JPS623431A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS623431A
JPS623431A JP60141311A JP14131185A JPS623431A JP S623431 A JPS623431 A JP S623431A JP 60141311 A JP60141311 A JP 60141311A JP 14131185 A JP14131185 A JP 14131185A JP S623431 A JPS623431 A JP S623431A
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JP
Japan
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magnetic
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layer
magnetic recording
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JP60141311A
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English (en)
Inventor
Akira Kawakami
晃 川上
Ryosuke Isobe
磯辺 亮介
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は磁気テープ、磁気シート、磁気ディスク等の磁
気記録媒体に関するものである。
口、従来技術 一般に、磁気テープ等の磁気記録媒体は、磁性粉、バイ
ンダー樹脂等からなる磁性塗料を支持体上に塗布、乾燥
することによって製造される。
こうした磁気記録媒体においては従来から、媒体製造の
ための塗布液調整の際、微粒子状の磁性粉をバインダー
樹脂とともに有機溶剤中に分散させるために種々の分散
剤や界面活性剤が使われている。分散剤の例として、油
状レシチシ或いは粉末レシチン、飽和或いは不飽和脂肪
酸及びこれらの塩、ポリオキシエチレン鎖、を有する炭
化水素、高級アルコールの硫酸エステルやリン酸エステ
ルなどがある。これらの分散剤は、磁性粉100重量部
に対して0.01〜20重量部の範囲で添加される。
近年、要求される高性能磁気テープ製造のためには、磁
性体粒子の超微粒子化、高BET化が必須であるが、従
来の添加剤では、望ましい特性を有する磁気記録層を得
ることが困難であり、又、実験室内での試作では優れた
特性であっても量産化や生産技術的見地から実用化され
ないものもある。
また、従来技術においては、磁性粉の表面改質によるバ
インダー溶液への分散を第一義と考えており、製造され
た塗料の安定性、塗布性についての考慮が欠けている。
また、塗布された磁性層中での分散剤の劣化、或いはテ
ープ表面へのしみ出し、或いは走行性への悪影響を持つ
もの、電磁変換特性を低下させるものも多い。従来の分
散剤は界面活性能があるものを主に用いており、磁性粉
への吸着などによる磁性粉の表面改質は界面活性以外の
因子もあることを見落としている。
更に、分散性とそれ自身の熱的、化学的安定性を兼備す
る添加剤で、かつ生産通性のあるものは従来のタイプの
中には見出せない。
ハ、発明の目的 本発明の目的の第1は、新規な磁性層用の添加物により
、分散安定性を向上させた磁気記録媒体を提供すること
にあり;第2に、塗布性、停滞安定性の優れた磁性塗料
を提供することにあり;第3に、前記第1、第2の目的
と相俟って、感度の良好な磁気記録媒体を提供すること
にあり;第4に、記録層の耐久性の良好な磁気記録媒体
を提供することにあり;第5に、生産コストの低兼な磁
気記録媒体を提供することにある。
二、発明の構成及びその作用効果 即ち、本発明は、カルボキシル基及び/又はスルホ基を
有する有機染料又は顔料と、コバルトを崩する(特にコ
バルトを被着させた或いはドープした)磁性酸化鉄粒子
とが磁性層に含有されている磁気記録媒体に係るもので
ある。
本発明によれば、磁性層に上記の有機色素化合物(以下
、「本発明の化合物」と称する。)を含有させているの
で、磁性粒子の分散が安定化し、塗布性が向上する。特
に、磁性粒子としてコバルトを有する、磁性酸化鉄を用
いているため、この粒子を微細化してもその分散が充分
となり(即ち本発明の化合物の効果が大きく)、S/N
比やRF比出力の電磁変換特性が大幅に向上する。
本発明の化合物(有機染料又は有機顔料)としては、以
下の4つの条件の少なくともいずれか1つの条件を満た
していることが望ましい。
