JPS629529B2 - - Google Patents

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JPS629529B2
JPS629529B2 JP54023983A JP2398379A JPS629529B2 JP S629529 B2 JPS629529 B2 JP S629529B2 JP 54023983 A JP54023983 A JP 54023983A JP 2398379 A JP2398379 A JP 2398379A JP S629529 B2 JPS629529 B2 JP S629529B2
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JP
Japan
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titanium trichloride
ether
solid titanium
octyl
polymerization
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JP54023983A
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English (en)
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Inventor
Masayoshi Hasuo
Sadanori Suga
Yoshiteru Kobayashi
Kazuhisa Kojima
Yukitoshi Suzuki
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Priority to US06/117,006 priority patent/US4305920A/en
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Priority to GB8006599A priority patent/GB2046766B/en
Priority to DE19803007847 priority patent/DE3007847A1/de
Publication of JPS55116626A publication Critical patent/JPS55116626A/ja
Publication of JPS629529B2 publication Critical patent/JPS629529B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
    • C01G23/00Compounds of titanium
    • C01G23/02Halides of titanium
    • C01G23/026Titanium trichloride
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は固䜓䞉塩化チタンの補造法に関する。
曎に詳しくは、α―オレフむン重合甚觊媒成分ず
しお有甚な固䜓䞉塩化チタンの補造法に関する。 ゚ヌテルの存圚䞋で可溶化せしめた䞉塩化チタ
ン液状物を150℃以䞊の枩床で加熱凊理しお埗ら
れる埮粒状固䜓䞉塩化チタンをα―オレフむン重
合甚觊媒ずするこずは知られおいる。たた、この
觊媒の補法においお、䞉塩化チタン液状物よりの
