JP2707279B2 - 磁気テープ巻取装置 - Google Patents

磁気テープ巻取装置

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JP2707279B2 JP63166383A JP16638388A JP2707279B2 JP 2707279 B2 JP2707279 B2 JP 2707279B2 JP 63166383 A JP63166383 A JP 63166383A JP 16638388 A JP16638388 A JP 16638388A JP 2707279 B2 JP2707279 B2 JP 2707279B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気テープを供給リールから巻取リールに巻
き取るときの張力を制御する磁気テープ巻取制御装置に
関し、特に供給側を速度制御し巻取側を張力制御し、磁
気テープの張力の変動を少くして高精度の巻取りを行な
うことのできる磁気テープ巻取制御方法に関するもので
ある。
(従来の技術) 磁気テープを供給リールから巻取リールに一定の速度
パターンで巻き取るときに、巻取リールに巻き取られる
磁気テープの張力はある一定のパターンで制御されるこ
とが望ましい。このため従来の磁気テープ巻取装置は第
4図に示すように構成されていた。すなわち、供給リー
ル1から引き出された磁気テープ2は検尺ローラ3とダ
ンサローラ4を経て巻取リール5に巻き取られ、検尺ロ
ーラ3は磁気テープ2に当接して磁気テープ2の走行に
同期して回転し、磁気テープ2の送り量及び送り速度を
検出する。またダンサローラ4は図示せぬダンサアーム
に回転自在に支持され、1対のガイドロール6、7に案
内された磁気テープ2を引き出す方向に図示せぬアーム
ばねにより付勢される。また、前記供給リール1及び巻
取リール5はそれぞれ供給モータ8及び巻取モータ9に
より回転駆動される。
一方、2つの記憶装置ROM10,11にはそれぞれ速度基準
値Vrefと張力基準値Trefが記憶されており、それぞれの
基準値信号はD/A変換器12、13を介して差動増幅器14、1
5に入力される。またこれらの差動増幅器14、15にはそ
れぞれ検出ローラ3により検出された磁気テープ2の送
り速度信号及びダンサローラ4の位置により検出された
張力信号が入力される。そして差動増幅器14、15におい
てそれぞれの信号の基準値信号との差を検出し、それぞ
れサーボアンプ16、17を介して駆動モータ8、9の回転
速度を制御し、前記磁気テープ2の送り速度及び張力が
基準値となるようにフィードバック制御を行なってい
る。
なお、この種の磁気テープ張力制御手段としては、特
開昭57−78664号に記載されているように、真空コラム
内の磁気テープの必要量を予測し、この予測された必要
量に応じてテープの高速運転中にコラム内にテープを供
給するようにしたものが知られている。
また、機械的バッファ(ダンサローラ)を使用しない
で供給リールと巻取リールの両方における張力と速度を
電気的に高精度に制御して磁気テープを巻き取るときの
張力制御を正確に行なうようにしたものが特開昭62−19
5747号に記載されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の磁気テープ巻取制御方法に
よると、以下に示すような問題があった。
前者のものでは、供給モータ8の速度指令電圧Vは起
動から停止に至る間に第5図(a)に示すように変化す
る。このとき供給モータ8に流れる理想的な電流値Iは
(b)に示すようになる。しかしながら実際には(c)
に示すように供給モータ8の回転数に比例した制動力が
作用し、この結果、前記電流値は(d)に示すようにな
り、ダンサローラ4の位置で表わされる巻取側の張力
は、(e)に破線で示す基準値Trefに比較して実際には
実線で示すように偏差が発生する。すなわち、供給側電
圧パターンの立上り部では、ダンサローラ4の位置は基
準値より低く、次方に下降し、変曲点において不連続点
に上昇する。また定速部ではダンサローラ4は基準値よ
りやや低い所に位置し立下り変曲点において不連続的に
