JPS631973A - 反応性重合体粒子及びその製造方法 - Google Patents

反応性重合体粒子及びその製造方法

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JPS631973A
JPS631973A JP14498586A JP14498586A JPS631973A JP S631973 A JPS631973 A JP S631973A JP 14498586 A JP14498586 A JP 14498586A JP 14498586 A JP14498586 A JP 14498586A JP S631973 A JPS631973 A JP S631973A
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三谷 勝男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 金満穴す濃度のエポキシ基全有することt″特徴する反
応性重合体粒子。
(2) グリシジル(メタ)アクリレート単量体単位を
有する重合体粒子と1分子中にアミノ基及び/又はイミ
ノ基を有し、且つ該アミノ基及び/又はづミノ基の窒素
原子に結合する水素原子の数が2個であるも11化合物
とを反応させ、次いで、得られ几重合体粒子と分子中に
エポキシ基を3個以上有するエポキシ化合物と全反応さ
せることを特徴とする反応性重合体粒子の製造方法。
(3) グリシジル(メタ)アクリレート単り体単位全
有する重合体ね子と、分子中にアミノ基及び/又μイミ
ノ基を有し、且つ該アミ7基及び/又はイミノ基の窒素
原子に結合する水素原子の数が3個以上である含窒素化
合物とを反応させ、次いで、侮られた重合体粒子と分子
中にエポキシ基金2個以上有するエポキシ化合物とを反
応させることt%徴とする反応性重合体粒子の製造方法
(4)  グリシジル(メタ)アクリレート単量体単位
を有する重合体粒子にアミノ基及び/又はイミノ基とさ
らにエポキシ基とが導入されてなる反応性重合体粒子で
あって、該反応性重合体粒子の表面に於ける窒素原子の
@腿をCN(μmot・7g−反応性重合体粒子)、エ
ポキシ基のm PIL’t Cytpx (μmoL*
/9−反応性重合体枚反応性重合体枚子 0式% を満たす濃度のエポキシ基含有する反応性重合体粒子ニ
ジなること’を特徴とする免疫診断用試薬の担体。
3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、水媒体中で分散安定性のよい反応性重合体粒
子を提供するものである。特に酵素、細菌、ウィルス、
毒素、薬物、及び免役活性物質などを固定化して診断用
試薬として好適に使用しうる反応性重合体粒子及びその
製造方法を提供するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)抗原
・抗体反応’i+tt用する免役学的検査において、凝
集反応は沈降反応、袖体結合反応と共に、あるいはこれ
らに比して著しく簡便かつ鋭敏な反応として利用されて
いる。そして、凝集反応は。
遊離細胞や細菌膜表面に局在する抗原を検出する反応と
共に、抗原精製技術の進歩にニジ%異性の冒い抗血清が
得られることに1って、特異性の尚い抗体を血球粒子、
ベントナイト粒子、カオリン粒子、ラテックス粒子かど
の粒子担体に固定させておき、対応する抗原を凝集反応
[工って検査するなど、臨床検査における応用範囲が著
しく拡大している。
免疫学的に集反応用としての担体はi々のものが公知で
、該相体を使用した種々の診断用試薬が知られている。
これらを大別すると免疫活性物質を物理的に吸着し友診
断用試薬と免疫活性物’jtk共有結合で結合させた診
断用試薬になる。これらの試薬にはそれぞれ一長一知が
あシ現在なお完全に満足出来る診断用試薬は存在しない
診断用試薬の担体としては、−般に重合体粒子が用いら
れており1診断用試薬に適した重合体粒子の開発が望ま
れている。
かくして、免疫活性物質を固定化した担体の非特異的縦
集反応を抑制することと、保存安定性を高めるために数
多くの方法が開発されている。これらの方法に、免役活
性物IjMを固定化した担体に保睦コロイドを添加する
方法と、担体を親水性重合体粒子にする方法に大別され
る。前者の方法については、例えば、免疫活性物質を担
体に固定化し几後に、牛血清アルブミン、ゼラチンなど
の親水性蛋白質t−添加する方法が一般的I/cよ〈採
用されているが、検定混合物中で非特異的な蛋白質−蛋
白質相互作用に起因する妨害作用が指摘されている(特
開昭56−158947号公報)。また後者の方法につ
いて1例えは、特開昭56−30405号公報、4iF
開昭56−141559号公報には繰返し単位が2.3
−ジオキシプロピルメタクリレート単位から成る親水性
架橋共重合体粒子を用いる方法が、また%開昭57−1
35801号公報にはスチレン−グリシジルメタクリレ
ート共重合体粒子を合成し、エポキシ基を加水分解して
ジヒドロキジル基に変換して製氷性重合体粒子を得る方
法が提案されている。これらの方法は極めて秀れた方法
である。しかし、親水性基であるジヒドロキジル基濃度
1に増加させると重合体粒子の安定性を向上させること
が可能であるが、免疫活性物質を共有結合させる活性点
濃度が減少するために免疫活性物質の固定化量が減少す
るとか、あるいは免疫活性物質を吸着固定化するに有効
な疎水性表面が減少するために、免疫学的凝集反応の鋭
敏性が著しく低下する欠点がある。このように免役活性
物質の固定化担体の免疫学的凝集反応性と物理的安定性
を同時に満足させることは従来極めて1難であった。
(間眩点を解決するための手段) 本発8A@等は、免疫学的凝集反応の鋭敏性に優れると
共に、非%異的襞集反応が低く、かつ保存安定性の優れ
た免疫活性物質の固定化担体となる重合体粒子について
鋭意研究を重ねて来た結果、グリシジル(メタ〕アクリ
レ−)Am体単位を有する重合体粒子にアミノ基及び/
又はイミノ基とエポキシ基とがさらに導入され、アミノ
基及び/又はイミノ基に由来するS1累原子洟度に対し
て特定量のエポキシ基含有する反応性重合体粒子を用い
ることにより、前記41ilL望を満す優れた効果をも
几らすことを見い出した。
即ち、本発明はグリシジ/I/(メタ)アクリレート単
1体重位を有する重合体粒子にアミノ基及び/又はイミ
ノ基とさらにエポキシ基とが導入されてなる反応性重合
体粒子であって、該反応性重合体粒子の表面に於ける窒
素原子の濃度をCN(μm赫Vy−反応性重合体粒子)
、エポキシ基の濃度全CKPX (μmote/ji−
反応性]k合体粒子〕とするとき、次式 %式% を満几す濃度のエポキシ基を有することを%微とする反
