JPS626435A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPS626435A JPS626435A JP60143407A JP14340785A JPS626435A JP S626435 A JPS626435 A JP S626435A JP 60143407 A JP60143407 A JP 60143407A JP 14340785 A JP14340785 A JP 14340785A JP S626435 A JPS626435 A JP S626435A
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- Japan
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- magnetic
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- magnetic layer
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ、産業上の利用分野
本発明は磁気テープ、磁気シート、磁気ディスク等の磁
気記録媒体に関するものである。
気記録媒体に関するものである。
口、従来技術
一般に、磁気テープ等の磁気記録媒体は、磁性粉、バイ
ンダー樹脂等からなる磁性塗料を支持体上:二塗布、乾
燥することl:よりて製造される。
ンダー樹脂等からなる磁性塗料を支持体上:二塗布、乾
燥することl:よりて製造される。
こうしたぜ移気記録媒体においては従来から、媒体製造
のための塗布液調製の際、微粒子状の磁性粉をバインダ
ー樹脂ととも(二有機溶剤中に分散させるため(二種々
の分散剤や界面活性剤が使われている。
のための塗布液調製の際、微粒子状の磁性粉をバインダ
ー樹脂ととも(二有機溶剤中に分散させるため(二種々
の分散剤や界面活性剤が使われている。
分散剤の例として、油状レシチンあるいは粉末レシチン
、飽和あるいは不飽和脂肪酸及びこれらの塩、ポリオキ
ンエチレン鎖を有する炭化水素、高級アルコールの硫酸
エステルやリン酸エステルなどがある。
、飽和あるいは不飽和脂肪酸及びこれらの塩、ポリオキ
ンエチレン鎖を有する炭化水素、高級アルコールの硫酸
エステルやリン酸エステルなどがある。
これらの分散剤は、磁性粉100重量部(二対して0.
01〜20重量部の範囲で添加される。
01〜20重量部の範囲で添加される。
近年、要求される高性能磁気テープ製造のためには、磁
性体粒子の超微粒子化、高BIT化が必須であるが、従
来の添加剤では、望ましい特性を有する磁気記録層を得
ることが困難であり、又、実験室内での試作では優れた
特性であっても量産化や生産、技術的見地から実用化さ
れないものもある。 特(二超微粒子の磁性粉から、均
一でかつ低粘度な、塗布性の優れた磁気テープ塗料を製
造することが困難であった。
性体粒子の超微粒子化、高BIT化が必須であるが、従
来の添加剤では、望ましい特性を有する磁気記録層を得
ることが困難であり、又、実験室内での試作では優れた
特性であっても量産化や生産、技術的見地から実用化さ
れないものもある。 特(二超微粒子の磁性粉から、均
一でかつ低粘度な、塗布性の優れた磁気テープ塗料を製
造することが困難であった。
又、従来技術では、磁性粉の表面改質によるバインダー
溶液への分散を第−義的に考えており、製造された塗料
の安定性、塗布性(二ついてはあまり考慮されていなか
りた。
溶液への分散を第−義的に考えており、製造された塗料
の安定性、塗布性(二ついてはあまり考慮されていなか
りた。
他方、磁性層)ニスルホ基又はカルボキシルを有する化
合物を分散剤として含有させることが知られている。
例えば、特開昭56−10164.7号(=は、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体とウレタン樹脂中に、ジアル
キルスルホコハク酸塩を含有させることが示されている
。
合物を分散剤として含有させることが知られている。
例えば、特開昭56−10164.7号(=は、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体とウレタン樹脂中に、ジアル
キルスルホコハク酸塩を含有させることが示されている
。
しかし、ジアルキルスルホコハク酸塩は磁性層の表面(
ニしみ出し易く、ブルーミング、及び媒体製造時のカレ
ンダー処理時のカレンダーロールの汚染を招くことが判
った。
ニしみ出し易く、ブルーミング、及び媒体製造時のカレ
ンダー処理時のカレンダーロールの汚染を招くことが判
った。
ハ、発明の目的
本発明の目的は、分散安定性、塗布性等が良好であるの
みならず、ブルーミングを生じず、電磁変換特性に優れ
た磁気記録媒体を提供すること(二ある。
みならず、ブルーミングを生じず、電磁変換特性に優れ
た磁気記録媒体を提供すること(二ある。
二、発明の構成及びその作用効果
即ち、本発明は、カルボキシル基及び/又はスルホ基を
有する有機染料又は顔料と、下記一般式で表わされる化
合物とが磁性層に含有されている磁気記録媒体に係るも
のである。
有する有機染料又は顔料と、下記一般式で表わされる化
合物とが磁性層に含有されている磁気記録媒体に係るも
のである。
一般式:
(但、人は水酸基或いは一〇M(Mはアルカリ又はアル
カリ土類金属)で表わされる基、又は R−0−←Cf(、CH,0← で表わされる基、n%mは1〜200の実数、Rは炭化