■、アブ系化合物であること。
2、塩の形であること。塩としては、NH4(アンモニ
ウム塩)、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、有機
アミン塩が好ましい。
3、一般式として、以下の骨格を有していること。
R’i、R2は炭化水素残基で、少なくともいずれかに
カルボキシ基又はスルホ基を有している。
更に好ましくは、次の基本構造式を存しているのがよい
’lニーC1,−NO2、−0CH5、−CH5、−C
2HS、 0CzHs、  C0NHR3、−H,−O
Hのいずれか。
R3ニー(1!、−No 2、−0CH5、−CH3、
C2H5,−○C2H5、−H,−COOH。
5O3Hのいずれかを有するフェニル環又はナフタレン
、インドール、キノリン環等の縮合環。
Z ニーC0OH又は−5O3H又はこれらの塩(塩と
しては、アンモニウム塩、アルカリ金属塩、アルカリ土
類金属塩、有機アミン塩)。
nl、n 2 = O〜5、ml、m 2 = O〜2
゜X:C1、−N O2、−0CH5、−CH5、−C
z Hs、−QC2Hs、 −H,−COOH。
−5O3Hのいずれか。
なお、R3、X(7)−COOHl−3O3Hについて
もZと同じく塩を形成していてもよい。
4、赤色系統のものであること。
これらの有機色素又は有機顔料の例は下記の通りである
(以下、余白次頁へ続く。) (4)                    H−
2す 0NHCHCo()Sr/ 凌 H3 0H O H0C00H 2H5 −N I H2C−C b2+ CCH3 本発明の化合物の磁性層中への添加量には適切な範囲が
あり、磁性粉100重量部に対して合計で0.01〜2
0重量部がよ<、0.1〜10ffi量部が更によい。
添加量を0.01重量部以上とすることによって分散性
、耐久性等を充分とし、層の表面性を良くし、またη重
量部以下とすることによって塗料の粘度を充分として膜
厚の制御をし易くなる。
本発明の磁気記録媒体において、磁性層のバインダー樹
脂として少なくともポリウレタンを使用できるが、これ
は、ポリオールとポリイソシアネートとの反応によって
合成できる。使用可能なポリオールとしては、フタル酸
、アジピン酸、アゼライン酸、三量化リルイン酸、マレ
イン酸などの有機二塩基酸と、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ブチレンゲリコール、ジエチレン
グリコールなどのグリコール類若しくはトリメチロール
プロパン、ヘキサントリオール、グリセリン、トリメチ
ロールエタン、ペンタエリスリトールなどの多価アルコ
ール類若しくはこれらのグリコール類及び多価アルコー
ル類の中から選ばれた任意の2種以上のポリオールとの
反応によって合成されたポリエステルポリオール;又は
、s −カプロラクタム、α−メチル−1−カプロラク
タム、S−メチル−3−カプロラクタム、T−ブチロラ
クタム等のラクタム類から合成されるラクトン系ポリエ
ステルポリオール;又はエチレンオキサイド、プロピレ
ンオキサイド、ブチレンオキサイドなどから合成される
ポリエーテルポリオール等が挙げられる。
これらのポリオールは、トリレンジイソシアネート、ヘ
キサメレンジイソシアネート、メチレンジイソシアネー
ト、メタキシリレンジイソシアネート等のイソシア禾−
ト化合物と反応せしめ、これによってウレタン化したポ
リエステルポリウレタン、ポリエーテルポリウレタンや
、ホスゲンやジフェニルカーボネートでカーボネート化
したポリカーボネートポリウレタンが合成される。
これらのポリウレタンは通常は主として、ポリイソシア
ネートとポリオールとの反応で製造され、そして遊離イ
ソシアネート基及び/又はヒドロキシル基を含有するウ
レタン樹脂又はウレタンプレポリマーの形でも、或いは
これらの反応性末端基を含有しないもの(例えばウレタ
ンエラストマーの形)であっても良い。
ポリウレタン、ウレタンプレポリマー、ウレタンエラス
トマーの製造方法、硬化架橋方法等については公知であ
るので、その詳細な説明は省略する。
なお、本発明では、バインダー樹脂として上記のポリウ
レタンと共に、フェノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系
共重合体も含有せしめれば、磁性層に適用する場合に磁
性粉の分散性が向上し、その機械的強度が増大する。但
し、フェノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系共重合体の
みでは層が硬くなり過ぎるがこれはポリウレタンの含有
によって防止でき、支持体又は下地層との接着性が良好
となる。
