JPS63248418A - 混合気体の分離方法 - Google Patents
混合気体の分離方法Info
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- JPS63248418A JPS63248418A JP8208287A JP8208287A JPS63248418A JP S63248418 A JPS63248418 A JP S63248418A JP 8208287 A JP8208287 A JP 8208287A JP 8208287 A JP8208287 A JP 8208287A JP S63248418 A JPS63248418 A JP S63248418A
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、分離膜モジュールを用いた混合気体の分離方
法に関するもので、本発明の混合気体の分離方法は、?
W潤空気の除湿、有機物水溶液の濃縮等に利用される。
法に関するもので、本発明の混合気体の分離方法は、?
W潤空気の除湿、有機物水溶液の濃縮等に利用される。
混合気体の分離方法としては、各種の無機質膜及び有機
質膜からなる分離膜モジュールを用い、気体の透過速度
の差を利用して気体の分離を行う方法がある。
質膜からなる分離膜モジュールを用い、気体の透過速度
の差を利用して気体の分離を行う方法がある。
分離膜モジュールを用いた混合気体の分離方法は、混合
気体を分離膜モジュールの一方の側(供給側)に供給し
、且つその際該分離膜モジュールの他方の側(透過側)
を減圧に保持することにより、上記混合気体中の一部の
気体を選択的に透過させて、気体を分離するもので、例
えば、湿潤空気の除湿に利用されているもので、小型で
軽量な装置にすることができ、維持管理が容易で安全性
が高い等の利点を存する。そして、この方法においては
、分離膜モジュールの透過側の減圧度が高いほど分離膜
モジュールを透過する気体の量は多く、上記分離膜モジ
ュールの透過側を減圧に保持する手段として、真空ポン
プが利用されている。
気体を分離膜モジュールの一方の側(供給側)に供給し
、且つその際該分離膜モジュールの他方の側(透過側)
を減圧に保持することにより、上記混合気体中の一部の
気体を選択的に透過させて、気体を分離するもので、例
えば、湿潤空気の除湿に利用されているもので、小型で
軽量な装置にすることができ、維持管理が容易で安全性
が高い等の利点を存する。そして、この方法においては
、分離膜モジュールの透過側の減圧度が高いほど分離膜
モジュールを透過する気体の量は多く、上記分離膜モジ
ュールの透過側を減圧に保持する手段として、真空ポン
プが利用されている。
上述の従来の混合気体の分離方法は、分離膜モジュール
の透過側を減圧に保持する手段として、真空ポンプを用
いているため、次のような問題点を有している。
の透過側を減圧に保持する手段として、真空ポンプを用
いているため、次のような問題点を有している。
+1)真空ポンプの吐出側で圧が上昇するため、透過気
体中に凝縮性気体が多いと、吐出パイプ内で該凝縮性気
体が凝縮し、真空ポンプ内に混入し、真空ポンプが故障
し易くなる。
体中に凝縮性気体が多いと、吐出パイプ内で該凝縮性気
体が凝縮し、真空ポンプ内に混入し、真空ポンプが故障
し易くなる。
(2)真空ポンプ内に混入した凝縮物の蒸気圧の影響で
、分離膜モジュールの透過側の減圧度が低下する。
、分離膜モジュールの透過側の減圧度が低下する。
(3)油回転真空ポンプを用いる場合には、油の交換を
絶えず行う必要がある等、保守・管理を要す。
絶えず行う必要がある等、保守・管理を要す。
(4)設備費が高い。
従って、本発明の目的は、分離膜モジュールを用いて混
合気体を分離する際の該分離膜モジュールの透過側の減
圧の保持を、故障等のトラブルがなく、且つ保守・管理
が不要で、しかも安価な設備で行うことができる、混合
気体の分離方法を提供することにある。
合気体を分離する際の該分離膜モジュールの透過側の減
圧の保持を、故障等のトラブルがなく、且つ保守・管理
が不要で、しかも安価な設備で行うことができる、混合
気体の分離方法を提供することにある。
本発明者等は、種々検討した結果、分離膜モジュールの