応性重合体粒子である。
本発明に於ける重合体粒子は、次式 (但し、Rは水素原子又はメチル基である。)で示され
るグリシジル(メタ)アクリレートJ4LjlL体重位
會有する。本発明の重合体粒子は、上記したグリシジル
(メタ)アクリレートIJIi、thL体単位のみ含有
するものであっても工<、該グリシジル(メタ)アクリ
レート単量体単位と他0JIL蓋体単位と會有するもの
であっても良い。上記した他の単1体重位としては、グ
リシジル(メタ)アクリレートと共1合可能なモノマー
で示される単量体却位であれはどのよつなものでもよい
。就中1本発明に於いて好ましい他の単l−体単位は、
次式(但し、R1は水素原子又はアルキル基であp、R
2はハロダン原子、置換若しくは非置換のフェニル基、
アルコキシカルボニル基又はアシルオキシ基である。) で示される疎水性ビニル糸車j体単位である。ここで、
フェニル基の置換基としては特に限定されないが、ハロ
ダン原子、ハロアルキル基、アルキル基等を挙けること
ができる。このような疎水性ビニル糸HLb体単位の中
でもR2がf挟着しくは非置換のフェニル基、又は塩素
原子である疎水性ビニル系単量体単位が好ましい。また
、他の単量体単位としてμ次式 (但し、R3は水素原子又はカルボキシル基であり、R
4は水素原子又はアルキル基であり、R6はカルボキシ
ル基、スルホニルフェニル基、ヒドロキで示される基(
但し、R′はアルキレン基、nは1〜20の整数である
。)である。) で示される親水性ビニル糸車蓋体単位を採用することが
できる。
上記したグリシジル(メタ)アクリレートa量体単位の
重合体粒子に占める割合は待に限定されないが、得られ
る反応性重合体粒子に免役活性物質を吸着させて診断用
試薬として使用する場合は、グリシゾル(メタ)アクリ
レートjlii体単位が0.05〜205〜20モル価
Co、 1〜15モル価であることが好゛ましい。′f
、友、免役活性物質を共有結合させることによって診断
用試薬として使用する場合は20〜100モル饅、さら
に30〜99モル−であることが好ましい。
上記したグリシジル(メタ)アクリレート単量体単位以
外の他のJnLi体としては、前記した疎水性ビニル糸
車1〔体重位及び親水性ビニル糸車蓋体11位を用いる
ことが好′ましいが、親水性ビニル糸単−体単位の割合
が多くなり過ぎると反応性重合体粒子の分散安定性に不
都合を生じることがある。
従って、本発明の反応性重合体粒子金秋看による診断用
試薬として用いる場合は、親水性ビニル糸車−体はグリ
シジル(メタ)アクリレート単量体に対して0〜20モ
ル価の範囲で、また、共有結合による診断用試薬として
用いる場合は、グリシツル(メタ)アクリレート単量体
に対して0〜50モル★の範囲で用いることが好ましい
以上のような組成とすることにLって、−般に、吹出1
のエポキシ基が0.05〜4 (J Oμmot*/g
 −N合体粉子、エリ好ましく B 0.1〜2 U 
OltmoLe/i−重合体粒子の重合体粒子を得る仁
とができる。
以上に述べfc重合体粒子の製造方法は、公知の方法が
イロ」ら制限なく使用し祷る。即ち、グリシジル(メタ
)アクリレートを単独で重合するととに工って、或いは
、グリシジル(メタ)アクリレートと共1合可能なビニ
ル糸車倉体とを共1合させることによって、上記の重合
体粒子ヲ得ることができる。グリシジル(メタ)アクリ
レートと共重合させるビニル糸単量体の代表的なもの?
Il−挙げれば、スチレン、ビニルトルエン、クロルメ
チルスチレン、クロルスチレン、塩化ビニル、臭化ビニ
ル、メチ/L/(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、デルビル(メタ)アクリレート、酪酸ビ
ニル等の疎水性ビニル糸車鍾体、ま友、アクリル酸、メ
タクリル酸、マレイン酸、スチレンスルホン酸、2−ヒ
ドロキシエチルメタアクリレート、グリセロールモノメ
タクリレ〜ト、ホリエチレングリコールモノメタクリレ
ート尋の親水性ビニル糸単量体などが例示される。これ
らのビニル糸S菫体は2ね以上全混合して用いることも
できる。さらにまた、修景に応じて、ジビニルベンゼン
、エチレンダリコールジメタクリレート、ジxfレンゲ
リコールジメタクリレート、ビスフェノ−/l/Al/
サジノルエーテル等の架橋性単量体も好適に使用できる
これらの単量体を用いて重合体粒子を得るための1合方
法は特に限定されず、公知の方法が好適に採用される。
例えは、アニオン性界面活性剤、非イオン糸界面活性剤
の存在下に水媒体中で水湿性ラジカル翔始剤全用いて乳
化重合する方法、界拘活性剤を使わずに水媒体中で水溶
性ラジカル開始剤を用いて不均一1合する方法、部分鹸
化ポリビニルアルコール。ポリビニルピロリドン等の保
護コロイド存在下に懸濁重合する方法、ビニル糸車9体
は溶解するが重合体は溶解しない有機溶媒中で沈絃1合
する方法等が採用される。
本発明で使用する反応性重合体粒子の平均粒子径は特に
限定されなりが、凝集反応による診断用wA、栗に用い
る場合には、その鋭敏性や保存安定性を良好にするため
に一般には0.05乃至10ミクロンの範囲内にあるこ
とが好ましい。さらにま几、該反応性重合体粒子は1粒
子径の分散値の小さい方が、再現性が良いために望まし
い。従って、このような粒子径となるような重合体粒子
を得ることが好ましい。
本発明の反応性重合体粒子は、上記の重合体粒子にアば
ノ基及び/又はイミノ基が導入され、さらにエポキシ基
が導入されたものであり、反応性重合体粒子の表面に於
ける窒素原子の良度をCM(μrnoL・7g−反応性
重合体粒子)、エポキシ基の鎖度をCIIP! (μm
oA・/I−反応性重合体粒子)とするとき、下記式〔
A〕 CIP!≧0.6 X Cy        [A)好
ましくは、下記式[B] CEP)Ca2.8 X CN        [B]
さらに好ましくは、下記式EC) Cwpx≧1. OX CM        [:C]
+tsたす濃度のエポキシ基を有する。アミノ基及び/
又はイミノ基の導入は、後述するように分子中にアミノ
基及び/又はイミノ基を有し、且り肢アミノ基及び/又
はイミノ基の蟹累原子に結合する水素原子の数が2個以
上である富窒素化合物とグリシジル(メタ)アクリレー
ト単量体単位を有する重合体粒子とを反応させることに
よって行なう。即ち、含Im素化合物のアミノ基及び/
又はイミノ基とグリシジル(メタ)アクリレート単量体
単位のエポキシ基との反応を利用する。この反応は、下
記[1]又はCI)のように進行しているものと推測で
きる。
このようにして導入されたアミノ基及び/又はイミノ基
は、複数個のエポキシ基を有するエポキシ化合物のエポ
キシ基との反応t/c利用されて、ニーキシ基の導入が
行なわれる。この場合、先にアミノ基及び/又はイミノ
