JPS6317072Y2 - - Google Patents

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JPS6317072Y2
JPS6317072Y2 JP1981164481U JP16448181U JPS6317072Y2 JP S6317072 Y2 JPS6317072 Y2 JP S6317072Y2 JP 1981164481 U JP1981164481 U JP 1981164481U JP 16448181 U JP16448181 U JP 16448181U JP S6317072 Y2 JPS6317072 Y2 JP S6317072Y2
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magnetic disk
head
floppy disk
cone
eject
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、フロツピーデイスクドライブ装置
に関するものである。
一般に、フロツピーデイスクドライブ装置で
は、ヘツド機構を磁気デイスクに接離させてデー
タの記録・再生を行なうものである。この場合、
ヘツドを急激に磁気デイスク面に接触させると磁
気デイスクを損傷させてしまうことから、従来
は、エアー・ダンパー方式を採用してヘツドを磁
気デイスク面に接触させているものであるが、そ
の制動に確実性がないものである。
この考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、磁気デイスク面に対するヘツド機構の急激な
接触を確実に防止して、磁気デイスク面の損傷を
なくしてその保護を図ることができるフロツピー
デイスクドライブ装置を得ることを目的とするも
のである。
この考案は、ヘツド機構の駆動源としてチヨツ
パ制御されるエアー・ダンパー・ソレノイドを設
け、かつ、両者を減速機構により連結することに
より、ヘツド機構が磁気デイスクに接触する際、
この駆動源および減速機構により急激な接触動作
が防止され、よつて、磁気デイスクの損傷防止を
図ることができ、さらに、このような動作は押圧
部材がヘツド機構を磁気デイスクに近い中間位置
まで押圧してから行なわれるので、ヘツド・ロー
ド・ソレノイドも小型のものを用いることができ
るように構成したものである。
この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、第1図はフロツピーデイスクドライブ
装置の外ケース1の外観を示すものであり、この
外ケース1の正面手前側にはスリツト状の挿入口
2を有するカバー3が取付けられている。また、
第2図はこのフロツピーデイスクドライブ装置に
おいて使用されるフロツピーデイスク4を示すも
ので、正方形状のジヤケツト5とこのジヤケツト
5内に回転可能に配設された薄いフレキシブル状
の磁気デイスク6とからなる。ここで、ジヤケツ
ト5は磁気デイスク6の材料よりいくらか厚く、
かつ、より剛性の高い材料により閉塞状態に形成
されており、その中央部に孔7が形成されている
とともに、前記磁気デイスク6を半径方向に露出
させる長孔8が形成され、さらに孔7周辺の所定
位置には小孔9が形成されている。一方、磁気デ
イスク6には前気孔7より小さめでこの孔7と同
心円となる中央孔10が形成され、さらにその回
転軌跡において前記小孔9部分を通過しうる検出
孔11が形成されている。また、ジヤケツト5の
一面にはラベル12が貼付されている。
しかして、前記外ケース1内においては挿入口
2に対応させて主フレーム(図示せず)と補助フ
レーム13とが対向配置されている。ここで、主
フレームの所定位置には駆動ハブ14が回転自在
に支持されており、この駆動ハブ14の軸15に
は主フレーム裏面側に同軸上に設けられたDCブ
ラシレスモータ16が直結されている。この駆動
ハブ14は中央凹部17とその周りの面部18と
を有するものである。そして、この駆動ハブ14
より奥方において、主フレームには2本の支持ロ
ツド19,20が水平方向に上下に配設され、図
示しないモータ、スチールベルト等によりこの支
持ロツド19,20に沿つて往復動するキヤリツ
ジ21が設けられている。このキヤリツジ21に
は長孔8を介して露出する磁気デイスク6に接離
しデータの記録・再生を行なうヘツド22が搭載
されている。このヘツド22は板ばね23により
磁気デイスク6側に付勢された揺動アーム24に
取付けられている。ここで、通常は磁気デイスク
6の両面についてデータ記録・再生を行なうの
で、キヤリツジ21には一対のヘツド22等が対
向して設けられているが、少なくとも一方がヘツ
ドであればよい。また、前記主フレームの表面側
には対向する補助フレーム13裏面とによりフロ
ツピーデイスク4の挿入路を幅狭に形成するガイ
ド部が駆動ハブ14と略同一高さに形成されてい
る。また、主フレーム裏面側にはPC板等が取付
けられている。
一方、前記補助フレーム13は前記主フレーム
の駆動ハブ14と一致させて上下に立設したピン
25により位置決めされつつ取付片26、クラン
プ27により主フレームに対して着脱自在に取付
けられるものであり、この補助フレーム13には
駆動ハブ14、ヘツド機構、PC板等を除く後述
する大部分の部材が取付けられている。まず、補
助フレーム13には駆動ハブ14に対応させた孔
28とヘツド機構を逃げる切欠き29とが形成さ
れており、この孔28の位置には前記駆動ハブ1
4と同軸上に位置して対向しこの駆動ハブ14、
