JPS63234433A - テ−プ巻径演算装置 - Google Patents

テ−プ巻径演算装置

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JPS63234433A
JPS63234433A JP62068714A JP6871487A JPS63234433A JP S63234433 A JPS63234433 A JP S63234433A JP 62068714 A JP62068714 A JP 62068714A JP 6871487 A JP6871487 A JP 6871487A JP S63234433 A JPS63234433 A JP S63234433A
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序でこの発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段(第1図)F 作用 G 実施例 G1テープ巻径演算装置部分の説明(第1図)G2’J
−ルに与えるトルク制御の説明(第1図、第2図) H発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明は、供給側リール、巻取側リールのテープ巻径
の演算装置に関する。
B 発明の概要 この発明はキャプスタン駆動用モータに設けた周波数発
電機の出力(以下キャプスタンFCと称す)と、供給側
、巻取側リールの各駆動用モータに設けた周波数発電機
の出力(以下それぞれ供給リールFC,巻取リールFC
と称す)をカウントし、そのカウント値に基づいてテー
プ総量(ハブを含めたリール正方投影面積の和)を検出
するとともに、このテープ総量が求められた後は、この
テープ総量と供給リールFG及び巻取リールFCのカウ
ント値出力とに基づいて、テープ走行中の各リールの巻
径を検出することができるようにしたものにおいて、各
周波数発電機の出力をカウントするカウンタとしてアッ
プダウンカウンタを用い、この各アップダウンカウンタ
のアップダウンのカウント方向をキャプスタン駆動用モ
ータ、供給側リール及び巻取側リール駆動用モータの回
転方向検出出力により決めることにより、より精確なテ
ープ巻径の演算ができるようにしたものである。
C従来の技術 例えばVTR等において、テープ走行時は、テープ供給
側リール及び巻取側リールにトルクを与え、テープに所
定のテンションをかけるようにする。
ところで、この供給側及び巻取側リールに与えるトルク
がそれぞれ一定であると、各リールのテープ巻径により
テンションが変わってしまい、巻径が小さい方はテンシ
ョンが弱く、テープがゆるみ、巻径が大きい方はテンシ
ョンが強すぎてテープダメージとなる欠点がある。
そこで、従来より供給側及び巻取側リールのテープ巻径
を検出し、この検出したテープ巻径に応じて各リールに
与えるトルクを決めるようにしている。
この場合に、テープ巻径を求める方法としては次のよう
な方法がある。
すなわち、先ず、キャプスタンFGをカウントしてテー
プ走行量を求め、そのテープ走行量のときの供給リール
FG、巻取リールFGをそれぞれカウントすることによ
り各リールの回転角を求め、回転角×半径=テープ走行
量の関係からそのときの供給側リールのテープ巻径Rs
  (半径、以下同じ)及び巻取側リールのテープ巻径
RT  (半径、以下同じ)をそれぞれ求め、 πRs2+πRT2=A    ・・・・・・(1)か
らテープ総量(面積和)Aを求める。
このテープ総i1Aが求められた後は、テープ走行中の
供給リールFCと巻取リールFCをカウントし、そのカ
ウント値の比Ns/Ntにより、テープ巻径Rg及びR
Tの比Rs / Rr −(Ns /N、)−”を求め
、前記(11式とから各テープ巻径RS及びRTを演算
するものである。
D 発明が解決しようとする問題点 ところで、従来、キャプスタンFG及び各リールFGを
カウントするとき、その回転方向については考慮されて
いなかった。このため、テープ総量を求める際の、テー
プ走行量検出時、キャプスタンが正、逆両方向に何等か
の原因により振動したとき、キャプスタンFCのカウン
ト値はテープ走行量に正確に対応しなくなる。同様にリ
ールが振動すれば、この振動時のリールFGが回転方向
に関係なくカウンタで積算されてしまい、リール回転量
に正確に対応しなくなる。したがって、テープ総量が不
正確になるとともに巻径比R8/RTも不正確になる。
特にテープ巻径が一方のリール側が大きく、他方が小さ
い場合、巻径の大きい方のリールが振動するとき、巻径
