JPS62138502A - 重合体粒子 - Google Patents

重合体粒子

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JPS62138502A
JPS62138502A JP27919885A JP27919885A JPS62138502A JP S62138502 A JPS62138502 A JP S62138502A JP 27919885 A JP27919885 A JP 27919885A JP 27919885 A JP27919885 A JP 27919885A JP S62138502 A JPS62138502 A JP S62138502A
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信一 木村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水媒体中で保存安定性のよい重合体粒子だ関
する。特に、酵素、蛋白質、細菌、ウィルス、毒素及び
その他生物情性物質などを固定化して診断用試薬として
好適に使用し得る重合体粒子を提供するものである。
(従来の技術及び発明が解決しょ・うとする問題点)抗
原・抗体反応を利用する免疫学的検査において、凝集反
応は沈降反応、補体結合反応と共に、あるいはこれらに
比して著しく簡便かつ鋭敏な反応として利用されている
。そして、凝集反応は、遊離細胞や細菌膜表面に局在す
る抗原を検出する反応と共に、抗原・抗体の精製技術の
進歩により特異性の高い抗血清が得られることによって
、特異性の高い抗体を血球粒子、ベントナイト粒子。
カオリン粒子、ラテックス粒子などの粒子担体に固定さ
せておき、対応する抗原を凝集反応によって検査するな
ど、臨床検査における応用範囲が著しく拡大している。
しかも近年、抗原の精製技術の進歩、特異性の高い抗体
の開発、更には定量分析技術の発展に伴ない、鋭敏性が
高く、非特異的凝集反応が起こらない、しかもより保存
安定性に優れた等の性状を有する診断用試薬の開発が要
望されている。
免疫学的凝集反応用としての担体は種々のものが公知で
、該担体を使用した種々の診断用試薬が知られている。
これらを大別すると、免疫活性物質を物理的に吸着した
診断用試薬と、免疫活性物質を共有結合させた診断用試
薬になる。これらの試薬にはそれぞれ一長一短があり、
現在なお完全に満足できる診断用試薬は存在しない。
これらの診断用試薬としては、保存時には自然凝集を起
こすことなく安定であり、しかも、免疫学的凝集反応時
には迅速且つ鋭敏に凝集を生じるものが望ましい。しか
しながら、診断用試薬に、免疫学的凝集反応時の迅速性
及び鋭敏性を保持しfC,まま、保存時の安定性を向上
させることは困難である。即ち、過度のコロイド化学的
安定性を付与された診断用試薬は保存安定性には優れる
ものの、免疫学的凝集反応の迅速性及び鋭敏性が十分で
はない。
逆に、免疫学的凝集反応の迅速性及び鋭敏性を上けよう
とすれば、非特異的に自然凝集して保存性に劣るために
、診断用試薬として利用し得なくなる。診断用試薬とし
て用いるラテックス粒子の保存安定性を向上させる手段
として水溶液中で強く解離しうる官能基、例えば、カル
ボキシル基、スルホン酸基等をラテックス粒子光面に導
入する方法が古くから採用されている。例えば、ジャー
ホキシル基含有ビニル系単i体とスチレンヲ乳化剤不存
在下に水媒体中で共重合してラテックス粒子を製造する
方法が述べられている。しかし、このようなカルボキシ
ル化うテックス粒子は、カルブキシル基濃度と共に安定
性が増加するが、免疫学的凝集反応の迅速性と鋭敏性が
著しく低下する欠点がある。また、スルホン酸基を導入
する方法として、スルホン酸基を有する陰イオン界面活
性剤存在下にラテックス粒子を乳化重合する方法が知ら
れているが、ラテックス粒子に吸着した陰イオン界面活
性剤がラテックス粒子から脱離し易い。
そのために、この方法は、ラテックス粒子の長期間の保
存安定性を保持するのは困難であるという欠点を有して
いる。さらに、ラテックス粒子の重合時に過硫酸塩を重
合開始剤として用い、ラテックス粒子に開始剤切片とし
てスルホン酸基を導入する方法もよく知られている。し
かし、この方法は、−ラテックス粒子に導入される開始
剤切片量に限界があるなめに充分な安定性が得られない
だけでなく、開始剤濃度を増やすと粒子径を大きくでき
ないという欠点を有している。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、診断用試薬の免疫学的凝集反応時に於け
