JPS63143548A - 写真感光材料用現像処理装置 - Google Patents

写真感光材料用現像処理装置

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JPS63143548A
JPS63143548A JP61290619A JP29061986A JPS63143548A JP S63143548 A JPS63143548 A JP S63143548A JP 61290619 A JP61290619 A JP 61290619A JP 29061986 A JP29061986 A JP 29061986A JP S63143548 A JPS63143548 A JP S63143548A
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D3/00Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
    • G03D3/02Details of liquid circulation

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は写真感光材料用現像処理装置に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来の自動現像処理装置の一例を第2図に示したが、こ
れを参照しながら以下説明する。
例えば、従来から被写体の患部情報等を得るべく放射線
画像記録装置が医療分野等で好適に採用されている。こ
の装置にあっては被写体に対して放射線を曝射し、その
放射線画像情報はハロゲン化銀黒白写真感光材料等に記
録されることになる。
次いで、このように画像が記録された写真感光材料フィ
ルムは現像工程に付される。すなわち、画像が記録され
たフィルムは第2図に示した自動現像装置の内部に搬送
される。
先ず、ローラー4に挾持された前記フィルムを現像液を
貯留する現像タンク1内に搬送して現像し、次いで、定
着液を貯留する定着タンク2内を通過させて後、水洗水
を貯留する水洗タンク3内に搬送する。次いで、図示の
通りこのフィルムはスクイズ部を構成するローラ等で前
記フィルムに付着する水を絞った後、乾燥部に搬送され
て所定温度(約50℃〜55℃)の温風を吹き付けるこ
とにより乾燥させ、その後、所定の場所に保管され、必
要に応じて医療診断等に供される。
ところで、このような自動現像装置内には、前述したよ
うに、現像液並びに定着液内で浸漬され通過したフィル
ムを水洗するために水洗用タンクが設けられており、こ
の場合、前記水洗タンク3内には常時多量の水洗水(例
えば、感光材料1m2当たり3l以上の水洗水)を供給
してこの水洗タンク3内の水洗水を清浄に維持するよう
構成している。
然しなから、大量の水洗水を供給することは極めて不経
済であり、しかも、近年、特に期待されている資源の節
約に著しく反するものであることは言うまでもない。ま
た、水洗水の廃液も大量となり、銀の回収効率が低いと
いう同様の問題がある。
そこで、水洗タンク3への水洗水の供給量を相当に減少
させようとすると水洗用タンクにフィルムによって持ち
こまれたチオ硫酸塩の濃度が高くなってフィルムの水洗
度が低下し、処理後の画像の安定性に悪影響を及ぼすば
かりか、水洗タンクから出た最初のローラーに処理剤成
分が付着乾燥して、それが再び別のフィルムに付着して
濃度ムラを生じさせる。更には定着液中にアルミニウム
塩が含まれているときには、水洗水量が不充分なときに
は析出沈澱を生ずることがある。また、前記水洗用タン
ク内に長時間に亘り水洗水が滞留するためにこの水洗水
に水垢等が発生し、あるいは、この水洗水が腐敗して悪
臭を生じてしまう。また、自動現像装置を数日間に亘り
停止させておくと水洗水に浮遊物が発生し、再び当該自
動現像装置を駆動する際に、フィルムに前記浮遊物が付
着したり、自動現像装置に組み込まれるフィルタの目詰
まり等を惹起する虞がある。このため、水洗タンク3を
定期的に洗浄しなければならず、前記洗浄作業にかなり
の時間を要すると共に、作業者に過剰な負担を強いる難
