JPS63175074A - アントラキノン化合物及びそれを用いて繊維材料を染色又は捺染する方法 - Google Patents

アントラキノン化合物及びそれを用いて繊維材料を染色又は捺染する方法

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JPS63175074A
JPS63175074A JP62006314A JP631487A JPS63175074A JP S63175074 A JPS63175074 A JP S63175074A JP 62006314 A JP62006314 A JP 62006314A JP 631487 A JP631487 A JP 631487A JP S63175074 A JPS63175074 A JP S63175074A
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尾村 隆
Yasuji Mori
森 保治
Naoki Harada
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分骨 本発明は反応染料として繊維材料を染色又は捺染する分
野における、新規なアントラキノン化合物に関する。
従来の技術 繊維反応性アントラキノン化合物を用いて繊維材料を鮮
明青色に染色又は捺染することは広汎に実施されてはい
る。
発明が解決しようとする問題点 需要業界における近年の技術的及び経済的な情勢の変化
から、既存の繊維反応性アントラキノン化合物では需要
業界のニーズの全てに対して必ずしも応えられなくなっ
てきている。例えば染料の基本的要求性能の一つである
染色性能を見ても、不満足な点が多々認められる様1こ
なった。
問題点を解決するための手段 上記した様なニーズの高度化に対応し得る性能を有した
新規なアントラキノン化合物を見出すべく、本発明者ら
はその色素母体、繊維反応性基の種類と個数及びそれら
を接続する連結基の種類と連結部位等について鋭意検討
の結果、特定のものを最適に組み合せることによって特
異的性能を有する化合物を見い出し、本発明を完成した
即ち、本発明は遊離酸の形で、下記一般式(I)〔式中
、R、R1及びR2は互いに独立に水素又は置換基を有
していてもよい低級アルキル、B1及びB2は互いに独
立に、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、クロロ、
ブロモ、ニトロ、カルボキシ及びスルホの群から選ばれ
る1又は2個の置換基により置換されていてもよいフェ
ニレン又はスルホで置換されていてもよいナフチレン、
Z、及びZ2は互いに独立にビニル又は−CH2CH2
L (Lはアルカリの作用で脱離する基)、tは0.1
又は2、及びAは式(璽)(式中、R3、R4及びR5
は互いに独立に水素、メチル、エチル、メトキシ又はエ
トキシ、mは0又は1及びnは0.1又は2を表わも一
一一■j1#−−−−一層一箇111#1l)5.7ノ 又は式■           じ/ (CHs)p (式中、pは0.1.2又は8を表わす、)、又は弐ω = (CH2)q−■ (式中、qは2乃至6の整数を表わす。)又は式(V) (soil)r (式中、rは1又は2を表わす。) で示される2価基を表わす。〕 で示されるアントラキノン化合物及びこれを用いて繊維
材料を染色又は捺染する方法を提供するものである。
前記一般式(1)において、R、R,及びR2が互いに
独立に置換基を有していてもよい低級アルキルの場合、
その様な基は例えば、特開昭59−176855号公報
に示された基がこれ1ζ該当する。好ましくは、Rが水
素又はメチルであり、R1及びR2は互いに独立に水素
、メチル又はエチルであり、その内、特にR3、R2の
少なくとも一方は水素であることが好適である。
B1及びB2としては、例えば、同号公報に示された基
が相当し、特に非置換の、又はメチル、メトキシもしく
はスルホで置換されたフェニレン、あるいは非置換の、
又はスルホで置換されたβ−ナフチレンが好ましい。
Z、又1.tZz カーCH2CH2L テly ル場
合c7) L ハ、アルカリの作用で脱離能がある基と
して知られているものがこれに該当し、例えばスルフア
ート、チオスルフアート、アセトキシ及びクロロが挙げ
