JPS61255907A - 反応性重合体粒子及びその製造方法 - Google Patents
反応性重合体粒子及びその製造方法Info
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- JPS61255907A JPS61255907A JP9670585A JP9670585A JPS61255907A JP S61255907 A JPS61255907 A JP S61255907A JP 9670585 A JP9670585 A JP 9670585A JP 9670585 A JP9670585 A JP 9670585A JP S61255907 A JPS61255907 A JP S61255907A
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- reactive polymer
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- reactive
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(窒業上の利用分野)
本発明は水媒体中で分散安定性のよい反応性重合体粒子
及びその製造方法に関する。特に酵素、蛋白質、細菌、
ウィルス、毒素、及び免疫活性物質などを固定化して診
断用試薬として好適に使用し得る反応性重合体粒子及び
その製造方法を提供するものである。
及びその製造方法に関する。特に酵素、蛋白質、細菌、
ウィルス、毒素、及び免疫活性物質などを固定化して診
断用試薬として好適に使用し得る反応性重合体粒子及び
その製造方法を提供するものである。
(従来の技術及び発明bt解決しようとする問題点)
抗原・抗体反応を利用する免疫学的検査において、凝集
反応は沈降反応、補体結合反応と共和、あるいはこれら
忙比して著しく簡便かつ鋭敏な反応として利用されてい
る。そして、凝集反応は、遊離細胞や細菌膜表面に局在
する抗原を検出する反応と共に、抗原・抗体の精製技術
の進歩により特異性の高い抗血清が得られることによっ
て、特異性の高い抗体を血球粒子、ベントナイト粒子、
カオリン粒子、ラテックス粒子などの粒子担体に固定さ
せておき、対応する抗原を凝集反応によって検査するな
ど、臨床検査における応用範囲が著しく拡大している。
反応は沈降反応、補体結合反応と共和、あるいはこれら
忙比して著しく簡便かつ鋭敏な反応として利用されてい
る。そして、凝集反応は、遊離細胞や細菌膜表面に局在
する抗原を検出する反応と共に、抗原・抗体の精製技術
の進歩により特異性の高い抗血清が得られることによっ
て、特異性の高い抗体を血球粒子、ベントナイト粒子、
カオリン粒子、ラテックス粒子などの粒子担体に固定さ
せておき、対応する抗原を凝集反応によって検査するな
ど、臨床検査における応用範囲が著しく拡大している。
免疫学的凝集反応用としての担体は種々のものが公知で
、該担体を使用した種々の診断用試薬が知られている。
、該担体を使用した種々の診断用試薬が知られている。
これらを大別すると免疫活性物質を物理的に吸着した診
断用試薬と、免疫活性物質を共有結合させた診断用試薬
になる。これらの試薬にはそれぞれ一長一短があり、現
在なお完全に満足できる診断用試薬は存在しない。
断用試薬と、免疫活性物質を共有結合させた診断用試薬
になる。これらの試薬にはそれぞれ一長一短があり、現
在なお完全に満足できる診断用試薬は存在しない。
しかも近年、抗原の精製技術の進歩、特異性の高い抗体
の開発、更には定量分析技術の発展と共に免疫学的凝集
反応は、鋭敏性が高く、非特異的凝集反応が起とらな込
、しかもより保存安定性に優れた等の性状を有する診断
用試薬の開発が要望されている。
の開発、更には定量分析技術の発展と共に免疫学的凝集
反応は、鋭敏性が高く、非特異的凝集反応が起とらな込
、しかもより保存安定性に優れた等の性状を有する診断
用試薬の開発が要望されている。
診断用試薬の担体としては、一般に重合体粒子が用いら
れてbるが、免疫学的凝集反応の鋭敏性を向上させるた
めには、免疫活性物質の固定化量が大きいことが望まし
い。しかし、免疫活性物質の固定化量が増加すると重合
体粒子の分散安定性が低下する欠点がある。
れてbるが、免疫学的凝集反応の鋭敏性を向上させるた
めには、免疫活性物質の固定化量が大きいことが望まし
い。しかし、免疫活性物質の固定化量が増加すると重合
体粒子の分散安定性が低下する欠点がある。
かくして、免疫活性物質を固定化した重合体粒子の非特
異的凝集反応を抑制することと、分散安定性を高めるた
めK、数多くの方法が開発されている。これらの方法は
免疫活性物質を固定化した重合体粒子に保護コロイドを
添加する方法と、重合体粒子を親水性重合体粒子にする
方法に大別される。前者の方法については、例えば、免
疫活性物質を重合体粒子に固定化した後に、保護コロイ
ドとして牛血清アルブミン、ゼラチンなどの親水性蛋白
質を添加する方法が一般的によ(採用されている。しか
し、この親水性蛋白質は、検定混合物中で非特異的な蛋
白質−蛋白質相互作用に起因する妨害作用を起こすこと
が指摘されている(特開昭5+5−158947号公報
)。
異的凝集反応を抑制することと、分散安定性を高めるた
めK、数多くの方法が開発されている。これらの方法は
免疫活性物質を固定化した重合体粒子に保護コロイドを
添加する方法と、重合体粒子を親水性重合体粒子にする
方法に大別される。前者の方法については、例えば、免
疫活性物質を重合体粒子に固定化した後に、保護コロイ
ドとして牛血清アルブミン、ゼラチンなどの親水性蛋白
質を添加する方法が一般的によ(採用されている。しか
し、この親水性蛋白質は、検定混合物中で非特異的な蛋
白質−蛋白質相互作用に起因する妨害作用を起こすこと
が指摘されている(特開昭5+5−158947号公報
)。
また親水性蛋白質は脱着し烏く、一定性能の診断用試薬
を製造することが困難になる。一方、後者の方法につい
ては、例えば、特開昭5610405号公報、特開昭5
6−141559号公報には繰返し単位が2.6−シオ
キシプロビルメタクリレート単位から成る親水性架橋共
重合体粒子を用いる方法が、また特開昭57−1358
01号会報にはスチレン−グリシジルメタクリレート共
重合体粒子を合成し、エポキシ基を加水分解してジヒド
ロキジル基に変換して親水性重合体粒子を得る方法が提
案されている。これらの方法は極めて優れた方法である
。しかし、これらの方法は、親水性基であるジヒドロキ
ジル基濃度を増加させるに従い重合体粒子の安定性を向
上させることが可能であるが、免疫活性物質を共有結合
させる活性点濃度が減少するために免疫学的凝集反応の
鋭敏性が低下する欠点がある。このように免疫活性物質
の固定化重合体粒子の免疫学的凝集反応性と物理的安定
性を同時忙満足させることは従来極めて困難であった。
を製造することが困難になる。一方、後者の方法につい
ては、例えば、特開昭5610405号公報、特開昭5
6−141559号公報には繰返し単位が2.6−シオ
キシプロビルメタクリレート単位から成る親水性架橋共
重合体粒子を用いる方法が、また特開昭57−1358
01号会報にはスチレン−グリシジルメタクリレート共
重合体粒子を合成し、エポキシ基を加水分解してジヒド
ロキジル基に変換して親水性重合体粒子を得る方法が提
案されている。これらの方法は極めて優れた方法である
。しかし、これらの方法は、親水性基であるジヒドロキ
ジル基濃度を増加させるに従い重合体粒子の安定性を向
上させることが可能であるが、免疫活性物質を共有結合
させる活性点濃度が減少するために免疫学的凝集反応の
鋭敏性が低下する欠点がある。このように免疫活性物質
の固定化重合体粒子の免疫学的凝集反応性と物理的安定
性を同時忙満足させることは従来極めて困難であった。
(問題点を解決するための手段)
本発明者等は免疫学的凝集反応の鋭敏性に優れると共に
、非特異的凝集反応性が小さく、且つ分散安定性の優れ
た診断用試薬の担体として用い得る重合体粒子について
鋭意研究を重ねてきた結果、グリシジル(メタ)了クリ
レート単量体単位を有する重合体粒子に多数のアミノ基
を導入するととkよって得られた反応性重合体粒子が前
記した要望を満たすことを見い出し、本発明を完成する
に至った。
、非特異的凝集反応性が小さく、且つ分散安定性の優れ
た診断用試薬の担体として用い得る重合体粒子について
鋭意研究を重ねてきた結果、グリシジル(メタ)了クリ
レート単量体単位を有する重合体粒子に多数のアミノ基
を導入するととkよって得られた反応性重合体粒子が前
記した要望を満たすことを見い出し、本発明を完成する
に至った。
即ち、本発明は、グリシジル(メタ)アクリレート単量
体単位を有する重合体粒子にアミノ基が導入されてなる
反応性重合体粒子であって、該反応性重合体粒子の表面
に於けるアミノ基の濃度を(4!12 (μmots
/ f−反応性重合体粒子)、アミノ基の導入に使用さ
れたエポキシ基の濃度をCmpx (μmot6 /
y −反応性重合体粒子)とするとき、次式 0式% を満たす濃度のアミノ基を有することを特徴とする反応
性重合体粒子である。
体単位を有する重合体粒子にアミノ基が導入されてなる
反応性重合体粒子であって、該反応性重合体粒子の表面
に於けるアミノ基の濃度を(4!12 (μmots
/ f−反応性重合体粒子)、アミノ基の導入に使用さ
れたエポキシ基の濃度をCmpx (μmot6 /
y −反応性重合体粒子)とするとき、次式 0式% を満たす濃度のアミノ基を有することを特徴とする反応
性重合体粒子である。
本発明に於ける重合体粒子は、次式
(但し、Rは水素原子又はメチル基である。)で示され
るグリシジル(メタ)アクリレート単量体単位を有する
。本発明の重合体粒子は、上記したグリシジル(メタ)
アクリレート単量体単位のみを有するものであってもよ
く、該グリシジル(メタ)アクリレート単量体単位と他
の単量体単位とを有する本のであっても良い。上記した
他の単量体単位としては、グリシジル(メタ)アクリレ
ートと共重合可能なモノマーで示される単量体単位であ
ればどのようなものでもよい。就中、本発明に於いて好
まし込他の単量体単位は、次式 (但し、R1は水素原子又はアルキル基であり、R2は
ハロゲン原子、置換若しくは非置換のフェニル基、アル
コキシカルボニル基。
るグリシジル(メタ)アクリレート単量体単位を有する
。本発明の重合体粒子は、上記したグリシジル(メタ)
アクリレート単量体単位のみを有するものであってもよ
く、該グリシジル(メタ)アクリレート単量体単位と他
の単量体単位とを有する本のであっても良い。上記した
他の単量体単位としては、グリシジル(メタ)アクリレ
ートと共重合可能なモノマーで示される単量体単位であ
ればどのようなものでもよい。就中、本発明に於いて好
まし込他の単量体単位は、次式 (但し、R1は水素原子又はアルキル基であり、R2は
ハロゲン原子、置換若しくは非置換のフェニル基、アル
コキシカルボニル基。
アシルオキシ基又はシアノ基である。)で示される疎水
性ビニル系単量体単位である。
性ビニル系単量体単位である。
ここで、フェニル基の置換基としては特に限定されない
が、ハロゲン原子、ハロアルキル基、アルキル基等を挙
げることができる。このような疎水性ビニル系単量体単
位の中でもR2が置換若しくは非置換のフェニル基、又
は塩素原子である疎水性ビニル系単量体単位が好ましい
。また、他の単量体単位としては次式 (但し、R,は水素原子又はカルボキシル基であり、R
4は水素原子又はアルキル基であり、R5はカルボキシ
ル基、アミノカルボニル基、スルホニルフェニル基、ヒ
ドロキシは1〜20の整数である。)である。)で示さ
れる親水性ビニル系単量体単位を採用することができる
。
が、ハロゲン原子、ハロアルキル基、アルキル基等を挙
げることができる。このような疎水性ビニル系単量体単
位の中でもR2が置換若しくは非置換のフェニル基、又
は塩素原子である疎水性ビニル系単量体単位が好ましい
。また、他の単量体単位としては次式 (但し、R,は水素原子又はカルボキシル基であり、R
4は水素原子又はアルキル基であり、R5はカルボキシ
ル基、アミノカルボニル基、スルホニルフェニル基、ヒ
ドロキシは1〜20の整数である。)である。)で示さ
れる親水性ビニル系単量体単位を採用することができる
。
上記したグリシジル(メタ)アクリレート単量体単位の
重合体粒子に占める割合は特に限定されないが、得られ
る反応性重合体粒子に免疫活性物質を吸着させて診断用
試薬として使用する場合は、グリシジル(メタ)アクリ
レート単量体単位が0.05〜20モル%、さらに0.
