JPS63269234A - 系統切替装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は複数の機能ブロックで構成される機能回路の
系統切替装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は従来の一般的装置の機能ブロック図？示したも
のである。ある機能を実現するためには機能分割を行い
機能ブロック単位間に所定の結線を施して全体として１
つの機能を実現するように回路構成を行うのが一般的で
ある。

第５図において（１ａ）、（１ｂ）、５ｓｓｅｓ、（１
ｒ）　　は機能分割された機能ブロックを示し、（２）
はおのおのの機能ブロック（１ａ）〜（１ｆ〕の状態を
監視するための状態監視部を示している。一般に装置は
入力に対して装置が持っている機能に基づき加工もしく
に処理を行い、ある種の出力を供給するよう構成されて
いる。装置に与えられた機能も装置内では細分化されて
、機能ブロック（１ａ）〜（１ｆ）として山次処理され
、最終的に装置全体の機能が実現される。

しかしこのような処理だけではその装置が出方している
情報が正常であるか異常であるかの判断がつけ難い。

したがって各機能ブロック（１ａ）〜（１ｆ）が正常か
否かという状態信号を出力し、これを状態監視部（２）
が受は取り処理が正常に行なわれているか否かを監視し
、異常時には状態監視部（２）が外部に対して異常が発
生していることを通報するようになっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の装置は以上のように構成されていたため細分化さ
れたおのおのの機能ブロックの少なくとも１つが異常に
なってしまうと、装置全体が故障と判断され装置全体を
停止しなければならなくなるという問題点を有していた
。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、複数に機能分割された機能ブロックの少なく
とも１つが異常もしくは故障し定場合であっても装置全
体の機能に影響を与えないようにすることのできる系統
切替装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明にかかる系統切す替命装置は、少なくとも１つ
の機能ブロックを有する第１系統と、前記機能ブロック
のおのおののに対応して設けられ前記機能ブロックのお
のおののと同一機能を有する予備機能ブロックを有する
第２系統と、前記機能ブロックの状態を監視し異常状態
を検出すると異常が検出された機能ブロックに対応する
予備機型 能ブロックに切り替えるための遷移指令を出力状態遷移
管理部とを設けたものである。

〔作用〕

この発明における状態遷移管理部は、第１系統に礪する
機能ブロックのいずれかが異常時には第２系統に属する
対応予備機能ブロックを切り替えて代替え処理すること
にエリ系統全体の機能を維持するよう動作する。

〔実施例〕

以下この発明の一実施例を図について説明する。

第１図はこの発明の一実施例にかかる系統切替装置の構
成ブロック図を示したものである。第３図に示す従来の
装置と同一の機能を有する装置にこの発明を適用した場
合を示したもので、（１ａ〕〜（１ｆ）は第３図と同様
に装置本来の機能ブロックを示し、（３ａ）〜（３ｆ）
Ｕ本来の機能ブロックの予備の機能ブロックを示す。

予備の機能ブロック（３ａ）〜（６ｆ）は、本来の機能
ブロック（１ａ）〜（１ｆ）と同一の機能を有し、状態
遷移管理部（４）から遷移指令に基づき切り替えが行な
われた場合には、本来の機能ブロック（１ａ〕〜〔１ｆ
〕の代替え処理を行う。通常は機能ブロック（１ａ）〜
（１ｆ）が動作して装置全体の機能が具現化されている
。

おのおのの機能ブロック（１ａ）〜（１ｆ）が正常に動
作しているか否かは、おのおのの機能ブロック（１ａ）
〜（１ｆ）から出力される状態信号が状態遷移管理部積
）により監視されることにより常時ウォッチングされて
いる。

機能ブロック〔１ａ〕〜（１ｆ）の少なくとも１　＋［
！ｌ所の異常が状態遷移管理部（４）で検知され念場合
、たとえば機能ブロック（１ｃ）で異常が発生し次場合
には機能ブロック（１ｃ）での異常発生情報は状態遷移
管理部（４）が速かに検知し、待機系に属する予備機能
ブロック（６ｃ）が駆動される。予備機能ブロック（３
ｃ）の駆ｍを指示するための指令は遷移指令として状態
遷移管理部（４）から与えられる。

これにより機能ブロック（１Ｃ）の分担作業は予備機能
ブロック（３Ｃ）によって代替えされる。

ま次おのおのの機能ブロックが自分自身で正常動作して
いるか否かが判断できないような場合、許された時間内
に状態遷移管理部（４）は積極的に機能診断を行い、異
常発見時には待機している予備機能ブロックを活性化す
ることにエリ装置全体を停止させることなく稼動させる
ことができる。

第２図はこの発明の他の実施例を示すブロック図である
。第１図に示す装置では機能ブロック（１ａ）〜（１ｆ
）の状態管理及び遷移指示が状態遷移管理部（４）で集
中的に行なわれていたが、第２図における実施例ではこ
れを分散的に行なうことを可能としたものである。

第２図に示されるブロック図はモデル装置全体を示した
ものではなく、細分化された機能ブロックの１個所に対
応する部分を示している。（１ａ）は機能ブロックを示
し、（３ａ）は機能ブロック（１ａ）　ト同−機能を有
する予備機能ブロックである。（５ａ）は機能ブロック
（１ａ）と予備機能ブロック（３ａ〕とだけの制御を行
うサブ状態遷移管理部である。

このような構成【おいて、機能ブロック（１ａ）に障害
が発生した場合サブ状態遷移管理部（５ａ）がこの異常
を検知し、待機している予備機能ブロック（３＆）に対
し遷移指令を出力する。

これにエリ機能ブロック（１ａ）の代替え処理が予備機
能ブロック（３ａ）にエリ実行される。このように機能
ブロック単位でサブ状態遷移管理部を設けることによっ
ても第１図に示す実施例と同様の動作を行なわせること
ができる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば従来の装置がもってい
た機能ブロックに加えて待機系の予備機能ブロックを追
加し、異常時にこの待機系の予備機能ブロックを代替え
として動作させるようにし几ため装置の信頼性を大巾に
向上させることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例にかかる系統切替装置のブ
ロック図、第２図はこの発明の他の実施例を示すブロッ
ク図、第３図は従来の装置の機能ブロック図である。 （１ａ）〜（１ｆ）は機能ブロック、（２）は状態監視
部、（３ａ）〜（３ｆ）は予備機能ブロック、（４）は
状態遷移管理部、　（Ｓりはサブ状態遷移管理部。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも１つの機能ブロックを有する第１系統部と、
   前記機能ブロックの各々に対応して設けられ前記機能ブ
   ロックの各々と同一機能を有する予備機能ブロックを有
   する第２系統部と、前記機能ブロックの状態を監視し、
   異常状態を検出すると異常が検出された機能ブロックに
   対応する予備機能ブロックに切替えるための遷移指令を
   出力する状態遷移管理部とを具備し、第１系統部に属す
   る機能ブロックのいずれかが異常時には第２系統部に属
   する対応予備機能ブロックに切替えて系統全体の機能を
   維持する構成としたことを特徴とする系統切替装置。