JPH11250005A - バス制御方法、バス制御装置及びバス制御プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

バス制御方法、バス制御装置及びバス制御プログラムを記憶した記憶媒体

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JPH11250005A
JPH11250005A JP10053296A JP5329698A JPH11250005A JP H11250005 A JPH11250005 A JP H11250005A JP 10053296 A JP10053296 A JP 10053296A JP 5329698 A JP5329698 A JP 5329698A JP H11250005 A JPH11250005 A JP H11250005A
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Masataka Yatsugayo
雅高 八ケ代
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成かつ効率的な動作で汎用性を持た
せると共に、手間をかけずに、各データ入出力手段の割
当要求の変化に柔軟かつ迅速に対応してバスの使用効率
を向上させる。 【解決手段】 開示されるバス制御方法は、タイマ33
がリセットされてからオーバー・フロー信号SOFが出
力されるまでの時間内に、バスに接続された4個のデー
タ入出力手段から供給されるバスの割当要求信号REQ
1〜REQ4に基づいて、どのデータ入出力手段にバスを
割り当てるかを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バス制御方法、
バス制御装置及びバス制御プログラムを記憶した記憶媒
体に係り、詳しくは、バスに複数のデータ入出力手段が
接続された制御システムにおいて各データ入出力手段か
らのバスの割当要求に応じてバスをどのデータ入出力手
段に割り当てるかを制御するバス制御方法、バス制御装
置及びバス制御プログラムを記憶した記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図12は、特開平6−332841号公
報に開示された従来のバス制御装置を適用したコンピュ
ータ・システムの電気的構成例を示すブロック図であ
る。この種のコンピュータ・システムは、CPU(中央
処理装置)1と、メモリ2と、データ入出力手段3〜5
と、バス制御装置6とから概略構成されており、これら
はバス7を介して接続されている。CPU1及びデータ
入出力手段3〜5(これらの総称をデバイスとする)
は、バス7を介したメモリ2や他のデバイスへのアクセ
スを希望する場合には、バス制御装置6へそれぞれ割当
要求信号REQ1〜REQ4を供給する。これにより、バ
ス制御装置6は、複数のデバイスが同時にバス7を介し
たアクセスをするのを防止するために、いずれのデバイ
スにバス7を介したアクセスを割当許諾するかを決定
し、決定したデバイスに割当許諾信号GNT1〜GNT4
を供給する。割当許諾信号GNTが供給されたデバイス
は、バス7を介してメモリ2や他のデバイスへアクセス
し、アクセスが終了すると、終了信号DONをバス制御
装置6へ供給する。また、バス制御装置6は、いずれの
デバイスにバス7を介したアクセスを割当許諾するかを
検討中にエラーを検出した場合には、エラー信号ERR
をCPU1に供給する。
【0003】バス制御装置6は、図示しないが、アービ
タ・コントローラと、アービタ・メモリと、履歴レジス
タとから概略構成されている。アービタ・コントローラ
は、割当要求信号REQ1〜REQ4のいずれかが供給さ
れると、供給された割当要求信号REQに対応したビッ
トに1をセットした4ビットのデータ(要求ビット)を
アービタ・メモリのアドレスの低位ビットとしてアービ
タ・メモリへ供給する。一方、履歴レジスタには、先入
れ先出し方式で、各デバイスに対する過去の割当許諾の
履歴が記憶されている。この例では1度に1つのデバイ
スだけに割当許諾されるので、この過去の割当許諾の履
歴は、割当許諾されたデバイスに対応したビットだけに
1がセットされた4ビットのデータの直近の4回分、す
なわち、16ビットのデータから構成されている。この
過去の割当許諾の履歴がアービタ・メモリのアドレスの
高位ビットとしてアービタ・メモリに供給される。アー
ビタ・メモリには、各デバイスから供給される現在の割
当要求(要求ビット)と、履歴レジスタから供給される
過去の割当許諾の履歴との様々な組み合わせに対応し
た、優先順位割当許諾アルゴリズムやラウンド・ロビン
・アルゴリズム等の割当許諾アルゴリズムが記憶されて
いる。優先順位割当許諾アルゴリズムとは、バスに接続
された複数のデバイスそれぞれに予め優先順位を付与し
ておき、複数のデバイスから同時に割当要求信号REQ
が供給された場合には、最も優先順位の高いデバイスの
みに割当許諾するものである。また、ラウンド・ロビン
・アルゴリズムとは、全てのデバイスについて1回割当
許諾が終了するまでは複数のデバイスから同時に割当要
求信号REQが供給された場合、過去に割当許諾されな
かったデバイスに割当許諾し、全てのデバイスについて
1回割当許諾が終了した後に複数のデバイスから同時に
割当要求信号REQが供給された場合には、1巡目で最
も早く割当許諾したデバイスを優先して割当許諾するも
のである。これにより、供給された20ビットのデータ
に対応した割当許諾がアービタ・メモリから読み出され
るので、アービタ・コントローラは、読み出された割当
許諾に基づいて、いずれかのデバイスに割当許諾信号G
NTを供給する。この時、今読み出された割当許諾が最
新の割当許諾として先入れ先出し方式で履歴レジスタに
記憶される。なお、履歴レジスタに記憶された過去の割
当許諾の一部は、各デバイスによって変更可能である。
このような構成によれば、その時々の各デバイスの割当
要求に対して柔軟に対応でき、有効にバスを使用するこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のバス制御装置においては、割当許諾アルゴリズムが
記憶されたアービタ・メモリのアドレスの高位ビットと
して、履歴レジスタに記憶された直近の4回分の割当許
諾を用いると共に、アービタ・メモリのアドレスの低位
ビットとして、各デバイスからの現在の割当要求(要求
ビット)を用いて、割当許諾を選択している。ここで、
直近の4回分の割当許諾とは、各デバイスに対して各々
1回ずつ割当が許諾された記録をいう。したがって、バ
スに接続可能なデバイスの数はアービタ・メモリのアド
レスのビット数によって制約されてしまう。上記した従
来のバス制御装置においては、履歴レジスタのビット数
はデバイスの個数の2乗分に要求ビット数を加えただけ
必要となる。なお、要求ビット数はデバイスの個数と同
数である。そこで、ユーザがコンピュータ・システムに
自由にデバイスを追加できるような汎用性を持たせるた
めには、バスに接続可能なデバイスの個数分だけのビッ
ト数のアドレスを有するアービタ・メモリを設けると共
に、履歴レジスタも1個のデバイスが追加される毎に指
数関数的に余分に記憶領域が増加する。例えば、最大で
8個のデバイスを接続可能に構成しようとすると、履歴
レジスタは、72ビット分の記憶領域が必要となり、ア
ービタ・メモリのアドレスは8ビットで256ワードと
なる。この場合、たとえユーザがデバイスを4個しか接
続しない場合でも、8個のデバイスが接続されているも
のとして割当許諾アルゴリズムをアービタ・メモリに予
め記憶しておかなければならないし、常に8ビットで2
56ワードのアドレスを生成してアービタ・メモリに供
給しなければならず、効率的ではない。
【0005】また、上記した従来のバス制御装置におい
ては、割当許諾アルゴリズムとして優先順位割当許諾ア
ルゴリズムを用いているため、優先順位は設計段階で予
め固定されており、複数のデバイスをバス7に実装する
際には、それぞれのデバイスの優先順位をユーザが予め
予想して接続する必要がある。しかし、デバイスの実装
後状況が変化して、優先順位が低かったデバイスからの