1〜15モル%であることが好ましい。また、免疫活性
物質を共有結合させるととkよって診断用試薬として使
用する場合は20〜100モル%、さら1c30〜99
モル%であることが好ましい。
重合体粒子に占める割合は特に限定されないが、得られ
る反応性重合体粒子に免疫活性物質を吸着させて診断用
試薬として使用する場合は、グリシジル(メタ)アクリ
レート単量体単位が0.05〜20モル%、さらに0.
1〜15モル%であることが好ましい。また、免疫活性
物質を共有結合させるととkよって診断用試薬として使
用する場合は20〜100モル%、さら1c30〜99
モル%であることが好ましい。
上記したグリシジル(メタ)アクリレート単量体単位以
外の他の単量体としては、前記した疎水性ビニル系単量
体単位及び親水性ビニル系単量体単位を用いることが好
ましいが、親水性ビニル系単量体単位の割合が多くなり
過ぎると反応性重合体粒子の分散安定性に不都合を生じ
ることがある。従って、本発明の反応性重合体粒子を吸
着による診断用試薬として用いる場合は、親水性ビニル
系単量体はグリシジル(メタ)アクリレート単量体に対
して0〜20モル%の範囲で、また、共有結合による診
断用試薬として用いる場合は、グリシジル(メタ)アク
リレート単量体に対して0〜50モル%の範囲で用いる
ことが好ましい。
外の他の単量体としては、前記した疎水性ビニル系単量
体単位及び親水性ビニル系単量体単位を用いることが好
ましいが、親水性ビニル系単量体単位の割合が多くなり
過ぎると反応性重合体粒子の分散安定性に不都合を生じ
ることがある。従って、本発明の反応性重合体粒子を吸
着による診断用試薬として用いる場合は、親水性ビニル
系単量体はグリシジル(メタ)アクリレート単量体に対
して0〜20モル%の範囲で、また、共有結合による診
断用試薬として用いる場合は、グリシジル(メタ)アク
リレート単量体に対して0〜50モル%の範囲で用いる
ことが好ましい。
以上のような組成とすることによって、一般に、表面の
エポキシ基が0.05〜400μmate / を−重
合体粒子、より好ましくは0.1〜200μmoMe/
?−重合体粒子の重合体粒子を得ることができる。
エポキシ基が0.05〜400μmate / を−重
合体粒子、より好ましくは0.1〜200μmoMe/
?−重合体粒子の重合体粒子を得ることができる。
以上に述べた重合体粒子の製造方法は、公知の方法が何
ら制限なく使用し得る。R「ち、グリシジル(メタ)ア
クリレートを単独で重合すること忙よって、或いは、グ
リシジル(メタ)アクリレートと共重合可能なビニル系
単量体とを共重合させるととによって、上記の重合体粒
子を得ることができる。グリシジル(メタ)アクリレー
トと共重合させるビニル系単量体の代表的なものを挙げ
れば、スチレン、ビニルトルエン、クロルメチルスチレ
ン、クロルスチレン、塩化ビニル、A化ビニル、メチル
(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、
プロピル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロニト
リル、酢酸ビニル等の疎水性ビニル系単量体、また、ア
クリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、スチレンスルホ
ン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
ン酸、アクリルアミド。
ら制限なく使用し得る。R「ち、グリシジル(メタ)ア
クリレートを単独で重合すること忙よって、或いは、グ
リシジル(メタ)アクリレートと共重合可能なビニル系
単量体とを共重合させるととによって、上記の重合体粒
子を得ることができる。グリシジル(メタ)アクリレー
トと共重合させるビニル系単量体の代表的なものを挙げ
れば、スチレン、ビニルトルエン、クロルメチルスチレ
ン、クロルスチレン、塩化ビニル、A化ビニル、メチル
(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、
プロピル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロニト
リル、酢酸ビニル等の疎水性ビニル系単量体、また、ア
クリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、スチレンスルホ
ン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
ン酸、アクリルアミド。
N−(2−ヒドロキシプロピル)メタアクリルアミド、
2−ヒドロキシエチルメタアクリレート、グリセロール
モノメタクリレート。
2−ヒドロキシエチルメタアクリレート、グリセロール
モノメタクリレート。
ポリエチレングリコールモノメタクリレート等の親水性
ビニル系単量体などが例示される。
ビニル系単量体などが例示される。
これらのビニル系単量体は2種以上を混合して用いるこ
ともできる。さらにまた、必要に応シテ、ジビニルベン
ゼン、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレ
ングリコールジメタクリレート、ビスフェノールAジグ
リシジルエーテル等の架橋性単量体も好適に使用できる
。
ともできる。さらにまた、必要に応シテ、ジビニルベン
ゼン、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレ
ングリコールジメタクリレート、ビスフェノールAジグ
リシジルエーテル等の架橋性単量体も好適に使用できる
。
これらの単量体を用いて重合体粒子を得るための重合方
法は特に限定されず、公知の方法が好適に採用される。
法は特に限定されず、公知の方法が好適に採用される。
例えば、アニオン性界面活性剤、非イオン系界面活性剤
の存在下に水媒体中で水溶性ラジカル開始剤を用いて乳
化重合する方法、界面活性剤を使わすに水媒体中で水溶
性ラジカル開始剤を用いて不均一重合する方法、部分鹸
化ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の保
護コロイド存在下に懸濁重合する方法、ビニル系単量体
は溶解するが重合体は溶解しない有機溶媒中で沈澱重合
する方法等が採用される。
の存在下に水媒体中で水溶性ラジカル開始剤を用いて乳
化重合する方法、界面活性剤を使わすに水媒体中で水溶
性ラジカル開始剤を用いて不均一重合する方法、部分鹸
化ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の保
護コロイド存在下に懸濁重合する方法、ビニル系単量体
は溶解するが重合体は溶解しない有機溶媒中で沈澱重合
する方法等が採用される。
本発明で使用する反応性重合体粒子の平均粒子径は特に
限定されないが、凝集反応による診断用試薬に用いる場
合には、その鋭敏性や保存安定性を良好にするために一
般には0.05乃至10ミクロンめ範囲内にあることが
好ましい。さらにまた、該反応性重合体粒子は、粒子径
の分散の小さh方が、再現性が良いために望ましb0従
って、このような粒子径となるような重合体粒子を得る
ことが好着しい。
限定されないが、凝集反応による診断用試薬に用いる場
合には、その鋭敏性や保存安定性を良好にするために一
般には0.05乃至10ミクロンめ範囲内にあることが
好ましい。さらにまた、該反応性重合体粒子は、粒子径
の分散の小さh方が、再現性が良いために望ましb0従
って、このような粒子径となるような重合体粒子を得る
ことが好着しい。
本発明の反応性重合体粒子は、上記の重合体粒子にアミ
ノ基が導入されたものであり、反応性重合体粒子の表面
に於けるアミノ基の濃度をCIIH2(μmole/g
−反応性重合体粒子)、アミノ基の導入に使用されたエ
ポキシ基の濃度なCyx (μnote/g−反応性重
合体粒子)とするとき、次式 %式% を満たす濃度のアミノ基を有する。
ノ基が導入されたものであり、反応性重合体粒子の表面
に於けるアミノ基の濃度をCIIH2(μmole/g
−反応性重合体粒子)、アミノ基の導入に使用されたエ
ポキシ基の濃度なCyx (μnote/g−反応性重
合体粒子)とするとき、次式 %式% を満たす濃度のアミノ基を有する。
アミノ基の導入には、後述するように分子中にアミノ基
を3個以上有する有機化合物とグリシジル(メタ)アク
リレート単量体単位を有する重合体粒子とを反応させる
ことKよって行なう。即ち、有機化合物のアミノ基とグ
リシジル(メタ)アクリレート単量体単位のエポキシ基
との反応を利用する。この反応は、種々の測定の結果、
下記〔13式のように進行しているものと推測できる。
を3個以上有する有機化合物とグリシジル(メタ)アク
リレート単量体単位を有する重合体粒子とを反応させる
ことKよって行なう。即ち、有機化合物のアミノ基とグ
リシジル(メタ)アクリレート単量体単位のエポキシ基
との反応を利用する。この反応は、種々の測定の結果、
下記〔13式のように進行しているものと推測できる。
従って、アミノ基の導入に使用されたエポキシ基の濃度
CIPX tl;t:、アミノ基とエポキシ基の反応に
よって生成するイミノ基の濃度を測定することによって
求めることができる。
CIPX tl;t:、アミノ基とエポキシ基の反応に
よって生成するイミノ基の濃度を測定することによって
求めることができる。
このようにして求められた反応性重合体粒子のアミノ基
の濃度CNH2とアミノ基の導入に使用されたエポキシ
基の濃度CIPXは、CNj12≧ 1.5 X C,
P。
の濃度CNH2とアミノ基の導入に使用されたエポキシ
基の濃度CIPXは、CNj12≧ 1.5 X C,
P。
でなければ、診断用試薬として本発明の反応性重合体粒
子を用するときに良好な鋭敏性及び分散安定性を得るこ