基−の導入を行なう究めに用いられた含窒素化合物のア
ミノ基及び/又はイミノ基の窒素原子に結合する水素原
子の数が2個である場合には、エポキシ基を分子中に3
個以上有するエポキシ化合物金層いる。また、アミノ基
及び/又にイミノ基の窒素原子に結合する水素原子の数
が3個以上である言霊素化合物を用い友場合には1分子
中にエポキシ基を2個以上有するエポキシ化合物が用い
られる。この反応は次の[1113又扛[IV)のよう
に進行しているものと推測される。
CH2−CH−R,−CH−CH2[IV、1晶  ゝ
0′ このようにアミノ基及び/又はイミノ基とエポキシ基と
を導入することにより、当初の重合体粒子のグリシジル
(メタ)アクリレート単量体単位に基つくエポキシ基の
濃度ニジも高い濃度のエポキシ基を反応性重合体粒子に
導入することができる。即ち1反応性京合体粒子の表面
に於けるエポキシ基の濃度′t−前述のとお’) CE
PX(itmoLe/9−反応性重合体粒子)とし、ア
ミン基、イミノ基、エポキシ基の導入前の重合体粒子の
グリシジル(メタ)アクリレート単−体単位に基つくエ
ポキシ基の′#展をG(μm ole/’J’−反応性
重合体粒子〕とすると、重合体粒子中のグリシツル(メ
タ)アクリレート単量体単位が20〜100モル係の重
合体粒子を用い九場合には c’xpx≧1.1XG 好ましくは CMPK≧1.5XG を満たすエポキシ基の濃度を有する反応性重合体粒子と
することができ、重合体粒子中のグリシジル(メタ)ア
クリレート単量体単位が0405〜20モル嗟の重合体
粒子を用込九場合には、次式0式% tSたす反応性重合体粒子とすることも可能である。
しかも、アばノ基及び/又はイミノ基とニーキシ基の導
入により親水性である水酸基が生成し、このために分散
安定性の優れた反応性重合体粒子が得られる。
本発明の反応性重合体粒子のエポキシ基の濃度が、前記
式[A]で示される値未満の場合には、アミノ基及び/
又はイばノ基の導入蓋に応じてエポキシ基の導入量が増
加してbなりことを示す。即(]7) ち、アミノ基及び/又はイばノ基とエポキシ基の導入前
の重合体粒子のグリシジル(メタ)アクリレート単量体
単位に基づくエポキシ基の濃度Gに比べて、ア〈ノ基及
び/又はイミノ基とエポキシ基とを導入後の反応性重合
体粒子のエポキシ基の濃度czpxの方が小さめことに
なる。このような、反応性重合体粒子に免疫活性物質を
吸着させて診断用試薬としても、エポキシ基濃度が当初
の重合体粒子のそれよりも減少し、その開環によって生
成する水酸基濃度が減少する念めに、診断用試薬の安定
性が低下する。また、上記のような反応性重合体粒子に
免疫活性物質を共有結合させて診断用試薬としても、免
疫活性物質の共有結合に用贋るエポ午シ基濃度が当初の
重合体粒子のそれよりも減少することによって、共有結
合で固定される免疫活性物質の量が減少し、このtめ診
断用試薬の鋭敏性が低下する。
前記した特定普のエポキシ基の濃度を有する反応性重合
体粒子の製造方法としては、次の(イ)及び(ロ)の方
法が採用される。
(イ) グリシ、ゾル(メタ)アクリレート単量体重位
を有する重合体粒子と1分子中にアミノ基及び/又はイ
ミノ基を有し、且つ該アミノ基及び/又はイミノ基の窒
素原子に結合する水素原子の数が2個である含窒素化合
物とを反応させ、次いで、得られた重合体粒子と分子中
にエポキシ基を3個以上有する工がキシ化合物とを反応
させることを特徴とする反応性重合体粒子の製造方法。
(ロ) グリシジル(メタ)アクリレート単量体単位を
有する重合体粒子と、分子中にアミノ基及び/又仁イミ
ノ基を有し、且つ核アミノ基及び/又はイミノ基の窒x
i子に結合する水素原子の数が3個以上である含窒素化
合物とを反応させ1次いで、得られた重合体粒子と分子
中にエポキシ基を2個以上存するエポキシ化合物とを反
応させること全特徴とする反応性重合体粒子の製造方法
本発明に於いてアミノ基及び/又はイミノ基を有し、該
アミノ基及び/又はイミノ基の菫素原子に結合する水素
原子の数が2個である含窒素化合物としては公知のもの
が特に制限されず採用される。例えば、 N、N’−ジ
メチルエチレンジアミン、N、N’−エチルエチレンシ
アばン、1.3−ビス〔トリス(ヒドロキシメチル)メ
チルアiノ〕ゾロノダン、N 、N’−ツメチル−1,
6−ジアばノヘキサン、N、N’−ジエチル−1,6−
ジアイノヘキサン、N 、N′−シアセチルエチレンシ
アばン、等のイばノ基を有するイずノ化合物を挙げるこ
とができる。
さらにま九、次式に示す如く1当量のゾアンノ化合物と
2当量のモノエポキシ化合物の付加反応生成物が好適に
採用される。
例えば、シアイノエタン、シアはノデロノfン、シアず
ノブクン% 3#3′−シアずノー2−デロノ母ノール
、ゾエチレングリコールピス(3−アミノプロピル)エ
ーテル、等のシアばノ化合物1当量とエチレンオキシド
、プロピレンオキシド% 1.2−エポキシブタン、グ
リシドール、メチルグリシゾルエーテル、グリセロール
グリシジルエーテル、等のモノエポキシ化合物2当量の
付加反応生成物が好適に採用される。
本発明に於いてアミノ基及び/又はイミノ基を有し、該
アミノ基及び/又はイミノ基の窒素原子に結合する水素
原子の数が3以上である含窒素化合物としては、公知の
ものが特に制限されず採用される。例えば、ジアミノエ
タン、シア2ノプロノ臂ン、ジアミノブタン、3.3’
−ジアミノジデpピルアミンs 3 e 3’* 3#
−)リアミノトリプロピルアミン、N−(β−ヒドロキ
シプロピル)エチレンジアミン、ジエチレントリアミン
、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン
、ペンタエチレンへキサミン、ヘキサエチレンペンタミ
ン。
ポリオキシエチレンジアミン、等の多価アミノ化合物を
挙げることができる。
本発明に於いてエポキシ基を2個以上有するエポキシ化
合物としては、公知のエポキシ化合物が採用される1例
えは1.3−ブタジエンジエボキシド、1.4−7”タ
ンジグリシジルエーテル、エチレングリコールジグリシ
ジルエーテル、セカンダリ−ブチルフェノールソゲリシ
ジルエーテル、ゾロビレングリコールゾグリシジルエー
テル、グリセロールジグリシジルエーテル、1.6−ヘ
キサンシオールジダリシジルエーテル、ポリエチレング
リコールジグリシノルエーテル、グルコ−ストリグリシ
ジルエーテル、トリメテロ−〃プロノ臂ントリグリシジ
ルエーテル、ペンタエリスリトールトリグリシジルエー
テル、ペンタエリスリトールテトラグリシジルエーテル
、グルコーストリグリシジルエーテル、グルコーストリ
グリシジルエーテル、グルコシドトリグリシジルエーテ
ル、グリシツル(メタ)アクリレート勢の多価アミノ化
