JPS63106193A - 不整地走行車両 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は不整地走行車両、特にそのステアリングセンタ
ーアームの配置構造に関する。

（従来の技術） パイプ製フレームの後部にエンジンを搭載し。

その前方にシートを設置した不整地走行用四輪車は知ら
れ、前輪を軸承する左右のナックルアームはステアリン
グシャフト下端に設けたステアリングセンターアームと
タイロッドを介してそれぞれ連結されている。

そして従来は第３図に示すように、フレーム前部の左右
のフレームロアーパイプ（ａ）、（ａ）間の下方に突出
するステアリングシャフト（ｂ）の下端にステアリング
センターアーム（Ｃ）を設けていたため、フレームロア
ーパイプ（ａ）　、　（ａ）の前端間に架設されたフロ
ントエンドパイプ（ｄ）よりも下方にステアリングセン
ターアーム（Ｃ）が位置する構造となっていた。

（発明が解決しようとする問題点） このため、ステアリングセンターアーム（Ｃ）の前下方
に臨むガードパイプ（ｅ）をフロントエンドパイプ（ｄ
）から延設し、走行路上の障害物からステアリングセン
ターアーム（Ｃ）を保護する必要があった。

そこで本発明の目的は、ガードパイプをわざわざ設けな
くてもステアリングセンターアームの保護が図れるよう
にし、フレーム構造の簡素化、軽量化にも寄与するよう
にした不整地走行車両を提供するにある。

（問題点を解決するための手段） 以−ヒの目的を達成すべく本発明は、ステアリングセン
ターアーム（９）を前方のフロントエンドパイプ（１２
）よりも上方に配置したことを特徴とする。

（作用） ｉｆＩ方からの走行路上の障害物に対しフロントエンド
パイプ（１２）がステアリングセンターアーム（８）の
ガードとして機能するので、従来の如くガードパイプを
別設する必要がない。

（実施例） 以下に添付図面を基に実施例を説明する。

第１図は不整地走行車両の概略側面を示し、パイプ製フ
レーム（１）の後部にはエンジン（２）及び補機類が搭
載され、その前方にはシート（３）が設置され、またフ
レーム（１）の前後には左右一対の前輪（４）と後輪（
５）がそれぞれ配設され、（６）はロールバーであり、
シート（３）前方のステアリングハンドル（７）はステ
アリングシャフト（８）上端に結合され１図示仮想線の
如く運転者はフレーム（１）前部の空間内に足を延ばし
てシート（３）に座乗する。

７１ｚ−４（１）の前部には左右一対のフレームロアー
パイプ（１１）が設けられ、この左右のフレームロアー
パイプ（１１）、（１１）の前端間にはフロントエンド
パイプ（１２）が架設されており、第２図のようにステ
アリングシャフト（８）の下端は左右のフレームロアー
パイプ（１１）（１１）間の上方で、且つ前方のフロン
トエンドパイプ（１２）よりも上方に比較的大きく離間
して配置されている。

斯かるステアリングシャフト（８）下端にはステアリン
グセンターアーム（９）が固設され、既知の如くこのス
テアリングセンターアーム（９）と左右の前輪（４）　
、（４）のナックルアームとの間にはタイロッド（１０
）、（ｔｏ）がそれぞれ連結され、これにより前輪（４
）　、（４）の操向が行われる。

（発明の効果） 以上のように本発明によれば、前方からの走行路上の障
害物に対するステアリングセンターアームの保護をフロ
ントエンドパイプにより行えるので、従来必要としてい
たガードパイプを廃止でき、従ってフレーム構造の簡素
化、軽量化を達成できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は不整地走行車両の概略側面図、第２図は本構造
を示す側面図、第３図は従来構造の側面図である。 尚、図面中、（１）はフレーム、（１１）はフレームロ
アーパイプ、　（１２）はフロントエンドパイプ、（２
）はエンジン、（３）はシート、（４）は前輪。 （５）は後輪、（８）はステアリングシャフト、（９）
はステアリングセンターアームである。 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 パイプ製フレームの前部左右に前輪を備え、該前輪を軸
   承する左右のナックルアームとステアリングシャフト下
   端に設けたステアリングセンターアームとをタイロッド
   で連結し、フレーム前部の左右のフレームロアーパイプ
   の前端間にフロントエンドパイプを架設して成る不整地
   走行車両において、 前記ステアリングセンターアームをその前方の前記フロ
   ントエンドパイプよりも上方に配置したこと、 を特徴とする不整地走行車両。