割当要求の回数が優先順位が高かったデバイスからの割
当要求の回数より多くなった場合でも、そのデバイスの
優先順位は変更されない。そこで、割当要求の回数が増
加したデバイスの優先順位を変更するためにはバスへの
接続を変更する必要があり、手間がかかってしまう。ま
た、割当許諾アルゴリズムとしてラウンド・ロビン・ア
ルゴリズムを用いているので、過去4回の割当許諾にお
いて、たまたま最初に割当要求したデバイスの優先順位
が最も高くなり、偶然に左右され、必ずしも実情に合致
しない場合がある。
【0006】さらに、上記した従来のバス制御装置にお
いては、単に過去の割当許諾の履歴と現在の割当要求だ
けを考慮しているに過ぎないので、各デバイスの割当要
求が急激に変化したり、あるデバイスを他のデバイスに
変更した場合には、割当要求の変化やデバイスの変更に
直ちに対応できない、という問題があった。
【0007】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、簡単な構成かつ効率的な動作で汎用性を持たせ
ることができると共に、手間がかかることなく、各デー
タ入出力手段の割当要求の変化の実情に合致した柔軟か
つ迅速な対応ができ、バスの使用効率を向上させること
ができるバス制御方法、バス制御装置及びバス制御プロ
グラムを記憶した記憶媒体を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、少なくとも1本のバスに接
続された複数のデータ入出力手段からのバスの割当要求
に応じてどのデータ入出力手段にバスを割り当てるかを
制御するバス制御方法に係り、所定時間内における各デ
ータ入出力手段からのバスの割当要求回数又は割当要求
から割当が許諾されるまでの待ち時間のいずれか一方若
しくは両方に基づいて、どのデータ入出力手段にバスを
割り当てるかを制御することを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のバ
ス制御方法に係り、上記割当要求回数又は上記待ち時間
は、随時計測することを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のバス制御方法に係り、上記所定時間は変更可能であ
ることを特徴としている。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載のバス制御方法に係り、上記バスの割当は、一時
的に変更可能に構成されていることを特徴としている。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1,2,3
又は4記載のバス制御方法に係り、上記複数のデータ入
出力手段に対して、バスの割当許諾に関して予めそれぞ
れ優先順位を付与し、該優先順位をも考慮してどのデー
タ入出力手段にバスを割り当てるかを制御することを特
徴としている。
【0013】請求項6記載の発明は、少なくとも1本の
バスに接続された複数のデータ入出力手段からのバスの
割当要求に応じてどのデータ入出力手段にバスを割り当
てるかを制御するバス制御装置に係り、所定時間内にお
ける各データ入出力手段からのバスの割当要求回数をカ
ウントする複数のカウンタと、上記各データ入出力手段
毎の割当要求回数に基づいて、どのデータ入出力手段に
バスを割り当てるかを制御する割当制御手段とを備えて
なることを特徴としている。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項6記載のバ
ス制御装置に係り、上記割当要求回数は、随時計測する
ことを特徴としている。
【0015】また、請求項8記載の発明は、少なくとも
1本のバスに接続された複数のデータ入出力手段からの
バスの割当要求に応じてどのデータ入出力手段にバスを
割り当てるかを制御するバス制御装置に係り、所定時間
毎に各データ入出力手段が割当要求してから割当が許諾
されるまでの待ち時間を計測する複数の待ち時間検出回
路と、上記各データ入出力手段毎の待ち時間に基づい
て、どのデータ入出力手段にバスを割り当てるかを制御
する割当制御手段とを備えてなることを特徴としてい
る。
【0016】また、請求項9記載の発明は、請求項6,
7又は8記載のバス制御装置に係り、上記所定時間は変
更可能であることを特徴としている。
【0017】請求項10記載の発明は、請求項6,7,
8又は9記載のバス制御装置に係り、バスの割当は、一
時的に変更可能に構成されていることを特徴としてい
る。
【0018】請求項11記載の発明は、請求項6乃至1
0のいずれか1に記載のバス制御装置に係り、上記複数
のデータ入出力手段に対して、バスの割当許諾に関して
予めそれぞれ優先順位を付与し、上記割当制御手段は、
上記優先順位をも考慮してどのデータ入出力手段にバス
を割り当てるかを制御することを特徴としている。
【0019】さらにまた、請求項12記載の発明に係る
記憶媒体は、コンピュータに請求項1乃至11のいずれ
か1に記載の機能を実現させるためのバス制御プログラ
ムが記憶されていることを特徴としている。
【0020】
【作用】この発明の構成によれば、簡単な構成かつ効率
的な動作で汎用性を持たせることができる。また、手間
がかかることなく、各データ入出力手段の割当要求の変
化の実情に合致した柔軟かつ迅速な対応ができる。これ
により、バスの使用効率を向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1の実施例 図1は、この発明の第1の実施例であるバス制御装置の
電気的構成を示すブロック図、また、図2は、同実施例
によるバス制御装置を適用したコンピュータ・システム
の電気的構成を示すブロック図である。この例のコンピ
ュータ・システムは、図2に示すように、CPU11
と、メモリ12と、バス制御装置13と、ディスプレイ
14と、キーボード15と、サウンド・ボード16と、
モデム17と、グラフィック・ボード18とから概略構
成されている。CPU11は、バス制御装置13と接続
され、メモリ12と、バス制御装置13と、ディスプレ
イ14と、キーボード15と、サウンド・ボード16
と、モデム17と、グラフィック・ボード18とは、バ
ス19を介して互いに接続されている。また、バス19
には、ソケット20が取り付けられており、例えば、ロ
ーカル・エリア・ネットワーク(LAN)・ボード21
が接続可能に構成されている。なお、以下の説明では、
サウンド・ボード16、モデム17、グラフィック・ボ
ード18及びLANボード21を総称する場合はデータ
入出力手段と呼ぶことにする。
【0022】バス制御装置13は、データ入出力手段が
バス19を介してメモリ12や他のデータ入出力手段へ
アクセスするためにバス19の割り当てを要求する割当
要求信号REQ1〜REQ4を供給すると、いずれのデー
タ入出力手段にバス19の割り当てを許諾するかを決定
し、当該データ入出力手段に割当許諾信号GNT1〜G
NT4のいずれかを供給する。ディスプレイ14は、C
RTディスプレイや液晶ディスプレイ等からなり、CP
U11の制御の下に、文字やグラフィック・ボード18
で作成される図形を表示する。キーボード15は、テン
キーやファンクションキー等の各種キーやボタンから構
成されている。サウンド・ボード16は、CPU11の
制御の下に、バス19を介してメモリ12にアクセス
し、メモリ12に記憶された楽音データに基づいて楽音
信号を生成し、スピーカ22から楽音を放射する。モデ
ム17は、CPU11の制御の下に、バス19を介して
メモリ12にアクセスし、メモリ12に記憶されたデー
タを変調して得られた変調データを電話回線(図示略)
を介して外部へ送信すると共に、外部から電話回線を介
して送信された変調データを復調して得られたデータを
メモリ12に記憶する。グラフィック・ボード18は、
CPU11の制御の下に、バス19を介してメモリ12
にアクセスし、メモリ12に記憶された図形データに基
づいて図形を生成し、ディスプレイ14に表示する。L
ANボード21は、ケーブルを介して他のコンピュータ
・システムと接続されており、CPU11の制御の下
に、バス19を介してメモリ12にアクセスし、メモリ
12に記憶されたデータをケーブル(図示略)を介して