の大きい方はリールFCが出ないが、巻径の小さい方は
振動に応じてリールFCが発生し、カウンタがこれを積
算してしまうこともある。これもS径比R5/RTを不
正確にする要因となり、供給側リール及び巻取側リール
の巻径R8及びRTを正確に演算することができなかっ
た。
さらに、編集機能を有するVTRの場合、テープ速度を
任意に変えるとともに、テープ移送方向も正方向、逆転
方向に変えることができるようにする、いわゆるジョグ
モードがある。このジョグモードにおいてもテープテン
シランを制御する必要があるが、単にリールFGのカウ
ント値を積算する従来の方法では巻径を正確に演算でき
ず巻径に正確に応じたトルクをリールに与えることはで
きない。
E 問題点を解決するための手段 この発明は、テープ巻径を正確に求めることができるよ
うにしたもので、この発明においては、供給側リール駆
動用モータ(IM)に設けられた周波数発電機(IF)
の出力がクロック端子に供給され、供給側リール駆動用
モータ(T)の回転方向検出出力がアップダウン制御端
子に供給される第1のアップダウンカウンタ(12S)
と、巻取側リール駆動用モータ(2M)に設けられた周
波数発電機(2F)の出力がクロック端子に供給され、
この巻取側リール駆動用モータ(2M)の回転方向検出
出力がアップダウン制御端子に供給される第2のアップ
ダウンカウンタ(12T)と、キャプスタン駆動用モー
タ(3)に設けられた周波数発電機(3F)の出力がク
ロック端子に供給され、キャプスタン駆動用モータ(3
)の回転方向検出出力がアップダウン制御端子に供給さ
れる第3のアップダウンカウンタ(12C)と、第1、
第2及び第3のアップダウンカウンタ(12S)  (
12T)  (12C)ノカウ7ト値出力が供給され、
供給側リール(1)及び巻取側リール(2)に巻回され
たテープの総量を演算する第1の演算手段(e)と、第
1及び第2のアップダウンカウンタ(125)  (1
2T)の出力及び第1の演算手段(e)の出力が供給さ
れ、供給側リール(1)及び巻取側リール(2)の少な
くとも一方に巻回されたテープの巻径を演算する第2の
演算手段(14)とを設ける。
F 作用 第15第2、第3のアップダウンカウンタ(12S)(
12T)  (12G)は、それぞれ、キャプスタン駆
動用モータ(3M)、供給側リール及び巻取側リール駆
動用モータ(IM)及び(2M)の回転方向検出出力に
よりアップ/ダウンのカウント方向が制御される。した
がって、第3のカウンタ(125)のカウント値は一方
向へのテープ走行量を正しく表わすものとなり、第1及
び第2のカウント値は一方向へのリールの回転角を正し
く表わすものとなり、テープ巻径は正確に演算される。
G 実施例 第1図はこの発明による演算装置をリール付与トルクコ
ントロール回路に使用した場合の一実施例である。なお
、第1図において2重枠で囲んだブロックは、マイクロ
コンピュータによるソフトウェアによって実現可能なブ
ロックを示している。
G1テープ巻径演算装置部分の説明 先ず、この例におけるテープ巻径演算装置部舅について
説明する。
(11は供給側リール、(LM)はその駆動用モータ、
(IP)はこのモータ(IM)に設けられる周波数発電
機、(2)は巻取側リール、(2M)はその駆動用モー
タ、(2F)はこのモータ(2M)に設けられる周波数
発電機、(3)はキャプスタン、(3M)はその駆動用
モータ、(3F)はこのモータ(3M)に設けられる周
波数発電機、(4)はピンチローラ、(5)は回転ヘッ
ドドラム、(6)はテープである。
周波数発電機(IF)よりは位相が90″異なる2個の
供給側リールFGが得られ、これらリールFGが方向検
出回路(11S)に供給されるとともに、この2個の供
給側リールFCの一方がカウンタ(113)のクロック
端子に供給される。方向検出回路(11S)では位相が
90″異なるリールFCから供給側リール(1)の回転
方向が検出され、その検出出力がカウンタ(12S)の
アップダウン制御端子に供給され、リール(1)が正転
するときはアップ方向に、逆転するときはダウン方向に
、リールFGをカウントするようにされる。
巻取側リール(2)側も全く同様にして、周波数発電機
(2F)よりの2個のリールFGにより方向検出回路(
LIT)で巻取側リール(2)の回転方向が検出され、
その検出出力がカウンタ(12T)のアップダウン制御
端子に供給され、このカウンタ(12T)のクロック端
子に供給される巻取側リールFGがリール(2)の回転
方向に応じアップカウント又はダウンカウントされる。
さらに、キャプスタン(3ンについても、周波数発電機
(3F)よりの2(111!のキャプスタンFCにより