埮粒状固䜓䞉塩化チタンの析出凊理を、゚ステ
ル、フオスフアむト等の電子䟛䞎性化合物の存圚
䞋におこない、さらに高い立䜓芏則性の重合䜓を
䞎える觊媒ずするこずは公知である。 本発明者等は、䞊蚘觊媒の補法を改良すべく鋭
意怜蚎した結果、埮粒状固䜓䞉塩化チタンの析出
凊理を、炭玠数が倧でずくに嵩高いカルボン酞゚
ステルの存圚䞋におこなうこずにより、重合掻性
が向䞊した、高立䜓芏則性の重合䜓を䞎える觊媒
が埗られるこずを知り、本発明を達成した。 すなわち本発明の芁旚は、゚ヌテルの存圚䞋で
液状化させた䞉塩化チタン液状物を150℃以䞋の
枩床で析出凊理し埮粒状固䜓䞉塩化チタンを補造
する方法においお、該䞉塩化チタン液状物よりの
埮粒状固䜓䞉塩化チタンの析出凊理を䞀般匏
【匏】匏䞭、R1ずR2は炭化氎玠残 基を瀺し、R1ずR2の炭玠数の総和は10以䞊であ
るで衚わされる゚ステル化合物の存圚䞋におこ
なうこずを特城ずする固䜓䞉塩化チタンの補造法
に存する。 本発明をさらに詳现に説明するに、䞉塩化チタ
ン液状物を調補するのに甚いられる゚ヌテルずし
おは、炭化氎玠溶媒に可溶な゚ヌテルが遞ばれ、
通垞は䞀般匏R3――R4匏䞭、R3およびR4は
〓〓〓〓
同䞀たたは異なる炭化氎玠残基を瀺すで衚わさ
れるようなものが挙げられる。匏䞭のR3R4ず
しおは、゚チル、―プロピル、―ブチル、
―アミル、―ヘキシル、―ヘプチル、―オ
クチル、―デシル、―ドデシル等のアルキル
基、奜たしくは、盎鎖状アルキル基ブテニル、
オクテニル、デシニル等のアルケニル基奜たしく
は盎鎖状アルケニル基トリル、キシリル、゚チ
ルプニル等のアリヌル基、ベンゞル等のアラル
キル基等が挙げられる。奜たしいものは、ゞアル
キル゚ヌテル、ゞアルケニル゚ヌテル、アルキル
アルケニル゚ヌテル等である。具䜓䟋ずしおは、
ゞ゚チル゚ヌテル、ゞ――プロピル゚ヌテル、
ゞ――ブチル゚ヌテル、ゞ――アミル゚ヌテ
ル、ゞ――ヘキシル゚ヌテル、ゞ――ヘプチ
ル゚ヌテル、ゞ――オクチル゚ヌテル、ゞ―
―デシル゚ヌテル、ゞ――ドデシル゚ヌテル、
―アミル――ブチル゚ヌテル、―ブチル―
―オクチル゚ヌテル、―プロピル――ヘキ
シル゚ヌテル、ビス―ブテニル゚ヌテル、
ビス―オクテニル゚ヌテル、プロピル―
―ブテニル゚ヌテル等が挙げられる。 次に、䞊蚘のような゚ヌテルの存圚䞋に䞉塩化
チタンの液状物を調補する方法ずしおは、通垞、
次の぀の方法が挙げられる。 (A) 四塩化チタンを出発原料ずし、これを゚ヌテ
ルおよび必芁に応じお適圓な溶媒の存圚䞋に有
機アルミニりム化合物で還元する方法。 (B) 固䜓䞉塩化チタンを出発原料ずしお、これを
必芁に応じお適圓な溶媒の存圚䞋に゚ヌテルで
凊理する方法。 たず(A)法に぀いお説明するず、還元に甚いられ
る有機アルミニりム化合物ずしおは、䞀般匏
AlR3 oX3-o匏䞭、R5は炭玠数〜20の炭化氎玠
残基、は〜の数、はハロゲン原子を瀺
すで衚わされる化合物が挙げられるが、奜たし
くは該匏䞭のR5がメチル、゚チル、プロピル、
ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル等の炭玠
数〜10のアルキル基である化合物が挙げられ
る。具䜓的には、トリ゚チルアルミニりム、トリ
プロピルアルミニりム、トリブチルアルミニりム
のようなトリアルキルアルミニりムゞメチルア
ルミニりムモノクロリド、ゞ゚チルアルミニりム
モノクロリド、ゞプロピルアルミニりムモノクロ
リド、ゞ゚チルアルミニりムモノブロマむドのよ
うなゞアルキルアルミニりムモノハラむド゚チ