他のコンピュータ・システムに送信すると共に、ケーブ
ルを介して他のコンピュータ・システムから送信された
データを受信してメモリ12に記憶する。なお、データ
入出力手段は、以上説明したサウンド・ボード16、モ
デム17、グラフィック・ボード18、あるいはLAN
ボード21に限られず、例えば、メモリ制御回路等でも
良く、またその数も図2に示す4個に限られない。
【0023】バス制御装置13は、図1に示すように、
カウンタ311〜314と、プロトコル更新サイクル設定
レジスタ32と、タイマ33と、プロトコル選択モード
・レジスタ34と、プロトコル制御回路35と、割当制
御回路36とから概略構成されている。カウンタ311
〜314は、それぞれサウンド・ボード16、モデム1
7、グラフィック・ボード18及びLANボード21に
対応して設けられ、対応するデータ入出力手段から供給
されるパルス状の割当要求信号REQ1〜REQ4の数を
カウントし、カウント値CN1〜CN4をプロトコル制御
回路35に供給する。プロトコル更新サイクル設定レジ
スタ32には、CPU11によりプロトコル更新サイク
ル値が設定される。プロトコル更新サイクル値は、どの
ような条件が満たされた場合にどのデータ入出力手段に
優先的にバス19を割り当て許諾するかというバス19
の割当許諾に関するプロトコルをどのサイクルで更新す
るかを示すタイマ33がカウントすべきシステム・クロ
ックのクロック数である。このプロトコル更新サイクル
値は、20〜1000クロックの範囲でCPU11によ
り任意に設定される。タイマ33は、プロトコル更新サ
イクル設定レジスタ32に設定されたプロトコル更新サ
イクル値がロードされることにより、0からシステム・
クロックを1ずつカウントしていき、そのカウント値が
ロードされたプロトコル更新サイクル値に等しくなる
と、オーバー・フロー信号SOFをカウンタ311〜3
4及びプロトコル制御回路35に供給すると共に、そ
のカウント値が0にリセットされる。
【0024】プロトコル選択モード・レジスタ34に
は、CPU11によりプロトコル選択モードPSMが設
定される。プロトコル選択モードPSMは、いずれのプ
ロトコルを選択すべきかを指示するデータである。プロ
トコルとしては、順位固定割当プロトコル、順位変動割
当プロトコル等がある。順位固定割当プロトコルは、予
めデータ入出力手段に優先順位が付与されており、カウ
ント値CN1〜CN4の大きさの違いに関係なく、所定周
期毎に当該優先順位に基づいてバス19の割当を許諾す
るプロトコルである。なお、ここでいう予めデータ入出
力手段に付与されている優先順位とは、具体的には、コ
ンピュータ・システムの各データ入出力手段を装着すべ
きスロットに付与されているものを指す。また、この優
先順位は、各データ入出力手段を識別するための識別番
号としても用いられる。したがって、図2の例でサウン
ド・ボード16に第1の優先順位を付与する場合には、
コンピュータ・システムの複数のスロットのうち、第1
の優先順位が付与されたスロットにサウンド・ボード1
6を装着することになる。以下同様である。順位固定割
当プロトコルとしては、図3に示すように、完全型、順
位ローテーション型及び順位重視型がある。図3におい
て、〜は、データ入出力手段に付与された優先順位
及び識別番号であり、その順位の高いものほど若い数字
(第1の優先順位をとする)で表している。
【0025】ここで、完全型とは、図3(1)に示すよ
うに、常時データ入出力手段に付与された優先順位だけ
に基づいてバス19の割当を許諾するプロトコルであ
り、バス19の利用状況は反映されないが、バス19の
利用状況よりも各データ入出力手段の優先順位を重視し
なければならない場合に適宜用いる。順位ローテーショ
ン型とは、図3(2)に示すように、各データ入出力手
段に付与された優先順位に基づいて各周期毎にその周期
で優先すべきデータ入出力手段をローテーションで決定
するプロトコルであり、各データ入出力手段の優先度及
びバス19の利用状況にわずかな差しかなく、当初の優
先順位をさほど重視しなくて良い場合に適宜用いる。順
位重視型とは、図3(3)に示すように、各データ入出
力手段に付与された優先順位に基づいて各周期毎にその
周期の第1の順位はローテーションで決定するが、当該
周期における第2の順位以降は予め付与された優先順位
に基づいて決定するプロトコルであり、順位ローテーシ
ョン型よりも当初の各データ入出力手段の優先順位を重
視する場合に適宜用いる。以上説明した順位固定割当プ
ロトコルは、コンピュータ・システムの設置時にユーザ
が予想した各データ入出力手段のバス19の利用状況と
実際の利用状況とが各データ入出力手段の優先順位を変
更しなければならないほどには変化していない場合に用
いることができる。
【0026】これに対し、順位変動割当プロトコルは、
コンピュータ・システムの設置時にユーザが予想した各
データ入出力手段のバス19の利用状況と実際の利用状
況とが各データ入出力手段の優先順位を変更しなければ
ならないほどに変化したり、あるいは図2に示すLAN
ボード21のように、新たにデータ入出力手段が追加さ
れた場合に用いることができる。順位変動割当プロトコ
ルは、予めデータ入出力手段に優先順位は付与されてい
るが、カウント値CN1〜CN4の大きさに基づいて、所
定周期毎にバス19の割当を許諾するプロトコルであ
る。順位変動割当プロトコルとしては、図4に示すよう
に、完全型、順位ローテーション型、順位重視型及び複
合型がある。図4においても図3と同様、〜は、デ
ータ入出力手段に予め付与された優先順位及び識別番号
であり、その順位の高いものほど若い数字(第1の優先
順位をとする)で表している。また、図4では、ある
プロトコル更新サイクルにおいて、カウント値CN1
CN4がCN2,CN4,CN1,CN3の順で大きかった
場合を想定している。
【0027】ここで、完全型とは、図4(1)に示すよ
うに、当初各データ入出力手段に付与された優先順位を
無視して、常時カウント値CN1〜CN4の大きさの違い
だけに基づいてバス19の割当を許諾するプロトコルで
あり、バス19の利用状況が最も反映される。このプロ
トコルは、コンピュータ・システムの設置時にユーザが
全く予想もしなかったバス19の利用状況が発生した場
合に適宜用いる。順位ローテーション型とは、図4
(2)に示すように、奇数周期では各データ入出力手段
に付与された優先順位に基づいてその周期で優先すべき
データ入出力手段をローテーションで決定する(ただ
し、第1の順位にはカウント値CNが最大のデータ入出
力手段は割り当てない)が、偶数周期ではカウント値C
1〜CN4の大きさの違いだけに基づいてバス19の割
当を許諾するプロトコルである。このプロトコルは、各
データ入出力手段の優先順位を変更する必要はあるが、
各データ入出力手段の優先度にわずかな差しかなく、当
初の優先順位をさほど重視しなくて良い場合に適宜用い
る。順位重視型とは、図4(3)に示すように、奇数周
期では各データ入出力手段に付与された優先順位に基づ
いてその周期の第1の順位をローテーションで決定する
(ただし、カウント値CNが最大のデータ入出力手段は
除く)と共に、当該周期における第2の順位以降は予め
付与された優先順位に基づいて決定し、偶数周期では優
先順位をカウント値CN1〜CN4の大きさの違いだけに
基づいて決定してバス19の割当を許諾するプロトコル
である。このプロトコルは、各データ入出力手段の優先
順位を変更する必要があるが、順位ローテーション型よ
りも当初の各データ入出力手段の優先順位を重視する場
合に適宜用いる。複合型とは、図4(4)に示すよう
に、奇数周期では各データ入出力手段に付与された優先
順位に基づいてその周期の第1の順位をローテーション
で決定する(ただし、カウント値CNが最大のデータ入
出力手段は除く)と共に、当該周期における第2の順位
以降はカウント値CN1〜CN4の大きさの違いだけに基
づいて決定し、偶数周期では優先順位をカウント値CN
1〜CN4の大きさの違いだけに基づいて決定してバス1
9の割当を許諾するプロトコルである。このプロトコル
は、各データ入出力手段の優先順位を維持しつつ、最大
限バス19の利用状況を反映したい場合に適宜用いる。