とができない。さらにCMB2とCIPXとは、次式 %式% を満たすことが好ましい。
子を用するときに良好な鋭敏性及び分散安定性を得るこ
とができない。さらにCMB2とCIPXとは、次式 %式% を満たすことが好ましい。
本発明に於いては、有機化合物の持つアミノ基の少くと
も1つは、エポキシ基との反応に使用されるが、その他
のアミノ基は、未反応のまま重合体粒子に導入すること
ができる。
も1つは、エポキシ基との反応に使用されるが、その他
のアミノ基は、未反応のまま重合体粒子に導入すること
ができる。
従って、本発明ではアミノ基を2個しか持たない有機化
合物の使用の場合に比して、より多くのアミノ基を有す
る反応性重合体粒子を得ることができる。しかも、アミ
ノ基の導入により親水性である水酸基が生成し、このた
めに分散安定性の優れた反応性重合体粒子が得られる。
合物の使用の場合に比して、より多くのアミノ基を有す
る反応性重合体粒子を得ることができる。しかも、アミ
ノ基の導入により親水性である水酸基が生成し、このた
めに分散安定性の優れた反応性重合体粒子が得られる。
前記した特定量以上のアミノ基の濃度、を持つ反応性重
合体粒子を得るために、本発明に於いては、分子中にア
ミノ基を6個以上有する有機化合物を重合体粒子の表面
のエポキシ基と反応させてアミノ基の導入が行なわれる
。
合体粒子を得るために、本発明に於いては、分子中にア
ミノ基を6個以上有する有機化合物を重合体粒子の表面
のエポキシ基と反応させてアミノ基の導入が行なわれる
。
本発明に於いて用いられる有機化合物は、分子中にアミ
ノ基を3個以上有するものであれば何ら制限されず用い
得る。本発明に於いて好ましく使用される有機化合物を
一般式で示すと次のとおりである。
ノ基を3個以上有するものであれば何ら制限されず用い
得る。本発明に於いて好ましく使用される有機化合物を
一般式で示すと次のとおりである。
H2
NH2−Rx−n2
このような有機化合物を具体的に例示すると、例えば次
のとおりである。1−アミノ−2,2−ビス(アミノメ
チル)プロパン−1−オール、 1.2.3−1’リ
アミノプロパン。
のとおりである。1−アミノ−2,2−ビス(アミノメ
チル)プロパン−1−オール、 1.2.3−1’リ
アミノプロパン。
テトラ(アミノメチル)メタン、 1,3.5−トリ
アミノベンゼン、 1.2.4−トリアミノベンゼン
、 1.2,3.4−テトラアミノベンゼン、ヘプタ
アミノベンゼン、ヘキサアミノベンゼン等の公知の有機
化合物を挙げることができる。
アミノベンゼン、 1.2.4−トリアミノベンゼン
、 1.2,3.4−テトラアミノベンゼン、ヘプタ
アミノベンゼン、ヘキサアミノベンゼン等の公知の有機
化合物を挙げることができる。
本発明において重合体粒子と有機化合物の反応は、重合
体粒子と重合体粒子の特定量のエポキシ基と反応させる
べき有機化合物を水媒体中、エポキシ基に不活性な緩衝
液中、ある込はエポキシ基と反応性の極めて大きくかつ
重合体粒子を溶解させないメタノール、エタノール、イ
ンプロパツール、アセトン、酢酸メチル、酢酸エチル等
の水と親和性の大きい有機溶媒中、あるいはこれらの混
合溶媒中で混合して反応すればよい。特に水媒体中での
反応が好ましく採用される。また、反応温度は重合体粒
子の分子構造やエポキシ基濃度。
体粒子と重合体粒子の特定量のエポキシ基と反応させる
べき有機化合物を水媒体中、エポキシ基に不活性な緩衝
液中、ある込はエポキシ基と反応性の極めて大きくかつ
重合体粒子を溶解させないメタノール、エタノール、イ
ンプロパツール、アセトン、酢酸メチル、酢酸エチル等
の水と親和性の大きい有機溶媒中、あるいはこれらの混
合溶媒中で混合して反応すればよい。特に水媒体中での
反応が好ましく採用される。また、反応温度は重合体粒
子の分子構造やエポキシ基濃度。
有機化合物の分子構造、及び反応媒体によって異なるが
、一般的には4℃乃至100’C1好ましくは4℃乃至
60℃の範囲が好適に採用される。反応媒住処有機溶媒
を用りる場合には重合体粒子を溶解させない反応温度を
選ぶことが重要である。さらKまた、有機化合物の濃度
は、重合体粒子の分子構造、エポキシ基濃度、反応すべ
きエポキシ基濃度、有機化合物の分子構造、及び反応条
件によって異なるが、重合体粒子の粒子表面のエポキシ
基濃度に対して0.01〜200モル倍となるように選
べばよい。アミノ基を3個以上有する有機化合物が複数
のエポキシ基と架橋構造をとると、重合体粒子に導入さ
れるアミノ基の濃度が低下する。従りて、架橋構造をと
らないように、アミノ基を5個以上有する有機化合物の
濃度を、重合体粒子の表面のエポキシ基に対して10〜
200モル倍とすることが好ましい。さらkまた、反応
時間は一概に限定できなりが、一般には10分乃至10
0時間が好ましく、更には30分乃至50時間がより好
ましく採用される。重合体粒子と有機化合物の混合方法
は特に限定的でない。一般的には、重合体粒子の懸濁媒
体中へ有機化合物の溶液を一括添加する方法もしくは滴
々添加する方法、あるいは有機化合物の溶液中へ重合体
粒子の懸濁液を一括もしくは滴々添加する方法が好まし
く採用される。
、一般的には4℃乃至100’C1好ましくは4℃乃至
60℃の範囲が好適に採用される。反応媒住処有機溶媒
を用りる場合には重合体粒子を溶解させない反応温度を
選ぶことが重要である。さらKまた、有機化合物の濃度
は、重合体粒子の分子構造、エポキシ基濃度、反応すべ
きエポキシ基濃度、有機化合物の分子構造、及び反応条
件によって異なるが、重合体粒子の粒子表面のエポキシ
基濃度に対して0.01〜200モル倍となるように選
べばよい。アミノ基を3個以上有する有機化合物が複数
のエポキシ基と架橋構造をとると、重合体粒子に導入さ
れるアミノ基の濃度が低下する。従りて、架橋構造をと
らないように、アミノ基を5個以上有する有機化合物の
濃度を、重合体粒子の表面のエポキシ基に対して10〜
200モル倍とすることが好ましい。さらkまた、反応
時間は一概に限定できなりが、一般には10分乃至10
0時間が好ましく、更には30分乃至50時間がより好
ましく採用される。重合体粒子と有機化合物の混合方法
は特に限定的でない。一般的には、重合体粒子の懸濁媒
体中へ有機化合物の溶液を一括添加する方法もしくは滴
々添加する方法、あるいは有機化合物の溶液中へ重合体
粒子の懸濁液を一括もしくは滴々添加する方法が好まし
く採用される。
このようにして得られた反応性重合体粒子の表面には、
前記(I)式で示されるようにアミノ基、水酸基が存在
し、場合によっては、未反応のエポキシ基が存在する。
前記(I)式で示されるようにアミノ基、水酸基が存在
し、場合によっては、未反応のエポキシ基が存在する。
この未反応のエポキシ基は反応性重合体粒子の分散安定
性を向上させるために加水分解して水酸基とすることが
好ましい。即ち、本発明に於いて好ましい態様は、アミ
ノ基の濃度が0.1〜1000μmole/g−反応性
重合体粒子、より好ましくは0.2〜500μmole
/g−反応性重合体粒子であり、且つ水酸基の濃度が0
.05〜600μmoAe / f−反応性重合体粒子
、より好ましくは0.1〜400μmole /?−反
応性重合体粒子である反応性重合体粒子である。
性を向上させるために加水分解して水酸基とすることが
好ましい。即ち、本発明に於いて好ましい態様は、アミ
ノ基の濃度が0.1〜1000μmole/g−反応性
重合体粒子、より好ましくは0.2〜500μmole
/g−反応性重合体粒子であり、且つ水酸基の濃度が0
.05〜600μmoAe / f−反応性重合体粒子
、より好ましくは0.1〜400μmole /?−反
応性重合体粒子である反応性重合体粒子である。
また、前記の未反応のエポキシ基と2−メルカプトエタ
ノール、3−メルカプト−1,2−プロパンジオール等
のメルカプトアルカノール類とを反応させる、チオグリ
コール酸。
ノール、3−メルカプト−1,2−プロパンジオール等
のメルカプトアルカノール類とを反応させる、チオグリ
コール酸。
チオプロピオン酸等のメルカプトカルボン酸類とを反応
させる、ジェタノールアミン、トリス(ヒドロキシエチ
ル)アミノメタン等のヒドロキシアミン類と反応させる
。あるbはグアノシン、N−)リス(ヒドロキシエチル
)メチルグリシン等の力Nポキシル化アミン類と反応さ
せる、ことによって重合体粒子を親水化させることがで
きる。この親水化は、前記のアミノ基を3個以上有する
有機化合物と重合体粒子との反応の前であっても良く、
後であっても良−0 本発明で得られた反応性重合体粒子は、生体内での各種
細胞1組織による貧食作用の観察用粒子、及び酵素、生
物学的活性物質、ハプテン類、あるいは免疫活性物質の
固定化担体粒子等に応用でき、特に免疫活性物質を共有
結合法で固定化した診断用試薬は免疫学的凝集反応性が
大きいだけでなく、分散安定性と保存安定性に優れる特
徴がある。
させる、ジェタノールアミン、トリス(ヒドロキシエチ
ル)アミノメタン等のヒドロキシアミン類と反応させる
。あるbはグアノシン、N−)リス(ヒドロキシエチル
)メチルグリシン等の力Nポキシル化アミン類と反応さ
せる、ことによって重合体粒子を親水化させることがで
きる。この親水化は、前記のアミノ基を3個以上有する
有機化合物と重合体粒子との反応の前であっても良く、
後であっても良−0 本発明で得られた反応性重合体粒子は、生体内での各種
細胞1組織による貧食作用の観察用粒子、及び酵素、生
物学的活性物質、ハプテン類、あるいは免疫活性物質の
固定化担体粒子等に応用でき、特に免疫活性物質を共有
結合法で固定化した診断用試薬は免疫学的凝集反応性が
大きいだけでなく、分散安定性と保存安定性に優れる特
徴がある。
以下に本発明で得られた反応性重合体粒子を診断用試薬
として用すた場合について説明する。
として用すた場合について説明する。
本発明で得られた反応性重合体粒子は粒子表面に反応性
