JP2564397B2 - 二重化システムのデータ出力装置 - Google Patents
二重化システムのデータ出力装置Info
- Publication number
- JP2564397B2 JP2564397B2 JP1142613A JP14261389A JP2564397B2 JP 2564397 B2 JP2564397 B2 JP 2564397B2 JP 1142613 A JP1142613 A JP 1142613A JP 14261389 A JP14261389 A JP 14261389A JP 2564397 B2 JP2564397 B2 JP 2564397B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- unit
- data
- output
- calculation unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Debugging And Monitoring (AREA)
- Multi Processors (AREA)
- Hardware Redundancy (AREA)
Description
た二重化システムにおける、稼動系の制御演算装置の出
力データを選択して外部に出力するデータ出力装置に関
するもので、 特に確実に正しい出力データを選択し得る機能を備え
た二重化システムのデータ出力装置に関する。 なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相等
部分を示す。
す。同図において1および2は共に通信回線4に接続さ
れ二重化システムを構成する制御演算部で、この制御演
算部1,2のうち一方が稼動系、他方が待機系となる。こ
こで稼動系は制御権を持っており、待機系は稼動系をバ
ックアップする形で動作している。3は出力部で、前記
2つの制御演算部1,2の演算結果のうち、制御権のある
方の制御演算部の演算結果を出力する機能を持つ。 いま、制御演算部1を稼動系、制御演算部2を待機系
とすると、出力部3が制御演算部を選択する従来の方式
では、稼動系の制御演算部1が出力部3に対して制御演
算部選択指令9を伝送回線5を介して送り、出力部3は
その選択指令9によって稼動系の出力データ11を出力デ
ータ13として外部へ出力していた。また、制御演算部の
切換えが生じた場合においては、稼動系の制御演算部1
は制御演算部選択指令9をオフして待機系となり、他
方、待機系の制御演算部2は、制御演算部選択指令10を
オンして稼動系となるようにしていた。
あった。 いま仮に制御演算部1を稼動系、制御演算部2を待機
系としたとき、稼動系の制御演算部1または伝送回線5
に何らかの故障が発生すると、制御演算部1は通信回線
4を介して待機系の制御演算部2に対し自局に故障が発
生した旨の信号を送り、これにより制御権が待機系の制
御演算部2に移行する。従って制御演算部2は稼動系と
して動作し、制御演算選択指令10を出力部3へ与える。
しかしこの時、元の稼動系の制御演算部1の制御演算部
選択指令9をオフさせる機能が働かず、制御演算部選択
指令9が残留したままだとすると、現在の稼動系(元の
待機系)からも制御演算部選択指令10が送られるため、
出力部3には両系(稼動系,待機系)の制御演算部選択
指令がセットされてしまい、切換え動作が正常に行えな
くなる。その結果、故障が発生している元の稼動系(即
ち制御演算部1)の演算結果を出力してしまうことがあ
る。 そこで本発明は上記の問題を解消するため、出力部が
稼動系の制御演算部から送られてくる制御演算部選択指
令による判断に加え、制御演算部から出力部へデータが
送られてくる動作そのものが正常に行われているか否か
を監視して、稼動系の制御演算部を選択する二重化シス
テムのデータ出力装置を提供することを課題とする。
方が稼動系、他方が待機系として動作する2つの制御演
算装置(制御演算部1,2など)、 この2つの制御演算装置からそれぞれ出力データ(1
1,12など)と、当該の制御演算装置が稼動系であること
を示す選択指令(9,10など)とを入力し、前記2つの出
力データのうち現に選択指令を出力している前記制御演
算装置の出力データを選択して外部に(出力データ13な
どとして)出力するデータ出力装置(出力部3など)、
を備えた二重化システムにおいて、 前記データ出力装置は、前記の各制御演算装置の出力
データを監視して(得られる状態監視情報7,8などを介
して)、それぞれの制御演算装置が正常であるか否かを
判別し、この判別によって正常と判別された前記制御演
算装置の選択指令のみを有効とするものである』ように
するものとする。
選択指令に加えて制御演算装置としての制御演算部の状
態監視情報を用いることで、出力部による稼動系制御演
算部の選択をより信頼度高く正確に行うようにしたもの
である。
説明する。第1図は本発明の一実施例としての構成を示
すブロック図で第3図に対応するものである。第1図で
は第3図に対し出力部3に状態監視情報7,8が付加され
ている。ここで状態監視情報7は制御演算部1から出力
部3へ送られて来る出力データ11を監視して得られる情
報で、制御演算部1および伝送回線5が正常動作してい
るか否かを示す情報であり、状態監視情報8は制御演算
部2から出力部3へ送られて来る出力データ12を監視し
て得られる情報で、制御演算部2および伝送回線6が正
常動作しているか否かを示す情報である。 いま制御演算部1が稼動系、制御演算部2が待機系と
して正常に動作している場合、両系1,2から正常な状態
監視情報7が得られており、また制御演算部選択指令は
制御演算部1から送られてくる制御演算部選択指令9の
みである。このとき出力部3は状態監視情報7が正常
で、尚かつ、制御演算部選択指令9を出力している制御
演算部1の出力データ11を選択している。 次に制御演算部1に故障が発生すると、制御権は制御
演算部2に移行するが、制御演算部1の制御演算部選択
指令9をオフする機能が正常に動作せず、制御演算部選
択指令9は残留したままになったとする。この状態で制
御演算部選択指令10が発せられたとすると、制御演算部
1の状態監視情報7は既に異常となっており、他方、状
態監視情報8は正常であるので、出力部3は制御演算部
2の出力データ12を選択する。 以上のような出力データ11,12の選択は詳しくは第2
図の流れ図のような処理を出力部3に行わせることによ
って実現させる。 次に第1図を参照しつつ第2図を説明する。なお以下
丸に囲まれた数字は第2図中のステップ番号である。 まずで制御演算部1の状態監視情報7を判断し、異
常ならで制御演算部2の状態監視情報8を判断し、異
常時にはで出力部3に見合った異常処理(本発明とは
無関係)を行う。で状態監視情報8が正常な時には
で制御演算部2の選択指令10の有無をチェックし、無し
ならで前回の制御演算部選択情報を維持し、有りなら
で制御演算部2の出力データ12を選択する。 もしで制御演算部1の状態監視情報7が正常なら、
で制御演算部2の状態監視情報8を判断し、異常なら
で制御演算部1の選択指令9の有無を判断し、無しな
らで前回の制御演算部選択情報を維持し、有りなら