合物を挙けることができる。
本発明に於いて、グリシジル(メタ)アクリレート単量
体単位を有する重合体粒子と、アミノ基及び/又はイミ
ノ基を有するf窒素化合物との反応は、重合体粒子と重
合体粒子が有する特定量のエポキシ基と反応させるべき
含窒素化合物とを水媒体中、エポキシ基に不活性な緩衝
液中、あるいはエポキシ基とル応件の極めて久しくかつ
1@体粒子を浴解させないメタノール、エタノール、イ
ンゾロパノール、アセトン、酢酸メチル、酢酸エチル、
等の水と親和性の大きい有機溶媒中、あるいはこれらの
混合縁体中で混合して反応すれFiよい。特に水媒体中
での反応が好ましく採用される。
また、反応温度は1、合体粒子の分子構造やエポキシ基
濃度、含窒素化合物の分子構造、及び反応媒体に工って
異なるが、−般的には4℃乃至100℃、好1しくに4
℃乃至60℃の範囲が好適に採用される。反応媒体に有
機電媒を用いる場合には重合体粒子全溶解させない反応
温度′lk選ぶことが重要である。さらにまた含窒素化
合物のm度は重合体粒子の分子構造、エポキシ基濃度、
含窒素化合物の分子構造、及び反応条件によって異なる
が、重合体粒子のエポキシ基濃度に対して2乃至500
モル倍となるべく違べは良い。さらにまた、1に合体粒
子と含窒素化合物の混合方法は特に限定的でない。−般
的には、重合体粒子の懸濁媒体中へ含窒素化合物の溶液
を一括して添加する方法もしくCま飯々添力11する方
法、あるいは含窒素化合物の浴液中へ重合体粒子の懸濁
液全−括もしくは滴々添)J++する方法が女Jましく
採用される。
以上の方法によってアミノ基及び/又はイミノ基が導入
され7cJ合体粒子とエポキシ基を複数個有するエポキ
シ化合物の反応は、重合体粒子のアミノ基及び/又はイ
ミノ基と反応させるべきエポキシ化合物全水媒体中、エ
ポキシ基に不活性な緩勾准中、あるいはエポキシ基と反
応性の極めて欠し7くかつ重合体粒子を浴解させないメ
タノール。
エタノール、インゾロパノール、アセトン、酢酸メチル
、酢酸エチル、等の水と親和性の大きい有機溶媒中、あ
るいはこれらの混合媒体中で混合して反応すれはよい。
特に水媒体中での反応が好ましく採用される。また、反
応温度は重合体粒子の分子構造やアミノ基及び/又はイ
ミノ基I#度、含窒素化合物の分子構造、及び反Yし媒
体に裏って異なるが、−般的には4℃乃至100℃、好
ましくは4℃乃至(i 0℃の範、囲が好適に採用され
る。反応媒体Vこ有機電媒を用いる場合には重合体粒子
全溶解させない反応温度を選ぶことがIi景である。
さらにまたエポキシ化合物の濃度は重合体粒子の分子構
造、アミノ基及び/又はイミノ基濃度、工Iキシ化合物
の分子構造、及び反応条件によって異なるが、重合体粒
子の粒子表面のアミノ基及び/又はイミノ基濃度に対し
て10乃至500モル倍の範囲が好適に採用される。さ
らにまた反応時間は一概に限定できないが、−般には1
0分乃至100時間が好ましく、更には30分乃至50
時間がニジ好ましく採用される。
本発明に於ける反応性重合体粒子の有するエポキシ基は
、反応性重合体粒子に免疫活性物質を吸着して診断用試
薬とする場合にはその大部分を、また、免疫活性物質を
共有結合に工り結合して診断用試薬とする場合には免疫
活性物質の共有結合に使用し友残りの大部分を以下の方
法によって親水基に変換することができる。
以下の方法により反応性重合体粒子のエポキシ基金取水
基に変換することに工す1診断用試薬の免疫学的凝集反
応の鋭敏性が優れると共に、非特)°r的凝集反応が低
く、かつ保存安定性に優れる特徴がある。
(1)反応性l−合体粒子を加熱加水分解するが、もし
くは酸性水浴液中で加水分解することに工りエポキシ基
金ソヒドロキシル基に変換する。
(2)  2−メルカプトエタノール、2−メルカデト
デロノ卆ノール、3−メルトカプト−1,2−プロパン
ジオール、メルカプトペンタエリスリトール等のメルカ
プトアルカノール類と反応することにより、エポキシ基
をヒドロキシル基に変換する。
(3)  エタノールアミン、プロパツールアミン、ジ
ェタノールアミン、2−アミノ−2−エチル−1,3−
プロパンジオール、トリス(ヒドロキシエチル)アミノ
メタン等のヒドロキシアミン類と反応することに工p、
エポキシ基をヒドロキシル基に変換する。
(4)  チメグリコール酸、チオプロピオン酸、等の
メルカプトカルボン酸類と反応することにニジ、エポキ
シ基をカルブキシル基に変換する。
(5)クリシン、N−1リス(ヒドロキシメチル)メチ
ルグリシン、等のカルボキシル化アミン類と反応するこ
とにより、エポキシ?&ヲカル?キシル基に変換する。
(1)〜(5)の反応条件は本発明で用いる重合体粒子
に含蟹木化合物全反応させる条件に準じて行なえばよい
。さらにまた、本発明で得られた反応性重合体粒子に上
述の(11〜(5)の親水化反応を行なう前に、前記(
イ)及びく口)に示した方法によりta累化合物を反応
させ次いでエポキシ化合物を反応させる方法を複数回繰
返し行なうことも可能である。
このようにして得られた反応性重合体粒子のエポキシ基
の娘度は、前記した[A]式を満足することが必要であ
るが、さらに、0.1〜1000μmale/17−反
応性重合体粒子、よシ好ましくは0.2〜5 U Oμ
mo!A/9−反応性重合体粒子であることが好ましい
本発明によ勺得られた反応性重合体粒子は、水媒体中で
の疎水性有機化合物の吸層剤、生体内での各種細胞、組
紙による貧食作用の観察用粒子、及び酵素、蛋白質ある
いは免役活性物質の固定化用粒子等に応用でき、特に免
疫活性物質をIJB?、着法吃しくに共有結合法で固定
化した診断用試薬は免役学的凝集反応性が太きいだけで
なく、分散安定性と保存安定性に優れる特徴がある。
以下に、本発明で得られた反応性重合体粒子を診断用試
薬として用いた壜1合について説明する。
本発明で得られた反応性重合体粒子に成層法もしくは共
有結合法によって固定化する免疫活性物質としては1%
に限定的でなく公知のものが使用出来る。代表的なもの
を例示すれは、例えば、変性ガンマグロブリン、抗核因
子、ヒトアルブミン、抗ヒトアルブミン抗体、イムノグ
ロブリンG (IgG)、抗ヒトIgG抗体、イムノグ
ロブリンA (IgA ) 。
抗ヒトIgA抗体、イムノグロブリンM (IgM )
、抗ヒトIgM抗体、ストレプトリジンO、ストレプト
キナーゼ、ヒアルロンダーゼ、抗ストレプトリジン0抗
体、C−反応性蛋白知、抗C−反応性蛋白抗体、アルフ
ァーフエトプロティン(AFP ) 。
抗AFP抗体、楠胎児性抗原(CEA ) 、抗CEA
抗体、ヒト繊毛性ゴナドトロピン(HCG ) 、抗H
CG抗体、抗ニストロrン抗体、抗インシュリン抗体、
B型肝炎表向抗原(HBs ) 、抗11Bm抗体、梅
参トレポネマ抗!、X疹抗原、インフルエンザ抗Jh、
