JPS63236433A - バツクアツプ切替え方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金融機関の端末システムの如きクラスタ形の
端末システムにおいて、ホスト側回線または端末制御装
置の障害に対して、端末毎のバックアップへの切替えを
、ノーダウンで行うことのできるバックアップ切替え方
式に関する。

〔従来の技術〕

従来のこの種の方式としては、例えば、特開昭５４−１
３９４０４号公報に開示された方式が知られている。こ
の方式は、ホスト側回線の障害に対して、端末制御装置
の切替えのみが考慮されており、端末制御装置自身の障
害については考慮されていない。また、切替えを行うに
ついても、端末制御装置毎の一括切替えであり、端末の
取引の状況に応じて一台毎個別に切替えを行うことはで
きないため、切替え時、取引途中の端末がダウンする６
〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術は、端末の状態については配慮されておら
ず、端末の状態に関係なく、回線の切替えを行う方式の
ため、端末制御装置自身の障害に対しては、バックアッ
プの手段がなく、また、端末は一旦ダウンしてしまうと
いう重大な問題があった・ 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、従来のバックアップ切替え方式における
上述の如き問題を解消し、端末制御装置のホスト側回線
または端末制御装置自身が障害を起こした場合に、端末
のバックアップルートを設けるとともに、端末の状態に
より、バックアップの指示があった場合には、それまで
の端末の状態に応じて、端末からホスト側にメツセージ
を再度、バックアップルートから送信し、処理を続行す
ることにより、端末をノーダウンにさせることが可能な
、バックアップ切替え方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の上述の目的は、センタと回線で接続され、自ら
は端末装置を接続する複数の端末制御装置を有する、オ
ンラインデータ伝送システムにおいて、前記端末装置の
一つと他の端末制御装置との間に、バックアップ切替え
装置を介して他の回線を布設し、該バックアップ用回線
により接続される端末制御装置の一つに障害が発生した
場合には、他の端末制御装置側からの指示により、バッ
クアップ切替え装置を介して端末を前記他の端末制御装
置側に切替えるとともに、前記バックアップ切替え装置
および端末は切替え以前の状態を保持し、メツセージを
再度送信することにより、処理を続行する如く動作する
ことを特徴とするバックアップ切替え方式によって達成
される。

〔作用〕

本発明に係わるバックアップ切替え方式においては、ホ
スト側からのバックアップ指示により、バックアップ切
替え装置がバックアップ回線に接続され、そのバックア
ップ指示に従って端末自身の状態に応じたメツセージを
再度送信するので、仕掛り中の処理を破棄することなく
、処理が続行できるというものである。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第２図は本発明の一実施例を示すシステム構成図である
。図において、１はセンタシステム、２ａ、２ｂは端末
制御装置、３ａ、３ｂはバックアップ切替え装置、４ａ
、４ｂは端末、５はセンタ回線＃１．６はセンタ回線＃
２．７はバックアップ回線を示している。

上述の如く構成されたシステムにおいて、通常は、バッ
クアップ回線７を使用せず、センタシステム１から端末
４ａまたは４ｂとの間で、センタ回線＃１．＃２を用い
て、データ伝送を行う、以下、端末制御装置２ａに障害
が発生した場合の動作を、第１図に示した動作フローチ
ャートに従って説明する。

上述の如く、端末制御装置ｉ２ａが障害を起こしくステ
ップ３１）、端末４ａのバックアップが必要とセンタシ
ステム１が判断する（ステップ３２）と、センタシステ
ム１は、切替え指示１１により端末制御装置２ｂに切替
え指示を行う（ステップ３３）。端末制御装置２ｂは、
バックアップ切替え装置３ｂに対して、バックアップ回
線接続指示２１を発行し、切替え指示を行う（ステップ
３４）。

バックアップ切替え装置１ｉ３ｂはこれに従い、バック
アップ回線７を使用して、バックアップ切替え装置３ａ
へ接続する（ステップ３５）。また、バックアップ切替
え装［３ａは、端末４ａをバックアップルートに切替え
る（ステップ３６）。上述の切替え指示を受けた時点で
のバックアップ切替え装置３ａおよび端末４ａは、端末
制御装置２ａが障害を起こした時点の状態で停止してお
り、バックアップ切替え指示を受けた時点で、バックア
ップ切替え装置３ａまたは端末４ａから、その状態から
のメツセージを再度送信する（ステップ３７）。

例えば、端末４ａから最初の間合せメツセージを送信し
ようとしているとき障害が発生した場合は、そのまま同
一メツセージを送信すれば、処理は続行される。

〔発明の効果〕

以上述べた如く、本発明によれば、センタと回線で接続
され、自らは端末装置を接続する複数の端末制御装置を
有する、オンラインデータ伝送システムにおいて、前記
端末装置の一つと他の端末制御装置との間に、バックア
ップ切替え装置を介して他の回線を布設し、該バックア
ップ用回線により接続される端末制御装置の一つに障害
が発生した場合には、他の端末制御装置側からの指示に
より、バックアップ切替え装置を介して端末を前記他の
端末制御装置側に切替えるとともに、前記バックアップ
切替え装置および端末は切替え以前の状態を保持し、メ
ツセージを再度送信することにより、処理を続行する如
く構成したので、端末制御装置のホスト側回線または端
末制御装置自身が障害を起こした場合に、端末のバック
アップルートを設けるとともに、端末の状態により、バ
ックアップの指示があった場合には、それまでの端末の
状態に応じて、端末からホスト側にメツセージを再度、
バックアップルートから送信し、処理を続行することに
より、端末をノーダウンにさせることが可能な、バック
アップ切替え方式を実現できるという顕著な効果を奏す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は端末制御装置２ａに障害が発生した場合の動作
を示す動作フローチャート、第２図は本発明の一実施例
を示すシステム構成図である。 １：センタシステム、２ａ、２ｂ：端末制御装置、３ａ
、３ｂ：バックアップ切替え装置、４ａ。 ４ｂ＝端末、５：センタ回線＃１．６：センタ回線＃２
．７：バツクアツプ回線、１１：切替え指示、２１：バ
ックアップ回線接続指示。 第　　　１　　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、センタと回線で接続され、自らは端末装置を接続す
   る複数の端末制御装置を有する、オンラインデータ伝送
   システムにおいて、前記端末装置の一つと他の端末制御
   装置との間に、バックアップ切替え装置を介して他の回
   線を布設し、該バックアップ用回線により接続される端
   末制御装置の一つに障害が発生した場合には、他の端末
   制御装置側からの指示により、バックアップ切替え装置
   を介して端末を前記他の端末制御装置側に切替えるとと
   もに、前記バックアップ切替え装置および端末は切替え
   以前の状態を保持し、メッセージを再度送信することに
   より、処理を続行する如く動作することを特徴とするバ
   ックアップ切替え方式。