JPS63154217A - 折曲機械の制御システム - Google Patents

折曲機械の制御システム

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JPS63154217A
JPS63154217A JP29668686A JP29668686A JPS63154217A JP S63154217 A JPS63154217 A JP S63154217A JP 29668686 A JP29668686 A JP 29668686A JP 29668686 A JP29668686 A JP 29668686A JP S63154217 A JPS63154217 A JP S63154217A
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丹羽 嘉明
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長沢 忠彦
Hiroyuki Omura
大村 宏幸
Yasuo Mochizuki
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、折曲機械の制御方法に関する。
(従来の技術) 従来より、折曲機械はライン中に独立に配置され、作業
指示書を携えた作業者の操作によって稼動されている。
一方、近年の自動化技術の進歩により、各種機械が自動
化され、無人化ラインの達成に今−歩の所であり、折曲
機械についてもFA化の要求が高まっている。
(発明が解決しよとする問題点) しかしながら、周知のように、折曲機械は極めて繊細な
機械であるがため手動を介入せざるを得ない場合が多々
あって、無人化はおろが、半自動化の域を脱しきれない
のが実情である。
手動を介さざるを得ない場合とは、段取り、金型の選択
、曲げ順の作成、微調整、ワーク(板材)供給サービス
等である。
そこで、この発明は、半自動的な折曲機械の省人、省略
化を図り、もって作業効率を高めることができる折曲機
械の制御方法を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するためこの発明では、曲げ順及び該手
順を実行するに要する機械制御データ並びに段取り情報
をコンピュータで作成し、折曲機械に付属された表示装
置に前記段取り情報を表示すると共に該段取り表示に基
いて段取りされた環境下で各曲げ工程における曲げ形状
を表示しつつ前記制御データを用いて折曲げ機械を制御
するようにし、前記曲げ形状の表示では、各曲げ工程に
あける曲げ前後の板材形状と、金型及び金型ホルダ等前
記板材と干渉する恐れのある機械配置とマテハン種別と
を合せて表示するようにした。
(作用) この発明では、コンピュータで、曲げ順決定と、制御デ
ータの作成と、段取り情報の作成とが行われる。
一方、現場側の折曲制御装置では、段取り情報の表示と
、実際加工に応じた曲げ順の表示と、制御データの出力
とが行われる。
又、曲げ順表示では、各曲げ工程における曲げ前後の板
材形状と、金型及び金型ホルダ等前記板材と干渉する恐
れのある機械配置と、マテハ種別とが表示される。
従って、折曲機械を操作する作業者は、表示された段取
り情報に基いて所定の段取りを行い、表示される折曲手
順に従って、所定のワーク供給サービスを行うのみで、
折曲加工を効率良く行うことができる。
(実施例) 以下、添付図面を用いてこの発明の詳細な説明する。
第1図は、折曲機械のライン配置を示す説明図である。
図示のように、管理室側にはコンピュータ1が配置され
、現場側には複数の折曲機械3が配置されている。又、
各折曲機械3には制御装置7が付属され、該制御装置7
と前記コンピュータ1とは通信線〈例えば光ファイバ)
5を介して双方向通信可能に接続されている。
折曲機械3は、上下金型(パンチ及びダイ)9゜11を
有し、ダイ11はラム13の上部に固定され、シリンダ
装置によって昇降駆動されるようになっている。前記ダ
イ11の背部側には、図示しないサーボモータによって
前後駆動可能のバックゲージ〈図示せず)が備えられて
いる。
折曲機械3は、オペレータのワーク供給サービスにより
