四酢酸鉄<III)
ナトリウムおよびエチレンジアミン四酢酸鉄(II)ア
ンモニウムは特に有用である。エチレンジアミン四酢酸
鉄(m)tW塩は独立の漂白液においても、−浴漂白定
着液においても有用である。
漂白または漂白定着液には、米国特許3,042.52
0号、同3,241,966号、特公昭45−8506
号、特公昭45−8836号などに記載の漂白促進剤、
特開昭53−65732号に記載のチオール化合物の他
、種々の添加剤を加えることもできる。
特にPUGとして拡散性の色素を導入した本発明の一般
式〔!〕の化合物は、例えば特開昭58−149046
号、同59−154445号、同59−xssosj号
、同59−180548号、同59−218443号、
同60−133449号、米国特許第4.503.13
7号、同第4゜474.867号、同第4.483,9
14号、同第4.455.363号、同第4.500.
 626号、特願昭60−79709号等に記載されて
いる熱現像により可動性の色素を形成させ、これを色素
固定層に移動させるハロゲン化銀を利用した熱現像感光
材料好ましく使用される。
熱現像感光材料に応用する場合、感光性ハロゲン化銀と
共に、有機金属塩を酸化剤として併用することもできる
。この場合、感光性ハロゲン化銀と有機金属塩とは接触
状態もしくは接近した距離にあることが必要である。
このような有機金属塩の中、有機銀塩は、特に好ましく
用いられる。
上記の有機銀塩酸化剤を形成するのに使用し得る有機化
合物としては、特願昭59−228551号の37頁〜
39頁、米国特許4. 500. 626号第52欄〜
第53欄等に記載の化合物がある。また特願昭58−2
21.535号記載のフェニルプロピオール酸銀などの
アルキニル基を有するカルボン酸の銀塩も有用である。
以上の有81銀塩は、感光性ハロゲン化S11モルあた
り、0.01ないし10モル、好ましくは0゜01ない
し1モルを併用することができる。感光性ハロゲン化銀
と有機銀塩の塗布量合計は銀換算で50■ないし10 
g/ldが適当である。
熱現像感光材料の画像形成物質はPUGとして色素を有
する本発明の一般式〔1〕の化合物であってもよいが、
PUGが色素以外の写真有用基である一般式(1)の化
合物を用いる場合には、銀であっても、また高温状態下
で感光性ハロゲン化銀が銀に還元される際、この反応に
対応して、あるいは逆対応して可動性色素を生成するか
、あるいは放出する化合物、すなわち色素供与性物質を
含存することもできる。
本発明に使用することのできる色素供与性物質の例とし
て、まず、前記のカプラーを挙げることができる。また
、耐拡散基を離脱基に持ち、現像薬の酸化体との反応に
より拡散性色素を生成する2当量カプラーも好ましい、
これらのカプラーの具体例はジェームス著[ザ セオリ
ー オブ ザフオトグラフィック プロセス」第4版(
T、H。
Jataes ”The Theory or the
 PhotographicProcess  ’) 
291〜343頁、および354〜361頁、特開昭5
8−123533号、同58−149046号、同58
−149047号、同59−111148号、同59−
124399号、同59−174835号、同59−2
31539号、同59−231540号、同60−29
50号、同60−2951号、同60−14242号、
同60−23474号、同60−66249号等に詳し
く記載されている。
また、有機銀塩と色素を結合した色素銀化合物も色素供
与性物質の例を挙げることができる0色素銀化合物の具
体例はリサーチ・ディスクロージャー誌1978年5月
号、54〜58頁(RD−16966)等に記載されて
いる。
また、熱現像銀色素漂白法に用いられるアゾ色素も色素
供与性物質の例に挙げることができる。
アゾ色素の具体例および漂白の方法は米国特許第4.2
35.957号、リサーチ・ディスクロージャー誌、1
976年4月号、30〜32頁(RD−14433)等
に記載されている。また、米国特許第3.985,56
5号、同4,022゜617号等に記載されているロイ
コ色素も色素供与性物質の例に挙げることができる。
また、別の色素供与性物質の例として、画像状に拡散性
色素を放出乃至拡散する機能を持つ化合物を挙げること
ができる。この型の化合物は次の−M式(Ll)で表わ
すことができる。
(Dye−X)n−Y    (Ll)Dyeは色素基
、一時的に短波化された色素基または色素前駆体基を表
わし、Xは単なる結合または連結基を表わし、Yは画像
状に潜像を有する感光性銀塩に対応または逆対応して (Dye−X)n−Yで表わされる化合物の拡散性に差
を生じさせるか、または、Dyeを放出し、放出された
[)yeと(Dye−X)  n−Yとの間に拡散性に
おいて差を生じさせるような性質を有する基を表わし、
nは1または2を表わし、nが2の時、2つのDY@−
Xは同一でも異なっていてもよい。
一般式(L I)で表わされる色素供与性物質の具体例
としては、例えば、ハイドロキノン系現像薬と色素成分
を連結した色素現像薬が、米国特許第3,134.76
4号、同第3. 362. 819号、同第3,597
,200号、同第3,544.545号、同第3.48
2,972号等に記載されている。また、分子内求核置
換反応により拡散性色素を放出させる物質が、特開昭5
1−63.618号等に、イソオキサシロン環の分子内
、巻き換え反応により拡散性色素を放出させる物質が、
特開昭49−1jl、628号等に記載されている。こ
れらの方式はいずれも現像の起こらなかった部分で拡散
性色素が放出または拡散する方式であり、現像の起こっ
たところでは色素は放出も拡散もしない。
また、別の方式としては、色素放出性化合物を色素放出
能力のない酸化体型にして還元剤もしくはその前駆体と
共存させ、現像後、酸化されずに残った還元剤により還
元して拡散性色素を放出させる方式も考真されており、
そこに用いられる色素供与性物質の具体例が、特開昭5
3−110゜827号、同54−130,927号、同
56−164.342号、同53−35,533号に記
載されている。
一方、現像の起こった部分で拡散性色素を放出させる物
質として、拡散性色素を離脱基に持つカプラーと現像薬
の酸化体との反応により拡散性色素を放出させる物質が
、英国特許第1,330゜524号、特公昭48−39
.165号、英国特許第3.443,940号等に記載
されている。
また、これらのカラー現像薬を用いる方式では現像薬の
酸化分解物による画像の汚染が深刻な問題となるためこ
の問題を改良する目的で、現像薬を必要としない、それ
自身が還元性を持つ色素放出性化合物も考寓されている
。その代表例はたとえば、米国特許第3,928,31
2号、同第4゜053.312号、同第4.055.4
28号、同第4,336,322号、特開昭59−65
839号、同59−69839号、同53−3819号
、同51−104,343号、リサーチ・ディスクロー
ジャー誌17465号、米国特許第3゜725.062
号、同第3.728.113号、同第3.443,93
9号、特開昭58−116゜537号、同57−179
840号、米国特許第4.500,626号等に記載さ
れている色素供与性物質である。
本発明に用いうる色素供与性物質の具体例としては前述
の米国特許第4.500,626号の第22(閘〜第4
4欄に記載の化合物を挙げるこことができるが、なかで
も前記米国特許に記載の化合物fll 〜+31、(I
l−03,01−01,(28) 〜(30)、(33
) 〜(35)、(38)〜(40)、(42)〜(6
4)が好ましい、また特願昭59−2468号の80〜
87頁に記載の化合物も有用である。
上記の色素供与性化合物および以下に述べる画像形成促
進剤などの疏水性添加剤は米国特許第2゜322.02
7号記載の方法などの公知の方法により感光材料の層中
に導入することができる。この場合には、特開昭59−
83154号、同59−178451号、同59−17
8452合、同59−178453号、同59−178
454号、同59−178455号、同59−1784
57号などに記載のような高沸点有1溶媒を、必要に応
じて沸点50℃〜160℃の低沸点存1m溶媒と併用し
て、用いることができる。
高沸点有機溶媒の量は用いられる色素供与性物質1gに
対して10g以下、好ましくは5g以下である。
また特公昭51−39853号、特開昭51−5994
3号に記載されている重合物による分散法も使用できる