DCブラシレスモータ16等とともにデイスク回
転機構を構成するコーン30が設けられている。
このコーン30は駆動ハブ14の中央凹部17内
に入り込み可能なテーパ状の中央凸部31と面部
18と対向するフランジ部32とを有する。この
コーン30の軸33はコーン・ロード・プレート
34により回転自在かつ軸方向移動自在に支持さ
れており、コーン30、コーン・ロード・プレー
ト34間にはコイルばね35が設けられている。
ここで、このコーン・ロード・プレート34は補
助フレーム13の上下に設けられたボス36とス
ロツト37とにより前記軸33の方向に変位自在
に支持されているものであり、コーン30取付部
付近は補助フレーム13と平行な剛性プレート3
8とされ、その両端に板ばね39,40が取付け
られているものである。したがつて、剛性プレー
ト38は板ばね39,40によりコーン30を駆
動ハブ14から離反させる方向に付勢されてお
り、この剛性プレート38を駆動ハブ14側に向
けて変位させるコーン・ロード駆動源となるコー
ン・ロード・ソレノイド41および伝達機構が設
けられている。すなわち、ボス42により回転自
在に支持されつつ屈曲されて剛性プレート38上
に延設された軸43の一端にはこの剛性プレート
38上に位置する押圧部材としてのローラ44が
設けられている。このローラ44はフランジ45
付きのもので、剛性プレート38の幅より長めと
されている。そして、前記軸43にはこの軸43
と共動するカム46が設けられ、プーリ47を介
してワイヤ48により前記コーン・ロード・ソレ
ノイド41に連結されている。ここで、プーリ4
7は補助フレーム13に固定されたブラケツト4
7aの斜片により斜めに支持され、コーン・ロー
ド・ソレノイド41側のワイヤ48が軸43、カ
ム46付近を逃げて衝突しないように設定されて
いる。また、ワイヤ48を受けるこのプーリ47
の溝はワイヤ48の動きをスムーズにするためテ
フロン加工されているとともに、その外周付近に
はワイヤ48のプーリ47からの抜けを防止する
抜け止め金具47bが取付けられている。そし
て、剛性プレート38には通常状態においてロー
ラ44が係止する段部49が形成されている。ま
た、前記軸43の他端にはその回動により前記挿
入口2を開閉するシヤツター50がリンク機構2
00を介して固定されている。すなわち、このシ
ヤツター50は略コ字状に形成されて支軸201
を中心に回動自在でその長片が挿入口2を開閉す
るものであつて、挿入口2の最上部側に配置され
ており、軸43の端部に固定されて軸43に従動
するアーム202との間にピン203,204に
より連結された屈曲形状のリンクレバー205が
設けられて軸43側と連結されているものであ
る。また、この軸43の端部には切溝206が形
成されており、この切溝206を外部に露出させ
る穴207がカバー3に形成されている。さら
に、前記コーン・ロード・ソレノイド41の周り
にはヘツド機構に対するシールド板51が設けら
れている。
ついで、前記補助フレーム13の奥方上部には
挿入されたフロツピーデイスク4のジヤケツト5
先端側が第1位置P1を越えたかどうかを検出す
る第1センサーとしてのフオトカプラー52が設
けられている。ここで、ジヤケツト5先端側が第
1位置に位置するとき、磁気デイスク6の中心は
駆動ハブ14の中心近傍に位置するものである。
すなわち、第1位置P1は後述するように磁気デ
イスク6にコーン30を当接させる(正規の磁気
デイスク6挿入位置)第2位置P1の近傍で少し
手前(挿入口2側)の位置であるとともに、この
第1位置P2でDCブラシレスモータ16を駆動開
始させるものである。一方、補助フレーム13の
下部にはエジエクト機構53が設けられている。
このエジエクト機構53はエジエクトプレート5
4と板ばね55とを補助フレーム13の板厚と略
同一のガイド部材56を介してねじ57により固
定してなり、補助フレーム13にはエジエクト機
構53を前後方向に移動させるためのガイド部材
56用の切欠き13aが形成され、シールド板5
1、エジエクトプレート54間には復帰用のばね
58が張設されている。ここで、前記エジエクト
プレート54の先端にはジヤケツト5先端が係止
する屈曲片59が形成され、後端側には段部60
およびこの段部60の手前側に位置する角孔61
が形成されている。また、前記板ばね55は補助
フレーム13裏面に圧接しつつ摺動するもので、
その自由端には補助フレーム13に形成された角
孔62に係脱する係止段部63が形成されてい
る。この係止段部63と角孔62手前縁との係止
により第2位置P2を規制するもので、角孔62
奥方縁にはエジエクト機構53の奥方への動きを
規制するものである。そして、このようなエジエ
クト機構53の動きを検出するための第2センサ
ーとしてのマイクロスイツチ64が補助フレーム
13の奥方下部に設けられ、このマイクロスイツ
チ64をON・OFFさせる作動片65がエジエク
トプレート54に形成されている。この作動片6
5にはテーパ部66が形成されており、エジエク
トプレート54の第2位置P2を越える動きによ
り作動片65によつてマイクロスイツチ64は
ONし、第2位置P2への復帰によりOFFされるも
のである。したがつて、エジエクト機構53は第
2位置P2においてはロツク状態となる。そこで、
このようなロツク状態を解除しつつ正規位置PR
に規制する押圧片67が前記剛性プレート38と
一体的に屈曲形成されている。すなわち、この押
圧片67は角孔62と対向しており、エジエクト
プレート54が第2位置P2に位置するときには
その段部60手前面とわずかな寸法差dをもつて
