JPS6334131Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6334131Y2 JPS6334131Y2 JP3509882U JP3509882U JPS6334131Y2 JP S6334131 Y2 JPS6334131 Y2 JP S6334131Y2 JP 3509882 U JP3509882 U JP 3509882U JP 3509882 U JP3509882 U JP 3509882U JP S6334131 Y2 JPS6334131 Y2 JP S6334131Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cone
- magnetic disk
- disk
- eject
- floppy disk
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 37
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 24
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 22
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 22
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、フロツピーデイスクドライブ装置
に関するものである。
に関するものである。
一般に、この種のフロツピーデイスクドライブ
装置では、装置内に挿入されたジヤケツト付きの
磁気デイスクをその中央孔周辺にて駆動ハブとコ
ーンとにより所定圧力の下に把持しつつ駆動ハブ
に連結されたモータにより磁気デイスクを回転さ
せながら、磁気デイスクの所定の露出部にてヘツ
ドを接触させてデータの記録・再生を行なうもの
である。ところが、この磁気デイスクの装置内へ
のセツト手段を見ると、従来は、挿入口から挿入
され離反状態下の駆動ハブ・コーン間を通過した
磁気デイスクに対し揺動可能ドアの閉塞操作によ
つてコーンを駆動ハブに向けて移動させて把持セ
ツトするようにしているものであり、揺動可能ド
アの開閉操作が必要となる。この点、スペース的
な面から揺動可能ドアに代えてノブを露出させ、
このノブの操作によりこれに連動する力付与機
構、板ばねなどによりコーンを駆動ハブに向けて
移動させるようにしたものが特開昭55−52557号
公報、特開昭55−52778号公報等に示されている
が、この方式によつても手動セツト方式である点
では変わりなく、デイスクのセツト動作が不便で
ある。
装置では、装置内に挿入されたジヤケツト付きの
磁気デイスクをその中央孔周辺にて駆動ハブとコ
ーンとにより所定圧力の下に把持しつつ駆動ハブ
に連結されたモータにより磁気デイスクを回転さ
せながら、磁気デイスクの所定の露出部にてヘツ
ドを接触させてデータの記録・再生を行なうもの
である。ところが、この磁気デイスクの装置内へ
のセツト手段を見ると、従来は、挿入口から挿入
され離反状態下の駆動ハブ・コーン間を通過した
磁気デイスクに対し揺動可能ドアの閉塞操作によ
つてコーンを駆動ハブに向けて移動させて把持セ
ツトするようにしているものであり、揺動可能ド
アの開閉操作が必要となる。この点、スペース的
な面から揺動可能ドアに代えてノブを露出させ、
このノブの操作によりこれに連動する力付与機
構、板ばねなどによりコーンを駆動ハブに向けて
移動させるようにしたものが特開昭55−52557号
公報、特開昭55−52778号公報等に示されている
が、この方式によつても手動セツト方式である点
では変わりなく、デイスクのセツト動作が不便で
ある。
そこで、センサーとコーン・ロード駆動源とを
設けて、磁気デイスクを装置内へ挿入するだけの
操作で自動的にこの磁気デイスクを把持セツトす
るようにしたオート・セツト方式が本出願人によ
り既に提案されている。その内容をみると、挿入
された磁気デイスクがその正規位置を越えた後、
手が離されてエジエクト機構によつて正規位置へ
復帰したことをデイスクセツトスイツチで検出
し、コーン・ロード駆動源を駆動させて磁気デイ
スクを把持セツトさせる一方、コーンを支持した
コーン・ロード部の押圧片によつてエジエクト機
構のロツク状態を解除するものである。ここで、
エジエクト機構はエジエクトプレートと板ばねと
を主とするものであり、把持セツト動作に際して
押圧片が板ばねを押下げて代わりにエジエクトプ
レートのストツパーとなり、コーン・ロード駆動
源が解除されるとこの押圧片も退避してエジエク
ト機構により磁気デイスクのエジエクト動作が行
なわれる。
設けて、磁気デイスクを装置内へ挿入するだけの
操作で自動的にこの磁気デイスクを把持セツトす
るようにしたオート・セツト方式が本出願人によ
り既に提案されている。その内容をみると、挿入
された磁気デイスクがその正規位置を越えた後、
手が離されてエジエクト機構によつて正規位置へ
復帰したことをデイスクセツトスイツチで検出
し、コーン・ロード駆動源を駆動させて磁気デイ
スクを把持セツトさせる一方、コーンを支持した
コーン・ロード部の押圧片によつてエジエクト機
構のロツク状態を解除するものである。ここで、
エジエクト機構はエジエクトプレートと板ばねと
を主とするものであり、把持セツト動作に際して
押圧片が板ばねを押下げて代わりにエジエクトプ
レートのストツパーとなり、コーン・ロード駆動
源が解除されるとこの押圧片も退避してエジエク
ト機構により磁気デイスクのエジエクト動作が行
なわれる。
ところが、挿入された磁気デイスクにつきデイ
スクセツトスイツチによる検出が終了してセツト
条件が成立し、コーン・ロード駆動源が駆動され
るタイミングで再度磁気デイスクを奥方に押し込
む等、人為的またはその他の何らかの理由で磁気
デイスクが把持セツト条件から逸脱したとして
も、コーン・ロード駆動源、従つてコーンによる
把持動作や押圧片の下降動作が行なわれるもので
あり、この押圧片がエジエクトプレートの角孔部
分を突き抜けずその窓部に乗り上げてしまうこと
がある。これにより、エジエクト機構のロツク解
除が行なわれず、電源のON/OFFやエジエクト
信号を入力させても磁気デイスクの排出動作が行
なわれない。また、押圧片が乗り上げない場合で
あつても、磁気デイスクの中央孔とコーンとの位
置がずれた状態でその把持セツト動作が行なわれ
るのでその中央孔の縁を損傷することになり、そ
のダメージは大きい。
スクセツトスイツチによる検出が終了してセツト
条件が成立し、コーン・ロード駆動源が駆動され
るタイミングで再度磁気デイスクを奥方に押し込
む等、人為的またはその他の何らかの理由で磁気
デイスクが把持セツト条件から逸脱したとして
も、コーン・ロード駆動源、従つてコーンによる
把持動作や押圧片の下降動作が行なわれるもので
あり、この押圧片がエジエクトプレートの角孔部
分を突き抜けずその窓部に乗り上げてしまうこと
がある。これにより、エジエクト機構のロツク解
除が行なわれず、電源のON/OFFやエジエクト
信号を入力させても磁気デイスクの排出動作が行
なわれない。また、押圧片が乗り上げない場合で
あつても、磁気デイスクの中央孔とコーンとの位
置がずれた状態でその把持セツト動作が行なわれ
るのでその中央孔の縁を損傷することになり、そ
のダメージは大きい。
この考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、人為的またはその他の何らかの理由により磁
気デイスクがその把持セツト条件から逸脱した場
合に対処することができるフロツピーデイスクド
ライブ装置を得ることを目的とするものである。
で、人為的またはその他の何らかの理由により磁
気デイスクがその把持セツト条件から逸脱した場
合に対処することができるフロツピーデイスクド
ライブ装置を得ることを目的とするものである。
この考案は、挿入された磁気デイスクがその把
持セツト条件から逸脱する場合には、再度デイス
クセツトスイツチを動作させることから、このデ
イスクセツトスイツチの検出信号に応じて制御回
路によりコーン・ロード駆動源を解除させること
により、磁気デイスクやエジエクト機構に対する
誤動作を防止できるように構成したものである。
持セツト条件から逸脱する場合には、再度デイス
クセツトスイツチを動作させることから、このデ
イスクセツトスイツチの検出信号に応じて制御回
路によりコーン・ロード駆動源を解除させること
により、磁気デイスクやエジエクト機構に対する
誤動作を防止できるように構成したものである。
この考案の一実施例を図面を基づいて説明す
る。まず、第1図はフロツピーデイスクドライブ
装置の外ケース1の外観を示し、この外ケース1
の正面手前側にはスリツト状の挿入口2を有する
カバー3が取付けられている。また、第2図はこ
のフロツピーデイスクドライブ装置において使用
されるフロツピーデイスク4を示し、正方形状の
ジヤケツト5とこのジヤケツト5内に回転可能に
配設された薄いフレキシブル状の磁気デイスク6