水素残基である。) 本発明によれば、磁性ノ―(二上記の有機染料又は顔料
(以下、「本発明の化合物I」と称する。)を含有させ
ているので、磁性粒子の分散が安定化し、塗布性が向上
する。 加えて、上記一般式の化合物(以下、「本発明
の化合物■」と称する。)は、磁性塗料の経時安定性を
保持しながら、BIT値30 y// fr以上の磁性
粉でも良好に分散せしめ、磁性層等の表面性を向上させ
ることができるので、本発明の化合物Iの割合を減らし
て分散剤のブルーミングを抑えることができる。 即ち
、本発明の化合物Iは磁気媒体用の分散剤として優れた
ものではあるが、多量(二値用した場合(:は磁性層の
表面にしみ出すことがあり、媒体の用途(二よりては固
体化合物であり、一種のフィラーの役目を果し、化合物
!のしみ出しを必要最小限に制御することができる。
したがって、これら2種の化合物の組合せ:二より、磁
性体を良好に分散させることが出来るうえに、電磁変換
特性が良好でかつ走行性も安定した媒体を得ることがで
きた。
カリ土類金属)で表わされる基、又は R−0−←Cf(、CH,0← で表わされる基、n%mは1〜200の実数、Rは炭化
水素残基である。) 本発明によれば、磁性ノ―(二上記の有機染料又は顔料
(以下、「本発明の化合物I」と称する。)を含有させ
ているので、磁性粒子の分散が安定化し、塗布性が向上
する。 加えて、上記一般式の化合物(以下、「本発明
の化合物■」と称する。)は、磁性塗料の経時安定性を
保持しながら、BIT値30 y// fr以上の磁性
粉でも良好に分散せしめ、磁性層等の表面性を向上させ
ることができるので、本発明の化合物Iの割合を減らし
て分散剤のブルーミングを抑えることができる。 即ち
、本発明の化合物Iは磁気媒体用の分散剤として優れた
ものではあるが、多量(二値用した場合(:は磁性層の
表面にしみ出すことがあり、媒体の用途(二よりては固
体化合物であり、一種のフィラーの役目を果し、化合物
!のしみ出しを必要最小限に制御することができる。
したがって、これら2種の化合物の組合せ:二より、磁
性体を良好に分散させることが出来るうえに、電磁変換
特性が良好でかつ走行性も安定した媒体を得ることがで
きた。
本発明の化合物I(有機染料又は有機顔料)としては、
以下の4つの条件の少なくともいずれか1つの条件を満
していることが望ましい。
以下の4つの条件の少なくともいずれか1つの条件を満
していることが望ましい。
1、 アゾ系化合物であること。
乞 塩の形であること。 塩としては、NH4(アンモ
ニウム塩)、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、有
機アミン塩が好ましい。
ニウム塩)、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、有
機アミン塩が好ましい。
3、一般式として、以下の骨格を有しているこR%Rは
炭化水素残基で、少 なくともいずれかにカルボキシ 基又はスルホ基を仔している。
炭化水素残基で、少 なくともいずれかにカルボキシ 基又はスルホ基を仔している。
さら署二好ましくは、次の基本構造式を有しY ニーC
L、−NO,,−QC!(、、−CH3、−C,H,、
−QC,H,、−CONH−R、−H。
L、−NO,,−QC!(、、−CH3、−C,H,、
−QC,H,、−CONH−R、−H。
−〇H1のいずれか。
R: −C1,−NO,、−0CR,、−〇H,、−C
,H,、−〇〇、H,、−H,−COOH,−8O,H
,のいずれかを有するフェニル環又はナフタレン、イン
ドール、キノリン環等の縮合環。
,H,、−〇〇、H,、−H,−COOH,−8O,H
,のいずれかを有するフェニル環又はナフタレン、イン
ドール、キノリン環等の縮合環。
Z ニーC0OH又は−130,H又はこれらの塩(塩
としては、アンモニウム塩、アルカリ金属塩、アルカリ
土類金属塩、有機アミン塩)。
としては、アンモニウム塩、アルカリ金属塩、アルカリ
土類金属塩、有機アミン塩)。
H,,1,mQN5、 ml 、 J m O〜2゜゛
・−7パ −ル環、キノリン環等の縮合環を表わす。
・−7パ −ル環、キノリン環等の縮合環を表わす。
X : CL、−N(Jt、−0CR,、−CH,、−
C,H,。
C,H,。
−QC,I(、、−)11−COOH,−80,Hのい
ずれか。
ずれか。
なお、R,Xの−COOH,−8o、Hについても2と
同じく塩を形成していてもよい。
同じく塩を形成していてもよい。
4、赤色系統のものであること。
これらの有機色素又は有機顔料の例は下記の辿りである
。
。
アゾ化合物の例ニ
■−13
rI
■−14
龜υ3↓〜a
ニー19
好ましいアゾ化合物の例:
HO
曲に使用できる色素化合物:
■−42
I −43Q
II
■−45
■−52
l−56
I−57
本発明の化合物Hについて、上記一般式中のn。
mは1ff200とすべきであり、3〜100が2好ま
しい、 また、Rは炭素原子数6〜30とするのがよく
、特C二媒体の耐久性の点でtert−ブチル基がよい
が、その炭素原子数を6以上とするのがバインダーとの
なじみを良好としたり、層中での移動を防止したりする
点で望ましく、また30以下とする方が磁性塗料等の分
散不良を防いだり、リン酸残基の適度の親水性を保てる
点で望ましいからである。 上記炭素原子数は更に2〜
24であるのが望ましい、 この場合、Rは好ましくは
芳香環を有していて親油性を呈し、かつエチレングリコ
ール残基(+OH!OH,O+ )は親水性を呈するの