方向検出回路(IIC)でキャプスタン(3)の回転方
向が検出され、その検出出力がカウンタ(12G)のア
ップダウン制御端子に供給され、このカウンタ(12C
)のクロック端子に供給されるキャプスタンFGがキャ
プスタン(3)の回転方向に応じアップカウント又はダ
ウンカウントされる。
そして、カウンタ(12S )  (12T )  (
12C)のカウント値がテープ総量演算回路(e)に供
給されるとともにカウンタ(12S )  (12T 
)のカウント値とこのテープ総量演算回路(e)の演算
出力が巻径及びイナーシャ演算回路(14)に供給され
る。
また、演算回路(e)及び(14)からは後述のような
リセット信号が得られ、これらリセット信号はオアゲー
ト(15)を介してカウンタ(125)(12T)  
(12C)のリセット端子に供給される。
以上の構成によりリール(1)及び(2)のテープ巻径
が演算される。その動作を以下説明する。
(lO)はマイクロコンビエータを備えるシステムコン
トローラ(以下シスコン略称する)で、テープ交換がさ
れた最初の状態においては、必ず、このシスコン(10
)により、ピンチローラ(4)がキャプスタン(3)に
圧着され、かつ、キャプスタン(3)が所定量回転する
キャプスタン送りモードを経由するようにされている。
このキャプスタン送りモードのときに、テープテンシラ
ンのためにリール(1) (2)に与える初期トルクは
、例えばテープ巻径の1/2相当の適当な値としてもよ
いが、次のようにすればラフにではあるがある程度テー
プ巻径に応じたものとなる。
すなわち、テープを装置にローディングするとき、テー
プ巻径を求める方法で、ローディング時、供給側リール
又は巻取側リールの一方にブレーキをかけて、テープを
一方のリール側からのみ引き出すようにしておくととも
に、ローディングリングを回転させるモータに周波数発
電機を設けておき、この周波数発電機の出力をカウント
することによりテープ引き出し量を求め、このときのテ
ープ引き出し側のリールの回転量をそのリールFGによ
り知り、このテープ引き出し量とリール回転量からリー
ルのテープ巻径を求めるものである。
使用するテープによってテープ総量が異なるとはいって
もその値は有限であるから一方のリールの巻径がわかれ
ば他方の巻径の大まかな値は推定できる。これにより、
このリール(1) (21に与える初期トルクを定める
ことができる。
そして、このような状態で若干のテープ量だけ、キャプ
スタン送りモードがされることになる。そして、そのキ
ャプスタン送りモードのときのキャプスタンFGがカウ
ンタ(12C)でカウントされる。このカウント値は回
転方向が加味されているのでテープ走行量に正確に一致
する。また、このキャプスタン送りモードの間における
供給リールFC及び巻取り−ルFGがカウンタ(12S
)及び(12T)でカウントされる。このカウント値も
回転方向が加味されているので、リール(1)及び(2
)の回転量に正確に一致する。
テープ総量演算回路(e)では、カウンタ(12C)よ
りのキャプスタンFGのカウント値が定められた所定値
になったとき、リセット信号を発生し、このときのカウ
ンタ(12S)  (12T ’)  (12C)のカ
ウント値を演算回路(e)内にラッチするとともにカウ
ンタ(123)(12T )  (12C)をリセット
する。そして、従来技術の欄で述べたのと同様にして、
テープ総量A(ハブを含めた両リール正方投影面積の和
に応じたもの)が、この演算回路(e)において求めら
れる。こうして、テープ総量Aが一旦求められると、テ
ープが交換されるまで、そのテープ総量Aが貯えられ、
演算回路(e)はテープ総量演算は行なわない。
このテープ総量Aの情報は演算回路(14)に供給され
る。
そして、その後は演算回路(14)で、テープ走行によ
り発生する両リールFGのカウンタ(12S)(12T
)でのカウント値から両リール(1) (2)の巻径比
Rs’ / Rtが求められ、テープ総IAとから、各
リール(1) (2)の巻径Rs及びRTが演算される
このとき、カウンタ(12S)及び(12T)は、演算
回路(14)からのリセット信号によりリセットされる
。したがって、カウンタ(12S)及び(12T)はリ
セットから次のリセットまでのリールFCをカウントす
ることになる。つまり、カウンタ(12S)  (12
T)のカウント値はリセットからリセットまでのリール
回転量を示す、したがって、求められるテープ巻径はリ
セットからリセットまでの間のリールの平均のテープ巻
径となる。
したがって、リセット期間があまりに長いと演算結果と