とからなる。ここで、ジヤケツト5の中央部に孔
7が形成されているとともに、前記磁気デイスク
6を半径方向に露出させる長孔8が形成され、さ
らに孔7周辺の所定位置には小孔9が形成されて
いる。一方、磁気デイスク6には前記孔7より小
さめでこの孔7と同心円となる中央孔10が形成
され、さらにその回転軌跡において前記小孔9部
分を通過しうる検出孔11が形成されている。ま
た、ジヤケツト5の一面にはラベル12が貼付さ
れている。
る。まず、第1図はフロツピーデイスクドライブ
装置の外ケース1の外観を示し、この外ケース1
の正面手前側にはスリツト状の挿入口2を有する
カバー3が取付けられている。また、第2図はこ
のフロツピーデイスクドライブ装置において使用
されるフロツピーデイスク4を示し、正方形状の
ジヤケツト5とこのジヤケツト5内に回転可能に
配設された薄いフレキシブル状の磁気デイスク6
とからなる。ここで、ジヤケツト5の中央部に孔
7が形成されているとともに、前記磁気デイスク
6を半径方向に露出させる長孔8が形成され、さ
らに孔7周辺の所定位置には小孔9が形成されて
いる。一方、磁気デイスク6には前記孔7より小
さめでこの孔7と同心円となる中央孔10が形成
され、さらにその回転軌跡において前記小孔9部
分を通過しうる検出孔11が形成されている。ま
た、ジヤケツト5の一面にはラベル12が貼付さ
れている。
しかして、前記外ケース1内においては挿入口
2に対応させて主フレーム(図示せず)と補助フ
レーム13とが対向配置されている。ここで、主
フレームの所定位置には駆動ハブ14が回転自在
に支持され、駆動ハブ14の軸15には主フレー
ム裏面側に同軸上に設けられたDCブラシレスモ
ータ16が直結されている。この駆動ハブ14は
中央凹部17とその周りの面部18とを有する。
そして、この駆動ハブ14より奥方において、主
フレームには2本の支持ロツド19,20が水平
方向に上下に配設され、図示しない駆動源により
この支持ロツド19,20に沿つて往復動するキ
ヤリツジ21が設けられている。このキヤリツジ
21には長孔8を介して露出する磁気デイスク6
に接離しデータの記録・再生を行なうヘツド22
が搭載されている。このヘツド22は板ばね23
により磁気デイスク6側に付勢された揺動アーム
24に取付けられている。また、前記主フレーム
の表面側には対向する補助フレーム13裏面とに
よりフロツピーデイスク4の挿入路を幅狭に形成
するガイド部が駆動ハブ14と略同一高さに形成
され、主フレーム裏面側にはPC板等が取付けら
れている。
2に対応させて主フレーム(図示せず)と補助フ
レーム13とが対向配置されている。ここで、主
フレームの所定位置には駆動ハブ14が回転自在
に支持され、駆動ハブ14の軸15には主フレー
ム裏面側に同軸上に設けられたDCブラシレスモ
ータ16が直結されている。この駆動ハブ14は
中央凹部17とその周りの面部18とを有する。
そして、この駆動ハブ14より奥方において、主
フレームには2本の支持ロツド19,20が水平
方向に上下に配設され、図示しない駆動源により
この支持ロツド19,20に沿つて往復動するキ
ヤリツジ21が設けられている。このキヤリツジ
21には長孔8を介して露出する磁気デイスク6
に接離しデータの記録・再生を行なうヘツド22
が搭載されている。このヘツド22は板ばね23
により磁気デイスク6側に付勢された揺動アーム
24に取付けられている。また、前記主フレーム
の表面側には対向する補助フレーム13裏面とに
よりフロツピーデイスク4の挿入路を幅狭に形成
するガイド部が駆動ハブ14と略同一高さに形成
され、主フレーム裏面側にはPC板等が取付けら
れている。
一方、前記補助フレーム13は前記主フレーム
の駆動ハブ14と一致させて上下に立設したピン
25により位置決めされつつ取付片26、クラン
プ27により主フレームに対して着脱自在に取付
けられ、この補助フレーム13には駆動ハブ1
4、ヘツド機構、PC板等を除く後述する大部分
の部材が取付けられている。まず、補助フレーム
13には駆動ハブ14に対応させた孔28とヘツ
ド機構を逃げる切欠き29とが形成され、この孔
28の位置には前記駆動ハブ14と同軸上に位置
して対向しこの駆動ハブ14、DCブラシレスモ
ータ16等とともにデイスク回転機構を構成する
コーン30が設けられている。このコーン30は
駆動ハブ14の中央凹部17内に入り込み可能な
テーパ状の中央凸部31と面部18と対向するフ
ランジ部32とを有し、その軸33はコーン・ロ
ード・プレート34により回転自在かつ軸方向移
動自在に支持されており、コーン30・コーン・
ロード・プレート34間にはコイルばね35が設
けられている。ここで、コーン・ロード・プレー
ト34は補助フレーム13の上下に設けられたボ
ス36とスロツト37とにより前記軸33の方向
に変位自在に支持され、コーン30取付部付近は
補助フレーム13と平行な剛性プレート38とさ
れ、その両端に板ばね39,40が取付けられて
いる。従つて、剛性プレート38は板ばね39,
40によりコーン30を駆動ハブ14から離反さ
せる方向に付勢され、この剛性プレート38を駆
動ハブ14側に向けて変位させるコーン・ロード
駆動源となるコーン・ロード・ソレノイド41お
よび伝達機構が設けられている。即ち、ボス42
により回転自在に支持されつつ屈曲されて剛性プ
レート38上に延設された軸43の一端にはこの
剛性プレート38上に位置するローラ44が設け
られている。このローラ44はフランジ45付き
で、剛性プレート38の幅より長めとされてい
る。そして、前記軸43にはこの軸43と共動す
るカム46が設けられ、プーリ47を介してワイ
ヤ48により前記コーン・ロード・ソレノイド4
1に連結されている。ここで、剛性プレート38
には通常状態においてローラ44が係止する段部
49が形成されている。また、前記軸43の他端
にはその回動により前記挿入口2を開閉するシヤ
ツター50が固定されている。さらに、前記コー
ン・ロード・ソレノイド41の周りにはヘツド機
構に対するシールド板51が設けられている。
の駆動ハブ14と一致させて上下に立設したピン
25により位置決めされつつ取付片26、クラン
プ27により主フレームに対して着脱自在に取付
けられ、この補助フレーム13には駆動ハブ1
4、ヘツド機構、PC板等を除く後述する大部分
の部材が取付けられている。まず、補助フレーム
13には駆動ハブ14に対応させた孔28とヘツ
ド機構を逃げる切欠き29とが形成され、この孔
28の位置には前記駆動ハブ14と同軸上に位置
して対向しこの駆動ハブ14、DCブラシレスモ
ータ16等とともにデイスク回転機構を構成する
コーン30が設けられている。このコーン30は
駆動ハブ14の中央凹部17内に入り込み可能な
テーパ状の中央凸部31と面部18と対向するフ
ランジ部32とを有し、その軸33はコーン・ロ
ード・プレート34により回転自在かつ軸方向移
動自在に支持されており、コーン30・コーン・
ロード・プレート34間にはコイルばね35が設
けられている。ここで、コーン・ロード・プレー
ト34は補助フレーム13の上下に設けられたボ
ス36とスロツト37とにより前記軸33の方向
に変位自在に支持され、コーン30取付部付近は
補助フレーム13と平行な剛性プレート38とさ
れ、その両端に板ばね39,40が取付けられて
いる。従つて、剛性プレート38は板ばね39,
40によりコーン30を駆動ハブ14から離反さ
せる方向に付勢され、この剛性プレート38を駆
動ハブ14側に向けて変位させるコーン・ロード
駆動源となるコーン・ロード・ソレノイド41お
よび伝達機構が設けられている。即ち、ボス42
により回転自在に支持されつつ屈曲されて剛性プ
レート38上に延設された軸43の一端にはこの
剛性プレート38上に位置するローラ44が設け
られている。このローラ44はフランジ45付き
で、剛性プレート38の幅より長めとされてい
る。そして、前記軸43にはこの軸43と共動す
るカム46が設けられ、プーリ47を介してワイ
ヤ48により前記コーン・ロード・ソレノイド4
1に連結されている。ここで、剛性プレート38
には通常状態においてローラ44が係止する段部
49が形成されている。また、前記軸43の他端
にはその回動により前記挿入口2を開閉するシヤ
ツター50が固定されている。さらに、前記コー
ン・ロード・ソレノイド41の周りにはヘツド機
構に対するシールド板51が設けられている。
ついで、前記補助フレーム13の奥方上部には
挿入されたフロツピーデイスク4のジヤケツト5
先端側が第1位置P1を越えたかどうかを検出す
る第1センサーとしてのフオトカプラー52が設
けられている。ここで、ジヤケツト5先端側が第
1位置に位置するとき、磁気デイスク6の中心は
駆動ハブ14の中心近傍に位置するものである。
即ち、第1位置P1は後述するように磁気デイス
ク6にコーン30を当接させる(正規の磁気デイ
スク6挿入位置)第2位置P2の近傍で少し手前
(挿入口2側)の位置であるとともに、この第1
位置P1でDCブラシレスモータ16を駆動開始さ
せるものである。一方、補助フレーム13の下部
にはエジエクト機構53が設けられている。この