角孔61,62、係止段部63に対向するもので
ある。
また、補助フレーム13の上部にはヘツド・ロ
ード機構が設けられている。まず、手前側上部に
はヘツド・ロード・ソレノイド69が設けられ、
支軸70を中心に回動自在なレバー71の一端が
連結されている。ここで、ヘツド・ロード・ソレ
ノイド69はエアー・ダンパー・ソレノイドと称
するものが用いられており、吸引動作における空
気抵抗が通常のソレノイドに比べてかなり大きく
てゆるやかに動作するものである。そして、奥方
上部には軸72を中心に揺動自在で側面的に見て
略U字状に形成されたブラケツト73が設けられ
ている。このブラケツト73はばね74により補
助フレーム13から離反する方向に付勢されてお
り、減速機構を介して前記ヘツド・ロード・ソレ
ノイド69のレバー71と連結されている。具体
的には、補助フレーム13に固定されたプーリ7
6とブラケツト73に固定されたプーリ77とが
設けられ、これらのプーリ76,77を通るワイ
ヤ78がレバー71・係止片79間に張設されて
いる。ここで、この係止片79はねじ210によ
り補助フレーム13に固定されるもので、ワイヤ
78の張力を調整するため補助フレーム13上を
スライドしうるようこの係止片79にはねじ21
0に対し長孔211が形成されているとともに、
補助フレーム13側にはそのスライドの目安とな
る目盛212が付されている。そして、このブラ
ケツト73にはヘツド機構に向けてベイル80が
取付けられており、このベイル80下縁側は前記
揺動アーム23に設けられたフツク81に離反方
向に係止するフランジ82が形成されている。ま
た、ベイル80の内側には主フレームにおけるプ
ラテン部83と対向する圧力板84が板ばね85
により離反方向に付勢されつつラグ部86により
規制されるよう接離自在に設けられている。さら
に、前記ブラケツト73にはコーン30が駆動ハ
ブ14に向けて移動したとき、そのローラ44に
より中間位置に位置規制される係止片87が延設
されている。
さらに、前記補助フレーム13には正常方向に
フロツピーデイスク4を挿入した場合のその小孔
9に対向する位置に位置させて検出孔11の検出
に基きインデツクス信号を生ずるインデツクスセ
ンサー88が主フレーム側と対で設けられてい
る。また、前記カバー3にはフロツピーデイスク
4を排出させる際に押されるエジエクトスイツチ
89が設けられている。このエジエクトスイツチ
89はフロツピーデイスクドライブの状態表示を
行なう表示ランプを兼用するものであり、乳白色
のキーキヤツプ220とキーホルダー221とを
接合させて取付板222により抜け止めしつつ
PC板223上に設けられたスイツチ224を
ON・OFFしうるように構成されている。また、
キーキヤツプ220とキーホルダー221により
形成された空間内には3個の緑色LED225a,
225b,225cと3個の赤色LED226a,
226b,226cとが第15図に示すように交
互に配列されて、キーホルダー221下面に設け
られたPC板227に半田付け接続されている。
このPC板227はリード線228によりPC板2
23側と接続されている。そして、キーキヤツプ
220内上部にはこれらの緑色LED225a,
225b,225c、赤色LED226a,22
6b,226c上部を全面的にカバーする拡散板
229が設けられている。
ついで、電気的回路構成の一部を第16図のブ
ロツク図により説明する。まず、フオトカプラー
52の検出信号S1はDCブラシレスモータ16を
駆動させるドライバー90に入力されている。ま
た、マイクロスイツチ64の検出信号S2はフリツ
プフロツプ91のC端子に入力され、このフリツ
プフロツプ91の出力Qはヘツド・ロード制御回
路92に入力されているとともに、ANDゲート
93に入力されている。このANDゲート93に
は検出信号S1に基づきDCブラシレスモータ16
の立上り時間0.6秒程度を確保するための遅延回
路94からの信号SD1も入力され、ANDゲート9
3の出力はANDゲート95を介してコーン・ロ
ード・ソレノイド41用のドライバー96に入力
されている。このANDゲート95にはレデイ・
セツト信号SRSをインバータ97で反転させた信
号とチヨツパ用のクロツク信号Scとを入力とす
るORゲート98の出力信号も入力されている。
また、ANDゲート93の出力信号に基づき2秒
程度の時間を確保して信号SD2を生ずる誤挿入検
出タイマー99が設けられ、この信号SD2はイン
バータ97の信号とともにNANDゲート100
に入力されている。このNANDゲート100か
らの出力信号RS1は検出信号S1とともにNAND
ゲート101に入力されている。さらに、エジエ
クトスイツチ89からのエジエクト信号SE1とフ
ロツピーデイスクドライブ装置が組込まれるシス
テムからの外来エジエクト信号SE2とが入力され
るORゲート103の信号とエジエクト禁止信号
とが入力されるNANDゲート104が設けられ、
このNANDゲート104からの出力信号RS2
前記NANDゲート101に入力されている。
また、装置内にはフロツピーデイスクドライブ
の状態を判別監視する機構が内蔵されている。第
17図はそのブロツク図を示すものであり、エジ
エクトロツク信号SELとデバイスセレクト信号SDS
とがホスト側から入力されるエジエクトロツク用
フリツプフロツプ105が設けられている。ま
た、インデツクスセンサーによるインデツクス信
号SIXが入力されインデツクスパルス・カウンタ
を含むLSI106が設けられている。このLSI1
06にはデバイスセレクト信号SDS、ヘツドロー