水に実質的に不溶な化合物の場合には、前記方法以外に
バインダー中に微粒子にして分散含有させることができ
る。
疏水性物質を親水性コロイドに分散する際には、種々の
界面活性剤を用いることができ、それらの界面活性剤と
しては特開昭59−157636号の第(37)〜((
38)頁に界面活性剤として挙げたものを使うことがで
きる。
本発明において熱現像感光材料には画像形成促進剤を用
いることができる0画像形成促進剤には銀塩酸化剤と還
元剤との酸化還元反応の促進、色素供与性物質からの色
素の生成または色素の分解あるいは拡散性色素の放出等
の反応の促進および、感光材料層から色素固定層への色
素の移動の促進等の機能があり、物理化学的な機能から
は塩基または塩基プレカーサー、求核性化合物、高沸点
有機溶媒(オイル)、熱溶剤、界面活性剤、銀または銀
イオンと相互作用を持つ化合物等に分類される。ただし
、これらの物質群は一般に複合機能を有しており、上記
の促進効果のいくつかを合せ持つのが常である。これら
の詳細については特願昭59−223978号の67〜
71頁に記載されている。上記の画像形成促進剤の他に
塩基を発生させる方法が各種あり、その方法に使用され
る化合物はいずれも塩基プレカーサーとして有用である
0例えば、特願昭60−169585号に記載されてい
る難溶性金属化合物およびこの’i% ??j性金属化
合物を構成する金属イオンと鎖形成反応しうる化合物(
鎖形成化合物という)の混合により塩基を発生させる方
法や、特願昭60−74702号に記載されている電解
により塩基を発生させる方法などがある。
特に前者の方法は効果的である。難溶性金属化合物とし
ては亜鉛、アルミニウム、カルシウム、バリウムなどの
炭酸塩、水酸化物、酸化物等が挙げられる。また、鎖形
成化合物については、例えばニー・イー・マーチル、ア
ール・エム・スミス(A、 E、 Martell、R
,M、 Sm1th )共著、「クリティカル・スタビ
リテイ・コンスタンツ(Criltical 5tab
illity Con5tants) J 、第4巻と
第5巻、プレナム・プレス(PlenuIIPress
 )に詳説されている。具体的にはアミノカルボン酸類
、イミジノ酢酸類、ピリジルカルボン酸類、アミノリン
f12g、カルボン酸類(モノ、ジ、トリ、テトラカル
ボン酸類およびフォスフォノ、ヒドロキシ、オキソ、エ
ステル、アミド、アルコキシ、メルカプト、アルキルチ
オ、フォスフイノなどの置換基を持つ化合物)、ヒドロ
キサム酸類、ポリアクリレート類、ポリリン酸類などの
アルカリ金属、グアニジン類、アミジン類もしくは4級
アンモニウム塩等との塩が挙げられる。
この難溶性金属化合物と饋形成化合物は、感光材料と色
素固定材料に別々に添加するのが有利である。
本発明においては、熱現像時の処理温度および処理時間
の変動に対し、常に一定の画像を得る目的で種々の現像
停止剤を用いることができる。
ここでいう現像停止剤とは、適正現像後、速やかに塩基
を中和または塩基と反応して膜中の塩基濃度を下げ現像
を停止する化合物または銀および銀塩と相互作用して現
像を抑制する化合物である。
具体的には、加熱により酸を放出する酸プレカーサー、
加熱により共存する塩基と置換反応を起す親電子化合物
、または含窒素へテロ環化合物、メルカプト化合物およ
びその前駆体等が挙げられる(例えば特願昭58−21
6928号、同59−48305号、同59−8583
4号または同59−85836号、に記載の化合物など
)。
また加熱によりメルカプト化合物を放出する化合物も有
用であり、例えば特願昭59−190173号、同59
−268926号、同59−246468号、同60−
26038号、同60−22602号、同60−260
39号、同60〜24665号、同60−29892号
、同59−1’76350号、に記載の化合物がある。
また本発明においては熱現像感光材料に現像の活性化と
同時に画像の安定化を図る化合物を用いることができる
。好ましく用いられる具体的化合物については米国特許
第4.500,626号の第51〜52欄に記載されて
いる。
本発明においては種々のカブリ防止剤を使用することが
できる。カプリ防止剤としては、アゾール類、特開昭5
9−168442号記載の窒素を含むカルボン酸類およ
びリン酸類、あるいは1キ開昭59−111636号記
載のメルカプト化合物およびその金属塩、特願昭60−
228267号に記載されているアセチレン化合物類な
どが用いられる。
本発明においては、熱現像感光材料に必要に応して画像
調色剤を含有することができる。有効な調色剤の具体例
については特願昭59−268926号92〜93頁に
記載の化合物がある。
本発明の熱現像感光材料および場合によって用いられる
色素固定材料に使用される支持体は、処理温度に耐える
ことのできるものである。一般的な支持体としては、ガ
ラス、紙、重合体フィルム、金属およびその類似体が用
いられるばかりでなく、特願昭59−268926号明
細書の95頁〜96頁に支持体として挙がっているもの
が使用できる。
本発明に用いられる熱現像感光材料は、必要に応じて、
熱現像感光材料として知られている各種添加剤や、感光
層以外の層、例えば静電防止層、導電層、保護層、中間
層、AH層、剥離層、マット層等を含有することのでき
る。各種添加剤としては、リサーチ・ディスクロージャ
ー誌1978年6月号の9頁ないし15頁(RD170
29)、特願昭59−209563号などに記載されて
いる添加剤、例えば可塑剤、鮮鋭度改良用染料、AH染
料、増感色素、マット剤、界面活性剤、蛍光増白剤、紫
外線吸収剤、スベリ防止剤、酸化防止剤、 退色防止剤
等の添加剤がある。
特に、保護層には、接着防止のために有機、無機のマッ
ト剤を含ませるのが通常である。また、この保護層には
媒染剤、UV吸収剤を含ませてもよい、保護層および中
間層はそれぞれ2層以上から構成されていてもよい。
また中間層には、退色防止や混色防止のための還元剤、
UV吸収剤、T i Otなどの白色顔料を含ませても
よい、白色顔料は感度を上昇させる目的で中間層のみな
らず乳剤層に添加してもよい。
本発明の写真要素は、加熱現像により色素を形成または
放出する感光要素と必要に応じて、色素を固定する色素
固定要素から構成される。
特に色素の拡散転写により画像を形成するシステムにお
いては感光要素と色素固定要素が必須であり、代表的な
形態として、感光要素と色素固定要素とが2つの支持体
上に別個に塗設される形態と同一の支持体上に塗設され
る形態とに大別される。
感光要素と色素固定要素相互の関係、支持体との関係、
白色反射層との関係は特願昭59−268926号明細
書の58〜59真や米国特許4゜500.626号の第
574111Iに記載の関係が本願にも適用できる。
感光要素と色素固定要素とが同一の支持体に塗設される
形態の代表的なものは、転写画像の形成後、感光要素を
色素固定要素から的I離する必要のない形態である。こ
の場合には、透明または不透明の支持体上に感光層、色
素固定層と白色反射層とが積層される。好ましいB様と
しては、例えば、遇明支持体/感光層/白色反射層/色
素固定層、透明支持体/色素固定層/白色反射N/感光
層などを挙げることができる。
感光要素と色素固定要素とが同一の支持体上に塗設され
る別の代表的allには、例えば特開昭56−6784
0号、カナダ特許第674.082号、米国特許第3,
730,718号に記載されているように、感光要素の
一部または全部を色素固定要素から剥離する形態があり
、適当な位置に剥離層が塗設されているものを挙げるこ
とができる。
感光要素または色素固定要素は、加熱現像もしくは色素
の拡散転写のための加熱手段としての導電性の発熱体層
を有する形態であってもよい。
この場合の透明または不透明の発熱要素は、抵抗発熱体
として従来公知の技術を利用して作ることができる。
抵抗発熱体としては、半導性を示す無機材料の薄膜を利
用する方法と導電性微粒子をバインダーに分散した有機
物薄膜を利用する方法とがある。
これらの方法に利用できる材料は、特願昭59−151
815号明細書等に記載のものを利用できる。
本発明に用いられる色素固定要素は媒染剤を含む層を少
なくともIN有しており、色素固定層が表面に位置する
場合、必要に応じて、さらに保護層を設けることができ
る。
色素固定要素の層構成、バインダー、添加剤、媒染剤如
加層の設置位置などは特願昭59−268926号明細