ルアルミニりムセスキクロリドのようなアルキル
アルミニりムセスキハラむドメチルアルミニり
ムゞクロリド、゚チルアルミニりムゞクロリドの
ようなアルキルアルミニりムゞハラむドが挙げら
れる。 具䜓的に(A)法における液状物の調補法を説明す
るず、 (a) 四塩化チタンおよび゚ヌテルからなる均䞀な
液状物に有機アルミニりム化合物を添加するか
又はこの添加順序を逆に行う方法。 (b) 四塩化チタンに有機アルミニりム化合物およ
び゚ヌテルからなる均䞀な液状物を添加する
か、又はこの添加順序を逆に行う方法。 (c) 四塩化チタンおよび゚ヌテルからなる均䞀な
液状物に有機アルミニりム化合物および゚ヌテ
ルからなる均䞀な液状物を添加するか、又はこ
の添加順序を逆に行う方法。 (d) −30℃以䞋の枩床で䞊蚘(a)〜(c)を行い所定枩
床たで昇枩する方法。 等が挙げられる。 凊理枩床は通垞−30℃〜35℃奜たしくは℃〜
35℃の範囲から遞ばれる。各成分の䜿甚量は、有
機アルミニりム化合物は、四塩化チタン䞭のチタ
ン有機アルミニりム化合物䞭の炭化氎玠基䞀
般匏䞭ではR5ずのモル比で瀺しお、0.1〜
50奜たしくは0.3〜10の範囲から、
゚ヌテルは、゚ヌテル四塩化チタンのモル比
で、0.05〜奜たしくは0.25〜
2.5の範囲から、それぞれ遞ばれる。 たた、液状物を調補する際にあるいは液状物を
調補したのち、適圓な溶媒䟋えば炭化氎玠溶媒た
たはハロゲン化炭化氎玠溶媒を、゚ヌテルに察し
お倍量以䞊存圚させおおくこずが奜たしい。炭
化氎玠溶媒ずしおは、―ペンタン、―ヘキサ
ン、―ヘプタン、―オクタン、―ドデカ
ン、流動パラフむン等の飜和脂肪族炭化氎玠シ
クロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂環匏
炭化氎玠ベンれン、トル゚ン、キシレン等の芳
銙族炭化氎玠ハロゲン化炭化氎玠溶媒ずしお
は、クロルベンれン、ブロムベンれン、オルト
ヌ、メタヌ、パラヌゞクロルベンれン等が挙げら
れる。具䜓的には䞻ずしお甚いる゚ヌテルの皮類
〓〓〓〓
に応じお適宜遞択され、䟋えば、ゞ゚チル゚ヌテ
ルを甚いるずきは、ハロゲン化炭化氎玠溶媒たた
はハロゲン化炭化氎玠溶媒ず炭化氎玠溶媒ずの混
合物が遞ばれ、゚ヌテルずしお前瀺䞀般匏䞭の
R3R4の少くずも䞀方が炭玠数〜のアルキ
ル基、アルケニル基であるものを甚いるずきは、
奜たしくは芳銙族炭化氎玠溶媒が、次いで脂環匏
炭化氎玠溶媒が遞ばれ、たたR3R4が炭玠数
以䞊のアルキル基、アルケニル基である゚ヌテル
を甚いるずきは、奜たしくは飜和脂肪族炭化氎玠
溶媒が甚いられる。 さらに、゚ヌテルの存圚䞋に四塩化チタンを有
機アルミニりム化合物で還元する際に、少量の四
臭化チタンおよび四ペり化チタンを存圚させおも
よい。 次に(B)法に぀いお説明するず、固䜓䞉塩化チタ
ンずしおは、䟋えば四塩化チタンを氎玠ガス、ア
ルミニりムもしくは有機アルミニりム化合物で還
元しお埗られる固䜓䞉塩化チタンたたはこのよう
にしお埗られる固䜓䞉塩化チタンをさらにボヌル
ミルで粉砕したもの等が挙げられる。固䜓䞉塩化
チタンを゚ヌテルで凊理するのは任意の方法で混
合するこずにより行なわれる。このような凊理は
通垞、前蚘(A)法ず同様に、適圓な溶媒䟋えば炭化
氎玠溶媒たたはハロゲン化炭化氎玠溶媒を゚ヌテ
ルに察しお倍量以䞊存圚させおおこなうこずが
奜たしい。炭化氎玠溶媒およびハロゲン化炭化氎
玠溶媒ずしおは、前瀺のものが挙げられ、゚ヌテ
ルの皮類に応じお適宜遞択される。(B)法においお
䜿甚される゚ヌテルの䜿甚量ぱヌテル䞉塩化
