JPS63257905A - 磁気ヘツドの製造方法 - Google Patents
磁気ヘツドの製造方法Info
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Classifications
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/187—Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features
- G11B5/1875—"Composite" pole pieces, i.e. poles composed in some parts of magnetic particles and in some other parts of magnetic metal layers
- G11B5/1877—"Composite" pole pieces, i.e. poles composed in some parts of magnetic particles and in some other parts of magnetic metal layers including at least one magnetic thin film
- G11B5/1878—"Composite" pole pieces, i.e. poles composed in some parts of magnetic particles and in some other parts of magnetic metal layers including at least one magnetic thin film disposed immediately adjacent to the transducing gap, e.g. "Metal-In-Gap" structure
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/52—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with simultaneous movement of head and record carrier, e.g. rotation of head
- G11B5/53—Disposition or mounting of heads on rotating support
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ビデオ用、或いはデジタルオーディオ用等の
テープレコーダに使用されるべく、回転ドラムに搭載さ
れ、回転ドラムを回転しながら、これに巻付けたテープ
を移動させ、テープに対して斜めに録音、或いは再生す
る磁気ベッドの製造方法の改良に関する。
テープレコーダに使用されるべく、回転ドラムに搭載さ
れ、回転ドラムを回転しながら、これに巻付けたテープ
を移動させ、テープに対して斜めに録音、或いは再生す
る磁気ベッドの製造方法の改良に関する。
近年、磁気記録の高密度化が進んでいるが、これに伴っ
て磁気ベッドによる記録再生のトラック巾と磁気ギャッ
プの厚さはますます小さくなり、高精度が要求されるよ
うになって来ている。
て磁気ベッドによる記録再生のトラック巾と磁気ギャッ
プの厚さはますます小さくなり、高精度が要求されるよ
うになって来ている。
例えば、8ミリビデオテープレコーダ、オーディオ用の
デジタルテープレコーダの場合には、トラック巾は10
数μ、ギャップ厚さは0.2〜0.3μである。
デジタルテープレコーダの場合には、トラック巾は10
数μ、ギャップ厚さは0.2〜0.3μである。
又、高保持力のテープ、例えばメタルテープを用いるた
めには、少くとも磁気ギャップの付近は高磁束密度の金
属磁性材料で構成されなければならない。
めには、少くとも磁気ギャップの付近は高磁束密度の金
属磁性材料で構成されなければならない。
現在、磁気ヘッドを回転ドラムに搭載しているテープレ
コーダとして、最も一般的に普及している家庭用ビデオ
テープレコーダのテープ摺擦面における磁気ギャップの
近傍の様子を第10図に示す。
コーダとして、最も一般的に普及している家庭用ビデオ