してのテープ巻径の正確さは低くなる。そこで、このリ
セット間隔は要求されるテープ巻径の正確度に応じて定
められる。
なお、このリセットパルスを出力するタイミングはタイ
マーによる一定時間間隔でもよいが、リール巻径のアン
バランス時のことをも考慮して、この例ではカウンタ(
12S)及び(12T)のカウント値がともに所定値を
越えたとき出力されるようにされている。
なお、演算回路(14)では求められた@径によりイナ
ーシャも演算される。
なお、以上の演算結果として求められたテープ総量から
テープハブ径の判別が可能となり、巻径からテープトッ
プ/エンドの検出ができ、早送り、巻戻し時に、このテ
ープトップ/エンドの前でのテープ減速が正確にできる
第1図の実施例では、求めたテープ巻径及びイナーシャ
の情報を用いてリールトルク制御が次のようになされて
いる。
G2リールに与えるトルク制御の説明 リール系のコントロールとしては供給側リールモータ(
IN)及び巻取側リールモータ(2M)のトルクを可変
することにより行なう、リールモータのトルク制御の基
本式は以下のようになる。
s fμ!767         J TTQT=(Fe
  fat)Rt±ry±−crt  =(3)p? 定常項(DC分)   加速度項(AC分)ただし、 TQS :供給側リールトルク ’r Q T :巻取側リールトルク F  ニドラム入口目標シンシッン e“505:供給側テンション倍率 eμT’T:@取側テンシッン倍率 17s  H供給側カセット引出し力 FT :巻取側カセット引出し力 R8:供給側リール半径 RT :巻取側リール半径 τS :供給側リールモータ軸ロス τT  :S数例す−ルモータ軸ロス Js :供給側リールイナーシャ JT  :@数例す−ルイナーシャ αt :テープ加速度 テープが一定スピードで走行するときは、(2)。
(3)式で定常項のみを考慮すればよく、加減速時に、
これにトルク変化分(加速度項)が加算される。
フォワード方向のキャプスタンモードでは、キャプスタ
ン(3)とピンチローラ(4)とにより、供給側リール
(1)側と巻取側リール(2)側とが切り離されたもの
と考えられ、ドラム入口のテンシリンを規定するには、
供給側リールトルクTQSのコントロールを想定すれば
よい。
なお、トルクの方向としては、通常、テープ巻き締め方
向である。加減速時には、トルクTQSあるいはTQT
が負の値となることがあるが、このときにはその分だけ
テープ送り出しをすることでリール系はバランスする。
テープ走行方向はキャプスタンモードではキャプスタン
回転方向により、早送り、巻戻し等のリールモードでは
供給側リール(11の回転方向により検出する。
加速、減速は、キャプスタンモードではキャプスタン駆
動モータ電流の方向により、リールモードでは、リール
サーボのスピードエラーの正負により算出する。
以下、第1図についてリールトルク制御について説明す
る。
すなわち、巻径及びイナーシャ演算回路(14)にて演
算されたリール+1) (2)のテープ巻径及びイナー
シャの情仰はトルクコントローラ(21)に供給される
とともにテンションサーボパラメータコントローラ(2
2)に供給される。また、早送り7巻戻しスピードコン
トローラ(23)からの情報がこれらコントローラ(2
1)及び(22)に供給される。
コントローラ(23)はシスコン(10)よりコントロ
ールされている。
トルクコントローラ(21)からは、キャプスタンモー
ド、リールモードに応じて目標テンションFを得るに必
要とするトルクTQS、TQTを得るために、供給側リ
ール(1)及び巻取側リール(2)に与える基本トルク
となるFTQS及びFTQTが得られ、それぞれ加算回
路(31S )及び(31T ”)に供給される。
一方、(7S)及び(7T)はそれぞれテンション検出
センサで、(7S)は供給側リール(1)からのテープ
引出し力Fsに対応したテンションの検出用、(7T)
は巻取側リール(2)からのテープ引出し力FTに対応
したテンションの検出用である。
これらテンション検出センサ(7S)及び(7T)のテ
ンション検出出力は、それぞれアンプ(32S )及び
(32T)を介してA/Dコンバータ(33S)及び(
33T)に供給されてデジタル情報に変換された後、比
較回路(34S ”)及び(34T )に供給される。
一方、テンションサーボパラメータコントローラ(22
)からはこれら比較回路(34S)及び(34T )に
、センサ(7S)及び(7T)が検出している部分の目
標テンションに相当する基準値REFS及びREFTが
供給される。したがって比較回路(345)及び(34