られる。好ましいZl及びZlは、共にβ−スルファー
トエチルの場合であり、その中に一部ビニルが混在して
いてもよい。
Aとしては、式([)〜式(Y)で示される2価基の内
、特に、式(1)におけるR5・R4及びR5が互いに
独立に水素又はメチルであり、mが0又は今一 1、態が1である場合、及び式■におけるpが0.1又
は2である場合が好ましい。
tは、式(1)におけるアントラキノン環以外の位置に
置換されているスルホ等の水溶性基の個数とバランスを
とることが好ましく、中でも、tを零としてバランスを
とることが好適である。
式(I)で示されるアントラキノン化合物の内、特に好
ましいものは、遊離酸の形で下記一般式C式中、R6,
R,及びR8は互いに独立に水素又はメチル、R2は水
素、メチル又はエチル、R10及びR11は互いに独立
に水素、メチル、メトキシ又はスルホ、Sは0又は1を
表わす。〕 及び、下記一般式(7厘) 〔式中、R12は水素、メチル又はエチル、Rtx及び
R14は互いに独立に水素、メチル、メトキシ又はスル
ホ、tは0.1又は2を表わす。〕 で示されるアントラキノン化合物である。
式■化合物においては、儲にR6,R,及び島の内の少
なくとも2個が水素であり、Sが0又1であるか、又は
R4,R7及びR8が同時にメチルであり、8が0であ
る場合が好ましく、一方、式(■)化合物においてはt
が0である場合が好ましい。
本発明化合物は、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の
塩であることが好ましく、特にナトリウム又はカリウム
の塩が好ましい。
本発明化合物は、次式(vilI)〜(XI)(Vl[
)          CJX)〔式中、z、A、R,
R1,B、 、Zl、R,。
B2及びZ2は前記の意味を有し、Xは水素又はアセチ
ルの様な一時的にアミノを保護し得る基である。〕 で示される化合物を塩化もしくは弗化シアヌルを用い常
法により製造できる。すなわち、まず、式()11)化
合物と式■化合物とを公知のウルマン縮合反応させ、そ
の際、用いた式(AI)化合物におけるXがアセチルの
様な一時的にアミノ基を保護し得る基である場合には、
アルカリ又は酸の存在下で加水分解反応を引き続いて行
わせ、そのXを水素に変えることによって、式(1)化
合物の有機染料残基(色素母体)を製造できる。
次に、これと、式の及び式■化合物を順次塩化もしくは
弗化シアヌルを縮合させることによって、式(1)化合
物を製造できる。
式(Vlll)化合物としては、例えば1−アミノ−4
−ブロモアントラキノン−2−スルホン酸、1−アミノ
−4−ブロモアントラキノン−2゜6−又は2.7−ジ
スルホン酸、1−アミノ−4−ブロモアントラキノン−
2,5,8−トリスルホン酸が挙げられる。
式(ff)化合物としては、例えば2,4.6−ドリメ
チルー8.5−ジアミノベンゼンスルホン酸、5−メチ
ル−2,4−ジアミノベンゼンスルホン酸、1,8−又
は1,4−ジアミノシクロヘキサン、2−又は4−メチ
ル−1,8−ジアミノシクロヘキサン、5.5−ジメチ
ル−!、8−ジアミノシクロヘキサン、!−アミノー4
−N−メチル、N−エチルもしくはN−β−カルボキシ
エテルアミノシクロヘキサン、4−アミノメチル−2−
アミノ−5−メチルベンゼンスルホン酸、4又は5−ア
ミノメチル−2−アミノベンゼンスルホン酸、5−アミ
ノメチル−8−アミノ−2,4−ジメチルベンゼンスル
ホン酸、6−ア疋ツメチル−2−アミノ−8−メトキシ
ベンゼンスルホン酸、8−アミノメチル−2−アミノ−
5−メチルベンゼンスルホン酸、4−アミノメチル−2
−アミノ−5−メトキシベンゼンスルホン酸、δ−アミ
ノメチル−2−アミノベンゼン−1,4−ジスルホン酸
、4−アミノメチル−2−アミノ−6−エチルベンゼン
スルホン酸、及びそれらの内、アミノメチル基を有する
化合物において、そのアミノ基をN−メチル化又はN−
エチル化した化合物、エチレンジアミン、1.8−ジア
ミノプロパン、1.4−ジアミノブタン、1.6−ジア
ミツヘキサン、4,4−ジアミノビフェニル−2,2′
−ジスルホン酸、4.4″−ジアミノビフェニル−8−
スルホン酸、m−又はp−フェニレンジアミン、2,4
−又は2,5−ジアミノベンゼンスルホン酸、N−β−