で、これら両系の比率(特に、n及びRの種@)を調整
することによって、適切なHL B (Hydroph
ilic−Lipophllic −Ba+1ancs
s :親水性−親油性バランス)を得ることができる。
しい、 また、Rは炭素原子数6〜30とするのがよく
、特C二媒体の耐久性の点でtert−ブチル基がよい
が、その炭素原子数を6以上とするのがバインダーとの
なじみを良好としたり、層中での移動を防止したりする
点で望ましく、また30以下とする方が磁性塗料等の分
散不良を防いだり、リン酸残基の適度の親水性を保てる
点で望ましいからである。 上記炭素原子数は更に2〜
24であるのが望ましい、 この場合、Rは好ましくは
芳香環を有していて親油性を呈し、かつエチレングリコ
ール残基(+OH!OH,O+ )は親水性を呈するの
で、これら両系の比率(特に、n及びRの種@)を調整
することによって、適切なHL B (Hydroph
ilic−Lipophllic −Ba+1ancs
s :親水性−親油性バランス)を得ることができる。
本発明の化合物において、上記一般式中、AがR−0−
←CHtCH,0÷− である場合は、ジエステル体となるが、使用ζ;際して
は、このジエステル体とAが水酸基であるモノエステル
体とを併用すれば好ましい特性の媒体が得られる。 勿
論、モノエステル体とジエステル体とを夫々単独で使用
してもよい。 また、上記−船中のAとして、−0Na
、 −OKあるいは本発明(=かかる化合物のバリウム
塩等を適用してよいが、この場合は磁性粉を本発明の化
合物で前処理した後(=塗料中に添加するのがよい。
←CHtCH,0÷− である場合は、ジエステル体となるが、使用ζ;際して
は、このジエステル体とAが水酸基であるモノエステル
体とを併用すれば好ましい特性の媒体が得られる。 勿
論、モノエステル体とジエステル体とを夫々単独で使用
してもよい。 また、上記−船中のAとして、−0Na
、 −OKあるいは本発明(=かかる化合物のバリウム
塩等を適用してよいが、この場合は磁性粉を本発明の化
合物で前処理した後(=塗料中に添加するのがよい。
また、本発明の化合物■(=おいて、上記一般式中のn
%mを選択することによって、その化合物のHLBを8
〜14とするのが望ましい。 即ち、HLBが8より小
さいと親油性が強くなり、また14より大きいと親水性
が強くなり、いずれの場合も磁性塗料等の分散剤として
分散不良や分散経時安定性の面で好ましくないことがあ
る。
%mを選択することによって、その化合物のHLBを8
〜14とするのが望ましい。 即ち、HLBが8より小
さいと親油性が強くなり、また14より大きいと親水性
が強くなり、いずれの場合も磁性塗料等の分散剤として
分散不良や分散経時安定性の面で好ましくないことがあ
る。
本発明の化合物I、IIの磁性層中への添加量には適切
な範囲があり、磁性粉100重量部に対して合計で1〜
10重量部がよく、2〜7重量部が更;=よい。 添加
量を1重量部以上とすることによって分散性、耐久性等
を充分とし、層の表面性を良くし、また10重量部以下
とすることによって塗料の粘度を充分として膜厚の制御
をし易くなる。
な範囲があり、磁性粉100重量部に対して合計で1〜
10重量部がよく、2〜7重量部が更;=よい。 添加
量を1重量部以上とすることによって分散性、耐久性等
を充分とし、層の表面性を良くし、また10重量部以下
とすることによって塗料の粘度を充分として膜厚の制御
をし易くなる。
本発明の化合物■の具体例は以下の通りであるが、これ
らに限定されるものではない。
らに限定されるものではない。
水酸基はアルカリ金属又はアルカリ土類金属と塩を形成
していてもよい。) I−2 属と塩を形成していてもよい。) 水酸基はアルカリ金属又はアルカリ土類金属と塩を形成
していてもよい。) t−4 水酸基はアルカリ金属又はアルカリ土類金属と塩を形成
していてもよい。) ■−5。
していてもよい。) I−2 属と塩を形成していてもよい。) 水酸基はアルカリ金属又はアルカリ土類金属と塩を形成
していてもよい。) t−4 水酸基はアルカリ金属又はアルカリ土類金属と塩を形成
していてもよい。) ■−5。
水酸基はアルカリ金属又はアルカリ土類金属と塩を形成
していてもよい。) [−6 C,、F(、、−0−(CI(2C)I、O)4−P−
0)I番 (A=OH又はC,、H3,−0−(CH,CH,O)
、 −1水酸基はアルカリ金属又はアルカリ土類金属と
塩を形成していてもよい。) C1,I(、、−0−(CH,CH,O)s−P−OH
(A = OH又はC1,H,、−0−(CH,CH,
O) 、−1水酸基はアルカリ金属又はアルカリ土類金
属と塩を形成していてもよい。) CstHts O(C馬CE(、O)、 −P−OE
((A=OH又はC,、H,、−0−(CI(、CH,
0)s −1水酸基はアルカリ金属又はアルカリ土類金
属と塩を形成していてもよい。) 本発明の化合物はプレミックスの段階で添加してもよい
し、ニーダ−などで磁性粉と練り合わせてもよいし、前
処理として磁性粉を分散剤溶液に含浸させてもよい。
していてもよい。) [−6 C,、F(、、−0−(CI(2C)I、O)4−P−
0)I番 (A=OH又はC,、H3,−0−(CH,CH,O)
、 −1水酸基はアルカリ金属又はアルカリ土類金属と
塩を形成していてもよい。) C1,I(、、−0−(CH,CH,O)s−P−OH
(A = OH又はC1,H,、−0−(CH,CH,
O) 、−1水酸基はアルカリ金属又はアルカリ土類金
