JPS63124510A - 電解コンデンサ - Google Patents

電解コンデンサ

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Publication number
JPS63124510A
JPS63124510A JP27151686A JP27151686A JPS63124510A JP S63124510 A JPS63124510 A JP S63124510A JP 27151686 A JP27151686 A JP 27151686A JP 27151686 A JP27151686 A JP 27151686A JP S63124510 A JPS63124510 A JP S63124510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrolytic capacitor
electrode foil
electrode
tab
anode side
Prior art date
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Pending
Application number
JP27151686A
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English (en)
Inventor
高城 宏次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chemi Con Corp filed Critical Nippon Chemi Con Corp
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Publication of JPS63124510A publication Critical patent/JPS63124510A/ja
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電解コンデンサに係り、特に、電極引き出
し用タブの接続形態に関する。
〔従来の技術〕
一般に、電解コンデンサには、1枚ずつの陽極側および
陰極側の電極箔とセパレータとを交互に重ね合わせて巻
回した電解コンデンサ素子を用いるものや、2枚の陽極
側の電極箔に対して1枚の陰極側の電極箔を設置してセ
パレータとともに重ね合わせて巻回した電解コンデンサ
素子を用いるものなどがある。後者は、ダブルアノード
型電解コンデンサと称され、ストロボ駆動などの大容量
を必要とする場合に用いられる。
第2図は、ダブルアノード型電解コンデンサの一例を示
し、重ね合わされた2枚の陽極側の電極箔2人、2Bに
対して1枚の陰極側の電極箔4がセパレータ6.8を重
ね合わせて巻き込むことにより、電解コンデンサ素子1
0が形成されている。
各電極箔2A、2B、4にはそれぞれ電極用タブ12A
、12B、14をステッチなどの接続手段によって接続
した後、電解コンデンサ素子10の端面から引き出し、
特に、陽極側の電極箔2A、2Bに接続されたタブ12
A、12Bは外部端子との接続の便宜などから一括して
引き出されている。
そして、この種の電解コンデンサでは、陽極側の電極F
fi2A、2Bには、小型で大容量化を図るため、エツ
チングビットを箔の表裏面に貫通させる貫通エツチング
と称する高度なエツチング処理が施されてその表面積の
拡大を図るとともに、そのエツチング処理の後、化成処
理によって誘電体酸化被膜が形成されている。このため
、陽極側の電極箔2A、2Bは、折り曲げなどによって
亀裂が生じる程度に脆く、その機械的な強度が極度に低
下している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、このような陽極側の電極箔2A。
2Bを陰極側の電極箔4およびセパレータ6.8ととも
に、巻回機によって巻回処理を行うと、第3図に示すよ
うに、陽極側の電極箔2A、2Bのタブ12A、12B
の接続部分をタブ12A112Bの厚みおよびその重ね
合わせによって外側に突出させている。
そして、タブ12A、12Bは、陽極側の電極箔2A、
2Bの曲率を和らげるため、電解コンデンサ素子10の
外周側に置かれるが、それにもかかわらず、巻回時の張
力によってタブ12A112Bの角部に接する陽極側の
電極箔2A、2Bの部分が極度に曲げられ、通常の巻回
張力でも機械的な強度を越える大きな曲げ応力が作用し
、第4図に示すように、タブ12A、12Bの角部で陽
極側の電極箔2A、2Bに折れ16を生じ、この折れ1
6のため、電掻間の切断や短絡を生じるおそれがあった
従来、電解コンデンサ素子のタブの引き出し構造につい
ては、実公昭50−40278号「電解コンデンサ」、
実公昭49−6.1036号「電解コンデンサ」、実開
昭56−78448号「電解コンデンサ」などが提案さ
れている。
しかしながら、これらのものを用いても、タブ12A、
12Bの部分での陽極側の電極箔2A、2Bの折れ16
を防止することは困難である。
そこで、この発明は、タブ部分の電極箔の折れを防止し
たものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の電解コンデンサは、電極箔(陽極側の電極箔
2A、2Bまたは陰極側の電極箔4)に対して帯状のタ
ブ(電極用タブ12A、12B、14)を傾斜させて接
続し、電極箔(陽極側の電極箔2A、2Bまたは陰極側
の電極箔4)とともに電解コンデンサ素子10に巻き込
んだものである。
〔作   用〕
このように構成すると、電極箔(陽極側の電極箔2A、