書の62頁9行〜63頁18行の記載およびそこに引用
された特許明細書に記載のものが本願にも適用できる。
本発明に用いられる色素固定要素は前記の層の他に必要
に応じて剥離層、マット剤層、カール防止層などの補助
層を設けることができる。
上記層の1つまたは複数の層には、色素移動を促進する
ための塩基および/または塩基プレカーサー、親水性熱
溶剤、色素の退色を防ぐための退色防止剤、UV吸収剤
、スベリ剤、マット剤、酸化防止剤、寸度安定性を増加
させるための分散状ビニル化合物、蛍光増白剤等を含ま
せてもよい。
これらの添加剤の具体例は特願昭59−209563号
の101頁〜120頁に記載されている。
上記層中のバインダーは親水性のものが好ましく、透明
か、半透明の親水性コロイドが代表的である。具体例に
は前記の感光材料の所で挙げたバインダーが用いられる
本発明における画像受像層としては、熱現像カラー感光
材料に使用する色素固定層があり、通常使用される媒染
剤の中から任意に選ぶことができるが、それらの中でも
特にポリマー媒染剤が好ましい、ここでポリマー媒染剤
とは、三級アミノ基を含むポリマー、含窒素複素環部分
を有するポリマー、およびこれらの4級カチオン基を含
むポリマー等である。
この具体例については特願昭59−268926号98
〜100頁や米国特許4.500626号の第57〜6
0欄に記載されている。
本発明においては熱現像感光層、保護層、中間層、下塗
層、バック層その他の層の塗布法は米国特許4.500
626号の第55〜56欄に記載の方法が適用できる。
熱現像感光材料へ画像を記録するための画像露光の光源
としては、可視光をも含む輻射線を用いることができ、
例えば特願昭59−268926号の100頁や米国特
許4.500626号の第56欄に記載の光源を用いる
ことができる。
熱現像工程での加熱温度は、約り0℃〜約25℃で現像
可能であるが、特に約り0℃〜約18℃が有用であり、
転写工程での加熱温度は、熱現像工程における温度から
室温の範囲で転写可能であるが、特に50℃以上で熱現
像工程における温度よりも約10℃低い温度までがより
好ましい、現像および/または転写工程における加熱手
段としては、熱板、アイロン、熱ローラ−、カーボンや
チタンホワイトなどを利用した発熱体等を用いることが
できる。
また、特開昭59−218443号、特願昭60−79
709号等に詳述されるように、少量の水などの溶媒の
存在下で加熱した現像と転写を同時または連続して行う
方法も有用である。この方法においては、前述の画像形
成促進剤は色素固定材料、感光材料のいずれかまたは両
者にあらかじめ含ませておいてもよいし、外部から供給
する形態をとってもよい。
上記の現像および転写を同時または連続して行う方式に
おいては、加熱温度は50’C以上で溶媒の沸点以下が
好ましい、例えば溶媒が水の場合は50℃以上100℃
以下が望ましい。
また、可動性色素の色素固定層への移動のために溶媒を
用いてもよい。
現像の促進および/または可動性色素の色素固定層への
移動のために用いる溶媒の例としては、水または無機の
アルカリ金属塩や有機の塩基を含む塩基性の水溶液(こ
れらの塩基としては画像形成促進剤の項で記載したもの
が用いられる)を挙げることができる。また、低沸点溶
媒、または低沸点溶媒と水もしくは塩基性の水溶液との
混合溶液なども使用することができる。また界面活性剤
、カブリ防止剤、難溶性金属塩と錯形成化合物等を溶媒
中に含ませてもよい。
これらの溶媒は、色素固定材料または感光材料およびそ
の両者に付与する方法で用いることができる、その使用
量は全塗布膜の最大膨潤体積に相当する溶媒の重量以下
(特に全塗布膜の最大膨潤体積に相当する溶媒の重量か
ら全塗布膜の重量を差引いた世態下)という少量でよい
溶媒(例えば水)は熱現像感光材料の感光層と色素固定
材料の色素固定層との間に付与することによって画像の
形成および/または色素の移動を促進するものであるが
、あらかじめ感光層もしくは色素固定材料またはその両
者に内蔵させて用いることもできる。
感光層または色素固定層に溶媒を付与する方法としては
、例えば、特願昭59−268926号の101頁9行
〜102頁4行に記載の方法がある。
また色素移動を促進するために、常温では固体であり高
温では溶解する親水性熱溶剤を感光材料または色素固定
材料に内蔵させる方式も採用できる。親木性熱溶媒は感
光材料、色素固定材料のいずれに内蔵させてもよく、両
方に内蔵させてもよい、また内蔵させる層も乳剤層、中
間層、保護層、色素固定層いずれでもよいが、色素固定
層および/またはその隣接層に内蔵させるのが好ましい
親水性熱溶剤の例としては、尿素類、ピリジン類、アミ
ド類、スルホンアミド類、イミド類、アルニール顛、オ
キシム類その他の複素環類がある。
転写工程における加熱手段は、特願昭59−26892
6号の102頁14行〜103頁11行に記載の手段が
ある。また、色素固定材料に、グラファイト、カーボン
ブラック、金属等の導電性材料の層を重ねて施しておき
、この導電性層に電流を通じ、直接的に加熱するように
してもよい。
熱現像感光材料と色素固定材料とを重ね合わせ、密着さ
せる時の圧力条件や圧力を加える方法は特願昭59−2
68926号の103頁〜104頁に記載の方法が通用
できる。
本発明の化合物はまた室温付近で処理液を使用液を使用
して現像するいわゆるカラー拡散転写用のハロゲン化銀
写真感光材料に用いることができる。このカラー拡散転
写法については例えばベルキー特許757,959号に
記載がある。このカラー拡散転写法に使用しうる色素供
与性@IJiとしては、PUGとして拡散性色素を持つ
本発明の一般式(1)で表わされる化合物も使用できる
し、その他に下記一般式(工)の化合物も使用できる。
D、 −Y      (ヱ) ここでり、は色素部分(またはその前駆体部分)を表わ
し、Yは現像の結果として色素供与性物質(工)の拡散
性が変化する機能を持った基質を表わす。
ここで「拡散性が変化する」とは、+11色素供与性物
質(工)が本来、非拡散性であり、これが拡散性に変化
するか、または拡散性の色素が放出される事、あるいは
(2)本来拡散性の色素供与性物質(V)が非拡散性に
変化することを意味している。
また、この変化はYの性質によりYが酸化されて起こる
場合と還元されて起こる場合がある。
Yの酸化によって“拡散性が変化する例としてはまず、
p−スルホンアミドナフトール類(p−スルホンアミド
フェノール類も含む8特開昭48−33,826号、同
53−50.736号、欧州特許第76.492号に具
体例の記載あり)、0−スルホンアミドフェノール類(
0−スルホンアミドナフトール類も含む:特開昭51−
113゜624号、同56−12642号、同56−1
6130号、同56−16131号、同57−4043
号、同57−650号、U、 S、 4. 053゜3
12号、欧州特許第76.492号に具体例の記載あり
)、ヒドロキシスルホンアミド復素環類(特開昭51−
104.343号、欧州特許第76.492号に具体例
の記載あり)、3−スルホンアミドインドール類(特開
昭51−104,343号、同53−46.730号、
同54−130.122号、同57−850.55号、
欧州特許第76.492号に具体例の記載あり)、α−
スルホンアミドケトン類(特開昭53−3819号、同
54−48,534号、欧州特許第76゜492号に具
体例の記載あり)等のいわゆる色素放出レドックス基質
を挙げることができる。
別の例としてはYが被酸化後、分子内求核攻撃によって
色素を放出する型として特開昭57−20.735号、
特願昭57−177140号な記載の分子内アシスト型
基質が挙げられる。
また別の例としては、塩基性条件下では分子内閉環反応
により色素を放出するが、Yが酸化されると色素放出を
実質的に起こさなくなる基質を挙げることができる(特
開昭51−63,618号に具体例の記載がある)、さ
らにこれの変型として求核試薬によりイソオキサシロン
環が環巻き換えを起こして色素を放出する基質も有用で
ある(特開昭49−111,628号、同52−481
9号に具体例の記載あり)。
また別の例としては、塩基性条件下では酸性プロトンの
解離により色素部分が離脱するが、Yが酸化されると実
質的に色素放出しなくなる基質を挙げることができる(
特開昭53−69,033号、同54−130927号
に具体例の記載あり)。
一方、Yが還元されることによって拡散性が変化する例