エジエクト機構53はエジエクトプレート54と
板ばね55とを補助フレーム13の板厚と略同一
のガイド部材56を介してねじ57により固定し
てなり、補助フレーム13にはエジエクト機構5
3を前後方向に移動させるためのガイド部材56
用の切欠きが形成され、シールド板51・エジエ
クトプレート54間には復帰用のばね58が張設
されている。ここで、前記エジエクトプレート5
4の先端にはジヤケツト5先端が係止する屈曲片
59が形成され、後端側には段部60およびこの
段部60の手前側に位置する角孔61が形成され
ている。また、前記板ばね55は補助フレーム1
3裏面に圧接しつつ摺動するもので、その自由端
には補助フレーム13に形成された角孔62に係
脱する係止段部63が形成されている。この係止
段部63と角孔62手前縁との係止により第2位
置P2を規制するもので、角孔62奥方縁はエジ
エクト機構53の奥方への動きを規制するもので
ある。そして、このようなエジエクト機構53の
動きを検出するためのデイスクセツトスイツチと
してのマイクロスイツチ64が補助プレート13
の奥方下部に設けられ、このマイクロスイツチ6
4をON・OFFさせる作動片65がエジエクトプ
レート54に形成されている。この作動片65に
はテーパ部66が形成され、エジエクトプレート
54の第2位置P2を越える動きにより作動片6
5によつてマイクロスイツチ64はONし、第2
位置P2への復帰によりOFFされる。従つて、エ
ジエクト機構53は第2位置P2においてはロツ
ク状態となる。そこで、このようなロツク状態を
解除しつつ正規位置PRに規制する押圧片67が
前記剛性プレート38と一体的に屈曲形成されて
いる。即ち、この押圧片67は角孔62と対向
し、エジエクトプレート54が第2位置P2に位
置するときにはその段部60手前面とわずかな寸
法差dをもつて角孔61,62、係止段部63に
対向するものである。
挿入されたフロツピーデイスク4のジヤケツト5
先端側が第1位置P1を越えたかどうかを検出す
る第1センサーとしてのフオトカプラー52が設
けられている。ここで、ジヤケツト5先端側が第
1位置に位置するとき、磁気デイスク6の中心は
駆動ハブ14の中心近傍に位置するものである。
即ち、第1位置P1は後述するように磁気デイス
ク6にコーン30を当接させる(正規の磁気デイ
スク6挿入位置)第2位置P2の近傍で少し手前
(挿入口2側)の位置であるとともに、この第1
位置P1でDCブラシレスモータ16を駆動開始さ
せるものである。一方、補助フレーム13の下部
にはエジエクト機構53が設けられている。この
エジエクト機構53はエジエクトプレート54と
板ばね55とを補助フレーム13の板厚と略同一
のガイド部材56を介してねじ57により固定し
てなり、補助フレーム13にはエジエクト機構5
3を前後方向に移動させるためのガイド部材56
用の切欠きが形成され、シールド板51・エジエ
クトプレート54間には復帰用のばね58が張設
されている。ここで、前記エジエクトプレート5
4の先端にはジヤケツト5先端が係止する屈曲片
59が形成され、後端側には段部60およびこの
段部60の手前側に位置する角孔61が形成され
ている。また、前記板ばね55は補助フレーム1
3裏面に圧接しつつ摺動するもので、その自由端
には補助フレーム13に形成された角孔62に係
脱する係止段部63が形成されている。この係止
段部63と角孔62手前縁との係止により第2位
置P2を規制するもので、角孔62奥方縁はエジ
エクト機構53の奥方への動きを規制するもので
ある。そして、このようなエジエクト機構53の
動きを検出するためのデイスクセツトスイツチと
してのマイクロスイツチ64が補助プレート13
の奥方下部に設けられ、このマイクロスイツチ6
4をON・OFFさせる作動片65がエジエクトプ
レート54に形成されている。この作動片65に
はテーパ部66が形成され、エジエクトプレート
54の第2位置P2を越える動きにより作動片6
5によつてマイクロスイツチ64はONし、第2
位置P2への復帰によりOFFされる。従つて、エ
ジエクト機構53は第2位置P2においてはロツ
ク状態となる。そこで、このようなロツク状態を
解除しつつ正規位置PRに規制する押圧片67が
前記剛性プレート38と一体的に屈曲形成されて
いる。即ち、この押圧片67は角孔62と対向
し、エジエクトプレート54が第2位置P2に位
置するときにはその段部60手前面とわずかな寸
法差dをもつて角孔61,62、係止段部63に
対向するものである。
また、補助フレーム13の上部にはヘツド・ロ
ード機構が設けられている。まず、手前側上部に
はヘツド・ロード・ソレノイド69が設けられ、
ねじりばね70によりOFF方向へ付勢されたレ
バー71が連結されている。そして、奥方上部に
は軸72を中心に揺動自在で側面的に見て略U字
状に形成されたブラケツト73が設けられてい
る。このブラケツト73はばね74により補助フ
レーム13から離反する方向に付勢されており、
減速機構を介して前記ヘツド・ロード・ソレノイ
ド69のレバー71と連結されている。具体的に
は、補助フレーム13に固定されたプーリ76と
ブラケツト73に固定されたプーリ77とが設け
られ、これらのプーリ76,77を通るワイヤ7
8がレバー71、係止片79間に張設されてい
る。そして、このブラケツト73にはヘツド機構
に向けてベイル80が取付けられ、ベイル80下
縁側は前記揺動アーム23に設けられたフツク8
1に離反方向に係止するフランジ82が形成され
ている。また、ベイル80の内側には主フレーム
におけるプラテン部83と対向する圧力板84が
板ばね85により離反方向に付勢されつつラグ部
86により規制されるよう接離自在に設けられて
いる。さらに、前記ブラケツト73にはコーン3
0が駆動ハブ14に向けて移動したとき、そのロ
ーラ44により中間位置に位置規制される係止片
87が延設されている。
ード機構が設けられている。まず、手前側上部に
はヘツド・ロード・ソレノイド69が設けられ、
ねじりばね70によりOFF方向へ付勢されたレ
バー71が連結されている。そして、奥方上部に
は軸72を中心に揺動自在で側面的に見て略U字
状に形成されたブラケツト73が設けられてい
る。このブラケツト73はばね74により補助フ
レーム13から離反する方向に付勢されており、
減速機構を介して前記ヘツド・ロード・ソレノイ
ド69のレバー71と連結されている。具体的に
は、補助フレーム13に固定されたプーリ76と
ブラケツト73に固定されたプーリ77とが設け
られ、これらのプーリ76,77を通るワイヤ7
8がレバー71、係止片79間に張設されてい
る。そして、このブラケツト73にはヘツド機構
に向けてベイル80が取付けられ、ベイル80下
縁側は前記揺動アーム23に設けられたフツク8
1に離反方向に係止するフランジ82が形成され
ている。また、ベイル80の内側には主フレーム
におけるプラテン部83と対向する圧力板84が
板ばね85により離反方向に付勢されつつラグ部
86により規制されるよう接離自在に設けられて
いる。さらに、前記ブラケツト73にはコーン3
0が駆動ハブ14に向けて移動したとき、そのロ
ーラ44により中間位置に位置規制される係止片
87が延設されている。
さらに、前記補助フレーム13には正常方向に
フロツピーデイスク4を挿入した場合のその小孔
9に対向する位置に位置させて検出孔11の検出
に基きインデツクス信号を生ずるインデツクスセ
ンサー88が主フレーム側と対で設けられてい
る。また、前記カバー3にはフロツピーデイスク
4を排出させる際に押されるエジエクト釦89が
設けられている。
フロツピーデイスク4を挿入した場合のその小孔
9に対向する位置に位置させて検出孔11の検出
に基きインデツクス信号を生ずるインデツクスセ
ンサー88が主フレーム側と対で設けられてい
る。また、前記カバー3にはフロツピーデイスク
4を排出させる際に押されるエジエクト釦89が
設けられている。
ついで、電気的回路構成の一部を第14図のブ
ロツク図により説明する。まず、フオトカプラー
52の検出信号S1はモータ16を駆動させるドラ
イバー90に入力されている。また、マイクロス
イツチ64の検出信号S2はフリツプフロツプ91
のC端子に入力され、その出力Qはヘツド・ロー
ド制御回路92およびANDゲート93に入力さ
れている。このANDゲート93には検出信号S1
に基づきモータ16の立上り時間0.6秒程度を確
保するための遅延回路94からの信号SD1も入力
され、ANDゲート93の出力はANDゲート95
を介してコーン・ロード・ソレノイド41用のド
ライバー96に入力されている。このANDゲー
ト95にはレデイセツト信号SRSをインバータ9
7で反転させた信号とチヨツパ用のクロツク信号
SCとを入力とするORゲート98の出力信号も入
力されている。また、ANDゲート93の出力信
号に基づき2秒程度の時間を確保して信号SD2を
生ずる誤挿入検出タイマー99が設けられ、この
信号SD2はインバータ97の信号とともにNAND
ゲート100に入力されている。このNANDゲ
ート100からの出力信号RS1は検出信号S1とと