ド信号SHLも入力されている。そして、前記フリ
ツプフロツプ105の出力QとLSI106のヘツ
ドロードドライブ信号SHLDとを入力とするORゲ
ート107、インバータ108を介して赤色
LED226a,226b,226cが+24Vに接
続されている。他方、フリツプフロツプ105の
出力とLSI106のレデイセツト信号SRSとを入
力とするANDゲート109が設けられ、インバ
ータ110を介して緑色LED225a,225
b,225cが+24Vに接続されている。そし
て、LSI106からのレデイセツト信号SRSはデバ
イスセレクト信号SDSとともにNANDゲート11
1に入力され、このNANDゲート111からそ
のデバイスのレデイセツト信号SRSが出力される
ように設定されている。
このような構成において、装置内へのフロツピ
ーデイスク4の挿入してない状態にあつては、コ
ーン・ロード・ソレノイド41に通電されておら
ず、軸43が回転してないので、シヤツター50
は挿入口2を開放しており、フロツピーデイスク
4が挿入口2より入り込めるようになつている。
また、コーン30が取付けられたコーン・ロー
ド・プレート34にもローラ44による押圧力が
作用しないので、その板ばね39,40による離
反方向への力により駆動ハブ14から離反した状
態にコーン30が維持され、第5図に示すように
駆動ハブ14・コーン30間にフロツピーデイス
ク4が通りうる隙間が形成されるようになつてい
る。このとき、フロツピーデイスク4挿入前にコ
ーン・ロード・ソレノイド41を駆動させてコー
ン30を駆動ハブ14側に移動させるような誤作
動があつても、コーン・ロード・プレート34の
押圧片67がエジエクトプレート54の段部60
に第10図aに示す如く対向接触しているので、
結局、コーン30の移動動作は行なわれず、駆動
ハブ14・コーン30間の隙間は維持される。ま
た、ブラケツト73はばね74によつて補助フレ
ーム13から離反する方向に付勢されているが、
このときローラ44も離反位置にありブラケツト
73の係止片87が第11図aに示すように規制
されないので、ブラケツト73に取付けられたベ
イル30がこのばね74によつて最大離反位置に
保持される。この結果、ヘツド22を有する揺動
アーム23は板ばね24により接触方向に付勢さ
れているが、フツク81に係止するベイル60の
フランジ82によつて最大離反位置に保持され、
ヘツド22間(またはヘツド・対向部材間)にフ
ロツピーデイスク4を挿入しうるようにされてい
る。このとき、圧力板84もベイル80に従つて
プラテン部83から離反した状態に保持され、両
者間に隙間が形成されている。
このような状態下で挿入口2よりフロツピーデ
イスク4を装置内に挿入する。ここで、フロツピ
ーデイスク4はジヤケツト5が正方形であり表裏
合わせて8通りの挿入方向があるが、第2図中に
矢印で示す方向のみが正常な挿入方向であり、他
の7通りの挿入方向の場合、すべて誤挿入とな
る。いずれの挿入方向にしても、挿入されたフロ
ツピーデイスク4の先端が第1位置P1に至ると、
これがフオトカプラー52により検出されて検出
信号S1が出力されるので、この検出信号S1によつ
てドライバー90が作動してDCブラシレスモー
タ16が起動する。これにより、駆動ハブ14も
回転し、フロツピーデイスク4の中心もこの駆動
ハブ14中心の近傍に位置することになるが、未
だコーン30により把持されていないので、磁気
デイスク6が回転することはない。
このフオトカプラー52による検出動作に併行
して、エジエクトプレート54がその屈曲片59
に接するフロツピーデイスク4に押されて奥方に
移動する。このエジエクトプレート54に追従す
る板ばね55の係止段部63が角孔62手前縁に
入り込む第2位置までフロツピーデイスク4が挿
入されると、エジエクトプレート54の作動片6
5がマイクロスイツチ64をONさせ、このマイ
クロスイツチ64ONのまま板ばね65の係止段
部63が第10図b中に一点鎖線で示すように角
孔62の奥方縁に当接するまで第2位置を越えて
フロツピーデイスク4の挿入が可能となり、そこ
でオペレータが手を離すと、エジエクト機構53
はそのばね58に引つ張られて再び第10図b中
に実線で示す第2位置へ戻る。この第2位置への
復帰によりマイクロスイツチ64はフロツピーデ
イスク4が第2位置を越えた後、手が離されたこ
とを検出してOFFになり、このOFFへの立上り
の検出信号S2によつてフリツプフロツプ91がセ
ツトされる。このフリツプフロツプ91からの出
力Qによりヘツドロード制御回路92ではヘツド
ロード無効信号が有効信号に代わる。一方、この
フリツプフロツプ91の出力QはDCブラシレス
モータ16の立上りのため遅延回路94からの遅
延出力信号SD1を待つてANDゲート93を開き、
さらにこのとき未だレデイ・セツト信号SRSが出
力されていないことからANDゲート93を開い
てドライバー96を駆動し、コーン・ロード・ソ
レノイド41を吸引動作させる。
このコーン・ロード・ソレノイド41の吸引動
作によりワイヤ48が引つ張られ、プーリ47、
カム46を介して軸43を回動変位させ、偏位さ
れた一端のローラ44部が第6図に示すように剛
性プレート38の段部49を乗り越えてコーン・
ロード・プレート34に対し接触方向の押圧作用
を示す。このとき、ワイヤ48を受けるプーリ4
7がブラケツト47aにより斜めに支持されて軸
43、カム46付近からワイヤ48が逃げている
ので、ワイヤ48がこれらの部材に衝突すること
なく、その動きがスムーズに行なわれる。これに
より、剛性プレート38は板ばね39,40を変