上昇する。さらに減速域においては基準値より高いとこ
ろで徐々に上昇する。このように、従来の磁気テープ巻
取方法によると、磁気テープ2の張力の制御を張力基準
値Tref通りに正確に行なうことが不可能であるという問
題があった。
なお、この提案は真空コラムを用いて張力制御を行う
ものであり、本発明とはその手段を異にするものであ
る。
また後者のものは、機械的バッファを用いない形式
で、巻取リールと供給リール側の両方において電気的に
速度と張力の制御をするもので、特に通常のフィードバ
ック制御とは異なり、テープ駆動時に別の力を積極的に
重畳させて、テープ駆動時に発生するテープ振動を押さ
えることを特徴とするものである。
この方法では、結果として精度の高い制御が可能であ
るが、機械的バッファを用いていないために供給リール
側においても張力制御をする必要があるという難点があ
る。また、この提案は機械的バッファを用いない形式の
ものであり、これも、本発明とはその手段を異にするも
のである。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、磁気テー
プを巻き取るときの張力制御を簡便、かつ正確に行なう
ことのできる磁気テープ巻取装置を提供することを目的
とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明による磁気テープ巻取装置は、上記目的を達成
するために、供給モータにより回転駆動される供給リー
ルと、巻取モータにより回転駆動される巻取リールと、
供給リールから巻取リールに巻き取られる磁気テープの
走行路に設けられ磁気テープの送り量及び送り速度を検
出する走行検出器と、走行検出器と巻取リールとの間に
設けられ磁気テープの張力を検出する位置検出器を有す
るダンサ装置と、供給モータに任意の速度値を設定し指
令するとともに走行検出器からのフィードバック信号に
よりテープ速度を制御するテープ速度制御装置と、巻取
モータに任意の張力値を設定し指令するとともに位置検
出器からのフィードバック信号により巻取モータの速度
を制御することにより、磁気テープの張力を制御するテ
ープ張力制御装置とを備えた張力制御型磁気テープ巻取
装置において、巻取モータの回転数を検出し、予め記憶
された磁気テープの厚さ及び巻取リールに供する磁気テ
ープ巻取用巻芯の外径と巻取モータの回転数とから巻取
中に漸増する巻取ロールの外径を演算し、その時点でテ
ープ速度指令値を巻取ロールの外径値で徐算する演算を
行い、この演算結果を巻取モータへの回転速度指令信号
成分として追加付与することにより巻取モータの回転を
制御することを特徴とするものである。
(発明の作用および効果) 本発明の装置によれば、バッファとしてダンサ装置を
用いることにより、供給リールに起因する走行ムラを機
械的に吸収して下流への影響を減少させるとともに、巻
取側のテープ張力のみならず、供給側のテープ速度指令
値を巻取側テープ外径で除算したもの、すなわち供給側
の速度要素も制御要素として、予め制御入力として張力
制御要素に加えることにより、高精度の張力制御を実現
することができる。
(実 施 例) 以下、本発明の一実施例による磁気テープ巻取装置
を、図面を参照して説明する。
第1図に本実施例に用いる磁気テープ巻取装置の構成
をブロック図として示す。図において、第4図に示す従
来例と同一または同等部分には同一符号を付して示し、
説明を省略する。本実施例に用いる装置の特徴は、巻取
リール5の回転数を検出するカウンタ18、このカウンタ
18及びROM10、11との間で信号の入出力を行ない後述す
る演算を行なうCPU19、このCPU19とD/A変換器20を介し
て接続されかつD/A変換器12の出力側に接続された割算
器21、この割算器21に接続され差動増幅器15とサーボア
ンプ17との間に設けられた差動増幅器22をそれぞれ設け
た点にある。
次に上記のように構成された装置により磁気テープ2
の巻取制御を行なう方法について説明する。ROM11に予
め記憶されている磁気テープ2の厚さ及び巻取リール5
の巻芯の直径の信号はCPU19に入力され、巻取中の磁気
テープ2の直径RtがCPU19において、カウンタ18から入