丁)からは目標テンションとの差分が得られ、これがそ
れぞれフィードバックゲインコントローラ(35S)及
び(35T)を介して加算回路(31S )及び(31
T )に供給され、基本トルクFTQS及びFTQTの
補正分となる。このとき、フィードバックゲインコント
ローラ(355) 及び(35T)にはテンシロンサー
ボパラメータコントローラ(22)よりゲインコントロ
ール信号が供給され、テープ巻径に応じてゲインが制御
される。
この場合に、基本トルク成分FTQS及びPTuTは巻
径に応じてのみ定めた値としても良いが、この例では、
ゲインコントa−ラ(35S)及び(35T)を介して
フィードバックされる成分をより小さくするようにして
制御ループの安定度を高めることができるようにしてい
る。すなわち、加算回路(31S )及び(31T)の
出力が巻径、イナーシャ演算回路(14)に供給され、
演算された巻径、イナーシャに対し、この加算出力のう
ちのフィードバック成分の大きさに応じた補正をし、基
本トルクFTQS及びFTQTの値をフィードバック分
が小さくなる方向に変えることができるようにしている
以上の基本トルクPTQS及びFTQTに対する補正分
はテンションセンサ(7S)及び(7丁)の検出出力の
うちの定常分である。
こうして補正された、加算回路(31S )及び(31
T )よりの基本トルクはD/Aコンバータ(36S 
)及び(36T )にてアナログ電圧に戻された後、加
算回路(37S)及び(37T )に供給される。一方
、この加算回路(37S )及び(37T)には、セン
サ(7S)及び(7T)の検出出力の交流分(加速度分
)がフィードバックゲインコントローラ(38S)及び
(38T )をそれぞれ介して供給されている。これに
より、テンションの加速度分を抑えるようにしている。
このとき、フィードバックゲインコントローラ(38S
 )及び(38T )のゲインはテンションサーボパラ
メータコントローラ(22)よりのコントロール信号に
より、巻径及びイナーシャに応じてコントロールされて
いる。
ところで、このテンシランセンサ(7S)及び(7T)
による加速度分に対するテンション制御の系は周波数特
性があまり良くない、このため、キャプスタンモードで
、キャプスタン(3)の回転数を急に変化させてテープ
速度を変化させるような場合、上記のテンションセンサ
(7S)  (7T)による加速度分に対する制御では
応答が悪い。
そこで、この例では、キャプスタンモードでのテープ速
度変化に対する加速度分については次のように制御する
すなわち、キャプスタンモードでテープ速度を変えると
きには、キャプスタン駆動用モータ(3H)に流れる電
流が変えられる。そして、この電流の方向はモータ(3
M) 、したがってキャプスタン(3)の回転方向ひい
てはテープ走行方向に対応する。
したがって、このキャプスタン駆動用モータ(3M)に
流れる電流の変化を方向を含めて検出すれば、キャプス
タン加速度、ひいてはテープ移動の加速度を検出できる
第1図において、キャプスタン駆動用モータ(3M)に
接続された抵抗(41)はその駆動電流検出用抵抗で、
加速度検出回路(42)はこの抵抗(41)により検出
される電流の変化を検出することにより、方向を含めて
加速度分を検出する。検出された加速度分は、補正回路
(43S)及び(43T )に供給される。この補正回
路(43S )及び(43T)では、前記(2)式、(
3)式に示されるように、加速度αtにテープ巻径とイ
ナーシャとの比Js/Rs及びJT/RTを係数として
掛算をする処理を行なう、係数Jg/Rs及びJT/R
丁はテンションサーボパラメータコントローラ(22)
より供給される。
こうして、この補正回路(43S)及び(43T)から
得られた加速度項の成分は加算回路(39S)及び(3
9T)に供給され、加算回路(37S)及び(37T)
よりの出力とそれぞれ加算され、これが供給側リールモ
ータ(IM)及び巻取側リールモータ(2M)にそれぞ
れ供給される。キャプスタンモータ(3M)に流れる電
流変化は、テープ速度変化に先立って生じているもので
あるから、このキャプスタンモード時の加速度分の制御
は非常に良好に行なわれることになる。
もっとも、キャプスタン(3)の加速度はキャプスタン
FGの周期針側、パルス数計測によっても知ることがで
きる。
以上により、(2)式及び(3)式に従うようなトルク
制御が行なわれる。
ところで、リールモータ(IM)及び(2M)の静特性
は第2図の曲線aのようになる。なお、曲線すは定格駆
動時の特性である。この図かられかるように、リール半
径のあらゆる値に対して、定常テンションを発生しなが