形させつつ補助フレーム13と平行のまま接近移
動し、この剛性プレート38により支持されたコ
ーン30を真直に駆動ハブ14に向けて移動させ
ることになる。したがつて、挿入されたフロツピ
ーデイスク4の磁気デイスク6はその中央孔10
周辺の露出部が駆動ハブ14の面部18とコーン
30のフランジ部32とにより把持され、コイル
ばね35による押圧力の下に、駆動ハブ14の回
転に従いジヤケツト5内で回転することになる。
このときの剛性プレート38に対する押圧動作を
示すローラ44部分は第6図に示すようにその上
死点を越えないように設定されている。一方エジ
エクト機構53について見ると、第10図bに示
すように第2位置へ復帰した状態では板ばね55
の係止段部63が角孔62に係止してエジエクト
作用をなし得ないロツク状態となつているので、
コーン・ロード・ソレノイド41の動作に基く磁
気デイスク6の把持セツト動作と併行してロツク
解除動作が行なわれる。すなわち、剛性プレート
38の接触方向への移動に従いその押圧片67も
移動し、角孔61,62を通つて第10図cに示
すように板ばね55の係止段部53を角孔62か
ら外すように押圧することになる。この係止段部
63に対する押圧時点では押圧片67と段部60
手前面との間に第10図cに示すように寸法差d
があり、係止段部63が角孔62から解除された
時点でエジエクト機構53は第10図dに示すよ
うにこの寸法差d分だけそのばね58により移動
し、フロツピーデイスク4も屈曲片59によつて
一緒に正規位置PRへ移動させることになる。こ
の正規位置PRへの移動はコーン30の駆動ハブ
14に向けての移動中に行なわれるが、面部18
とフランジ部33とによる最終的な把持の前に行
なわれるので支障はない。このようにして、フロ
ツピーデイスク4を装置内に挿入し、手を離すだ
けで、自動的にコーン・ロード・ソレノイド41
を動作させて駆動ハブ14とコーン30とにより
磁気デイスク6を把持セツトすることができるも
のである。
このような磁気デイスク6のセツト条件が成立
して把持された後、フロツピーデイスク4の異常
挿入の有無が検出される。すなわち、フロツピー
デイスク4が正常方向にて挿入された場合にはそ
のセツト状態において小孔9がインデツクスセン
サー88と対向することになり、磁気デイスク6
の回転により小孔9を通過する検出孔11が検出
されて、第18図に示すように4つのインデツク
ス信号をカウントしてレデイ・セツト状態となつ
て、レデイ・セツト信号SRSを生じ、正常方向の
挿入としてセツト状態が継続される。一方、フロ
ツピーデイスク4が異常方向にて挿入セツトされ
た場合には、その小孔9がインデツクスセンサー
88に対向せず、インデツクス信号が出力され
ず、これによりレデイ・セツト信号が出力されな
いので誤挿入検出タイマー99の遅延出力信号
SD2を待つて誤挿入と断定し、NANDゲート10
0からは第18図中に点線で示すような出力信号
RS1が出力される。これにより、NANDゲート
101を介してフリツプフロツプ91がリセツト
され、ANDゲート93が禁止されるので、コー
ン・ロード・ソレノイド41が消勢されて、後述
するようにコーン30が復帰し、エジエクト機構
53によりフロツピーデイスク4が排出される。
したがつて、従来では、デイスク誤挿入の場合、
システムの方からフロツピーデイスクにR/Wの
アクセスがあつて始めて誤挿入を検知するもの
で、この検出までの時間的ずれによりオペレータ
に当惑を与えるものであり、さらに、システム側
では誤挿入を検知することによりエラー表示を行
なうことはできるものの、デイスクを自動的に排
出させることはできないものであるが、これによ
れば、オペレータは挿入口2側に排出されたフロ
ツピーデイスク4を見ることにより、トラブルの
原因が誤挿入であることをすぐに知ることがで
き、正しく挿入し直すことができる。また、誤挿
入検知信号に基づいて特別周波数の警報音を発し
たり、LEDの点滅をもつて知らせることも可能
である。一方、フロツピーデイスク4の挿入状態
によつては、その先端が第2位置P2を越える挿
入の後、手が離されたことがマイクロスイツチ6
4により検出されてフリツプフロツプ91がセツ
トされたとしても、必要以上にフロツピーデイス
ク4が戻つて第1位置P1以下となるようなとき
には、フロツピーデイスク4を監視しているフオ
トカプラー52の検出信号S1がなくなるので、
NANDゲート101を介してフリツプフロツプ
91がリセツトされることになり、コーン・ロー
ド・ソレノイド41は最初から駆動されず、磁気
デイスク6のセツト動作は行なわれない。したが
つて、このようなときには駆動ハブ14とコーン
30との位置と磁気デイスク6の中央孔10とが
位置ずれしているが、コーン30が動作されない
ので、磁気デイスク6を傷つけることはない。
しかして、フロツピーデイスク4が正常に挿入
されてセツトされ、レデイ・セツト信号SRSが出
た後は、コーン・ロード・ソレノイド41の吸引
状態により磁気デイスク6の把持状態が維持され
るが、このとき、コーン・ロード・ソレノイド4
1はチヨツパ制御されることになる。すなわち、
磁気デイスク6のセツト起動時にはこのコーン・
ロード・ソレノイド41に大電流を流してセツト
動作を行なわせるが、レデイ・セツト信号SRS
出力されているときにはチヨツパ用のクロツク信
号SoによつてANDゲート95が開閉されること
になりドライバー96には第18図に示すような
電流が流れて、コーン・ロード・ソレノイド41
がチヨツパ制御され、結局、セツト保持時には消