チタンのモル比が以䞊奜たしくは〜の範囲
である。 かくしお埗られた液状物は、四塩化チタンの還
元により生成した䞉塩化チタンが゚ヌテルず錯化
した䞉塩化チタン・゚ヌテルの炭化氎玠可溶の均
䞀な溶液もしくは混合物であ぀お、耐色又は条件
により緑色を垯びた耐色の液状物であるが、堎合
によ぀おは少量の固䜓成分を含んでいおもよい。 本発明方法は、以䞊のような方法により調補し
た䞉塩化チタン液状物を150℃以䞋の枩床で析出
凊理する際に、䞀般匏
【匏】匏䞭、 R1ずR2は炭化氎玠残基を瀺し、R1ずR2の炭玠数
の総和は10以䞊であるで衚わされる゚ステル化
合物の存圚䞋におこなうこずを骚子ずするが、こ
のような゚ステル化合物ずしおは、R1およびR2
が、炭玠数〜50皋床の飜和あるいは䞍飜和の脂
肪族炭化氎玠基、炭玠数〜50皋床の芳銙族炭化
氎玠基たたは炭玠数〜50皋床の脂環匏炭化氎玠
基であり、R1ずR2の炭玠数の合蚈が10以䞊、奜
たしくは12〜50であるような化合物が挙げられ
る。具䜓的には、安息銙酞ブチル、安息銙酞アミ
ル、安息銙酞ヘキシル、安息銙酞オクチル、安息
銙酞デシル、安息銙酞プニル、トルむル酞ヘキ
シル、トルむル酞オクチル、トルむル酞デシル、
トルむル酞プニル、゚チル安息銙酞ブチル、゚
チル安息銙酞アミル、゚チル安息銙酞ヘキシル、
゚チル安息銙酞オクチル、゚チル安息銙酞デシ
ル、゚チル安息銙酞プニル、トリメチル安息銙
酞ブチル、トリメチル安息銙酞アミル、トリメチ
ル安息銙酞ヘキシル、トリメチル安息銙酞オクチ
ル、トリメチル安息銙酞デシル、トリメチル安息
銙酞プニル、プロピル安息銙酞プロピル、プロ
ピル安息銙酞ブチル、プロピル安息銙酞アミル、
プロピル安息銙酞ヘキシル、プロピル安息銙酞オ
クチル、プロピル安息銙酞デシル、プロピル安息
銙酞プニル等の芳銙族カルボン酞の゚ステル
酪酞オクチル、酪酞デシル、バレリアン酞ヘキシ
ル、バレリアン酞オクチル、バレリアン酞デシ
ル、バレリアン酞プニル、カプロン酞アミル、
カプロン酞ヘキシル、カプロン酞オクチル、カプ
ロン酞デシル、カプロン酞プニル、カプリル酞
プロピル、カプリル酞ブチル、カプリル酞アミ
ル、カプリル酞ヘキシル、カプリル酞オクチル、
カプリル酞プニル、カプリン酞プロピル、カプ
リン酞ブチル、カプリン酞アミル、カプリン酞ヘ
キシル、カプリン酞オクチル、カプリン酞デシ
ル、カプリン酞プニル、ラりリン酞プロピル、
ラりリン酞ブチル、ラりリン酞アミル、ラりリン
酞ヘキシル、ラりリン酞オクチル、ラりリン酞フ
゚ニル、パルミチン酞プロピル、パルミチン酞ブ
チル、パルミチン酞ヘキシル、パルミチン酞オク
チル、パルミチン酞プニル、ステアリン酞゚チ
ル、ステアリン酞プロピル、ステアリン酞ブチ
ル、ステアリン酞ヘキシル、ステアリン酞オクチ
ル、ステアリン酞プニル等の飜和脂肪族カルボ
ン酞゚ステルクロトン酞オクチル、メタクリル
〓〓〓〓
酞オクチル、オレむン酞゚チル、オレむン酞ブチ
ル、オレむン酞ヘキシル、オレむン酞オクチル、
オレむン酞プニル等の䞍飜和脂肪族カルボン酞
の゚ステル等が挙げられる。奜たしい゚ステル類
ずしおは、安息銙酞オクチル、安息銙酞デシル、
カプリン酞ブチル、カプリン酞デシル、ステアリ
ン酞ブチル、ステアリン酞ヘキシル、オレむン酞
ブチル、オレむン酞ヘキシル等が挙げられる。 このような゚ステル化合物を添加する時期は、
埮粒状固䜓䞉塩化チタンの析出が完了する以前な
らば、どの段階で添加しおもよいが、固䜓䞉塩化
チタンの析出時に゚ステル化合物が実質的に存圚
するように、析出開始前あるいは析出開始埌早い
時期に添加するこずが奜たしい。たた、添加方法