属と塩を形成していてもよい。) CstHts O(C馬CE(、O)、 −P−OE
((A=OH又はC,、H,、−0−(CI(、CH,
0)s −1水酸基はアルカリ金属又はアルカリ土類金
属と塩を形成していてもよい。) 本発明の化合物はプレミックスの段階で添加してもよい
し、ニーダ−などで磁性粉と練り合わせてもよいし、前
処理として磁性粉を分散剤溶液に含浸させてもよい。
本発明の磁気記録媒体において、磁性層のバインダー樹
脂として少なくともポリウレタンを使用できるが、これ
は、ポリオールとポリイソシアネートとの反応によって
合成できる。 使用可能なポリオールとしては、フタル
酸、アジピン酸、アゼライン酸、二世化すルイン酸、マ
レイン酸などの有機二塩基酸と、エチレングリコール、
プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジエチン
ングリコールなどのグリコール類もしくはトリメチロー
ルプロパン、ヘキナントリオール、グリセリン、トリメ
チロールエタン、ペンタエリスリトールなどの多価アル
コール類もしくはこれらのグリコール類および多価アル
コール類の中から選ばれた任意の2種以上のポリオール
との反応によて合成されたポリエステルポリオール;ま
たは、S−カプロラクタム、α−メチル−1−カプロラ
クタム、9−メチル−8−カプロラクタム、r−プチロ
ラクタム等のラクタム類から合成されるラクトン系ポリ
エステルポリオール;またはエチレンオキサイド、プロ
プレンオキサイド、ブチレンオキサイドなどから合成さ
れるポリエーテルポリオール等が挙げられる。
脂として少なくともポリウレタンを使用できるが、これ
は、ポリオールとポリイソシアネートとの反応によって
合成できる。 使用可能なポリオールとしては、フタル
酸、アジピン酸、アゼライン酸、二世化すルイン酸、マ
レイン酸などの有機二塩基酸と、エチレングリコール、
プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジエチン
ングリコールなどのグリコール類もしくはトリメチロー
ルプロパン、ヘキナントリオール、グリセリン、トリメ
チロールエタン、ペンタエリスリトールなどの多価アル
コール類もしくはこれらのグリコール類および多価アル
コール類の中から選ばれた任意の2種以上のポリオール
との反応によて合成されたポリエステルポリオール;ま
たは、S−カプロラクタム、α−メチル−1−カプロラ
クタム、9−メチル−8−カプロラクタム、r−プチロ
ラクタム等のラクタム類から合成されるラクトン系ポリ
エステルポリオール;またはエチレンオキサイド、プロ
プレンオキサイド、ブチレンオキサイドなどから合成さ
れるポリエーテルポリオール等が挙げられる。
これらのポリオールは、トリレンジイソシアネート、ヘ
キナメチレンジイソシアネート、メチレンジイソシアネ
ート、メタキンリレンジイソシアネート等のインシアネ
ート化合物と反応せしめ、これ(=よってウレタン化し
たポリエステルポリウレタン、ポリエーテルポリウレタ
ンや、ホスゲンやジフェニルカーボネートでカーボネー
ト化したポリカーボネートポリウレタンが合成される。
キナメチレンジイソシアネート、メチレンジイソシアネ
ート、メタキンリレンジイソシアネート等のインシアネ
ート化合物と反応せしめ、これ(=よってウレタン化し
たポリエステルポリウレタン、ポリエーテルポリウレタ
ンや、ホスゲンやジフェニルカーボネートでカーボネー
ト化したポリカーボネートポリウレタンが合成される。
これらのポリウレタンは通常は主として、ポリイソシア
ネートとポリオールとの反応で製造され、そして遊離イ
ソシアネート基及び/又はヒドロキシル基を含有するウ
レタン樹脂またはウレタンブレボリマーの形でも、ある
いはこれらの反応性末端基を含有しないもの(例えばウ
レタンエラストマーの形)であってもよい。
ネートとポリオールとの反応で製造され、そして遊離イ
ソシアネート基及び/又はヒドロキシル基を含有するウ
レタン樹脂またはウレタンブレボリマーの形でも、ある
いはこれらの反応性末端基を含有しないもの(例えばウ
レタンエラストマーの形)であってもよい。
ポリウレタン、ウレタンプレポリマー、ウレタンエラス
トマーの製造方法、硬化架橋方法等については公知であ
るので、その詳細な説明は省略する。
トマーの製造方法、硬化架橋方法等については公知であ
るので、その詳細な説明は省略する。
なお、本発明では、バインダー樹脂として上記のポリウ
レタンと共に、フェノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系
共重合体も含有せしめれば、磁性層に適用する場合に磁
性粉の分散性が向上し、その機械的強度が増大する。
但、フェノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系共重合体の
みでは層が硬くなりすぎるがこれはポリウレタンの含有
によって防止でき、支持体又は下地層との接着性が良好
となる。
レタンと共に、フェノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系
共重合体も含有せしめれば、磁性層に適用する場合に磁
性粉の分散性が向上し、その機械的強度が増大する。
但、フェノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系共重合体の
みでは層が硬くなりすぎるがこれはポリウレタンの含有
によって防止でき、支持体又は下地層との接着性が良好