点があり、事実上、単なる節水は不可能である。
このため、水洗タンク3内に供給される水洗水を効果的
に節約することを可能にすべ〈従来から種々の自動現像
装置が提案されている。例えば、水洗タンク3を多槽構
成にした向流水洗法がある。
すなわち、複数の水洗用夕/りを夫々の高さ位置を異に
して段状に配設し、最上位の水洗タンク3から高さ位置
を低(する他の水洗用タンクへと比較的少量の水洗水を
供給すると共に、フィルムを順次夫々の水洗タンク3内
に浸漬された複数対のローラー4に挾持された前記フィ
ルムの洗浄を行うよう構成されている。
ところが、この極の自動現像装置では、a数の水洗タン
ク3を並設すると共に前記水洗タンク3の数に対応して
複数対の搬送用ロー24等を装着しなければならず、前
記自動現像装置全体が大型化して現像作業用空間を効果
的に活用することが出来ず、しかも、この自動現像装置
の製造コストが相当に高騰するという不都合が露呈して
しまう。
そこで、本出願人は前記の欠点に鑑み、水洗水内にキレ
ート剤あるいはハロゲン系化合物等の防菌剤等を含有さ
せることにより、前記水洗水の腐敗あるいは水垢等の発
生を回避して水洗タンク3内への水洗水の供給量を大幅
に減少することを可能にした種々の現像処理方法を提案
している(特願昭第60−253807号、特願昭60
=29−5894号参照)。これによって、このような
溜め水式自動現像装置を大型化することな(、しかも、
可及的に水洗水を節水しても長時間に亘り好適にフィル
ムの水洗作業を行うことが出来るという効果が得られて
いる。
しかし、十分な量の水洗水を供給して水洗する場合と異
なって節水または溜め水で水洗した場合、水洗タンク3
内には現像処理量と共に水洗タンク3内の水洗水には、
搬送されているフィルムを介して、例えば、定着液中の
チオ硫酸塩等が蓄積するに至る。このため、フィルムに
残留するチオ硫酸塩により、長期間保存後の銀画像が黄
変する不都合が生じる。あるいは、水洗終了後のフィル
ムが前記チオ硫酸塩等を含んでスクイズ部を通過して絞
り出され、このスクイズ部を構成するローラ対に前記チ
オ硫酸塩等が付着する場合が多い。ここで、スクイズ部
はフィルム乾燥部に近接して配置されており、フィルム
の現像作業を断続して行うと前記現像作業の休止期間に
前記フィルム乾燥部から導出される温風により前記スク
イズ部を構成するローラ対が急速に乾燥することになる
。その際、チオ硫酸塩がローラ表面にむら状で且つ高濃
度に蓄積され、このローラで水洗後のフィルムを再び搬
送すると、このフィルムの表面には部分的にチオ硫酸塩
等が付着し、画像部に濃度むらや表面反射のむらが生じ
、あるいは、現像処理済フィルムを長期に亘って保存す
る際に前記付着部分が黄変してしまうという不都合が露
呈する。
一方、水洗水廃液中の銀回収率を増大させ、また水洗浴
中でのチオ硫酸塩の除去を容易にするため、水洗浴の前
に予備水洗な一槽設けることが既に公知である。しかし
、この方法で処理をした場合、予備水洗浴中のハロゲン
化銀写真感光材料(以下、感材という)から持ち込まれ
る成分がある程度の製度になると予備水洗での可溶性銀
塩の感材からの溶出速度が遅くなり、また、その液をそ
のまま感材に含んで水洗浴に入るため、水洗浴への流出
が多くなり、効果が大幅に減少するという欠点があった
従って定着液成分はその殆んどが水洗浴で洗い落される
。しかし水洗浴でも、水洗水量の補充量が少ない場合に
は、水洗浴中のチオ硫酸塩濃度が高くなり、その液を含
んでスクイズローラーでしぼられるとスクイズローラー
表面にチオ硫酸塩が付着、乾燥してフィルムに転写され
フィルム表面を汚すという重大欠点を生する。
一方感材が増感色素を含む場合、増感色素の溶出は無機
塩類の溶出按より速度が遅く、水洗性が悪いため上記予
備水洗浴や水洗浴だけの水洗では全(不充分であり、残
色というもう一つの重大な欠点を生ずる。
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、水洗用タンクに供給する水洗水を可及的に節約
すると共に、スクイズ部への処理液の付着を阻止して良
好な現像工程を容易に達成し、しかも現像されたフィル