なお、以上においては、説明を簡単にするために、同一
周期内に常に全ての割当要求信号REQ1〜REQ4が供
給されるとして説明したが、実際には周期によって供給
される割当要求信号REQの個数は異なる。その場合、
供給されなかった割当要求信号REQより劣位にある割
当要求信号REQの順位が順次繰り上げられる。例え
ば、図3(1)の第1周期(左端)において、割当要求
信号REQ2が供給されなかった場合には、その周期に
おける割当要求信号REQは、、、の順で優先さ
れる。
【0028】プロトコル制御回路35は、図5に示すよ
うに、比較回路41と、割当プロトコル・データ生成回
路42とから構成されている。比較回路41は、プロト
コル更新サイクル毎に、カウンタ311〜314から供給
されるカウント値CN1〜CN4を比較して大きい順に並
べ替え、その並べ替えられたカウント値CNの順番、す
なわち、識別番号の順番を示す順番データODを生成し
て出力する。割当プロトコル・データ生成回路42は、
順番データODと、プロトコル選択モード・レジスタ3
4からロードされたプロトコル選択モードPSMとに基
づいて、割当プロトコル・データAPDを生成して割当
制御回路36に供給する。
【0029】割当制御回路36は、図6に示すように、
割当要求判定回路51と、順位変動割当プロトコル生成
回路52と、順位固定割当プロトコル生成回路53と、
マルチプレクサ54と、割当許諾信号生成回路55とか
ら構成されている。割当要求判定回路51は、所定周期
内に何個の割当要求信号REQ1〜REQ4が供給された
かを判定し、1個の割当要求信号REQしか供給されな
かった場合には、当該割当要求信号REQを供給してき
たデータ入出力手段に付与された識別番号をマルチプレ
クサ54に供給する。また、割当要求判定回路51は、
複数の割当要求信号REQが供給された場合には、それ
らに対応した識別番号を順位変動割当プロトコル生成回
路52及び順位固定割当プロトコル生成回路53に供給
する。なお、割当要求判定回路51は、既にいずれかの
データ入出力手段に対して割当許諾信号GNTが出力さ
れ、そのデータ入出力手段がバス19を占有している以
上、重ねてバス19の割当許諾ができないので、他のデ
ータ入出力手段からの割当要求信号REQリクエストが
供給されてもそれに応答しない。順位変動割当プロトコ
ル生成回路52は、上記した完全型、順位ローテーショ
ン型、順位重視型及び複合型の順位変動割当プロトコル
が予め記憶された記憶部を有し、供給された割当プロト
コル・データAPDを構成するプロトコル選択モードP
SMが上記いずれかの順位変動割当プロトコルによる割
当を指示するものである場合には、指示された順位変動
割当プロトコルを記憶部から読み出す。そして、順位変
動割当プロトコル生成回路52は、読み出された順位変
動割当プロトコル及び、供給された割当プロトコル・デ
ータAPDを構成する順番データODとに基づいて、供
給された複数のデータ入出力手段の識別番号の中で当該
周期において最も優先される識別番号を決定してマルチ
プレクサ54に供給する。順位固定割当プロトコル生成
回路53は、上記した完全型、順位ローテーション型及
び順位重視型の順位固定割当プロトコルが予め記憶され
た記憶部を有し、供給された割当プロトコル・データA
PDを構成するプロトコル選択モードPSMが上記いず
れかの順位固定割当プロトコルによる割当を指示するも
のである場合には、指示された順位固定割当プロトコル
を記憶部から読み出す。そして、順位固定割当プロトコ
ル生成回路53は、読み出された順位固定割当プロトコ
ル及び、供給された割当プロトコル・データAPDを構
成する順番データODに基づいて、供給された複数のデ
ータ入出力手段の識別番号の中で当該周期において最も
優先される識別番号を決定してマルチプレクサ54に供
給する。マルチプレクサ54は、割当要求判定回路5
1、順位変動割当プロトコル生成回路52、あるいは順
位固定割当プロトコル生成回路53から順次供給される
識別番号を、所定のタイミングで順次割当許諾信号生成
回路55に供給する。割当許諾信号生成回路55は、供
給された識別番号に対応した割当許諾信号GNTを随時
生成して、所定のタイミングで各データ入出力手段に供
給する。
【0030】次に、図1乃至図7を参照して、上記構成
のコンピュータ・システムの動作について説明する。ま
ず、ユーザがこのコンピュータ・システムを新たに購入
し、例えば、図2に示すように、第1〜第3の優先順位
が付与されたスロットにそれぞれサウンド・ボード1
6、モデム17及びグラフィック・ボード18を順に装
着すると共に、ディスプレイ14やキーボード15等の
必要な配線をしたとする。そして、ユーザがこのコンピ
ュータ・システムに電源を投入すると、CPU11がバ
ス制御装置13を介してメモリ12からオペレーション
・システムを読み込んで起動するなど、システム各部の
制御を開始する。この際、CPU11は、バス制御装置
13に、プロトコル更新サイクル値及びプロトコル選択
モードPSMを供給する。当初は、初期値としてプロト
コル更新サイクル値として500クロックが、プロトコ
ル選択モードPSMとして図3(1)に示す完全型順位
固定割当プロトコルがそれぞれ供給されたとする。これ
により、バス制御装置13のプロトコル更新サイクル設
定レジスタ32には、プロトコル更新サイクル値として
500クロックが設定されると共に、プロトコル選択モ
ード・レジスタ34には、プロトコル選択モードPSM
として完全型順位固定割当プロトコルが設定される。
【0031】このような状態において、バス制御装置1
3は、以下に示す動作を行う。まず、タイマ33は、プ
ロトコル更新サイクル設定レジスタ32に設定されたプ
ロトコル更新サイクル値(今の場合、500クロック)
がロードされることにより、0からシステム・クロック
を1ずつカウントしていき、そのカウント値が500ク
ロックに等しくなると、オーバー・フロー信号SOFを
カウンタ311〜313及びプロトコル制御回路35に供
給すると共に、そのカウント値が0にリセットされる。
カウンタ311〜313は、対応するデータ入出力手段か
ら供給される割当要求信号REQ1〜REQ3の数をカウ
ントし、カウント値CN1〜CN3をプロトコル制御回路
35に供給する。今の場合、あるプロトコル更新サイク
ル(今の場合、500クロックの期間)において、カウ
ント値CN1〜CN3がCN2,CN1,CN3の順で大き
かったとする。なお、今の場合、カウンタ314は、対
応するデータ入出力手段が接続されていないので、作動
しない。したがって、プロトコル制御回路35の比較回
路41は、当該プロトコル更新サイクルについて、カウ
ンタ311〜313から供給されるカウント値CN1〜C
3を比較して大きい順、今の場合、CN2,CN1,C
3の順に並べ替え、その並べ替えられたカウント値C
Nの順番、すなわち、識別番号の順番、今の場合、,
,を示す順番データODを生成して出力する。これ
により、割当プロトコル・データ生成回路42は、順番
データODと、プロトコル選択モード・レジスタ34か
らロードされたプロトコル選択モードPSMとに基づい
て、割当プロトコル・データAPDを生成して割当制御
回路36に供給する。今の場合、プロトコル選択モード
PSMとして完全型順位固定割当プロトコルが設定され
ているので、割当プロトコル・データ生成回路42は、
,,を示す順番データODと、完全型順位固定割
当プロトコルを示すプロトコル選択モードPSMとに基
づいて割当プロトコル・データAPDを生成して割当制
御回路36に供給する。
【0032】次に、図7に示すフローチャートを参照し
て、割当制御回路36の動作について説明する。まず、
割当要求判定回路51は、割当要求信号REQ1〜RE
3のいずれかが供給されると、ステップSP1の処理
へ進み、既に割当許諾信号GNT1〜GNT3のいずれか
が対応するデータ入出力手段に対して出力されているか
否かを判断する。この判断結果が「YES」の場合に
は、重ねて他のデータ入出力手段にバス19を割当許諾
できないので、処理を終了する。一方、ステップSP1
の判断結果が「NO」の場合、すなわち、いずれのデー
タ入出力手段に対しても割当許諾信号GNTが出力され
ていない場合には、割当要求判定回路51は、ステップ