となる。
使用可能なフェノキシ樹脂(二は、ビスフェノールAと
エピクロルヒドリンの重合より得られる重合体であり、
下記一般式で表わされる。
エピクロルヒドリンの重合より得られる重合体であり、
下記一般式で表わされる。
(但、n;82〜13)
例えば、ユニオンカーバイド社製のPKHC。
PKHHSPKHT等がある。
また、使用可能な上記の塩化ビニル系共重合体としては
、 におけるt及びmから導き出されるモル比は、前者のユ
ニット;;ついては95〜50モル%であり、後者のユ
ニットについては5〜50モル%である。
、 におけるt及びmから導き出されるモル比は、前者のユ
ニット;;ついては95〜50モル%であり、後者のユ
ニットについては5〜50モル%である。
また、Xは塩化ビニルと共重合し得る単量体残基を表わ
し、酢酸ビニル、ビニルアルコール、無水マレイン酸等
からなる群より選ばれた少なくとも1種を表わす。
(z+m)として表わされる重合度は好ましくは100
〜600であり、重合度が100未満;二なると磁性層
等が粘着性を帯び易く、600を越えると分散性が悪く
なる。 上記の塩化ビニル系共重合体は、部分的に加水
分解されていてもよい。 塩化ビニル系共重合体として
、好ましくは塩化ビニル−酢酸ビニルを含んだ共重合体
(以下、[塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体]という
。)が挙げられる。 塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合
体の例としては、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアル
コール、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸の各
共重合体が挙げられ、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合
体の中でも、部分加水分解された共重合体が好ましい。
し、酢酸ビニル、ビニルアルコール、無水マレイン酸等
からなる群より選ばれた少なくとも1種を表わす。
(z+m)として表わされる重合度は好ましくは100
〜600であり、重合度が100未満;二なると磁性層
等が粘着性を帯び易く、600を越えると分散性が悪く
なる。 上記の塩化ビニル系共重合体は、部分的に加水
分解されていてもよい。 塩化ビニル系共重合体として
、好ましくは塩化ビニル−酢酸ビニルを含んだ共重合体
(以下、[塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体]という
。)が挙げられる。 塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合
体の例としては、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアル
コール、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸の各
共重合体が挙げられ、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合
体の中でも、部分加水分解された共重合体が好ましい。
上記の塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体の具体例と
しては、ユニオンカーバイド社製のrVAGHJ、rv
yHHJ、rVMCHJ、漬水化学■製の「エスレック
A」、「エスンックA−s」、rエスレククC」、「エ
スレックM」、電気化学工業■製の「デンカビニ/l/
1000 G J、「デンカビニル100OWJ等が
使用できる。
しては、ユニオンカーバイド社製のrVAGHJ、rv
yHHJ、rVMCHJ、漬水化学■製の「エスレック
A」、「エスンックA−s」、rエスレククC」、「エ
スレックM」、電気化学工業■製の「デンカビニ/l/
1000 G J、「デンカビニル100OWJ等が
使用できる。
また、上記以外(=も、バインダー樹脂として繊維素系
樹脂が使用可能であるが、これ(=は、セルロースエス
テル、セルロース無機酸エステル、セルロース有機酸エ
ステル等が使用できる。 セルロースエーテルとしては
、メチルセルロース、エチルセルロース等が使用できる
。 セルロース無機酸エステルとしては、ニトロセルロ
ース、硫酸セルロース、燐酸セルロース等が使用できる
。
樹脂が使用可能であるが、これ(=は、セルロースエス
テル、セルロース無機酸エステル、セルロース有機酸エ
ステル等が使用できる。 セルロースエーテルとしては
、メチルセルロース、エチルセルロース等が使用できる
。 セルロース無機酸エステルとしては、ニトロセルロ
ース、硫酸セルロース、燐酸セルロース等が使用できる
。
また、セルロース有機酸エステルとしては、アセチルセ
ルロース、プロピオニルセルロース、ブチリルセルロー
ス等が使用できる。 これら繊維素系樹脂の中でニトロ
セルロースが好ましい。
ルロース、プロピオニルセルロース、ブチリルセルロー
ス等が使用できる。 これら繊維素系樹脂の中でニトロ
セルロースが好ましい。
また、バインダー組成全体については、上述のフレタン
樹脂と、その他の樹脂(フェノキシ樹脂と塩化ビニル系
共重合体等との合計量)との割合は、重量比で90 /
10〜40/60であるのが望ましく、85 /15
〜45 / ssが更に望ましいことが確認されている