前記バックゲージに突き当てられた板材(図示せず)を
、前記ダイ11を上昇駆動することで所定角度に折曲げ
る。
第2図に示すように、コンピュータ1は、データベース
15と、図面・加工条件入力手段17と、他の手段19
,21.23.25.27.29とを有してする。
データベース15は、金型の形状データや、バックゲー
ジやテーブル等の各機械の配置を示す機械構成データ等
、演算に必要な各種基本データを記憶するためのもので
ある。
第3図に示すように、データベース15中の金型データ
ファイル15aは、前記パンチ及びダイ9.11の形状
を角度区分し、優先度を付けて記憶する。
角度区分は曲げ可能角が、90度以上のもの、60度以
上90未満のもの、30度以上60未満のもの、30度
未満のものの4種に区分される。
金型形状データは、各金型の外形を規定するのに必要な
データである。
同−区分内で各金型に付けられる優先度は、優先して使
用すべき順位である。
なお、ファイル15aには、各パンチ9及びダイ11に
、使用度数を付け、使用による摩耗度を考慮して形状デ
ータを補正するようにしても良い。
図面・加工条件入力手段17は、CCDスキャす等図面
入力装置やキーボード等を有して構成され、第4図に示
すような製作図面を画像処理し、処理した画像及び当該
製品の製作数等を各手段19.21,23.25に出力
するものである。
第4図において、製品Weは、端点Pa 、P5、折曲
点P1〜P4間の各フランジの長さH+’、H5や各折
曲点P1〜P4の曲げ角A1〜A4で規定されるが、実
際には、図示のように平面的でなく立体的に規定されて
よいものである。
段取り情報作成手段1つは、当該製品を折曲加工するに
際し必要となる、例えば設定金型、指定板材等の段取り
情報を作成するものである。
曲げ順自動決定手段21は、第8図〜第10図で後述す
るように、最も効率的な折曲げ順序を自動的に決定する
ものである。
金型自動選択手段23は、第6図で後述するように、所
定の折曲加工を行うに際し、適用可能の金型を自動選択
するものである。
制御データ作成手段25は、前記曲げ順自動決定手段2
1で決定された曲げ順で所定の折曲加工を行うに際し、
折曲機械3のバックゲージやラム13等を制御するため
の制御データを各曲げ工程毎のデータとして作成するも
のである。
各手段19.21.23.25は通信制御手段27と接
続されている。通信制御手段27は、前記制御データ作
成手段25と接続される補正情報記憶手段29と接続さ
れている。
通信制御手段27は、各手段19.21.23゜25で
作成された情報をメツセージとして通信線5を介して所
定の制御装置7へ伝送するものである。
通信制御手段27は、各制御装@7から送られてきた情
報を受信する別能も有しており、特に、情報中の補正値
δを補正情報記憶手段29に記憶させる機能を有してい
る。補正値δについては後述する。
第6図は前記金型自動選択手段23の処理内容を示すフ
ローチャートである。
第6図において、ステップ601では、第4図に示すよ
うな製品Weの形状データを入力する。
ステップ602では、製品Weの最小曲げ角AMINを
算出する。
ステップ603では、当該曲げ角ΔMINにより、所定
区分の金型群を選択する。第4図に示す例では、製品W
eの曲げ角は全て90度であり、最小曲げ角AMINは
90度であるので、第3図に示した金型ファイル15a
よりA≧90の区分の金型群が選択される。
ステップ604では、選択された金型群の中から、最も
優先度の高い金型が1つ選択される。
ステップ605では、第7図に示したように、当該最小
曲げ角AM I N部分における曲げ前接の板材形状と
、機械(金型を含む)との間の干渉状態がシミュレート
される。
第7図には、パンチ9上部にパンチホルダ9aが示され
、ダイ11の下方にダイホルダ11aが示され、更にダ
イ11の後部側にはバックゲージGBが示されているが
、これら機械の配置は実際に即した干渉有無を調べるた
めに必要である。
ステップ606では、干渉有無の結果が判別され、製品
Weと機械が干渉するならステップ604へ移行し、次
に優先度の高い金型を選択する。
ステップ606で、干渉しないと判断された場合には、
ステップ607へ移行し、ここで、当該金型を曲げ金型