使用可能なフェノキシ樹脂には、ビスフェノールAとエ
ピクロルヒドリンの重合より得られる重例えば、ユニオ
ンカーバイド社製のPKHC。
PKHH,PKHT等がある。
また、使用可能な上記の塩化ビニル系共重合体としては
、 一般式: 者のユニットについては95〜50モル%であり、後者
のユニットについては5〜50モル%である。また、X
は塩化ビニルと共重合し得る単量体残基を表し、酢酸ビ
ニル、ビニルアルコール、無水マレイン酸等からなる群
よる選ばれた少なくとも1種を表す。(ff+m)とし
て表される重合度は好ましくは100〜600であり、
重合度が100未満になると磁性層等が粘着性を帯び易
く、600を越えると分散性が悪くなる。上記の塩化ビ
ニル系共重合体は、部分的に加水分解されていても良い
。塩化ビニル系共重合体として、好ましくは塩化ビニル
−酢酸ビニルを含んだ共重合体(以下、「塩化ビニル−
酢酸ビニル系共重合体」という。)が挙げられる。塩化
ビニル−酢酸ビニル系共重合体の例としでは、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル−ビニルアルコール、塩化ビニル−酢酸
ビニル−無水マレイン酸の各共重合体が挙げられ、塩化
ビニル−酢酸ビニル系共重合体の中でも、部分加水分解
された共重合体が好ましい。上記の塩化ビニル−酢酸ビ
ニル系共重合体の具体例としては、ユニオンカーバイド
社製のrVAGHJ、rVYHHJ、rVMCHJ、接
水化学社製の「エスレックA」、「エスレックA−5J
、rエスレックC」、「エスレックM」、電気化学工業
社製の[デンカビニル1000GJ、「デンカビニル1
00OWJ等が使用できる。
また、上記以外にも、バインダー樹脂として繊維素系樹
脂が使用可能であるがこれには、セルロースエーテル、
セルロース無機酸エステル、セルロース有機酸エステル
等が使用できる。セルロースエーテルとしては、メチル
セルロース、エチルセルo −ス等カ使用できる。セル
ロース無機酸エステルとしては、ニトロセルロース、硫
酸セルロース、燐酸セルロース等が使用できる。また、
セルロースf[Mエステルとしては、アセチルセルロー
ス、プロピオニルセルロース、ブチリルセルロース等が
使用できる。これら繊維素系樹脂の中でニトロセルロー
スが好ましい。
また、バインダー組成全体については、上述のウレタン
樹脂と、その他の樹脂(フェノキシ樹脂と塩化ビニル系
共重合体等との合計N)との割合は、重量比で90/1
0〜40/60であるのが望ましく、85/15〜45
155が更に望ましいことが確認されている。この範囲
を外れて、ウレタン樹脂が多いと分散が悪くなり易く、
またその他の樹脂が多くなると表面性不良となり易く、
特に60重量%を越えると塗膜物性が総合的にみてあま
り好ましくなくなる。塩化ビニル−酢酸ビニルの場合、
ウレタン樹脂とかなりの自由度で混合でき、好ましくは
ウレタン樹脂は15〜75重量%である。
本発明の磁気記録媒体を構成する層のバインダー樹脂と
しては、前記したものの他、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹
脂、反応型樹脂、電子線照射硬化型樹脂が使用されても
良い。
熱可塑性樹脂としては、軟化温度が150℃以下、平均
分子量がio、ooo〜200,000、重合度が約2
00〜2.000程度のもので、例えばアクリル酸エス
テル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステル
−塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステル−スチ
レン共重合体が使用される。
熱硬化性樹脂または反応型樹脂としては、塗布液の状態
では200.000以下の分子量であり、塗布乾燥後に
は縮合、付加等の反応により分子量は無限大のものとな
る。また、これらの樹脂のなかで樹脂が熱分解する迄の
間に軟化又は溶融しないものが好ましい。具体的には、
例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラ
ミン樹脂、アルキッド樹脂等である。
電子線照射硬化型樹脂としては、不飽和プレポリマー、
例えば無水マレイン酸タイプ、ウレタンアクリルタイプ
、ポリエステルアクリルタイプ等が挙げられる。
本発明の磁気記録媒体において、磁性層中には、更にカ
ーボンブラックを添加してよい。このカーボンブランク
は導電性のあるものが望ましいが、遮光性のあるものも
添加して良い。こうした導電性カーボンブラックとして
は、例えばコロンビアカーボン社製のコンダクテックス
(Conductex )975(比表面積250m/