ムの画像表面の汚染を回避し、画像安定性を一層向上出
来る簡ヱな構成で好適にφ型化し且つ経済的に製造する
ことを可能にし、また、銀回収効率の高い自動現像装置
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明の目的は、画像記録後のハロゲン化銀写真感光材
料を現像、定着および水洗処理するための6槽を有する
自動現像処理装置において、感光材料1m2aす3l以
下(Oを含む)、好ましくは1!〜50d1の水洗水の
供給で処理するとき、前記定着槽2と水洗槽W2との間
に前水洗槽W0を設け、かつ感光材料を水洗槽から乾燥
部へ搬送するための少なくとも最初のローラー対を洗浄
するローラー洗浄槽W3を設けて、前水洗槽とローラー
洗浄槽のローラー対(10,11)の少なくとも下方を
洗浄するようにローラー洗浄槽W3から水洗槽W2、前
水洗槽W0に順次水洗水を逆流補充することを特徴とす
る写真感光材料用現像処理装置により達成される。
従来から知られている多段向流水洗は、水洗浴各相が複
数のローラーで構成されているか及び/又は、6槽に処
理される感材がローラーと共に浸漬されている。しかし
本発明のローラー洗浄槽は好ましくは1槽に1対のロー
ラーであり、さらに感材は水洗水に浸されていない点、
従来の方法とは異なるものである。
上記前水洗槽及びローラー洗浄槽におけるローラー対は
各々少な(とも1対以上、例えば1〜3対、存在するこ
とができる。各々1対でも有効であり、装置の小型化及
びコストの点からは各々1対であることが好ましい。ま
た、順次逆流補充される水洗水は上記ローラー対の少な
くとも下方を洗浄するが、/禄6′gICはローラー対
におけるローラー同志の接触点が液面より上にあること
が好ま4aろ、 しいン等七前水洗浴のローラー対は、下方ローラーのみ
でなく、ローラーに挾持されたフィルムが前水洗浴の水
に漬かるレイルまで浸漬洗浄されている方が好ましい。
また、前水洗浴には自現様のコスト及びス尽−スの許す
限り1対のローラーといわず複数のローラーが洗浄され
た方がよいことはいうまでもない。
更に、本発明における画像記録には像様露光の他、放射
線曝射による放射線画像情報の記録等が含まれる。
本発明において、該水洗水を逆流補充するための手段は
、特に限定されず、水を単に空間を通して移動してもよ
いし、該各種を連通する手段等を設けてもよい。
本発明において用いられる前水洗槽とローラー洗浄槽の
ローラー対の洗浄は上記の通りでほぼ完遂できるが、更
に完全を期すために、他のローラー洗浄手段を併用して
もよい。例えば、ロー2一対に近接し【、開口部を有す
る管路を配置し、開口部から逆流補充される水洗水を噴
出させるような手段等が挙げられる。
また、逆流補充される水洗水は、本装置に水ストックタ
ンクを設け【も、水道等から直接導入してもよい。
また、水洗水は前水洗槽からオーバーフローされるが、
そのオバーフロー液の一部または全部を定着槽に供給し
てもよい。
本発明に用いられる水洗水は防黴手段を施した水を用い
るのが好ましく、水ストックタンクに貯留して用いるの
が好ましい。本装置が有することのできる防黴手段とし
ては、例えば、紫外線照射、磁場照射、イオン交換また
は特定化合物の添加手段等の各手段が挙げられ、好まし
くは、特定化合物の添加手段である。
該特定化合物としては、公知の写真用防パイ剤が用いる
ことができ、好ましくは、特願昭60−25380号の
第7頁〜第15頁、あるいは同60−295894号第
6頁〜第12頁に記載のアミノポリカルボン酸類あるい
はホスホン酸類等、特願昭61−51396号の第9頁
〜第12頁に記載の化合物等が挙げられる。
また、本発明に用いられる水洗水には水洗水の安定性(
例えば沈でん防止)のためにキレート化合物などを用い
ることができ、また、処理後の銀または色素画像の安定
性のために公知の画像安定剤を用いることができる。
また、本発明は現像液、定着液を本発明における水洗水
あるいはそのオーバーフロー液を用いて自動的に調液で
きる各調液手段を有することができる。特に、本装置は
定着液を濃縮定着液と希釈水が用いられる調液手段にお
いて、該オーバーフロー液を利用する手段を設けること
ができる。