ぱステル化合物をそのたた添加しおもよいし、
炭化氎玠溶媒たたはハロゲン化炭化氎玠溶媒で皀
釈しお添加しおもよい。その添加量ぱステル化
合物析出䞉塩化チタンのモル比で0.005〜0.50
奜たしくは0.01〜0.10である。 液状物から150℃以䞋の枩床で析出凊理し、埮
粒状固䜓䞉塩化チタンを埗る方法に特に制限はな
く、䟋えば、液状物をそのたた或いは必芁に応じ
お炭化氎玠溶媒たたはハロゲン化炭化氎玠溶媒を
加えおのち、150℃以䞋の枩床、通垞20℃〜150
℃、奜たしくは40℃〜120℃ずくに奜たしくは60
℃〜100℃に昇枩しお析出させる。なお、䞉塩化
チタン液状物䞭のチタンずアルミニりムずの合蚈
モル数が゚ヌテルのモル数より少ない堎合には、
遊離化剀を添加しお析出を促進しおもよい。遊離
化剀ずしおは、䞊蚘液状物を構成しおいる䞉塩化
チタンず゚ヌテルずの錯䜓ず反応しお遊離の䞉塩
化チタンを析出せしめる機胜を有するもので、䞉
塩化チタンより酞性の匷いルむス酞、䟋えば、四
塩化チタン、䞉フツ化ホり玠、䞉塩化ホり玠、四
塩化バナゞりム、䞉塩化アルミニりム、アルキル
アルミニりムゞクロリド、アルキルアルミニりム
セスキクロリド、ゞアルキルアルミニりムクロリ
ド等が挙げられる。このうち、四塩化チタン、ア
ルミニりム塩化物、䟋えば䞉塩化アルミニりム、
アルキルアルミニりムゞクロリド等が奜たしい。
遊離化剀の䜿甚量は、液状物䞭のチタンの倍モ
ル以䞋が奜たしい。 以䞊のようにしお、液状物から玫色の埮粒状固
䜓䞉塩化チタンが埗られるが、これは、液状物䞭
の䞉塩化チタン・゚ヌテル錯䜓が、液状物䞭に既
に存圚する遊離化剀䟋えば過剰の四塩化チタ
ン又は新たに添加した遊離化剀ず反応しお、遊
離の固䜓䞉塩化チタンずしお析出するためず考え
られる。 かくしお埗られる固䜓䞉塩化チタンは共觊媒ず
共にα―オレフむンの重合に甚いる堎合には、觊
媒䞭に未反応の四塩化チタンが残存しおいるず、
固䜓觊媒圓りの重合掻性が䜎䞋し、たたスラリヌ
重合を行なう堎合、生成するポリマヌのスラリヌ
性状が悪化する。埓぀お埗られた固䜓䞉塩化チタ
ンを炭化氎玠溶媒で掗浄しおおくこずが奜たし
い。掗浄に䜿甚する炭化氎玠溶媒は觊媒に䞍掻性
な溶媒であれば特に制限はない。重合の際に䜿甚
する溶媒ず同䞀であれば䟿利である。なお、本発
明方法で埗られる玫色の固䜓䞉塩化チタンには、
少量の錯化した゚ヌテルや添加した゚ステルが含
たれおいるがアルミニりム化合物成分はほずんど
怜出されず、倚い堎合でもチタンに察するアルミ
ニりムの重量比はを越えるこずはない。 以䞊のようにしお埗られた固䜓䞉塩化チタン
は、α―オレフむン重合甚觊媒成分ずしお、ずく
に有甚である。すなわち、有機アルミニりム化合
物ず組合せおα―オレフむンの重合に甚いるず、
ずくに高い重合掻性ず極めお良奜な立䜓芏則性の
α―オレフむン重合䜓を䞎える觊媒ずなる。α―
オレフむンの重合に甚いる堎合に぀いお説明する
ず、共觊媒ずしお甚いられる有機アルミニりム化
合物ずしおは、䞀般匏AlR6 nY3-n匏䞭、R6は炭
玠数〜のアルキル基を、は〜の数を、
はハロゲン原子を瀺すで衚わされる有機アル
ミニりム化合物䟋えばゞ゚チルアルミニりムモノ
クロリド、ゞメチルアルミニりムモノクロリド、
ゞ――プロピルアルミニりムモノクロリド、ゞ
――ブチルアルミニりムモノクロリド、ゞ―
―ヘキシルアルミニりムモノクロリド等のゞアル
キルアルミニりムモノハラむド等が挙げられる。
このうち、R6がノルマルプロピルたたはノルマ
ルヘキシルで、が塩玠で、が1.95〜2.10であ