る迅速性及び鋭敏性を犠牲にすることなく、保存時の安
定性を向上させることを目的として、鋭意研究を重ねて
きた。その結果、診断用試薬の担体として用いられるラ
テックス粒子に特定の界面活性剤を吸着させることによ
り、診断用試薬の担体として好適に使用し得る重合体粒
子が得られることを見い出し、本発明を完成させるに至
った。即ち、本発明は、(イ)複数の直鎖疎水基及び(
ロ)イオン性基を有するイオン性有機化合物がラテック
ス粒子に吸着されてなることを特徴とする重合体粒子で
ある。
本発明で用いられるラテックス粒子は、特に制限されず
公知のものが使用される。後述するイオン性有機化合物
を強固に吸着して、保存時のイオン性有機化合物の離脱
を防止するためには、ラテックス粒子の表面は疎水性で
あることが望ましい。
特に本発明の重合体粒子を診断用試薬に用いる場合には
、迅速性、鋭敏性及び保存安定性の向上に寄与する官能
基に容易に変換し得るエポキシ基がラテックス粒子に導
入されていることが特に好ましいO 上記のラテックス粒子の表面を疎水性にするためには、
ラテックス粒子が、次式C1)践2 (但し、R1は水素原子又はアルキル基であり、R2は
ハロゲン原子、置換若しくは非置換のフェニル基、アル
コキシカルがニル基、アシルオキシ基、アルコキシ基又
はシアノ基である。) で示される疎水性ビニル系単量体単位を含んでいること
が好ましい。ここで、フェニル基の置換基としては特に
限定されないが、ハロゲン原子、ノ・ロアルキル基、ア
ルキル基等を挙げることができる。このような疎水性ビ
ニル系単量体単位の中でもR2が置換若しくは非置換の
フzニル基、塩素原子、又ハアルコキシカルボニル基で
ある疎水性ビニル系単量体単位が好ましい。このような
単量体単位を与える単量体としては、例えば、スチレン
、ビニルトルエン、クロロメチルスチレン、クロルスチ
レン、塩化ビニル、臭化ビニル、メチルメタアクリレー
ト、エチルメタアクリレート、プロピルメタアクリレー
ト、酢酸ビニル、エチルビニルエーテル、プロピルビニ
ルエーテル、ブチルビニルエーテル、アクリロニトリル
、メタアクリロニトリル等が好適に用いられ、特に、ス
チレン、ビニルトルエン、クロロメチルスチレン、塩化
ビニル、メチルメタアクリレート、エチルメタアクリレ
ート等が好ましく採用される。また、ラテックス粒子表
面に、次式Cll〕 (但し7、Rは水素原子又はアルキル基である。)で示
される単9体単位を有しているものが本発明に於いて好
適に用いられる。〔R3式で示される単量体単位を与え
る単量体としては、グリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタアクリレート等が例示される。
上記〔13式もしくは〔R3式で示されるいずれか一方
の単量体単位のみで構成されているラテックス粒子、ま
たは、上記〔13式及び〔R3式で示される単量体単位
の両方で構成されているラテックス粒子は、本発明に於
いて特に好適に使用される。
本発明の重合体粒子を前述の吸着型の診断用試薬に用い
る場合には、前記(1〕式で示される単量体単位の含有
量は、ラテックス粒子中に0〜20モルチ、好ましくは
、0.05〜15モルチであることが好適である。また
、共有結合型の診断用試薬に用いる場合には、°上記〔
R3式で示される単量体単位の含有量はラテックス粒子
中に20〜100モルチ、好ましくは、30〜99モル
悌の範囲から選ぶことが好適である。
尚、本発明の重合体粒子を診断用試薬として用いる場合
は、診断用試薬の性質に悪影響を及ぼさない範囲で、例
えば、20モルチ以下の範囲で親水性ビニル系単量体単
位がラテックス粒子中に含まれていても良い。親水性ビ
ニル系単量体単位を与える単量体としては、例えば、メ
タクリル酸、アクリル酸、スチレンスルホン酸、スチレ
ンスルホン酸ナトリウム、2−ヒドロキシエチル(メタ
)アクリレート、ビニルピロリドン、Iリエチレングリ
コール(メタ)アクリル酸エステル等が挙げられる。更
にま友、必要に応じてジビニルベンゼン、エチレングリ
コールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタ
クリレート、ビスフェノールAジグリシジルエーテル等
の架橋性単量体も好適に使用できる。
以上に述べたラテックス粒子を得るための重合方法は特
に限定されず、公知の方法が好適に採用される。例えば
、アニオン性界面活性剤、非イオン系界面活性剤の存在
下に水媒体中で水溶性ラジカル開始剤を用いて乳化重合
する方法、界面活性剤を使わずに水媒体中で水溶性ラジ
カル開始剤を用いて不均一重合する方法、部分けん化ポ