、袖体成分C19、抗C19抗体、抗C3,抗体、等の
公知の免疫活性愉*’tあげることができる。
本発明で得られた反応性重合体粒子に固定化される該免
疫活性物質の量は、各検査項目&C適している割合で反
応性重合体粒子に固定化させれは工〈、−概に限定され
ない。−般には、該免疫活性物質の量が多い程1診断用
試薬の鋭敏性が上がるため、鋭敏性ty求する場合には
、前記の反応性重合体粒子に飽和する迄、免疫活性物質
を吸着又は共有結合させることが好まし−。
本発明に工り得られた反応性重合体粒子は免疫活性物質
の固定化能力と親水性のバランスが極めて良く調節され
ているので、抗原又は抗体と反応性重合体粒子を緩衝液
又は生理食塩水などの水媒体中で混合し、抗原又は抗体
が化学的に変化しないように、そしてそれらの免役学的
性質を保持させるように、非常に温和な条件下に抗原又
は抗体を反応性重合体粒子表面に固定化させることがで
きるだけでなく、該媒体中で極めて安定性が高い特徴が
ある。反応性1合粒子表面に固定化され几免疫活性物質
の童は、重合体粒子の蛋白結合部位を飽和又はブロック
されるように辿ぶことか好ましいが、残存する蛋白結合
部位を免疫学的に不活性な適当な物餉でブロック又は不
活性化させることができる。
(効果及び作用) 本発明の反応性重合体粒子音用い几診断用試業は、免疫
学的に県反応の鋭敏性が大きめだけでなく、分散安定性
や保存安定性がすぐれるという特徴がある。その理由は
必ずしも明らかではないが、本発明者等は次のように推
測している。本発明の反応性重合体粒子は免疫活性物質
を共有結合法で固定化する千ポキシ基尋の1能基の数或
いは免疫活性物質を吸着する表面のエリアの広さと1分
散安定性と保存安定性に寄与する水酸基等の親水基の数
とが独立函数となっており、そのどちらも大きくするこ
とができるという特徴を有する。この事実は鹸断用試条
の合成上極めてillな因子である。免役活性物ηを固
定化する官能基湿度或いは表面のエリアの広さが多けれ
ば多い程、診断用試薬の鋭敏性は向上するが、重合体粒
子の分散安定性と保存安定性が低下する欠点がある。−
万、重合体粒子の親水基嬢度が多ければ多い程診断用試
系の分散安定性と保存安定性が増加するが、鋭敏性が著
しく低下する欠点が生じる。しかしながら。
本発明の反応性重合体粒子は、これらの矛盾を解決し、
鋭敏性及び分散安定性の共に優れたものである。従って
、本発明の反応性重合体粒子は、新規な診断用試薬の開
発に於すて極めて1袂な位置を占めるものである。
以下に実施例及び比較例をiけて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明にこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
尚、実施例及び比較例に於ける窒X1Q子及びエポキシ
基の足置は以下の方法により行なった。
(1)窒素原子の定− 反応性基合体粒子全乾燥後、三菱化成(株)製の微i窒
素分析装置(モデルTN−(I2型)を周込て窒素原子
の濃度(CN)全測定した。
(2)  エポキシ基濃度の定量 重合体粒子及び反応性重合体粒子金1重ii%濃夏で#
省水に分散した懸濁液1容と6−アミノカプロン酸全0
.5M−度に溶解した水溶液1容を混合し、)111=
8にpA製した後、60℃で24時間攪拌下に反応した
。反応抜蚕温で1過間蒸留水中で透析を繰返した彼、遠
心分離して重合体粒子を回収し、乾燥後、三菱化成(株
)製の微fm累分析装置(モデル、TN−02型)全利
用してエポキシ基と反応したε−アミノカルボン酸i&
l測定し、ε−アミノカプロン[1−反応しない重合体
粒子のブランク仙全差し引くことにエリ、重合体粒子及
び反応性重合体板子の弐面に於けるエポキシ基の濃度(
Cにpx)を分析し几。
実施例1〜3及び比較例1〜2 (1)京盆体粒子の調製 攪拌機付きガラス製フラスコを情累置換した後に、#留
水27υ0CC7Jlえて70℃に保つ友後に、簀累雰
囲気f、攪拌下に過硫酸カリウムを5.0ミリ七ル/l
@度になるようVC院加した。次いでソー2−エチルへ
キシルスルホコハク酸1.5 、!i’ k乳化剤とし
て添加した後、70℃に加温し几グリシジルメタクリレ
ート30ミリモル、メタクリル酸3ミリモル、及びスチ
レン100ミリモルの混合物を添加して1時間重合金行
なり几。その後スチレン2.6モルを定量ポンプで摘々
添加してから70℃で29時間攪拌下に重合した。1合
後、室温まで冷却してから、得られ定型合体粒子を濾紙
(A2)で濾別して大きな凝集体を除いた。次いで透析
全行なった後に、遠心分離、蒸留水への再分散の操作を
繰返し几後に、イオン交換樹脂で脱イオン操作全行ない
、更に遠心分離と洗浄を行なって重合体粒子′li−精
製し念。得られた重合体粒子の粒子径は0.232μm
であった。ま几、vi重合体粒子の表面に於けるエポキ
シ基濃度(G)は1.611maム力−重合体粒子であ
った。
(2)反応性重合体粒子の1!1i!製得られた重合体
粒子全2鼠:fi!%濃度で蒸留水に分散させた懸濁液
200 mlと第1表に示す官%iY累化合物を溶かし
た水浴液50mを混合し、室温で72時間攪拌下に反応
した。反応後、重合体粒子11−遠心分離、蒸留水への
再分散の操作を繰返した後に、窒叱t1t、換してから
98℃で2時間加熱することに工す重合体粒子の未反応
のエポキシ基を加水分解した。次いで、該重合体粒子を
21血饅襄度で#留水に分散させたに濁液100−と第
1表に示したエポキシ化合物をF+かした水′#液10
100a f混合し、室温で攪拌下に72時間反応した
反応後、遠心分離、蒸留水への再分散の操作を3回繰返
してN製することにより1本発明の反応性重合体粒子を
得た。得られ几反応性重合体粒子の輩累原子#F度(C
I4)及びエポキシ基の1M度(CEPX)は第】表に
示す通りであった。さらに、該反応性重合体粒子を98
℃で2時間加熱することにより反応性重合体粒子のエポ
キシ基金加水分解した。
次いで反ろ性重合体粒子を濾紙(A2)で濾別した後に
、遠心分離、蒸留水への再分散の操作を3回繰返してハ
製した。
(刀 ヒ)IgGを固定化[7た反応性重合体ね子のル
Q製 (2)で得られた本発明の反応性重合体粒子を固型分濃
度1:1(t%でグリシン緩衝液に分散し友。本発明に
於いてグリシン緩衝液とはグリシン0.05モル及び食
塩0.05モルを水1)に溶解し、次いで2規定水酸化
す) IJウム水溶液でpi−1’i8.2に調製し、
さらにアジ化ナトリウム’kl、9添加したものである
本発明に於いてヒ) IgGは、ヒト血清を飽和硫安で
塩析し、さらに透析を行ない精製したものを用いた。
ヒ)IgGをグリシン緩衝液にニジ希釈し1■/−に調
整する。次いで倍数希釈法に工りヒ)IrG1rグリシ