透過側を減圧に保持・する手段として、エジェクターを
用いることにより、前記目的が達成されることを知見し
た。
透過側を減圧に保持・する手段として、エジェクターを
用いることにより、前記目的が達成されることを知見し
た。
本発明は、上記知見に基づきなされたもので、分離膜モ
ジエールを用い、気体の透過速度の差を利用して混合気
体の分離を行う方法において、上記分離膜モジュールの
透過側を減圧する減圧手段としてエジェクターを用いる
ことを特徴とする混合気体の分離方法を提供するもので
ある。
ジエールを用い、気体の透過速度の差を利用して混合気
体の分離を行う方法において、上記分離膜モジュールの
透過側を減圧する減圧手段としてエジェクターを用いる
ことを特徴とする混合気体の分離方法を提供するもので
ある。
以下、本発明の混合気体の分離方法を、図面に示す実施
態様について詳述する。
態様について詳述する。
先ず、第1図のフローシートに示す実施B様について説
明する。この実施態様は、エジェクターの噴射源として
、分離膜モジエールに供給する気体の一部を用いるもの
で、特に湿潤空気の除湿に好適に利用される。
明する。この実施態様は、エジェクターの噴射源として
、分離膜モジエールに供給する気体の一部を用いるもの
で、特に湿潤空気の除湿に好適に利用される。
この実施態様では、先ず、処理対象である混合気体を圧
縮機等により常圧より高く、好ましくは3〜10Kg/
cd−G、特に好ましくは5〜7Kg/cj−Gに加圧
して置く。
縮機等により常圧より高く、好ましくは3〜10Kg/
cd−G、特に好ましくは5〜7Kg/cj−Gに加圧
して置く。
次いで、加圧混合気体を、分離膜モジュール1の供給側
1aにラインAより供給する一方、噴射源として上記加
圧混合気体の一部をエジェクター2にラインBより供給
する。
1aにラインAより供給する一方、噴射源として上記加
圧混合気体の一部をエジェクター2にラインBより供給
する。
エジェクター2の気体噴射作用により、分離膜モジュー
ル1の透過側1bの気体がラインCより吸引され、該透
過側1bは減圧に保持される。
ル1の透過側1bの気体がラインCより吸引され、該透
過側1bは減圧に保持される。
上記透過側1bの減圧度は、透過気体が凝縮しない範囲
で高めることが好ましく、エジェクター2における気体
の噴射量及び噴射速度により調節することができる。
で高めることが好ましく、エジェクター2における気体
の噴射量及び噴射速度により調節することができる。
このように、エジェクター2を用いて分離膜モジュール
1の透過側1bを減圧に保持することにより、分離膜モ
ジュール1の供給側1aに供給された加圧混合気体中の
、分離膜に対する透過速度の大きい気体が選択的に分離
膜モジュール1を透過する。
1の透過側1bを減圧に保持することにより、分離膜モ
ジュール1の供給側1aに供給された加圧混合気体中の
、分離膜に対する透過速度の大きい気体が選択的に分離
膜モジュール1を透過する。
分離膜モジエール1を透過した気体(透過気体)は、エ
ジェクター2によりラインCより吸引され、ラインFよ
り排出される。
ジェクター2によりラインCより吸引され、ラインFよ
り排出される。
また、分離膜モジュール1の供給側1aの出口気体(非
透過気体)は、ラインEより取り出される。尚、第1図
に示す如く、上記非透過気体の−部をラインDより分離
膜モジュール1の透過側1bに供給することにより、混
合気体の分離効率を高めることができる。また、非透過
気体を供給する代わりに、不活性気体を外部から透過側
1bに導入しても良い。
透過気体)は、ラインEより取り出される。尚、第1図
に示す如く、上記非透過気体の−部をラインDより分離
膜モジュール1の透過側1bに供給することにより、混
合気体の分離効率を高めることができる。また、非透過
気体を供給する代わりに、不活性気体を外部から透過側
1bに導入しても良い。
次に、第2図のフローシートに示す実施態様について説
明する。この実施態様は、分離膜モジュールを透過する
気体が凝縮性気体である場合に、エジェクターの噴射源
として、この凝縮性気体を凝縮させた液を利用するもの
で、特にアルコール水溶液等の有機物水溶液の濃縮に好
適に利用される。