テープレコーダのテープ摺擦面における磁気ギャップの
近傍の様子を第10図に示す。
同図において、la、lbは、ヘッドの磁気回路を構成
するコアブロック半体、2は、このコアブロック半体1
a、lbに設けられトラック巾規制溝に充填されたガラ
スで、このガラス2間のコアブロック半体1a、lbの
寸法がトラック巾となる。
するコアブロック半体、2は、このコアブロック半体1
a、lbに設けられトラック巾規制溝に充填されたガラ
スで、このガラス2間のコアブロック半体1a、lbの
寸法がトラック巾となる。
3は、前記トラック巾の部分において、コアブロック半
体1a、lb間に介在されているギャップスペーサで、
その厚さが磁気ギャップの厚さとなるものである。
体1a、lb間に介在されているギャップスペーサで、
その厚さが磁気ギャップの厚さとなるものである。
次に、この磁気ヘッドの製造方法を第11図によって説
明する。
明する。
コアブロック半体1bと、巻線窓加工が施されているコ
アブロック半体1aに、トラック巾となる部分の両側に
トラック巾規制溝を機械加工によって形成し、これ等の
突き合せ面を鏡面研磨した後、磁気ギャップ厚さの半分
の厚さのギャップスペーサ3を付着させる。
アブロック半体1aに、トラック巾となる部分の両側に
トラック巾規制溝を機械加工によって形成し、これ等の
突き合せ面を鏡面研磨した後、磁気ギャップ厚さの半分
の厚さのギャップスペーサ3を付着させる。
次に、コアブロック半体1a、lbのトラック部分を正
確に一致させて突き合せ、トラック巾規制溝にガラス2
を充填して第11図のコアブロックが形成される。
確に一致させて突き合せ、トラック巾規制溝にガラス2
を充填して第11図のコアブロックが形成される。
そして、このコアブロックを、トラック巾規制溝の部分
で、ガラス2と共に切断、分割して第10図の磁気ヘッ
ドが形成されるものである。
で、ガラス2と共に切断、分割して第10図の磁気ヘッ
ドが形成されるものである。
この磁気ヘッドの製造方法において、第11図のように
、多数の磁気ヘッドを1つのコアブロックで加工し、同
図の5の部分を1個宛の磁気ヘッドとするため、トラッ
ク部分の突き合せが僅かにずれたり、トラック巾規制溝
のピッチが狂ったりすると、第12図のように、コアブ
ロック半体1a、lbのトラック巾の部分の突き合せが
ずれてしまう。
、多数の磁気ヘッドを1つのコアブロックで加工し、同
図の5の部分を1個宛の磁気ヘッドとするため、トラッ
ク部分の突き合せが僅かにずれたり、トラック巾規制溝
のピッチが狂ったりすると、第12図のように、コアブ
ロック半体1a、lbのトラック巾の部分の突き合せが
ずれてしまう。
すると、同図の4で示した突き合されている部分のみが
磁気ギャップとなり、トラック巾が小さくなってしまう
。
磁気ギャップとなり、トラック巾が小さくなってしまう
。
このずれは、トラック巾が10数μと小さいため、僅か
のずれも許されず、非常に精度の高い加工が要求される
ばかりでなく、製品の歩留まりを悪化させてしまう。
のずれも許されず、非常に精度の高い加工が要求される
ばかりでなく、製品の歩留まりを悪化させてしまう。
このような問題に対処するため、第13図のように、一
方のコアブロック半体、図では1bのトラック巾となる
部分の巾を、トラック巾よりも広く加工し、トラック巾
に加工したコアブロック半体1aのトラック巾の部分と
突き合せる。
方のコアブロック半体、図では1bのトラック巾となる
部分の巾を、トラック巾よりも広く加工し、トラック巾
に加工したコアブロック半体1aのトラック巾の部分と
突き合せる。
斯くすることにより、その突き合せに多少のずれがあっ
ても、トラック巾は維持するような方法がとられること
がある。
ても、トラック巾は維持するような方法がとられること
がある。
ところで、前記したような磁気ヘッドの場合、第11図
に示す如(多数の磁気ヘッドを数10個まとめて1つの
ブロックとして加工する。しかし、このような製造方法
にあっては、ブロック半体の全体に渡りギャッシ長を一
様に作るのは極めて困難なことであり、僅かな異物の存
在や、ブロック半体のギャップ面の面精度のずれによっ
て、非磁性スペーサの厚さに比ベギャップ長が大きくな
ってしまい、小さなギャップ長の磁気ヘッドを作るとな
ると、このギャップ長のずれは相対的に非常に大きなも