に富むアミノ基を有しているので、公知の方法を利用し
て免疫活性物質を共有結合法で固定化できる。例えば、
(1)グルタルアルデヒド等の架橋剤を用いて免疫活性
物質のアミノ基と共有結合する方法、(2)1−エチル
−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド
ハイドロクロライド等の架橋剤を用いて免疫活性物質の
カルボキシル基と共有結合する方法、6)ジフェニルホ
スホリルアジド等の架橋剤を用すて免疫活性物質のカル
ボキシル基と共有結合する方法、等が例示される。
に富むアミノ基を有しているので、公知の方法を利用し
て免疫活性物質を共有結合法で固定化できる。例えば、
(1)グルタルアルデヒド等の架橋剤を用いて免疫活性
物質のアミノ基と共有結合する方法、(2)1−エチル
−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド
ハイドロクロライド等の架橋剤を用いて免疫活性物質の
カルボキシル基と共有結合する方法、6)ジフェニルホ
スホリルアジド等の架橋剤を用すて免疫活性物質のカル
ボキシル基と共有結合する方法、等が例示される。
さら忙また、本発明で得られた反応性重合体粒子の表面
に免疫活性物質を吸着させることkよって固定化し、ア
ミノ基を親水性基である水酸基等の導入に使用して粒子
の分散安定化を計ることもできる。
に免疫活性物質を吸着させることkよって固定化し、ア
ミノ基を親水性基である水酸基等の導入に使用して粒子
の分散安定化を計ることもできる。
本発明で得られた反応性重合体粒子に共有結合法或いは
吸着法で固定化する免疫活性物質としては、特に限定的
でなく公知のものが使用できる。代表的な本のを例示す
れば、例えば、変性ガンマグロブリン、抗咳因子、ヒト
アルブミン、抗ヒトアルブミン抗体、イムノグロブリン
G (IgG) 、抗ヒトIgG抗体。
吸着法で固定化する免疫活性物質としては、特に限定的
でなく公知のものが使用できる。代表的な本のを例示す
れば、例えば、変性ガンマグロブリン、抗咳因子、ヒト
アルブミン、抗ヒトアルブミン抗体、イムノグロブリン
G (IgG) 、抗ヒトIgG抗体。
イムノグロブリンA (IgA) 、 抗ヒトI gA
抗体、イムノグロブリンM(rgM)、 抗ヒトIg
M抗体、 抗ヒトエgE抗体、ストレプトリジン0.ス
トレプトキナーゼ、ヒアルロニダーゼ、C−反応性蛋白
(CRP)、抗ヒトCRP抗体、アルファーフェトプロ
ティン(AFP)。
抗体、イムノグロブリンM(rgM)、 抗ヒトIg
M抗体、 抗ヒトエgE抗体、ストレプトリジン0.ス
トレプトキナーゼ、ヒアルロニダーゼ、C−反応性蛋白
(CRP)、抗ヒトCRP抗体、アルファーフェトプロ
ティン(AFP)。
抗AFP抗体、癌胎児性抗原(CEA)、抗ヒトCgA
抗体、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCC))、抗HC
’G抗体、抗エストロゲン抗体、抗インシュリン抗体、
B型肝炎表面抗原(HBs)、抗HB8抗体、梅毒トレ
ボネマ抗原、風疹抗原、インフルエンザ抗原、補体C1
q、抗C1q抗体、抗C3抗体、抗C4抗体。
抗体、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCC))、抗HC
’G抗体、抗エストロゲン抗体、抗インシュリン抗体、
B型肝炎表面抗原(HBs)、抗HB8抗体、梅毒トレ
ボネマ抗原、風疹抗原、インフルエンザ抗原、補体C1
q、抗C1q抗体、抗C3抗体、抗C4抗体。
抗トランスフェリン抗体1等の公知の免疫活性物質をあ
げることができる。
げることができる。
本発明で得られた反応性重合体粒子に固定化される該免
疫活性物質の量は、各検査項目に適している割合で反応
性重合体粒子に固定化させればよく、−概に限定されな
い。一般には、該免疫活性物質の量が多い糧、診断用試
薬の鋭敏性が向上するため、鋭敏性を要求する場合には
、前記の反応性重合体粒子に飽和する迄、免疫活性物質
を固定化することが望ましい。
疫活性物質の量は、各検査項目に適している割合で反応
性重合体粒子に固定化させればよく、−概に限定されな
い。一般には、該免疫活性物質の量が多い糧、診断用試
薬の鋭敏性が向上するため、鋭敏性を要求する場合には
、前記の反応性重合体粒子に飽和する迄、免疫活性物質
を固定化することが望ましい。
本発明により得られた反応性重合体粒子は免疫活性物質
の固定化能力と分散安定性を同時に高めるととができる
ので、抗原又は抗体と反応性重合体粒子を緩衝液又は生
理食塩水などの水媒体中で混合し、抗原又は抗体が化学
的に変化しないように、かつそれらの免疫学的性質を保
持させるようk、非常に温和な条件下に抗原又は抗体を
反応性重合体粒子表面に固定化することができるだけで
なく、該媒体中で極めて安定性が高い特徴がある。反応
性重合体粒子表面に固定化された免疫活性物質の量は、
反応性重合体粒子の免疫活性物質結合部位を飽和又はブ
ロックさせるように選ぶことが望ましいが、残存する結
合部位を免疫学的に不活性な物質、例えばグリシン。
の固定化能力と分散安定性を同時に高めるととができる
ので、抗原又は抗体と反応性重合体粒子を緩衝液又は生
理食塩水などの水媒体中で混合し、抗原又は抗体が化学
的に変化しないように、かつそれらの免疫学的性質を保
持させるようk、非常に温和な条件下に抗原又は抗体を
反応性重合体粒子表面に固定化することができるだけで
なく、該媒体中で極めて安定性が高い特徴がある。反応
性重合体粒子表面に固定化された免疫活性物質の量は、
反応性重合体粒子の免疫活性物質結合部位を飽和又はブ
ロックさせるように選ぶことが望ましいが、残存する結
合部位を免疫学的に不活性な物質、例えばグリシン。
チオグリセロール、アルブミン、ゼラチン等の不活性物
質で不活性化もしくはブロックさせることもできる。
質で不活性化もしくはブロックさせることもできる。
(効果及び作用)
本発明の反応性重合体粒子を用いた診断用試薬は、免疫
学的凝集反応の鋭敏性が大きいぞけでなく、分散安定性
や保存安定性がすぐれるという特徴がある。その理由は
必ずしも明らかではないが、本発明者等は次のように推
測している。本発明の方法で得られる反応性重合体粒子
は免疫活性物質を共有結合法で固定化する重合体粒子の
官能基の数或込は免疫活性物質を吸着する表面のエリア
の広さと、分散安定性と保存安定性に寄与する親水基の
数とが独立函数になることにある。この事実は診断用試
薬の合成上極めて重要な因子である。免疫活性物質を固
定化する官能基濃度或いは表面のエリアの広さが多けれ
ば多い糧、診断用試薬の鋭敏性は向上するが、重合体粒
子の分散安定性と保存安定性が低下する欠点がある。一
方1重合体粒子の親水基濃度が多ければ多い程診断用試
薬の分散安定性と保存安定性が増加するが、鋭敏性が著
しく低下する欠点が生じる。しかしながら1本発明の反
応性重合体粒子は、これらの矛盾を解決し、鋭敏性及び
分散安定性の共和優れたものである。従って、本発明の
反応性重合体粒子は、新規な診断用試薬の開発に於いて
極めて重要な位置を占めるものである。
学的凝集反応の鋭敏性が大きいぞけでなく、分散安定性
や保存安定性がすぐれるという特徴がある。その理由は
必ずしも明らかではないが、本発明者等は次のように推
測している。本発明の方法で得られる反応性重合体粒子
は免疫活性物質を共有結合法で固定化する重合体粒子の
官能基の数或込は免疫活性物質を吸着する表面のエリア
の広さと、分散安定性と保存安定性に寄与する親水基の
数とが独立函数になることにある。この事実は診断用試
薬の合成上極めて重要な因子である。免疫活性物質を固
定化する官能基濃度或いは表面のエリアの広さが多けれ
ば多い糧、診断用試薬の鋭敏性は向上するが、重合体粒
子の分散安定性と保存安定性が低下する欠点がある。一
方1重合体粒子の親水基濃度が多ければ多い程診断用試
薬の分散安定性と保存安定性が増加するが、鋭敏性が著
しく低下する欠点が生じる。しかしながら1本発明の反
応性重合体粒子は、これらの矛盾を解決し、鋭敏性及び
分散安定性の共和優れたものである。従って、本発明の
反応性重合体粒子は、新規な診断用試薬の開発に於いて
極めて重要な位置を占めるものである。
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではな−。
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではな−。
尚、実施例及び比較例に於けるアミノ基。
イミノ基及び水酸基の定量は以下の方法により行なった
。
。
I アミノ基、イミノ基及び水酸基の総量の定量
[C,L、Oggら、1nd、Eng、Chem、。
Anal、 Ed、、 17巻、394頁、1945
年〕に記載されている方法を利用して、測定した。即ち
、乾燥した反応性重合体粒子に無水酢酸とピリジンで完
全にアセチル化し、これを正確に中和することにより、
空試験の結果で補正して定量した。
年〕に記載されている方法を利用して、測定した。即ち
、乾燥した反応性重合体粒子に無水酢酸とピリジンで完
全にアセチル化し、これを正確に中和することにより、
空試験の結果で補正して定量した。
■ アミノ基の定量
乾燥した反応性重合体粒子をピリジン溶媒中でベンズア
ルデヒドと反応させ、生成するH2O量を微量水分測定
装置(三菱化成製、CA−02型)を利用して測定した
。
ルデヒドと反応させ、生成するH2O量を微量水分測定
装置(三菱化成製、CA−02型)を利用して測定した
。
■ アミノ基及びイミノ基の総量の定量反応性重合体粒
子を含む冷酸性水溶液に亜硝酸ナトリウムを滴下し、ヨ
ウ素デンプン紙を用いてその滴定終点から測定した。
子を含む冷酸性水溶液に亜硝酸ナトリウムを滴下し、ヨ
ウ素デンプン紙を用いてその滴定終点から測定した。
IKより得られた値から■で得られた値を引算すること