明する。この実施態様は、分離膜モジュールを透過する
気体が凝縮性気体である場合に、エジェクターの噴射源
として、この凝縮性気体を凝縮させた液を利用するもの
で、特にアルコール水溶液等の有機物水溶液の濃縮に好
適に利用される。
この実施態様では、混合気体を、分離膜モジュール1の
供給側1aにラインAより供給し、且つその際該分離膜
モジエール1の透過側1bをエジェクター2により減圧
に保持する。
供給側1aにラインAより供給し、且つその際該分離膜
モジエール1の透過側1bをエジェクター2により減圧
に保持する。
上記混合気体は、常圧でも、また凝縮しない程度に加圧
しても良い。
しても良い。
また、運転開始時においては、エジェクター2の噴射源
(液体)をタンク3に外部から導入して置く、エジェク
ター2の噴射源は、ポンプ4によりラインGよりエジェ
クター2に供給され、噴射された後、タンク3に戻る。
(液体)をタンク3に外部から導入して置く、エジェク
ター2の噴射源は、ポンプ4によりラインGよりエジェ
クター2に供給され、噴射された後、タンク3に戻る。
また、分離膜モジュール1の透過側1bの減圧度は、第
1図のフローシートに示す実施態様の場合と同様、透過
気体が凝縮しない範囲で高めることが好ましく、エジェ
クター2における液体の噴射量及び噴射速度により調節
することができる。
1図のフローシートに示す実施態様の場合と同様、透過
気体が凝縮しない範囲で高めることが好ましく、エジェ
クター2における液体の噴射量及び噴射速度により調節
することができる。
このように、エジェクター2を用いて分離膜モジエール
1の透過側1bを減圧に保持することにより、分離膜モ
ジュール1の供給側1aに供給された混合気体中の、分
離膜に対する透過速度の大きい気体が選択的に分離膜モ
ジュール1を透過する。
1の透過側1bを減圧に保持することにより、分離膜モ
ジュール1の供給側1aに供給された混合気体中の、分
離膜に対する透過速度の大きい気体が選択的に分離膜モ
ジュール1を透過する。
分離膜モジエール1を透過した気体(透過気体)は、エ
ジェクター2によりラインCより吸引され、タンク3を
経て、冷却器5に移送され、該冷却器5で凝縮され、ラ
インGよりエジェクター2に噴射源として供給される。
ジェクター2によりラインCより吸引され、タンク3を
経て、冷却器5に移送され、該冷却器5で凝縮され、ラ
インGよりエジェクター2に噴射源として供給される。
エジェクター2の噴射源の液量は、透過気体を凝縮させ
た液をラインHより排出することにより調整される。
た液をラインHより排出することにより調整される。
また、分離膜モジュール1の供給側1aの出口気体(非
透過気体)は、ラインEより取り出される。
透過気体)は、ラインEより取り出される。
尚、第2図のフローシートに示す実施態様においても、
第1図のフローシートに示す実施態様と同様に、非透過
気体の一部を分離膜モジュール1の透過側1bに供給し
ても良く、また不活性気体を外部から導入しても良い。
第1図のフローシートに示す実施態様と同様に、非透過
気体の一部を分離膜モジュール1の透過側1bに供給し
ても良く、また不活性気体を外部から導入しても良い。
上述の本発明の方法で用いられる分離膜モジュールとし
ては、セラミック多孔質膜等からなる無機質分離膜モジ
ュール、ポリアミド膜、セルロース膜、酢酸セルロース
膜、ポリイミド膜等からなる有機質分離膜モジュールが
挙げられる。特に分離膜モジュールを高温・高圧で操作
するときには、気体選択透過性能に優れ且つ耐熱性、耐
薬品性にも優れた芳香族ポリイミド製分離膜モジュール
が好ましい。
ては、セラミック多孔質膜等からなる無機質分離膜モジ
ュール、ポリアミド膜、セルロース膜、酢酸セルロース
膜、ポリイミド膜等からなる有機質分離膜モジュールが
挙げられる。特に分離膜モジュールを高温・高圧で操作
するときには、気体選択透過性能に優れ且つ耐熱性、耐
薬品性にも優れた芳香族ポリイミド製分離膜モジュール
が好ましい。
上記分離膜モジュールとしては、有効膜面積の大きい中
空糸の集合体が好ましいが、平膜でも良い。
空糸の集合体が好ましいが、平膜でも良い。
分離膜モジュールとして用いられる中空糸は、その外径
が、通常50〜2000μ、好ましくは200〜100
