JPS63136084A

JPS63136084A - 文字処理装置

Info

Publication number: JPS63136084A
Application number: JP61283475A
Authority: JP
Inventors: 狩野　国臣
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1986-11-28
Filing date: 1986-11-28
Publication date: 1988-06-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本発明は、文字データを入力、編集、出力（表示又は印
字等）可能な文章処理装置に関するものである。

〔従来技術〕

従来、１文字の文字パターンを枠で囲む公知例として丸
文字があるが、これは、あらかじめ特定の文字に対し専
用の丸文字フォントを内蔵しているもので、任意の文字
に対して丸文字に修飾することはできなかった。又、複
数の文字列に対し枠で囲む（以下囲み文字と呼ぶ）こと
はできなかった。

〔目　的〕

本発明の目的は、任意の文字、又は文字列に対し任意の
大きさの枠で囲むことができる文字処理装置を提供する
ことにある。

〔実施例〕

以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。構
成は、文字情報や、丸文字、囲み文字等を指示する入力
手段となるキーボードＫＢ、それらを出力するための表
示器Ｄ１プリンタＰ、あらかじめ内蔵している文字フォ
ントを格納した固定記憶装置ＲＯＭ　、入力された文字
情報を格納する文書バッファＢＢ、元フォントを呼び出
し丸文字、囲み文字に修飾させるための作業バッファで
あるフォント作成域等に使用する読み書き記憶装置ＲＡ
Ｍ、これらの装置をコントロールする中央処理装置ＣＰ
Ｕからなる。

第２図は任意の文字に対し丸文字を作成する時のフォン
ト作成域の状態、第３図はその手順をフローチャート化
したものである。

第２図の１は、あらかじめ内蔵されている元の文字フォ
ント「金」をフォント作成域に展開した状態である。第
２図の２は丸で囲むため元フォントを縮少した時の状態
、同図３はあらかじめ内蔵された丸パターン「○」とフ
ォント作成域の内容の論理和（ＯＲ）をとった時の状態
を示している。

ここで修飾をかけるための丸パターンフォント「○」の
形は矩形、星形等でも全く同様の処理で実現可能であり
、又これらのフォントはあらかじめ内蔵されていな（で
も処理部の演算（描画技術として公知）で実施しても良
い。描画技術で実現する場合の手順は第４図の如くであ
る。更に元の文字フォントがフォント作成域に対し「○
」を修飾しても文字品位を失なわない程度に小さい時第
２図２、及び第３図２の手順は省略可能である。

以下に丸文字フォント生成過程の一実施例を更に詳細に
説明する。

第５図は、丸文字を生成するための固定記憶装置ＲＯＭ
と読み書き記憶装置ＲＡ　Ｍの関係図である。

本実施例では、文字フォントはＮバイトで構成され、固
定記憶装置内の文字フォント情報の各１バイトは、アド
レスレジスタＡＤＲＩで指定され同様に丸文字フォント
はＡＤＲ２で読み出し指定可能である。

読み書き記憶装置内のフォント作成域は同様にＮバイト
で構成されアドレスレジスタＡＤＲ３で書き込み指定可
能である。第５図の関係図を前提として本実施例の動作
フローを第６図フローチャートより説明する。

キーコードを受信したら（第６図ステップ１）丸文字指
定キーかどうかを判断しく第６図ステップ２）そうでな
ければ所定のワードプロセス処理をしく第６図ステップ
３）、真ならばカーソル上の文字コードから当該文字フ
ォントが格納されている先頭アドレスを演算し結果をア
ドレスレジスタＡＤＲＩに格納する。（第６図ステップ
４）ここでカーソルとは文字入力を促がす公知の識別手段で
ありカーソルの位置にある文字コードは読み出し可能で
ある。同様に丸フォントの先頭アドレスをアドレスレジ
スタＡＤＲ２に格納する。（第６図ステップ５）ＡＤＲＩが示す固定記憶装置（以下ＲＯＭと略称する）
内の情報とＡＤＲ２が示すＲＯＭの情報を読み出し論理
和をとって読み書き記憶装置（以下ＲＡＭと略称する）
内のＡＤＲ３の示すアドレスに論理和情報を格納する。

（第６図ステップ６）３つのアドレスレジスタＡＤＲＩ
、ＡＤＲ２，ＡＤＲ３を＋１カウントアツプする。（第
６ステツプ７）Ｎバイト分終了したかどうかの終了チェ
ックをしく第６図ステップ８）まだ終了でないなら再度
６の手順を繰り返しそうでなければフォント作成域に丸
文字フォントが完成した事になる。