に選択する。
以上により、線量Weを折曲げ加工するに最適な曲げ金
型が自動的に、かつ迅速に選択される。
又、最小曲げ角A)、11 Nで折曲げ可能の金型を探
索したので、選択された金型で折曲不能の部分がでるこ
とはない。
第8図は、前記製品Weの点P2を展開開始点として、
数学的に最後まで展開可能の順序を示したツリー構造で
ある。図示のように、例示した製品Weは展開点が4箇
所である故に、展開ループは法認の通り6通りある。
P2−PI  P3  P4 p2−PHP4−P3 P2−P3−PI  P4 P2  P3  P4−P+ P2  P4−PI −P3 P2 −P4 −P3   P+ ただし、このループ数6は、展開開始点をP2と定めた
からであって、これを定めない場合のループ数はその4
倍の24通りである。
そこで、コンピュータ1を使って、これから展開可能の
ループを探索しようとする場合、所定の展開開始点をま
ず決定してやることが重要である。
第9図は前記曲げ順自動決定手段21が行う展開開始点
(P2)の決定方式を示すフローチャートである。
ステップ901で、展開点を示す変数1を1とし、ステ
ップ902で、展開点Piについてツキアテ重量が小と
なる曲げ方向を決定する。
ツキアテ重量が小となる曲げ方向とは、ツキアナ時、金
型位置を境として、前方側より後方(手前)側の方が重
くなる、即ち、ツキアテが容易な板材の方向である。
ステップ903では、展開のシミュレートを行って、展
開前後で板材と機械(金型を含む)とが干渉するか否か
を判断する。
ステップ903で干渉すると判断される場合には、展開
点としてこの点を採用することはできないので、ステッ
プ904へ移行し、次の展開点をセットする。
又、ステップ903で干渉しないと判断された場合には
、ステップ905へ移行し、ここで当該展開点P1及び
、展開点Piにおける制御データ(ラムの制御データ、
バックゲージの制御データ)を登録し、ステップ906
へ移行する。
ステップ906では、展開点の変数1が総数n(第4図
の例では4)となったか否かを判断し、i=nであれば
全展開点について検討したことに鑑み、ステップ907
へ移行する。ステップ906でi <nが判断された場
合には、残り展開点について検討すべく、ステップ90
4へ移行する。
ステップ907では、展開可能の点Piが1個であるか
否かの判断が行われ、1個であればこの点Piを開始点
として終了する。又、展開可能点が複数である場合には
ステップ908へ移行し、ここで、内側の展開点P1を
選択する。
ステップ909で更に2個の展開点が判断された場合、
例えば第4図においてP2とP3が残ったような場合に
は、ステップ910で番号の若い方(P2)を選択する
第9図に示した処理により、1つの展開開始点例えば第
4図に示す点P2が選択されることになる。
ここに、展開開始点の決定に際しては、板材と機械とが
干渉しないことを前提として、■ マハテン重昂が小さ
いこと、 ■ 内側の点を選択すること、 ■ 番号の若い方 なる決定における優先度が実行される×訳である。
これにより、少なくとも最終折曲時に無理なマテハンを
強制されることがない曲げ順位の決定をするための準備
ができたことになる。
第10図は上記手続に次いで実行される曲げ順決定方式
を示すフローチャートである。
ステップ1001では、第9図に示した処理により求め
られた展開開始点Ps  (第4図の例ではP2 )が
設定される。
ステップ1002では、当該展開開始点psを始点とし
て現わされる第8図に示すようなツリー構造において、
まず第1のループが設定される。
ステップ1003では、段数Jに数値2が設定される。
段数2とは、第1段としての展開開始点psに次いで設
定される段数の意であり、第8図の例では、ここで展開
点P1が設定される訳である。
ステップ1004では、段数jが全段数、即ち全展開数
0より大であるか否かを判断し、j>nならループ終了
を判断し、ステップ1005へ移行して次のループへ移
る。又、j≦nならまだ当該ループを検討すべきである
としてステップ1゜07へ移行する。
ステップ1007では、第9図に示したステップ902
と同様に展開点Pjについてツキアテ重量が最小となる
曲げ方向を決定し、ステップ1008へ移行する。