本発明装置には、例えば感光材料として、主に、医療用
または工業用X線写真材料、X−レイ用デユープ写真材
料、医療CRT画像用写真材料および印刷用感光材料(
例えば、スキャナー感光材料、撮網感光材料、撮線感光
材料、返し感光材料等)などの黒白感光材料の他にカラ
ーベーノモー、カラーネガフィルム、カラー反転ペーパ
ー、カラー反転フィルムなどのカラー感光材料にも適用
することができるが、特K、黒白感光材料に対して好ま
しく適用される。また、スクイズ部を構成する複数のロ
ーラ対の中、洗浄用タンクから搬送されてくる写真感光
材料を最初に挾持するローラ対にローラ用洗浄手段を設
け、他のローラ対には必要に応じてローラ用洗浄手段を
設けることが出来る等、本発明の要旨を逸脱しない範囲
において種々の改良並びに設計の変更が可能なことは勿
論である。
(実施例) 以下、添付図面第1図を参照しながら本発明の詳細な説
明する。
第1図は本発明に用いられるハロゲン化銀写真感光材料
処理装置の要部を示す概略図である。
5は露光済フィルム挿入部、6はフィルム検出部、1は
現像タンク、2は定着タンク、Woは前水洗浴タンク、
W は水洗浴タンク、W3はスフイズローラー洗浄槽、
7は乾燥部、8はフィルム収納箱、9は乾燥ファン、1
0はダクト、11はガイド、12は国体、13はフィル
ム、14は水洗水オーバーフローパイプ、15はW1ス
クイズローラー対、16はW3スクイズローラー対およ
び17は廃液パイプである。
第1図の露光済フィルム挿入部5から挿入されたフィル
ム13は、フィルム検出部6を通って現像タンク1で現
像され、定着タンク3で未感光ハロゲン化銀が定着除去
される。次に前水洗浴タンクW□の上部に下方のローラ
ーのみが浸漬されているW□スクイズローラー対15に
より圧接挾持されて付着した銀を含む定着液を除去し、
除去した定着液をW工に導入し、Woの銀濃度を高める
次いでフィルム13は水洗浴タンクW2に搬送され、ス
クイズロー2−洗浄槽W2の上部に前記W スクイズロ
ーラーと同様にW3浴に浸漬されているW3スクイズロ
ーラー対16により各種薬剤を含む水洗水がフィルムか
ら除去される。この間W工〜W3内の水はW3からW□
の方向へ順次補充されるように各液面レベルS3、S2
、S□を図示の如く順次低くなるように設定されている
ためW3スクイズローラー対16に付着した5203塩
等の薬剤の洗浄は効果的に実施され、かつ節水ができる
から廃液、6イプ17からの水洗廃液の銀濃度も高く維
持でき銀回収効率が上昇する。また、水洗廃液の一部ま
たは全部を定着タンク2へ移して利用することもできる
。このように水洗処理されたフィルム13は乾燥部7を
経由して収納箱8に収納される。
以上のように、本発明によれば、第2図に示したスクイ
ズ部を構成する複数のローラ対の最初のローラ対、即ち
、第1図におけるW3スクイズローラー対16にローラ
用洗浄手段、即ち、スクイズローラー洗浄槽W3を配設
し、各処理液中を浸漬通過してきた写真感光材料から前
記ローラ対に付着し易い処理液成分を前記ローラ用洗浄
手段から供給される洗浄水により除去するように構成し
、かつ、銀回収を効率かつ容易にするための手段が上記
の洗浄手段と共に、効果的に配設されている。
上述のような構成の自動現像機およびその比較機を使っ
て以下のような実験を行なった。
現像タンク17.5J 富士写真フィルム(株)製 X−レイ感材用現像液RD
−V、11に対してスターター20−を添加して、現像
液タンクを満たし、以後1切サイズ(l Qinch 
Xl 2inch)1枚現像処理される毎に同補充液を
50dずつ補充した。
定着タンク215! 富士写真フィルム(株)製 X−レイ感材用定着液富士
Fを定着タンクに満たし、以後口切サイズ1枚現像処理
される毎に同補充液を60dずつ補充した。
前水洗浴タンクW□ 500d 定着タンクから水洗浴タンクW2へのクロスオーバーの
W□スクイズローラー対6の下側のローラーが半分浸る
ように水洗水(エチレンジアミン四酢酸・ニナトリウム
・二水塩0.51/l 水溶液)を最初に満たした。
以後はW2からオーバーフロー液が補充されるように液
しはルを保ち、Woから全体の水洗水が排出されるよう