により水酸基の濃度を求め゛、■で得られた値から■で
得られた値を差引くことによってイミノ基の濃度を求め
た。
により水酸基の濃度を求め゛、■で得られた値から■で
得られた値を差引くことによってイミノ基の濃度を求め
た。
実施例1と比較例1
(1)重合体粒子の調製
攪拌機付きガラス製フラスコを窒素置換した後に、蒸留
水2700CCを加えて70℃に保った後に、窒素雰囲
気下、攪拌下に過硫酸カリウム4ミリモル/1.チオ硫
酸ナトリウム2ミリモル/1.及び硫酸鋼0.2ミリモ
ル/lを添加した。次いで70℃に加温したグリシジル
メタクリレート1.5モル及びスチレン0.5モルの混
合物を添加して70℃で6時間重合した。重合後、室温
まで冷却してから得られた重合体粒子を瀘厭(ム2)で
濾別して大きな凝集体を除いた。次いで透析を行なった
後に遠心分離、蒸留水への再分散の操作を繰返した後に
、イオン交換樹脂で脱イオン操作を行ない、更に遠心分
離と洗浄を行なって重合体粒子を精製した。得られた重
合体粒子の粒子径は肌604μmであった。
水2700CCを加えて70℃に保った後に、窒素雰囲
気下、攪拌下に過硫酸カリウム4ミリモル/1.チオ硫
酸ナトリウム2ミリモル/1.及び硫酸鋼0.2ミリモ
ル/lを添加した。次いで70℃に加温したグリシジル
メタクリレート1.5モル及びスチレン0.5モルの混
合物を添加して70℃で6時間重合した。重合後、室温
まで冷却してから得られた重合体粒子を瀘厭(ム2)で
濾別して大きな凝集体を除いた。次いで透析を行なった
後に遠心分離、蒸留水への再分散の操作を繰返した後に
、イオン交換樹脂で脱イオン操作を行ない、更に遠心分
離と洗浄を行なって重合体粒子を精製した。得られた重
合体粒子の粒子径は肌604μmであった。
(2)反応性重合体粒子の調製
得られた重合体粒子を2%濃度で蒸留水に分散した懸濁
液100−と、20 mmote のテトラ(アミノメ
チル)メタンの水溶液20〇−を混合し、室温で48時
間攪拌下に反応した。反応後、反応性重合体粒子を遠心
分離、蒸留水への再分散の操作を6回繰返した後K、9
8℃で2時間加熱することにより反応性重合体粒子の未
反応のエポキシ基を加水分解した。次すで重合体粒子を
濾紙C&2)で濾別した後に、遠心分離、蒸留水への再
分散の操作を6回繰返して精製した。かぐして得られた
反応性重合体粒子のアミノ基、イミノ基及び水酸基の濃
度は、それぞれ210,75゜100μmole /
f−反応性重合体粒子であった。
液100−と、20 mmote のテトラ(アミノメ
チル)メタンの水溶液20〇−を混合し、室温で48時
間攪拌下に反応した。反応後、反応性重合体粒子を遠心
分離、蒸留水への再分散の操作を6回繰返した後K、9
8℃で2時間加熱することにより反応性重合体粒子の未
反応のエポキシ基を加水分解した。次すで重合体粒子を
濾紙C&2)で濾別した後に、遠心分離、蒸留水への再
分散の操作を6回繰返して精製した。かぐして得られた
反応性重合体粒子のアミノ基、イミノ基及び水酸基の濃
度は、それぞれ210,75゜100μmole /
f−反応性重合体粒子であった。
の調製
反応性重合体粒子を固形分濃度1%でホウ酸緩衝液(0
,1モルのホウ酸−ホウ砂、0.05モルのNa、CL
を蒸留水1tに溶解した後に、pH=8.2に調節した
)に分散した。
,1モルのホウ酸−ホウ砂、0.05モルのNa、CL
を蒸留水1tに溶解した後に、pH=8.2に調節した
)に分散した。
本発明忙於いてヒトIgGは、ヒト血清を飽和硫安で塩
析し、さら忙透析を行ない精製したものを用いた。
析し、さら忙透析を行ない精製したものを用いた。
ヒトIgGをホウ酸緩衝液により希釈し、11IIP/
gI4に調製した。次いで倍数希釈法忙よりヒhIgG
をホウ酸緩衝液忙より希釈してヒ)IgG希釈液を調製
した。1%濃度の反応性重合体粒子1容にヒトIg()
希釈液1容及びグルタルアルデヒドを30μm029ノ
〜濃度で含有する水溶液1容を加え、攪拌下に室温で1
時間放置した。その後ウシ血清アルブミノを0.2%の
濃度になるように添加し4℃にて20時間ゆっくり攪拌
した。その後遠心分離した後に固型分濃度が0.5%と
なるように0.05%のウシ血清アルブミンを含むホウ
酸緩衝液に調製し、4℃で保存した。
gI4に調製した。次いで倍数希釈法忙よりヒhIgG
をホウ酸緩衝液忙より希釈してヒ)IgG希釈液を調製
した。1%濃度の反応性重合体粒子1容にヒトIg()
希釈液1容及びグルタルアルデヒドを30μm029ノ
〜濃度で含有する水溶液1容を加え、攪拌下に室温で1
時間放置した。その後ウシ血清アルブミノを0.2%の
濃度になるように添加し4℃にて20時間ゆっくり攪拌
した。その後遠心分離した後に固型分濃度が0.5%と
なるように0.05%のウシ血清アルブミンを含むホウ
酸緩衝液に調製し、4℃で保存した。
(4)抗原・抗体反応
ヒトエgGをウサギに免疫して得た抗ヒトIgGウサギ
全血清を60℃、30分間非動化処理を行なった。この
血清を以下抗ヒトエg()ウサギ血清と呼ぶ。
全血清を60℃、30分間非動化処理を行なった。この
血清を以下抗ヒトエg()ウサギ血清と呼ぶ。
抗ヒトIgGウサギ血清をホウ酸緩衝液で20倍に希釈
したものを原液とし、倍数希釈法により抗ヒトIgGウ
サギ血清をホウ酸緩衝液で希釈して抗ヒトIgGウサギ
血清希釈液を調製する。抗原・抗体反応を行なうために
ガラス製10穴のホールグラスを用意し、ホウ酸緩衝液
で希釈した抗ヒトIgGウサギ血清を各ホールに40μ
を加える。次いでヒトIgGを固定化した反応性重合体
粒子のホウ酸緩衝液分散液を各ホールに40μを加える
。この後直ちに平沢製作所製テーバ一式攪拌4i!&C
よりホールグラスを1分間に120回転の速度で水平回
転し攪拌を行なう。抗原・抗体反応により反応性重合体
粒子の凝集の有無から、ヒ)IgGを固定化した反応性
重合体粒子の特性である鋭敏性を評価した。ホールグラ
スを用いた反応性重合体粒子の凝集試験の結果を図1に
示す。図1は10分間の攪拌後の凝集状態を示す。凝集
が全く認められない場合(−)、凝集の有無が判定しが
たい場合(±)、明らかに凝集が認められる場合、凝集
の強込順に++十、 ++ 、十と判定した。図中Cは
抗原もしくは抗体を全く含まなhことを示す。凝集試験
の結果、明らかに凝集の認められたホールに於ける抗ヒ
トIgGウサギ血清希釈液の最高希釈倍数をもって、反
応性重合体粒子の鋭敏性を評価した。
したものを原液とし、倍数希釈法により抗ヒトIgGウ
サギ血清をホウ酸緩衝液で希釈して抗ヒトIgGウサギ
血清希釈液を調製する。抗原・抗体反応を行なうために
ガラス製10穴のホールグラスを用意し、ホウ酸緩衝液
で希釈した抗ヒトIgGウサギ血清を各ホールに40μ
を加える。次いでヒトIgGを固定化した反応性重合体
粒子のホウ酸緩衝液分散液を各ホールに40μを加える
。この後直ちに平沢製作所製テーバ一式攪拌4i!&C
よりホールグラスを1分間に120回転の速度で水平回
転し攪拌を行なう。抗原・抗体反応により反応性重合体
粒子の凝集の有無から、ヒ)IgGを固定化した反応性
重合体粒子の特性である鋭敏性を評価した。ホールグラ
スを用いた反応性重合体粒子の凝集試験の結果を図1に
示す。図1は10分間の攪拌後の凝集状態を示す。凝集
が全く認められない場合(−)、凝集の有無が判定しが
たい場合(±)、明らかに凝集が認められる場合、凝集
の強込順に++十、 ++ 、十と判定した。図中Cは
抗原もしくは抗体を全く含まなhことを示す。凝集試験
の結果、明らかに凝集の認められたホールに於ける抗ヒ
トIgGウサギ血清希釈液の最高希釈倍数をもって、反
応性重合体粒子の鋭敏性を評価した。
また反応性重合体粒子の特性として、分散安定性を評価
した。すなわち、反応性重合体粒子にヒ)IgG希釈液
を加え室温で2時間放置し、次いで4℃で7日間放置し
た後の反応性重合体粒子の分散状態をもって7日後の分
散安定性を評価した。またヒトIgG固定化後3ケ月経
過した後の反応性重合体粒子の分散状態をもってヒトI
gGを固定化した反応性重合体粒子の保存中の分散安定
性を評価した。
した。すなわち、反応性重合体粒子にヒ)IgG希釈液
を加え室温で2時間放置し、次いで4℃で7日間放置し
た後の反応性重合体粒子の分散状態をもって7日後の分
散安定性を評価した。またヒトIgG固定化後3ケ月経
過した後の反応性重合体粒子の分散状態をもってヒトI
gGを固定化した反応性重合体粒子の保存中の分散安定
性を評価した。
その結果、鋭敏性は78後X640.!1ケ月後X12
80.分散安定性は7日後には非特異凝集が認められな
かった力t、3ケ月後には1本の非特異凝集が認められ
た。
80.分散安定性は7日後には非特異凝集が認められな
かった力t、3ケ月後には1本の非特異凝集が認められ
た。
尚、比較例1として得られた精製重合体粒子について本
発明のテトラ(アミノメチル)メタンの代りにヘキサメ
チレンジアミンを用いた以外は実施例1と同様の操作を
行ない、性能を調べた。アミノ基及びイミノ基の濃度は
それぞれ80及び90μmole/g−反応性重合体粒
子であった。鋭敏性は7日後×80゜6ケ月後×160
であった。また分散安定性は7日後には非特異凝集が認
められなかったが、3ケ月後には3本の非特異凝集反応
が認められた。
発明のテトラ(アミノメチル)メタンの代りにヘキサメ
チレンジアミンを用いた以外は実施例1と同様の操作を
行ない、性能を調べた。アミノ基及びイミノ基の濃度は
それぞれ80及び90μmole/g−反応性重合体粒
子であった。鋭敏性は7日後×80゜6ケ月後×160
であった。また分散安定性は7日後には非特異凝集が認
められなかったが、3ケ月後には3本の非特異凝集反応
が認められた。
実施例 2
実施例1で得られた精製重合体粒子を2%濃度で蒸留水
に分散した懸濁液100−に500μmoteジェタノ
ールアミンの水溶液50−と20 mnote の1.