としては、特開昭53−110,827号に記載されて
いるニトロ化合物:特開昭53−110.827号、U
S、4,356.249号、同4,358,525号に
記載されているキノン化合物を挙げることができる。こ
れらは現像過程で消費されないで残存している還元剤(
エレクトロン・ドナーと称する)により還元され、その
結果生じた求核基の分子内攻撃により色素を放出するも
のである。この変型として、還元体の酸性プロトンが解
離することにより色素部分が離脱するキノン型基質も有
用である(特開昭54−130゜927号、同56−1
64,342号に具体例の記載あり)。
上記の還元により拡散性が変化する基質を使用する場合
には、露光されたハロゲン化銀と色素供与性物質との間
を仲介する適当な還元剤(エレクトロン・ドナー)を用
いることが必須であり、その具体例は上記の公知資料に
記載されている。また、基質Y中にエレクトロン・ドナ
ーが共存する基質(LDA化合物と称する)も有用であ
る。
上記の色素供与性物質は、温式現像により感光材料中に
、露光に対応した可動性の色素の像状分布を形成するも
のであり、これらの画像形成を色素固定材料にうつして
(いわゆる拡散転写)可視化する。
カラー拡散転写用の写真要素についてさらに詳しく以下
に説明する。
カラー拡散転写用の写真要素は、感光材料(感光要素)
と色素固定材料(受像要素)とが組み合わさったフィル
ム・ユニ・ントであることが好ましい。
フィルム・ユニットの代表的な形態は、一つの透明な支
持体上に上記の受像要素と感光要素とが積層されており
、転写画像の完成後、感光要素を受像要素から剥離する
必要のない形態である。更に具体的に述べると、受像要
素は少なくとも一層の媒染層からなり、又感光要素の好
ましい態様に於いては前悪性乳剤層、緑感性乳剤層及び
赤感性乳剤層の組合せミ又は緑感性乳剤層、赤感性乳剤
層及び赤外光感光性乳剤層の組合せ、或いは前窓性乳剤
層、赤感性乳剤層及び赤外光感光性乳剤層の組合せと、
前記の各乳剤層にイエロー色素供与性物質、マゼンタ色
素供与性物質及びシアン色素供与性物質がそれぞれ組合
わされて構成される(ここで「赤外光感光性乳剤層とは
700 nm以上、特に740nm以上の光に対して感
光性を持つ乳剤層をいう)、そして、該媒染層と感光層
或いは色素供与性物質含育層の間には、透明支持体を通
して転写画像が観賞できるように、酸化チタン等の固体
顔料を含む白色反射層が設けられる。
明所で現像処理を完成できるようにするために白色反射
層と感光層の間に更に遮光層を設けてもよい、又、所望
により感光要素の全部又は一部を受像要素から剥離でき
るようにするために適当な位置に剥離層を設けてもよい
(このような態様は例えば特開昭56−67840号や
カナダ特許674.082号に記載されている)。
また、別の剥離不要の形態では、一つの透明支持体上に
前記の感光要素が塗設され、その上に白色反射層が塗設
され、更にその上に受像層が積層される。同一支持体上
に受像要素と白色反射層と剥離層と感光要素とが積層さ
れており、感光要素を受像要素から意図的に剥離する態
様については、米国特許3,730,718号に記載さ
れている。
他方、二つの支持体上にそれぞれ感光要素と受像要素が
別個に塗設される代表的な形態には大別して二つあり、
一つは剥離型であり、他は剥離不要型である。これらに
ついて詳しく説明すると、剥離型フィルム・ユニットの
好ましいLi様では、支持体の裏面に光反射層を有しそ
してその表面には少なくとも一層の受像層が塗設されて
いる。又感光要素は遮光層を有する支持体上に塗設され
ていて、n光終了前は感光層塗布面と媒染層塗布面は向
き合っていないが露光終了後(例えば現像処理中)は感
光層塗布面がひつくり返って受像層塗布面と重なり合う
ように工夫されている。媒染層で転写画像が完成した後
は速やかに感光要素が受像要素から剥離される。
また、剥離不要型フィルム・ユニットの好ましい態様で
は、透明支持体上に少なくとも一層の媒染層が塗設され
ており、又透明又は遮光層を有する支持体上に感光要素
が塗設されていて、感光層塗布面と媒染層塗布面とが向
き合って重ね合わされている。
以上述べたカラー拡散転写方式の写真要素には更にアル
カリ性処理液を含有する、圧力で破裂可能な容器(処理
要素)が組合わされていてもよい。
なかでも一つの支持体上に受像要素と感光要素が積層さ
れた剥離不要型フィルム・ユニットではこの処理要素は
感光要素とこの上に重ねられるカバーシートの間に配置
されるのが好ましい、又、二つの支持体上にそれぞれ感
光要素と受像要素が別個に塗設された形態では、遅くと
も現像処理時に処理要素が感光要素と受像要素の間に配
置されるのが好ましい、処理要素には、フィルム・ユニ
ットの形態に応じて遮光層(カーボン・ブラックやpH
によって色が変化する染料等)及び/又は白色顔料(酸
化チタン等)を含むのが好ましい、更にカラー拡散転写
方式のフィルム・ユニットでは、中和層と中和タイミン
グ層の組合せからなる中和タイミング機構がカバーシー
ト中、又は受像要素中、或いは感光要素中に組込まれて
いるものが好ましい。
(実施例) 以下、本発明を実施例に基づき、更に具体的に説明する
が本発明はこれら実施例により伺等限定されるものでは
ない。
実施例/ 透明なポリエチレンテレフタレート支持体上に下記のl
1i(I)及び(II)を順次塗布し、試験要素を調製
した。
これを試験要素10/とし、同様にして層(I)の色素
供与物質12を本文中記載の化合物lj5/I、J、6
、ヂ、3り、44J、’I−1に置き換えた試験要素i
o−〜ioりを調製した。
次に色素固定層を有する受像シートの形成方法について
述べる。
ポリ(アクリル酸メチルーコーN、N、N−トリメチル
−N−ビニルベンジルアンモニウムクロライド)(アク
リル酸メチルとビニルベンジルアンモニウムクロライド
の比率は/:/)/(7SFをsoomlの水に溶解し
、IO係万石灰処理ゼラチン1oot均一に混合した。
この混合液をポリエチレンテレフタレートフィルム上に
10μmのウェット膜厚に均一に塗布し、受像シートと
した。
上記10/〜lOりの要素を14AO’cに加熱したヒ
ートブロック上で所定時間加熱した後、水をfml/m
2供給した受像シートと塗布面が向き会うように密着さ
せり、70Cで20秒間加熱により色素転写を行なった
後受像シートを剥し取った。
第一段階の加熱により被還元性色素放出化合物が電子供
与体により還元され、色素が離脱し、高い転写色素濃度
が得られた。
表−/には、色素供与物質の半分が色素を離脱するに要
する加熱時間(’l’tO4)を最高到達濃度(反射)
とともに示した。
表−/ 本発明になる色素供与化合物は十分短かい時間内に色素
を放出し得ること、また置換基構造により放出速度が容
易にコントロールできるという特徴をもっていることが
わかる。
実施例コ 透明なポリエチレンテレフタレート支持体上に下記の層
を順次塗布し、感光要素コO/を調製した。
同様にして層(I)の化合物/jを化合物/j、/I、
3.6あるいは3りと!き換えた感光要素−〇−〜コ0
6も調製し九。これらの試験要素を露光後1ao0cに
加熱した熱板上で30秒間均一に加熱した。次いで、実
施例/と同じ受像シートに水をI ml / m2供給
した後上記要素と密着させ900Cで20秒間加熱した
後、受像シートを剥し取ったところ、ポジの色像が得ら
れた。
センシトメトリーにより得られた写真性能を表−コに示
した。
表−2 実施例3 透明なポリエチレンテレフタレート支持体上に下記の層
を順次塗布し、感光要素を調製した。
赤感層:下記成分a)〜e)より成る感光層a)赤感性
の感光性ヨウ臭化使乳剤(θ。
j A f Ag/m2 ) b)ベンゾトリアゾール銀乳剤(o、ir9 Ag/m
2) C)本発明により化合物it(、o、27ミリモル/m
2)、電子供与体化合物S−μ7(化合物ljの1.2
等量)及びトリクレジルフォスフェート(0,3797
m2)のゼラチン分散物 d)/−フェニルーダーメチルーダーヒドロキシメチル
−3−ビラ、ゾリドン(0゜32ミリモル/m2) e)ゼラチン(上記a)〜C)のゼラチンも含めて/、
 、24’り7m2) 中間層=2.!−ジ(tert−ペンタデシル)ヒドロ
キノン(0,I / 97m2)、ポリ酢酸ビニル(0
,79?/m2)及びゼラチン(0,Jrf/m2)よ
り成る層 緑感層:a)が緑感性乳剤であり、C)が化合物l!で
ある以外は赤II&闇と同じ感光層中間層二上記中間層