リビニルアルコール、Iリビニルピロリドン等の保護コ
ロイドの存在下に懸濁重合する方法、ビニル系単量体は
溶解するが重合体は溶解しない有機溶媒中で沈澱重合す
る方法等が採用される。
本発明で使用するラテックス粒子の平均粒子径は特に限
定されないが、凝集反応による診断用試薬に用いる場合
には、その鋭敏性や保存安定性を良好にするために一般
には0.05乃至10ミクロンの範囲内にあることが好
ましい。さらにまた、該ラテックス粒子は、粒子径の分
散値の小さい方が、再現性が良いために望ましい。例え
ば、粒子径の分散値は10チ以下、さらには5チ以下で
あることが好ましい。尚、本発明に於ける分散値とは、
標準偏差を平均粒子径で除して100をかけた値であり
、単位をチで表示したものである。
本発明で用いるラテックス粒子は、エポキシ基を有する
場合、エポキシ基の濃度は2〜20,000μmol/
l−ラテックス粒子、さらに5〜10,000μmo/
/9−ラテックス粒子であることが好ましい。
本発明の重合体粒子を吸着型の診断用試薬として周込る
場合、CH2式で示される単量体単位を含有するラテッ
クス粒子については、エポキシ基を加水分解してジヒド
ロキジル基に変換することが奸才しい。1だ、共有結合
型の診断用試薬として用いる場合は、ジヒドロキジル基
をさらにホルミル基に変換することが望ましい。このよ
うなエポキシ基の他の官能基への変換は、後述するイオ
ン性有機化合物を吸着させる前であっても後であっても
良い。しかし、エポキシ基の他の官能基への変換反応の
際に、一度ラテックス粒子に吸着されたイオン性有機化
合物が離脱する惧れがあるため、ラテックス粒子にイオ
ン性有機化合物を吸着させる前に他の官能基に変換して
おくことが好ましい。
ジヒドロキジル基の導入には、グリシジル(メタ)アク
リレート単量体単位を有するラテックス粒子を加水分解
し、エポキシ基をジヒドロキジル基に変換することによ
り行なうことができる。ホルミル基の導入には、さらに
酸化剤で処理することにより行なう。即ち、この反応は
、種々の測定の結果、下記式のように進行しているもの
と推測できる。
上記のエポキシ基の加水分解は、公知の方法によって行
なわれる。一般には中性の水媒体中、30分乃至2時間
、70℃乃至90℃に加熱して行なう。加熱の際に若干
の凝集物が生じる場合があるので、ろ紙でろ過を行なう
方が好ましい。
上記して得られた隣接した2個の水酸基は酸化剤により
容易にホルミル基に変換される。即ち、水媒体中に1〜
10重it%の範囲で懸濁させたラテックス粒子に酸化
剤単独、又は酸化剤と酸の混合物をジヒドロキジル基の
1〜100倍モル添加し、4℃乃至60℃で10分間乃
至1週間攪拌を続ける。
用いられる酸化剤としては次のものが誉げられる。
過ヨウ素酸、過塩素酸、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸
カリウム、過ヨウ素酸カリウム等の1.2−グリコール
を酸化する能力のあるものであれば限定されない。また
、酸としては、酢酸の他、硫酸。
塩酸、ギ酸、硝酸等が挙げられる。
上記の方法で導入されたラテックス粒子中のジヒドロキ
ジル基及びホルミル基の濃度は、夫々50〜1200μ
mol//j−ラテックス粒子、サラニ100〜100
0μmol’、々−ラテックス粒子であることが好まし
い。
本発明の重合体粒子は、上記のラテックス粒子にイオン
性有機化合物が吸着されてなる。本発明で用いられるイ
オン性有機化合物としては、(イ)複数の直鎖疎水基 及び (ロ)イオン性基 を有するものであれば、公知の化合物が何ら制限なく用
いられる。
本発明において直鎖疎水基は、得られる重合体粒子の安
定性及び原料の入手の容易さから炭素数4〜30の直鎖
アルキル基、直鎖アルケニル基、有鉛アルケニル基噂−
frは矛の7、口/r” y若愉蓚プλることか好まし
い。尚、本発明でいう直鎖疎水基とは、完全に直鎖状の
ものの他に、炭素数2個迄の分枝を有する分枝状のもの
をも含んだ意味で使用される。
該直鎖疎水基の数は、得られる重合体粒子の保存安定性
及びイオン性有機化合物の製造上の原料入手の点から2
又は3であることが好ましい。
イオン性有機化合物のイオン性基とは酸性基または塩基
性基の総称として定義される。ここで酸性または塩基性
とはブレンステッド酸″!たはブレンステッド塩基を意
味し、酸性基としては一般にスルホン酸基、カルブキシ
ル基、リン酸基、フェノール性水酸基、およびこれらが
塩となったもの、塩基性基としては一般にアミノ基、置
換アミノ基、第四アンモニウム基、およびこれらが塩と
なったものが好適に使用される。