。 この範囲を外れて、ウレタン樹脂が多いと分散が悪
くなり易く、またその他の樹脂が多くなると表面性不良
となり易く、特に60重世%を越えると塗膜物性が総合
的にみてあまり好ましくなくなる。 塩化ビニル−酢酸
ビニルの場合、ウレタン樹脂とかなりの自由度で混合で
き、好ましくはウレタン樹脂は15〜75重量%である
。
樹脂と、その他の樹脂(フェノキシ樹脂と塩化ビニル系
共重合体等との合計量)との割合は、重量比で90 /
10〜40/60であるのが望ましく、85 /15
〜45 / ssが更に望ましいことが確認されている
。 この範囲を外れて、ウレタン樹脂が多いと分散が悪
くなり易く、またその他の樹脂が多くなると表面性不良
となり易く、特に60重世%を越えると塗膜物性が総合
的にみてあまり好ましくなくなる。 塩化ビニル−酢酸
ビニルの場合、ウレタン樹脂とかなりの自由度で混合で
き、好ましくはウレタン樹脂は15〜75重量%である
。
本発明の磁気記録媒体を構成する層のバインダー樹脂と
しては、前記したものの他、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹
脂、反応型樹脂、電子線照射硬化型樹脂が使用されても
よい。
しては、前記したものの他、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹
脂、反応型樹脂、電子線照射硬化型樹脂が使用されても
よい。
熱可塑性樹脂としては、軟化温度が150℃以下、平均
分子量が10,000〜200,000、重合度が約2
00〜2,000程度のもので、例えばアクリル酸エス
テル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステル
−塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステル−スチ
レン共重合体等が使用される。
分子量が10,000〜200,000、重合度が約2
00〜2,000程度のもので、例えばアクリル酸エス
テル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステル
−塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステル−スチ
レン共重合体等が使用される。
熱硬化性樹脂または反応型樹脂としては、塗布液の状態
では200,000以下の分子量であり、塗布乾燥後(
:は縮合、付加等の反応により分子量は無限大のものと
なる。 また、これらの樹脂のなかで樹脂が熱分解する
までの間に軟化または溶融しないものが好ましい。 具
体的には、例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素
樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂等である。
では200,000以下の分子量であり、塗布乾燥後(
:は縮合、付加等の反応により分子量は無限大のものと
なる。 また、これらの樹脂のなかで樹脂が熱分解する
までの間に軟化または溶融しないものが好ましい。 具
体的には、例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素
樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂等である。
電子線照射硬化型樹脂としては、不飽和プレポリマー、
例えば無水マレイン酸タイプ、ウレタンアクリルタイプ
、ポリエステルアクリルタイプ等が挙げられる。
例えば無水マレイン酸タイプ、ウレタンアクリルタイプ
、ポリエステルアクリルタイプ等が挙げられる。
本発明の磁気記録媒体(二おいて、磁性層中には、更に
カーボンブラックを添加してよい。 このカーボンブラ
ックは導電性のあるものが望ましいが、遮光性のあるも
のも添加してよい。 こうした導電性カーボンブラック
としては、例えばコロンビアカーボン社製のコンダクテ
ックス(Conductex)975(比表面積250
tr?/g、粒径241mμ)、:F7ダクテツクス9
00(比表面積125m”/g1粒径27諷μ)、カボ
ット社製のパルカン(Cabot Vulcan )X
C−72(比表面積zs4ff//g、粒径30+μ)
、ラーベン1040.420三菱化成■製の4+4等が
ある。
カーボンブラックを添加してよい。 このカーボンブラ
ックは導電性のあるものが望ましいが、遮光性のあるも
のも添加してよい。 こうした導電性カーボンブラック
としては、例えばコロンビアカーボン社製のコンダクテ
ックス(Conductex)975(比表面積250
tr?/g、粒径241mμ)、:F7ダクテツクス9
00(比表面積125m”/g1粒径27諷μ)、カボ
ット社製のパルカン(Cabot Vulcan )X
C−72(比表面積zs4ff//g、粒径30+μ)
、ラーベン1040.420三菱化成■製の4+4等が
ある。
遮光用カーボンブラックとしては、例えばコロンビアカ
ーボン社製のラーベン2000 (比表面積190d1
g、粒径18欝μ)、2100.1170.1000、
三菱化成■製の$100、替75、≠40.15.4+
30等が使用可能である。 カーボンブラックは、その
吸油量が90d(DBP )/100 g以上であると
ストラフチャー構造をとり易く、より高い導電性を示す
点で望ましい。
ーボン社製のラーベン2000 (比表面積190d1