に同じ 青感層:a)が青感性乳剤であり、C)が化合物/2で
ある以外は赤感層と同じ感光層 保WIirN:ゼラチンo 、 u 97m2 ttt
rll上記感光要素を露光後、7M−に3PO4溶液に
浸した実施例1の受像シートと重ね合わせりz ’Cで
20秒間加熱した後、受像シートを剥し取った。
センシトメトリーによシ得られた写真特性を表−3に示
した。
表−3 最高濃度の高い、かつ最低ta度の低い、良好なポジ画
像が得られることがわかる。
実施例μ 透明なポリエチレンテレフタレート支持体上に下記の層
を順次塗布し感光要素を調製した。
を含む色素受像層 を含む白色反射層 を含む不透明層 を含むシアン色素供与層 を含む赤感層 を含む中間層 を含むマゼンタ色素供与層 を含む緑感層 (K)  (V)と同じ中間層 を含むイエロー色素供与層 を含む青感層 を含む保護層 次に透明なポリエチレンテレフタレートフィルム上に下
記の層を順次塗布し、カバーシートを調製した。
ゼンスルフオネート(o、 o b 91m2)C)エ
チレングリコール(0,zt/m2)を含む酸中和層 (II)  酢酸セルロース(サク化度!μ4)を厚さ
2ミクロンに塗布したタイミング層 (I[I)  塩化ビニI)デンとアクリル酸の共重合
ラテックスを厚さ≠ミクロンに塗布したタイミング層 !た下記組成の処理液を調製した。
水酸化カリウム            ダrtμmヒ
ドロキシメチルー≠−メチル −/−p−トリル−3−ピラゾリ ジノン              109!−メチル
ベンゾトリアゾール   、2.1を亜研酸ナトリウム
          /、!を臭化カリウム     
         /SFはンジルアルコール    
    /、7mlカルボキシメチルセルロース   
 j、/S’カーボンブラック         1r
ot水           全量を/lにする全感光
要素をウェッジを通して露光後、カバーシートと重ね合
わせ、一対の並置ローラーを用いて、処理液をその間に
10μの厚さで均一に展開した。
処理1時間後にセンシトメトリーを行なった結果を表−
μに示す白地部のにごりの小さな、かつ転写色素濃度の
高い良好な色像が得られることがわかる。
表−μ 実施例! 以下のようにして、積層一体型カラー拡散転写感光シー
トおよびカバーシートを作成した。
ポリエチレンテレフタレート透明支持体上に、次の順に
各層を塗布して感光シートj O/ −t Oりを作成
した。
(11コポリ〔スチレン−N−ビニルベンジル−N−メ
チル−ピペリジニウムクロライド〕3.。
97m2、ゼラチ73.Of/m2を含有する受像層。
(2)二酸化チタン2097m2、ゼラチンコ。
Q9/m2を含有する白色反射層。
(3)  カーボンブラック−,097m2 とゼラチ
ンI、jf/m2を含有する遮光層。
(4)下記のシアン色素放出レドックス化合物0゜μμ
S’/”2、)”Jシクロヘキシルホスフェート0.0
99/m2.2.j−ジーt −dンタfシルハイドロ
キノン0.00jff/m2 、およびゼラチン0.1
97m2を含有する層。
(5)赤感性赤感性内接ポジ臭化銀乳剤(銀の量で/、
θ7p/m2)、ゼラチン/、コy、7m2、下記の造
核剤O,Oa■/m2および2−スルホ−!−n−イン
タデシルハイドロキノン・ナトリウム塩0.1397m
2を含有する赤感性乳剤層。
(612,j−シーt−ペンタデシルハイドロキノンO
0μJS’/m2、)リヘキシルホスフエートO,/9
/m2およびゼラチ70.uf7m2を含有する層。
(7)下記のマゼンタ色素放出レドックス化合物を0.
39/m2 、トリシクロへキシルホスフェート(O,
0197m2  )、コ、!−ジーtert−はンタデ
シルハイドロキノン(0,009に17m2 )及びゼ
ラチン(o、zt7mz  )を含有する層。
(8)緑感性内潜!S2直接ポジ臭化銀乳剤(銀の量で
o、r2y/m2 )、ゼラチン(o、 タ5’/m2
)、層(5)と同じ造核剤(0,0J■/m2 )およ
びコースルホーt−n−ペンタデシルハイドロキノン・
ナトリウム塩(o、ory7m2 )を含有する緑感性
乳剤層。
(91ff3)と同一の層。
aω 下記構造のイエロー色素放出レドックス化合物(
o、sJ?/m2  )、トリシクロヘキシルホスフェ
−’p (0,/ J 9/m2  )、2.j−ジt
 −’ンタデシルハイドロキノン(0,0/≠f/m2
)およびゼラチン(0,79/m2  )を含有する#
aυ 青感性青感性内接ポジ臭化銀乳剤(銀の量でi、
oqtim2)、ゼラチ7(/、/ 91m2)、層(
5)と同じ造核剤(o、o≠ダ/m2)、コースルホー
!−〇−ペンタデシルハイドロキノン・ナトリウム塩(
0,079/m2  )、および表−!に示す化合物を
表−jの量だけ含有する青感性乳剤層。
a2  下記構造の紫外線吸収剤をそれぞれ≠×lOm
□j / tn2、及びゼラチン0.3Ot/m2を含
む紫外線吸収層。
αJ ポリメチルメタクリレートラテックス(平均粒子
サイズμμ、0.109/m2  )、ゼラチン(0,
ry/mz  )及び硬膜剤としてトリアクロイルトリ
アジン(0,oat/m2  )を含む保護層。
カバーシートAの構成 透明なポリエチレンテレフタレート支持体上に順次、以
下の層(〆′)〜(4”)を塗布してカバーシートを作
製した。
(l′)平均分子量to、oooのアクリル酸−ブチ゛
ルアクリレート(重量比をニー)共重合体を109/m
2および/、<4−ビス(コ、3−エポキシプロポキシ
)−ブタンo、 2?/m2t[!布した中和層。
(−2’) 酢化度t / 、 o 4のセルロースア
セテートおよびメチルビニルエーテル−マレイン酸モノ
メチルエステル交互共重合体を重量比?!/jrで7.
197m2塗布した第1タイミング層。
(j’) メチルビニルエーテル−無水マレイン酸交互
共重合体/、0!f/m2、およびj−(2−ジアツー
/−メチルチオ)−7−フェニルテトラゾールを0 、
91 m mol/rn2を含む補助中和層。
(4”) スチレン−〇−ブチルアクリレートーアクリ
ル酸−N−メチロールアクリルアミドの4L9゜7対4
12.j対3対!の共重合体ラテックスとメチルメタア
クリレート−アクリル酸−N−メチロールアクリルアミ
ドの23対μ対3(重量比)共重合体ラテックスを前者
のラテックスと後者のラテックスの固形分比が6対仏に
なるように混合し、塗布した厚さ2μの第1タイミング
層。
処理浪人の組成 このようにして作製した感光シート!O/〜jOりを連
続くさびウェッジで露光した後、処理液とカバーシート
と組合わせl対の加圧ローラーを通して展開処理した。
1時間後にカラー濃度計で濃度を測定し、表−!に示す
Dmax、Dminを得た。
また、展開直後から5秒毎にDmaxの変化を測定し、
40分後の濃度(Dmax )の捧に達する時間を読み
取った。転写速度を表わすもので速いほど良い。
表−jから明らかなように、本発明の感光シートを用い
た写真要素では、Dmaxを下げることな(Dminを
大巾に下げており、しかも転写速度は遅らさないという
非常に優れたものである。
なお、転写速度の差は銀現像速度の差に対応しているこ
とが別の解析実験で明らかになった。即ち転写速度の遅
いものは、銀現像速度が遅れていることに起因する。
実施例6 〈ハロゲン化銀乳剤の調製〉 通常のアンモニア法によシゼラチン溶液中に硝酸銀とハ
ロゲン化アルカリ水溶液とを添加し、平均粒径i、oμ
の沃臭化銀粒子(AgI : J moj憾)を調製し
、通常の凝集法により脱塩し、塩化金酸およびチオ硫酸
ナトリウムを用いた金・硫黄増感を行ない安定剤として
、l−ヒドロキシ−6−メチル−/、3.Ja、7−テ
トラザインデンを加えて、感光性沃臭化銀乳剤を得た。
上記の方法により調整された乳剤に表−6に示した例示
化合物を添加して塗布を行ない乾燥して試料toi−t
ozを得九。これらの試料をセンシトメーターを用いて
光学ウェッジで階段的な露光を与えた。下記の現像液A
と、定着液Aを用い、自動現像機RU(富士写真フィル
ム■製)で現像温度3;0C,37°CでそれぞれりO
秒現偉処理した後、写真性能の測定を行ない表−6に示
す結果を得た。現像液A エチレンジアミン西酢酸      /、コ?亜硫酸ナ
トリウム(無水)     10.02水酸化カリウム
         コ0.Ofハイドロキノン    
     コ!、0fl−フェニルー3−ピラゾリドン
  /、!を硼酸              10.