SP2へ進む。ステップSP2では、割当要求判定回路
51は、所定周期内に複数の割当要求信号REQ1〜R
EQ3が供給されたか否かを判断する。この判断結果が
「YES」の場合には、ステップSP3へ進む。今、割
当要求信号REQ1及びREQ3が供給されたとすると、
ステップSP2の判断結果が「YES」となり、割当要
求判定回路51は、それらに対応した識別番号、今の場
合、及びを順位変動割当プロトコル生成回路52及
び順位固定割当プロトコル生成回路53に供給する。こ
の後、割当制御回路36では、ステップSP3の処理が
行われる。
【0033】ステップSP3では、順位変動割当プロト
コル生成回路52及び順位固定割当プロトコル生成回路
53は、割当プロトコル・データAPDを構成するプロ
トコル選択モードPSMに基づいて、いずれか一方のみ
が作動し、指示されたプロトコルを記憶部から読み出し
た後、読み出されたプロトコル及び、供給された割当プ
ロトコル・データAPDを構成する順番データODに基
づいて、供給された複数のデータ入出力手段の識別番号
の中で当該周期において最も優先される識別番号を決定
してマルチプレクサ54に供給する。なお、プロトコル
が割当プロトコル・データAPDを構成するプロトコル
選択モードPSMによって変更されずに、複数の周期に
亙って使用される場合には、記憶部からのプロトコルの
読み出しは行わず、優先の順番だけが次の周期で用いる
べき順番に変更される。例えば、図3(2)に示す順位
ローテーション型順位固定割当プロトコルが使用されて
いる場合、前の周期で優先の順番が左端の列(,,
,)だった場合には、次の周期の優先の順番は左か
ら2番目の列(,,,)に変更され、それに基
づいて、供給された複数のデータ入出力手段の識別番号
の中で次の周期において最も優先される識別番号を決定
する。この後、割当制御回路36では、ステップSP3
の処理が行われる。今の場合、割当プロトコル・データ
APDは完全型順位固定割当プロトコルを示しているの
で、順位変動割当プロトコル生成回路52は、作動しな
い。順位固定割当プロトコル生成回路53は、供給され
た割当プロトコル・データAPDを構成するプロトコル
選択モードPSMが完全型順位固定割当プロトコルを示
しているので、指示された完全型順位固定割当プロトコ
ルを記憶部から読み出した後、読み出された完全型順位
固定割当プロトコル及び、供給された割当プロトコル・
データAPDを構成する順番データOD(今の場合、
,,)に基づいて、供給された複数のデータ入出
力手段の識別番号(今の場合、及び)の中で次の周
期において最も優先される識別番号(今の場合、)を
決定してマルチプレクサ54に供給する。この後、割当
制御回路36は、ステップSP4の処理を行う。
【0034】ステップSP4では、マルチプレクサ54
は、順位変動割当プロトコル生成回路52又は順位固定
割当プロトコル生成回路53から供給された識別番号を
所定のタイミングで割当許諾信号生成回路55に供給す
る。これにより、割当許諾信号生成回路55は、供給さ
れた識別番号に対応した割当許諾信号GNTを生成し
て、所定のタイミングで対応するデータ入出力手段に供
給した後、処理を終了する。今の場合、マルチプレクサ
54には、順位固定割当プロトコル生成回路53から識
別番号が供給されているので、それを所定のタイミン
グで割当許諾信号生成回路55に供給する。これによ
り、割当許諾信号生成回路55は、供給された識別番号
(今の場合、)に対応した割当許諾信号GNT1を生
成して、所定のタイミングで対応するデータ入出力手
段、すなわち、サウンド・ボード16に供給する。した
がって、サウンド・ボード16は、CPU11の制御の
下に、バス19を介してメモリ12にアクセスし、メモ
リ12に記憶された楽音データに基づいて楽音信号を生
成し、スピーカ22から楽音を放射する。そして、サウ
ンド・ボード16は、楽音信号の生成を終了してバス1
9の占有を終了する場合には、その旨を示す信号を生成
してバス制御装置13に供給するか、割当要求信号RE
1をノンアクティブにしてその旨をバス制御装置13
に報知する。
【0035】一方、ステップSP2における判断結果が
「NO」の場合、すなわち、所定周期内に複数の割当要
求信号REQ1〜REQ3が供給されず、1個の割当要求
信号REQだけが供給された場合には、割当制御回路3
6は、ステップSP5の処理を行う。ステップSP5で
は、マルチプレクサ54は、割当要求判定回路51から
供給された識別番号を所定のタイミングで割当許諾信号
生成回路55に供給する。これにより、割当許諾信号生
成回路55は、供給された識別番号に対応した割当許諾
信号GNTを生成して、所定のタイミングで対応するデ
ータ入出力手段に供給した後、処理を終了する。
【0036】次に、ユーザがコンピュータ・システムの
電源を一旦落とし、図2に示すように、ソケット20に
新たにLANボード21を装着した後、再びコンピュー
タ・システムに電源を投入した場合には、CPU11が
バス制御装置13を介してメモリ12からオペレーショ
ン・システムを読み込んで起動するなど、システム各部
の制御を開始する。この際、CPU11は、バス制御装
置13に、プロトコル更新サイクル値及びプロトコル選
択モードPSMを供給する。今度は、ソケット20に新
たにLANボード21が装着されているので、CPU1
1はそれを認識し、プロトコル更新サイクル値として例
えば、300クロックが、プロトコル選択モードPSM
として例えば、図4(2)に示す順位ローテーション型
順位変動割当プロトコルがそれぞれ供給されるとする。
なお、プロトコル更新サイクル値及びプロトコル選択モ
ードPSMの設定は、ユーザがキーボード15を用いて
設定するように構成しても良い。これにより、バス制御
装置13のプロトコル更新サイクル設定レジスタ32に
は、プロトコル更新サイクル値として300クロックが
設定されると共に、プロトコル選択モード・レジスタ3
4には、プロトコル選択モードPSMとして順位ローテ
ーション型順位変動割当プロトコルが設定される。
【0037】このような状態において、バス制御装置1
3は、以下に示す動作を行う。まず、タイマ33は、プ
ロトコル更新サイクル設定レジスタ32に設定されたプ
ロトコル更新サイクル値(今の場合、300クロック)
がロードされることにより、0からシステム・クロック
を1ずつカウントしていき、そのカウント値が300ク
ロックに等しくなると、オーバー・フロー信号SOFを
カウンタ311〜314及びプロトコル制御回路35に供
給すると共に、そのカウント値が0にリセットされる。
カウンタ311〜314は、対応するデータ入出力手段か
ら供給される割当要求信号REQ1〜REQ4の数をカウ
ントし、カウント値CN1〜CN4をプロトコル制御回路
35に供給する。今の場合、あるプロトコル更新サイク
ル(今の場合、300クロックの期間)において、カウ
ント値CN1〜CN3がCN2,CN4,CN1,CN3の順
で大きかったとする。したがって、プロトコル制御回路
35の比較回路41は、当該プロトコル更新サイクルに
ついて、カウンタ311〜314から供給されるカウント
値CN1〜CN4を比較して大きい順、今の場合、C
2,CN4,CN1,CN3の順に並べ替え、その並べ替
えられたカウント値CNの順番、すなわち、識別番号の
順番、今の場合、,,,を示す順番データOD
を生成して出力する。これにより、割当プロトコル・デ
ータ生成回路42は、順番データODと、プロトコル選
択モード・レジスタ34からロードされたプロトコル選
択モードPSMとに基づいて、割当プロトコル・データ
APDを生成して割当制御回路36に供給する。今の場
合、プロトコル選択モードPSMとして順位ローテーシ
ョン型順位変動割当プロトコルが設定されているので、
割当プロトコル・データ生成回路42は、,,,
を示す順番データODと、順位ローテーション型順位
変動割当プロトコルを示すプロトコル選択モードPSM
とに基づいて割当プロトコル・データAPDを生成して
割当制御回路36に供給する。
【0038】次に、割当制御回路36の割当要求判定回
路51は、所定周期内に複数の割当要求信号REQが供
給された場合、例えば、割当要求信号REQ1、REQ3