ステップ1008では、展開点Pjについて、前の展開
点Pj−+を折曲げ加工する際に必要となるツキアテが
容易となる曲げ姿勢を決定する。即ち、マテハン順送り
の他に、小トンボ、回転、大トンボ等と呼ばれる種類の
ものを有するが、ここで作業性が良好なマテハンを優先
させて決定する。
ステップ1009では、第9図に示したステップ903
と同様に板材と機械との間の干渉の有無′を検討する。
ステップ1010では、干渉の有無を判断し、干渉する
場合には、最早このループは使用できないと判断して、
段数jが途中であってもステップ1005へ移行し、次
のループの検証に移る。
又、ステップ1010で干渉しないことが判断された場
合には、ステップ1011へ移行し、ここで必要事項を
登録した後ステップ1012へ移行する。必要事項とは
、展開点Pjと、PjのPj−+に対するマテハン種別
と、Pjの制御データである。
ステップ1012では、変数jに1を加え、当該ループ
の次段の検証に移る。
ステップ1006では全ループについての検証終了を判
断し、全ループについての検証終了が判断された場合に
は、ステップ1013へ移行する。
なお、ステップ1005からステップ1003への移行
に際して新たなループが設定されるが、新たに設定され
たループにおいて、既にステップ1011で登録された
展開点についてはステップ1007〜1011の処理は
省略される。
ステップ1013では、端末まで届いたループを選択す
る。
ステップ1014では、選択された各ループについてマ
テハン困難度の総和を求める。
ステップ1015では、評価値が最小となるループの展
開順位を反転し、マテハン最良の最適曲げ順位を決定す
る。
ステップ1016では、折曲ループと該ループを実行す
るに要する制御データとマテハン種別と制御データとを
、制御装置7へ出力する。
第11図に、第4図に示した製品Weについての具体制
を示した。
本例では、第9図に示した処理により折曲開始点として
P2が選択され、第10図に示したステップ1002〜
1013までの処理で第8図に示した6通りのループか
ら3通りに展開順位が絞られる。そして、ステップ10
14.1015の処理によりマテハンの難易な評価値の
最小もの(P2→P+−+p3→P4 )が選択され、
順位が反転されて、最適曲げ順位P4→P3→P1→P
2が求められる。
以上の如くして第6図で選択された金型の金型番号と、
第9図、第10図で求められた曲げ順及び制御データ等
のデータは、第5図に示したようなメツセージとされ、
光ファイバ5を介して前記制御装置7へ送られる。
第12図は制御装置7の機能を示すブロック図である。
図示のように、制御装置7は前記コンピュータ1の通信
制御手段27と接続される通信制御手段31を有してい
る。
通信制御手段31は、加工情報記憶部33と・制御デー
タ記憶部35と、通信要求バッファ37と、伝送情報記
憶部39と接続されている。
通信制御手段31は、入力されたメツセージを、制御デ
ータDoとそれ以外の加工情報とに分解し、これらデー
タ及び情報を制御データ記憶部35及び加工情報記憶部
33にそれぞれ記憶させる。又、通信制御手段31は、
伝送情報記憶部39からコンピュータ1への伝送要求が
あった場合には、該要求に応じて、伝送情報記憶部39
に記憶された情報を前記コンピュータ1へ伝送する。
又、通信制御手段31は、通信要求バッファ37と接続
され、該バッファ37は通信要求報知部41と接続され
ている。
通信制御手段31は、コンピュータ1側からメツセージ
を入力したにも拘わらず、加工情報記憶部33及び制御
データ記憶部35が満杯であるような場合には、入力メ
ツセージを一時通信要求バッファ37へ記憶する。この
とき、通信要求バッファ37は、通信要求を通信要求報
知部41へ出力する。通信要求報知部41は、例えばラ
ンプで構成され、作業者は、このランプの点灯によって
通信要求が有ることを知ることができる。
前記加工情報記憶部33及び前記制御データ記憶部35
は、表示制御部43に接続されている。
υ制御データ記憶部35は、NC制御部45とも接続さ
れている。表示制御部43と、前記伝送情報記憶部39
と、NC制御部45とは操作部47と接続されている。