特に、酸性基は、得られる重合体粒子の保存安定性が向
上するために好ましい。
イオン性有機化合物中に含まれるイオン性基の数は得ら
れる重合体粒子の俣存害宗件の点九ち1つであることが
好ましい。
本発明で好適に使用されるイオン性有機化合物の代表的
なものを以下に具体的に示す。
〔但し、R3,R4及びMは、上記の[A〕式と同様で
ある。〕 上記の〔A〕〜[E]の一般式に於いて、直鎖アルキル
基、直鎖アルケニル基及び直鎖アルキニル基として本願
発明で好適なものを具体的に示すと次のとおりである。
例えば、 CH(Cu ) −CH(CH)  −CH,(CH2
)5゜−、CH。
CH5 等が挙げられる。
また、Mとしては、一般に有機、無機の陽イオンとなる
原子ま之は原子団が採用できるが、特に好適に採用され
るものをより具体的に例示すれば、水素、アルカリ金属
原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウム原子団を挙
げることができる。さらにまた、k、m及びnは正の整
数であり、lはO又は正の整数であればよいが、特に好
ましくは、k、m及びnは1〜10であり、lは0又は
1である。
上記のイオン性有機化合物をラテックス粒子に吸着させ
るに際しては、ラテックス粒子と該イオン性有機化合物
とを水、生理食塩水、各種緩衝液等のような水性溶媒中
で接触させるのがよく、好ましくは数分間から数時間の
超音波処理を行うとよい。さらに具体的には、ラテック
ス粒子を1〜30重量%、好ましくは5〜10重量%に
なるように水性溶媒に懸濁させた後に、イオン性有機化
合物を添加し、室温で該イオン性有機化合物の吸着が平
衡に達してからラテックス粒子を分離する。
次いで上澄液を除去してからラテックス粒子を緩衝液に
再分散させる。必要に応じてこの操作をくり返すことも
できる。
ラテックス粒子に対する上記したイオン性有機化合物の
吸着量は、ラテックスの種類、目的とする免疫学的凝集
反応の種類などにより適宜選定することができ、一般に
ラテックス粒子に対し約0.01〜2Tc量チ好ましく
は0.1〜1重量チであることが好適である。
このようにして得られた重合体粒子は、特に免疫活性物
質を感作することにより免疫学的反応用診断用試薬とし
て好適に使用される。免疫活性物質としては、たとえば
凝集反応、凝集阻止反応などに利用しうる各種抗原、抗
体などのいずれであってもよい。代表的なものを例示す
れば、例えば、変性ガンマグロブリン、リウマチ因子、
抗咳因子、ヒトアルブミン、抗ヒトアルブミン抗体、イ
ムノグロブリンG (IgG)、イムノグロブリンA 
(IgA)、イムノグロブリンM (IgM) 、スト
レプトリジン01抗ストレプトリジンO抗体、C−反応
性蛋白、抗C−反応性蛋白抗体、アルファーフェトプロ
ティン(AF’P) 、抗AFP抗体、癌胎児性抗原(
(JA)、抗CEA抗体、ヒト胎盤ラクトゲン(HPL
) 、抗HPL抗体、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(HC
G) 、抗CE抗体、抗ニストロrン抗体、抗インシュ
リン抗体、B型肝炎表面抗原(HBS) 、抗HBS抗
体、梅毒トレポネーマ抗原、風疹抗原、補体成分C19
、抗補体成分C19抗体、等の公知の免疫活性物質をあ
げることができる。
重合体粒子を免疫活性物質で感作するにさいしては、公
知の感作処理を採用することができる。
例えば、重合体粒子と免疫活性物質とを水、生理食塩水
、各種緩衝液などの水性媒体中で接触させるのがよく、
一般に、免疫活性物質含有液と重合体粒子とを混合し、
放置することにより行なわれる。免疫活性物質含有液と
しては、該免疫活性物質を含有する血清、プラズマもし
くは精製活性物質浮遊液などが挙げられる。感作処理は
、一般に一約6.0〜8.6、約4〜37℃の温度で行
なうのが好ましい。
このようにして得られる診断用試薬は、必要により水性
溶媒で洗浄したのち、一般に水性溶媒に浮遊せしめた状
態で免疫学的凝集反応に供される。
通常約0.5〜1重量−程度の重合体粒子懸濁液として
使用するのが好ましい。
(作 用) 本発明で用いられるイオン性有機化合物は直鎖アルキル
基、直鎖アルケニル基、直鎖アルキニル基のいづれかの
疎水基を複数個有しているため、水性媒体中での溶解性
が低く、ラテックス粒子が同じ媒体中に共存する場合、
溶解平衡がラテックス粒子側に傾き、ラテックス粒子の
疎水性面と強固な結合を形成する。また同じ理由で上記
イオン性有機化合物は離脱しに<<、長期間にわたり安
定化効果が継続するものと思われる。また、疎水基の1
つが離脱しても他の疎水基で吸着は保たれており、脱離
