JPS62962Y2 - - Google Patents

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JPS62962Y2
JPS62962Y2 JP3102583U JP3102583U JPS62962Y2 JP S62962 Y2 JPS62962 Y2 JP S62962Y2 JP 3102583 U JP3102583 U JP 3102583U JP 3102583 U JP3102583 U JP 3102583U JP S62962 Y2 JPS62962 Y2 JP S62962Y2
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JP
Japan
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fan
switching damper
outside air
air introduction
inside air
Prior art date
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JP3102583U
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English (en)
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JPS59136314U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車輌用換気装置に関する。
一般にこの種の車輌用換気装置は、例えば実開
昭51−77747号公報に示されている如くフアン及
びヒータを備えた暖房機のフアン吐出側を車室側
に開口し、フアン吸込側を外気導入口と内気導入
口とに連通する一方、これら各導入口を切換ダン
パーにより開閉制御する如くしている。
ところで従来、前記切換ダンパーを、前記内気
導入口を閉鎖する外気導入位置と前記外気導入口
を閉鎖する内気導入位置及び前記両導入口を開口
する中間位置とに切換可能と成したものがある
が、以上の構造のものでは特に冬場において前記
切換ダンパーを内、外気両者を導入する中間位置
に切換えた状態で暖房機のブロワーを停止すると
前記外気導入口から導入される冷たい外気が走行
圧により前記内気導入口を伝つて直接車室内に流
入し、乗員に不快感を与えるという問題があつ
た。
本考案は以上の問題点を解消するために考案し
たものであつて、以下本考案にかかる車輌用換気
装置を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図において1aは、外気導入口10を設けたカ
ウルアウタパネル、1bはカウルインナパネルで
あつて、これら両パネル1a,1bを断面略ボツ
クス状に枠組形成して外気導入路11を設けてい
る。
2は、暖房機を構成するヒータ3a及び電動フ
アン3bをその途中に組込んだ通風路であり、こ
の通風路2における前記電動フアン3bの吸入側
開口を前記外気導入路11に連結する一方、該通
風路2における前記電動フアン3bの吸入側途中
に、車室内に開口する内気導入口20を形成し、
更に該通風路2における前記電動フアン3bの吐
出側を、ベンチレータ吹出口21をデフロスタ吹
出口22とを介して車室側に開口している。
又4は、前記通風路2に揺動可能に枢支した切
換ダンパーであつて、外部操作により前記内気導
入口20を閉鎖する外気導入位置(第1図a位
置)と、前記外気導入口10を閉鎖する内気導入
位置bと、前記内気導入口20並びに外気導入口
10の両者を開口する中間位置(第1図c位置)
の3段階に切換可能と成している。
而して、本考案は前記切換ダンパー4に前記電
動フアン3bの駆動に伴なう吸込作用で開動作可
能とした逆止弁5を設け、前記ダンパー4が前記
した中間位置(第1図c位置)に位置する場合に
おいて、前記フアン3bの停止に伴ない前記逆止
弁5で前記内気導入口20を閉鎖する如くしたの
である。
図に示す実施例では、前記逆止弁5を切換ダン
パー4の遊端部に薄肉ヒンジ50を介して揺動可
能に一体形成しており、又前記通風路2には前記
逆止弁5の遊端部を受止める突起23を設けてい
る。
尚図中61はフロントウインドガラス、62は
ダツシユパネル、63はボンネツトカバーを示
す。
本考案は以上の構成からなり、前記切換ダンパ
ー4を外気導入位置aに切換えた場合には、外気
導入口10から流入する外気が前記ヒータ3aを
通つて暖められた後、前記デフロスタ吹出口22
若しくはベンチレータ吹出口21から車室内に供
給される。
又、前記切換ダンパー4を内気導入位置bに切
換えた場合には、車室の内気が前記内気導入口2
0から通風路2内に導入されて前記ヒータ3aに
より暖められた後、前記デフロスタ吹出口22若
しくはベンチレータ吹出口21より車室内に循環
される。
而して次に前記切換ダンパー4を中間位置cに
切換えた場合について詳説する。
まず切換ダンパー4を中間位置cに切換えた状
態で前記電動フアン3bを駆動させた場合には、
該フアン3bの吸込作用により、前記外気導入口