にした。
水洗浴タンクW26.01 Wlと同様の組成の水溶液を最初溝たし、以後はスクイ
ズローラー洗浄@W3からオーバーフロー液が補充され
るように液レベルを保ち、更にW2からW□ヘオーバー
フローさせた。
スクイズローラー洗浄槽W33QQd W1と同様の組成の水溶液を最初溝たし、以後は同様の
組成の水溶液を1切サイズ1枚現像される毎に60rx
lずつ補充した。
上記のようにW工、W2、W3の全部を組合せた場合に
対して、比較として、W2だけで、W□、W3共になく
て少量の水で水洗した場合、更に通常のように多量の水
で水洗した場合、W□とW2だけでW3がない場合、W
2とW3だげでW工がない場合、について処理後の感材
の品質及び水洗水の状態を実験した。使用した感材は同
社製医療X−レイ写真感材HR8である。なお現像、定
着温度は35℃、水洗温度は20〜25℃の間であり、
現像時間は23綻蚕麻のDry to Dry の処理
時f’、3Jは110秒である。結果を下表に示す。
上記のようなランニング実験をそれぞれ口切サイズ50
枚−/日、1ケ月間継続した。
ミニラム塩による沈澱も生じなかった。
※ 感材は現像定着後、定着液中で未現像部分のノ・ロ
ゲン化銀が可藩性となったチオ硫酸銀塩及び定着液成分
就中チオ硫酸塩を感材の膜中から水洗によって洗い出さ
なければならない。画像銀とチオti’FJ塩が処理後
、保存中に反応して変褪色するからである。
従って感材水洗の水洗度合を測定する尺度として、膜中
に残存するチオ硫酸塩なI2O3l7−1977の硝酸
銀法を使って黄変度を測定した。
※※クローラー定着液成分(S203塩)が付着、乾燥
してフィルム表面に更に付着する。処理後、間隔をおい
て再び処理すると最初の感材に最も起りやすい。
上表より明らかなように、本発明1は比較例2.4.5
に比して黄変度がeL’llされかつ、比較例2.4に
見られた表面反射ムラや濃度ムラが見られなかった。比
較例3は補充水として大量な水を使っているため不経済
的であり、比較例2のように節水すると品質が悪化して
いる。
また、廃液銀濃度において、本発明1は比較例2.3.
5に比べ濃度が高く銀回収効率を上げることができる。
一方、比較例4は本発明1と同程度であるが感材品質は
改善されない。
本発明の処理方法1についてWl、W2、W3のチオ硫
酸塩の溶出量比率及び増感色素(オルソ増感に使用した
色素)の溶出比率を求めた所次のようであった。
従ってチオ硫酸塩はW工、W2でその殆んどが溶出し増
感色素はW2、W3で溶出する。
すなわちW3はスクイズローラーの洗浄に効果があって
濃度ムラ、表面の汚れの解消に役に立つと同時に、残色
をな(すという意外な効果を付加するものである。
このようにして少ない水洗水量で実用上問題のないレベ
ルまで水洗することができるわけである。
更に本発明に従えば、ロー2対にフィルムを介して運ば
れてくる処理液成分が付着することがなく、従って、従
来、特に写真感光材料を断続的に現像処理する際に惹起
していた前記ロー2対から写真感光材料への処理液の部
分的な付着が回避されて前記写真感光材料を良好に現像
し、また、長期に亘って利用することが出来る。更には
、従来のように、フィルム水洗用タンク内に常時多量の
水洗水を供給しあるいは前記水洗用タンクを多槽構成す
る必要をなくすことができ、ローラ対を洗浄するために
必要な量だけで済むために水洗水を可及的に節約すると
共に、水洗水廃液の銀濃度を濃縮し銀回収効率を高める
ことができる。更に、自動現像装置自体を一層小型化し
且つ経済的に製造することが可能となる。
実施例2 実施例1の処理方法1に、更に次のような装置及び方法
をつけ加えて同様な処理量のランニング実験を継続した
W□、W2、W3に補充する水洗水ストックタンク約3
01容器を設置し、エチレンジアミン・四酢酸・ニナト
リウム・二本塩水溶液0.51/lを3゜l調液して、
感材1切サイズ1枚毎に60d補充した。なくなり次第
また同様な水溶液を調液補充した。更に%願昭61−1
3l338号に記載されているような現像一定着工程間
の液面から出ているクロスオーツぐ−のローラー対と定
着−水洗工程間の液面から出ているクロスオーバーのロ