ン緩衝液により希釈してヒ)IgG希釈液を調製する。
11量チ濃度の反応性重合体粒子分散液1容にヒ)Ig
G希釈液1容を加え攪拌し、室温下2時間放置する。次
いで遠心分離、グリシン緩衝液への再分散の操作を繰り
返えすことに工りヒ) IgGを固定化した反応性重合
体粒子を洗浄した後に、グリシン緩衝液に固型分濃度を
0.5重量−になるように再分散させ、4℃で保存し友
(4)抗原・抗体反応 ヒ)IgGkウサギに免疫して得た抗ヒトIgGウサギ
血清を60℃、30分非削化処理を行かった。この血清
を以下抗ヒ) IgGウサギ血清と呼ぶ。
抗ヒ) IgGウサギ血清をグリシン緩衝液で20倍に
希釈したものを原液とし、倍数希釈法により抗ヒトIg
Gウサギ血清をグリシン緩衝液で希釈して抗と) Ig
Gウサギ血清希釈液を調製する。抗原・抗体反応を行な
うためにガラス製10大のホールグラスを用意し、グリ
シン緩衝液で希釈した抗ヒトIgGウサギ血清を各ホー
ルに0.04−加える。
次いでヒ)IgG′fr固定化した反応性重合体粒子の
グリシン緩衝液分散液を各ホールに0.o4−加える。
この後直ちに平沢製作所製テーバー式攪拌機によりホー
ルグラス′fr1分間に120回転の速度で水平回転し
攪拌を行なう。抗原・抗体反応により反応性及合体粒子
の凝集の有無から、ヒ) IgG舌・651足化した反
応性型′合体粒子の特性である鋭敏性を評価した。ホー
ルグラスを用いた実施例1の反応性重合体粒子の凝集試
験の結果t−第1図に示す。第1図は10分間の攪拌後
の凝集状態を示す。
凝集が全く認められない場合←)、凝集の有無が判定し
が九い場合(±)、明らかに#集が認められる場合、凝
集の強い順に千〇 +4−#+と判定した。
図中Cは抗原もしく扶抗体を全く含まないことを示す。
凝集試験の結果、明らかに凝集の認められたホールに於
ける抗ヒ) IgGウサギ血清希釈液の最高希釈倍数を
もって1反応性重合体粒子の鋭敏性を評価した。
反応性重合体粒子の特性として、さらに反応性重合体粒
子の分散安定性を評価した。すなわち。
反応性重合体粒子にヒ) IgG希釈液を加え室温で1
月放置した後の反応性重合体粒子の分散状態をもりて反
応性重合体粒子のヒ)IgG固足固定の分散安定性″に
評価した。又と) xga固定化後3ケ月経過した後の
反応性重合体粒子の分散状態をもってヒ)IgGt−固
定化した反応性重合体粒子の保存中の分散安定性を評価
した。
尚、比較例1として、(1)で得られた重合体粒子に実
施例1と同様の操作で、本発明で特定した範11J以下
の粒子表面のエポキシ基濃度(Cwpx )の反応性重
合体粒子を得た。得られた反応性重合体粒子を実九例1
と同様の操作で性能を調べた。その結果を組1表に示す
また、比較例2として、(1)で得られた重合体粒子′
5r:98℃で2時間加熱することによシエIキシ基を
加水分解した。次いで重合体粒子を濾紙(A2)で濾別
した後に、遠心分離、蒸留水への再分散の操作を3回繰
返して精製した。得られt重合体粒子を実施例1と同様
の操作で性能を調べた。
その結果な泥り表に示す。
第1表の結果から明らかな如く1本発明の反応性重合体
粒子はヒ)IgG’に吸着で固定化した後に残存する結
合部位を親水性の蛋白、例えば、ウシ崩清アルブミンな
どでブロックさせることなく、分散安定性がよく、かつ
鋭敏性が高いというI#徴がある。
実施例4 (1)反応性及合体粒子の調製 実施例1で得られた反応性重合体粒子(粒子表面のm 
$ IFA子濃度(CN ) = 5.6 AmoLJ
’jj−反応性重合体粒子、エポキシM 1lik L
 (Cz P x ) = 6.4 tmobsJ−反
応性重合体粒子)を21′!1に%濃度で蒸留水に分散
させた懸濁液50ゴと300μmot・のα−チオグリ
セロールの水浴液1〇−を混合し、室温で48時M攪拌
下に反応した。反応後、反応性重合体粒子を遠心分離、
′#c貿水留水再分散の操作を5回繰返して精製した。
子のFA製 (りで得られた反応性重合体粒子全固型分濃反1ム鈑チ
でpi4 = 8.2に調製したグリシン緩衝液に分散
させた。次いでヤギの産生じた抗CRP血清を塩層1と
透析でγ−グロブリンにw8輪しt後、アフイニティク
ロマトにエリ精製して得た精′#CRP抗体を1000
4.勺漠度に當有するグリモノ駿伽液全調製し几後に倍
歓布釈法にニジ希釈してCRP抗体希釈液をy4Nした
。反応性重合体粒子分散液1容と′!′PI製CRP抗
CRP抗体1容とを加え、攪拌し、室温下2時間放置し
た。次いで遠心分離、グリシン緩衝液への再分散の操作
を繰り返して洗浄した後、CRP抗体を固定化した反応
性重合体粒子をグリシン緩衝液に固型分濃度全0.51
電チになるように調製し几。
(3)抗原・抗体反応 検体として既知濃度のヒ) CRP血消を56℃で30
分間加熱処理して非動化しt後、グリシン緩@液で希釈
系列全訳節した。実施例1と同様の操作で、ガラス製1
0穴のホールグラスを利用して抗原・抗体反応金銅べた
。その結果、鋭敏性は7日後及び3ケ月後共に5μI淘
であっ九。オた、分散安定性は7日後1本、3ケ月後に
1本の非特異的凝集が誌められた。
実施例5及び比較例3 (1)  ]!合体粒子のV@製 攪拌機付きガラス製フラスコを窒素tt換し次後ニ、#
留水2700(Lk加えて75℃に保ツ7’Cfljに
、音素雰囲気下、攪拌下に過硫酸カリウム5ミリモル/
71.チオ硫酸ナトリウム5ミリモル/l。
硫酸@o、25ミlJモル/lを添加した。次いで75
℃に加温し几グリシジルアクリレート15ミリモル及び
メチルメタクリレート250ミリモルの混合物を添加し
て75℃で30分間攪拌下に重合した。その後、メチル
メタクリレート2.6モルヲ定量ポンプで満々添加して
、更に75℃で2時間攪拌下に重合した。その後の操作
は実施例1と同様の操作を行なった。得られ九重合体粒
子の粒子径は0.208μmであった。この重合体粒子
の表面におけるエポキシ基諷度(G)は0.8μmol
@//l−重合体粒子であっ友。
辺−医艮其重合体粒子の調製 得られた重合体粒子t−2重−1tチ濃度で蒸留水に分
散させた懸濁液200−と200μmoteのジエチレ
ントリアミンを溶かした水浴液50−を混合し、室温で
72時間攪拌下に反応し友。反応後、重合体粒子を遠心
分離、蒸留水への再分散操作を繰返した後に、2重1に
チ濃度で蒸留水に分散させた懸濁液200tdと600
μmoteのグリセロールジグリシジルエーテルの水浴
液100−を混合し、室温で攪拌下に50時間反応した
。反応後、遠心分離、蒸留水への再分散操作を繰返して
精製した反応性重合体粒子を得た。得られた反応性重合
体粒子に上記反応を全く同様の操作ft緑返して、分岐
数の多い反応性重合体粒子を合成した。かくして得られ
た反応性重合体粒子のtMiX原子濃度(CN)は2.