−吸着平衡が吸着側に傾いているのも、安定化効果の長
期持続の理由の1つであると考えられる。
(効 果) 本発明の重合体粒子は、水性媒体中で極めて安定であり
、保存安定性に優れている。しかも、免疫活性物質を吸
着或いは共有結合させることによって診断用試薬として
用いた場合にも、極めて優れた迅速性及び鋭敏性を示す
。即ち、本発明は、診断用試薬の担体として使用したと
き迅速性及び鋭敏性を犠牲にすることなく、保存安定性
の良好な重合体粒子を提供するものとして、その価値は
極めて大きい。
以下に実施例によって、本発明の重合体粒子が診断用試
薬の担体としてすぐれていることを示すが、本発明は、
これらの実施例に限定されるものではない。
尚、実施例に於けるホルミル基の定量は以下の方法によ
り行なった。
水媒体中に懸濁したラテックス粒子にエタノールアミン
を予想されるホルミル基量に対し50〜100倍モル量
加え、40’Cで一夜反応後、遠心分離と上澄除去をく
シ返して充分て洗浄する。その、後、乾燥試料を作成し
、微を窒素測定装置(TN−02型三菱化成製〕で窒素
tを測定し、ホルミル基量を決定した。
実施例1及び比較例1 攪拌機付きガラス製フラスコを窒素置換した後に、蒸留
水2700 mlを加えて70℃に保った後に、窒素雰
囲気下、攪拌下に過硫酸カリウム4ミリモル/l、チオ
硫酸ナトリウム2ミリモル/ノ、及び硫酸銅0.2ミリ
モル/IIを添加した。次いで、70℃に加温したグリ
シジルメタクリレート1.5モル及びスチレン0.5モ
ルの混合物を添加して70℃で6時間重合した。重合後
、室温まで冷却してから得られたラテックス粒子をろ紙
(屋2)でろ別して大きな凝集体を除いた。次いで透析
を行なった後に遠心分離、蒸留水への再分散の操作をく
り返した。そして、イオン交換樹脂で脱イオン操作を行
い、更に遠心分離と洗浄を行なってラテックス粒子を精
製した。得られたラテックス粒子の粒子径は0.304
μmであった。また、粒子径の分散値は4.5係であっ
た。
得られたラテックス粒子を2憾濃度で蒸留水に分散した
懸濁液100dを98℃で2時間加熱することにより、
ラテックス粒子のエポキシ基を加水分解した。得られた
ラテックス粒子をろ紙(A2)でろ別した。次いで5重
量係濃度に再調製したラテックス懸濁液20m1K過ヨ
ウ素酸ナトリウム10mmotと酢酸10mmotの混
合物20mを添加し、40℃、−夜攪拌した。−が6.
5以上になるまで透析をつづけた。かくして得られたラ
テックス粒子のホルミル基濃度は850μmob/1/
−ラテックス粒子であった。
上記の(2)で得られたラテックス粒子を1重量%濃度
で蒸留水に分散した懸濁液3QzJにコハク酸ジドデシ
ルスルホン酸ナトリウム C12H250CCH2 C,2H250CCH−8o3Na 100〜の水溶液50mを添加し、超音波処理を2時間
行なった。得られた懸濁液を遠心分離し、上澄液除去を
充分にくり返し、ホラ酸緩衝液(o、1M pH8,2
、NaC20,05M、以下BBSと略す)にラテック
ス濃度が1重i[になるように再分散せしめる。微量イ
オウ分析装置(三菱化成製)で分析し之結果、コハク酸
ジドデシルスルホン酸す°トリウムの吸着量は2.51
n9/ 、9重合体粒子でありk。
(4)  ヒ)IgGを固定化したー診断用試薬の調製
ヒ) IgGをBBSにより希釈し、1η/ゴに調製し
た。次いで倍数希釈法によシヒトIgGをBBSにより
希釈してヒ) IgG希釈液を調製した。1重を係濃度
のラテックス粒子1容にと) IgG希釈液1容を加え
、4℃にて20時間静置して診断用試薬を調製した。そ
の後遠心分離した後に固型分濃度が0.51となるよう
に診断用試薬をDBSに懸濁させ、4℃で保存した。
ヒ) IgGをウサギに免疫して得た抗ヒトIgGウサ
ギ全血清を60℃、30分間非動化処理を行なった。こ
の血清を以下抗ヒ) IgGウサギ血清と呼ぶ。
抗k ) IgGウサギ血清をBBSで20倍に希釈し
たものを原液とし、倍数希釈法により抗と)IgGウサ
ギ血清なりBSで希釈して抗ヒトIgGウサギ血清希釈
液を調製する。抗原・抗体反応を行なうために10穴の
ホールグラスを用意し、BBSで希釈した抗ヒ)IgG
ウサギ血清を各ホールに40In!加える。次いでヒ)
IgGを固定化した診断用試薬のBBS分散液を各ホー
ルに40μを加える。この後直ちに平沢製作所製テーバ
一式攪拌機によりホールグラスを1分間に120回転の
速度で水平回転し攪拌を行なう。抗原・抗体反応により
診断用試薬の凝集の有無から、ヒ)IgG4固定化した
診断用試薬の特性である鋭敏性を評価した。ホールグラ