ーラー対に、−日の現像作業の終了時に、上記水洗水ス
トックタンクの水溶液各々80m/を回転しているロー
ラー巾全域にわたって間欠的に10ケ所の小穴から吹き
出させてローラー表面の付着物を洗浄させてから自現機
を停止した。クロスオーバーのローラーの洗浄水はその
まま現像液タンク、定着液タンクにたれ落ちるようにし
た。こうしてクロスオーバーのローラーを毎日設置した
ままの状態で1ケ月のシンニングを継続したが、水洗水
には水あかも発生せず、アルミニウムの沈澱も出す、処
理後の感材の水洗性もよく、表面に汚れがつかないばか
りか、自現機の日々の手入れ(クロスオー バーのロー
ラーの洗浄、水洗タンクの洗浄等)も全く何もしないで
よいという楽なメンテナンスが可能になった。
(発明の効果) 従って本発明の装置は少量の水洗で、水洗の効果が大き
く、しかも濃度ムラや反射ムラも発生しない。ローラー
搬送型自現機でも本発明の方法をとれば、自現様のコス
トもスペースも余り必要とせずに、少量の水洗水で処理
可能な処理システムを実現できる。また、本発明は銀回
収が効率的に行え、かつ、コストのかかる廃液処理を軽
減すると共に、BOD、CODの低減を容易にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いられるハロゲン化銀4写感光材
料処理装置の一態様の要部を示す概略図である。 第2図は、従来のハロゲン化銀写真感光材料処理装置の
一例の要部を示す概略図である。 W□前氷水洗浴タンクW2水洗浴タンクW3スクイズロ
ーラー洗浄槽 1、現像タンク   2.定着タンク 3、水洗タンク   4.搬送用ローラー5、フィルム
挿入部 6.フィルム検出部7、乾燥部     13
.フィルム 14、水洗水オーバーフローパイプ 15、W□スクイズローラー対 16、W3スクイズローラー対 17廃液パイプ   18.スクイズ部第  2  図 手続ネrst正書 昭和61年特許願第290619号 2、 発明の名称 写真感光材料用現会処理装置 名称: (520)富士写真フィルム株式会社5、 補
正命令の日付: 自 発 6、 補正により増加する発明の数二 〇欄を次のよう
に補正する。 できる(即ち、いわゆる安定化液も含まれる)。」と補
正する。 (3) 同店第14頁第17行目、「定着タンク3」を
「定着タンク2」と補正する。 (4) 同占第15頁第4行目、[スクイズローラー洗
浄槽]を1水洗浴タンク」と補正する。 (6) 同店第24頁第15行目、「4.搬送用ローラ
ー」を削除する。 (7) 同書第25頁第1行目、118.スクイズ部」
を削除する。 特許請求の範囲 画像記録後のハロゲン化銀写真感光材料を現像、定着お
よび水洗又は安定化処理するための各種を有する現像処
理装置において、感光材料1 m’当り61以下(0を
含む)の水洗水又は安定化液の供給で処理するとき、前
記定着槽と水洗槽との間に前水洗槽を設け、かつ感光材
料を水洗槽から乾燥部へ搬送するための少なくとも最初
のローラー対を洗浄するローラー洗浄槽を設けて、前水
洗槽とローラー洗浄槽のローラー対の少なくとも下方を
洗浄するようにo=ニラ−浄槽から水洗槽、前水洗槽に
順次水洗水又は安定化液を逆流補充することを特徴とす
る写真感光材料用現像処理装置。 手続補正口 昭和62年12月2.5日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 画像記録後のハロゲン化銀写真感光材料を現像、定着お
    よび水洗処理するための各槽を有する現像処理装置にお
    いて、感光材料1m^2当り3l以下(0を含む)の水
    洗水の供給で処理するとき、前記定着槽と水洗槽との間
    に前水洗槽を設け、かつ感光材料を水洗槽から乾燥部へ
    搬送するための少なくとも最初のローラー対を洗浄する
    ローラー洗浄槽を設けて、前水洗槽とローラー洗浄槽の
    ローラー対の少なくとも下方を洗浄するようにローラー
    洗浄槽から水洗槽、前水洗槽に順次水洗水を逆流補充す
    ることを特徴とする写真感光材料用現像処理装置。
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