表示制御部43は表示部(CRT)7aと接続されてい
る。
表示制御部43は、操作部47の操作に基いて、CR’
T7aに次の如きの表示を行わせる。
■ 段取り情報の表示 加工開始に際しては、加工情報記憶部33の記憶内容の
一部を読取って、製品名、金型名、材質、板厚等段取り
に必要な情報を表示する。なお、操作部47からの指令
によっては、加工情報記憶部31に記憶されている他の
情報等を表示することも可能である。
■ 曲げ順表示 CRT7aには、第14図に示すように、曲げ順データ
に付属された表示用データを検索して各工程の曲げ形状
を表示することが可能である。作業者は、この表示を見
て、ワーク供給姿勢を決定することができるものである
NGti制御部45は、順次進められる操作部47の工
程操作に基いて、制御データ記憶部35からの工程毎の
制御データを受取って、バックゲージやラム13等の被
制御部材をサーボ制御する。
以上のシステム構成により、第1図に示した管理室側の
コンピュータ1は、製品図面に基いて、段取り情報及び
曲げ順データ並びに制御データを作成することができ、
これらをメツセージ中に含めて制御装置7に送ることが
できる。
一方、現場側の制御装置7は、前記メツセージを受は取
って、段取り情報や曲げ順データの表示を行いつつ各工
程毎の制御データに基いて折曲機械3の被制御部材を制
御することができる。
そこで、作業者は、段取り表示を参照して所定の段取り
作業を行ったのち、試し曲げ等を行うことになる。
段取り作業は、所定の金型を折曲機械3の本体に取付け
ると共に、所定の板材Wを所定数準備するが如く行われ
るものである。
ここに、準備される板材Wは、某時期に、某メーカから
納入された単位ロットの板材(例えば1oOo枚)から
所定数(例えば100枚)抽出されるものである。この
ロットについては、板厚、硬度等品質は略一定している
と考えことができるものである。
そこで、作業者は、準備した板材を用いて、例えば試し
曲げを行い、コンピュータ1から送られた制御データD
Oに対する補正値δを求める。試し曲げは、第13図に
示すように、まず、板材Wの先端Waを制御データによ
って位置決めされたバックゲージぢ1に突き当て、しか
る後、図示しないフットベタルを足踏み操作して、ラム
13を制御データで指定される位置へ自動位置決めする
ことで行われる。補正値δは、実際の加工形状を図面の
加工形状と一致させるべくバックゲージ51又はラム1
3を補正動作させる制御量として求められるものである
補正値δは、第12図に示した操作部47の操作により
、通信線5を介してコンピュータ1へ送られる。
コンピュータ1における補正値δの利用方式は次の通り
である。
■ 補正値δが、1枚の板材についての第1折曲工程の
補正値である場合、コンピュータ1は、該補正値δを第
2.第3の折曲工程に反映させるべく、全ての制御デー
タを補正し、補正後の制御データを再送する。
即ち、一般に、コンピュータ1で作成された制御データ
Doに対し生ずる補正値δは、板材ロットの相違に基い
て発生するものであることを鑑みれば、多数の折曲げ工
程について生ずる誤差は画一的なものであり、第1の折
曲工程に生じた誤差に基いて、他の折曲工程の補正をも
行い得るものである。
なお、補正値δを得るための試し曲げは、必ずしも製品
そのものについての試し曲げでなくとも良く、小さな試
し曲げ用の試験片で得てもよい。
■ 補正値δが、複数折曲工程に対する単位製品につい
てのものである場合、コンピュータ1は、この補正値δ
を入力し、当該板材ロットに対する補正値δを認識し、
該補正値を、同一ロットの板材を使用する他の折曲機械
3へ反映させ、補正値δに基づく補正を加えた制御デー
タDoを送るこ゛とができる。
又、この場合、補正値δを送ってきた折曲機械3の次の
製品に補正値δを反映させることもできる。
■ コンピュータ1は、各機械3から送られてきた補正
データδを第2図に示した補正情報記憶手段29に順序
立てて蓄積し、統計処理して各機械の精度を求めたり、
理論式の改善に役立てることも可能である。
補正値δに代えて、板材の厚み、硬度等を検出し、検出
結果をコンピュータ1へ移送し、検出値に基いた制御デ
ータを転送させるようにしても良い。