カルボキシエチル−p−フェニレンジアミン又は、アミ
ノ基の一つをアセチルの様な基で保護した化合物等が挙
げられる。中でも、0〜8個のメチルが置換した2゜4
−又は2,5−ジアミノベンゼンスルホン酸類、0〜2
個のメチルが置換したアミノ−アミノメチルもしくはア
ミノ−N−メチルアミノメチルベンゼンスルホン酸類及
び0〜2個のメチルが置換したシクロヘキシレンジアミ
ン類、又は場合によっては、それらのアミノ基の一部を
アセチルの様な基で保護した化合物bf好ましい。
上記の出発化合物は、反応条件次第で酸及び/又は塩、
特にアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩の形で使用
される。
本発明により製造したアントラキノン化合物は、場合に
よっては無機塩を除去し、必要に応じて安定剤もしくは
染色性改良剤の添加を行い液状品とすることもでき、あ
るいはこの液状品または反応溶液を蒸発、たとえば噴愼
乾燥により粉体量とすることもでき、さらに一般に公知
の方法により電解質の添加による塩析分離を経て、液状
品または粉体量とすることもできる。
本発明によるモノアゾ化合物は、繊維反応性染料として
利用でき、繊維材料、たとえばヒドロキシ基またはカル
ボン酸アミド基含有材料を染色できる。
ヒドロキシ基含有材料は天然又は合成ヒドロキシ基含有
材料、たとえばセルロース繊維材料又はその再生生成物
及びポリビニルアルコールである。セルロース4a維材
料は木綿、しかもその他の植物am、たとえばリネン、
麻、ジュート及びラミー繊維が好ましい。再生セルロー
ス線維はたとえばビスコース・ステーブル及びフィラメ
ントビスコースである。
カルボンアミド基含有材料はたとえば合成及び天然ポリ
アミド及びポリウレタン、特に繊維の形で、たとえば羊
毛及びその他の動物毛、絹、皮革、ポリアミド−6,6
、ポリアミド−6、ポリアミド−11及びポリアミド−
4である。
染色は繊維反応性染料の反応性基に応じた方法を適用で
きる。
例えば、セルローズ系繊維の場合、本発明染料と酸結合
剤、例えば苛性ソーダ、炭酸ナトリウム、燐酸塩、珪酸
塩又は炭酸水素ナトリウムを用いて染色を行う。染色方
法は、繊維の性質、及び物理的形状によって選択でき、
たとえば吸尽法、捺染法又はコールド−パッド−バッチ
−アップ法等を採用できる。
吸尽法の場合、炭酸ナトリウム、第三燐酸ナトリウム、
苛性ソーダ等の酸結合剤の存在下に芒硝又は食塩を加え
た染浴で比較的低い温度で行われる。捺染法の場合、例
えばアルギン酸ナトリウム又は澱粉エーテルのような糊
料又は乳化糊料及び炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、苛性ソーダ、第三燐酸ナトリウム、トリクロル酢酸
ナトリウム又は相当するカリウムもしくはアルカリ土類
化合物のようなアルカリ性又はアルカリを放出する薬剤
とともに、所望によっては、例えば尿素のような通常の
捺染助剤又は分散剤の添加のもとに繊維上に施し、乾燥
し、そして特に水蒸気の存在下で熱処理に付すことによ
り染色できる。コールド−パット−バッチ−アップ染色
の場合、酸結合剤として苛性ソーダ単独、あるいは硅酸
ソーダ、炭酸ナトリウム又は第三燐酸ナトリウムを併用
し、場合によっては、芒硝又は食塩を加えて、所望によ
っては尿素などの溶解助剤あるいは浸透剤の添加のもと
に常温付近で、繊維上にパッドし、ロールに巻き上げ、
8時間ないし一夜問おいた後に水洗し、乾燥することに
より染色できる。
本発明化合物は繊維材料に対して優れた性能を発揮する
点に特徴があり、特にセルロース系繊維に対する染色に
好適である。高い吸尽率と固着率、極めて優れたビルド
アツプ性、均染性及び洗浄性を示し、温度、浴比、塩濃
度等の染色条件に多少の変動が生じても染色性への影響
がほとんどないこと等の特徴を有するとともに、耐光性
、汗耐光性、耐汗性、耐酸加水分解性、耐洗濯性、耐塩
素性等に優れている。
次に本発明を実施例によって更に詳しく説明する。文中
、部は重量部を示す。
実施例1 1−アミノ−4−(8−アミノ−2,4゜6−トリメチ
ル−6−スルホアニリノ)アントラキノン−2−スルホ
ン酸28.7部、塩化シアヌル9.8部及び1−アミノ
ベンゼン−4−β−スルファートエチルスルホン14.
