JPS63213143A - デジタルオ−デイオテ−プレコ−ダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はオーディオ信号をＰＣＭ録音再生するデジタル
オーディオテープレコーダに関し、特にオーディオ信号
の希望曲を任意に再生するランダム選曲再生機能に関す
るものである。

従来の技術 近年、オーディオ装置のデジタル化が進み、コンパクト
ディスクプレーヤに続き、近々デジタルオーディオチー
ブレコーダ（以下ＤＡＴと言う）が発売されようとして
いる。

上記ＤＡＴにおいては選曲などの動作を簡単にするため
オーディオ信号とそれに関連するサブコードが磁気テー
プ上のＰＣＭオーディオデータ領域とサブコード領域に
記録されるようになっており、第５図に示すようにサブ
コードのひとつとして各面の頭の部分に曲頭を認識する
ことが可能な曲頭識別信号が記録されるように構成され
ている。

以下、本出願人が本出願前に考えた上記曲頭識別信号を
利用したランダム選曲再生機能を有するＤＡＴについて
図面を参照して説明する。

第４図は本出願人が本出願前に考えたランダム選曲機能
を有するＤＡＴの構成図、第６図はＤＡＴの動作を示す
説明図である。

第４図において、４１はヘリカルスキャン型の再生ヘッ
ド、４２は再生増幅器、４３は再生ヘッド４１で再生さ
れたＰＣＭ信号からＰＣＭオーディオ信号とそのサブコ
ードを分離するだめの分離器である。

４４はＰＣＭオーディオ信号の誤り訂正等のデジタル信
号処理を行なうＰＧＭデコーダ、４５はデジタル／アナ
ログ変換器（以下ＤＡＣと言う）、４６はＤＡＣ４５に
よυアナログに復元されたオーディオ信号を増幅する増
幅器、４７はアナログオーディオ信号の出力端子である
。

４８はサブコードデコーダ、４９はデツキ部６ｏの走行
等を制御するシステムコントローラ部（以下シスコンと
言うンである。

以上のような構成においてランダム選曲再生動作につい
て説明する。

まず複数の曲がＰＧＭ録音された磁気テープを再生ヘッ
ド４１で再生し分離器４３によってＰＣＭオーディオ信
号とサブコード信号に分離される。

ＰＣＭオーディオ信号はＰＣＭデコーダ４４でデコード
されて第５図乙に示すＰＧＭデータが出力される。

また、サブコード信号はサブコードデコーダ４８でデコ
ードされ、第６図すに示すサブコードの曲頭識別信号５
１がシスコン４９に入力される。

今、複数曲のｎ番目の曲６３を再生するよう指定すると
シスコン４９からの指令によりデツキ部６Ｑがサーチモ
ードで走行され再生ヘッド４１によりｎ番目の曲６３の
曲頭識別信号５１が再生されるとサブコードデコーダ４
８でデコードされたサブコードをシスコン４９で指定の
曲の頭であることを判断してデツキ部５Ｑを一度曲間ま
で巻戻して再生モードに切換える指令を出し、ＰＣＭオ
ーディオ信号はＰＣＭデコーダ４４でデコードされ１）
ＡＣ４５でアナログ信号に変換されて出力端子４７に出
力されて再生される。

そして、曲６３の再生が終了して次の曲の曲頭識別信号
６２が再生されると曲５３が終ったことをシスコン４９
が判断しデツキ部５ｏを停止させて次の指令を待つよう
になる。

また、複数の曲をランダムに選曲する場合には曲６３の
再生が終了して次の曲の曲頭識別信号６２を認識すると
シスコン４９が次の指定された曲頭識別信号が見つかる
までデツキ部５０をサーチモードにする。

以下上記同様に指定された曲の曲頭識別信号をサーチし
て再生を連続的に行なうものである。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成によれば各面の曲頭識別
信号によって希望曲の頭を識別し、かつその曲の再生の
終了を次の曲の曲頭識別信号を見つけることにより判断
しているため再生モードで次曲の曲頭識別信号を再生し
た時には次曲の曲頭のＰｃＭオーディオ信号の一部を同
時に再生してしまい使用者が希望しない曲の頭を再生し
てしまう。また短い時間の時はノイズ的不快音となる問
題点を有する。