本発明に関する他実施例として複数文字列に対し任意の
大きさく長さ）で外枠を囲む囲み文字に関し詳述するっ
実施例の構成は第１図と同様だが説明を簡略化するため
に第７図の如（第１図キーボードの構成の中に囲み始め
キー、囲み終りキーを設ける。

第８図は囲み文字を文字列「お知らせ」に対し指定され
た表示例であり、キーボードによる入力操作は、「囲み
始めキー」、「お」、「知」、「ら」、「せ」、「囲み
終りキー」である。又、文字入力段挿入モードで囲み始
め、終りを指定しても良いことは言うまでもない。

第９図は第８図の状態をプリンタで出力した時の状態で
ある。

本実施例では、説明を簡略化するために表示と印字イメ
ージが異なるが、表示上で第９図の如（出力するのは出
力装置の週択の問題であり本発明には依存しない。

第８図の如く入力された時の文書バッファ（ＲＡＬ・■
）の内容は第１Ｏ図の如くである。「お」、「知」、「
ら」、「せ」の各文字フォントの展開は前実施例の丸文
字と同様である。

第１１図は囲み文字を構成するために必要なＲＯＭに内
蔵されているフォントである。これらのフォントは本実
施例ではあらかじめＲＯＭに内蔵されているが、丸文字
同様公知の描画技術により処理部（プログラムによるア
ルゴリズム）でも実現可能である。第１２図は表示形式
と印字形式の対応を示している。第１２図で明らかなよ
うに指定された文字列を囲み文字にするには、文字フォ
ントの部分すなわち「お」、「知」、「ら」、「せ」に
関しては丸文字と同様に元のフォントを縮少した後文字
囲みフォント「＝」と論理和（σＲ）をとれば良いこと
がわかる。（第１３図）従って囲み文字を実現するための処理手順は、第１４図
のフローチャートの如くである。

囲み始めコードを検出すると（第１４図１）対応するＲ
ＯＭに格納されている囲み始めフォントをＮバイト読み
出し順次出力する。（第１４図２）（説明を簡略化する
ため文字フォントサイズ、とその読み出し手段は丸文字
と同様である。）次のコードを読み出しく第１４図３）文字コードならば
第１３図の如くフォントを修飾し出力する。

囲み終りコードならば（第１４図４）囲み終りフォント
を出力する。（第１４図６）以上の動作により囲み文字が実現可能である。

〔効　果〕

以上説明したように、本発明により文字又は文字列に任
意の大きさの外枠で囲むことができる文字処理装置を提
供することが可能となった。

パ・キ又、丸文字等の特定のフォント（例えば、「■」
、「■」〜「１０」■、■等）を記憶しておく必要がな
いため経済的である。

或いは極めて小数のフォントを保有するだけで全ての文
字フォントに対し囲み指定が可能となり効率的である。

更には複数の文字列に対しても外枠で囲むことができ、
装置の使用者による文字修飾の自由度が高く、所望のデ
サイン性の高い文字、文字列を容易に作成することが可
能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施したブロック図、第２図は丸文字
を作成するときのフォント作成域の状態変化を示す図、第３図、第４図は丸文字を作成するためのフローチャー
ト、第５図、第６図は丸文字を作成するためのメモリ構成と
詳細フローチャート、第７図は囲み文字の１実施例としてのキーボードの構成
を示す図、第８図、第９図は囲み文字の機能（表示形式と印字形式
の実施例）を示す図、第１０図、第１１図は囲み文字のためのメモリ構成図、第１２図、第１３図は囲み文字を作成するためのフォン
ト作成域の状態を示す図、第１４圀は囲み文字を作成するためのフローチャート。ＣＰＵ・・・・・・中央処理装置、ＲＡＭ・・・・・・読み書き記憶装置、ＲＯＭ・・・・
・・固定記憶装置。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）入力された文字に対して外枠で囲むことを指定す
る指定手段、その結果を出力する手段、上記入力された
任意の文字に対し前記外枠指定手段による指示に基づい
て対象となる任意の文字に対し、その周囲を枠づけする
ための文字枠情報を読み出す読み出し手段とを有し、上
記任意の文字と上記文字枠情報とから文字枠に囲まれた
文字を出力する様上記出力手段を制御する制御手段とを
有したことを特徴とする文字処理装置。
（２）上記任意の文字は、１文字又は複数文字列である
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の文字処理
装置。