力される巻取リール5の回転数によって演算される。こ
の直径Rtの信号はD/A変換器20を介して割算器21に入力
され、同時にROM10からD/A変換器12を介して速度基準値
Vrefがこの割算器21に入力される。そして割算器21にお
いてVref/Rfの演算が行なわれる。このVref/Rtを巻取側
回転数の基準値信号として差動増幅器22に入力する。こ
の差動増幅器22ではVref/Rt信号と巻取モータ9の速度
フィードバック信号TGとを比較して、ROM11からD/A変換
器13を介して入力する張力サーボ信号とともにサーボア
ンプ17に出力し、巻取モータ9の回転速度の制御を行な
う。
次に巻取テープ径Rtの算出方法について説明する。一
般にテープ径Rtは、Σ{(回転数)×(テープの厚
み)}で表わされるが、CPUでこの演算を行なう場合、
掛算は特別な演算プロセッサを使用しない限り計算時間
が長くなる、そこで予めテープ長、テープ厚みを情報と
して記憶させておき、それぞれに対応したある一定の回
転数毎に1ビットずつ値を増加させていく方法をとる。
なお回転数は巻取リール5に取付けられたエンコーダパ
ルスをCTCで取り込み、一定回転数毎に割り込みをかけ
て第2図に示すように出力する。
本実施例によれば、従来の装置では巻取側でダンサロ
ーラ4の位置検出により磁気テープ2の張力を検出し、
巻取モータ9の回転速度をフィードバック制御して張力
をある一定のパターンに保つようにしていたのに対し
て、供給側のテープ速度指令値を巻取側テープ外径で除
算したもの、すなわち供給側のスピード要素も巻取モー
タ9の回転数要素として加えたので、より高精度の張力
制御が可能となった。これにより、本実施例により制御
された張力は、第3図に1点鎖線で示すように破線で示
す基準値にほぼ等しくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る磁気テープ巻取制御方法の一実施
例に用いる装置を示すブロック図、第2図は巻取側テー
プ径の計算値を示すグラフ、第3図は本実施例によるテ
ープ張力の変動を示すグラフ、第4図は従来の磁気テー
プ巻取装置を示すブロック図、第5図は従来の動作を示
すグラフである。 1……供給リール 2……磁気テープ 3……検尺ローラ(走行検出器) 4……ダンサローラ 5……巻取リール 8……供給モータ 9……巻取モータ 10、11……ROM 18……カウンタ 19……CPU(演算手段) 21……割算器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給モータにより回転駆動される供給リー
    ルと、巻取モータにより回転駆動される巻取リールと、
    前記供給リールから巻取リールに巻き取られる磁気テー
    プの走行路に設けられ該磁気テープの送り量及び送り速
    度を検出する走行検出器と、該走行検出器と前記巻取リ
    ールとの間に設けられ前記磁気テープの張力を検出する
    位置検出器を有するダンサ装置と、前記供給モータに任
    意の速度値を設定し指令するとともに前記走行検出器か
    らのフィードバック信号によりテープ速度を制御するテ
    ープ速度制御装置と、前記巻取モータに任意の張力値を
    設定し指令するとともに前記位置検出器からのフィード
    バック信号により前記巻取モータの速度を制御すること
    により磁気テープの張力を制御するテープ張力制御装
    置、とを備えた張力制御型磁気テープ巻取装置におい
    て、 前記巻取モータの回転数を検出し、予め記憶された前記
    磁気テープの厚さ及び前記巻取リールに供する磁気テー
    プ巻取用巻芯の外径と前記巻取モータの回転数とから巻
    取中に漸増する巻取ロールの外径を演算し、その時点で
    前記供給モータに設定指令されたテープ速度指令値を該
    巻取ロールの外径値で除算する演算を行い、この演算結
    果を前記巻取モータへの回転速度指令信号成分として追
    加付与することにより、前記巻取モータの回転を制御す
    ることを特徴とする磁気テープ巻取装置。
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