1部を水媒体中、常法により蓬次縮合させ、次に、1−
アミノベンゼン−8−β−スルファートエチルスルホン
14.1部と弱酸性下、60〜70°Cで反応させ、塩
析して、遊離酸の形で下式 λmax  680nm で示されるアントラキノン化合物を得た。
前記した方法、特にセルロース繊維材料、例えば木綿を
吸尽染色する方法において、良好な耐光性、汗耐光性、
耐汗性等の堅牢度、及び吸尽率、固着率、ビルドアツプ
性等に優れた鮮明青色の染色物を与えた。
実施例2 実施例1の1−ア史ノー4−(3−アミノ−2,4,6
−トリメチル−6−スルホアニリノ)アントラキノン−
2−スルホン酸、1−アミノベンゼン−4−β−スルフ
ァートエチルスルホン及び1−アミノベンゼン−8−β
−スルファートエチルスルホンの代りに、その@曇ζ、
次表の第1.第2及び第8欄の化合物を用いて、実施例
1と同様の方法に従って、それぞれ対応するアントラキ
ノン化合物を得た。これら化合物の木綿上の色調は第4
欄に示した通りであり、各々明細書に記載した優れた性
能を示した。
実施例8 1−アミノ−4−(8−アミノプロピルアミノ)アント
ラキノン−2−スルホン酸20部、塩化シアヌル9.2
部及び1−アミノベンゼン−4−β−スルファートエチ
ルスルホン14.1部を水媒体中、常法により遂次縮合
させて、次に1−アミノベンゼン−8−β−スルファー
トエチルスルホン14.1部を弱酸性下、60〜70゛
Cで反応させて、塩析して、遊離酸の形で下式 で示されるアントラキノン化合物を得た。
本化合物は木綿を染色して、良好な耐光性、汗耐光性、
耐汗性等の堅牢度、及び吸尽率、固着率、ビルドアツプ
性等に優れた鮮明青色の染色物を与えた。
実施例4 実施例8の1−アミノ−4−(8−アミノプロピルアミ
ノ)アントラキノン−2−スルホン酸、1−アミノベン
ゼン−4−β−スルファートエチルスルホン及び1−ア
ミノベンゼン−8−β−スルファートエチルスルホンの
代りに、順蛋こ次表の第1.第2及び第8村、。
の化合物を用いて、実施例8と同様の方法1と従って、
それぞれ対応するアントラキノン化合物を得た。これら
の化合物の木綿との色1は第4欄に示した通りであり、
各々明細書ir記載した優れた性能を示した。
染色例1 実施例1に記載のアントラキノン化合物0.1.0.8
、および0.6部を各々水200部に溶解し、芒硝20
部を加え、木綿10部を加えて60°Cに昇温する。つ
いで80分経過後、炭酸ソーダ8部を加え同温度で1時
間染色する。染色終了後、水洗、ソーピングを行って諸
堅牢度、特に日光、汗日光堅牢度に優れ、良好なビルド
アツプ性を有する鮮やかな青色染色物を得た。
この化合物は溶解度も優れ、良好な均染性と染色の再現
性を有する。
染色例2 実施例2の番号7に記載のアントラキノン化合物0.8
部を200部の水に溶解し、芒硝20部を加え、木綿1
0部を加えて60°Cに昇温する。ついで20分経過後
、第三リン酸ソーダ8部を加える。その温度で1時間染
色する。染色終了後、水洗、ソーピングを行って諸堅牢
度のすぐれた群やかな青色の染色物が得られた。
染色例8 色糊組成 実施例8に記載のアントラキノン化合物     5部
尿   素                   5
部アルギン酸ソーダ(5に)元糊       50部
熱   湯                 25部
重   曹                  2部
バランス            13部上記組成を持
った色糊をシルケット加工線ブロード上に印捺し、中間
乾燥後、100°Cで5分間スチーミングを行ない、場
洗い、ソーピング、湯洗い、乾燥して仕上げる。
このようにして諸堅牢度のすぐれた鮮明な青色の捺染物
が得られた。
染色例4 染色例1,2及び8で用いたアントラキノン化合物以外
の実施例に示した化合物に付しても、染色例1.2又は
8の方法にて実施し同様の結果を得る。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遊離酸の形で、下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R、R_1及びR_2は互いに独立に水素又は
    置換基を有していてもよい低級アルキル、B_1及びB
    _2は互いに独立に、メチルエチル、メトキシ、エトキ
    シ、クロロ、ブロモ、ニトロ、カルボキシ及びスルホの
    群から選ばれる1又は2個の置換基により置換されてい
    てもよいフェニレン又はスルホで置換されていてもよい
    ナフチレン、Z_1及びZ_2は互いに独立にビニル又
    は−CH_2CH_2L(Lはアルカリの作用で脱離す