g、粒径24mμ) 、:2ンダクテソクス900 (
比表面積125rd/g、粒径27mμ)、カボット社
製のパルカン(Cabot Vulcan)XC−72
(比表面積254rrf/g、粒径30mμ)、ラーベ
ン1040.420、三菱化成社製の#44等がある。
遮光用カーボンブラックとしては、例えばコロンビアカ
ーボン社製のラーベン2000 (比表面積190rr
r/g、粒径18mμ) 、2100.1170.10
00、三菱化成社製の#100 、#75、#40、#
35、#30等が使用可能である。カーボンブラ・ツク
は、その吸油量が90mA  (DBP)/100 g
以上であるとストラフチャー構造をとり易く、より高い
導電性を示す点で望ましい。
このカーボンブランクの粒径は10mμ〜100mμと
することが望ましい。
本発明の磁気記録媒体は、例えば第1図に示すように、
支持体1上に磁性層2を有している。また磁性層2とは
反対側の面にBCC84設けられている。このBC層は
設けられてよいが、設けなくてもよい。磁性層2に使用
される磁性粉末としては、例えばCOを有するγ−Fe
2O3及びF e 304、F e xoy  (2価
の鉄と3価の鉄との混合物、所謂ベルトライド化合物)
が挙げられる。これらのうち、CO被着酸化鉄が好まし
い。
また、磁性粉のBET値は30m/g以上とするのが望
ましい。磁性層2にはまた、潤滑剤(例えばシリコーン
オイル、グラファイト、二硫化モリブデン、二硫化タン
グステン、炭素原子数12〜20の一塩基性脂肪酸(例
えばステアリン酸)と炭素原子数が13〜26個の一価
のアルコールからなる脂肪酸エステル等)、研磨剤(例
えば熔融アルミナ)、帯電防止剤(例えばグラファイト
)等を添加してよい。
BCC84含有せしめられる非磁性粉としては、カーボ
ンブラック、酸化珪素、酸化チタン、酸化アルミニウム
、酸化クロム、炭化珪素、炭化カルシウム、酸化亜鉛、
α−Fe2o3、タルク、カオリン、硫酸カルシウム、
窒素ホウ素、フッ化亜鉛、二酸化モリブデン、炭酸カル
シウム等からなるもの、好ましくはカーボンブラック及
び/又は酸化チタンからなるものが挙げられる。
また、前記の非磁性粉として、打機粉末、例えばベンゾ
グアナミン系樹脂、メラミン系樹脂、フタロシアニン系
顔料等を添加してもよい。
また、第1図の磁気記録媒体は、磁性層2と支持体1と
の間に下引き層(図示せず)を設けたものであってよく
、或いは下引き層を設けなくてもよい(以下同様)。ま
た支持体にコロナ放電処理を施してもよい。また、BC
C84も、本発明に係る化合物を含有させてもよい。
また、支持体1の素材としては、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリプロピレン等のプラスチック、A1.Zn
等の金属、ガラス、BN、Siカーバイド、磁器、陶器
等のセラミックなどが使用される。
なお、上記の磁性層の塗布形成時には、塗料中に架橋剤
としての多官能イソシアネートを所定量添加しておく。
第2図は、伯の磁気記録媒体を示すものであるが、第1
図の媒体の磁性層2上に00層4が設けられている。こ
の00層4は、磁性層2を損傷等から保護するために設
けられるが、そのために滑性が充分である必要がある。
そこで、oc層4のバインダー樹脂として、上述の磁性
層2に使用したウレタン樹脂を(望ましくはフェノキシ
樹脂及び/又は塩化ビニル系共重合体を併用して)使用
する。00層4の表面粗さは特にカラーS/Nとの関連
でRa≦O,Ol p m 、 Rmax≦0.13μ
mとするのがよい。この場合、支持体1の表面粗さをR
a≦0.01 +lj m 、 Rmax≦0.13μ
mとし、平滑な支持体1を用いるのが望ましい。
第3図は、磁器ディスクとして構成された磁気記録媒体
を示し、支持体1の両面に上述と同様の磁性層2.00
層4が夫々設けられており、00層4には上述のウレタ
ン樹脂を主成分とするバインダー樹脂が含有せしめられ
てよい。
ホ、実施例 以下、本発明を具体的な実施例につき比較例と共に説明
する。以下に示す成分、割合、操作順序等は、本発明の
精神から逸脱しない範囲において種々変更しうる。「部
」は重量部を表す。
く比較例1〉 Co−r−Fe 203  (40m/g)コバルト被
着タイプ   100部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体    10部ウレタ
ンプレポリマー          10部レシチン 
              2部研磨剤(α−/’/
!、zO3)        4部/rll滑剤(ミリ
スチン酸)         5部〃  (ブチルステ