2.3−トリアミノプロパンの水溶液200−を混合し
40℃で1夜攪拌下に反応した。反応後、反応性重合体
粒子を遠心分離−蒸留水への再分散の操作を3回繰返し
た後に、98℃で2時間加熱することにより反応性重合
体粒子の未反応のエポキシ基を加水分解した。次いで反
応性重合体粒子を濾紙(墓2)で濾別した後に、遠心分
離、蒸留水への再分散の操作を3回繰返して精製した。
に分散した懸濁液100−に500μmoteジェタノ
ールアミンの水溶液50−と20 mnote の1.
2.3−トリアミノプロパンの水溶液200−を混合し
40℃で1夜攪拌下に反応した。反応後、反応性重合体
粒子を遠心分離−蒸留水への再分散の操作を3回繰返し
た後に、98℃で2時間加熱することにより反応性重合
体粒子の未反応のエポキシ基を加水分解した。次いで反
応性重合体粒子を濾紙(墓2)で濾別した後に、遠心分
離、蒸留水への再分散の操作を3回繰返して精製した。
かくして得られた反応性重合体粒子のアミノ基、イミノ
基及び水酸基の濃度を実施例1と同様の操作で測定する
と、それぞれ130,65,110μmoAe / を
−反応性重合体粒子であった。
基及び水酸基の濃度を実施例1と同様の操作で測定する
と、それぞれ130,65,110μmoAe / を
−反応性重合体粒子であった。
また、実施例1と同様の操作でヒ)IgGを感作し、抗
ヒトIgGウサギ血清の抗原・抗体反応を調べた結果、
鋭敏性は7日後、3ケ月後共KX640であり、また分
散安定性は7日後、3ケ月後共に全く非特異凝集反応が
認められなかったつ 実施例3と比較例2 実施例1で得られた反応性重合体粒子を固形分濃度1%
でホウ酸緩衝液に分散させた。
ヒトIgGウサギ血清の抗原・抗体反応を調べた結果、
鋭敏性は7日後、3ケ月後共KX640であり、また分
散安定性は7日後、3ケ月後共に全く非特異凝集反応が
認められなかったつ 実施例3と比較例2 実施例1で得られた反応性重合体粒子を固形分濃度1%
でホウ酸緩衝液に分散させた。
次すでヤギの産生じたアルファーフェトプロティンC以
下AFPと略す)の抗体をアフィニテイクロマトにより
精製して得た精製AFP抗体を111F/−濃度に含有
するホウ酸緩衝液を調製した後に倍数希釈法により希釈
してAFP抗体希釈液を調製l、た。1%濃度の反応性
重合体粒子1容VcAFP抗体希釈液1容及びグルタル
アルデヒドを25μmole / L濃度で含有する水
溶液1容を加え攪拌下に室温で2時間放置した。その後
ウシ血清アルブミンを0.2%濃度になるように添加し
4℃にて20時間ゆっくり攪拌した。その後遠心分離し
た後忙固型分濃度が0.5%となるように0.05%濃
度のウシ血清アルブミンを含むホウ酸緩衝液に調製し、
4℃に保存した。
下AFPと略す)の抗体をアフィニテイクロマトにより
精製して得た精製AFP抗体を111F/−濃度に含有
するホウ酸緩衝液を調製した後に倍数希釈法により希釈
してAFP抗体希釈液を調製l、た。1%濃度の反応性
重合体粒子1容VcAFP抗体希釈液1容及びグルタル
アルデヒドを25μmole / L濃度で含有する水
溶液1容を加え攪拌下に室温で2時間放置した。その後
ウシ血清アルブミンを0.2%濃度になるように添加し
4℃にて20時間ゆっくり攪拌した。その後遠心分離し
た後忙固型分濃度が0.5%となるように0.05%濃
度のウシ血清アルブミンを含むホウ酸緩衝液に調製し、
4℃に保存した。
検体としてヒト血清中のAFP濃度が1000μt/−
であるものを原液とし、ホウ酸緩衝液で希釈系列を調製
した。実施例1と同様にしてガラス製10大のホールグ
ラスにホウ酸緩衝液で希釈したAFPを各ホールKO,
04−加え、次いでAFP抗体を固定化した反応性重合
体粒子の分散液を各ホールに0.04−加えて実施例1
と同様の操作で鋭敏性2分散安定性を調べた。その結果
、鋭敏性は7日後、3ケ月後共VC50μt/−であっ
た。分散安定性は7日後には非特異的凝集が認められな
かったが、3ケ月後には1本の非特異凝集が認められた
。
であるものを原液とし、ホウ酸緩衝液で希釈系列を調製
した。実施例1と同様にしてガラス製10大のホールグ
ラスにホウ酸緩衝液で希釈したAFPを各ホールKO,
04−加え、次いでAFP抗体を固定化した反応性重合
体粒子の分散液を各ホールに0.04−加えて実施例1
と同様の操作で鋭敏性2分散安定性を調べた。その結果
、鋭敏性は7日後、3ケ月後共VC50μt/−であっ
た。分散安定性は7日後には非特異的凝集が認められな
かったが、3ケ月後には1本の非特異凝集が認められた
。
比較例2として比較例1で得られた反応性重合体粒子を
用いて、上記実施例と同一の操作で性能を調べた結果、
鋭敏性は7日後、3ケ月後共に200μt/−であった
。また分散安定性は7日後には1本、3ケ月後には3本
の非特異凝集反応が認められた。
用いて、上記実施例と同一の操作で性能を調べた結果、
鋭敏性は7日後、3ケ月後共に200μt/−であった
。また分散安定性は7日後には1本、3ケ月後には3本
の非特異凝集反応が認められた。
実施例 4
(1)反応性重合体粒子の調製
攪拌機付きガラス製フラスコを窒素置換した後釦、蒸留
水2700ccを加えて70’CK保った後に、窒素雰
囲気下に過硫酸カリウム5.0ミリそル/1.チオ硫酸
ナトリウム5.。
水2700ccを加えて70’CK保った後に、窒素雰
囲気下に過硫酸カリウム5.0ミリそル/1.チオ硫酸
ナトリウム5.。
ミ13モル/1.硫酸鋼0.25ミリモル/1゜及びメ
ルカプトエタノール0.5ミリモル/lを添加した。次
いで70℃に加温したグリシジルメタクリレート2.0
モル及びエチレングリコールジメタクリレート4oミリ
モルの混合物を添加して70℃で2時間攪拌下に重合し
た。その後の操作は実施例1と同様の操作を行なった。
ルカプトエタノール0.5ミリモル/lを添加した。次
いで70℃に加温したグリシジルメタクリレート2.0
モル及びエチレングリコールジメタクリレート4oミリ
モルの混合物を添加して70℃で2時間攪拌下に重合し
た。その後の操作は実施例1と同様の操作を行なった。
得られた重合体粒子の粒子径は0.245μmであった
。
。
得られた重合体粒子を蒸留水100−に2%濃度になる
ように調製し、チオグリコール酸10μmole を
加えて室温で攪拌下忙24時間反応した。反応後、遠心
分離、蒸留水への再分散の操作を3回繰返した後に10
0−に調製した。次すで25 mnoteの1.2.5
.4−テトラアミノベンゼンの水溶液400sdを加え
室温で攪拌下に40時間反応した。反応後、遠心分離、
蒸留水への再分散の操作を3回繰返した後に、イオン交
換樹脂で脱イオン操作を行ない、更に遠心分離と洗浄を
行なって反応性重合体粒子を精製した。かくして得られ
た反応性重合体粒子のアミノ基、イミノ基及び水酸基の
濃度を実施例1と同様の操作で求めると、それぞれ22
0.80.140μmote / f−反応性重合体粒
子であった。
ように調製し、チオグリコール酸10μmole を
加えて室温で攪拌下忙24時間反応した。反応後、遠心
分離、蒸留水への再分散の操作を3回繰返した後に10
0−に調製した。次すで25 mnoteの1.2.5
.4−テトラアミノベンゼンの水溶液400sdを加え
室温で攪拌下に40時間反応した。反応後、遠心分離、
蒸留水への再分散の操作を3回繰返した後に、イオン交
換樹脂で脱イオン操作を行ない、更に遠心分離と洗浄を
行なって反応性重合体粒子を精製した。かくして得られ
た反応性重合体粒子のアミノ基、イミノ基及び水酸基の
濃度を実施例1と同様の操作で求めると、それぞれ22
0.80.140μmote / f−反応性重合体粒
子であった。
実施例 5
実施例4で得られた反応性重合体粒子を固屋分濃度1%
でp)!=6.0のリン酸緩衝液忙分散させた。次いで
ヤギの産生じた抗CRP血清を塩析と透析でr−グロブ
リンに濃縮した後アフィニティクロマトにより精製して
得た精製CRP抗体を1000μf/−濃度に含有する
リン酸緩衝液を調製した後に倍数希釈法により希釈して
CRP抗体希釈液を調製した。1%濃度の反応性重合体
粒子1容にCRP抗体希釈液1容及びエチル(N、IN
’−ジメチルアミノプロピル)カーポジイミドを20μ
mote/−濃度で含有する水溶液1容を加え、攪拌下
に室温で2時間放置する。その後ウシ血清アルブミンを
0.5%の濃度になるように添加し、4℃にて20時間
攪拌してCRP抗体を固定化した反応性重合体粒子を得
た。
でp)!=6.0のリン酸緩衝液忙分散させた。次いで
ヤギの産生じた抗CRP血清を塩析と透析でr−グロブ
リンに濃縮した後アフィニティクロマトにより精製して
得た精製CRP抗体を1000μf/−濃度に含有する
リン酸緩衝液を調製した後に倍数希釈法により希釈して
CRP抗体希釈液を調製した。1%濃度の反応性重合体
粒子1容にCRP抗体希釈液1容及びエチル(N、IN
’−ジメチルアミノプロピル)カーポジイミドを20μ
mote/−濃度で含有する水溶液1容を加え、攪拌下
に室温で2時間放置する。その後ウシ血清アルブミンを
