JPS63149966A

JPS63149966A - 色修正演算装置

Info

Publication number: JPS63149966A
Application number: JP61296906A
Authority: JP
Inventors: Yukifumi Tsuda; 津田　幸文; Hiroaki Kodera; 宏曄小寺; Teruo Fumoto; 麓　照夫
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1986-12-12
Filing date: 1986-12-12
Publication date: 1988-06-22
Also published as: US4814867A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、カラー画像の記録装置あるいは表示装置にお
げろ色再現特性を改善するだめの色修正演算装置に関す
る。

従来の技術従来、カラーの中間調をもった自然色の画像を、カラー
ファクシミリやカラープリンタにより再生言１録する場
合、記録系で生″ｆろ再現色の色濁りを修正ｊろために
、いわゆるカラーマスキング処理が必要とされる。色修
正が必要とされる主な理由は、印写用インクの３原色々
素の分光特性に副吸収と呼ばれる不要な分光吸収がある
ことや、３色インクを混色したときに３原色の各成分間
で相加則および比例則の不軌性を生ずることＫある。

このため忠実な色再現のためのカラーマスキング処理と
しては、原稿を色分解走査して得たイエロー（Ｙｌ、マ
ゼンタ（財）、およびシアン（Ｃ１の３原色信号のＭ４
．（Ｃ，Ｍ、　ｙ　）Ｋ対してマスキング方程式％式％
（１）を演算し、色修正信号（Ｃ′、Ｍ′、Ｙ’）を記録系に
与えて色濁りを除去するように作用させろ。

第（１）式は一般に非線形項を含むため、高忠実な色再
現を行うにはたとえば次の２次マスキングか天川的な方
法として知られている。

発明が解決しようとする問題点このような演算を装首化する手段としては、上記第（２
）式の入力（Ｃ，Ｍ、Ｙ）のあらゆる組合せに対し、予
め色修正結果（Ｃ′、Ｍ′、Ｙ′）を計算しておき、こ
れをテーブルメモリとして記憶させ、（Ｃ，Ｍ、Ｙ）で
参照する方法が考えられる。たとえば、特開昭４９−１
０６７１４号公報には、このメモリ参照方式が記数され
ている。この方法は下＝ａ第（２）式以外にも種々の非
線形関数に自由に対応できる点で柔軟性がある。

但し、ｉ＝１〜３ｊ＝１〜９；　（ａｉｊ）は３行９列の色補正係数行列を表す。

しかしながら、このメモリ参照方式の難点は、（Ｃ，Ｍ
、Ｙ）のあらゆる組合せに対して（Ｃ’、Ｍ′、Ｙ’）
の全ての結果を記憶する必要があるため、大量のメモリ
を必要とすることである。一般に中間調のあるカラー画
像を扱う場合には、（Ｃ，Ｍ、Ｙ）はそれぞれ６ビツト
、すなわち２’＝６４階調が必要とされる。この場合Ｃ
′、Ｍ′、Ｙ′を得るためのテーブルメモリとしては、
第３図に示すようにそれぞれ２　　二２　の組合せが必
要となるため、各色白り２　×６ヒツト中１．５７　Ｘ
　１０’ビツトものメモリ３０１〜３０３を要し、装置
が高価となる点に問題があった。

本発明はこのようなメモリ参照方式による色修正演算の
問題点を解決するもので、上記の組合せ数な大幅に削済
しメモリ容量の節約を図るものである。

問題点を解決するための手段本発明はカラー原画を色分解走査して得た第１次画像デ
ータの個々の値に対応して印写記録のための第２次の色
修正画像データがとるべき個々の値を予めテーブルとし
て記憶しておき、前記第１次両像データをアドレスデー
タとして入力し前記第２次の色修正画像データ出力する
記憶手段を設け、前記第１次画像データを構成する３色
成分のデータビットの配分を、［）ＩＩ記第２次の色修
正画像データの各３色成分を構成するに妾する寄与率に
応じて不均等に割当て、寄与率の低い１次画像データの
色情報ピットを削減するものである。

作　　　　用本発明は上記構成に基づき、以下のように作用する。

すなわち、上記第（２）式の計算に関して、たとえば出
力Ｃ′に注目して右辺を展開すれば、”　−（ａｎＣ＋
　ａ１２Ｍ　＋　ａ＋ｘＹ　）＋　（ａ、４Ｃ２＋　ａ
、５Ｍ’＋ａ、、Ｙ２＋　ａ、□ＣＭ　＋　ａ、ＭＹ　
＋　ａ、、ｙｃ　）　−（３）で与えられろ。第（３）
式の第１項は線形の色修正成分を表す１次項、第２項は
非線形造を修正する２次項である。

ここで、第（３）式を構成する各要素のＣ′への寄与の
大きさを考察￥れば、Ｃ′に対しては原信号のＣ自身の
成分が最も大きく反映されることは明らかであり、１次
項の中ではａ、、Ｃ１２次項の中ではａ、４ｃ”などが
主要な成分比を占めろ。次いで寄与率が犬なる要素はＣ
に対してはＭを含む頃が挙げろ釣る。その理由は−ｉ：
に印写用のインクにおいてはマゼンタインクはその副吸
収特性としてシアン成分を多量に含むからである。こわ
に対しイエローインクは副吸収が少（純度が高いために
、Ｙを含む項のＣ′に対する寄与率は小さい。

以上を鑑みれば、第（３）式を構成する各項については
その寄与率に応じて原信号（Ｃ，Ｍ、Ｙ）のビット精度
を変えることにより第（３）式をより少い情報量で近似
できる。