スを用いた診断用試薬の感作1日後及び3か月後の凝集
試験結果を夫々図1 (A) 、図1(B)に示す。
尚、参考のためにイオン性有機化合物を吸着させなかっ
たラテックス粒子の感作1日後の凝集試験結果を図1 
(C)に示した。10分間の攪拌の後に凝集が全く認め
られない場合←)、凝集の有無が判定しがたい場合(至
)、明らかに凝集が認められる場合は凝集の強い順に(
掛)、(升)、(ト)と判定した。図中Cは抗原もしく
は抗体を全く含まないことを示す。凝集試験の結果、明
らかに凝集の認められたホールに於ける抗ヒ)IgGウ
サギ血清希釈液の最高希釈倍数をもって、診断用試薬の
鋭敏性を評価した。
また診断用試薬の特性として、分散安定性を評価した。
すなわち、重合体粒子にヒ) IgG希釈液を加え室温
で2時間放置した後の診断用試薬の分散状態をもって1
日後の分散安定性を評価した。
またヒ)IgG固定固定化後月経過した後の診断用試薬
の分散状態をもってヒ)IgGを固定化した診断用試薬
の保存中の分散安定性を評価した。
その結果、鋭敏性は1目抜X5120.3か月後×51
20、分散安定性は1日後1本の非特異凝集、3か月後
も1本の非特異凝集が認められた。
尚、比較例1として、前記(3)のコハクC2ゾドデフ
ルスルホン酸ナトリウムの代りにドデシルスルホン酸ナ
トリウムを用いた以外は実施例1と同様の操作を行ない
性能を調べた。鋭敏性は1目抜×2560.3か月後X
5120であった。また分散安定性は1日後2本の非特
異凝集、3か月後4本の非特異凝集が認められた。その
凝集結果を図2に示した。
実施例2 実施例1の(2)で得られたホルミル化ラテックス粒子
なコハク酸ジドデシルスルホン酸カリウムで実施例1と
同様にして処理した。コハク酸ジドデシルスルホン酸カ
リウムの吸着量は、 2.1m9# −ラテックス粒子
であった。
60℃で10分間加熱処理したヒ) IgGをBBSに
より希釈しIQ/Inlに調製した。上記ラテックス粒
子の懸濁液1容と熱変性したヒ)IgG希釈液1容を加
え、攪拌し室温下2時間放置した。次いで。
遠心分離した後にBBSに再分散した。このようにして
得られた診断用試薬1容とリウマチ患者血清1容をスラ
イドグラス上で1分間混合した時の凝集試験の結果を以
下の表に示す。市販RA試薬を用いた同じ患者の検査成
績と比較した。
すなわち本発明の診断用試薬はりウマチ患者の検定にお
―て市販RA試薬とより相関を示した。
また、上記に用いた同じ試薬で同様な検査を3か月後に
行なった結果を以下の表に示す。
市販RA試薬では患者黒1とA6において前回と異なっ
た結果を得た。すなわち、市販RA試薬では長期保存中
に非特異凝集を起こし、特定の患者血清で過大評価を示
すが、本発明の診断用試薬はすぐれた保存安定性を示し
ている。
実施例3 実施例1の(2)で得られたホルミル化ラテックス粒子
なコハク酸ジオクタデシルスルホン酸ナトリウムで実施
例1と同様にして処理した。コハク改ジオクタデシルス
ルホン酸ナトリウムの吸N蝋は、2.3m9#−ラテッ
クス粒子であった。
ヤギの産生じたアルファーフェトプロティン(以下AF
Pと略す)の抗体をアフィニティクロマトによシ精製し
て得た精製AFP抗体をI Ln9/lnl濃度に含有
するBBSを調製した後に倍数希釈法により希釈してA
FP抗体希釈液を調製した。1重量%濃度の重合体粒子
の懸濁液1容K AFP抗体希釈液1容を加え攪拌下に
室温で2時間数tW した。そして遠心分離した後に固
型分濃度が0.5M量幅となるようにBBS K r、
IAi製し4℃に保存した。
検体としてヒト血清中のAFP 濃度が1000μg〜
であるものを原液とし、BBSで希釈系列を調製した。
実施例1と同様にしてがラス裂10穴のホールグラスに
BBSで希釈したAFPを各ホールに0.04m1加え
、次いでAFP抗体を固定化した診断用試薬の分散液夕
各ホールに0.04mノ加えて実施例1と同様の操作で
鋭敏性2分散安定性を調べた。その結果、鋭敏性は1日
後、3か月後共に50μI/mlであった。分散安定性
は1日後、3か月後共に非特異凝集は認められなかった
実施例4 債拌機付きガラス製フラスコを窒素置換した後に、蒸留
水2700 mlを加えて70℃に保った後に、窒素雰
囲気下、攪拌下に過硫酸カリウム4ミリモル/ll−添
加した。次いで、70℃に加温したグリシジルメタクリ
レート2ミリモル及びスチレン2.0モルの混合物を添
加して70℃で30時間重合した。重合後、実施例1と
同様にして精製した。得られたラテックス粒子の粒子径
は0.380μmであり、粒子径の分散値は、6,2係
であった。
また、エポキシ基の濃度は5μmo L/i−ラテック