ら早送り/:@戻しをするためには必要トルク、必要回
転数及び必要な加速トルクの兼ね合いから、この静特性
上で余裕のある部分、余裕のない部分が発生する。例え
ば、第2図上、21点は巻径が小さいところ、22点は
巻径が大きいところである。
そして、この21点近傍の部分は余裕がなく、巻径の中
間のところから巻径が大きくなる部分では余裕があるこ
とがわかる。したがって、巻径により、静特性上で余裕
のある部分と余裕のない部分との判別は可能になる。そ
こで、この場合、演算回路(14)よりの巻径演算出力
がシスコン(10)に供給され、余裕のある部分ではス
ピード、加速度を増加し、余裕のない部分ではスピード
、加速度を減少させるようにすることにより、全体的に
早送り7巻戻し時間を所定値以内にすることができるよ
うにして、モータの効率的な使用を可能にしている。
なお、以上の側では、供給側リール(1)側のみでなく
、巻取側リール(2)側においてもテンシランセンサを
設けてサーボをかけるようにしたが供給側リール(11
側だけでもよい。
なお、以上の例では巻径演算出力をリールサーボ及び早
送り、巻戻し時のリールモータの駆動制御に用いた場合
について説明したが、用途はこれらに限られるものでは
なく、テープエンドを検出してストップする場合に、リ
ール半径検出出力に応じてブレーキを徐々にかけるよう
にする等、種々の用途に応用可能である。
H発明の効果 この発明によれば、キャプスタンFC、リールFGを、
キャプスタン及びリールの回転方向をも加味してカウン
トするものであるからテープ総量演算時の、テープ送り
量及びリール回転量、巻径比演算時のリール回転量はそ
れぞれ正確な絶対量であり、求められる巻径は正確なも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置を使用したリールサーボ回路の一
例のブロック図、第2図はその一部の動作の説明のため
の図である。 (1)は供給側リール、(IM)はその駆動用モータ、
(IF)は周波数発電機、(2)は巻取側リール、(2
M)はその駆動用モータ、(2F)は周波数発電機、(
3)はキャプスタン、(3M)はその駆動用モータ、(
3F)は周波数発電機、(Its )  (IIT )
  (IIC)は回転方向検出回路、(12S ”) 
 (12T )  (12C)はアップダウンカウンタ
、(e)はテープ総量演算回路、(14)は巻径、イナ
ーシャ演算回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)供給側リール駆動用モータに設けられた周波数発
    電機の出力がクロック端子に供給され、上記供給側リー
    ル駆動用モータの回転方向検出出力がアップダウン制御
    端子に供給される第1のアップダウンカウンタと、 (b)巻取側リール駆動用モータに設けられた周波数発
    電機の出力がクロック端子に供給され、この巻取側リー
    ル駆動用モータの回転方向検出出力がアップダウン制御
    端子に供給される第2のアップダウンカウンタと、 (c)キャプスタン駆動用モータに設けられた周波数発
    電機の出力がクロック端子に供給され、上記キャプスタ
    ン駆動用モータの回転方向検出出力がアップダウン制御
    端子に供給される第3のアップダウンカウンタと、 (d)上記第1、第2及び第3のアップダウンカウンタ
    のカウント値出力が供給され、供給側リール及び巻取側
    リールに巻回されたテープの総量を演算する第1の演算
    手段と、 (e)上記第1及び第2のアップダウンカウンタの出力
    及び上記第1の演算手段の出力が供給され、上記供給側
    リール及び巻取側リールの少なくとも一方に巻回された
    テープの巻径を演算する第2の演算手段とを有してなる
    テープ巻径演算装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54111806A (en) * 1978-02-21 1979-09-01 Sony Corp Magnetic recorder_reproducer
JPS58105449A (ja) * 1981-12-15 1983-06-23 Fujitsu Ltd リ−ル間テ−プ直接駆動装置
JPS59113549A (ja) * 1982-12-20 1984-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プ駆動制御装置

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