JPS61107532A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS61107532A
JPS61107532A JP59229547A JP22954784A JPS61107532A JP S61107532 A JPS61107532 A JP S61107532A JP 59229547 A JP59229547 A JP 59229547A JP 22954784 A JP22954784 A JP 22954784A JP S61107532 A JPS61107532 A JP S61107532A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は磁気テープ、磁気シート、磁気ディスク等の磁
気記録媒体に関するものである。
口、従来技術 一般に、磁気テープ等の磁気記録媒体は、磁性粉、バイ
ンダー樹脂等からなる磁性塗料を支持体上に塗布、乾燥
することによって製造される。
こうした磁気記録媒体において、磁性層への添加剤とし
てリン酸エステルを使用することが知られている。例え
ば特公昭47−26882号公報には、添加剤の1つと
してリン酸エステル系界面活性剤を使用することが示さ
れている。リン酸エステルの中で、磁気記録媒体の分野
でよく知られているものには、脂肪族アルコール又はア
ルキルフェノールに酸化エチレンが付加された化合物の
リン酸エステルがあるが、これは分散剤として使用され
ることが多く、次の(I)式で表わされるもので(但、
Xは水酸基又はR−o+CH2CH2O+−i−で表わ
される基、Rはアルキル基、アルケニル基又はアルキル
フェニル基である。) この(1)式で表わされるリン酸エステルを使用した磁
気記録媒体は、例えば特公昭59−21087号、特開
昭53−15803号、特公昭57−44970号の各
公報に記載されている。
本発明者は、こうした公知のリン酸エステルについて種
々検討を加えた結果、次の如き問題点があることを見出
した。即ち、近年、高密度記録のン酸エステル等では、
出力やS/N比を充分に改善できないことが分った。即
ち、特にVH3やベータ方式のようなビデオ方式、より
高密度の8nビデオ、高品位ビデオ、電子スチル記録、
高密度シート記録等にとって、従来のリン酸エステルを
磁性層に添加しても不充分な磁気記録再生特性しか得ら
れない。
ハ9発明の目的 本発明の目的は、高出力、高S/N比が得られ、かつ耐
熱性、耐久性等に優れた磁気記録媒体を提供することに
ある。
ニ1発明の構成及びその作用効果 即ち、本発明による磁気記録媒体は下記一般式で表わさ
れる化合物が磁性層に含有されている磁気記録媒体であ
る。
一般式: (但、Aは水酸基或いは一〇M CMはアルカリ金属)
で表わされる基、又は で表わされる基、nは1〜30の実数である。)本発明
者は本発明に到達する過程で、次の如き新たな認識を得
た。従来のリン酸エステル、特に上述した(1)式のリ
ン酸エステルのうち芳香族系のものは専ら分散剤として
磁性粉の分散性を高めるという観点から、その分子内の
フェニル基にはアルキル基を置換導入してアルキルフェ
ニル基      ″としている。従って、同フェニル
基はアルキル基の如き置換基を有していないと、分散性
が悪くなるという強固な既成概念があった。しかしなが
ら、本発明者が検討を加えたところ、上記した分散性は
リン酸エステルそれ自体の物性のみで決められているに
すぎず、実際に磁性層に添加した場合には磁性層の各種
成分とのなじみや、磁性塗料中でのリン酸エステル分子
の挙動等については考察がなされてはいない。この点に
ついて、上記の従来のリン酸エステルは、分子内に存在
するアルキルフェニル基の置換アルキル基が立体障害を
生じたり或いは一定の運動を行なうために、磁性層中の
他の成分とのなじみが悪くなり、磁性層の耐久性等が低
下するものと考えられる。
これに対し、本発明の上記一般式の化合物(以下、「本
発明の化合物」と称する。)は、分子内に存在するフェ
ニル基には何ら置換基が導入されていないので、上記し
た如き現象が生じず、それ自体による分散性を充分に保
持しながら磁性層の耐久性(特にスチル耐久性)、耐熱
性等を向上させ、高出力、高S/N比を得ることができ
る。この場合、分子内のフェニル基は親油性や剛性(r
igid)を示し、疎水性を呈する一方、分子内のエチ
レングリコール残基(+CHzCH20+−)は親水性
を呈するので、これら両基の比率を調整することによっ
て、適切なHL B (Hydrophilic−Li
pophilicBalance :親水性−親油性バ