2Bまたは陰極側の電極箔4)に対してタブ(電極用タ
ブ12A、12B、14)の角部が一定の角度(θ)を
持って接することになり、タブ(電極用タブ12A、1
2B、14)に対する電極箔(陽極側の電極箔2A、2
Bまたは陰極側の電極箔4)の曲げ応力が軽減される。
〔実 施 例〕
第1図は、この発明の電解コンデンサの実施例を示す。
この実施例の電解コンデンサは、ダブルアノード型電解
コンデンサであるため、陽極側の電極箔2A、2Bに対
して個別に電極用タブ12A112Bが接続され、電極
用タブ14は陰極側の電極箔4に接続されている。
帯状に形成されたタブ12Aは、陽極側の電極箔2Aに
対して特定の角度θだけ傾斜させて接続され、電解コン
デンサ素子10の内部に陽極例の電極Pg 2 Aとと
もに巻き込まれる。
このように角度θを持ってタブ12Aを陰極側の電極箔
2Aに接続した場合、電極箔2Aの幅をHとすると、電
解コンデンサ素子10に巻き込まれた陽極側の電極箔2
Aに対してタブ12Aの角部の稜線と接触する長さしは
、。
L=H/sin θ   −・−・(1)となる。
そして、2点鎖線は、従来のタブ12八′の接続を示し
ており、この場合、陽極側の電極箔2Aに対してタブ1
2A′の角部の稜線と接触する長さは、電極箔2Aの幅
Hと等しくなる。
したがって、電解コンデンサ素子工0に巻き込まれた陽
極側の電極箔2Aに対してタブ12Aの角部の稜線と接
触する長さしと、従来の電極箔2Aの幅Hで与えられる
長さとの差ΔLは、ΔL=L−H=H/sin θ−H =H(1/sin θ−1) ・・・(2) となる。
このようにタブ12Aの角部の稜線と、陽極側の、電極
箔2Aとが角度θを成して接触するので、その角度θに
応じて曲げ応力が緩和されることになり、陽極側の電極
箔2Aの折れを防止することができる。
なお、実施例では陰極側の電極箔2Aおよびタブ12A
を例に取って説明したが、他の陽極側の電極箔12Bに
ついても同様であり、また、第1図に示すように、陰極
側の電極箔4に対するタブ14を特定の角度θを持って
接続してもよく、また、陰極側の電極箔4およびそのタ
ブ14は2点鎖線で示す形態とし、陽極側の電極箔2A
、2B側のみに本願発明を適用してもよい。
また、実施例では、ダブルアノード型電解コンデンサを
例に取ったが、この発明は1枚の陽極側の電極箔を用い
る通常の電解コンデンサに適用しても同様の効果が期待
できる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、電極箔に対してタブを特定の角度だ
け傾斜させて接続して電解コンデンサ素子に巻き込んだ
ので、タブの角部の稜線と電極箔との成す角度が緩やか
になってタブによる電極箔の曲げ応力が緩和され、電極
箔の折れを確実に防止でき、しかも、タブが電極箔に傾
斜して取り付けられるためにタブと電極箔との接続面積
が大きくなり、両者の接触抵抗の低減ひいては電解コン
デンサの等個直列抵抗の低減が図られ、電解コンデンサ
の電気的特性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の電解コンデンサの実施例を示す斜視
図、第2図は従来の電解コンデンサを示す斜視図、第3
図は従来の電解コンデンサにおけるタブの引き出し部分
を示す断面図、第4図はタブの角部での電極箔の亀裂を
示す断面図である。 2A、2B・・・陽極側の電極箔、4・・・陰極側の電
極箔、10・・・電解コンデンサ素子、12A、12B
、14・・・電極用タブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  電極箔に対して傾斜させて接続した帯状のタブを電極
    箔とともに電解コンデンサ素子に巻き込んでなる電解コ
    ンデンサ。
JP27151686A 1986-11-14 1986-11-14 電解コンデンサ Pending JPS63124510A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27151686A JPS63124510A (ja) 1986-11-14 1986-11-14 電解コンデンサ

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JP27151686A JPS63124510A (ja) 1986-11-14 1986-11-14 電解コンデンサ

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JPS63124510A true JPS63124510A (ja) 1988-05-28

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ID=17501154

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JP27151686A Pending JPS63124510A (ja) 1986-11-14 1986-11-14 電解コンデンサ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5945918B2 (ja) * 1981-10-16 1984-11-09 彬夫 斎藤 潜熱蓄熱装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5945918B2 (ja) * 1981-10-16 1984-11-09 彬夫 斎藤 潜熱蓄熱装置

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