るような化合物は、ずくに高い重合掻性ず極めお
良奜な立䜓芏則性のα―オレフむン重合䜓を䞎え
る点で奜たしい。α―オレフむンの重合には、䞊
蚘固䜓䞉塩化チタンおよび共觊媒のほかに觊媒第
成分ずしお電子䟛䞎性化合物を甚いるこずがで
〓〓〓〓
きる。このような電子䟛䞎性化合物ずしおは、ト
リアルキルホスフアむト、トリアリヌルホスフア
むト、カルボン酞゚ステル等が挙げられる。觊媒
各成分の䜿甚割合は、通垞、䞉塩化チタン有機
アルミニりム化合物のモル比で〜100奜た
しくは〜40の範囲から遞ばれる。觊媒第
成分を䜿甚する堎合には、同じく䞉塩化チタン
觊媒第成分のモル比で、0.01〜10奜たしく
は0.05〜になるように遞ばれる。重合させ
るα―オレフむンずしおは、プロピレン、ブテン
―、―メチルペンテン―等が挙げられ、こ
れらのα―オレフむンの単独重合、これらず゚チ
レンずの共重合、又はこれら盞互の共重合がおこ
なわれる。ずくに、プロピレン単独重合䜓、プロ
ピレン90重量以䞊を含むランダム共重合䜓たた
はプロピレン80重量以䞊を含むブロツク共重合
䜓を補造する立䜓芏則性重合に奜適である。重合
反応は、気盞重合でおこな぀おもよいし、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、液状プロピレン等の皀
釈剀の存圚䞋にスラリヌ重合でおこな぀おもよ
い。たた、重合の枩床ず圧力に぀いおは特に限定
はないが、通垞、30℃〜100℃、奜たしくは50℃
〜90℃、圧力は倧気圧〜100気圧皋床である。な
お、重合の際、氎玠、ハロゲン化炭化氎玠等の公
知の分子量制埡剀を甚いるこずもできる。 以䞋本発明を実斜䟋および比范䟋に埓぀お曎に
詳现に説明する。なお、実斜䟋および比范䟋䞭、
觊媒効率CEは、䞉ハロゲン化チタン系固䜓觊媒
䞭のチタン原子圓りのポリプロピレン生産量
である。たた觊媒掻性はチタン原子圓
り、時間圓り、プロピレン圧Kgcm2圓りのポ
リプロピレン生産量である。CE及びの算出
は生成重合䜓粉末からプレス片を䜜成しお螢光
線分析以䞋、FX分析ず略すでTi含量を定量
しお求めた。IIはアむ゜タクチツクむンデツクス
を瀺し改良型゜ツクスレヌ抜出噚で沞隰ノルマル
ヘプタンにより生成重合䜓を時間抜出した際の
残量重量、以䞋単にず略すである。非結
晶性重合䜓は沞隰ノルマルヘプタンに可溶である
から、IIは党生成重合䜓䞭の結晶性重合䜓の割合
を瀺す。たた嵩密床ρBはJIS――6721に埓い、
100c.c.のメスシリンダヌにポリマヌ粉末を自然萜
䞋方匏で充填し、ポリマヌ重量を枬定し単䜍c.c.圓
りの重量を算出した倀である。 実斜䟋  充分に也燥し、アルゎン眮換した容量の四
぀口フラスコに粟補トル゚ン200ml、
TiCl4180mmol、ゞ――ブチル゚ヌテル90mmol
を加え撹拌䞋25℃に保぀た。次いでゞ゚チルアル
ミニりムモノクロラむド90mmol、ゞ――ブチ
ル゚ヌテル90mmolを溶解した粟補トル゚ン100ml
を添加し耐色の均䞀溶液を埗た。次いでこの均䞀
溶液を埐々に加熱しお昇枩した。昇枩途䞭50℃附
近より玫色の固䜓䞉塩化チタンの生成が認められ
た。僅かに玫色固䜓䞉塩化チタンが生成した時点
で安息銙酞―オクチル゚ステル以䞋OBず略
す13.5mmolOBTiCl40.075をトル゚ン
mlず共に添加した。觊媒溶液系は曎に昇枩を続
け95℃に昇枩埌同枩床で撹拌䞋90分保持し玫色の
固䜓䞉塩化チタンを埗た。次いで冷华后沈柱玫色
固䜓䞉塩化チタンを濟別し粟補トル゚ン200mlで
回掗浄し玫色固䜓䞉塩化チタンスラリヌを埗