0.5%の濃度になるように添加し、4℃にて20時間
攪拌してCRP抗体を固定化した反応性重合体粒子を得
た。
次いで遠心分離した後、ウシ血清アルブミンを0.05
%の濃度で添加したリン酸緩衝液に再分散し、固型分濃
度を0.5%に調製した。
%の濃度で添加したリン酸緩衝液に再分散し、固型分濃
度を0.5%に調製した。
次いで検体として濃度既知のCRP患者血清を56℃で
30分間加熱処理して非動化した後、リン酸緩衝液で希
釈系列を調節した。実施例1と同様の操作で、ガラス製
10穴のホールグラスを利用して抗原)抗体反応を訓べ
た。その結果、鋭敏性は7日後及び3ケ月後1c20μ
t/−であった。分散安定性は7日後、6ケ月後共忙非
特異凝集反応は認められなかった。
30分間加熱処理して非動化した後、リン酸緩衝液で希
釈系列を調節した。実施例1と同様の操作で、ガラス製
10穴のホールグラスを利用して抗原)抗体反応を訓べ
た。その結果、鋭敏性は7日後及び3ケ月後1c20μ
t/−であった。分散安定性は7日後、6ケ月後共忙非
特異凝集反応は認められなかった。
実施例 6
攪拌機付きガラス製フラスコを窒素置換した後に、蒸留
水2700CCを加えて70℃に保った後に、窒素雰囲
気下に過硫酸カリウム5.0ミリモル/lを添加した。
水2700CCを加えて70℃に保った後に、窒素雰囲
気下に過硫酸カリウム5.0ミリモル/lを添加した。
次いで70℃に加温したグリシジルアクリレート630
ミリモル、メタクリル酸10ミリモル、及びスチレン2
.0モルの混合物を添加して70℃で30時間攪拌下に
重合した。重合後、実施例1と同様の操作で重合体粒子
を精製した。得られた重合体粒子の粒子径は0.30μ
mであった。
ミリモル、メタクリル酸10ミリモル、及びスチレン2
.0モルの混合物を添加して70℃で30時間攪拌下に
重合した。重合後、実施例1と同様の操作で重合体粒子
を精製した。得られた重合体粒子の粒子径は0.30μ
mであった。
得られた重合体粒子を蒸留水100mに2%濃度になる
ように調製し、20 mmoteの1−アミノ−2,2
−ビス(アミノメチル)プロパン−1−オール水溶液2
00−を加えて室温で攪拌下に48時間反応した。反応
後遠心分離、蒸留水への再分散の操作を3回繰返した後
に、98℃で1時間加熱処理し、更に遠心分離、蒸留水
への再分散を行なった。
ように調製し、20 mmoteの1−アミノ−2,2
−ビス(アミノメチル)プロパン−1−オール水溶液2
00−を加えて室温で攪拌下に48時間反応した。反応
後遠心分離、蒸留水への再分散の操作を3回繰返した後
に、98℃で1時間加熱処理し、更に遠心分離、蒸留水
への再分散を行なった。
得られた反応性重合体粒子のアミノ基、イミノ基及び水
酸基の濃度はそれぞれ35.20゜35μmole/?
−反応性重合体粒子であった。
酸基の濃度はそれぞれ35.20゜35μmole/?
−反応性重合体粒子であった。
かくして得られた反応性重合体粒子を固型分濃度1%で
ホウ酸緩衝液に分散させた。次いでヒト胎盤ラクトゲン
(HPL)を20001u/−濃度に含有するホウ酸緩
衝液を調製した後に倍数希釈法によりHP、Lをホウ酸
緩衝液により希釈してHPL希釈液を調製した。
ホウ酸緩衝液に分散させた。次いでヒト胎盤ラクトゲン
(HPL)を20001u/−濃度に含有するホウ酸緩
衝液を調製した後に倍数希釈法によりHP、Lをホウ酸
緩衝液により希釈してHPL希釈液を調製した。
1%濃度の反応性重合体粒子1容にHPL希釈液1容及
びグルタルアルデヒド5μmole/−濃度で含有する
水溶液1容を加え攪拌下に室温で2時間放置した後、ウ
シ血清アルブミンを0.2%濃度になるように添加し4
℃で攪 1拌下に20時間放置した。次いで遠心分離し
た後にウシ血清アルブミンを0.05%濃度で添加した
ホウ酸緩衝液に再分散し、固型分濃度を0.5%に調製
した。
びグルタルアルデヒド5μmole/−濃度で含有する
水溶液1容を加え攪拌下に室温で2時間放置した後、ウ
シ血清アルブミンを0.2%濃度になるように添加し4
℃で攪 1拌下に20時間放置した。次いで遠心分離し
た後にウシ血清アルブミンを0.05%濃度で添加した
ホウ酸緩衝液に再分散し、固型分濃度を0.5%に調製
した。
精製した抗HPLウサギ血清をホウ酸緩衝液で20倍に
希釈したものを原液とし、倍数希釈法により抗HPLウ
サギ血清をホウ酸緩衝液で希釈して抗HPLウサギ血清
希釈液を調製する。実施例1と同様忙して、ガラス製1
0大のホールグラスにホウ酸緩衝液で希釈した抗HPL
血清を各ホールに40μを加える。
希釈したものを原液とし、倍数希釈法により抗HPLウ
サギ血清をホウ酸緩衝液で希釈して抗HPLウサギ血清
希釈液を調製する。実施例1と同様忙して、ガラス製1
0大のホールグラスにホウ酸緩衝液で希釈した抗HPL
血清を各ホールに40μを加える。
次騒でHPLを固定化した反応性重合体粒子の分散液を
各ホールに40μを加えて、実施例1と同様の操作で鋭
敏性1分散安定性を調べた。その結果、鋭敏性は7日後
、3ケ月後共にX40であった。分散安定性は7日後。
各ホールに40μを加えて、実施例1と同様の操作で鋭
敏性1分散安定性を調べた。その結果、鋭敏性は7日後
、3ケ月後共にX40であった。分散安定性は7日後。
3ケ月後共に非特異的凝集反応が認められなかった。
実施例 7
:1)重合体粒子の調製
攪拌機付きガラス製フラスコを窒素置換した後に、蒸留
水2700CCを加えて75℃に保った後k、窒素雰囲
気下、攪拌下に過硫酸カリウム5ミリモル/1.チオ硫
酸ナトリウム5ミリモルlb、硫酸鋼0.25ミリモル
/lを添加した。次いで75℃に加温したグリシジルア
クリレート15ミリモル及びメチルメタクリレート25
0ミリモルの混合物を添加して75℃で50分間攪拌下
に重合した。
水2700CCを加えて75℃に保った後k、窒素雰囲
気下、攪拌下に過硫酸カリウム5ミリモル/1.チオ硫
酸ナトリウム5ミリモルlb、硫酸鋼0.25ミリモル
/lを添加した。次いで75℃に加温したグリシジルア
クリレート15ミリモル及びメチルメタクリレート25
0ミリモルの混合物を添加して75℃で50分間攪拌下
に重合した。
その後、メチルメタクリレート2.6モルを定量ポンプ
で滴々添加して、更に75℃で2時間攪拌下に重合した
。その後の操作は実施例1と同様の操作を行なった。得
られた重合体粒子の粒子径は0.208μmであった。
で滴々添加して、更に75℃で2時間攪拌下に重合した
。その後の操作は実施例1と同様の操作を行なった。得
られた重合体粒子の粒子径は0.208μmであった。
(2)反応性重合体粒子の調製
得られた重合体粒子を2%濃度で蒸留水に分散した懸濁
液100−と100μmoleの1−アミノ−2,2−
ビス(アミノメチル)プロパン−1−オールを混合し、
室温で48時間攪拌下に反応した。反応後1反応性重合
体校子を遠心分離、蒸留水への再分散の操作を3回繰返
して精製した。かくして得られた反応性重合体粒子のア
ミノ基濃度は0.8μmole/を一反応性重合体粒子
であり、イミノ基濃度は0,4μmo te / を−
反応性重合体粒子であった。次いで該反応性重合体粒子
を蒸留水100−に分散し200μmoleのテトラエ
チレングリコールジグリシジルエーテルヲ加えて室温で
48時間攪拌下に反応した。反応後、遠心分離、蒸留水
への再分散の操作を6回繰返した後に、98℃で2時間
加熱することにより反応性重合体粒子のエポキシ基を加
水分解した。次いで反応性重合体粒子を濾紙CA2)で
濾別した後に、遠心分離、蒸留水への再分散の操作を6
回繰返して精製した。
液100−と100μmoleの1−アミノ−2,2−
ビス(アミノメチル)プロパン−1−オールを混合し、
室温で48時間攪拌下に反応した。反応後1反応性重合
体校子を遠心分離、蒸留水への再分散の操作を3回繰返
して精製した。かくして得られた反応性重合体粒子のア
ミノ基濃度は0.8μmole/を一反応性重合体粒子
であり、イミノ基濃度は0,4μmo te / を−
反応性重合体粒子であった。次いで該反応性重合体粒子
を蒸留水100−に分散し200μmoleのテトラエ
チレングリコールジグリシジルエーテルヲ加えて室温で
48時間攪拌下に反応した。反応後、遠心分離、蒸留水
への再分散の操作を6回繰返した後に、98℃で2時間
加熱することにより反応性重合体粒子のエポキシ基を加
水分解した。次いで反応性重合体粒子を濾紙CA2)で
濾別した後に、遠心分離、蒸留水への再分散の操作を6
回繰返して精製した。
(3) ヒトエgGを固定化した反応性重合体粒子の
調製 (2)で得られた本発明の反応性重合体粒子を固型分濃
度1%でグリシン緩衝液に分散した。
調製 (2)で得られた本発明の反応性重合体粒子を固型分濃
度1%でグリシン緩衝液に分散した。
本発明に於いてグリシン緩衝液とはグリシン0.05モ
ル及び食塩0.05モルを水1tK溶解し、次いで2規
定水酸化ナトリウム水溶液で、Hを8.2に調製し、さ
らにアジ化ナトリウムを1f添加したものである。
ル及び食塩0.05モルを水1tK溶解し、次いで2規