ス粒子であった。
(2)  イオン性有機化合物の吸着 上記で得られたラテックス粒子を1重量係接度で蒸留水
に分散した懸濁液30dにジオクチルリン酸ナトリウム υ 100In9の水浴液5Qmlを添加し、超音波処理を
2時間行なった。得られた懸濁液を遠心分離し、上澄除
去を充分にくり返し、BBSにラテックス濃度が1重量
幅になるように再分散せしめる。原子吸光分析装置で分
析した結果、ノオクチルリン酸す) IJウムの吸it
は3.8 m97 I−重合体粒子でありfcO 得られた重合体粒子に実施例1(4)と同様にしてヒ)
IgG’@固定化した。抗ヒ)IgGウサギ血清を用い
た凝集試験の結果、鋭敏性は18後X2560.3か月
後X5120、分散安定性は1日後、3か月後も非特異
凝集は認められなかった。
実施例5 実施例4の(1)で得られたラテックス粒子ジドデシル
リン酸カリウムで実施例4と同様にして処理した。電導
度滴定で分析した結果、吸着量は4.2〜/1重合体粒
子であった。
かくして得られた重合体粒子を固型分濃度1重−i %
でBBSに分散させた。次いでヒト胎盤ラフトr 7 
(HPL ) ”r 2000 IU/d濃11に含有
tルBBSを調製した後に倍数希釈法によりI(PLを
BBSにより希釈してHPL希釈液を調製した。1重t
S濃度の重合体粒子1容にHPL希釈液1容を加え攪拌
下に室温で2時間・放置した後、ウシ血清アルブミンを
0.2重量%濃度になるように添加し4℃で攪拌下f9
11[E!c間情蔚また、岸いで柵、fs ’A m 
l 、 fr Nにウシ血清アルブミン′?:o、os
iits濃度で添加したBBSに再分散し、固型分濃度
を0.5重量幅に調製した。
精製した抗HPLウサギ血清をBBSで20倍に希釈し
たものを原液とし、倍数希釈法により抗HPLウサギ血
清をBBSで希釈して抗HPLウサギ血清希釈液を調製
する。実施例1と同様にして、ガラス製10大のホール
グラスにBBSで希釈し之抗HPL血清を各ホールに4
0μL加える。次いで)IPLY固定化した診断用試薬
の分散液を各ホールに40μを加えて、実施例1と同様
の操作で鋭敏性1分散安定性を調べた。その結果、鋭敏
性は1日後、3か月後共にX40であった。分散安定性
は1日後。
3か月後共に非特異凝集は認められなかった。
実施例6 実施例1の(2)で得られたラテックス粒子に表IK示
す種々のイオン性有機化合物を吸着させた以外は、実施
例1と同様にして重合体粒子を製造した。イオン性有機
化合物の吸着量は表IK示したとおりであった。さらに
、実施例1と同様にしてヒ) IgGを固定化させ、得
られた診断用試薬の凝集試験を行ない、その結果を表1
に併せて示した。
実施例7 攪拌機付きガラス製オートクレーブを窒素置換した後に
、蒸留水2700CCとジー2−エチルへキシルスルホ
コハク酸0.59を加えて65℃に保った後に、窒素雰
囲気下に過硫酸カリウム7ミリモル1let度になるよ
うに添加した。次いで65℃に加温したグリシジルアク
リレート20ミリモルと塩化ビニルモノマー(重合体の
ガラス転移温度=81℃)880ミリモルの混合物を窒
素圧でオートクレーブに圧入して60℃に攪拌下に30
分間重合した。その後塩化ビニルモノマー4モルを逐次
添加して60℃で5時間攪拌下に重合した。
次いで残存する未反応の塩化ビニルモノマーを・ぐ−ノ
してから、得られたラテックス粒子を濾紙(屋2)で濾
別して大きな凝集体を除いた。更に粗い重合体粒子を遠
心分離で充分に除いた後に、PH=3の酸性水溶液中で
ラテックス粒子上のエポキシ基を加水分解してジヒドロ
キジル基に変換した。ジヒドロキジル基の濃度は20μ
mol/ji−ラテ、クス粒子であった。次いでセロフ
ァン膜で1チ月間透析を行なった後に、イオン交換樹脂
で脱イオン操作を行ない、更に遠心分離と洗浄を行なっ
てラテックス粒子を精製した。かくして得られたラテッ
クス粒子の平均粒子径0.273Sクロンであり、粒子
径の分散値は4.9係であっt。
かくして得られたラテックス粒子を1重4ft 4歳度
で蒸留水に分散した懸濁液3 Q mlにコハク酸ノド
デ゛シルスルホン酸ナトリウム150 Ln9の水溶液
50ゴを添加し、超音波処理を90分行なった。
得られた懸濁液を遠心分離し、上澄液除去を充分に繰返
した後てグリシン緩衝液(グリシン0.1モル、pi(
=8.2、NaCto、05−E−A/ ) VCうf
 、/ り、ci度が1 量t%になるように再分散せ
しめた。微量イオウ分析装置で分析した結果、コハク酸
ノドデシルスルホン酸ナトリウムの吸着量は3.3In
9/、!i’−重合体粒子であった。
該重合体粒子を実施例1と同様の操作でヒトIgGg吸