もにNANDゲート101に入力されている。さ
らに、エジエクト釦89内に設けられたマイクロ
スイツチ102からのエジエクト信号SE1とフロ
ツピーデイスクドライブ装置が組込まれるシステ
ムからの外来エジエクト信号SE2とが入力される
ORゲート103の信号とエジエクト禁止信号と
が入力されるNANDゲート104が設けられ、
このNANDゲート104からの出力信号RS2は
前記NANDゲート101に入力されている。
ロツク図により説明する。まず、フオトカプラー
52の検出信号S1はモータ16を駆動させるドラ
イバー90に入力されている。また、マイクロス
イツチ64の検出信号S2はフリツプフロツプ91
のC端子に入力され、その出力Qはヘツド・ロー
ド制御回路92およびANDゲート93に入力さ
れている。このANDゲート93には検出信号S1
に基づきモータ16の立上り時間0.6秒程度を確
保するための遅延回路94からの信号SD1も入力
され、ANDゲート93の出力はANDゲート95
を介してコーン・ロード・ソレノイド41用のド
ライバー96に入力されている。このANDゲー
ト95にはレデイセツト信号SRSをインバータ9
7で反転させた信号とチヨツパ用のクロツク信号
SCとを入力とするORゲート98の出力信号も入
力されている。また、ANDゲート93の出力信
号に基づき2秒程度の時間を確保して信号SD2を
生ずる誤挿入検出タイマー99が設けられ、この
信号SD2はインバータ97の信号とともにNAND
ゲート100に入力されている。このNANDゲ
ート100からの出力信号RS1は検出信号S1とと
もにNANDゲート101に入力されている。さ
らに、エジエクト釦89内に設けられたマイクロ
スイツチ102からのエジエクト信号SE1とフロ
ツピーデイスクドライブ装置が組込まれるシステ
ムからの外来エジエクト信号SE2とが入力される
ORゲート103の信号とエジエクト禁止信号と
が入力されるNANDゲート104が設けられ、
このNANDゲート104からの出力信号RS2は
前記NANDゲート101に入力されている。
このような構成において、装置内へフロツピー
デイスク4を挿入してない状態にあつては、コー
ン・ロード・ソレノイド41に通電されておら
ず、軸43が回転してないので、シヤツター50
は挿入口2を開放しており、フロツピーデイスク
4が挿入口2より入り込めるようになつている。
また、コーン30が取付けられたコーン・ロー
ド・プレート34にもローラ44による押圧力が
作用せず、その板ばね39,40による離反方向
への力により駆動ハブ14から離反した状態にコ
ーン30が維持され、第5図に示すように駆動ハ
ブ14、コーン30間にフロツピーデイスク4が
通りうる隙間が確保される。このとき、フロツピ
ーデイスク4挿入前にコーン・ロード・ソレノイ
ド41を駆動させてコーン30を駆動ハブ14側
に移動させるような誤動作があつても、コーン・
ロード・プレート34の押圧片67がエジエクト
プレート54の段部60に第10図aに示す如く
対向接触しているので、結局、コーン30の移動
動作に行なわれず、駆動ハブ14、コーン30間
の隙間は維持される。また、ブラケツト73はば
ね74によつて補助フレーム13から離反する方
向に付勢されているが、このときローラ44も離
反位置にありブラケツト73の係止片87が第1
1図aのように規制されず、ブラケツト73に取
付けられたベイル80がこのばね74によつて最
大離反位置に保持される。この結果、ヘツド22
を有する揺動アーム23は板ばね24により接触
方向に付勢されているが、フツク81に係止する
ベイル80のフランジ82によつて最大離反位置
に保持され、ヘツド22間にフロツピーデイスク
4を挿入可能とされている。このとき、圧力板8
4もベイル80に従つてプラテン部83から離反
した状態に保持され、両者間に隙間が形成されて
いる。
デイスク4を挿入してない状態にあつては、コー
ン・ロード・ソレノイド41に通電されておら
ず、軸43が回転してないので、シヤツター50
は挿入口2を開放しており、フロツピーデイスク
4が挿入口2より入り込めるようになつている。
また、コーン30が取付けられたコーン・ロー
ド・プレート34にもローラ44による押圧力が
作用せず、その板ばね39,40による離反方向
への力により駆動ハブ14から離反した状態にコ
ーン30が維持され、第5図に示すように駆動ハ
ブ14、コーン30間にフロツピーデイスク4が
通りうる隙間が確保される。このとき、フロツピ
ーデイスク4挿入前にコーン・ロード・ソレノイ
ド41を駆動させてコーン30を駆動ハブ14側
に移動させるような誤動作があつても、コーン・
ロード・プレート34の押圧片67がエジエクト
プレート54の段部60に第10図aに示す如く
対向接触しているので、結局、コーン30の移動
動作に行なわれず、駆動ハブ14、コーン30間
の隙間は維持される。また、ブラケツト73はば
ね74によつて補助フレーム13から離反する方
向に付勢されているが、このときローラ44も離
反位置にありブラケツト73の係止片87が第1
1図aのように規制されず、ブラケツト73に取
付けられたベイル80がこのばね74によつて最
大離反位置に保持される。この結果、ヘツド22
を有する揺動アーム23は板ばね24により接触
方向に付勢されているが、フツク81に係止する
ベイル80のフランジ82によつて最大離反位置
に保持され、ヘツド22間にフロツピーデイスク
4を挿入可能とされている。このとき、圧力板8
4もベイル80に従つてプラテン部83から離反
した状態に保持され、両者間に隙間が形成されて
いる。
このような状態下で挿入口2よりフロツピーデ
イスク4を装置内に挿入する。ここで、フロツピ
ーデイスク4はジヤケツト5が正方形であり表裏
合わせて8通りの挿入方向があるが、第2図中の
矢印方向のみが正常な挿入方向であり、他の7通
りの挿入方向の場合、すべて誤挿入となる。いず
れの挿入方向にしても、挿入されたフロツピーデ
イスク4の先端が第1位置P1に至ると、これが
フオトカプラー52により検出されて検出信号S1
が出力されるので、この検出信号S1によつてドラ
イバー90が動作してモータ16が起動する。こ
れにより、駆動ハブ14も回転し、フロツピーデ
イスク4の中心もこの駆動ハブ14中心の近傍に
位置することになるが、未だコーン30により把
持されていないので、磁気デイスク6が回転する
ことはない。
イスク4を装置内に挿入する。ここで、フロツピ
ーデイスク4はジヤケツト5が正方形であり表裏
合わせて8通りの挿入方向があるが、第2図中の
矢印方向のみが正常な挿入方向であり、他の7通
りの挿入方向の場合、すべて誤挿入となる。いず
れの挿入方向にしても、挿入されたフロツピーデ
イスク4の先端が第1位置P1に至ると、これが
フオトカプラー52により検出されて検出信号S1
が出力されるので、この検出信号S1によつてドラ
イバー90が動作してモータ16が起動する。こ
れにより、駆動ハブ14も回転し、フロツピーデ
イスク4の中心もこの駆動ハブ14中心の近傍に
位置することになるが、未だコーン30により把
持されていないので、磁気デイスク6が回転する
ことはない。
このフオトカプラー52による検出動作に併行
して、エジエクトプレート54がその屈曲片59
に接するフロツピーデイスク4に押されて奥方に
移動する。このエジエクトプレート54に追従す
る板ばね55の係止段部63が角孔62手前縁に
入り込む第2位置までフロツピーデイスク4が挿
入されると、エジエクトプレート54の作動片6
5がマイクロスイツチ64をONさせ、このマイ
クロスイツチ64ONのまま板ばね55の係止段
部63が第10図b中に一点鎖線で示すように角
孔62の奥方縁に当接するまで第2位置を越えて
フロツピーデイスク4の挿入が可能となり、そこ
でオペレータが手を離すと、エジエクト機構53
はそのばね58に引つ張られて再び第10図b中
に実線で示す第2位置へ戻る。この第2位置への
復帰によりマイクロスイツチ64はフロツピーデ
イスク4が第2位置を越えた後、手が離されたこ
とを検出してOFFになり、このOFFへの立上り
の検出信号S2によつてフリツプフロツプ91がセ
ツトされ、その出力Qによりヘツドロード制御回
路92ではヘツドロード無効信号が有効信号に代
わる。一方、このフリツプフロツプ91の出力Q
はモータ16の立上りのため遅延回路94からの
遅延出力信号SD1を待つてANDゲート93を開
き、さらにこのとき未だレデイセツト信号SRSが
出力されていないことからANDゲート93を開
いてドライバー96を駆動し、コーン・ロード・
ソレノイド41を吸引動作させる。
して、エジエクトプレート54がその屈曲片59
に接するフロツピーデイスク4に押されて奥方に
移動する。このエジエクトプレート54に追従す
る板ばね55の係止段部63が角孔62手前縁に
入り込む第2位置までフロツピーデイスク4が挿
入されると、エジエクトプレート54の作動片6
5がマイクロスイツチ64をONさせ、このマイ
クロスイツチ64ONのまま板ばね55の係止段
部63が第10図b中に一点鎖線で示すように角