ランス)を得ることができる。
本発明の化合物において、上記一般式中、磁性層中での
磁性粉の分散性を保持する上でn=2〜20の実数とす
べきであり、n=2〜20とすれば更に分散性が良好と
なる。また、Aが である場合は、ジエステル体となるが、使用に際しては
、このジエステル体とAが水酸基であるモノエステル体
とを併用すれば好ましい特性の媒体が得られる。勿論、
モノエステル体とジエステル体とを夫々単独で使用して
もよい。また、上記一般式中のAとして、−0Na、−
OK等を適用してよいが、この場合は磁性粉を本発明の
化合物で前処理した後に塗料中に添加するのがよい。
また、本発明の化合物において、上記一般式中のnを選
択することによって、その化合物のHLBを8〜14と
するのが望ましい。即ち、HLBが8より小さいと親油
性が強くなり、また14より大きいと親水性が強くなり
、いずれの場合も磁性塗料等の分散剤として分数不良や
分散経時安定性の面で好ましくないことがある。
本発明の化合物の磁性層中への添加量には適切な範囲が
あり、磁性粉100重量部に対して1〜10重量部がよ
く、2〜7重量部が更によい。添加量を1重量部以上と
することによって分散性、耐久性等を充分とし、層の表
面性を良くし、また10重量部以下とすることによって
塗料の粘度を充分として膜厚の制御をし易くなる。
本発明の化合物の具体例は以下の通りであるが、これら
に限定されるものではない。
例示化合物 ■ 例示化合物 ■ 例示化合物 ■ 例示化合物 ■ 例示化合物 ■ 及び/又はこのシリン酸エステル 例示化合物 ■ 例示化合物 ■ 例示化合物 ■ 本発明の磁気記録媒体において磁性層のバインダー樹脂
として少なくともポリウレタンを使用できるが、これは
、ポリオールとポリイソシアネートとの反応によって合
成できる。使用可能なポリオールとしては、フタル酸、
アジピン酸、二足化リルイン酸、マレイン酸などの有機
二塩基酸と、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、ジエチレングリコールなどの
グリコール類もしくはトリメチロールプロパン、ヘキサ
ントリオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、
ヘキサントリオール、グリセリン、゛トリメチロールエ
タン、ペンタエリスリトールなどの多価アルコール類も
しくはこれらのグリコール類および多価アルコール類の
中から選ばれた任意の2種以上のポリオールとの反応に
よって合成されたポリエステルポリオール;または、S
−カプロラクタム、a−メチル−1−カプロラクタム、
S−メチル−3−カプロラクタム、γ−ブチロラクタム
等のラクタム類から合成されるラクトン系ポリエステル
ポリオール;またはエチレンオキサイド、プロピレンオ
キサイド、ブチレンオキサイドなどから合成されるポリ
エーテルポリオール等が挙げられる。
これらのポリオールは、トリレンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、メチレンジイソシアネ
ート、メタキシリレンジイソシアネート等のイソシアネ
ート化合物と反応せしめ、これによってウレタン化した
ポリエステルポリウレタン、ポリエーテルポリウレタン
や、ホスゲンやジフェニルカーボネートでカーボネート
化したポリカーボネートポリウレタンが合成される。
これらのポリウレタンは通常は主として、ポリイソシア
ネートとポリオールとの反応で製造され、そして遊離イ
ソシアネート基及び/又はヒドロキシル基を含有するウ
レタン樹脂またはウレタンプレポリマーの形でも、ある
いはこれらの反応性末端基を含有しないもの(例えばウ
レタンエラストマーの形)であってもよい。
ポリウレタン、ウレタンプレポリマー、ウレタンエラス
トマーの製造方法、硬化架橋方法等については公知であ
るので、その詳細な説明は省略する。
なお、本発明では、バインダー樹脂として上記のポリウ
レタンと共に、フェノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系
共重合体も含有せしめれば、磁性1     層に適用
する場合に磁性粉の分散性が向上し、その機械的強度が
増大する。但、フェノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系
共重合体のみでは層が硬くなりすぎるがこれはポリウレ
タンの含有によって防止でき、支持体又は下地層との接
着性が良好となる。
使用可能なフェノキシ樹脂には、ビスフェノールAとエ
ピクロルヒドリンの重合より得られる重例えば、ユニオ