折曲機械3への板材供給サービスは、14図(a)〜(
e)を参照して行えばよく、作業は極めて容易である。
表示の内容は次の通りとなっている。
■ 工程毎の折曲前後の板材形状 ■ パンチ9及びダイの形状 ■ パンチホルダ、ダイホルダ、バックゲージ等機構の
配置 ■ 第14図(d)に示すようなマテハン表示(順送り
は表示せず) なお図には、折曲前後の板材形状を実線と破線とで示し
ているが、CRT7aがカラー画面で構成される場合に
はこれらを異なる色で表示すればよいものである。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、適宜の設計的変更を行うことにより、他の態様でも実
施し得るものである。
[発明の効果] 以上の通り、この発明によれば、加工作業を手間どらせ
る原因となる工程生成をコンピュータで行わせると共に
折曲機械に付属させた表示装置の表示内容を作業し易い
形に適正化したので、作業者は表示画面の表示内容に従
って作業を進めるだけでよく、作業効率が大幅に向上す
る。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも実施例を示し、第1図は折曲加工ライン
の一例を示す説明図、第2図は管理室側コンピュータの
機能を示すブロック図、第3図は金型ファイルの説明図
、第4図は製品例を示す断面図、第5図はメツセージの
内容を示す説明図、第6図は曲げ金型の自動選択方式の
フローチャート、第7図は干渉試験の説明図、第8図は
展開点を節とするツリー構造の説明図、第9図は展開開
始点の決定方式のフローチャート、第10図は曲げ順自
動決定方式のフローチャート、第11図は曲げ順自動決
定の具体例の説明図、′::112図は制御装置の機能
を示すブロック図、第13図は試し曲げの説明図、第1
4図(a)〜(e)は表示例の説明図である。 1・・・コンピュータ 3・・・折曲機械 5・・・通信線(光ファイバ) 7・・・制御装置 7a・・・CRT 代理人 弁理士  三 好 保 男 第1図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)曲げ順及び該手順を実行するに要する機械制御デ
    ータ並びに段取り情報をコンピュータで作成し、折曲機
    械に付属された表示装置に前記段取り情報を表示すると
    共に該段取り表示に基いて段取りされた環境下で各曲げ
    工程における曲げ形状を表示しつつ前記制御データを用
    いて折曲げ機械を制御するようにし、前記曲げ形状の表
    示では、各曲げ工程における曲げ前後の板材形状と、金
    型及び金型ホルダ等前記板材と干渉する恐れのある機械
    配置とマテハン種別とを合せて表示するようにしたこと
    を特徴とする折曲機械の制御方法。
  2. (2)前記コンピュータは、曲げ金型の自動選択をも行
    うものであり、前記段取り情報には選択された金型番号
    も含められる特許請求の範囲第1項記載の折曲機械の制
    御方法。
  3. (3)前記コンピュータは管理室側に配置され、前記コ
    ンピュータと前記折曲機械の制御装置とは、通信回線を
    介して接続される特許請求の範囲第1項記載の折曲機械
    の制御装置。
JP61296686A 1986-12-15 1986-12-15 折曲機械の制御システム Expired - Lifetime JPH07121415B2 (ja)

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JP61296686A JPH07121415B2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15 折曲機械の制御システム

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JP61296686A JPH07121415B2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15 折曲機械の制御システム

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