のとなってしまうという欠点があった。
に示す如(多数の磁気ヘッドを数10個まとめて1つの
ブロックとして加工する。しかし、このような製造方法
にあっては、ブロック半体の全体に渡りギャッシ長を一
様に作るのは極めて困難なことであり、僅かな異物の存
在や、ブロック半体のギャップ面の面精度のずれによっ
て、非磁性スペーサの厚さに比ベギャップ長が大きくな
ってしまい、小さなギャップ長の磁気ヘッドを作るとな
ると、このギャップ長のずれは相対的に非常に大きなも
のとなってしまうという欠点があった。
また、ビデオ、オーディオデジタル等のテープレコーダ
のように、磁気ヘッドを回転ドラムに搭載し、この回転
ドラムを回転させながら、これに巻付けたテープを移動
させ、テープに斜めに録音する、所謂傾斜アジマス記録
に、第13図の磁気ヘッドを用いると、次のような問題
を発生する。
のように、磁気ヘッドを回転ドラムに搭載し、この回転
ドラムを回転させながら、これに巻付けたテープを移動
させ、テープに斜めに録音する、所謂傾斜アジマス記録
に、第13図の磁気ヘッドを用いると、次のような問題
を発生する。
即ち、ヘリカルスキャン傾斜アジマス記録方式の場合、
記録再生トラックピッチよりも、ヘッドのトラック巾を
大きく設定し、オーバーライドによりトラック巾を決定
している。
記録再生トラックピッチよりも、ヘッドのトラック巾を
大きく設定し、オーバーライドによりトラック巾を決定
している。
この時、各記録のトラックのエツジを決定するのは、記
録ヘッドの磁気ギャップのエンドである。
録ヘッドの磁気ギャップのエンドである。
この磁気ギャップのエンドが第1O図のように正確に一
致している場合には、磁気ギャップエンドからの洩れ磁
束も少く、磁気的なエツジが正確に決まり、その記録パ
ターンは第14図のようになる。
致している場合には、磁気ギャップエンドからの洩れ磁
束も少く、磁気的なエツジが正確に決まり、その記録パ
ターンは第14図のようになる。
同図中、6aは+アジマスヘッドによる記録部分、6b
は一アジマスヘッドによる記録部分である。
は一アジマスヘッドによる記録部分である。
しかし、第13図のような磁気ヘッドで記録した場合、
磁気ギャップエンドからの洩れ磁束が多いため、磁気的
なギャップエンドは不明確なものとなって、機械的なギ
ャップエンドからはみ出して記録される。
磁気ギャップエンドからの洩れ磁束が多いため、磁気的
なギャップエンドは不明確なものとなって、機械的なギ
ャップエンドからはみ出して記録される。
又、第15図のように、磁気ギャップ近傍の記L% f
?を化が決定される領域7が弯曲するので、第16図の
ように、磁気ヘッドの磁気ギャップに対して、前記領域
7の信号は弯曲して記録されてしまう。
?を化が決定される領域7が弯曲するので、第16図の
ように、磁気ヘッドの磁気ギャップに対して、前記領域
7の信号は弯曲して記録されてしまう。
従って、この磁気ヘッドによる記録パターンは第17図
のようなものとなってしまう。
のようなものとなってしまう。
同図中の8は、前記の領域7で記録された部分であり、
機械的な磁気ヘッドのアジマス角と異ってしまうので、
そのトラックでの再生出力に寄与しない無効記録部とな
ってしまう。
機械的な磁気ヘッドのアジマス角と異ってしまうので、
そのトラックでの再生出力に寄与しない無効記録部とな
ってしまう。
前記のビデオ、デジタルオーディオ用のようなトラック
巾が極端に小さい場合には、再生出力に寄与しない部分
の比率が非常に大きくなり、再生出力が低下してしまう
欠点がある。
巾が極端に小さい場合には、再生出力に寄与しない部分
の比率が非常に大きくなり、再生出力が低下してしまう
欠点がある。
本発明は、従来のこの種の磁気ヘッドの前述の欠点を除
去し、洩れ磁束が少くて再生出力の大きい記録が得られ
、高保持力磁気テープにも記録でき、磁気ヘッドをトラ
ックのための突き合せ工程、機械加工に極端な精度を必
要とせず、歩留まり良く製造できる製造方法を提供する
ことを目的とする。
去し、洩れ磁束が少くて再生出力の大きい記録が得られ
、高保持力磁気テープにも記録でき、磁気ヘッドをトラ
ックのための突き合せ工程、機械加工に極端な精度を必
要とせず、歩留まり良く製造できる製造方法を提供する
ことを目的とする。