0μである。中空糸の外径が小さ過ぎると圧力損失が太
き(なり、大き過ぎると有効膜面積が減少する。また、
上記中空糸としては、(厚み/外径)−0,1〜0.3
の条件を満たすものを用いるのが好ましい、尚、上記厚
み−(外径−内径)/2である。中空糸の厚みが小さい
と耐圧性が不充分となり、また厚みが大きいと気体選択
透過性が不良となる場合がある。
が、通常50〜2000μ、好ましくは200〜100
0μである。中空糸の外径が小さ過ぎると圧力損失が太
き(なり、大き過ぎると有効膜面積が減少する。また、
上記中空糸としては、(厚み/外径)−0,1〜0.3
の条件を満たすものを用いるのが好ましい、尚、上記厚
み−(外径−内径)/2である。中空糸の厚みが小さい
と耐圧性が不充分となり、また厚みが大きいと気体選択
透過性が不良となる場合がある。
本発明に用いる分離膜モジュールとして特に有利に用い
ることのできる芳香族ポリイミド製分離膜モジュールは
、芳香族テトラカルボン酸骨格と芳香族ジアミン骨格と
を含むもので公知の方法により製造することができる。
ることのできる芳香族ポリイミド製分離膜モジュールは
、芳香族テトラカルボン酸骨格と芳香族ジアミン骨格と
を含むもので公知の方法により製造することができる。
上記芳香族テトラカルボン酸骨格としては、3゜3°、
4.4’ −ベンゾフェノンテトラカルボン酸、2.3
.3°、4゛ −ベンゾフェノンテトラカルボン酸、と
ロメリフト酸、3.3’ 、4゜4°−ビフェニルテト
ラカルボン酸、及び2,3゜3°、4゛ −ビフェニル
テトラカルボン酸、そしてこれらの芳香族テトラカルボ
ン酸の酸二無水物、エステル、塩等から誘導されるカル
ボン酸骨格を挙げることができる。これらのうち3.3
’ 、4゜4” −ビフェニルテトラカルボン酸の酸二
無水物と2.3.3’ 、4’ −ビフェニルテトラ
カルボン酸の酸二無水物等により代表されるビフェニル
テトラカルボン酸二無水物から誘導された酸骨格を土酸
骨格とする芳香族ポリイミド製分離膜モジュールを使用
した場合に本発明は特に有用である。
4.4’ −ベンゾフェノンテトラカルボン酸、2.3
.3°、4゛ −ベンゾフェノンテトラカルボン酸、と
ロメリフト酸、3.3’ 、4゜4°−ビフェニルテト
ラカルボン酸、及び2,3゜3°、4゛ −ビフェニル
テトラカルボン酸、そしてこれらの芳香族テトラカルボ
ン酸の酸二無水物、エステル、塩等から誘導されるカル
ボン酸骨格を挙げることができる。これらのうち3.3
’ 、4゜4” −ビフェニルテトラカルボン酸の酸二
無水物と2.3.3’ 、4’ −ビフェニルテトラ
カルボン酸の酸二無水物等により代表されるビフェニル
テトラカルボン酸二無水物から誘導された酸骨格を土酸
骨格とする芳香族ポリイミド製分離膜モジュールを使用
した場合に本発明は特に有用である。
また、上記芳香族ジアミン骨格としては、p−フェニレ
ンジアミン、m−フェニレンジアミン、2.4−ジアミ
ノトルエン、4,4” −ジアミノジフェニルエーテル
、4,4° −ジアミノトルエニルメ、タン、0−トリ
ジン、1.4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン
、0−トリジンスルホン、ビス(アミノフェノキシーツ
山ニル)メタン、及びビス(アミノフェノキシ−フェニ
ル)スルホン等を挙げることができる。
ンジアミン、m−フェニレンジアミン、2.4−ジアミ
ノトルエン、4,4” −ジアミノジフェニルエーテル
、4,4° −ジアミノトルエニルメ、タン、0−トリ
ジン、1.4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン
、0−トリジンスルホン、ビス(アミノフェノキシーツ
山ニル)メタン、及びビス(アミノフェノキシ−フェニ
ル)スルホン等を挙げることができる。
芳香族ポリイミド製分離膜モジュールの製造方法として
は、例えば、上記芳香族ジアミン(他の芳香族ジアミン
を含有していてもよい)からなる芳香族ジアミン成分と
上記ビフェニルテトラカルボン酸成分とを略等モル、フ
ェノール系化合物の有機溶媒中約140℃以上の温度で
一段階で重合及びイミド化して芳香族ポリイミドを生成