費電力が低減され、その発熱防止も図ることがで
きるものとなる。もつとも、このチヨツパ制御へ
の切換えは、レデイ・セツト信号SRSによること
なく、単にコーン・ロード・ソレノイド41の駆
動開始からタイマーで一定時間経過後に行なうよ
うにしてもよい。
ところで、このような磁気デイスク6のセツト
保持状態においては、軸43のセツト回動動作に
伴い、シヤツター50もリンク機構200を介し
て約90度回動して挿入口2を閉じる。すなわち、
磁気デイスク6は駆動ハブ14、コーン30によ
りセツト保持されるので、本来的にはこのシヤツ
ター50は不要で挿入口2は常に開放したままで
よいが、磁気デイスク6の回転時においてジヤケ
ツト5は位置ずれしうることから、ジヤケツト5
もしくは磁気デイスク6が破損するおそれがある
が、奥方については屈曲片59により、手前側に
ついてはこのシヤツター50でその位置ずれを防
止するものである。また、このシヤツター50が
挿入口2を横切つていることから、フロツピーデ
イスク4の二重挿入も防止されることになる。と
ころで、このシヤツター50の位置は、挿入口2
の上下中央付近にあつたのではフロツピーデイス
ク4挿入時にこのシヤツター50が手に当たる危
険があるが、このシヤツター50はリンク機構2
00を介して中央側に位置する軸43に連結され
て挿入口2の上部側(下部側でもよい)に配置さ
れているので、シヤツター50が挿入動作時にお
いて危険となることはない。
一方、磁気デイスク6のセツト保持時のヘツド
機構側の状態を見ると、挿入前にはローラ44に
対しフリー状態であつたブラケツト73の係止片
87がセツト動作するこのローラ44に押されて
第11図bに示すようにブラケツト73、ベイル
80が中間位置に変位する。すなわち、ベイル8
0は元の位置より磁気デイスク6側に近接した状
態にあるが、ローラ44・係止片87により規制
される範囲でばね74により押されており、フツ
ク81を介して揺動アーム23、ヘツド22を中
間位置に保持し、ヘツド22が磁気デイスク6に
接触することはない。このとき、圧力板84はプ
ラテン部83上のフロツピーデイスク4に近接ま
たは接触している。
このような状態下において、キヤリツジ21を
適宜移動させつつヘツド・ロード・ソレノイド6
9をON・OFFさせてヘツド22を磁気デイスク
6に接離させることによりデータの記録・再生が
行なわれる。すなわち、ヘツド・ロード・ソレノ
イド69に通電するとレバー71を介してワイヤ
78が引つ張られる結果、プーリ77が取付けら
れたブラケツト73が押し下げられることにな
り、このブラケツト73に取付けられたベイル8
0が圧力板84をフロツピーデイスク4に接触さ
せつつ板ばね85に抗して押し下がる。これによ
り、揺動アーム23のフツク81はフランジ82
による規制が解除されるので、板ばね24の作用
を受けて揺動アーム23が変位し、そのヘツド2
2を長孔8を介して磁気デイスク6に接触させる
ことになる。このようなヘツド22の磁気デイス
ク6に対する接触動作において、ヘツド・ロー
ド・ソレノイド69の動きがワイヤ78、プーリ
76,77により減速されて伝達されるので、ヘ
ツド22が急激に磁気デイスク6に接触するよう
なことがなく、損傷を防止できる。しかも、ヘツ
ド22が元の位置からでなくローラ44、係止片
87により規制される中間位置から変位接触する
ので、この点からも磁気デイスク6の保護を図る
ことができ、同時に、ヘツド・ロード・ソレノイ
ド69も小型のものを用いることができることと
なる。そして、ヘツド・ロード・ソレノイド69
がワイヤ78によつてブラケツト73側を連結さ
れているので、図示の如くヘツド22に対し遠く
に配置でき、磁気的に有利となる。ここで、本実
施例では磁気デイスク6に対しヘツド22を接触
させる動作に、より改良が加えられている。すな
わち、第19図に示すようにヘツド・ロード・ソ
レノイド69のコイルに+24Vの電圧を印加して
吸引動作を行なわせるものであるが、通常のソレ
ノイドを用いた従来のものではその電圧V1の変
化、それに対応するヘツド22の変位は同図c,
dに二点鎖線で示すような特性を示し、本実施例
のようにエアー・ダンパー・ソレノイドを用いた
ものでは同図c,dに一点鎖線で示すような少し
改良された特性を示したものである。しかして、
本実施例では、ヘツド・ロード・ソレノイド69
としてエアー・ダンパー・ソレノイドを用いつ
つ、これに印加する電圧を同図aに示すようにチ
ヨツパ制御してその電流を同図bのようにチヨツ
パ制御するものであり、これにより、同図c,d
に実線で示すような特性が得られ、磁気デイスク
6に対するヘツド22の接触がよりゆるやかとな
り、損傷防止の向上を図ることができるものであ
る。なお、同図bの出力はヘツド22のR/W動
作の出力を示すものである。また、ワイヤ78は
ヘツド・ロード・ソレノイド69と係止片79と
の間に張設されているが、この係止片79は補助
フレーム13に対しスライド自在に固定されるも
のであり、かつ、目盛212も付されているの
で、ワイヤ78の張力を最適なものとする調整を
簡単に行なうことができ、減速機構の動作も確実
なものとなる。そして、ヘツド22を磁気デイス
ク6から離反させる場合には、ヘツド・ロード・
ソレノイド69をOFFさせることによりブラケ
ツト73、ベイル80がばね74、板ばね85に
よつて押し上げられ、フツク81を介して揺動ア
ーム23、ヘツド22が離反する。これにより、
中間位置に戻る。したがつて、データの記録・再
生時におけるヘツド22の接離動作は中間位置と
接触位置との間において行なわれる。