g、粒径18欝μ)、2100.1170.1000、
三菱化成■製の$100、替75、≠40.15.4+
30等が使用可能である。 カーボンブラックは、その
吸油量が90d(DBP )/100 g以上であると
ストラフチャー構造をとり易く、より高い導電性を示す
点で望ましい。
本発明の磁気記録媒体は、例えば第1図に示すように、
支持体1上に磁性層2を有している。
支持体1上に磁性層2を有している。
また磁性層2とは反対側の面に80層3が設けられてい
る。 このBC層は設けられてよいが、設けなくてもよ
い。 磁性/142に使用される磁性粉末、特に強磁性
粉末としては、γ−Fe2O3、C。
る。 このBC層は設けられてよいが、設けなくてもよ
い。 磁性/142に使用される磁性粉末、特に強磁性
粉末としては、γ−Fe2O3、C。
含有r −Fe103 、 Fe3O4、Co含有Fl
!304等の酸化鉄磁性粉; Fe、 N1%Co、
Fe −Ni −Co合金、Fe −Mn−Zn合金、
Fs −Ni−Zn合金、Fe −Co −Ni −C
r合金、Fe−Co −Ni−P合金、Co−Ni 合
金等Fe、 Ni、 Co等を主成分とするメタル磁性
粉等各種の強磁性粉が挙げられる。 これらのうち、C
o含有酸化鉄やメタル磁性粉が望ましい。
!304等の酸化鉄磁性粉; Fe、 N1%Co、
Fe −Ni −Co合金、Fe −Mn−Zn合金、
Fs −Ni−Zn合金、Fe −Co −Ni −C
r合金、Fe−Co −Ni−P合金、Co−Ni 合
金等Fe、 Ni、 Co等を主成分とするメタル磁性
粉等各種の強磁性粉が挙げられる。 これらのうち、C
o含有酸化鉄やメタル磁性粉が望ましい。
また、磁性粉のBIT値はz5rr?/g以上、更には
3orl/g以上がよい。 磁性@2にはまた、潤滑剤
(例えばシリコーンオイル、グラファイト、二硫化モリ
ブデン、二硫化タングステン、炭素原子数12〜20の
一塩基性脂肪酸(例えばステアリン酸)と炭素原子数が
13〜26個の一価のアルコールからなる脂肪酸エステ
ル等)、研磨剤(例えば溶融アルミナ)、帯電防止剤(
例えばグラファイト)等を添加してよい。
3orl/g以上がよい。 磁性@2にはまた、潤滑剤
(例えばシリコーンオイル、グラファイト、二硫化モリ
ブデン、二硫化タングステン、炭素原子数12〜20の
一塩基性脂肪酸(例えばステアリン酸)と炭素原子数が
13〜26個の一価のアルコールからなる脂肪酸エステ
ル等)、研磨剤(例えば溶融アルミナ)、帯電防止剤(
例えばグラファイト)等を添加してよい。
80層3に含有せしめられる非磁性粉としては、カーボ
ンブラック、酸化珪素、酸化チタン、酸化アルミニウム
、酸化クロム、炭化珪素、炭化カルシウム、酸化亜鉛、
α−Fe103 、タルク、カオリン、硫酸カルシウム
、窒素ホウ素、フッ化亜鉛、二酸化モリブデン、炭酸カ
ルシウム等からなるもの、好ましくはカーボンブラック
及び/又は酸化チタンからなるものが挙げられる。
ンブラック、酸化珪素、酸化チタン、酸化アルミニウム
、酸化クロム、炭化珪素、炭化カルシウム、酸化亜鉛、
α−Fe103 、タルク、カオリン、硫酸カルシウム
、窒素ホウ素、フッ化亜鉛、二酸化モリブデン、炭酸カ
ルシウム等からなるもの、好ましくはカーボンブラック
及び/又は酸化チタンからなるものが挙げられる。
また、前記の非磁性粉として、有機粉末、例えばベンゾ
グアナミン系樹脂、メラミン系樹脂、フタロシアニン系
顔料等を添加してもよい。
グアナミン系樹脂、メラミン系樹脂、フタロシアニン系
顔料等を添加してもよい。
また、第1図の磁気記録媒体は、磁性層2と支持体1と
の間に下引き層(図示せず)を設けたものであってよく
、或いは下引き層を設けなくてもよい(以下同様)。
また支持体にコロナ放電処理をほどこしてもよい。 ま
た、BC層3にも、本発明に係る化合物を含有させても
よい。
の間に下引き層(図示せず)を設けたものであってよく
、或いは下引き層を設けなくてもよい(以下同様)。
また支持体にコロナ放電処理をほどこしてもよい。 ま
た、BC層3にも、本発明に係る化合物を含有させても
よい。
また、支持体1の素材としては、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリプロピレン等のプラスチック、At%Zn
等の金属、ガラス、BN、Stカーバイド、磁器、陶器
等のセラミックなどが使用される。
レート、ポリプロピレン等のプラスチック、At%Zn
等の金属、ガラス、BN、Stカーバイド、磁器、陶器
等のセラミックなどが使用される。
なお、上記の磁性層の塗布形成時には、塗料中(=架橋
剤としての多官能イソシアネートを所定量添加しておく
。
剤としての多官能イソシアネートを所定量添加しておく
。
第2図は、他の磁気記録媒体を示すものであるが、第1
図の媒体の磁性層2上(二OC層4が設けられている。
図の媒体の磁性層2上(二OC層4が設けられている。
この00層4は、磁性層2を損傷等から保護するため
に設けられるが、そのために滑性が充分である必要があ
る。 そこで、00層4のバインダー樹脂として、上述
の磁性層2に使用したウレタン樹脂を(望ましくはフェ
ノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系共重合体を併用して
)使用する。 OC@4の表面粗さは特にカラーS/8
Jとの関連でRa≦0.01μs、Rmaw S O,
13部wmとするのがよい。 この場合、支持体1の表
面粗さをRa≦0.01.1111、Rrnax≦0.