1μmot−A−反応性重合体粒子、エポキシ基の濃度
((−epx )は2.6μrnoLe/II−反応性
重合体粒子であった。さらに該反応性重合体粒子を98
℃で2時間、音素雰囲気下で加熱することにより反応性
重合体粒子のエポキシ基を加水分解した。次いで反応性
重合体粒子を濾紙(ム2)で濾別した後に、遠心分離、
蒸留水への再分散の操作を3回繰返してN製した。
(3)熱変性ヒトIgGの固定化 (2)で得た反応性重合体粒子をグリシン緩衝液に0、
51k 倉チになるように分散させた。次いで60℃で
10分114J加熱処理したヒ) IgGをグリシン緩
衝液にニジ希釈し1■/−に調整した。0.5重量sy
a度の反応性重合体粒子分散液1答に熱変性し几と) 
IgG希釈液1容を加え、攪拌し、室温下2時間放置し
た。その後、遠心分離して洗浄した後、固型分濃度が0
.5]k1it%になるように0.05i−itチ濃度
の牛血清アルブミンを含むグリシン緩衝液に再分散した
検体として非動化慢性関節リウマチ患者プール血?iI
fをグリシン緩衝液で20倍に希釈したものを原液とし
て、実施例1と同様にしてガラス製10大のホールグラ
スにグリシン緩衝液で希釈した慢性関節リウマチ患者血
清を各ホールに0.04d’e加え1次いで熱変性ヒ)
 IgG k固定化した反応性重合体粒子をグリシン緩
衝液で希釈した分散液全容ホールに0.04−加えて実
施例1と同体の操作で鋭敏性及び分散安定性音調べ比。
その結果、鋭敏性は1目抜×2560.3次月後X25
6(1゜であり、分散安定性は1日後及び3次月後に共
に非特異凝集反応は認められなかった。
尚、比較例3として比較例1で用いた重合体粒子を用い
て上記と一様の操作でテストすると、鋭敏性は1目抜X
1280.3ケ月後は非特異凝集の几め評価できなかつ
友。
夾り例6 攪拌機付きガラス製フラスコrmxu換し友後に、蒸留
水2700CI1.加えて70℃に保つ几後に、窒素雰
囲気下、攪拌下に過硫酸カリウム10ミリモル/l濃度
になるように添加した。次いで70℃に加温したグリシ
ジルメタアクリレート100ミリモル及びクロルメチル
スチレン400ミリモルの混合物を添加して70℃で1
時間攪拌下に重合した。その後スチレン2.5モルを足
置ポンプで満々添加してから、70℃で29時間攪拌下
に1合した。その後の操作は実施例1と同様の操作を行
なった。得られた重合体粒子の粒子径は0.324μm
であっ友。重合体粒子表面におけるエポキシ基濃度(G
)は3.5μmole/9−重合体粒子であった、得ら
れた重合体粒子を実施例1と同様の操作でテトラエチレ
ンペンタミン、1.4−ブタンジグリシジルエーテル全
反工しさせ、詔素原子−度(Cs )が12.5μmo
leカー反応性重合体粒子、エポキシ両度(Cxpx)
が13.3μmote/、9−反応性重合体粒子となる
反応性重合体粒子を合成した。かくして得られ几反応性
重合体粒子全実施例1と同様の操作でヒ)IgG’e固
定化し、抗ヒ) IgGウザギ血清との抗原・抗体反応
を行なった。その結果、鋭敏性は1目抜X1280.3
ケ月彼X1280.tた分散安定性は1日後と3ケ月後
共非特異的凝集が認められなかった。
実施例7 (1)i合体粒子のV@製 攪拌機付きガラス製フラスコ金窒素置換しt後に、蒸留
水2700CI−’に加えて70℃に保った後に、S1
素雰囲気下、攪拌下に過仇酸カリウム4ミリモル/1.
チオ硫酸ナトリウム2ミリモル/ノ、及び倣敏銅0.2
 ミ!Jモル/lを添加した。次いで70℃に加温した
グリシジルメタクリレート1.5モル及びスチレン0.
5モルの混合物を添加して70℃で6時間1合した。重
合後、室温まで冷却してから得られ定型合体粒子を濾紙
(屋2)で濾別して大きなM集体を除いた。次いで透析
を行なった後に遠心分離、蒸角水への再分散の操作全繰
返した後に、イオン交換樹脂で脱イオン操作を行ない、
更に遠心分離と洗浄を行なって重合体粒子金鞘゛製した
。得られた重合体粒子の粒子径は0.304μm得らね
、た重合体粒子を2N蓋チ濃度で蒸留水に分散した懸濁
液200−と3.4μmateのテトラ(アミノメチル
)メタンの水溶液200mtk混合し、室温で48時間
攪拌下に反応した。反応後、重合体粒子全遠心分離、蒸
留水への再分散の操作を3回繰返した後に、98℃で2
時間加熱することによシ、重合体粒子の未反応のエポキ
シ基を加水分解した。次いで、得られた重合体粒子を2
M播%濃度にP+調製した懸濁液100ゴに過ヨウ素酸
ナトリウム15 mmoleと酢酸15 mmoteの
混合物50mを添加し、40℃で一夜攪拌した後・−が
6.5以上になる壕で透析をつづけて私製して、重合体
粒子のジヒドロキジル基をホルミル化した。
得られたホルミル化重合体粒子を1.5重f%旋度に再
調製した懸濁液100−に300μmob・のジエチレ
ングリコールジグリシジルエーテル水浴液20−を加え
て、室温で72時間攪拌下に反応し几後に、濾紙(崖2
)で濾別し、次いで遠心分離、蒸留水への再分散の操作
を3回繰返して1#i製した。かくして得られた反応性
重合体粒子の窒素原子濃度(CN)は11,6μmot
e/9−反応性重合体粒子であり、エポキシ基濃度((
4px )は18.3μmoze/g〜反応性重合体粒
子であった。
(3)抗原・抗体反応−1 (2)で得られた反応性重合体粒子のエポキシ基を加水
分解してジヒドロキジル基に変換した後に、実施例1で
使用したグリシン緩衝液をホウ酸緩衝液(0,IM  
pH8,2、NaCA’  0.05M )k用いた以
外、全て実施例1と同様の操作でヒ) IgGを固定化
し友診断用試薬の性能を評価した。
その結果、鋭敏性は7目抜X5120.3ケ月後X51
20.分散安定性は7日後VCO本、3ケ力抜には1木
の非特異凝集が餡められた。
(4)抗原・抗体反応−2 (2)で得られた反応性重合体粒子を11蓋%濃度に再
1)4Jしたhi液5()−に10011moleのε
−アミノカプロン酸水溶液50−を加えて、pi(=8
.2に調製し童濡で72時間攪拌下に反応した。次いで
濾紙(A2)で濾別した後、遠心分離、蒸留水へのp)
分散の操作43回繰返して精製することに1す、エポキ
シM’にカルボキシル基に変換した反応性重合体粒子會
得た。
ヤギの産生じたアルファーフェトプロティン(4を下A
FPと略す)の抗体をアフィニティクロマトにより鞘製
し−て得た鞘i AFP抗体を1〜/−濃度に官有する
ホウ酸*衝液全調製し九後に倍数布釈法に工り煽釈して
AFP抗体布釈液を調製し友。
i:&m%濃度の反応性重合体粒子の懸濁液1容にAF
I)抗体希釈液1容會加え攪拌下に室温で4時間数fl
te L几。そして遠ノし分離した後に固型分濃度が0
、51J%となるようにグリシン緩衝液に一調製し4℃
に保有した。
検体としてヒト血清中のAFp 濃度がioo。
μ9/、atであるものを原液とし、グリシン緩衝液で
希釈系列金vI4製した。実施例1と同様にしてガラス
製lO大のホールグラスにグリシン緩衝液で希釈したA
FP f:各ホールに0.(1411t加え1次いでA
FP抗体を固足化した診断用試薬の分散液を各ホール[
0,04m加えて実施例1と同様の操作で鋭敏性。
分散安定性音調べ友。その結果、鋭敏性は1日後、3か
力抜共に25μ9/wtであった。分散安定性は1日後
、3か力抜共に非%異凝集は認められなかった・ 実施例8 攪拌機付きガラス製フラスコを窒素置換した後に、i*
水270UCC1−加えて70 ℃に保った後に、窒素
yI1.曲気下圧気下酸カリウム5.0ミリモル/1.