た。スラリヌ濃床より求めた収量は31.8であ぀
た。固䜓䞉塩化チタンの分析の結果組成はTiCl3
nBu2O0.124・OB0.063であ぀た。又BET法に
よるこの固䜓䞉塩化チタンの比衚面積は32m2
であ぀た。 次に、埗られた固䜓䞉塩化チタンを甚いたプロ
ピレン重合䟋を瀺す。 充分に也燥し粟補窒玠で眮換した容量の誘
導撹拌匏オヌトクレヌブに共觊媒ゞ――プロピ
ルアルミニりムモノクロラむド2.0mmolを仕蟌み
次いで氎玠ガスを1.2Kgcm2ゲヌゞ圧加え曎に液
化プロピレン750を仕蟌んだ。内枩が65℃にな
぀た時点で、䞊で埗られた固䜓䞉塩化チタンスラ
リヌを粟補窒玠で圧入し重合反応を開始した。
時間埌未反応のプロピレンを速やかにパヌゞし攟
冷埌癜色粉末状ポリプロピレン413を埗た。FX
分析によりポリマヌ䞭のTi分析の結果20.1ppmで
あり、CE49750、603であ぀た。たたII
97.2、ρB0.41c.c.であ぀た。 比范䟋  OBを党く添加しないほかは、実斜䟋ず党く
同様にしお玫色の固䜓䞉塩化チタンを埗た。この
固䜓䞉塩化チタンを甚いお実斜䟋ず同様にしお
プロピレンの重合を行いその結果を衚―に瀺し
た。 比范䟋  〓〓〓〓
比范䟋で埗られた固䜓䞉塩化チタンを甚い重
合反応系にOBを添加しおプロピレンを重合し
た。即ち比范䟋でOBTiCl3mol比が0.063実
斜䟋の固䜓䞉塩化チタンに付着しおいるものず
同䞀量ずなる様に重合系に添加し比范䟋ず同
様にプロピレンの重合を行ない結果を衚―にた
ずめた。 実斜䟋〜および比范䟋 これらの䟋においおは、実斜䟋においおOB
の添加時期を次のように倉曎した倖は実斜䟋ず
同様に固䜓䞉塩化チタンを調補した。実斜䟋
は各々70℃、95℃に昇枩した時点で添加したも
のであり各々固䜓䞉塩化チタンが玄20、55析
出した時点に添加した。比范䟋は95℃で90分埌
100析出后に添加したものである。これらの
玫色固䜓䞉塩化チタンを甚いお実斜䟋ず同様に
しおプロピレンの重合を行いその結果を衚―に
たずめた。 実斜䟋 〜 これらの䟋においおは実斜䟋におけるOBの
添加量を倉曎した倖は実斜䟋ず同様にしお固䜓
䞉塩化チタンを調補した。実斜䟋およびは
各々18mmol、9mmolのOBを添加した。埗られた
固䜓䞉塩化チタンを甚い実斜䟋ず同様にしおプ
ロピレンの重合を行い結果を衚―にたずめた。
【衚】 実斜䟋〜10および比范䟋〜 実斜䟋に斌お、OBの代りに衚―に瀺す゚
ステルに倉曎した倖は実斜䟋ず同様にしお固䜓
䞉塩化チタンを調補し、埗られた固䜓䞉塩化チタ
ンを甚いお実斜䟋ず同様にしお、プロピレンを
重合し、その結果を衚―に瀺す。
【衚】 〓〓〓〓

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  ゚ヌテルの存圚䞋で液状化させた䞉塩化チタ
    ン液状物を150℃以䞋の枩床で析出凊理し埮粒状
    固䜓䞉塩化チタンを補造する方法においお、該䞉
    塩化チタン液状物よりの埮粒状固䜓䞉塩化チタン
    の析出凊理を䞀般匏【匏】匏䞭、 R1ずR2は炭化氎玠残基を瀺し、R1ずR2の炭玠数
    の総和は10以䞊であるで衚わされる゚ステル化
    合物の存圚䞋におこなうこずを特城ずする固䜓䞉
    塩化チタンの補造法。  R1ずR2の炭玠数の総和が12以䞊である゚ス
    テル化合物を甚いるこずを特城ずする特蚱請求の
    範囲第項蚘茉の固䜓䞉塩化チタンの補造法。
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