具体的には、Ｃ′を表現するための（Ｃ，Ｍ、Ｙ）の情
報ビットの配分を、従来必要とされた（６．６．６）ビ
ットに対し、たとえば（６，５，４）ビットとし、ＭＫ
’ついては１ピツト、Ｙについては２ビツトを削減して
表現しても大きな誤差を生ずることなく　Ｃ／を記述で
きる。この場合、（Ｃ１Ｍ、Ｙ）の可能な組合せの数は
、２　−２　となり、ビットを削減しない場合の２　　
＝２　に対し１７８のメモリ容量でテーブル化できろ。

他の色信号Ｍ′、Ｙ′についても同様にビット配分を変
えて表明、できる。

実施例第１図は本発明の色修正演算装置の要部であるテーブル
メモリの構成の一実施例を示すものである。第１図にお
いて１０１．１０２．１０３はそわぞれ色修正信号Ｃ′
、Ｍ′・Ｙ′を生成するだめのＲＯＭ（リードオンリメ
モリ）またはＲＡＭ　（ランダムアクセスメモリ）であ
り、各メモリ１０１〜１０３のアドレスには図示のよう
なビット配分で原信号データ（Ｃ，Ｍ、Ｙ　）の組が与
えらセる。各メモリ１０１〜１０３にはそねぞねのビッ
ト入力精度で計算された上記第（２）式の値が予めテー
ブルとして書き込まれており、テーブルの内容は（Ｃ，
Ｍ、Ｙ）データを参照アドレスとして遂次読出さねカラ
ー画像記録装置に供給される。本実施例にお℃・ては、
入力はいず幻も合計１５ビツトで構成さね、その配分は
Ｃ′に関しては（Ｃ，Ｍ、Ｙ）が（６，５，４）ビット
、Ｍ′に関しては（Ｃ，Ｍ、Ｙ）か（５，６，４）ビッ
ト、Ｙ′に関しては（ＣＳＭ、Ｙ）が（４，５，６）ビ
ットの割当てとなっており、各色ともに必要なメモリ容
量は２−３２キロバイトで済む。すなわち、各色共、高
々１個の半導体メモリがあわば十分にテーブルとして記
録でき極めて経済的である。

また第２図はさらに簡略化したテーブル構成の他の実施
例を示すものである。第２図の構成においては３色信号
入力（Ｃ，Ｍ、Ｙ）のうち最も寄与の少ない色を省略（
０ビット配分）している。

すなわちＣ′に関しては（Ｃ，Ｍ）、Ｍ′に対しては（
Ｃ，Ｍ）、Ｙ′に対しては（Ｍ、Ｙ）の組合せのみで色
修正演算を近似することにより、各色６ビツトを割当て
ても、合計で２　＝２＝４キロバイト相当の少メモリで
済む。この場合には各半導体メモリ２０１．２０２．２
０３は個別でな（１個のメモリで共用が可能であり、更
に経済的となる。

発明の効果本発明は以−ヒのように、カラー原画を色分解走査して
得た第１次画像データの個々の値に対応して印写配録の
ための第２次の色修正画像データがとるべき個々の値を
予めテーブルとして記憶しておき、前記第１次ｒｉｉｉ
ｆｆデータをアドレスデータとして入力し前３ｒ第２次
の色修正ｉｉｉ’ｉ像データ出力する記憶手段を設け、
前記第１次画像データを構成する３色成分のデータビッ
トの配分を、前記第２次の色修正画像データの各３色成
分を構成するに要する寄与率に応じて不均等に割当て、
寄与率の低い１次画像データの色情報ビットを削減する
ことにより、メモリ参照の組合せ数を大幅に減し、メモ
リ容量の節約を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におげろ色修正演算装置の要
部であるテーブルメモリの構成図、第２図は本発明の他
の実施例におげろ色修正演算装置の要部であるテーブル
メモリの構成図、第３図は従来の色修正演算装置におけ
ろテーブルメモリ構成図である。１０１〜１０３．２０１〜２０３・・・メモリ。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
１　図第　２　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）カラー原画を色分解走査して得た第１次画像デー
タの個々の値に対応して印写記録のための第２次の色修
正画像データがとるべき個々の値を予めテーブルとして
記憶しておき、前記第１次画像データをアドレスデータ
として入力し前記第２次の色修正画像データ出力する記
憶手段を具備し、前記第１次画像データを構成する３色
成分のデータビットの配分を、前記第２次の色修正画像
データの各３色成分を構成するに要する寄与率に応じて
不均等に割当て、寄与率の低い１次画像データの色情報
ビットを削減する色修正演算装置。
（２）第１次画像データを構成するシアン、マゼンタ、
イエローの３色信号の組（Ｃ＿１、Ｍ＿１、Ｙ＿１）よ
り、第２次の色修正信号の組（Ｃ＿２、Ｍ＿２、Ｙ＿２
）を生成する記憶手段のアドレス入力としての（Ｃ＿１
、Ｍ＿１、Ｙ＿１）ビット配分を、Ｃ＿２に対してはＣ
＿１、Ｍ＿２に対してはＭ＿１、Ｙ＿２に対してはＹ＿
１のビット量をそれぞれ最大とするように割当てること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の色修正演算装
置。
（３）第２次の色修正データＣ＿２を得るための第１次
の３色信号の組（Ｃ＿１、Ｍ＿１、Ｙ＿１）のビット数
の配分をＣ＿１＞Ｍ＿１≧Ｙ＿１、Ｍ＿２を得るための
３色信号の組（Ｃ＿１、Ｍ＿１、Ｙ＿１）のビット数の
配分をＭ＿１＞Ｃ＿１≧Ｙ＿１、Ｙ＿２を得るための３
色信号の組（Ｃ＿１、Ｍ＿１、Ｙ＿１）のビット数の配
分をＹ＿１＞Ｍ＿１≧Ｃ＿１の順とすることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の色修正演算装置。