JPS63179485A - Ｄａｔ装置におけるシングルタイム表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分計〉 本発明はＤＡＴ装置（デジタルオーディオ記録・再生装
置）におけるシングルタイム表示方法にかかり、特にシ
ングルタイムデータが記録されていないテープであって
も再生時にシングルタイム表示を行うことができるよう
にしたＤＡＴ装置におけるシングルタイム表示方法に関
する。

〈従来の技術〉 ＤＡＴ装置では、従来より再生中、各曲毎に曲の始まり
からの演＊ａ過時間（シングルタイムという）を確認で
きるよう、シングルタイムの表示が行われる。具体的に
は、第３図に示す如く、曲に対応付けされたプログラム
ナンバ、スタートＩＤ、アブソリュートタイムの他にシ
ングルタイムを含めたサブコードを予めテープに記録し
ておき、再生時にシングルタイムを読み取って時計表示
を行うようになっている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 市販のミュージックテープ（ソフトテープという）の場
合には各自に対し予めシングルタイムデータを含めたサ
ブコードが記録されており、シングルタイムをテープか
ら読み出すだけで表示できるから問題ないが、ユーザが
作成したテープなどでサブコード中にシングルタイムが
記録されていない場合は°シングルタイムを表示出来ず
、このため残時間を把邂できず、しかもテープ編集など
を行う際演奏時間の確認が出来ず不都合を生じるという
問題があった。

本発明はかかる従来技術の欠点に鑑みなされたもので、
テープにシングルタイムが記録されていなくても、シン
グルタイム表示を行えるようにしたＤＡＴ装置における
シングルタイム表示方法を提供することを、その目的と
する。

く問題点を解決するための手段〉 第１図は本発明にかかるＤＡＴ装置におけろシングルタ
イム表示方法を実現する装置のブロック図である。

１１は記録・再生ヘッド、１２は信号処理部、１３はメ
イン制御部、１４はプレイキー、１５はテープ送り制御
部、１６はテープ走行メカ部、１７はカウントパルス発
生部、１８はシングルタイムの表示部である。

く作用〉 プレイキー１４が押下されると、メイン制御部１３は所
定の再生制御を行う。これにより信号処理部１２はヘッ
ド１１により読み取られた音声データに所定のデジタル
処理を施すと共に、サブコードデータをメイン制御部１
３に入力する。メイン制御部１３はサブコードデータか
らスタート■Ｄが検出されれば直ちに計時を開始し、こ
の計時値によりシングルタイム表示を行う。

〈実施例〉 第１図は本発明ｔこかかるシングルタイム表示方法を実
現する装置のブロック図、第２図は本発明にかかるシン
グルタイム表示処理の流れ図である。

第１図において、１１は記録・再生ヘッド（実際には第
１、第２の２つの録再ヘッドが設けられている）、１２
は信号処理部、１３はマイコン構成のメイン制御部、１
４はプレイキー、１５はテープ送り制御部、１６はテー
プ走行メカ部、１７はカウントパルス発生部、１８は表
示部である。

メイン制御部１３は図示しないメモリに格納されたプロ
グラムに従い、キー１４の押下に基づ（再生制御、シン
グルタイム表示制御などをはじめとしｔコ装置の全体的
な制御を司と秒、再生時は信号処理部１２からサブコー
ドを入力され、シングルタイムデータが有るときは、こ
のデータに基づきシングルタイム表示を行い、サブコー
ドにシングルタイムデータが無いときはスター１−　Ｉ
　Ｄの立ち上がりを検出し、これを検出してからカウン
トパルス発生部１７から送られてくるパルスをカウント
アツプして疑似的にシングルタイムデータを作成しその
表示を行う。

信号処理部１２は、再生時第１．第２の録再ヘノ：ζ１
］、１１により磁気テープから読み取られた音声データ
を内蔵のＲＡＭに記憶すると共に、該音声データに対し
て誤り検出訂正その他の処置を施した後、ＤＡ変換して
外部のアンプへ出力し、更には、第１．第２の録再ヘッ
ド１１，１１によ呻磁気テープから読み取られたサブコ
ードを用いてプロゲラムナンパ、スタートＩＤ、アブソ
リュートタイムデータ、シングルタイムデータを判別し
、メイン制御部１３へ出力する。

カウントパルス発生部１７は基準パルス、たとえば第１
．第２の録再ヘッド１１．１１が搭載された回転シリン
ダの回転と同期したパルスを発生しメイン制御部部１３
へ出力する。