まだ、複数の曲をランダムに指定して再生するような場
合、指定の曲の再生の後、無信号の曲間５４をすべて再
生して次の曲の曲頭識別信号を再生してから次の希望曲
のサーチを開始するため複数の指定曲の曲間の無信号時
間が長くなるという問題点を有するものである。

本発明は上記問題点に鑑みてランダム選曲再生時に不用
な曲頭の再生をすることなく、かつ曲間の無信号時間を
短かくすることができるデジタルオーディオテープレコ
ーダを提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明のデジタルオーディ
オテープレコーダは、アナログ信号をＰＣＭ７”−夕に
変換し、アナログ信号のプログラム単位毎に開始部を示
す曲頭識別信号を含むサブコードと共に記録したテープ
を再生するデツキ部と、ＰＣＭデコーダと、デジタルア
ナログ変換器と、前記ＰＣＭデコーダによりブコードさ
れた信号のデータ又は前記ＰＣＭデコーダによりブコー
ドされたデータを前記デジタルアナログ変換器によりア
ナログに変換された信号のレベルからプログラム単位と
プログラム単位の間を検出する曲間検出手段と、前記サ
ブコードをデコードし前記曲頭識別信号を得るサブコー
ドデコーダと、前記デツキ部の再生モード、選曲モード
を含めて制御するシステムコントローラとを備え、前記
テープを１プログラムのみまたは複数のプログラムを任
意の順番で再生する場合、プログラムの頭出し動作は前
記サブコードデコーダの出力信号により制御し、かつプ
ログラムの完了の動作は前記曲間検出手段の出力信号に
より制御するように前記システムコントローラを構成し
たことを特徴とするものである。

作用 本発明は上記した構成によって、各プログラムの完了の
動作を前記曲間検出手段の出力信号により制御するため
ランダム選曲再生時に使用者が希望しない不用な曲の曲
頭を再生することがなくかつ、希望の曲の再生終了から
次の希望の曲へ移る無信号時間を短かくすることができ
るものである。

実施例 第１図は本発明の一実施例におけるＤＡＴの構成図であ
る。

第１図において第４図の先行例に示す構成と同一ブロッ
クについては同一番号を符して詳細な説明を省略する。

１０はデツキ部６０等を制御するシステムコントローラ
（以下シスコンと言う）、１１は操作者が動作を指令す
る操作部である。１２はＰＣＭデコーダ４４によりデコ
ードされた信号のデータのレベルからプログラム単位（
曲単位）とプログラム単位の間を検出する曲間検出部で
あり、デジタルデータのｒｏＪが検出されかつ所定時間
継続した場合に曲間と見なして出力をシスコン１ｏへ送
るものである。

なお、曲間検出部１２はＰＣＭデコーダ４４によりデコ
ードされたデジタル信号をＤＡＣ４６でアナログ信号に
変換した後のオーディオ信号のレベルによって曲間を検
出してもよい。

以上のような構成において第２図の動作説明図および第
３図に示す本発明の一実施例のＤＡＴの動作を示すフロ
ーチャートを用いて動作を説明する。

まず、操作者が操作部１１の操作により希望の曲の再生
を指定するとシスコン１ｏがデツキ部６０をサーチモー
ドにする。

そして第３図のステップ１でサーチモードであることを
判断するとステップ２に進み指定された曲頭識別信号が
見つかったかどうか判断を行なう。

今、第２図のｎ番目の曲５３を再生したいとするならば
再生−ラド４１で曲頭識別信号６１が再生されサブコー
ドデコーダ４８でデコードされてシスコン１０に入力さ
れるとステップ３に進みシスコン１ｏはデツキ部５０に
サーチモードを停止し、−変曲間の部分まで巻戻した後
再生モードになるよう指令を出す。これにより希望した
ｎ番目の曲６３０頭出し再生を行なうことができる。