孔62の奥方縁に当接するまで第2位置を越えて
フロツピーデイスク4の挿入が可能となり、そこ
でオペレータが手を離すと、エジエクト機構53
はそのばね58に引つ張られて再び第10図b中
に実線で示す第2位置へ戻る。この第2位置への
復帰によりマイクロスイツチ64はフロツピーデ
イスク4が第2位置を越えた後、手が離されたこ
とを検出してOFFになり、このOFFへの立上り
の検出信号S2によつてフリツプフロツプ91がセ
ツトされ、その出力Qによりヘツドロード制御回
路92ではヘツドロード無効信号が有効信号に代
わる。一方、このフリツプフロツプ91の出力Q
はモータ16の立上りのため遅延回路94からの
遅延出力信号SD1を待つてANDゲート93を開
き、さらにこのとき未だレデイセツト信号SRSが
出力されていないことからANDゲート93を開
いてドライバー96を駆動し、コーン・ロード・
ソレノイド41を吸引動作させる。
このコーン・ロード・ソレノイド41の吸引動
作によりワイヤ48が引つ張られ、プーリ47、
カム46を介して軸43を回動変位させ、変位さ
れた一端のローラ44部が第6図に示すように剛
性プレート38の段部49を乗り越えてコーン・
ロード・プレート34に対し接触方向の押圧作用
を示す。これにより、剛性プレート38は板ばね
39,40を変形させつつ補助プレート13と平
行のまま接近移動し、この剛性プレート38によ
り支持されたコーン30を真直に駆動ハブ14に
向けて移動させる。従つて、挿入されたフロツピ
ーデイスク4の磁気デイスク6はその中央孔10
周辺の露出部が駆動ハブ14の面部18とコーン
30のフランジ部32とにより把持され、コイル
ばね35による押圧力の下に、駆動ハブ14の回
転に従いジヤケツト5内で回転することになる。
このときの剛性プレート38に対する押圧動作を
示すローラ44部分は第6図に示すようにその上
死点を越えないように設定されている。一方、エ
ジエクト機構53について見ると、第10図bに
示すように第2位置へ復帰した状態では板ばね5
5の係止段部63が角孔62に係止してエジエク
ト作用をなし得ないロツク状態となつているの
で、コーン・ロード・ソレノイド41の動作に基
く磁気デイスク6の把持セツト動作と併行してロ
ツク解除動作が行なわれる。即ち、剛性プレート
38の接触方向への移動に従いその押圧片67も
移動し、角孔61,62を通つて第10図cに示
すように板ばね55の係止段部63を角孔62か
ら外すように押圧することになる。この係止段部
63に対する押圧時点では押圧片67と段部60
手前面との間に第10図cに示すように寸法差d
があり、係止段部63が角孔62から解除された
時点でエジエクト機構53は第10図dに示すよ
うにこの寸法差d分だけそのばね58により移動
し、フロツピーデイスク4も屈曲片59によつて
一緒に正規位置PRへ移動される。この正規位置
PRへの移動はコーン30の駆動ハブ14に向け
ての移動中に行なわれるが、面部18とフランジ
部33とによる最終的な把持の前に行なわれるの
で支障はない。このようにして、フロツピーデイ
スク4を装置内に挿入し、手を離すだけで、自動
的にコーン・ロード・ソレノイド41を動作させ
て駆動ハブ14とコーン30とにより磁気デイス
ク6を把持セツトできるものである。
作によりワイヤ48が引つ張られ、プーリ47、
カム46を介して軸43を回動変位させ、変位さ
れた一端のローラ44部が第6図に示すように剛
性プレート38の段部49を乗り越えてコーン・
ロード・プレート34に対し接触方向の押圧作用
を示す。これにより、剛性プレート38は板ばね
39,40を変形させつつ補助プレート13と平
行のまま接近移動し、この剛性プレート38によ
り支持されたコーン30を真直に駆動ハブ14に
向けて移動させる。従つて、挿入されたフロツピ
ーデイスク4の磁気デイスク6はその中央孔10
周辺の露出部が駆動ハブ14の面部18とコーン
30のフランジ部32とにより把持され、コイル
ばね35による押圧力の下に、駆動ハブ14の回
転に従いジヤケツト5内で回転することになる。
このときの剛性プレート38に対する押圧動作を
示すローラ44部分は第6図に示すようにその上
死点を越えないように設定されている。一方、エ
ジエクト機構53について見ると、第10図bに
示すように第2位置へ復帰した状態では板ばね5
5の係止段部63が角孔62に係止してエジエク
ト作用をなし得ないロツク状態となつているの
で、コーン・ロード・ソレノイド41の動作に基
く磁気デイスク6の把持セツト動作と併行してロ
ツク解除動作が行なわれる。即ち、剛性プレート
38の接触方向への移動に従いその押圧片67も
移動し、角孔61,62を通つて第10図cに示
すように板ばね55の係止段部63を角孔62か
ら外すように押圧することになる。この係止段部
63に対する押圧時点では押圧片67と段部60
手前面との間に第10図cに示すように寸法差d
があり、係止段部63が角孔62から解除された
時点でエジエクト機構53は第10図dに示すよ
うにこの寸法差d分だけそのばね58により移動
し、フロツピーデイスク4も屈曲片59によつて
一緒に正規位置PRへ移動される。この正規位置
PRへの移動はコーン30の駆動ハブ14に向け
ての移動中に行なわれるが、面部18とフランジ
部33とによる最終的な把持の前に行なわれるの
で支障はない。このようにして、フロツピーデイ
スク4を装置内に挿入し、手を離すだけで、自動
的にコーン・ロード・ソレノイド41を動作させ
て駆動ハブ14とコーン30とにより磁気デイス
ク6を把持セツトできるものである。
このような磁気デイスク6のセツト条件が成立
して把持された後、フロツピーデイスク4の異常
挿入の有無が検出される。即ち、フロツピーデイ
スク4が正常方向にて挿入された場合にはそのセ
ツト状態において小孔9がインデツクスセンサー
88と対向し、磁気デイスク6の回転により小孔
9を通過する検出孔11が検出されて、第15図
に示すように4つのインデツクス信号をカウント
してレデイセツト状態となつて、レデイセツト信
号SRSを生じ、正常方向の挿入としてセツト状態
が継続される。一方、フロツピーデイスク4が異
常方向にて挿入セツトされた場合には、その小孔
9がインデツクスセンサー88に対向せず、イン
デツクス信号が出力されず、これによりレデイセ
ツト信号SRSが出力されないので誤挿入検出タイ
マー99の遅延出力信号SD2を待つて誤挿入と断
定し、NANDゲート100からは第15図中に
点線で示すような出力信号RS1が出力される。こ
れにより、NANDゲート101を介してフリツ
プフロツプ99がリセツトされ、ANDゲート9
3が禁止されるので、コーン・ロード・ソレノイ
ド41が消勢されて、後述するようにコーン30
が復帰し、エジエクト機構53によりフロツピー
デイスク4が排出される。一方、フロツピーデイ
スク4の挿入状態によつては、その先端が第2位
置P2を越える挿入の後、手が離されたことがマ
イクロスイツチ64により検出されてフリツプフ
ロツプ91がセツトされたとしても、必要以上に
フロツピーデイスク4が戻つて第1位置P1以下
となるようなときには、フロツピーデイスク4を
監視しているフオトカプラー52の検出信号S1が
なくなるので、NANDゲート101を介してフ
リツプフロツプ91がリセツトされることにな
り、コーン・ロード・ソレノイド41は最初から
駆動されず、磁気デイスク4のセツト動作は行な
われない。従つて、このようなときには駆動ハブ
14とコーン30との位置と磁気デイスク6の中
央孔10とが位置ずれしているが、コーン30が
動作せず、磁気デイスク4を傷つけることはな
い。
して把持された後、フロツピーデイスク4の異常
挿入の有無が検出される。即ち、フロツピーデイ
スク4が正常方向にて挿入された場合にはそのセ
ツト状態において小孔9がインデツクスセンサー
88と対向し、磁気デイスク6の回転により小孔
9を通過する検出孔11が検出されて、第15図
に示すように4つのインデツクス信号をカウント
してレデイセツト状態となつて、レデイセツト信
号SRSを生じ、正常方向の挿入としてセツト状態
が継続される。一方、フロツピーデイスク4が異
常方向にて挿入セツトされた場合には、その小孔
9がインデツクスセンサー88に対向せず、イン
デツクス信号が出力されず、これによりレデイセ
ツト信号SRSが出力されないので誤挿入検出タイ
マー99の遅延出力信号SD2を待つて誤挿入と断
定し、NANDゲート100からは第15図中に
点線で示すような出力信号RS1が出力される。こ
れにより、NANDゲート101を介してフリツ
プフロツプ99がリセツトされ、ANDゲート9
3が禁止されるので、コーン・ロード・ソレノイ
ド41が消勢されて、後述するようにコーン30
が復帰し、エジエクト機構53によりフロツピー
デイスク4が排出される。一方、フロツピーデイ
スク4の挿入状態によつては、その先端が第2位
置P2を越える挿入の後、手が離されたことがマ
イクロスイツチ64により検出されてフリツプフ
ロツプ91がセツトされたとしても、必要以上に
フロツピーデイスク4が戻つて第1位置P1以下