    る基)、lは0、1又は2、及びAは式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_3、R_4及びR_5は互いに独立に水素
    、メチル、エチル、メトキシ又はエトキシ、mは0又は
    1及びnは0、1又は2を表わす。)、又は式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、pは0、1、2又は3を表わす。)、又は式(
    IV) −(CH_2)_q−(IV) (式中、qは2及至6の整数を表わす。) 又は式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、rは1又は2を表わす。) で示される2価基を表わす。〕 で示されるアントラキノン化合物。
  2. (2)Rが水素又はメチルである特許請求の範囲第1項
    に記載の化合物。
  3. (3)R_1及びR_2が互いに独立に水素、メチル又
    はエチルである特許請求の範囲第1項又は第2項に記載
    の化合物。
  4. (4)Z_1及びZ_2が互いに独立にビニル又はβ−
    スルファートエチルである特許請求の範囲第1〜第3項
    のいずれかに記載の化合物。
  5. (5)2価基が式(II)で示され、R_3、R_4及び
    R_5が互いに独立に水素又はメチルであり、mが0又
    は1、nが1である特許請求の範囲第1項〜第4項のい
    ずれかに記載の化合物。
  6. (6)2価基が式(III)で示されpが0、1又は2で
    ある特許請求の範囲第1〜第4項のいずれかに記載の化
    合物。
  7. (7)遊離酸の形で、下記一般式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 〔式中、R_6、R_7及びR_8は互いに独立に水素
    又はメチル、R_9は水素、メチル又はエチル、R_1
    _0及びR_1_1は互いに独立に水素、メチル、メト
    キシ又はスルホ、sは0又は1を表わす。〕 で示される特許請求の範囲第1項に記載の化合物。
  8. (8)遊離酸の形で、下記一般式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) 式中、R_1_2は水素、メチル又はエチル、R_1_
    3及びR_1_4は互いに独立に水素、メチル、メトキ
    シ又はスルホ、tは0、1又は2を表わす。〕 で示される特許請求の範囲第1項に記載の化合物。
  9. (9)R_6、R_7及びR_8の内の少なくとも2個
    が水素であり、sが0又は1であるか、又はR_6、R
    _7及びR_8が同時にメチルであり、sが0である特
    許請求の範囲第7項に記載の化合物。
  10. (10)tが0である特許請求の範囲第8項に記載の化
    合物。
  11. (11)遊離酸の形で、下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R、R_1及びR_2は互いに独立に水素又は
    置換基を有していてもよい低級アルキル、B_1及びB
    _2は互いに独立に、メチル、エチル、メトキシ、エト
    キシ、クロロ、ブロモ、ニトロ、カルボキシ及びスルホ
    の群から選ばれる1又は2個の置換基により置換されて
    いてもよいフェニレン又はスルホで置換されていてもよ
    いナフチレン、Z_1及びZ_2は互いに独立にビニル
    又は−CH_2CH_2L(Lはアルカリの作用で脱離
    する基)、lは0、1又は2、及びAは式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_3、R_4及びR_5は互いに独立に水素
    、メチル、エチル、メトキシ又はエトキシ、mは0又は
    1及びnは0、1又は2を表わす。)、又は式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、pは0、1、2又は3を表わす。)、又は式(
    IV) −(CH_2)_q−(IV) (式中、qは2及至6の整数を表わす。) 又は式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、rは1又は2を表わす。) で示される2価基を表わす。〕 で示されるアントラキノン化合物を用いることを特徴と
    する繊維材料を染色又は捺染する方法。
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