で制御演算部1の出力データ11を選択する。 前記の状態監視情報8の判断において正常時には
に進む。では制御演算部1の制御演算部選択指令9と
制御演算部2の制御演算部選択指令10との2つを読込
み、どちらの指令も有る場合、あるいはどちらの指令も
無い場合はで前回の制御演算部選択情報を変更せず現
状維持とする。他方、どちらか一方の指令のみが有る場
合にはへ進む。では制御演算部1の制御演算部選択
指令9の有無を判断し、指令の無い場合にはで制御演
算部2の出力データ12を選択し、指令の有る場合には
で制御演算部1の出力データ11を選択する。
化されたシステムの出力部が制御演算部の選択を制御演
算部選択指令と状態監視情報との両者を調べて行うよう
にしたので、二重化された制御演算部がどのような切換
わり状態を示しても、出力部は正確に制御演算部を選択
できる。
図。 第2図は第1図の動作説明用のフローチャート。 第3図は第1図に対応する従来のブロック図である。 1,2:制御演算部、3:出力部、4:通信回線、5,6:伝送回
線、7,8:状態監視情報、9,10:制御 演算部選択指令、1
1,12,13:出力データ。
Claims (1)
- 【請求項1】自局に故障が発生した場合に、通信回線を
介して故障信号を相手方に送信することにより一方が稼
働系、他方が待機系として動作する2つの制御演算装
置、 この2つの制御演算装置から出力データと、当該の制御
演算装置が稼働系であることを示す選択指令とを入力
し、前記2つの出力データのうち現に選択指令を出力し
ている前記制御演算装置の出力データを選択して外部に
出力するデータ出力装置、を備えた二重化システムにお
いて、 前記データ出力装置は、前記の各制御演算装置の出力デ
ータを常時監視して、それぞれの制御演算装置が正常で
あるか否かを判別し、この判別によって正常と判別され
た前記制御演算装置の選択指令のみを有効とするもので
あることを特徴とする二重化システムのデータ出力装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1142613A JP2564397B2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | 二重化システムのデータ出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1142613A JP2564397B2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | 二重化システムのデータ出力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH036741A JPH036741A (ja) | 1991-01-14 |
JP2564397B2 true JP2564397B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=15319402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1142613A Expired - Lifetime JP2564397B2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | 二重化システムのデータ出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2564397B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11250005A (ja) | 1998-03-05 | 1999-09-17 | Nec Corp | バス制御方法、バス制御装置及びバス制御プログラムを記憶した記憶媒体 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61134846A (ja) * | 1984-12-04 | 1986-06-21 | Omron Tateisi Electronics Co | 電子計算機システム |
-
1989
- 1989-06-05 JP JP1142613A patent/JP2564397B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH036741A (ja) | 1991-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2752914B2 (ja) | 二重化監視制御システム | |
JP2564397B2 (ja) | 二重化システムのデータ出力装置 | |
JPH0537421A (ja) | 伝送路切替制御方法およびその装置 | |
JP3699049B2 (ja) | 二重化伝送装置 | |
JPH05160759A (ja) | 切替制御方式 | |
JP4239784B2 (ja) | 分散型制御装置 | |
JPH0318212B2 (ja) | ||
KR100278703B1 (ko) | 교환기에서 디바이스 액세스 버스 이중화 제어회로 | |
JP4566531B2 (ja) | シリアル通信二重系制御装置 | |
JP2591472B2 (ja) | プロテクション制御回路 | |
JP3396946B2 (ja) | 2重化システムにおける切り替え装置 | |
KR19980067077A (ko) | 이중화 제어 시스템 및 그 제어방법 | |
JP2946541B2 (ja) | 二重化制御システム | |
JPH08292894A (ja) | ディジタル制御装置 | |
JP2592676B2 (ja) | 系切り替え方式 | |
JP2704137B2 (ja) | 現用・予備切り換え方式 | |
JP3105025B2 (ja) | 二重化制御装置 | |
JPH0954739A (ja) | 回線アダプタ | |
JPH01209564A (ja) | 情報処理装置 | |
JPH05257725A (ja) | Cpuユニットのエラー伝達装置 | |
JPH07319503A (ja) | 二重化制御システム | |
JPH0380303A (ja) | 二重化装置 | |
JPS63269234A (ja) | 系統切替装置 | |
JP2002041104A (ja) | プラント監視制御装置 | |
JPH10260926A (ja) | 計算機システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070919 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919 Year of fee payment: 13 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919 Year of fee payment: 13 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919 Year of fee payment: 13 |