及びREQ4が供給された場合には、それらに対応した
識別番号、今の場合、,,を順位変動割当プロト
コル生成回路52及び順位固定割当プロトコル生成回路
53に供給する。次に、順位変動割当プロトコル生成回
路52及び順位固定割当プロトコル生成回路53は、割
当プロトコル・データAPDを構成するプロトコル選択
モードPSMに基づいて、いずれか一方のみが作動す
る。今の場合、割当プロトコル・データAPDは順位ロ
ーテーション型順位変動割当プロトコルを示しているの
で、順位固定割当プロトコル生成回路53は、作動しな
い。順位変動割当プロトコル生成回路52は、供給され
た割当プロトコル・データAPDを構成するプロトコル
選択モードPSMが順位ローテーション型順位変動割当
プロトコルを示しているので、最初の周期では指示され
た順位ローテーション型順位変動割当プロトコルを記憶
部から読み出した後、読み出された順位ローテーション
型順位変動割当プロトコル及び、供給された割当プロト
コル・データAPDを構成する順番データOD(今の場
合、,,,)に基づいて、供給された複数のデ
ータ入出力手段の識別番号(今の場合、,,)の
中で次の周期において最も優先される識別番号(今、次
の周期が第2の周期とすると、;図4(2)参照)を
決定してマルチプレクサ54に供給する。これにより、
マルチプレクサ54が順位変動割当プロトコル生成回路
52から供給された識別番号(今の場合、)を所定の
タイミングで割当許諾信号生成回路55に供給するの
で、割当許諾信号生成回路55は、供給された識別番号
(今の場合、)に対応した割当許諾信号GNT4を生
成して、所定のタイミングで対応するデータ入出力手
段、すなわち、LANボード21に供給する。したがっ
て、LANボード21は、CPU11の制御の下に、バ
ス19を介してメモリ12にアクセスし、メモリ12に
記憶されたデータをケーブルを介して他のコンピュータ
・システムに送信すると共に、ケーブルを介して他のコ
ンピュータ・システムから送信されたデータを受信して
メモリ12に記憶する。そして、LANボード21は、
データの送受信を終了してバス19の占有を終了する場
合には、その旨を示す信号を生成してバス制御装置13
に供給するか、割当要求信号REQ4をノンアクティブ
にしてその旨をバス制御装置13に報知する。
【0039】このように、この例の構成によれば、バス
19に接続可能なデータ入出力手段の数だけカウンタ3
1を設けるだけで良く、しかもユーザがデータ入出力手
段を接続可能な個数より少なく接続した場合でも、接続
されないデータ入出力手段に対応したカウンタ31は動
作を停止させておくだけで良い。また、プロトコルにつ
いても、図3及び図4の例では説明を簡単にするために
バス19に接続される全てのデータ入出力手段について
割当許諾する場合の順序を示しているが、従来の技術の
ように、データ入出力手段の個数を意識してプロトコル
を作成する必要はない。したがって、この発明の構成に
よれば、従来の技術に比べて、構成及び動作の点で汎用
性を持たせることが容易である。また、この発明の構成
によれば、順位変動割当プロトコルを用いた場合、優先
順位はあるプロトコル更新サイクルにおけるカウント値
CNで決定され、従来の技術のように固定されない。し
たがって、バス19の利用状況が優先順位を変更しなけ
ればならないほど変化したり、新たにデータ入出力手段
がバス19に接続された場合でも、従来の技術のよう
に、データ入出力手段のバス19への接続を変更する必
要はない。さらに、バス19の利用状況が急激に変化し
た場合にそれに迅速に対応するためには、プロトコル更
新サイクル設定レジスタ32に設定すべきプロトコル更
新サイクル値を小さい値にするだけで良い。
【0040】◇第2の実施例 次に、この発明の第2の実施例について説明する。図8
は、この発明の第2の実施例であるバス制御装置61の
電気的構成を示すブロック図である。この図において、
図1の各部に対応する部分には同一の符号を付して、そ
の説明を省略する。この例のバス制御装置61において
は、図1に示すカウンタ311〜314及びプロトコル制
御回路35に代えて、待ち時間検出回路621〜624
びプロトコル制御回路63が新たに設けられている。待
ち時間検出回路621〜624は、それぞれサウンド・ボ
ード16、モデム17、グラフィック・ボード18及び
LANボード21に対応して設けられ、対応するデータ
入出力手段からパルス状の割当要求信号REQ1〜RE
4が供給されると、システム・クロックのカウントを
開始し、割当制御回路36から対応する割当許諾信号G
NT1〜GNT4が供給されるとシステム・クロックのカ
ウントを停止する。そして、待ち時間検出回路621
624は、それぞれのシステム・クロックのカウント数
を待ち時間LAT1〜LAT4としてプロトコル制御回路
63に供給する。プロトコル制御回路63は、比較回路
と割当プロトコル・データ生成回路とから構成され、比
較回路は、プロトコル更新サイクル毎に、待ち時間検出
回路621〜624から供給される待ち時間LAT1〜L
AT4を比較して大きい順に並べ替え、その並べ替えら
れた待ち時間LATの順番、すなわち、識別番号の順番
を示す順番データODを生成して出力し、割当プロトコ
ル・データ生成回路は、順番データODと、プロトコル
選択モード・レジスタ34からロードされたプロトコル
選択モードPSMとに基づいて、割当プロトコル・デー
タAPDを生成して割当制御回路36に供給する。な
お、上記構成のバス制御装置61の動作は、各構成要素
が扱うパラメータがカウント値CN1〜CN4から待ち時
間LAT1〜LAT4に変更されている以外は、上記した
第1の実施例におけるバス制御装置13の動作と略同様
であるので、その説明を省略する。このように、この例
の構成によれば、待ち時間LATの長短に基づいてバス
19の割当許諾がなされるので、バス19の使用効率も
各データ入出力手段の稼働効率も向上させることができ
る。
【0041】◇第3の実施例 次に、この発明の第3の実施例について説明する。図9
は、この発明の第3の実施例であるバス制御装置71の
電気的構成を示すブロック図である。この図において、
図1の各部に対応する部分には同一の符号を付して、そ
の説明を省略する。この例のバス制御装置71において
は、図1に示すプロトコル選択モード・レジスタ34、
プロトコル制御回路35及び割当制御回路36に代え
て、プロトコル選択モード・レジスタ72、プロトコル
制御回路73及び割当制御回路74が新たに設けられて
いると共に、手動プロトコル設定レジスタ75及び割当
要求マスク・レジスタ76が新たに設けられている。手
動プロトコル設定レジスタ75には、CPU11により
手動プロトコルMPが設定される。手動プロトコルMP
は、ユーザが現在のバス19の利用状況に関わりなく、
一時的に各データ入出力手段へのバス19の割当を手動
で設定したい場合に、ユーザがキーボード15を操作し
て入力した各データ入出力手段の優先順位を示すデータ
である。プロトコル選択モード・レジスタ72には、上
記した第1の実施例と同様、CPU11によりプロトコ
ル選択モードPSMが設定されるが、プロトコル選択モ
ードPSMとしては、上記した順位固定割当プロトコル
(完全型、順位ローテーション型及び順位重視型)及び
順位変動割当プロトコル(完全型、順位ローテーション
型、順位重視型及び複合型)の選択を指示するデータの
他、手動プロトコル設定レジスタ75に設定された手動
プロトコルMPの選択を指示するデータも設定される。
【0042】プロトコル制御回路73は、比較回路と割
当プロトコル・データ生成回路とから構成され、比較回
路の動作は、図5に示す比較回路41の動作と同様であ
るが、割当プロトコル・データ生成回路は、順番データ
ODと、プロトコル選択モード・レジスタ72からロー
ドされた手動プロトコルMPと、プロトコル選択モード
・レジスタ34からロードされたプロトコル選択モード
PSMとに基づいて、割当プロトコル・データAPDを
生成して割当制御回路74に供給する。すなわち、割当
プロトコル・データ生成回路は、プロトコル選択モード
PSMが手動プロトコルMPの選択を指示するデータで
ない場合には、上記第1の実施例における割当プロトコ
ル・データ生成回路42の動作と同様に動作するが、プ