チオ硫酸ナトリウム5.0ミリモル/ l 、(mt酸
銅0.25ミリモル/〕、及びメルカプトエタノ−)v
 (15ミIJモル/!を添加した。次いで70℃に加
温し友グリシジルメタクリレート2.0モル及びエチレ
ングリコールジメタクリレー)40℃リモルの混合物を
添加して70℃で2時間攪拌下に重合した。その後の操
作は実施例1と同様の操作を行なった。得られた重合体
粒子の粒子径は0.245得られた重合体粒子を2重量
係濃度で蒸留水に分散した懸濁液200−と10 mm
oムの1−アミノ−2,2−に’X(アミノメチル)デ
ロノヤンー1−オール水溶液200−を混合し、室温で
48時間攪拌下に反応し九1反応後、遠心分離、蒸留水
への再分数の操作を3回繰返して精製した。得られた重
合体粒子を2jI[量襲濃度で蒸留水200m!7に分
散させs50mmet−の1.4−ブタンゾオールゾダ
リシゾルエーテル200dと混合して室温で72時間攪
拌下に反応した後に、濾紙(A2)で濾別した。
次いで遠心分離、蒸留水への再分散の操作を3回繰返し
て精製した。かくして得られた反応性重合体粒子の犠素
原子濃度(CM)は300μmoA・/11−反応性重
合体粒子、エポキシ基濃度(Cgpx)は430μmo
t@/、!i’−反応性重合体粒子であった。
(3)抗原・抗体反応 (2)で得られた反応性重合体粒子を固型分濃度1重量
%でホウ酸緩衝液に分散させた。次いでヒト絨毛性ブナ
ドトロピン(hCG )を100OIU/mJ濃度に含
有するホウ酸緩衝液を調製した後に倍数希釈法によシ希
釈したhCG希釈溶液1容と1重量%の反応性重合体粒
子!容を混合し、攪拌下に室温で2時間放置した後、4
℃にて攪拌下に1週間放置した。次いで遠心分離した後
にグリシン緩衝液に再分散し、固型分濃度を0.5重量
%に調製した。
抗hcGウサギ抗体をグリシン緩衝液で20倍に希釈し
たものを原液とし、倍数希釈法により抗hCGウサギ抗
体をグリシン緩衝液で希釈して抗hCG抗体希釈液を調
製する。その後実施例1と同様の操作で鋭敏性、分散安
定性を評価した。その結果、鋭敏性は7口径x320,
3ケ月後×320であった。また分散安定性は7日後及
び3ケ月後共に保存中に全く非特異的凝集が認められな
かった。
実施例9 (1)反応性重合体粒子の調製 実施例8で得られた重合体粒子を2重量チ濃度で蒸留水
に分散した懸濁液200−と10 ymoL@の1−ア
ミノ−2,2−ビス(アミノメチル)デロノ4?ンー1
−オール水溶液200−を混合し、室温で48時間攪拌
下に反応した。反応後、遠心分離、蒸留水への再分散の
操作を3回繰返してyIN製した後に、98℃で2時間
加熱することにより1重合体粒子の未反応のエポキシ基
を加水分解した。次いで、得られ定型合体粒子を2重量
%濃度で蒸留水2()0−に分散させ、50 mnot
eの1.4−ブタンヅオールジグリシジルエーテル20
0−と混合して室温で72時間攪拌下に反応した後に、
濾紙(42)で濾別した。次いで、遠心分離蒸留水への
再分散の操作を3回繰返して精製した。かくして得られ
た反応性重合体粒子の窒素原子濃度(CN)は285μ
mote/9反応性重合体粒子、エポキシ酸[4j (
C*:px )は400μmole19反応性夏合体粒
子であった。
(2)抗原・抗体反応 (1)で得られた反応性重合体粒子を2重蓋%濃度で蒸
留水に分散した慇濁液100−にε−アミノカブ07酸
5 mmote (il−加え、 d−1= 8.2に
R)nシて室温で72時間攪拌下に反応し友。反応後、
遠心分離、蒸留水への再分散の操作を3回繰返して精製
した。
かくして得られ友カルぎキシル化重合体粒子を固型分濃
度1重ikiチで声=6.0のリン酸緩衝液に分散し念
。次いでヒト胎盤ラクトゲン(hPL ) ff110
00 IU/Lt嬢度に官有するリン酸緩衝液を調製し
友後に倍数希釈法により希釈したhPL希釈溶液1容と
1重量%濃度のカルボキシル化重合体粒子1容全混合し
、4℃で2日出)攪拌下に放置した。
次いで遠心分離した後に、リン酸緩衝液に再分散し、固
型分濃度を0.5]1fliチに詞製し几。
抗hPLウサギ抗体をリン酸緩衝液で20倍に希釈した
もの全原液とし、倍数希釈法に工り抗hPLウサギ抗体
をリン酸緩衝液で希釈して抗hPL抗体希釈液を調製す
る。その後、実施例1と同様の操作で鋭敏性と分散安定
性を評価した。その結果、鋭敏性は7口径×160%3
ケ月後×160であった。舊た、分散安定性は7日後及
び3ケ月後共に保存中に全く非%異的#集が認められな
かった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1で得ら7’した反応性重合体粒子f
担体とした診断用試薬の#集試験の結果を示す。 %訂出願人 徳山曹達株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)グリシジル(メタ)アクリレート単量体単位を有
    する重合体粒子にアミノ基及び/又はイミノ基とさらに
    エポキシ基とが導入されてなる反応性重合体粒子であっ
    て、該反応性重合体粒子の表面に於ける窒素原子の濃度
    をC_N(μmole/g−反応性重合体粒子)、エポ
    キシ基の濃度をC_E_P_X(μmole/g−反応
    性重合体粒子)とするとき、次式 C_E_P_X≧0.6×C_N を満たす濃度のエポキシ基を有することを特徴とする反
    応性重合体粒子。
  2. (2)グリシジル(メタ)アクリレート単量体単位を有
    する重合体粒子と、分子中にアミノ基及び/又はイミノ
    基を有し、且つ該アミノ基及び/又はイミノ基の窒素原
    子に結合する水素原子の数が2個である含窒素化合物と
    を反応させ、次いで、得られた重合体粒子と分子中にエ
    ポキシ基を3個以上有するエポキシ化合物とを反応させ
    ることを特徴とする反応性重合体粒子の製造方法。
  3. (3)グリシジル(メタ)アクリレート単量体単位を有
    する重合体粒子と、分子中にアミノ基及び/又はイミノ
    基を有し、且つ該アミノ基及び/又はイミノ基の窒素原
    子に結合する水素原子の数が3個以上である含窒素化合
    物とを反応させ、次いで、得られた重合体粒子と分子中
    にエポキシ基を2個以上有するエポキシ化合物とを反応
    させることを特徴とする反応性重合体粒子の製造方法。
  4. (4)グリシジル(メタ)アクリレート単量体単位を有
    する重合体粒子にアミノ基及び/又はイミノ基とさらに
    エポキシ基とが導入されてなる反応性重合体粒子であっ
    て、該反応性重合体粒子の表面に於ける窒素原子の濃度
    をC_N(μmole/g−反応性重合体粒子)、エポ
    キシ基の濃度をC_E_P_X(μmole/g−反応
    性重合体粒子)とするとき、次式 C_E_P_X≧0.6×C_N を満たす濃度のエポキシ基を有する反応性重合体粒子よ
    りなることを特徴とする免疫診断用試薬の担体。
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JP2007100035A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Jsr Corp 有機ポリマー粒子およびその製造方法

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