アレート)      1部カーボンブランク    
       1部シクロへキサノン        
   120部トルエン              
 80部酢酸エチル              40
部上記組成物をボールミルで充分に混練し、硬化剤とし
て多官能イソシアネート (日本ポリウレタン社製コロ
ネートL)を4部添加した後、フィルタで濾過した。得
られた磁性塗料を厚さ13μmのポリエチレンテレフタ
レートベース上に乾燥膜厚3μとなるように、1200
Gで配向をかけて塗布した。
しかる後、スーパーカレンダロール(150kg、 7
0℃)で磁性層を表面加工処理し、所定厚さの磁性層を
有する広幅の磁性フィルムを得た。このフィルムを各イ
ンチに切断し、ビデオ用磁気テープを得た。
(実施例1〜18〉 Co−r−Feze3 (40rd/g)コバルト被着
タイプ    100部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体    10部ウレタ
ンプレポリマー          10部有機色素化
合物     添加量は表−1の通り研磨剤(α−Aj
2zOa)        4部潤滑剤(ミリスチン酸
)         5部〃  (ブチルステアレート
)      1部カーボンブラック        
   1部シクロヘキサノン           1
20部トルエン               80部
酢酸エチル              40部上記組
成物のボールミル混練以降の処理は比較例1と同じであ
った。
(以下余白、次頁に続(、) く比較例2〉 コバルトをドープしたγ−FezO3 (40m/g)   100部 塩−酢ビ 共重合体          10部ウレタ
ンプレポリマー          10部レシチン 
              2部研摩剤(α−Aff
zO3)         4部潤滑剤(ミリスチン酸
)         5部〃  (ブチルステアレート
)      1部カーボンブランク        
   1部シクロへキサノン           1
20部トルエン               80部
酢酸エチル              40部〈実施
例19〜36〉 比較例2において、レシチンのかわりに有機色素化合物
2部用いた(表−2参照) (以下余白、次頁に続く。) 上記の各側によるビデオテープについて次の測定を行っ
た。
クロマS/N: カラービデオノイズメーターrshibasoku 9
25D/1」により測定した。
ルミS/N:同上。
夫々の例のビデオテープの性能を表−3に示した。
(以下余白、次頁に続く。) 但し、塗布性については、1000m連続塗布後に1番
目のカレンダーヒートロールをメタノールをひたした清
浄な白い布で拭いた時、明らかに汚れのわかるものを×
;若干汚れるが、テープの性能にほとんど影響せず、ま
た、更に3000 m塗布した後、同様に前記の白い布
で拭いた時も汚れの程度の変わらないものを△;全く汚
れないものをOとした。
本発明による有機色素化合物はCo−被着型のγ−Fe
z○3に特に有効であることがわかる。
また、実施例1〜18については、溶剤のみを次の様に
変更して実験したが、性能は変わらなかった磁性粉10
0部に対し、 ■)シクロへキサノン120部十トルエン120部2)
シクロへキサノン80部十トルエン90部十テトラヒド
ロフラン50部 3)メチルエチルケトン120部十トルエンsoW+酢
酸エチル30部十テトラヒドロフラン30部また、比較
例1及び実施例1〜9.19〜27について、ポリエチ
レンテレフタレートベースの厚みが12μm以下のいわ
ゆる薄手ベースに塗布したサンプルについて、下記の表
−4の評価結果を得た。
但し、BC(バンクコート75)は、0.5μの塗布厚
にしてRa =0.02程度のものを塗布した。
〈実施例37〉 Co−γ−Fe2O3(28m/ g )    10
0部塩−酢ビ共重合体           6部ウレ
タンプレポリマー          14部有機色素
化合物            2部研摩剤(α−Δj
! 203 )         3部潤滑剤(ミリス
チン酸)         2部ゲ  (ブチルステア
レート)0.5部カーボンブラック(粒径0.02μ)
     2部メチルエチルケトン         
 140部トルエン               7
0部シクロへキサノン           30部酢
酸エチル              10部上記形成
物をボールミルで充分混練し、硬化剤として多官能イン
シアネート (日本ポリウレタン社製コロネートL)を
3部添加した後、フィルターで濾過した。得られた磁性