ロトコル選択モードPSMが手動プロトコルMPの選択
を指示するデータである場合には、順番データODと、
手動プロトコルMPとに基づいて、割当プロトコル・デ
ータAPDを生成して割当制御回路74に供給する。割
当要求マスク・レジスタ76には、ユーザないしCPU
11によって指定された割当要求を無効にすべきデータ
入出力手段の識別番号MNが設定される。例えば、CP
U11がグラフィック・ボード18に対してメモリ12
の所定領域に記憶されたデータに基づく図形の作成を指
示したが、データ自体が誤っていたり、メモリ12の間
違った領域を指示したなどグラフィック・ボード18に
よる画像作成を中止させたい場合に、グラフィック・ボ
ード18からの割当要求信号REQ3が割当制御回路7
4に供給されないようにするために、割当要求マスク・
レジスタ76にグラフィック・ボード18の識別番号
が識別番号MNとして設定される。
【0043】割当制御回路74は、図10に示すよう
に、ゲート回路81と、割当要求判定回路51と、順位
変動割当プロトコル生成回路52と、順位固定割当プロ
トコル生成回路53と、手動設定割当プロトコル生成回
路82と、マルチプレクサ83と、割当許諾信号生成回
路55とから構成されている。これらのうち、ゲート回
路81、手動設定割当プロトコル生成回路82及びマル
チプレクサ83以外の構成要素は、図6に示す割当制御
回路36の各構成要素とその構成及び動作が略同様であ
るので、その説明を省略する。ゲート回路81は、割当
要求マスク・レジスタ76からロードされた識別番号M
Nに対応した割当要求信号REQ以外の割当要求信号R
EQだけを通過させる。割当要求判定回路51以降に識
別番号MNに対応した割当要求信号REQが供給されな
いので、対応するデータ入出力手段にバス19の割当が
許諾されることはない。また、手動設定割当プロトコル
生成回路82は、供給された割当プロトコル・データA
PDが順番データOD及び手動プロトコルMPから構成
されている場合には、それらに基づいて、供給された複
数のデータ入出力手段の識別番号の中で当該周期におい
て最も優先される識別番号を決定してマルチプレクサ8
3に供給する。マルチプレクサ83は、割当要求判定回
路51、順位変動割当プロトコル生成回路52、順位固
定割当プロトコル生成回路53、あるいは手動設定割当
プロトコル生成回路82から順次供給される識別番号
を、所定のタイミングで順次割当許諾信号生成回路55
に供給する。なお、上記構成のバス制御装置71の動作
は、ユーザが一時的に手動で設定したプロトコルに基づ
くバス19の割当許諾も可能になると共に、適宜特定の
データ入出力手段からの割当要求を無効にできる以外
は、上記した第1の実施例におけるバス制御装置13の
動作と略同様であるので、その説明を省略する。このよ
うに、この例の構成によれば、ユーザが緊急にある特定
のデータ入出力手段にバス19の割当許諾を希望する場
合、例えば、図2には図示していないが、バス19にプ
リンタが接続されており、緊急にメモリ12に記憶され
たデータをプリンタで印刷しなければならない場合に
は、キーボード15によりプリンタに一時的に第1の優
先順位を付与するように設定すれば良い。これにより、
プリンタのそれまでの優先順位が他のデータ入出力手段
よりも劣位であっても、データの印刷時だけ第1の優先
順位が付与されるので、ユーザの希望に沿うことができ
る。この場合、プリンタの印刷処理終了後は再び前の優
先順位で他のデータ入出力手段に対してバス19の割当
許諾が行われるので、ユーザは他のデータ入出力手段の
動作を停止させる等、面倒な処理は必要ない。また、こ
の例の構成によれば、ある特定のデータ入出力手段に対
するバス19の割当許諾に関し不都合な事態が生じた場
合には、割当要求マスク・レジスタ76に当該データ入
出力手段の識別番号を設定すれば、当該データ入出力手
段からの割当要求信号REQが割当制御回路74に供給
されないので、無駄ないし誤った動作を防止できる。な
お、割当要求マスク・レジスタ76及びゲート回路81
は、第1及び第2の実施例の構成でももちろん適用でき
る。
【0044】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述
の実施例においては、図2に示すように、バス19が1
本のコンピュータ・システムにこの発明によるバス制御
装置を適用した例を示したが、これに限定されない。こ
の発明によるバス制御装置は、バスの本数が複数のコン
ピュータ・システムにも適用できる。例えば、図11に
示すように、CPU91と、バス制御装置92と、メモ
リ93と、データ入出力手段941〜944と、バス95
1及び952とから構成されており、CPU91はバス制
御装置92に接続され、バス制御装置92と、メモリ9
3と、データ入出力手段944とは、32bitのデー
タ等が転送可能なバス951を介して互いに接続され、
バス制御装置92と、データ入出力手段941〜943
は、16bitのデータ等が転送可能なバス952を介
して互いに接続されているコンピュータ・システムに
も、この発明によるバス制御装置を適用できる。このよ
うな構成の場合は、バス制御装置92は、各データ入出
力手段941〜944に対して、バス951及び952の両
方の割当許諾、バス951又は952のいずれか一方の割
当許諾を行う。
【0045】また、上述の実施例においては、プロトコ
ル選択のためのパラメータとして、第1及び第3の実施
例ではカウント値CN1〜CN4だけを、第2の実施例で
は待ち時間LAT1〜LAT4だけを用いる例を示した
が、これに限定されない。第1及び第3の実施例では待
ち時間LAT1〜LAT4も、第2の実施例ではカウント
値CN1〜CN4もプロトコル選択のためのパラメータと
して用いても良い。この場合、例えば、カウント値CN
は小さいが待ち時間LATが長いデータ入出力手段は、
カウント値CNは大きいが待ち時間LATが短いデータ
入出力手段より優先させるなど各パラメータの相関関係
で優先順位を求めれば良い。さらに、プロトコル選択の
ためのパラメータとしては、カウント値CNや待ち時間
LATだけでなく、各データ入出力手段のバスの使用形
態を考慮しても良い。バスの使用形態としては、1回の
サイクルでデータの読み出し・書き込みが終了する形態
や、最初のサイクルでデータを読み出し、次のサイクル
でデータを書き込む形態などが考えられる。
【0046】また、上述の実施例においては、カウント
値CNが大きい順又は待ち時間LATが長い順に優先順
位を付与するようにしたが、これに限らず、カウント値
CNが小さい順又は待ち時間LATが短い順に優先順位
を付与しても良い。これは、例えば、停電等極めて特殊
な事態が発生した場合の事後処理に利用できる。さら
に、上述の実施例においては、バス制御装置は、CPU
が設定したプロトコルに基づいて割当許諾するようにし
たが、これに限らない。例えば、プロトコル制御回路が
カウント値CN、待ち時間LAT、あるいは順番データ
ODを長期間記憶し、それらの統計をとってどのプロト
コルを使用すべきかを自ら決定するように構成しても良
いし、プロトコル自体を生成するように構成しても良
い。また、CPUがバス制御装置から上記カウント値C
N、待ち時間LAT、あるいは順番データODを長期間
に亙って提供を受けてメモリ等に記憶し、それらの統計
をとってプロトコル自体を生成し、例えば、図9に示す
手動プロトコル設定レジスタ75に設定するように構成
しても良い。また、上述の実施例においては、プロトコ
ルとして図3及び図4に示す7種類のプロトコルを用い
る例を示したが、これらに限定されないことはいうまで
もない。例えば、図4(2)〜(4)に示す順位変動割
当プロトコルにおいては、2周期に1回優先順位をカウ
ント値CNの大きさの違いや待ち時間LATの長さの違
いだけに基づいて決定しているが、これらによる優先順
位の決定を3周期に1回行ったり、10周期連続して行
ったりしても良い。
【0047】さらに、上述の実施例においては、この発
明の構成によるバス制御装置をコンピュータ・システム
に適用した例を示したが、これに限定されない。この発
明によるバス制御装置は、例えば、図2に示すCPU1
1、メモリ12、バス制御装置13、バス19及び各デ