本発明は前述の目的を達成するために、トラック巾規制
溝を加工した一方の金属磁性材料のコアブロック半体に
、少くともトラック巾規制溝間の部分にギャップスペー
サを形成し、更にその上にパーマロイの薄膜を形成する
と共に、他方の金属磁性材料のコアブロック半体の突き
合せ面にもパーマロイの薄膜、を形成し、両者を接合後
、突き合せ面以外のパーマロイの薄膜を除去することを
要旨とするものである。
溝を加工した一方の金属磁性材料のコアブロック半体に
、少くともトラック巾規制溝間の部分にギャップスペー
サを形成し、更にその上にパーマロイの薄膜を形成する
と共に、他方の金属磁性材料のコアブロック半体の突き
合せ面にもパーマロイの薄膜、を形成し、両者を接合後
、突き合せ面以外のパーマロイの薄膜を除去することを
要旨とするものである。
次に、本発明の実施の一例を、第2図〜第8図について
、以下に説明する。
、以下に説明する。
第2図において、13a、13bは金属磁性材料のコア
ブロック半体で、一方のコアブロック半体13aには巻
線窓14と、トラック巾となる寸法を残して、その両側
にトラック巾規制溝15が切削されている。
ブロック半体で、一方のコアブロック半体13aには巻
線窓14と、トラック巾となる寸法を残して、その両側
にトラック巾規制溝15が切削されている。
このコアブロック半体13a、13bの突き合せ面を鏡
面加工した後、第3図のようにコアブロック半体13a
には、トラック巾規制溝15内、及びその間の部分に対
して0.2〜0.3μの厚さで、ギャップスペーサ16
となる非磁性材料の薄膜を、スパッタ、蒸着等の薄膜形
成手段によって形成する。
面加工した後、第3図のようにコアブロック半体13a
には、トラック巾規制溝15内、及びその間の部分に対
して0.2〜0.3μの厚さで、ギャップスペーサ16
となる非磁性材料の薄膜を、スパッタ、蒸着等の薄膜形
成手段によって形成する。
この膜厚は、ビデオ、或いはデジタルオーディオ用の磁
気ヘッドの磁気ギャップとしての必要厚さであり、その
テープレコーダの必要とする特性によって決定される。
気ヘッドの磁気ギャップとしての必要厚さであり、その
テープレコーダの必要とする特性によって決定される。
次に、このギャップスペーサ16の上に、第4図のよう
にパーマロイ膜17aをスパッタ、蒸着等の薄膜形成手
段によって、1〜2μの厚さで形成する。
にパーマロイ膜17aをスパッタ、蒸着等の薄膜形成手
段によって、1〜2μの厚さで形成する。
他方のコアブロック半体13bにも、第5図のように、
コアブロック半体13aのトラック巾規制溝15間の面
と突き合される面の全面に、パーマロイ膜17bを1〜
2μの厚さで形成する。
コアブロック半体13aのトラック巾規制溝15間の面
と突き合される面の全面に、パーマロイ膜17bを1〜
2μの厚さで形成する。
このパーマロイ膜17a、17bの厚さは、磁気ギャッ
プからの洩れ磁束が所要値以下となるように決定された
ものである。
プからの洩れ磁束が所要値以下となるように決定された
ものである。
このように形成されたコアブロック半体t3a。
13bを、第6図のようにそのパーマロイ膜17a、1
7bを突き合せ、次に述べる所要の特性のガラス12を
溶融して巻線窓14の上縁部、及びトラック巾規制溝1
5内に充填し、コアブロック半体13a、13bを接合
し、コアブロック18が形成される。
7bを突き合せ、次に述べる所要の特性のガラス12を
溶融して巻線窓14の上縁部、及びトラック巾規制溝1
5内に充填し、コアブロック半体13a、13bを接合
し、コアブロック18が形成される。
この時の処理温度を800℃以上の適切な値に設定する
と、パーマロイ膜17a、17bは互いに自己融着を起
して一体化する。
と、パーマロイ膜17a、17bは互いに自己融着を起
して一体化する。
又、ガラスには、その溶融状態において金属を腐蝕する
作用を持つものがあり、適切なガラス材料の選定と、処
理温度の選定によって、このガラス12と接する部分の
パーマロイ117a、17bをエツチングし、パーマロ
イとしての磁性を失わさせることができる。
作用を持つものがあり、適切なガラス材料の選定と、処
理温度の選定によって、このガラス12と接する部分の
パーマロイ117a、17bをエツチングし、パーマロ
イとしての磁性を失わさせることができる。