着固定化し、抗ヒト■gGウサギ血清を用いた凝集試験
の結果、鋭敏性は1目抜×640.3か月後X1280
 、また分散安定性は1日後及び3か月後共非特異凝集
は認められなかった。
実施例8 攪拌機付きガラス製フラスコを窒素置換した後に、蒸留
水2700CC及びドデシルスルホン酸ソーダ0.15
#を加えて75℃に保った後に、窒素雰囲気下、攪拌下
に過硫酸カリウム3ミリモル/11゜チオ硫酸ナトリウ
ム3ミリモル/l、硫酸銅0.2ミリモルフt1及び2
−メルカグトエタノールo、 s ccを添加した。次
いで75℃に加温したメチルメタクリレート5モルを添
加して°3時間攪拌下に重合した。重合後、室温まで冷
却してから、得られたラテックス粒子を濾紙゛(A2)
で戸別して大きな凝集体を除いた。更に粗いラテックス
粒子を遠心分離で充分に除いた後、イオン交換樹脂で脱
イオン操作を行ない、更に遠心分離と洗浄を行なってラ
テックス粒子なf#裂した。得られ念ラテックス粒子の
粒子径は0.115ミクロンであり、粒子径の分散値は
9,7チであった。
かくして得られたラテックス粒子にコノ1り酸ジにして
吸着させた。微量イオウ分析装置で分析した結果、コハ
ク酸ノドデシルスルホン酸ナトリウムの吸着量は3.0
 m9711重合体粒子であった。
該重合体粒子を実施例1と同様の操作でヒ)Iρを吸着
固定化し、抗ヒ)IgGウサギ血清を用いた凝集試験の
結果、鋭敏性は1口径X1280.3か月後X1280
.また分散安定性は1日後0本、3か月後1本の非特異
凝集が認められた。
実施例9 攪拌機付きガラス製フラスコを窒素置換した後に、蒸留
水2700CCを加えて70℃に保った後に、ジー2−
エチルへキシルスルホコハク酸ナトリウム0,3.9.
過硫酸カリウム4ミリモル/Eを添加した。次いで70
℃に加温したスチレン6モルを添加して30時間、攪拌
下に重合した。重合後、実施例8と同様の操作で精製し
た。得られたラテックス粒子の粒子径は0.171ミク
ロンであり、粒子径の分散イ11は13.9%であった
かくして得られたラテックス粒子にコノ・り酸ジVS、
ツルスル七ソ酸+トlウムを宙添侑17シHルにして吸
着量せた。微量イオウ分析装置で分析しり結果、コハク
酸ジドデシルスルホン酸ナトリウムの吸着量は3.6m
9/、9車合体粒子であったっ該重合体粒子を実施例1
と同様の操作でヒトIgGを吸着固定化し、抗ヒトIg
Gウサギ血清を用いた凝集試験の結果、鋭敏性は18後
X2560.3か月後X2560、また分散安定性は1
日後1本、3か月後2本の非特異凝集が認められた。
実施例10 攪拌機付きガラス製フラスコを窒素置換した後に、蒸留
水2700.CCを加えて70℃に保った後に、ジー2
−エチルへキシルスルホコハク酸ナトリウムo、s、p
、過硫敵ナトリウム7ミリモル/l濃度になるように添
加した。次いで70℃に加温り、[ビニルトルエン5モ
ルを1時間で滴下し、その後30時間攪拌下に重合した
。重合後、実施例8と同様の操作で梢製し′fc得られ
たラテックス粒子)粒子径は0.152ミクロンであシ
、粒子径の分散値は11.8係であった。
かくして得られたラテックス粒子にコノ−り酸ジドデシ
ルスルホン酸ナトリウムを実施例7と同様にして吸着さ
せた。微量イオウ分析装置で分析した結果、コハク酸ノ
ドデシルスルホン酸ナトリウムの吸着量は4.0m9/
g重合体粒子であった。
該重合体粒子を実施例1と同様の操作でヒトIgGQ吸
着固定化し、抗ヒ)IgGウサギ血清を用いた凝集試験
の結果、鋭敏性は1目抜X1280.3か月後X256
0、分散安定性は1日後1本、3か月後2本の非特異凝
集が認められた。
【図面の簡単な説明】 第1図(A)及び第1図(B)は実施例1で得られた本
発明の集合体粒子を用いて免疫活性物質を感作させて得
られた診断用試薬の感作後1日後、3か月後の凝集試験
結果を夫々示す。 第1図(C)は実施例1で得られたラテックス粒子にイ
オン性有機化合物を吸着させずに免疫活性物質を感作さ
せて得られた診断用試薬の1日後の凝集試験結果を示す
。 第2図はイオン性有機化合物にかえてドデシルスルホン
酸ナトリウムを吸着したラテックス粒子を担体として用
いた診断用試薬の凝集試験結果(感体1日後)を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ)複数の直鎖疎水基及び (ロ)イオン性基 を有するイオン性有機化合物がラテックス粒子に吸着さ
    れてなることを特徴とする重合体粒子。
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