09トリエチレングリコール     、21.09ゲ
ルタールアルデヒド       j、Of臭化カリウ
ム            t、or氷酢酸     
         3.09重亜硫酸ナトリウム(無水
)     a、it!−ニトロインダゾール    
 0./jt!−メチルベンゾトリアゾール  o、o
3を水を加えて            /、 01コ
r ’CにおいてpH値は約/θ、30に調整した。
定着液A チオ硫酸アンモニウム     roo、or亜硫酸ナ
トリウム(無水)     20.0?硼酸     
          ♂、oyエチレンジアミン四酢酸
      O1/?硫酸アルミニウム       
 /!、Of硫酸               2.
0?氷酢酸             22.09水を
加えて            /、 O12!0Cに
おいてp)1値は約μ、ioに調製した、 なお表−4における感度は「カブリ値+ハθ」の濃度を
得るに要する露光量の逆数であり試料6oiの現像温度
3j’Cのそれをiooとした相対値で表わした。
なお表−6におけるカブリ値はベース濃度を含んだ値で
ある。
表から明らかなように本発明の化合物を用いた試料40
3〜gO!は比較化合物を用いた試料20コと比較して
感度を下げることなく有効にカブリを抑制していること
を示している。
それ故に本発明の化合物は感度を下げることなく、カブ
リを抑制して安定で高品質な写真性能を常に提供するの
が特徴であることを示している。
実施例7 下塗りを施し九三酢酸セルロースフィルム支持体上に、
下記に示すような組成の各層を重層塗布して多層カラー
感光材料70/を作製した。
(感光層組成) 各成分に対応する数字は、’?/m2単位で表わした塗
布量を示し、ハロゲン化銀についてFi、銀換算の塗布
量を示す。ただし、増感色素とカプラーについては、同
一層のハロゲン化銀1モルに対する塗布量をモル単位で
示す。
(試料7(7/) 第1Iv;ハレーション防止層 黒色コロイド銀        銀 0./1ゼラチン
              /、 IAO第一層;中
間層 コ、!−ジーt−ペンタデシル ハイドロキノン          0.lIC−10
,07 C−Jo、oコ U−10,01 v−,2o、or HBS−/               θ、/θH
BS−20,02 ゼラチン              /、 041第
3層;@l赤感乳剤1+61 沃臭化銀乳剤(沃化銀4モル1、 平均粒径o、rμ)      銀o、z。
増感色素I          ぶ、り×10−5増感
色素■         ハry、1o−5増感色素U
I           1./X10’増感色素■ 
        り、O×10  ’C−,20,/μ
6 I−IBS−/                  
 o、oorC−タ              o、
oor。
ゼラチン            へコO第11第2赤
感乳剤層 沃臭化銀乳剤(沃化銀!モル4、 平均粒径O0?!μ)    銀 /、l!増感色素I
           z、lxto−5mm色素■ 
        t−axto ’増感色素■    
      コ、JX10’増感色素y       
    3.、oxio’C−2o、 oi。
C−70,001r C−90,004I。
HBS−/            o、oozゼラチ
ン              /、 !0第j#;第
3赤感乳剤層 沃臭化銀乳剤(沃化銀ioモル係、 平均粒径/、jμ)     銀 /、jO増感色素■
z、μX10−5 増感色素■         ハμ×10−5増感色素
■          コ、弘×10  ’増感色素W
          3.1xlo”C−Jo、00j c−eo、4L。
C−タ              0.003HBS
−/             0.1AOゼラチン 
            /、≦3第6層;中間層 ゼラチン             /、 04第7#
;第1緑感乳剤層 沃臭化銀乳剤(沃化銀tモル係、 平均粒径θ、lμ)     銀 θ、3!増感色素■
          3.O×l0−5増感色素■  
       ハO×10  ’増感色素■     
    J、r×10  ’c−to、 l r。
C−10,o l。
C−+O,O≠2 C−70,02j H8B−io、  コO ゼラチン              0.70第を層
;第一緑感乳剤層 沃臭化銀乳剤(沃化錫jモル係、 平均粒径o、rzμ)    銀 0.71増感色素V
           x、txto−5増感色素M 
          7.oxio−5増感色素■  
        コ、4X10 ’C−l0.0JI C−7o、ooa C−10,00コ c−+o、oir H8B−10,/! ゼラチン             0.10第り層;
第3緑感乳剤層 沃臭化銀(沃化銀10モル優、 平均粒径i、zμ)     銀 /、 10増感色素
V          3.zxlo”増感色素■  
       r、oxto−5増感色素■     
    3.oxio’C−100,0/コ C−to、oot HBS−/             0.69ゼラチ
ン            ハフ″第io層;イエロー
フィルタ一層 C−/10.02 コ、!−ジーt−はンタデシル ハイドロキノン          0.03ゼラチン
             O0?!第11層:第1青
感乳剤層 沃臭化銀乳剤(沃化銀6モル憾、 平均粒径o、tp’)      銀 0..24L増
感色素■         J、!X10  ’C−4
0,27 C−タ              o、oo、tHB
8−10.2t ゼラチン             1.コを第1コ層
;第2青感乳剤J′m 沃臭化銀乳剤(沃化銀10モル係、 平均粒径i、oμ)     銀 O6μ!増感色増感
          コ、/×10’c−to、oyr HBS−io、oz ゼラチン              O,仏!第73
層;第3青感乳剤層 沃臭化銀乳剤(沃化銀10モル係、 平均粒径i、rμ)     銀 0.77増感色素■
         コ、コX10  ’c−to、o3
t HBS−10,oz ゼラチン            0.tり第14を層
;第1保護層 沃臭化銀(沃化銀1モル係、 平均粒径0,07μ)     銀 O1!U−10,
1i U−20,/7 p−ヒドロキシ安息香酸ブチル  o、oiコHBS−
/              0.  デOゼラチン
             o、t。
第1!14:第2保#IF@ ポリメチルメタアクリレート粒子 (直径約/、jμm)       o、 、4AS−
10,oz S−10,コ! ゼラチン             0.7コ各層には
上記組成物の他にゼラチン硬化剤H−lや界面活性剤を
添加した。
(試料702〜70μの作製) 試料70/の第3層に比較用化合物PMTと本発明の化
合物及び5−4L+を表7に示した量添加した以外は試
料70/と同様にして試料702〜70グを作製した。
これら試料にA光源を用いてフィルターで色温度を≠l
000Kに調整し、最大の露光量が100MSになるよ
うに像様露光を与えた後、下記の漂白−A液を用いてカ
ラー現像処理を3r0cにて行なった。
これらの結果を表7に示す。
カラー現像    2分41.を秒 漂    白      2分30秒 水    洗     λ分lO秒 定    着     仏分コO秒 水    洗     3分l!秒 安    定     1分O!秒 各工程に用いた処理液組成は下記の通りであった。
カラー現像液 ジエチレントリアミン五酢酸    /、 091−ヒ
ドロキシエチリデン−/。
/−ジホスホン酸        コ、oy亜硫酸ナト
リウム         ヶ、oy炭酸カリウム   
        30.09臭化カリウム      
      /・4Af沃化カリウム        
   /、J■ヒドロキシルアミン硫酸塩     コ
、≠fμm(N−エチル−N−β−ヒ ドロキシエチルアミノーコ ーメチルアニリン硫酸塩     μ、j?水を加えて
            /、 0jpHio、。
漂白液 エチレンジアミン四酢酸第二 鉄アンモニウム塩      ioo、orエチレンジ
アミン四酢酸二ナ トリウム            io、ot臭化アン
モニウム       izo、ot硝酸アンモニウム
        io、ot水を加えて       
     /、 0lp)(4,0 定着液 エチレンジアミン四酢酸二ナ トリウム塩            /、Of亜硫酸ナ
トリウム         ダ、01チオ硫酸アンモニ
ウム水溶液 (704)          /71.0m1重亜硫
酸ナトリウム        4.67水を加えて  
          /、 01pHJ、A 安定液 ホルマリン(μO優)       コ、Omポリオキ
シエチレンーp−モノ ノニルフェニルエーテル(平 均重合度−/17)         O,JS’水を
加えて            1.0!表−7より明
らかなように本発明によるカブリ防止剤放出化合物と適
当な還元剤を用いた試料703〜70uは感度をほとん
ど下げることなく、カブリを抑制していることを示して
いる、実施例で用いた化合物の構造 TJ−/ α −J H C−μ C−z 平均分子量J −j o  、oo。
−P C−t。
C−/ / 5−iS−コ HBS−7トリクレジル7オスフエートHBS−コ  
ジブチル7タレート CH2=C1l−8O2−CH2−CONH−CH2増
感色素I (CH2)3803 Na ■ 2Hs ■ C2)15 実施例? ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体の上に以下
に示す層構成の多層カラー印画紙(試料rot )を作
製した。塗布液は下記のようにして調製した。
第一層塗布液調製 イエローカプラー(ExY)/り、/fおよび色像安定
剤(Cpd−/) a、り?に酢酸エチルコア。
λのおよび溶媒(Solv−/)7.7cct−加え溶
解し、この溶液を104ドデシルベ/ゼンスルホン酸す
) IJウムrのを含む10優ゼラチン水溶液/r!の
に乳化分散させた。−力場臭化銀乳剤(臭化銀10.0
モル係、Ag 709 /に9含有)に下記に示す青感
性増感色素を銀1モル当たり!、0×10−’モル加え
たものを調製した。前記の乳化分散物とこの乳剤とを混
合溶解し、以下に示す組成となるように第一層塗布液を
調製した、第二層から第七履用の塗布液も第一層塗布液