ータ入出力手段のインターフェイスが同一チップ上に形
成された1チップ・マイクロ・コンピュータによって構
成されている場合にも適用できる。また、この発明によ
るバス制御装置は、CPU、メモリ、バス制御装置や各
データ入出力手段等をそれぞれスタンド・アロン・タイ
プの装置に置き換えると共に、バスをケーブルで構成す
ることにより、全体がLAN等のシステムで構成されて
いる場合にも適用できる。そして、バス制御装置をスタ
ンド・アロン・タイプの装置に置き換えてLAN等のシ
ステムに適用した場合、上記バス制御装置を、CPU
と、ROMやRAM等の内部記憶装置と、FDD(フロ
ッピー・ディスク・ドライバ)、HDD(ハード・ディ
スク・ドライバ)、CD−ROMドライバ等の外部記憶
装置と、出力手段と、入力手段とを有するコンピュータ
によって構成し、上記カウンタ、タイマ、プロトコル制
御回路及び割当制御回路がCPUによって構成され、こ
れらの機能がバス制御プログラムとして、ROM等の半
導体メモリや、FD、HDやCD−ROM等の記憶媒体
に記憶されていると構成しても良い。この場合、上記内
部記憶装置、あるいは外部記憶装置がプロトコル更新サ
イクル設定レジスタ、プロトコル選択モード・レジス
タ、あるいは手動プロトコル設定レジスタとなり、バス
制御プログラムは、記憶媒体からCPUに読み込まれ、
CPUの動作を制御する。CPUは、バス制御プログラ
ムが起動されると、カウンタ、タイマ、プロトコル制御
回路及び割当制御回路として機能し、バス制御プログラ
ムの制御により、上記した処理を実行するのである。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、簡単な構成かつ効率的な動作で汎用性を持たせ
ることができる。また、手間がかかることなく、各デー
タ入出力手段の割当要求の変化の実情に合致した柔軟か
つ迅速な対応ができる。これにより、バスの使用効率を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例であるバス制御装置の
電気的構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例によるバス制御装置を適用したコンピ
ュータ・システムの電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図3】順位固定割当プロトコルによる優先順位付与の
一例を説明するための説明図である。
【図4】順位変動割当プロトコルによる優先順位付与の
一例を説明するための説明図である。
【図5】同実施例によるプロトコル制御回路の電気的構
成を示すブロック図である。
【図6】同実施例による割当制御回路の電気的構成を示
すブロック図である。
【図7】同実施例における割当制御回路の動作を表すフ
ローチャートである。
【図8】この発明の第2の実施例であるバス制御装置の
電気的構成を示すブロック図である。
【図9】この発明の第3の実施例であるバス制御装置の
電気的構成を示すブロック図である。
【図10】同実施例による割当制御回路の電気的構成を
示すブロック図である。
【図11】この発明によるバス制御装置を2本のバスを
有するコンピュータ・システムに適用した場合の電気的
構成を示すブロック図である。
【図12】従来のバス制御装置を適用したコンピュータ
・システムの電気的構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
13,61,71,92 バス制御装置 16 サウンド・ボード(データ入出力手段) 17 モデム(データ入出力手段) 18 グラフィック・ボード(データ入出力手段) 19,951,952 バス 21 LANボード(データ入出力手段) 311〜314 カウンタ 32 プロトコル更新サイクル設定レジスタ 33 タイマ 34,72 プロトコル選択モード・レジスタ 35,63,73 プロトコル制御回路(割当制御
手段) 36,74 割当制御回路(割当制御手段) 41 比較回路 42 割当プロトコル・データ生成回路 51 割当要求判定回路 52 順位変動割当プロトコル生成回路 53 順位固定割当プロトコル生成回路 55 割当許諾信号生成回路 621〜624 待ち時間検出回路 75 手動プロトコル設定レジスタ 82 手動設定割当プロトコル生成回路 941〜944 データ入出力手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1本のバスに接続された複数
    のデータ入出力手段からのバスの割当要求に応じてどの
    データ入出力手段にバスを割り当てるかを制御するバス
    制御方法において、 所定時間内における各データ入出力手段からのバスの割
    当要求回数又は割当要求から割当が許諾されるまでの待
    ち時間のいずれか一方若しくは両方に基づいて、どのデ
    ータ入出力手段にバスを割り当てるかを制御することを
    特徴とするバス制御方法。
  2. 【請求項2】 前記割当要求回数又は前記待ち時間は、
    随時計測することを特徴とする請求項1記載のバス制御
    方法。
  3. 【請求項3】 前記所定時間は変更可能であることを特
    徴とする請求項1又は2記載のバス制御方法。
  4. 【請求項4】 前記バスの割当は、一時的に変更可能に
    構成されていることを特徴とする請求項1,2又は3記
    載のバス制御方法。
  5. 【請求項5】 前記複数のデータ入出力手段に対して、
    バスの割当許諾に関して予めそれぞれ優先順位を付与
    し、該優先順位をも考慮してどのデータ入出力手段にバ
    スを割り当てるかを制御することを特徴とする請求項
    1,2,3又は4記載のバス制御方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも1本のバスに接続された複数
    のデータ入出力手段からのバスの割当要求に応じてどの
    データ入出力手段にバスを割り当てるかを制御するバス
    制御装置において、 所定時間内における各データ入出力手段からのバスの割
    当要求回数をカウントする複数のカウンタと、 前記各データ入出力手段毎の割当要求回数に基づいて、
    どのデータ入出力手段にバスを割り当てるかを制御する
    割当制御手段とを備えてなることを特徴とするバス制御
    装置。
  7. 【請求項7】 前記割当要求回数は、随時計測すること
    を特徴とする請求項6記載のバス制御装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも1本のバスに接続された複数
    のデータ入出力手段からのバスの割当要求に応じてどの
    データ入出力手段にバスを割り当てるかを制御するバス
    制御装置において、 所定時間毎に各データ入出力手段が割当要求してから割
    当が許諾されるまでの待ち時間を計測する複数の待ち時
    間検出回路と、 前記各データ入出力手段毎の待ち時間に基づいて、どの
    データ入出力手段にバスを割り当てるかを制御する割当
    制御手段とを備えてなることを特徴とするバス制御装
    置。
  9. 【請求項9】 前記所定時間は変更可能であることを特
    徴とする請求項6,7又は8記載のバス制御装置。
  10. 【請求項10】 前記バスの割当は、一時的に変更可能
    に構成されていることを特徴とする請求項6,7,8又
    は9記載のバス制御装置。
  11. 【請求項11】 前記複数のデータ入出力手段に対し
    て、バスの割当許諾に関して予めそれぞれ優先順位を付
    与し、前記割当制御手段は、前記優先順位をも考慮して
    どのデータ入出力手段にバスを割り当てるかを制御する
    ことを特徴とする請求項6乃至10のいずれか1に記載
    のバス制御装置。
  12. 【請求項12】 コンピュータに請求項1乃至11のい
    ずれか1に記載の機能を実現させるためのバス制御プロ
    グラムを記憶した記憶媒体。
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