そして、データの記録・再生終了後、フロツピ
ーデイスク4の排出はエジエクトスイツチ89を
押すことにより行なわれる。すなわち、エジエク
トスイツチ89を押すとエジエクト信号SE1を生
じ、NANDゲート104から出力信号RS2が出
力されてフリツプフロツプ91がリセツトされる
ので、ANDゲート93が禁止されてコーン・ロ
ード・ソレノイド41がOFFする。この結果、
ワイヤ43に対する吸引力がなくなり、上死点を
越えない位置にて剛性プレート38を押圧してい
た軸43、ローラ44がフリー状態となり、この
剛性プレート38は板ばね39,40による復帰
力を受けて自動的に離反復帰動作をする。この結
果、コーン30も駆動ハブ14とによる把持状態
から離反復帰動作をする。また、ヘツド機構側に
ついても、ローラ44が離反して係止片87が規
制されないことになり、ブラケツト73、したが
つてヘツド22も中間位置から元の位置へ離反移
動することになる。さらに、剛性プレート38の
離反動作とともに押圧片67も角孔62,61か
ら抜け出す動作をするが、その先端が段部60の
高さ分だけ抜け出すまではエジエクト機構53は
作用しない。したがつて、この間においてヘツド
22、コーン30の元の位置への復帰が行なわ
れ、フロツピーデイスク4挿入前と略同一の状態
となる。そこで、押圧片67が段部60から抜け
ると、エジエクト機構53はフリーとなり、ばね
58に引張られて復帰動作をする。このとき、フ
ロツピーデイスク4はエジエクトプレート54の
屈曲片59に押されて挿入口2側に排出される
が、このエジエクト時にはヘツド22、コーン3
0が既に離反しているので磁気デイスク6を損傷
させることはない。このようなエジエクト動作
は、前述したように誤挿入時のNANDゲート1
00からの出力信号RS1に基づく場合も同様であ
る。また、フロツピーデイスク4のセツト等を前
述したように電気的制御等により行なえる結果、
そのエジエクトもこのようなエジエクトスイツチ
89の操作によることなく、このフロツピーデイ
スク4の組込まれたシステムからの外来エジエク
ト信号SE2によつてもエジエクトさせることがで
きる。この結果、データの記録・再生終了後、直
ちにフロツピーデイスク4をエジエクトさせるこ
とができ、DCブラシレスモータ16、コーン・
ロード・ソレノイド41等の省エネルギー化を図
ることができる。
ところで、エジエクトスイツチ89は表示ラン
プを兼用して状態表示を行なうものであり、その
表示動作を第17図のブロツク図と第20図のタ
イミングチヤートとにより説明する。まず、フロ
ツピーデイスク4が挿入されていないレデイセツ
ト以前の状態では緑色LED225a,225b,
225c、赤色LED226a,226b,22
6cがいずれも無点灯であり、挿入前であること
を示す。そして、フロツピーデイスク4を装置内
に挿入し、前述したようにインデツクスパルスが
4発カウントされてレデイセツト信号SRSが生ず
るレデイセツト状態になると、緑色LED225
a,225b,225cに通電されて点灯し、エ
ジエクトスイツチ89は緑色表示を行ない、ヘツ
ド22によるR/W可能な待機状態であつて、か
つ、エジエクト動作も可能であることを示す。し
かして、当該装置に対するデバイスセレクト信号
SDSがフリツプフロツプ105に入力されると、
当該装置におけるR/Wが可能となり、そのため
のヘツドロード信号SHLがLSI106に入力され
ると、緑色LED225a,225b,225c
は緑色点灯したままであるとともに、赤色LED
226a,226b,226cにも通電されて赤
色点灯し、エジエクトスイツチ89としては緑色
と赤色との合成色であるオレンジ色表示となつ
て、R/W中であることを示す。この状態におい
ても、フロツピーデイスク4のエジエクトは可能
である。そして、R/W動作が終了すると、ヘツ
ドロード信号SHLの立上がりにより赤色LED22
6a,226b,226cが消灯し、エジエクト
スイツチ89は緑色表示の待機状態となる。その
後、システム・ホスト側からエジエクトロツク信
号SELがフリツプフロツプ105に入力され、こ
の状態においてデバイスセレクト信号SDSが入力
されて立上がると、このセレクト状態により、フ
リツプフロツプ105の出力Qからエジエクト禁
止信号が出力されて緑色LED225a,225
b,225cが消灯するとともに、赤色LED2
26a,226b,226cに通電されてこれが
点灯し、エジエクトスイツチ89は赤色表示によ
り、エジエクト禁止状態を示す。そして、エジエ
クトロツク信号SELが立上がつた状態で、デバイ
スセレクト信号SDSが立上がると、赤色LED22
6a,226b,226cが消灯して緑色LED
225a,225b,225cが点灯し、緑色表
示により待機状態であることを示す。したがつ
て、2種類の緑色LED225、赤色LED226
をエジエクトスイツチ89内に内蔵するだけで4
態様の表示を行なうことができ、フロツピーデイ
スク4の挿入前には無点灯表示、レデイセツト完
了後の待機状態は緑色表示、R/W動作中は合成
色であるオレンジ色表示、エジエクト禁止状態は
赤色表示によりオペレータに知らしめることがで
きるものである。よつて、従来の如く、R/W中
であつても待機時と同じく緑色表示を示すもので
なく、オレンジ色表示として明確に区別され、オ
ペレータは動作中であることを容易に確認するこ
とができ、不安感を受けることはない。ところ
で、エジエクトスイツチ89の構造面をみると、
緑色LED225あるいは赤色LED226の発光
時、その光は拡散板229により拡散されてエジ