と同様の方法で調製した、各層のゼラチン硬化剤として
は、/−オキシ−J、j−ジクロロ−5−)リアジンナ
トリウム塩を用いた、 各層の分光増感色素として下記のものを用いた。
青感性乳剤層 O3 (ハロケン化f1M1モル当たpt、0×10−’モル
)緑感性乳剤層 803      5O3H−N(C21(5)3(ハ
ロケン化銀1モル当たりμ、o×io−″4モル)およ
び (ハロケン(l[1モル当たF)7.0x10  ’モ
ル)赤感性乳剤層 赤感性乳剤層に対しては、下記の化合物をハロゲン化銀
1モル当たりコ、tx10  ”モル添加した。
また青感性乳剤層、緑感性乳剤層、赤感性乳剤nK対し
、1−(t−メチルウレイドフェール)−!−メルカプ
トテトラゾールをそれぞれハロゲン化銀1モル当たりμ
、0X10−6モル、3゜0X10  ’モル、ハ0X
10−5モル添加した。
また青感性乳剤層、緑感性乳剤層に対し、仏−ヒドロキ
シ−t−メチル−/、J、Ja、7−テトラザインデン
をそれぞれハロゲン化銀1モル当たり/、コ×lOモル
、/、/X10   モル添加した。
イラジェーション防止のために乳剤層に下記の染料を添
加した、 HOOH および (層構成) 以下に各層の組成を示+。数字は塗布t(97m2 )
を表わす、ハロゲン化銀乳剤は銀換算塗布量を表わす。
支持体 ポリエチレンラミネート紙 C第14 側のポリエチレンに白色顔料(Ti02)と
宵味染料(群青)を含む〕 第一層(青感層) ハロゲン化銀乳剤(B「:♂OS)   O,λ6セラ
チン             /、♂3イエローカプ
ラー(ExY)      o、r3色像安定剤(Cp
d−/)       0./り溶媒(Solv−/)
          θ、3!第3!第二r@防止層) ゼラチン            0.92混色防止剤
(Cpd−コ)       0.0♂第三III(緑
感層) ハロゲン化銀乳剤(Br:、rOb)    0./l
ゼラチン                7.7タマ
ゼンタカプラー(ExM)         0.3λ
色像安定剤(Cpd−J)       0.コO色色
像定剤(cpct−μ)       0.lIA色像
安定剤(Cpq−Jr)       o、o4色像安
定剤(Cpd−9)       o、 ot溶媒(S
olv−2)         0.6!第四層(紫外
線吸収層) ゼラチン              /、 !1紫外
線吸収剤(UV−/)       O,Jコ混色防止
剤(Cpd−、t)       o、or溶媒(So
lv−3)          O,,24c第五層(
赤感Iiり ハロゲン化銀乳剤(Br: 7o係)  O,コノゼラ
チン              7.3μシアンカプ
ラー(ExC)       o、3弘色像安定剤(C
pd−j)       o、 t 7ポリマー(Cp
d−7)         o、4t。
溶媒(Solv−1A)          o、 2
3第六m(紫外線吸収層) ゼラチン              O6!3紫外線
吸収剤(UV−/)       o、コ/溶媒(SO
IY−j )          0. Or第七層(
保護Iiり ゼラチン              /、33ポリビ
ニルアルコールのアクリル 変性共重合体(変性度77幅)    o、ly流動パ
ラフィン          0.03(ExY)イエ
ローカプラー (ExM)マゼンタカプラー (4H17(t) (ExC)シアンカプラー の (Cpd−/)色像安定剤 (cpct−2)混色防止剤 H (Cpd−−?)色像安定剤 (Cpd−μ)色像安定剤 (cpd−j)色像安定剤 H (Cpd−J)色像安定剤 CH2CH2COOC8H17、 C4Hg (t)、 のt:r:pi合物(重量比) (Cpd−7)ポリマー 一←CH2−CH)− C0NHC4H9(t) 平均分子pro、oo。
(UV−/)紫外線吸収剤 C4H9(t) C4He(t) のλ:り:を混合物(重量比) (Solv−7)溶媒 (Solv−λ)溶媒 の−:l混合物(容量比) (Solv−J)溶媒 0=P(−0−C9H19(iso))3(Solv−
μ)溶媒 (Cpa−r) (Cpd−1’) (試料102〜rotの作製) 試料70/の第三層の色像安定剤(Cpd−J)に代え
て表−tに示した比較化合物および本発明の化合物(い
ずれも金属錯体退色防止剤)をCpd−3に対して//
jモル量用いた以外は試料10/と同様にして試料to
コ〜rozを作製した。
以上のように作製した各試料を白色光にて像様露光した
後、下記処理を行ない、耐光性の試料を行った。
耐光性の尺度としては、耐光性試験前の発色濃度2.0
のところが、耐光性試験後に到達した濃度の百分率で示
した、また、白地部分の発色濃度(白地スティン)を示
した。
耐光性試験条件はμo o nm以下をカットする富士
フィルム紫外線吸収フィルターをつけて、キセノンテス
ターを用い照度r、!万ルックスで200時間照射条件
で実施し念、 測定はマクベス濃度計RD−ilμ型(ステータスAA
フィルター)を用いた。結果を表−tに示す。
処理工程  温度  時間 カラー現像    JtoC/分μθ秒漂白定着 30
〜3μ’C/分Oθ秒 リンス ■  30〜3弘0C−0秒 リンス ■  30〜3μ0C10秒 リンス ■   3θ〜、y4!’C20秒乾   燥
    70〜IO’c     10秒(リンス■→
■への3タンク向流方式とした。)各処理液の組成は以
下の通りである。
カラー現偉液 水                     roo
stジエチレントリアミン五酢酸    /、0fl−
ヒドロキシエチリデン/、/ 一ジホスホ/酸(乙04)      λ、Ofニトリ
ロ三酢酸          2.01ベンジルアルコ
ール         /Ampジエチレングリコール
        lOゴ亜硫酸ナトリウム      
   コ、of臭化カリウム            
o、it炭酸カリウム            309
N−エチル−N−(β−メタンスル ホンアミドエチル)−3−メチル 一μmアミノアニリン硫酸塩   !、!tヒドロキシ
ルアミン硫酸塩     j、09螢光増白剤(WHI
TEX≠B。
水を加えて           1oooゴpH(コ
r OC)         / (7−2!漂白定着
液 水                      仏o
orntチオ硫酸アンモニウム(70%)    Jt
00ytl亜硫酸ナトリウム          コo
pエチレンジアミン四酢酸鉄(III) アンモニウム           toyエチレンジ
アミン四酢四酢酸二ジ トリ               iot水を加えて
           1ooo扉1pH(λj’c)
          7.o。
リンス液 ベンゾトリアゾール        /、 O5’エチ
レンジアミン−N、N、N’。
N′−テトラメチレンホスホン 水を加えて           1ooo屑1pH(
コj’c)          7.10表−rより比
較例♂0/に対し10コ〜10オの色像がより安定化さ
れていることがわかる。
しかし10コ、103では金属錯体色像安定化剤自身の
色が残るためか、白地部分でスティンがあり問題である
一方、10μ、rotでは、白地部分では不要の色像安
定化剤が系外に溶出するため白地部分のスティンが非常
に低くなることが分る。
また、上記試料♂O/〜tOjに対して次の処理を行−
同様の耐光試験を行なったが、表−lとほぼ同様の結果
を得た。
カラー現像   j If ’C/分μO秒漂白定着 
30〜3弘0(’   i分00秒リンス ■  30
〜!4t’C10秒リンス ■  30〜3μ0C10
秒 リンス  ■  30〜j4c’c      20秒
乾    燥  70〜ro0c      to秒(
リンス■→■への3タンク向流方式とした。)各処理液
の組成は以下の通りである。
カラー現像液 水                     r00
rnlジエチレントリアミン五酢酸    /、 09
1−ヒドロキシエチリデン−1,1 −ジホスホン酸(60係)     2.02ニトリロ
三酢酸           コ、0?トリエチレンジ
アミン(72μmジ アザビシクロ〔λ、、z、2〕オク タン)              夕、Of臭化カリ
ウム            0.19炭酸カリウム 
            309ヘーエチルーN−(β
−メタンスル ホンアミドエチル)−3−メチル 一μmアミンアニリン硫酸塩   j、jfジエチルヒ
ドロキシルアミン    μ、O9螢光増白剤(UVI
TEX−CK チバガイギ製)          /、 re水を加
えて           1000ゴpHcコj’c
)         10.rr漂白定着液 水                      弘0
0slチオ硫酸アンモニウム(701g)    20
0m1亜硫酸ナトリウム          λorエ
チレンジアミン四酢酸酢酸鉄) アンモニウム           toyエチレンジ
アミン四酢四酢酸二ジ トリ                109水を加え
て           1000rnlpH(2t 
’C)          7.o。
リンス液 イオン交換水(カルシウム、マグネシウムは各々jpp
m以下)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式〔 I 〕で表される化合物を含むハロ
    ゲン化銀感光材料。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、EAGは還元性物質から電子を受け取る芳香族基
    を表す。R^1は、スルファモイル基、シアノ基、スル
    フィニル基、カルバモイル基、アシル基、アルコキシカ
    ルボニル基、アルコキシスルホニル基、カルボキシ基、
    アリール基、を表し、R^2は、水素もしくはアルキル
    基、スルファモイル基、シアノ基、カルバモイル基、ア
    シル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシスルホニ
    ル基、カルボキシ基、アリール基、を表す。 Xは炭素に対して電気陰性である原子あるいは原子基を
    表す。 Timeは式中の炭素−X結合の開裂をひきがねとして
    後続する反応を介してPUGを放出する基を表し、tは
    0または1の整数を表す。 PUGは写真的に有用な基を表すが、tが0の場合、X
    と共に写真的有用基とも成り得る。 またR^1、R^2、X−Time、EAGは、互いに
    環を形成していてもよい。