となるようなときには、フロツピーデイスク4を
監視しているフオトカプラー52の検出信号S1が
なくなるので、NANDゲート101を介してフ
リツプフロツプ91がリセツトされることにな
り、コーン・ロード・ソレノイド41は最初から
駆動されず、磁気デイスク4のセツト動作は行な
われない。従つて、このようなときには駆動ハブ
14とコーン30との位置と磁気デイスク6の中
央孔10とが位置ずれしているが、コーン30が
動作せず、磁気デイスク4を傷つけることはな
い。
しかして、フロツピーデイスク4が正常に挿入
されてセツトされ、レデイセツト信号SRSが出た
後は、コーン・ロード・ソレノイド41の吸引状
態により磁気デイスク6の把持状態が維持される
が、このとき、コーン・ロード・ソレノイド41
はチヨツパ制御される。即ち、磁気デイスク6の
セツト起動時にはこのコーン・ロード・ソレノイ
ド41に大電流を流してセツト動作を行なわせる
が、レデイセツト信号SRSの出力後はチヨツパ用
のクロツク信号SCによつてANDゲート95が開
閉されることになりドライバー96には第15図
に示すような電流が流れて、コーン・ロード・ソ
レノイド41がチヨツパ制御され、結局、セツト
保持時には消費電力が低減され、その発熱防止も
図れる。
されてセツトされ、レデイセツト信号SRSが出た
後は、コーン・ロード・ソレノイド41の吸引状
態により磁気デイスク6の把持状態が維持される
が、このとき、コーン・ロード・ソレノイド41
はチヨツパ制御される。即ち、磁気デイスク6の
セツト起動時にはこのコーン・ロード・ソレノイ
ド41に大電流を流してセツト動作を行なわせる
が、レデイセツト信号SRSの出力後はチヨツパ用
のクロツク信号SCによつてANDゲート95が開
閉されることになりドライバー96には第15図
に示すような電流が流れて、コーン・ロード・ソ
レノイド41がチヨツパ制御され、結局、セツト
保持時には消費電力が低減され、その発熱防止も
図れる。
ところで、このような磁気デイスク6のセツト
保持状態においては、軸43のセツト回動動作に
伴い、シヤツター50も約90度回動して挿入口2
を閉じる。即ち、磁気デイスク6は駆動ハブ1
4、コーン30によりセツト保持されるので、本
来的にはこのシヤツター50は不要で挿入口2は
常に開放したままでよいが、磁気デイスク6の回
転時においてジヤケツト5は位置ずれしうること
から、ジヤケツト5もしくは磁気デイスク6が破
損するおそれがあるが、奥方は屈曲片59によ
り、手前側はこのシヤツター50でその位置ずれ
を防止するものである。
保持状態においては、軸43のセツト回動動作に
伴い、シヤツター50も約90度回動して挿入口2
を閉じる。即ち、磁気デイスク6は駆動ハブ1
4、コーン30によりセツト保持されるので、本
来的にはこのシヤツター50は不要で挿入口2は
常に開放したままでよいが、磁気デイスク6の回
転時においてジヤケツト5は位置ずれしうること
から、ジヤケツト5もしくは磁気デイスク6が破
損するおそれがあるが、奥方は屈曲片59によ
り、手前側はこのシヤツター50でその位置ずれ
を防止するものである。
一方、磁気デイスク6のセツト保持時のヘツド
機構側の状態を見ると、挿入前にはローラ44に
対しフリー状態であつたブラケツト73の係止片
87がセツト動作するこのローラ44に押されて
第11図bに示すようにブラケツト73、ベイル
80が中間位置に変位する。即ち、ベイル80は
元の位置より磁気デイスク6側に近接した状態に
あるが、ローラ44・係止片87により規制され
る範囲でばね74により押されており、フツク8
1を介して揺動アーム23、ヘツド22を中間位
置に保持し、ヘツド22が磁気デイスク6に接触
することはない。このとき、圧力板84はプラテ
ン部83上のフロツピーデイスク4に近接または
接触している。
機構側の状態を見ると、挿入前にはローラ44に
対しフリー状態であつたブラケツト73の係止片
87がセツト動作するこのローラ44に押されて
第11図bに示すようにブラケツト73、ベイル
80が中間位置に変位する。即ち、ベイル80は
元の位置より磁気デイスク6側に近接した状態に
あるが、ローラ44・係止片87により規制され
る範囲でばね74により押されており、フツク8
1を介して揺動アーム23、ヘツド22を中間位
置に保持し、ヘツド22が磁気デイスク6に接触
することはない。このとき、圧力板84はプラテ
ン部83上のフロツピーデイスク4に近接または
接触している。
このような状態下において、キヤリツジ21を
適宜移動させつつヘツド・ロード・ソレノイド6
9をON・OFFさせてヘツド22を磁気デイスク
6に接離させることによりデータの記録・再生が
行なわれる。即ち、ヘツド・ロード・ソレノイド
69に通電するとレバー71を介してワイヤ78
が引つ張られる結果、プーリ77が取付けられた
ブラケツト73が押し下げられ、そのベイル80
が圧力板84をフロツピーデイスク4に接触させ
つつ板ばね85に抗して押し下がる。これによ
り、揺動アーム23のフツク81はフランジ82
による規制が解除されるので、板ばね24の作用
を受けて揺動アーム23が変位し、そのヘツド2
2を長孔8を介して磁気デイスク6に接触させる
ことになる。そして、ヘツド22を磁気デイスク
6から離反させる場合には、ヘツド・ロード・ソ
レノイド69をOFFさせることによりブラケツ
ト73、ベイル80がばね74、板ばね85によ
つて押し上げられ、フツク81を介して揺動アー
ム23、ヘツド22が離反する。これにより、中
間位置に戻る。
適宜移動させつつヘツド・ロード・ソレノイド6
9をON・OFFさせてヘツド22を磁気デイスク
6に接離させることによりデータの記録・再生が
行なわれる。即ち、ヘツド・ロード・ソレノイド
69に通電するとレバー71を介してワイヤ78
が引つ張られる結果、プーリ77が取付けられた
ブラケツト73が押し下げられ、そのベイル80
が圧力板84をフロツピーデイスク4に接触させ
つつ板ばね85に抗して押し下がる。これによ
り、揺動アーム23のフツク81はフランジ82
による規制が解除されるので、板ばね24の作用
を受けて揺動アーム23が変位し、そのヘツド2
2を長孔8を介して磁気デイスク6に接触させる
ことになる。そして、ヘツド22を磁気デイスク
6から離反させる場合には、ヘツド・ロード・ソ
レノイド69をOFFさせることによりブラケツ
ト73、ベイル80がばね74、板ばね85によ
つて押し上げられ、フツク81を介して揺動アー
ム23、ヘツド22が離反する。これにより、中
間位置に戻る。
そして、データの記録・再生終了後、フロツピ
ーデイスク4の排出はエジエクト釦89を押すこ
とにより行なわれる。即ち、エジエクト釦89を
押すとマイクロスイツチ102がONしてエジエ
クト信号SE1を生じ、NANDゲート104から出
力信号RS2が出力されてフリツプフロツプ91が
リセツトされるので、ANDゲート93が禁止さ
れてコーン・ロード・ソレノイド41がOFFす
る。この結果、ワイヤ43に対する吸引力がなく
なり、上死点を越えない位置にて剛性プレート3
8を押圧していた軸43、ローラ44がフリー状
態となり、この剛性プレート38は板ばね39,
40による復帰力を受けて自動的に離反復帰動作
をする。この結果、コーン30も駆動ハブ14と
による把持状態から離反復帰動作をする。また、
ヘツド機構側も、ローラ44が離反して係止片8
7が規制されないことになり、ブラケツト73、
従つてヘツド22も中間位置から元の位置へ離反
移動する。さらに、剛性プレート38の離反動作
とともに押圧片67も角孔62,61から抜け出
す動作をするが、その先端が段部60の高さ分だ
け抜け出すまではエジエクト機構53は作用しな
い。従つて、この間においてヘツド22、コーン
30の元の位置への復帰が行なわれ、フロツピー
デイスク4挿入前と略同一の状態となる。そこ
で、押圧片67が段部60から抜けると、エジエ
クト機構53はフリーとなり、ばね58に引つ張
られて復帰動作をする。このとき、フロツピーデ
イスク4はエジエクトプレート54の屈曲片59
に押されて挿入口2側に排出されるが、このエジ
エクト時にはヘツド22、コーン30が既に離反
しているので磁気デイスク6を損傷させることは
ない。このようなエジエクト動作は、前述したよ
うに誤挿入時のNANDゲート100からの出力
信号RS1に基づく場合も同様である。また、フロ
ツピーデイスク4のセツト等を前述したように電
気的制御等により行なえる結果、そのエジエクト
はエジエクト釦89の操作によることなく、この
フロツピーデイスク4の組込まれたシステムから
の外来エジエクト信号SE2によつてもできる。
ーデイスク4の排出はエジエクト釦89を押すこ
とにより行なわれる。即ち、エジエクト釦89を
押すとマイクロスイツチ102がONしてエジエ
クト信号SE1を生じ、NANDゲート104から出
力信号RS2が出力されてフリツプフロツプ91が
リセツトされるので、ANDゲート93が禁止さ
れてコーン・ロード・ソレノイド41がOFFす
る。この結果、ワイヤ43に対する吸引力がなく
なり、上死点を越えない位置にて剛性プレート3