エクトスイツチ89を外部から見た場合一様な点
灯状態として視認される。また、緑色LED22
5、赤色LED226双方点灯によるオレンジ色
表示の場合、緑色LED225a,225b,2
25c、赤色LED226a,226b,226
cが交互に配列されており、かつ、その光が拡散
されるので、均一なオレンジ色として表示される
ことになる。
また、この実施例のように自動的に磁気デイス
ク6を把持セツトするものでは、従来のものと異
なり、輸送時等の電源が入つていない状態では、
ヘツド22の保護のためにダミー・メデイア4a
を挿入しても、コーン・ロード・ソレノイド41
が駆動されないことから、このダミー・メデイア
はセツトされず、ヘツド22も元の位置のままと
なる。ところが、シヤツター50を閉塞方向に回
動させて軸43上のローラ44を剛性プレート3
8に対し第13図に示すように上死点を越えて押
圧させることにより、板ばね39,40による復
帰力が規制され、ダミー・メデイア4aは押圧状
態に保持される。ここで、シヤツター50および
軸43はカバー3により覆われているが、軸43
先端の切溝206がカバー3の穴207により露
出しているので、この穴207を介して切溝20
6にドライバーを挿入してこの軸43を回動させ
ることにより、リンク機構200を介してシヤツ
ター50をロツク位置にセツトすることができ
る。したがつて、輸送時等の電源から離れた状態
にあつても、セツト時と同様の状態を確保、維持
することができ、ヘツド22も中間位置となり、
それらの振動を最小限に抑えて保護することがで
きるものである。
ところで、磁気デイスク6を回転させるモータ
としてはDCブラシレスモータ16を用いており、
このDCブラシレスモータ16の場合、起動時の
ラツシユ・カレントが問題となるが、前述したよ
うにフロツピーデイスク4の挿入に基づきフオト
カプラー52による検出信号S1によつてセツト動
作に先立ち、このDCブラシレスモータ16が起
動されるので、ラツシユ・カレントは防止され
る。また、逆にコーン・ロード・ソレノイド41
をレデイ・セツト信号SRSで付勢した後タイマー
による一定時間計時後、DCブラシレスモータ1
6を駆動して電流容量をかせぐ問題を解決するこ
とができる。
また、装置のメンテナンス性についてみると、
DCブラシレスモータ16、駆動ハブ14、ヘツ
ド機構を除き大部分の部材が補助フレーム13に
取付けられており、この補助フレーム13が取付
片26、クランプ27等により主フレームに対し
て着脱自在であるので、良好なものをなる。
なお、この実施例では新規なオート・セツト方
式のものに適用したが、従来採用されているドア
開閉を伴なつて磁気デイスクをセツトする手動式
のものにも適用しうるものである。
この考案は、上述したようにヘツド機構の駆動
源としてエアー・ダンパー・ソレノイドを設け
て、減速機構により連結し、エアー・ダンパー・
ソレノイドをチヨツパ制御するようにしたので、
ヘツド機構を磁気デイスクに接触させる際、きわ
めてゆるやかとなりその急激な接触を確実に防止
することができ、よつて、磁気デイスク面の損傷
防止を図ることができ、さらに、このような動作
は押圧部材がヘツド機構を磁気デイスクに近い中
間位置まで押圧してから行なわれるので、ヘツ
ド・ロード・ソレノイドも小型のものを用いるこ
とができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は全体の外観斜視図、第2図はフロツピーデイ
スクの側面図、第3図は側面図、第4図はセツト
状態の側面図、第5図は把持部を拡大して示す正
面図、第6図はセツト時のその正面図、第7図は
一部を拡大して示す斜視図、第8図はそのセツト
時の斜視図、第9図はエジエクト機構を拡大して
示す分解斜視図、第10図a〜dはそのエジエク
ト機構の動作を示す底面図、第11図a〜cはヘ
ツド機構の接離動作を方向を変えて示す拡大した
正面図、第12図はその一部の水平断面図、第1
3図は把持部を拡大して示す正面図、第14図は
エジエクトスイツチを拡大して示す縦断側面図、
第15図はその概略平面図、第16図はブロツク
図、第17図はブロツク図、第18図はタイミン
グチヤート、第19図a〜eはヘツドロード時の
動作を示す波形図、第20図はタイミングチヤー
トである。 5……ジヤケツト、6……磁気デイスク、10
……中央孔、22……ヘツド、44……ローラ
(押圧部材)、69……ヘツド・ロード・ソレノイ
ド(エアー・ダンパー・ソレノイド)、76〜7
8……減速機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ジヤケツト付きで中央孔を有する磁気デイスク
    を把持しつつこの磁気デイスクを回転させるデイ
    スク回転機構と、前記磁気デイスクに接離自在で
    データの記録・再生を行なうヘツド機構とを有す
    るフロツピーデイスクドライブ装置において、前
    記磁気デイスクの装置に連動させて前記ヘツド機
    構を前記磁気デイスクに近い中間位置まで押圧す
    る押圧部材と、中間位置まで押圧された前記ヘツ
    ド機構を前記磁気デイスクに接離させるようチヨ
    ツパ制御されるエアー・ダンパー・ソレノイドと
    を設けたことを特徴とするフロツピーデイスクド
    ライブ装置。
JP16448181U 1981-11-04 1981-11-04 フロツピ−デイスクドライブ装置 Granted JPS5869380U (ja)

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