この状態を第7図と第8図に示しているが、パーマロイ
膜17a、17bが接している部分17Cに該当する以
外の部分21がガラス12で腐蝕されてエツチングされ
ることとなり、第8図のように部分17cのみがパーマ
ロイとして残る。
膜17a、17bが接している部分17Cに該当する以
外の部分21がガラス12で腐蝕されてエツチングされ
ることとなり、第8図のように部分17cのみがパーマ
ロイとして残る。
このようにして得られたコアブロック18を、従来と同
様に、トラック巾規制溝15の部分で切断、分割するこ
とにより第1図のへラドチップとすることができる。
様に、トラック巾規制溝15の部分で切断、分割するこ
とにより第1図のへラドチップとすることができる。
第1図において、9a、9bは金属磁性材料のコアブロ
ック半体、10はギャップスペーサ、11a、llbは
パーマロイ膜、12はガラスを示している。
ック半体、10はギャップスペーサ、11a、llbは
パーマロイ膜、12はガラスを示している。
このヘッドチップは、テープ摺擦面を円筒面にラッピン
グし、磁気ヘッドとすることができる。
グし、磁気ヘッドとすることができる。
このように、一方のコアブロック半体9aにのみ、所定
寸法のトラック巾となるようなトラック巾規制溝15を
形成した、例えば第13図のような磁気ヘッドにおいて
は、磁気ギャップからの洩れ磁束による第17図の無効
記録部分8の巾は、ギャップ厚が0.2〜0.3μの時
には、1〜2μである。
寸法のトラック巾となるようなトラック巾規制溝15を
形成した、例えば第13図のような磁気ヘッドにおいて
は、磁気ギャップからの洩れ磁束による第17図の無効
記録部分8の巾は、ギャップ厚が0.2〜0.3μの時
には、1〜2μである。
従って、第8図中の残存パーマロイ膜17a。
17bの厚さ、即ち19なる寸法が2μ程度とすること
によって、洩れ磁束による無効記録部分8の巾を0とす
ることが可能である。
によって、洩れ磁束による無効記録部分8の巾を0とす
ることが可能である。
次に本発明の他の実施例を、第9図について説明する。
この実施例においては、他方のコア、ブロック半体9b
にもトラック巾規制溝を加工したものを示している。
にもトラック巾規制溝を加工したものを示している。
この実施例においても、前実施例と同様な作用効果を奏
するものである。
するものである。
又、第1実施例では、ガラス12によるエツチング効果
を期待したが、これを別の薬品によるプロセスにおきか
えても、効果は変るものではない。
を期待したが、これを別の薬品によるプロセスにおきか
えても、効果は変るものではない。
本発明は畝上のように、一方のコアブロック半体にのみ
、トラック巾規制溝間の寸法をトラック巾と同一になる
ように、トラック巾規制溝を形成すればよいので、正確
なトラック巾が得られる。
、トラック巾規制溝間の寸法をトラック巾と同一になる
ように、トラック巾規制溝を形成すればよいので、正確
なトラック巾が得られる。
そして、他方のコアブロック半体にはトラック巾規制溝
を形成せず、或いはトラック巾よりも広い間隔でトラッ
ク巾規制溝を形成するので、トラック巾規制溝の加工精
度、ピッチ等に極端な精度を要求しなくなり、且つ両者
の突き合せ精度も従来程要求されないので、加工等の工
程が容易となり、工賃が低減できると共に、製品歩留ま
りも向上する。
を形成せず、或いはトラック巾よりも広い間隔でトラッ
ク巾規制溝を形成するので、トラック巾規制溝の加工精
度、ピッチ等に極端な精度を要求しなくなり、且つ両者
の突き合せ精度も従来程要求されないので、加工等の工
程が容易となり、工賃が低減できると共に、製品歩留ま
りも向上する。
それにも拘らず、磁気ギャップからの洩れ磁束の巾は、
残存するパーマロイ膜によって少く抑えられるので、記
録トラック中の無効記録部分を無くすことができ、高再
生出力が得られる。
残存するパーマロイ膜によって少く抑えられるので、記
録トラック中の無効記録部分を無くすことができ、高再
生出力が得られる。
本発明はこのように、今後の狭ギャップ化、狭トラツク
化を図る場合に、有効な磁気ヘッドの製造方法である。
化を図る場合に、有効な磁気ヘッドの製造方法である。
第1図は本発明の一実施例による磁気ヘッドの磁気ギャ
ップ部分の拡大平面図、 第2図〜第6図はその製造工程の斜面図、第7図と第8