し、その芳香族ポリイミド溶液(濃度;約3〜30重量
%)をドープ液として使用して約30〜150℃の温度
の基材上に塗布又は流延あるいは中空糸膜状に押出して
ドープ液の薄膜(平膜又は中空糸)を形成し、次いでそ
の薄膜を凝固液に浸漬して凝固膜を形成し、その凝固膜
から溶媒、凝固液等を洗浄除去し、最後に熱処理して芳
香族ポリイミド類の非対称性分離膜モジュールを形成す
る製膜方法を挙げることができる。
は、例えば、上記芳香族ジアミン(他の芳香族ジアミン
を含有していてもよい)からなる芳香族ジアミン成分と
上記ビフェニルテトラカルボン酸成分とを略等モル、フ
ェノール系化合物の有機溶媒中約140℃以上の温度で
一段階で重合及びイミド化して芳香族ポリイミドを生成
し、その芳香族ポリイミド溶液(濃度;約3〜30重量
%)をドープ液として使用して約30〜150℃の温度
の基材上に塗布又は流延あるいは中空糸膜状に押出して
ドープ液の薄膜(平膜又は中空糸)を形成し、次いでそ
の薄膜を凝固液に浸漬して凝固膜を形成し、その凝固膜
から溶媒、凝固液等を洗浄除去し、最後に熱処理して芳
香族ポリイミド類の非対称性分離膜モジュールを形成す
る製膜方法を挙げることができる。
以下、本発明の実施例を挙げ、本発明を更に詳細に説明
する。
する。
実施例1
本実施例は、湿潤空気の除湿に本発明の方法を通用した
例で、第1図に示すフローシートに従って下記のように
して実施した。
例で、第1図に示すフローシートに従って下記のように
して実施した。
加圧湿潤空気(圧カフKg/−・G、40℃、飽和湿度
)を1)9.9 Nm’ /hrで系内に導入し、該加
圧湿潤空気の一部を15 Nm’ /hrで噴射源とし
てエジェクター2にラインBより供給し、それ以外の加
圧湿潤空気(104,9Nm” /hr)を芳香族ポリ
イミド製中空糸分離膜モジュール1(膜面積20M)の
供給側1aにラインAより供給した。分離膜モジュール
1の透゛過側1bの圧力は、エジェクター2により24
0mmHHの減圧に保持した。また、分離膜モジュール
1の透過側1bには、後述の如く分離膜モジュール1の
供給側1aの出口気体である加圧乾燥空気の一部を供給
した。
)を1)9.9 Nm’ /hrで系内に導入し、該加
圧湿潤空気の一部を15 Nm’ /hrで噴射源とし
てエジェクター2にラインBより供給し、それ以外の加
圧湿潤空気(104,9Nm” /hr)を芳香族ポリ
イミド製中空糸分離膜モジュール1(膜面積20M)の
供給側1aにラインAより供給した。分離膜モジュール
1の透゛過側1bの圧力は、エジェクター2により24
0mmHHの減圧に保持した。また、分離膜モジュール
1の透過側1bには、後述の如く分離膜モジュール1の
供給側1aの出口気体である加圧乾燥空気の一部を供給
した。
分離膜モジュール1における上記の処理により、主に水
蒸気からなる気体が1.5Nm3/hrで分離膜モジュ
ール1を透過し、この透過気体は、エジェクター2によ
りラインCより吸引され、噴射源の加圧湿潤空気と共に
ラインFより排出した。
蒸気からなる気体が1.5Nm3/hrで分離膜モジュ
ール1を透過し、この透過気体は、エジェクター2によ
りラインCより吸引され、噴射源の加圧湿潤空気と共に
ラインFより排出した。
また、分離膜モジュール1の供給側1aの出口気体とし
て加圧乾燥空気(非透過気体)が103゜4Nm’/b
rで得られた。この加圧乾燥空気の一部を3.4 Nm
” /hrでラインDより分離膜モジュール1の透過側
1bに供給した。
て加圧乾燥空気(非透過気体)が103゜4Nm’/b
rで得られた。この加圧乾燥空気の一部を3.4 Nm
” /hrでラインDより分離膜モジュール1の透過側
1bに供給した。
ラインEより100 Nm” /hrで取り出された加
圧乾燥空気は、大気圧露点−20℃で充分に乾燥された
ものであった。
圧乾燥空気は、大気圧露点−20℃で充分に乾燥された
ものであった。
実施例2
本実施例は、エタノール水溶液の濃縮に本発明の方法を
適用した例で、第2図に示すフローシートに従って下記
のようにして実施した。
適用した例で、第2図に示すフローシートに従って下記
のようにして実施した。
エタノール濃度30重量%のエタノール水溶液を気化さ
せた90℃のエタノール蒸気/水蒸気混合気体を43.