表示部１８はメイン制御部１３から送られるシングルタ
イムデータに基づいて時間表示を行う。

以下、第２図、第３図を参照して第１図の全体的な動作
を説明する。

プレイキー１４が押下されて再生が指令されると、メイ
ン制御部１３はテープ送り制御部１５゜信号処理部１２
に対し再生モードの設定を行い、テープを所定の再生速
度で走行せしめるとともに、信号処理部１２をして音声
データに所定のデジタル処理を施させ、かつサブコード
ＳＵＢを読み取ってメイン制御部１３に出力させる（ス
テップ１００、　１０２）。この際、図示しない回転シ
リンダは所定の回転速度で回転し、カウントパルス発生
部１７から所定周期のカウントパルスが出力される。

メイン制御部１３は、次のステップ１０４で信号処理部
１２から送られるサブコードの中にシングルタイムデー
タが存在するか否か判定し、再生中のテープが市販のソ
フトテープなどでシングルタイムデータが予め記録され
ていれば（第３図参照）テープより読み取ったシングル
タイムデータを表示部１８へ送りシングルタイムとして
表示させる（ステップ１０６．　１０８）。

以下、同様にして再生中、次々とテープからシングルタ
イムデータが読み取られて表示部１８にシングルタイム
表示される（ステップ１０２゜１０４．１０６，１０８
の繰咋返し）。

このように、テープに予めシングルタイムデー−タが記
録されている場合には、曲の再生中に随時シングルタイ
ムデータが磁気テープから読み取られてシングルタイム
表示がなされるので、再生中の曲の先頭位置からの正確
な演奏経過時間を確認することができる。

なお、第３図中のシングルタイムにおけろ上昇線Ｉはス
タートＩＤビットの立ち上がり時点Ｐを零としてＰを過
ぎたあとテープの進行とともにシングルタイムが増加し
ていくことを表わしている。

これとは別に、再生中のテープがユーザ作成テープであ
り、シングルタイムデータがテープに記録されていない
場合には、メイン制御部１３はステップ１０４の判定で
信号処理部１２から送られろサブコードの中にシングル
タイムデータが存在しないと判定する。しかる後、サブ
コード中に曲の開始位置として記録されているスタート
ＩＤビットがｒＯ」から「１」へ立ち上がったかを判定
しくステップ１１０）、ｒＮＯＪの場合にはカウントア
ツプパルスを計数してシングルタイムを更新すると共に
表示しくステップ１１２，１０８）、以後、ステップ１
０２以降の処理を繰り返す。

このような処理を行っている内、テープが曲の開始位置
にさしかかるとステップ１１０の判定でスタート■Ｄの
立ち上がりが検出され、シングルタイムが零にクリアさ
れる（ステップ１１４）。

これにより、直ちにシングルタイム表示は０時０分０秒
となり、曲開始のスタートが示される（ステップ１０８
）。

そして、その後もテープから読み取ったサブコードにシ
ングルタイムデータが存在せず、スタートＩＤも次曲ま
で立ち上がりがないので、カウントアツプパルスを入力
する毎にシングルタイムがカウントアツプされて表示さ
れる。

これにより、ユーザはシングルタイムデータが記録され
ていないテープの再生時に於ても、曲の開始時点以降演
奏経過時間を確認できる。

そして、再生中の曲が終了し次曲が開始すれば再びステ
ップ１１０でｒＹＥｓＪとなりシングルタイムがクリア
されるため次曲の演奏経過時間の表示も同様に行われる
。

なお、ユーザ作成テープなどで、テープの成る部分の曲
にはシングルタイムデータが記録されていないが、他の
成る部分の曲にはシングルタイムデータが記録されてい
る場合には、シングルタイムデータが記録されている箇
所の再生時はステップ１０４の判定でｒＹＥｓＪとなる
ので正確なシングルタイム表示がなされ、一方、シング
ルタイムデータが記録されていない箇所に対しては前述
と同様にしてスタートＩＤ検出後カウントアツプパルス
入力により擬制的に計時されたシングルタイムの表示が
なされる。

り計時を開始し、この計時値よりシングルタイム表示を
行うようにしたから、テープ中にシングルタイムデータ
が記録されていない場合でも再生時的開始後の演奏経過
時間を確認できろ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実現する装置のブロック図、第２図は
本発明のシングルタイム表示処理の流れ図、 第３図はテープに記録されたサブコードの説明図である
。 １１０．記録・再生ヘッド、 １２０．信号処理部、 １３・、メイン制御部、 １４０．プレイキー、 １５０．テープ送り制御部、 １６０．テープ走行メカ部、 １７０．カウントパルス発生部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 再生中においてテープに記録されているスタートＩＤを
   検出し、 該スタートＩＤの検出時から計時を開始し、この計時値
   によりシングルタイム表示を行うことを特徴とするＤＡ
   Ｔ装置におけるシングルタイム表示方法。