図はパーマロイ膜の除去状態を示す磁気ギャップ部分の
拡大平面図、 第9図は他の実施例による磁気ヘッドの磁気ギャップ部
分の拡大平面図、 第10図は従来の磁気ヘッドの磁気ギャップ部分の拡大
平面図、 第11図はその製造工程の斜面図、 第12図は突き合せがずれた時の磁気ギャップの部分の
拡大平面図、 第13図は従来の一方のトラック巾部分の寸法を広げた
時の磁気ギャップ部分の拡大平面図、第14図は磁気テ
ープに対するヘリカルスキャン傾斜アジマス記録の平面
図、 第15図は第13図の磁気ヘッドによる洩れ磁束の平面
図、 第16図はその記録状態を示す磁気テープの正面図、 第17図はこれによるヘリカルスキャン傾斜アジマス記
録を示す磁気テープの正面図である。 9a、9b、13a、 13b−コアブo−)り半体、
10.16・・・ギャップスペーサ、lla、11 b
、17a、 11b−パー70イ膜、12−・・ガラス
、15・・・トラック巾規制溝、18・・・コアブロッ
ク。 第14図
ップ部分の拡大平面図、 第2図〜第6図はその製造工程の斜面図、第7図と第8
図はパーマロイ膜の除去状態を示す磁気ギャップ部分の
拡大平面図、 第9図は他の実施例による磁気ヘッドの磁気ギャップ部
分の拡大平面図、 第10図は従来の磁気ヘッドの磁気ギャップ部分の拡大
平面図、 第11図はその製造工程の斜面図、 第12図は突き合せがずれた時の磁気ギャップの部分の
拡大平面図、 第13図は従来の一方のトラック巾部分の寸法を広げた
時の磁気ギャップ部分の拡大平面図、第14図は磁気テ
ープに対するヘリカルスキャン傾斜アジマス記録の平面
図、 第15図は第13図の磁気ヘッドによる洩れ磁束の平面
図、 第16図はその記録状態を示す磁気テープの正面図、 第17図はこれによるヘリカルスキャン傾斜アジマス記
録を示す磁気テープの正面図である。 9a、9b、13a、 13b−コアブo−)り半体、
10.16・・・ギャップスペーサ、lla、11 b
、17a、 11b−パー70イ膜、12−・・ガラス
、15・・・トラック巾規制溝、18・・・コアブロッ
ク。 第14図
Claims (1)
- 2つの金属磁性材料のコアブロック半体の少くとも一方
にトラック巾規制溝を形成し、該トラック巾規制溝間の
部分を含んでギャップスペーサとなる非磁性材料の薄膜
を形成し、更にその上にパーマロイの薄膜を形成し、前
記トラック巾規制溝間の部分に突き合される他方のコア
ブロック半体の面にパーマロイの薄膜を形成し、両コア
ブロック半体を、そのパーマロイの薄膜の面で接合した
後、突き合されて接している面を除いてパーマロイの薄
膜を除去することを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9072787A JPS63257905A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 磁気ヘツドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9072787A JPS63257905A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 磁気ヘツドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63257905A true JPS63257905A (ja) | 1988-10-25 |
Family
ID=14006586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9072787A Pending JPS63257905A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 磁気ヘツドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63257905A (ja) |
-
1987
- 1987-04-15 JP JP9072787A patent/JPS63257905A/ja active Pending
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