3Kg/hrで、芳香族ポリイミド製中空糸分離膜モジ
ュール1 (膜面積20d)の供給側1aにラインAよ
り供給した0分離膜モジュール1の透過側1bの圧力は
、エジェクター2によリ30mmHgの減圧に保持した
。
せた90℃のエタノール蒸気/水蒸気混合気体を43.
3Kg/hrで、芳香族ポリイミド製中空糸分離膜モジ
ュール1 (膜面積20d)の供給側1aにラインAよ
り供給した0分離膜モジュール1の透過側1bの圧力は
、エジェクター2によリ30mmHgの減圧に保持した
。
分離膜モジュール1における上記の処理により、主に水
蒸気からなる気体が30.8Kg/hrで分離膜モジュ
ール1を透過し、この透過気体は、エジェクター2によ
りラインCより吸引され、タンク3を経て、冷却器5に
移送し、該冷却器5で35℃に冷却して凝縮し、ライン
Gよりエジェクター2に噴射源として供給した。エジェ
クター2における噴射源の噴射量は2.1 m’ /h
rとした。上記透過気体を冷却器5で凝縮させた液は、
必要に応じ排出ラインHより排出した。この液は、エタ
ノール濃度4.1重量%のエタノール水溶液であった。
蒸気からなる気体が30.8Kg/hrで分離膜モジュ
ール1を透過し、この透過気体は、エジェクター2によ
りラインCより吸引され、タンク3を経て、冷却器5に
移送し、該冷却器5で35℃に冷却して凝縮し、ライン
Gよりエジェクター2に噴射源として供給した。エジェ
クター2における噴射源の噴射量は2.1 m’ /h
rとした。上記透過気体を冷却器5で凝縮させた液は、
必要に応じ排出ラインHより排出した。この液は、エタ
ノール濃度4.1重量%のエタノール水溶液であった。
また、分離膜モジュールlの供給側1aの出口気体とし
てtffimされたエタノール蒸気が12.5Kg/h
rで得られた。このエタノール蒸気(非透過気体)は、
冷却して水溶液としてラインEより取り出した。
てtffimされたエタノール蒸気が12.5Kg/h
rで得られた。このエタノール蒸気(非透過気体)は、
冷却して水溶液としてラインEより取り出した。
ラインEより取り出されたエタノール水溶液は、エタノ
ール濃度94重量%であった。
ール濃度94重量%であった。
本発明の混合気体の分離方法によれば、分離膜モジュー
ルを用いて混合気体を分離する際の該分離膜モジュール
の透過側の減圧の保持を、故障等のトラブルがなく、且
つ保守・管理が不要で、しかも安価な設備で行うことが
できる。
ルを用いて混合気体を分離する際の該分離膜モジュール
の透過側の減圧の保持を、故障等のトラブルがなく、且
つ保守・管理が不要で、しかも安価な設備で行うことが
できる。
第1図は、本発明の混合気体の分離方法の一実施態様の
概略を示すフローシートであり、第2図は、本発明の混
合気体の分離方法の別の実施態様の概略を示すフローシ
ートである。
概略を示すフローシートであり、第2図は、本発明の混
合気体の分離方法の別の実施態様の概略を示すフローシ
ートである。
Claims (7)
- (1)分離膜モジュールを用い、気体の透過速度の差を
利用して混合気体の分離を行う方法において、上記分離
膜モジュールの透過側を減圧する減圧手段としてエジェ
クターを用いることを特徴とする混合気体の分離方法。 - (2)分離膜モジュールが芳香族ポリイミド製分離膜モ
ジュールである特許請求の範囲第(1)項記載の混合気
体の分離方法。 - (3)エジェクターの噴射源として、分離膜モジュール
に供給する混合気体の一部を用いる特許請求の範囲第(
1)項記載の混合気体の分離方法。 - (4)分離膜モジュールに供給する混合気体が凝縮性気
体を含んでおり、分離膜モジュールの透過側気体が主に
凝縮性気体である特許請求の範囲第(1)項記載の混合
気体の分離方法。 - (5)エジェクターの噴射源として、分離膜モジュール
を透過した凝縮性気体を凝縮させた液を用いる特許請求
の範囲第(4)項記載の混合気体の分離方法。 - (6)分離膜モジュールの透過側に、分離膜モジュール
の供給側出口気体の一部、又は不活性気体を供給する特
許請求の範囲第(1)項記載の混合気体の分離方法。 - (7)分離膜モジュールに供給する混合気体が湿潤空気
である特許請求の範囲第(1)項記載の混合気体の分離