塗料を厚さ13μmのポリエチレンテレフタレートベー
スの表面に乾燥膜厚3μmとなるように塗布し、配向を
10000の磁場でかけた。しかる後、スーパーカレン
ダーロール(150kg、75℃)で磁性層を表面加工
処理し、所定厚さの磁性層を有する広惟の磁性フィルム
を得た。このフィルムを2インチ幅に切断し、ビデオ用
の磁気テープを作成した。走行性試験などに用いるサン
プルには必要に応じてバックコートを0.5μの厚さに
塗布した。
〈実施例38〜52ン 実施例37において、Co−r−Fez○3のBET、
有機色素化合物及びカーボンの添加量を表−5のように
変えて、実施例37と同様に磁気テープを作成した。
(以下余白、次頁に続く。) 評価の結果については下記表−6の通り但し、 ルミS/N、クロマS/Nは、各側のBET値の違うも
のの中で相対比較を行った。28n(7gは例38.3
5m/gは例43.40m/gは例46.45d/gは
例51をレファレンスとした。
走行耐久性、35℃、75%湿度の条件下で、20時間
、連続走行させた時の出力低下を示す。△はデツキ中で
スムーズに走行しなくなったもの。
塗布性は、塗布速度250mで3000 m連続塗布後
、カレンダーの第1番目のホットロールを、メタノール
を′ひたした清浄な白い布で拭いた時にある程度汚れる
ものを△、汚れないものをOとした。
巻取トルクは、カセット中一定長に巻いたテープを走行
させた時、半分だけ巻取った時の巻取側リールにかかる
トルクを電圧に変換して表示した。
〈実施例53〉 Co  r  FezC)3       100部塩
−酢ビ共重合体           7部ウレタンプ
レポリマー          12部化合物 11 
            2部研磨剤(α−Ae 20
3)        4部WJ滑剤(オレイン酸)  
        1部〃  (ブチルパルミテート) 
     1部カーボンブラック          
 2部メチルエチルケトン          120
部酢酸エチル              60部トル
エン               60部上記組成物
を実施例37と同様に処理し、磁気テープを作成した。
磁性粉のBET値を種々変えた場合、第4図の結果を得
た。
第4図中、 ・:実施例53において co−r−Fe20酸のBETを変えたもの。
O:実施例53において 化合物(11)のかわりにレシチンを用いてCo  7
’  Fe2O3のBETを変えたもの。
〈実施例54〉 実施例53において、カーボンブランクの粒径を変えた
場合に第5図の結果を得た。
CO−γ−Fe2O3のBET値は35r+(7gのも
のを用いた。耐久性は、45℃、湿度85%の条件で連
続走行させたときに40時間以内に走行停止したものの
割合を不良率とした。各サンプルについて12本ずつ行
った。
実施例53及び54(第4図及び第5図)の結果より、
生産通性、耐久性、その他の電磁変換特性などを改善す
る上で、BET値5Qrd/g以上のC。
−被着T  Fe2O3と、有機色素化合物及び粒径が
10mμ以上、100mμ以下のカーボンを含有してい
ることが好ましいことが分かる。
以上の総ての結果から、本発明に基づいて磁性層を構成
することによって、テープ性能が著しく向上することが
分かる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第4図は磁
性粉のBET値による特性変化を示すグラフ、 第5図はカーボンブラックの粒径による特性変化を示す
グラフ である。 なお、図面に用いられている符号において、2・・・・
・・・・・磁性層 3・・・・・・・・・バックコート層(BC層)4・・
・・・・・・・オーバーコー)−i(OCi)である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、カルボキシル基及び/又はスルホ基を有する有機染
    料又は顔料と、コバルトを有する磁性酸化鉄粒子とが磁
    性層に含有されている磁気記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS623429A (ja) * 1985-06-28 1987-01-09 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 磁気記録媒体
JPH04504923A (ja) * 1987-05-20 1992-08-27 プレイナー システムス インコーポレーテッド 多色tfelパネルの形成方法

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