13μmとし、平滑な支持体1を用いるのが望ましい。
に設けられるが、そのために滑性が充分である必要があ
る。 そこで、00層4のバインダー樹脂として、上述
の磁性層2に使用したウレタン樹脂を(望ましくはフェ
ノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系共重合体を併用して
)使用する。 OC@4の表面粗さは特にカラーS/8
Jとの関連でRa≦0.01μs、Rmaw S O,
13部wmとするのがよい。 この場合、支持体1の表
面粗さをRa≦0.01.1111、Rrnax≦0.
13μmとし、平滑な支持体1を用いるのが望ましい。
第3図は、磁気ディスクとして構成された磁気記録媒体
を示し、支持体1の両面に上述と同様の磁性層2.00
層4が夫々設けられており、00層4には上述のウレタ
ン樹脂を主成分とするバインダー樹脂が含有せしめられ
てよい。
を示し、支持体1の両面に上述と同様の磁性層2.00
層4が夫々設けられており、00層4には上述のウレタ
ン樹脂を主成分とするバインダー樹脂が含有せしめられ
てよい。
ホ、実施例
以下、本発明を具体的な実施例(二つき説明する。
以下に示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精神か
ら逸脱しない範囲(=おいて種々変更しつる。
ら逸脱しない範囲(=おいて種々変更しつる。
表−1(=示す成分を分散させた後、この磁性塗料を1
μ寓フイルターで濾過後、多官能イソシアネート5部を
添加し、支持体上;;5μ肩厚みに塗でのRF小出力測
定し、ioo回再生後の、当初の出力に対して低下して
いる値を示した。
μ寓フイルターで濾過後、多官能イソシアネート5部を
添加し、支持体上;;5μ肩厚みに塗でのRF小出力測
定し、ioo回再生後の、当初の出力に対して低下して
いる値を示した。
(単位:aB)
ジッター値:
メグ口・エレクトロニクス社製のVTRジッターメータ
ーrMK−612AJを使用し、30℃、80%RHの
高温多湿下で走行回数0回、100回後の各ジッターを
測定した。
ーrMK−612AJを使用し、30℃、80%RHの
高温多湿下で走行回数0回、100回後の各ジッターを
測定した。
夫々の例のビデオテープの性能を表−2;:示した。
表−2
但、実−1、実−2、実−3は、比−1の値をOdBと
したときの相対値で示した。
したときの相対値で示した。
上記結果から、本発明(=基づいて磁性層を構成するこ
とによって、テープ性能が著しく向上することが分る。
とによって、テープ性能が著しく向上することが分る。
比−2は、カレンダー処理時の汚れが著しかった。
図面は本発明の実施例を示すものでもって、第1図、第
2図、第3図は各側による磁気記録媒体の一部分の各拡
大断面図である。 なお、図面に用いられている符号において、2・・・・
・・・・・・磁性層 3・・・・・・・・・・バックコート層(BC層)4・
・・・・・・・・・オーバーコート層(00層)である
。
2図、第3図は各側による磁気記録媒体の一部分の各拡
大断面図である。 なお、図面に用いられている符号において、2・・・・
・・・・・・磁性層 3・・・・・・・・・・バックコート層(BC層)4・
・・・・・・・・・オーバーコート層(00層)である
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、カルボキシル基及び/又はスルホ基を有する有機染
料又は顔料と、下記一般式で表わされる化合物とが磁性
層に含有されている磁気記録媒体。 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ {但、Aは水酸基或いは−OM(Mはアルカリ又はアル
カリ土類金属)で表わされる基、又は R−O−(CH_2CH_2O)−_m で表わされる基、n、mは1〜200の実数、Rは炭化
水素残基である。}
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60143407A JPS626435A (ja) | 1985-06-29 | 1985-06-29 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60143407A JPS626435A (ja) | 1985-06-29 | 1985-06-29 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS626435A true JPS626435A (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=15338051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60143407A Pending JPS626435A (ja) | 1985-06-29 | 1985-06-29 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS626435A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4761338A (en) * | 1983-07-02 | 1988-08-02 | Konishiroku Photo Industry Co., Ltd. | Magnetic recording medium |
EP0660310A1 (en) * | 1993-06-30 | 1995-06-28 | TDK Corporation | Magnetic recording medium and process for producing the same |
-
1985
- 1985-06-29 JP JP60143407A patent/JPS626435A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4761338A (en) * | 1983-07-02 | 1988-08-02 | Konishiroku Photo Industry Co., Ltd. | Magnetic recording medium |
EP0660310A1 (en) * | 1993-06-30 | 1995-06-28 | TDK Corporation | Magnetic recording medium and process for producing the same |
EP0660310A4 (en) * | 1993-06-30 | 1995-12-06 | Tdk Corp | MAGNETIC RECORDING MEDIUM AND METHOD FOR PRODUCING THE SAME. |
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