8を押圧していた軸43、ローラ44がフリー状
態となり、この剛性プレート38は板ばね39,
40による復帰力を受けて自動的に離反復帰動作
をする。この結果、コーン30も駆動ハブ14と
による把持状態から離反復帰動作をする。また、
ヘツド機構側も、ローラ44が離反して係止片8
7が規制されないことになり、ブラケツト73、
従つてヘツド22も中間位置から元の位置へ離反
移動する。さらに、剛性プレート38の離反動作
とともに押圧片67も角孔62,61から抜け出
す動作をするが、その先端が段部60の高さ分だ
け抜け出すまではエジエクト機構53は作用しな
い。従つて、この間においてヘツド22、コーン
30の元の位置への復帰が行なわれ、フロツピー
デイスク4挿入前と略同一の状態となる。そこ
で、押圧片67が段部60から抜けると、エジエ
クト機構53はフリーとなり、ばね58に引つ張
られて復帰動作をする。このとき、フロツピーデ
イスク4はエジエクトプレート54の屈曲片59
に押されて挿入口2側に排出されるが、このエジ
エクト時にはヘツド22、コーン30が既に離反
しているので磁気デイスク6を損傷させることは
ない。このようなエジエクト動作は、前述したよ
うに誤挿入時のNANDゲート100からの出力
信号RS1に基づく場合も同様である。また、フロ
ツピーデイスク4のセツト等を前述したように電
気的制御等により行なえる結果、そのエジエクト
はエジエクト釦89の操作によることなく、この
フロツピーデイスク4の組込まれたシステムから
の外来エジエクト信号SE2によつてもできる。
ところで、ヘツド22による磁気デイスク6へ
の記録・再生時に、エジエクト信号SE1またはSE2
を入力させてエジエクト動作を行なわせると記
録・再生状態に誤りを生ずるので禁止しなければ
ならない。そこで、特に図示しないが装置内に
は、磁気デイスク6のセツト状態を挿入状態、レ
デイセツト状態、ヘツドによるセレクト状態の3
状態に判別監視する機構が内蔵されており、セレ
クト状態においてはエジエクト禁止信号が
NANDゲート104に入力されて、エジエクト
信号SE1,SE2が入力されてもNANDゲート10
4からの出力信号RS2を禁止するものである。こ
のような状態をオペレータにも知らしめるため
に、エジエクト釦89内には緑色、赤色のLED
が内蔵されており、挿入状態下では無点灯、レデ
イセツト状態下では緑色LEDが点灯してエジエ
クト可能を示し、セレクト状態下においては赤色
LEDが点灯してエジエクト禁止状態を示すよう
にされている。
の記録・再生時に、エジエクト信号SE1またはSE2
を入力させてエジエクト動作を行なわせると記
録・再生状態に誤りを生ずるので禁止しなければ
ならない。そこで、特に図示しないが装置内に
は、磁気デイスク6のセツト状態を挿入状態、レ
デイセツト状態、ヘツドによるセレクト状態の3
状態に判別監視する機構が内蔵されており、セレ
クト状態においてはエジエクト禁止信号が
NANDゲート104に入力されて、エジエクト
信号SE1,SE2が入力されてもNANDゲート10
4からの出力信号RS2を禁止するものである。こ
のような状態をオペレータにも知らしめるため
に、エジエクト釦89内には緑色、赤色のLED
が内蔵されており、挿入状態下では無点灯、レデ
イセツト状態下では緑色LEDが点灯してエジエ
クト可能を示し、セレクト状態下においては赤色
LEDが点灯してエジエクト禁止状態を示すよう
にされている。
また、この実施例のように自動的に磁気デイス
ク6を把持セツトするものでは、従来のものと異
なり、輸送時等の電源が入つていない状態では、
ヘツド22の保護のためにダミー・メデイア4a
を挿入しても、コーン・ロード・ソレノイド41
が駆動されないことから、このダミー・メデイア
はセツトされず、ヘツド22も元の位置のままと
なる。ところが、シヤツター50を閉塞方向に回
動させて軸43上のローラ44を剛性プレート3
8に対し第13図に示すように上死点を越えて押
圧させることにより、板ばね39,40による復
帰力が規制され、ダミー・メデイア4aは押圧状
態に保持される。
ク6を把持セツトするものでは、従来のものと異
なり、輸送時等の電源が入つていない状態では、
ヘツド22の保護のためにダミー・メデイア4a
を挿入しても、コーン・ロード・ソレノイド41
が駆動されないことから、このダミー・メデイア
はセツトされず、ヘツド22も元の位置のままと
なる。ところが、シヤツター50を閉塞方向に回
動させて軸43上のローラ44を剛性プレート3
8に対し第13図に示すように上死点を越えて押
圧させることにより、板ばね39,40による復
帰力が規制され、ダミー・メデイア4aは押圧状
態に保持される。
このような構成および作用が既に提案されてい
るオート・セツト方式の内容であり、その問題点
を再度第16図を参照して説明する。即ち、装置
内に挿入された磁気デイスク6が第2位置P2を
越えた後、手が離されてこれがマイクロスイツチ
64により検出され、第10図bに示す状態から
第10図cに示す状態に移行するが、コーン・ロ
ード・ソレノイド41の吸引による押圧片67の
下降するタイミングで、本来なら図中右から左へ
移動すべきエジエクトプレート54等を再度の磁
気デイスク6の押し込みにより右方へ移動させて
しまうことがある。この状態で押圧片67が下降
するので、本来であれば角孔61,62を突き抜
けて板ばね55の係止段部63を押圧すべきであ
るが、角孔61に対向せず第16図に示すように
押圧片67がエジエクトプレート54の窓部61
a上に乗り上がつてしまう。第15図において、
検出信号S2が本来的動作を示す実線に対し、一点
鎖線で示すようなタイミングで生ずるよう磁気デ
イスク6の再挿入が行なわれたときにこのような
状態が生ずる。このようなままコーン30による
把持動作が行なわれるので、そのメカニカル動作
が異常となり、エジエクト機構53もその板ばね
55のロツクが解除されずエジエクト動作をなし
得ないことになる。また、この第16図に示すよ
うに押圧片67が窓部61a上に乗り上がるよう
なことがなくても、磁気デイスク6の中央孔10
とコーン30との位置がずれているので、その把
持動作により中央孔10の縁を損傷してしまう。
るオート・セツト方式の内容であり、その問題点
を再度第16図を参照して説明する。即ち、装置
内に挿入された磁気デイスク6が第2位置P2を
越えた後、手が離されてこれがマイクロスイツチ
64により検出され、第10図bに示す状態から
第10図cに示す状態に移行するが、コーン・ロ
ード・ソレノイド41の吸引による押圧片67の
下降するタイミングで、本来なら図中右から左へ
移動すべきエジエクトプレート54等を再度の磁
気デイスク6の押し込みにより右方へ移動させて
しまうことがある。この状態で押圧片67が下降
するので、本来であれば角孔61,62を突き抜
けて板ばね55の係止段部63を押圧すべきであ
るが、角孔61に対向せず第16図に示すように
押圧片67がエジエクトプレート54の窓部61
a上に乗り上がつてしまう。第15図において、
検出信号S2が本来的動作を示す実線に対し、一点
鎖線で示すようなタイミングで生ずるよう磁気デ
イスク6の再挿入が行なわれたときにこのような
状態が生ずる。このようなままコーン30による
把持動作が行なわれるので、そのメカニカル動作
が異常となり、エジエクト機構53もその板ばね
55のロツクが解除されずエジエクト動作をなし
得ないことになる。また、この第16図に示すよ
うに押圧片67が窓部61a上に乗り上がるよう
なことがなくても、磁気デイスク6の中央孔10
とコーン30との位置がずれているので、その把
持動作により中央孔10の縁を損傷してしまう。
しかして、この実施例では基本的には第17図
に示すように、マイクロスイツチ64からの
ON・OFF検出信号S2をインバータ110を介し
て直接的にコーン・ロード・ソレノイド41を制
御する制御回路111を用いるものである。
に示すように、マイクロスイツチ64からの
ON・OFF検出信号S2をインバータ110を介し
て直接的にコーン・ロード・ソレノイド41を制
御する制御回路111を用いるものである。
すなわち、装置内に挿入された磁気デイスク6
につき、人為的または何らかの理由により押し込
まれると、この動作によりマイクロスイツチ64
が動作するからこのマイクロスイツチ64の信号
S2を利用するものである。したがつて、押し込み
等の再挿入がなされると、マイクロスイツチ64
はONして検出信号S2がインバータ110で反転
され、コーン・ロード・ソレノイド41を解除す
る。これにより、コーン30や押圧片67の動作
が行なわれず、上記問題が解決される。
につき、人為的または何らかの理由により押し込
まれると、この動作によりマイクロスイツチ64
が動作するからこのマイクロスイツチ64の信号
S2を利用するものである。したがつて、押し込み
等の再挿入がなされると、マイクロスイツチ64
はONして検出信号S2がインバータ110で反転
され、コーン・ロード・ソレノイド41を解除す
る。これにより、コーン30や押圧片67の動作
が行なわれず、上記問題が解決される。