そして、再生モード中はステップ４に進み曲間が当来し
たかどうかを判断する。

再生ヘッドにより曲間６４の部分が再生され始めるとＰ
ＣＭデコーダ４４の出力に６′０”レベルのデータが出
力され、その時間が任意の時間ｔを超えると曲間検出部
１２がシスコン１ｏに曲間である出力を出す。

これによりステップ４で曲間であることを判定しステッ
プ６へ進む。そしてステップ５で次に再生を希望する曲
が入力されているかどうかを判断し、希望曲が入力され
ていなければステップ６へ進みシスコン１ｏからデツキ
部５ｏに停止指令が出力されストップモードとなり次の
操作入力を待つ。

マタ、ステップ５で次の希望曲が入力されていると判定
されるとステップ７に進みシスコン１゜かもデツキ部６
０に次の希望曲をサーチするサーチモード指令が出され
サーチモードとなる。

このようにして再生曲の終了は曲間を検出することによ
り行なわれる。

以上のように本実施例によればランダム選曲再生する場
合、希望曲の曲頭の検出はサブコードデコーダ４８によ
ってデコードされた曲頭識別信号６１を検出することに
よりシスコン１０がデツキ部５０をサーチモードから再
生モードにし、かつ希望曲の再生の完了の検出は曲間検
出部１２により曲間信号が出力されたことでシスコン１
ｏがデツキ部６０を制御するように構成することにより
希望曲の再生の完了時に使用者が希望しない曲頭全再生
することがなく、かつ次の希望曲に移る時間も曲間の途
中で前の再生曲が完了したことを判断して次の希望曲の
サーチモードに移れるため曲間の無信号時間を少なくす
ることができるものである。

発明の効果 以上のように本発明のデジタルオーディオテークレコー
ダはランダム選曲機能を有するものであって、テープの
１プログラムのみまたは複数のプログラムを任意の順番
で再生する場合、プログラムの頭出し動作はサブコード
デコーダの出力信号によす制御し、かつプログラムの完
了の動作は曲間検出手段の出力信号により制御するよう
にシスコンを構成したことにより希望曲の再生の完了時
に使用者が希望しない曲頭を再生することがなく、かつ
次の希望曲のサーチモードに移る時間を短かくでき無信
号時間を少なくできるというきわめて有効な効果を有す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のＤＡＴを示す構成図、第２
図は本発明の一実施例のＤＡＴの動作を示す図、第３図
は本発明の一実施例のＤＡＴのマイコンのフローチャー
ト、第４図は本出願人の先行例のＤＡＴを示す構成図、
第６図は同第４図の動作を示す図である。 １０・・・・・・シスコン、１２・・・・・・曲間検出
部、４１・・・・・・磁気ヘッド、４４・・・・・ＰＣ
Ｍデコーダ、４５・・・・・・ＤＡＣ，４８・・・・・
・サブコードデコーダ、５゜・・・・・・デツキ部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アナログ信号をＰＣＭデータに変換し、アナログ信号の
   プログラム単位毎に開始部を示す曲頭識別信号を含むサ
   ブコードと共に記録したテープを再生するデッキ部と、
   ＰＣＭデコーダと、デジタルアナログ変換器と、前記Ｐ
   ＣＭデコーダによりデコードされた信号のデータ又は前
   記ＰＣＭデコーダによりデコードされたデータを前記デ
   ジタルアナログ変換器によりアナログに変換された信号
   のレベルからプログラム単位とプログラム単位の間を検
   出する曲間検出手段と、前記サブコードをデコードし前
   記曲頭識別信号を得るサブコードデコーダと、前記デッ
   キ部の再生モード、選曲モードを含めて制御するシステ
   ムコントローラとを備え、前記テープを１プログラムの
   みまたは複数のプログラムを任意の順番で再生する場合
   、プログラムの頭出し動作は前記サブコードデコーダの
   出力信号により制御し、かつプログラムの完了の動作は
   前記曲間検出手段の出力信号により制御するように前記
   システムコントローラを構成したことを特徴としたデジ
   タルオーディオテープレコーダ。