  2. (2)前記一般式〔 I 〕において Xが−O−、−S−、−SO_2−、▲数式、化学式、
    表等があります▼(Oは酸素原子、Sは硫黄原子、Nは
    窒素原子を表し、R^3は水素以外の置換基を表す)で
    ある特許請求の範囲第一項のハロゲン化銀感光材料。
  3. (3)前記一般式〔 I 〕において R^1、R^2の少なくとも一方が芳香族基(ヘテロ環
    も含む)あるいはアシル基あるいはシアノ基である特許
    請求の範囲第一項のハロゲン化銀感光材料。
JP62106887A 1987-04-30 1987-04-30 ハロゲン化銀感光材料 Expired - Fee Related JPH0820695B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62106887A JPH0820695B2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30 ハロゲン化銀感光材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62106887A JPH0820695B2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30 ハロゲン化銀感光材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63271341A true JPS63271341A (ja) 1988-11-09
JPH0820695B2 JPH0820695B2 (ja) 1996-03-04

Family

ID=14445002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62106887A Expired - Fee Related JPH0820695B2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30 ハロゲン化銀感光材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0820695B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0772088A1 (en) 1991-03-05 1997-05-07 Fuji Photo Film Co., Ltd. Heat-developable diffusion transfer color photographic material
EP1113322A2 (en) * 1999-12-30 2001-07-04 Eastman Kodak Company Imaging element containing a blocked photographically useful compound
US7709519B2 (en) 2004-06-04 2010-05-04 Astellas Pharma Inc. Benzimidazolylidene propane-1,3 dione derivative or salt thereof
US7960562B2 (en) 2005-03-31 2011-06-14 Astellas Pharma Inc. Propane-1,3-dione derivative or salt thereof

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58209736A (ja) * 1982-05-31 1983-12-06 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPS5993442A (ja) * 1982-11-19 1984-05-29 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPS6132839A (ja) * 1984-07-26 1986-02-15 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPS61230135A (ja) * 1985-04-04 1986-10-14 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62168146A (ja) * 1986-01-20 1987-07-24 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0573221A (ja) * 1991-09-12 1993-03-26 Hitachi Ltd 磁気テープ制御装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58209736A (ja) * 1982-05-31 1983-12-06 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPS5993442A (ja) * 1982-11-19 1984-05-29 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPS6132839A (ja) * 1984-07-26 1986-02-15 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPS61230135A (ja) * 1985-04-04 1986-10-14 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62168146A (ja) * 1986-01-20 1987-07-24 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0573221A (ja) * 1991-09-12 1993-03-26 Hitachi Ltd 磁気テープ制御装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0772088A1 (en) 1991-03-05 1997-05-07 Fuji Photo Film Co., Ltd. Heat-developable diffusion transfer color photographic material
EP1113322A2 (en) * 1999-12-30 2001-07-04 Eastman Kodak Company Imaging element containing a blocked photographically useful compound
EP1113322A3 (en) * 1999-12-30 2001-07-25 Eastman Kodak Company Imaging element containing a blocked photographically useful compound
US7709519B2 (en) 2004-06-04 2010-05-04 Astellas Pharma Inc. Benzimidazolylidene propane-1,3 dione derivative or salt thereof
US8076367B2 (en) 2004-06-04 2011-12-13 Astellas Pharma Inc. Benzimidazolylidene propane-1,3-dione derivative or salt thereof
US7960562B2 (en) 2005-03-31 2011-06-14 Astellas Pharma Inc. Propane-1,3-dione derivative or salt thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0820695B2 (ja) 1996-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH051930B2 (ja)
JPS6291947A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
US4994363A (en) Silver halide light-sensitive material containing a compound releasing a photographically useful group
JPS62215270A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS59178452A (ja) 画像形成方法
JPH0469891B2 (ja)
JP2001188329A (ja) 写真要素及び写真カプラー
JP2609122B2 (ja) ハロゲン化銀感光材料
JPS5820425B2 (ja) 写真用カプラ−
JPS63201653A (ja) ハロゲン化銀感光材料
JPS63271341A (ja) ハロゲン化銀感光材料
JP2001228587A (ja) 写真要素、写真カプラー及び画像形成方法
JP2001188327A (ja) 写真要素、写真カプラー及び画像形成方法
JPH0311458B2 (ja)
US4877720A (en) Silver halide photographic material
JP2001188328A (ja) 写真要素、写真カプラー及び画像形成方法
JPH0497347A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS63201654A (ja) ハロゲン化銀感光材料
DE3843319C2 (de) Farbphotographisches Aufzeichnungsmaterial
JPS63271339A (ja) 感光材料
JP2597912B2 (ja) カラー感光材料
JP3675584B2 (ja) カラー拡散転写ハロゲン化銀感光材料および画像形成方法
JP2514835B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP3506278B2 (ja) 熱現像感光材料
US6368780B1 (en) Silver halide photographic material and image formation method

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees