JPS6325832Y2 - - Google Patents

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JPS6325832Y2
JPS6325832Y2 JP1980123995U JP12399580U JPS6325832Y2 JP S6325832 Y2 JPS6325832 Y2 JP S6325832Y2 JP 1980123995 U JP1980123995 U JP 1980123995U JP 12399580 U JP12399580 U JP 12399580U JP S6325832 Y2 JPS6325832 Y2 JP S6325832Y2
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JP
Japan
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inner pole
terminal
bottom plate
magnet
winding
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JP1980123995U
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JPS5748796U (ja
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  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁形電気音響変換器の構造に関する
ものである。
従来のこの種の受話器の構造は第1図及び第2
図に示す通りであり、1は振動板、2はフレー
ム、3は外極、4は内極、5はコイル、6はボビ
ン、7はリード線、8は磁石、9は保護板、10
はカバ、11は端子である。
第1図において、フレーム2の中に外極3,内
極4,コイル5,ボビン6及び磁石8を入れてフ
レーム2のかしめ部2−1でかしめるが、この時
コイル5の端末5−1を内極4の穴4−1より引
き出す必要があり、組立が複雑である。また、コ
イル5の巻線端末5−1をリード線7に半田付す
る際にコイル5の端末5−1がふらふらしている
事や、リード線7をカバ10の穴10−1に通し
て作業する必要がある事により、作業性が悪くコ
イル5の断線の危険性もある。このため、組立の
自動化はできず、コストアツプになつていた。
第2図の例においては、ボビン6に端子11を
圧入して固定しておき、コイル5の端末5−1を
端子11のからげ部11−1にからげている。ま
た、フレーム2の中に外極3,内極4とともに上
記の一体になつたコイル5,ボビン6,端子11
及び磁石8を入れてフレーム2のかしめ部2−1
でかしめている。この時、端子11は内極4の穴
4−1より外側に突き出る構造になつている。こ
のため、巻線が自動化でき、組立も単純に積み重
ねるだけでよく、自動化ができる。
しかし、端子11のからげ部11−1がコイル
5の外周部に位置しているため、磁石8に端子1
1のからげ部11−1の「にげ」を設けなければ
ならない。従つて、磁石8の形状が複雑になりコ
ストアツプになる。又、磁石8の外径も大きくな
り、小形化には不向きである。さらに、端子11
の巻線からげ部11−1が内極4の底板部分4−
2に接触しないように注意する必要がある。ボビ
ン6は端子11を固定するためには不可欠であ
り、ボビンレスはできない。
反面、第1図の例は磁石8は単純構造でよく小
形化も容易であり、ボビンレス化もできるが、自
動化には不向きであつた。
本考案は、従来技術のこれらの欠点を解決する
ため、内極の底板部分の下側に端子を絶縁して固
定し、内極に巻線を施して即座に容易に巻線端末
を端子にからげられる構造にし、積重ねで組立る
ようにした電磁形電気音響変換器を提供するもの
である。
以下図面により本考案を詳細に説明する。
第3図は本考案の実施例であつて、1は振動
板、2はフレーム、3は外極、4は内極、5はコ
イル、8は磁石、9は保護板、11は端子、12
は端子板(絶縁基板)、13はカシメリングであ
る。
第4図は第3図の要部の分解組立斜視図であ
る。端子11を絶縁材料よりなる端子板12に圧
入して折曲げて固定し、端子板12に段差部分1
2−1を設けておき、内極4のつめ部分4−3を
端子板12のくぼみ12−2にかしめる事によつ
て端子11を相互に絶縁しかつ内極4を絶縁され
るように内極4の底板部分(内極底板)4−2の
下側に固定する。内極4と底板部分4−2は内極
組立を構成する。
端子11の巻線からげ部11−1は、内極4の
底板部分4−2の外辺より出るようにしてあり、
端子板12でも端子11の巻線からげ部11−1
が突出する形状に形成されて、コイル5の端末5
−1のからげが容易にできるようになつており、
自動巻線、自動からげができる。この場合、巻線
からげ部11−1が11−1aに示すように斜下
方に向いていてもよい。内極4にコイル5をじか
巻きして、その端末5−1を端子11の巻線から
げ部11−1にからげる事によりボビンレス化が
でき小形化、コストダウンができる。上記巻線ま
で組立たものの、内極4の底板部分4−2の上側
に磁石8を積重ね、その上に外極3を積重ねる事
で磁気回路を構成でき単純組立ができる。端子1
1の巻線からげ部11−1が内極4より下側にあ
るため、コイル5の周辺には障害物はなく磁石8
は単純形状でよく又磁石8はコイル5に接近でき
るため小形にできる。
また、第5図に示すように巻線5を配置した内
極組立の底板部分4−2上に磁石8を配置したと
きに、底板部分4−2と磁石8との間に一対の巻
線からげ部11−1に至る巻線5の両端末部分5
−1をそれぞれ通す一対の隙間が存在するように
底板部分4−2の側面に一対の切り欠きがある。
底板部分4−2の上面に溝を設けたり、磁石の一
部にこの隙間を作る工作を施してもよい。
以上説明したように、本考案によれば、磁石の
単純化、形状の小形化、ボビンレス化をし、かつ
自動巻線、自動組立ができるからローコストで小
形の電磁形電気音響変換器が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁形電気音響変換器の断面
図、第2図は従来の他の電磁形電気音響変換器の
断面図、第3図は本考案の実施例の断面図、第4
図は第3図の要部の分解組立斜視図、第5図は本
考案の実施例の組立状態を示す平面図及び断面図
である。 1……振動板、2……フレーム、3……外極、
4……内極、4−1……内極の穴、4−2……内
極の底板部分、4−3……内極のつめ部分、5…
…コイル、5−1……コイルの端末、6……ボビ
ン、7……リード線、8……磁石、9……保護
板、10……カバ、11……端子、11−1……
端子のからげ部、12……端子板、12−1……
端子板の段差部分、12−2……端子板のくぼ
み、13……カシメリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁基板と、該絶縁基板の側方に突出して一対
    の巻線からげ部を形成するように該絶縁基板に固
    定される一対の端子と、該一対の端子を固定した
    該絶縁基板上に固定された内極底板と該内極底板
    上に配置された内極とを有する内極組立と、該内
    極上に配置されて前記一対の端子の前記一対の巻
    線からげ部に両端をそれぞれからげた巻線とを備
    え、該巻線を配置した前記内極組立の前記内極底
    板上に磁石を配置したときに前記内極底板と磁石
    間に前記一対の巻線からげ部に至る前記巻線の両
    端末部分をそれぞれ通す一対の隙間が存在するよ
    うに構成された電磁形電気音響変換器。
JP1980123995U 1980-09-02 1980-09-02 Expired JPS6325832Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980123995U JPS6325832Y2 (ja) 1980-09-02 1980-09-02

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980123995U JPS6325832Y2 (ja) 1980-09-02 1980-09-02

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Publication Number Publication Date
JPS5748796U JPS5748796U (ja) 1982-03-18
JPS6325832Y2 true JPS6325832Y2 (ja) 1988-07-13

Family

ID=29484548

Family Applications (1)

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JP1980123995U Expired JPS6325832Y2 (ja) 1980-09-02 1980-09-02

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59181089U (ja) * 1983-05-19 1984-12-03 田辺金属株式会社 液体注出具
JPH0216796U (ja) * 1988-07-21 1990-02-02

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4123125Y1 (ja) * 1964-06-20 1966-11-22
JPS5118811A (en) * 1974-08-06 1976-02-14 Nippon Denso Co Dendokino sadokenshutsusochi

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6025107Y2 (ja) * 1979-02-02 1985-07-27 ティーディーケイ株式会社 電磁形音響変換器

Patent Citations (2)

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JPS5748796U (ja) 1982-03-18

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