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8208287A JPS63248418A (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 | 混合気体の分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8208287A JPS63248418A (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 | 混合気体の分離方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63248418A true JPS63248418A (ja) | 1988-10-14 |
JPH0527443B2 JPH0527443B2 (ja) | 1993-04-21 |
Family
ID=13764527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8208287A Granted JPS63248418A (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 | 混合気体の分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63248418A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5158584A (en) * | 1987-10-23 | 1992-10-27 | Teijin Limited | Oxygen enriching module and oxygen enriching apparatus using same |
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JPH067628A (ja) * | 1992-02-13 | 1994-01-18 | Praxair Technol Inc | 二段階膜分離乾燥方法及び装置 |
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KR101212293B1 (ko) | 2007-05-16 | 2012-12-12 | 삼성전자주식회사 | 정수장치 및 정수방법 |
JP2014024025A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Ube Ind Ltd | 除湿システムおよび乾燥空気の製造方法 |
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Citations (3)
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-
1987
- 1987-04-02 JP JP8208287A patent/JPS63248418A/ja active Granted
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FR3063437A1 (fr) * | 2017-03-02 | 2018-09-07 | L'air Liquide, Societe Anonyme Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude | Installation et procede pour le traitement par permeation membranaire d'un flux gazeux d'alimentation comprenant du methane et du dioxyde de carbone |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0527443B2 (ja) | 1993-04-21 |
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