もつとも、この実施例の場合、磁気デイスク6
が正常に把持セツトされた後においても、そのジ
ヤケツト5は動きうることからこのジヤケツト5
を押し込みマイクロスイツチ64をONさせるよ
うなことがあると、正常把持セツトであるにも拘
らずコーン・ロード・ソレノイド41を解除して
しまうことになる。しかして、第18図に示すよ
うに改良される。すなわち、この変形例ではマイ
クロスイツチ64からの検出信号S2を直接コー
ン・ロード・ソレノイド41に与えず、レデイセ
ツト信号の反転信号RSをNANDゲート112に
より条件として与える制御回路113を用いたも
のである。すなわち、レデイセツト信号SRSが生
じていない準備段階でマイクロスイツチ64から
のON・OFF信号が生ずればコーン・ロード・ソ
レノイド41は動作可能となるが、さらにマイク
ロスイツチ64からON信号が入力されるとコー
ン・ロード・ソレノイド41は解除され、さらに
OFF信号に変われば通常のON動作に戻る。この
間、通常は0.7秒以内である。一方、正常に把持
セツトされレデイセツト信号SRSが生ずると
NANDゲート112によりコーン・ロード・ソ
レノイド41はマイクロスイツチ64のON・
OFFによつては制御されずON状態を維持する。
したがつて、磁気デイスク6の正常な把持セツト
後はこの磁気デイスク6を押し込むようなことが
あつても無効とされる。なお、反転信号RSに代
えて、フオトカプラー52よる検出信号S1発生後
0.4秒で立下る単安定マルチバイブレータに基づ
き、さらに1秒後に立下る単安定マルチバイブレ
ータの出力で条件付けするようにしてもよい。
が正常に把持セツトされた後においても、そのジ
ヤケツト5は動きうることからこのジヤケツト5
を押し込みマイクロスイツチ64をONさせるよ
うなことがあると、正常把持セツトであるにも拘
らずコーン・ロード・ソレノイド41を解除して
しまうことになる。しかして、第18図に示すよ
うに改良される。すなわち、この変形例ではマイ
クロスイツチ64からの検出信号S2を直接コー
ン・ロード・ソレノイド41に与えず、レデイセ
ツト信号の反転信号RSをNANDゲート112に
より条件として与える制御回路113を用いたも
のである。すなわち、レデイセツト信号SRSが生
じていない準備段階でマイクロスイツチ64から
のON・OFF信号が生ずればコーン・ロード・ソ
レノイド41は動作可能となるが、さらにマイク
ロスイツチ64からON信号が入力されるとコー
ン・ロード・ソレノイド41は解除され、さらに
OFF信号に変われば通常のON動作に戻る。この
間、通常は0.7秒以内である。一方、正常に把持
セツトされレデイセツト信号SRSが生ずると
NANDゲート112によりコーン・ロード・ソ
レノイド41はマイクロスイツチ64のON・
OFFによつては制御されずON状態を維持する。
したがつて、磁気デイスク6の正常な把持セツト
後はこの磁気デイスク6を押し込むようなことが
あつても無効とされる。なお、反転信号RSに代
えて、フオトカプラー52よる検出信号S1発生後
0.4秒で立下る単安定マルチバイブレータに基づ
き、さらに1秒後に立下る単安定マルチバイブレ
ータの出力で条件付けするようにしてもよい。
この考案は、上述したようにデイスクセツトス
イツチの検出信号に応じてコーン・ロード駆動源
を解除させる制御回路を設けたので、挿入された
磁気デイスクにつき再挿入押し込み等のセツト条
件から逸脱する状態が生じても、基本となるコー
ン・ロード駆動源の駆動が禁止され、よつてコー
ンに追従する押圧片の乗り上げや磁気デイスクの
中央孔付近の損傷等を回避することができるもの
である。
イツチの検出信号に応じてコーン・ロード駆動源
を解除させる制御回路を設けたので、挿入された
磁気デイスクにつき再挿入押し込み等のセツト条
件から逸脱する状態が生じても、基本となるコー
ン・ロード駆動源の駆動が禁止され、よつてコー
ンに追従する押圧片の乗り上げや磁気デイスクの
中央孔付近の損傷等を回避することができるもの
である。
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は全体の外観斜視図、第2図はフロツピーデイ
スクの側面図、第3図は側面図、第4図はセツト
状態の側面図、第5図は把持部を拡大して示す正
面図、第6図はセツト時のその正面図、第7図は
一部を拡大して示す斜視図、第8図はそのセツト
時の斜視図、第9図はエジエクト機構を拡大して
示す分解斜視図、第10図a〜dはそのエジエク
ト機構の動作を示す底面図、第11図a〜cはヘ
ツド機構の接離動作を方向を変えて示す拡大した
正面図、第12図はその一部の水平断面図、第1
3図は把持部を拡大して示す正面図、第14図は
ブロツク図、第15図はブロツク図、第16図は
乗り上げ状態を示す底面図、第17図は要旨を示
すブロツク図、第18図は変形例を示すブロツク
図である。 5……ジヤケツト、6……磁気デイスク、10
……中央孔、14……駆動ハブ、22……ヘツ
ド、30……コーン、41……コーン・ロード・
ソレノイド(コーン・ロード駆動源)、53……
エジエクト機構、64……マイクロスイツチ(デ
イスクセツトスイツチ)、111……制御回路、
113……制御回路。
図は全体の外観斜視図、第2図はフロツピーデイ
スクの側面図、第3図は側面図、第4図はセツト
状態の側面図、第5図は把持部を拡大して示す正
面図、第6図はセツト時のその正面図、第7図は
一部を拡大して示す斜視図、第8図はそのセツト
時の斜視図、第9図はエジエクト機構を拡大して
示す分解斜視図、第10図a〜dはそのエジエク
ト機構の動作を示す底面図、第11図a〜cはヘ
ツド機構の接離動作を方向を変えて示す拡大した
正面図、第12図はその一部の水平断面図、第1
3図は把持部を拡大して示す正面図、第14図は
ブロツク図、第15図はブロツク図、第16図は
乗り上げ状態を示す底面図、第17図は要旨を示
すブロツク図、第18図は変形例を示すブロツク
図である。 5……ジヤケツト、6……磁気デイスク、10
……中央孔、14……駆動ハブ、22……ヘツ
ド、30……コーン、41……コーン・ロード・
ソレノイド(コーン・ロード駆動源)、53……
エジエクト機構、64……マイクロスイツチ(デ
イスクセツトスイツチ)、111……制御回路、
113……制御回路。
Claims (1)
- ジヤケツト付きで中央孔を有する磁気デイスク
を把持しつつこの磁気デイスクを回転させる接離
自在な駆動ハブとコーンとを含むデイスク回転機
構と、前記磁気デイスクに接離自在でデータの記
録・再生を行なうヘツド機構とを有し、このフロ
ツピーデイスクドライブ装置内へ挿入された磁気
デイスクがその正規位置を越えた後エジエクト機
構による正規位置への復帰を検出するデイスクセ
ツトスイツチを設け、このデイスクセツトスイツ
チの検出信号に基づき前記コーンを前記駆動ハブ
に向けて移動させ前記磁気デイスクを把持セツト
させるコーン・ロード駆動源を設けたフロツピー
デイスクドライブ装置において、前記デイスクセ
ツトスイツチの検出信号に応じてこのコーン・ロ
ード駆動源を解除させる制御回路を設けたことを
特徴とするフロツピーデイスクドライブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3509882U JPS58141462U (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | フロツピ−デイスクドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3509882U JPS58141462U (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | フロツピ−デイスクドライブ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58141462U JPS58141462U (ja) | 1983-09-22 |
JPS6334131Y2 true JPS6334131Y2 (ja) | 1988-09-09 |
Family
ID=30046580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3509882U Granted JPS58141462U (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | フロツピ−デイスクドライブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58141462U (ja) |
-
1982
- 1982-03-15 JP JP3509882U patent/JPS58141462U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58141462U (ja) | 1983-09-22 |
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