10から導入された外気がヒータ3aにより暖め
られて、デフロスタ吹出口22若しくはベンチレ
ータ吹出口21から車室内に供給されると同時
に、前記フアン3bの吸込作用で通風路2内にお
ける内気導入口20側が負圧となり、これに伴な
い、第2図に示す如く逆止弁5が開方向(第2図
反時計回転方向)に揺動して前記内気導入口20
も開口するため、車室の内気もまた通風路2内に
導入されてヒータ3aにより暖められた後、再度
車室内に循環される。
一方、切換ダンパー4を中間位置cに切換えた
状態で、前記電動フアン3bを停止した場合に
は、前記外気導入口10からの外気は、走行圧に
より通風路2内を流れてヒータ3aにより暖めら
れた後、デフロスタ吹出口22若しくはベンチレ
ータ吹出口21より車室内に供給されるのである
が、この時、前記逆止弁5は、第1図に示す如く
走行圧により閉方向(第1図時計回転方向)に揺
動して内気導入口20を閉鎖するので、外気導入
口10からの外気が直接内気導入口20から車室
内に流れ込むことがない。
以上の如く本考案はフアン及びヒータを備えた
暖房機のフアン吐出側を車室側に開口し、フアン
吸込側を外気導入口と内気導入口とに連通してこ
れら各入口間に切換ダンパーを、外気導入位置
と、内気導入位置及び中間位置とに切換可能に支
持すると共に、前記切換ダンパーに、前記フアン
の吸込作用で開動作可能とした逆止弁を設け、前
記フアンの停止時、前記切換ダンパーの中間位置
における内気導入口を閉鎖するごとくしたから、
例えば冬場において前記切換ダンパーを中間位置
に切換えた状態でフアンを停止した場合でも、冷
たい外気が直接車室内に流れ込む虞れが全くなく
又切換ダンパーを中間位置に切換えた状態でフア
ンを駆動した場合には、フアンの吸込作用で逆止
弁を開動作させ、通常通り外気と内気とをヒータ
で暖めて車室内に円滑に供給でき、全体として快
適なドライブが期待出来るに至つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案車輌用換気装置の概
略断面図であつて、第1図は切換ダンパーを中間
位置にしてフアンを停止した状態を示し、第2図
は切換ダンパーを中立位置にしてフアンを駆動し
た状態を示す。 10……外気導入口、20……内気導入口、3
a……ヒータ、3b……フアン、4……切換ダン
パー、5……逆止弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フアン及びヒータを備えた暖房機のフアン吐出
    側を車室側に開口し、フアン吸込側を外気導入口
    と内気導入口とに連通して、これら各入口間に切
    換ダンパーを外気導入位置と、内気導入位置及び
    中間位置とに切換可能に支持すると共に、前記切
    換ダンパーに、前記フアンの吸込作用で開動作可
    能とした逆止弁を設け、前記フアンの停止時、前
    記切換ダンパーの中間位置における内気導入口を
    閉鎖するごとくしたことを特徴とする車輌用換気
    装置。
JP3102583U 1983-03-02 1983-03-02 車輌用換気装置 Granted JPS59136314U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3102583U JPS59136314U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 車輌用換気装置

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JP3102583U JPS59136314U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 車輌用換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59136314U JPS59136314U (ja) 1984-09-11
JPS62962Y2 true JPS62962Y2 (ja) 1987-01-10

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ID=30161882

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JP3102583U Granted JPS59136314U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 車輌用換気装置

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KR100356211B1 (ko) * 2000-08-31 2002-10-18 현대자동차주식회사 자동차의 실내 공기 배출장치

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JPS59136314U (ja) 1984-09-11

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