定水酸化ナトリウム水溶液で、Hを8.2に調製し、さ
らにアジ化ナトリウムを1f添加したものである。
とh工gGをグリシン緩衝液により希釈し1■/−に調
整する。次いで倍数希釈法によりヒトIgGをグリシン
緩衝液により希釈してヒト1gG希釈液を調製する。1
%濃度の反応性重合体粒子分散液1容にヒトIgG希釈
液1容を加え攪拌し、室温下2時間放置する。次論でウ
シ血清アルブミンを1%の濃度になるように添加し、4
℃に保ち1夜放置してヒトIgGを固定化した反応性重
合体粒子を得た。次りで遠心分離、グリシン緩衝液への
再分散の操作を繰り返すことにより、ヒトIgGを固定
化した反応性重合体粒子を洗浄した。
整する。次いで倍数希釈法によりヒトIgGをグリシン
緩衝液により希釈してヒト1gG希釈液を調製する。1
%濃度の反応性重合体粒子分散液1容にヒトIgG希釈
液1容を加え攪拌し、室温下2時間放置する。次論でウ
シ血清アルブミンを1%の濃度になるように添加し、4
℃に保ち1夜放置してヒトIgGを固定化した反応性重
合体粒子を得た。次りで遠心分離、グリシン緩衝液への
再分散の操作を繰り返すことにより、ヒトIgGを固定
化した反応性重合体粒子を洗浄した。
さらに遠心分離した後、ヒト1gGを固定化した反応性
重合体粒子をウシ血清アルブミンを0.1%の濃度で添
加したグリシン緩衝液に再分散し固を分濃度を0.5%
に調製し、4’C&C保ち保存した。
重合体粒子をウシ血清アルブミンを0.1%の濃度で添
加したグリシン緩衝液に再分散し固を分濃度を0.5%
に調製し、4’C&C保ち保存した。
(4)抗原・抗体反応
実施例1と同様の操作で抗ヒhIgGウサギ血清との抗
原・抗体反応を行なった。その結果、鋭敏性は18後X
1280 、3ケ月後XI 280 、fた分散安定性
は18後0本。
原・抗体反応を行なった。その結果、鋭敏性は18後X
1280 、3ケ月後XI 280 、fた分散安定性
は18後0本。
3ケ月後1本の非特異的凝集反応が認められた。
実施例 8
攪拌機付きガラス製フラスコを窒素置換した後釦、蒸留
水2700CC加えて70℃に保った後に、窒素雰囲気
下、攪拌下忙過硫酸カリウム5ミリモル/を濃度忙なる
ように添加した。次いで70℃に加温したグリシジルメ
タアクリレート210ミリモル及びスチレン100ミリ
モルの混合物を添加して70℃で1時間攪拌下に重合し
た。その後スチレン2.5モルを定量ポンプで滴々添加
してから、70℃で29時間攪拌下に重合した。その後
の操作は実施例1と同様の操作を行なった。得られた重
合体粒子の粒子径は0.345μmであつた。この重合
体粒子を蒸留水100−に2%濃度になるように調製し
、800μmo tsの1.2.5−hリアミノプロパ
ンの水溶液100−を添加し、室温で48時間攪拌下に
反応した。反応後、反応性重合体粒子を遠心分離、蒸留
水への再分散の操作を3回繰返して精製した。かくして
得られた反応性重合体粒子のアミノ基濃度は15μmo
le/g−反応4゜性重合体粒子であり、イミノ基濃度
け 8μmole/g−反応性重合体粒子であった。次
込で該反応性重合体粒子を蒸留水100−に分散し、
1 mmoleのオクタエチレングリコールジグリシジ
ルエーテルを加えて室温で48時間攪拌下に反応した。
水2700CC加えて70℃に保った後に、窒素雰囲気
下、攪拌下忙過硫酸カリウム5ミリモル/を濃度忙なる
ように添加した。次いで70℃に加温したグリシジルメ
タアクリレート210ミリモル及びスチレン100ミリ
モルの混合物を添加して70℃で1時間攪拌下に重合し
た。その後スチレン2.5モルを定量ポンプで滴々添加
してから、70℃で29時間攪拌下に重合した。その後
の操作は実施例1と同様の操作を行なった。得られた重
合体粒子の粒子径は0.345μmであつた。この重合
体粒子を蒸留水100−に2%濃度になるように調製し
、800μmo tsの1.2.5−hリアミノプロパ
ンの水溶液100−を添加し、室温で48時間攪拌下に
反応した。反応後、反応性重合体粒子を遠心分離、蒸留
水への再分散の操作を3回繰返して精製した。かくして
得られた反応性重合体粒子のアミノ基濃度は15μmo
le/g−反応4゜性重合体粒子であり、イミノ基濃度
け 8μmole/g−反応性重合体粒子であった。次
込で該反応性重合体粒子を蒸留水100−に分散し、
1 mmoleのオクタエチレングリコールジグリシジ
ルエーテルを加えて室温で48時間攪拌下に反応した。
反応後、遠心分離、蒸留水への再分散の操作を3回繰返
した後に98℃で2時間加熱することにより反応性重合
体粒子のエポキシ基を加水分解した。次いで反応性重合
体粒子を濾紙(墓2)で濾別した後に、遠心分離、蒸留
水への再分散の操作を6回繰返して精製した。
した後に98℃で2時間加熱することにより反応性重合
体粒子のエポキシ基を加水分解した。次いで反応性重合
体粒子を濾紙(墓2)で濾別した後に、遠心分離、蒸留
水への再分散の操作を6回繰返して精製した。
得られた反応性重合体粒子に実施例7と同様の操作でヒ
トエgGを吸着固定化し、抗ヒトエgGウサギ血清との
抗原・抗体反応を行なった。その結果、鋭敏性は18後
X1280゜6ケ月後X2560.また分散安定性は1
日後1本、6ケ月後2本の非特異的凝集反応が認められ
た。
トエgGを吸着固定化し、抗ヒトエgGウサギ血清との
抗原・抗体反応を行なった。その結果、鋭敏性は18後
X1280゜6ケ月後X2560.また分散安定性は1
日後1本、6ケ月後2本の非特異的凝集反応が認められ
た。
第1図は、実施例1で得られた反応性重合体粒子を用い
た診断用試薬の凝集状態を示す。
た診断用試薬の凝集状態を示す。
Claims (2)
- (1)グリシジル(メタ)アクリレート単量体単位を有
する重合体粒子にアミノ基が導入されてなる反応性重合
体粒子であつて、該反応性重合体粒子の表面に於けるア
ミノ基の濃度をC_N_H_2(μmole/g−反応
性重合体粒子)、アミノ基の導入に使用されたエポキシ
基の濃度をC_E_P_X(μmole/g−反応性重
合体粒子)とするとき、次式 C_N_H_2≧1.5×C_E_P_X を満たす濃度のアミノ基を有することを特徴とする反応
性重合体粒子。 - (2)グリシジル(メタ)アクリレート単量体単位を有
する重合体粒子と、分子中にアミノ基を3個以上有する
有機化合物とを反応させることを特徴とするグリシジル
(メタ)アクリレート単量体単位を有する重合体粒子に
アミノ基が導入されてなる反応性重合体粒子であつて、
該反応性重合体粒子の表面に於けるアミノ基の濃度をC
_N_H_2(μmole/g−反応性重合体粒子)、
アミノ基の導入に使用されたエポキシ基の濃度をC_E
_P_X(μmole/g−反応性重合体粒子)とする
とき、次式 C_N_H_2≧1.5×C_E_P_X を満たす濃度のアミノ基を有する反応性重合体粒子の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9670585A JPS61255907A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 反応性重合体粒子及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9670585A JPS61255907A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 反応性重合体粒子及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61255907A true JPS61255907A (ja) | 1986-11-13 |
Family
ID=14172170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9670585A Pending JPS61255907A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 反応性重合体粒子及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61255907A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2017022423A1 (ja) * | 2015-07-31 | 2018-05-17 | 綜研化学株式会社 | (メタ)アクリル系架橋粒子およびその製造方法 |
-
1985
- 1985-05-09 JP JP9670585A patent/JPS61255907A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2017022423A1 (ja) * | 2015-07-31 | 2018-05-17 | 綜研化学株式会社 | (メタ)アクリル系架橋粒子およびその製造方法 |
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