ンカーバイド社製のP K HC。
PKHH,PKHT等がある。
また、使用可能な上記の塩化ビニル系共重合体としては
、 における!及びmから導き出されるモル比は、前者のユ
ニットについては95〜50モル%であり、後者のユニ
ットについては5〜50モル%である。また、Xは塩化
ビニルと共重合し得名単量体残基を表わし、酢酸ビニル
、ビニルアルコール、無水マレイン酸等からなる群より
選ばれた少なくとも1種を表わす。(4+m)として表
わされる重合度は好ましくは100〜600であり、重
合度が100未満になると磁性層等が粘着性を帯び易く
、600を越えると分散性が悪くなる。上記の塩化ビニ
ル系共重合体は、部分的に加水分解されていてもよい。
塩化ビニル系共重合体として、好ましくは塩化ビニル−
酢酸ビニルを含んだ共重合体(以下、「塩化ビニル−酢
酸ビニル系共重合体」という。)が挙げられる。塩化ビ
ニル−酢酸ビニル系共重合体の例としては、塩化ビニル
−酢酸ビニル−ビニルアルコール、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル−無水マレイン酸の各共重合体が挙げられ、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル系共重合体の中でも、部分加水分解さ
れた共重合体が好ましい。上記の塩化ビニル−酢酸ビニ
ル系共重合体の具体例としては、ユニオンカーバイト社
製のrVAGHJ、rVYHHJ、rVMcHJ 、積
木化学■製の「エスレックA」「エスレックA−5」、
「エスレックC」、「エスレックM」、電気化学工業側
製の「デンカビニル1000 G J、「デンカビニル
100OWJ等が使用できる。
また、上記以外にも、バインダー樹脂として繊維素系樹
脂が使用可能であるがこれには、セルロースエーテル、
セルロース無機酸エステル、セルロース有機酸エステル
等が使用できる。セルロースエーテルとしては、メチル
セルロース、エチルセルロース等が使用できる。セルロ
ース無機酸エステルとしては、ニトロセルロース、硫酸
セルロース、燐酸セルロース等が使用できる。また、セ
ルロース有機酸エステルとしては、アセチルセルロース
、プロピオニルセルロース、ブチリルセルロース等が使
用できる。これら繊維素系樹脂の中でニトロセルロース
が好ましい。
また、バインダー組成全体については、上述のウレタン
樹脂と、その他の樹脂(フェノキシ樹脂と塩化ビニル系
共重合体等との合計量)との割合は、重量比で90/1
0〜40/60であるのが望ましく、85/15〜45
155が更に望ましいことが確認されている。この範囲
を外れて、ウレタン樹脂が多いと分散が悪くなり易く、
またその他の樹脂が多くなると表面性不良となり易く、
特に60重量%を越えると塗膜物性が総合的にみてあま
り好ましくなくなる。塩化ビニル−酢酸ビニルの場合、
ウレタン樹脂とかなりの自由度で混合でき、好ましくは
ウレタン樹脂は15〜75重量%である。
本発明の磁気記録媒体を構成する層のバインダー樹脂と
しては、前記したものの他、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹
脂、反応型樹脂、電子線照射硬化型樹脂が使用されても
よい。
熱可塑性樹脂としては、軟化温度が150℃以下、平均
分子量が10.000〜200,000 、重合度が約
2001    〜2,000程度のもので、例えばア
クリル酸エステル−アクリロニトリル共重合体、アクリ
ル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エ
ステル−スチレン共重合体等が使用される。
熱硬化性樹脂または反応型樹脂としては、塗布液の状態
では200,000以下の分子量であり、塗布乾燥後に
は縮合、付加等の反応により分子量は無限大のものとな
る。また、これらの樹脂のなかで樹脂が熱分解するまで
の間に軟化または溶融しないものが好ましい。具体的に
は、例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、
メラミン樹脂、アルキッド樹脂等である。
電子線照射硬化型樹脂としては、不飽和プレポリマー、
例えば無水マレイン酸タイプ、ウレタンアクリルタイプ
、ポリエステルアクリルタイプ等が挙げられる。
本発明の磁気記録媒体において、磁性層中には、更にカ
ーボンブランクを添加してよい。このカーボンブランク
は導電性のあるものが望ましいが、遮光性のあるものも
添加してよい。こうした導電性カーボンブランクとして
は、例えばコロンビアカーボン社製のコンダクテソクス
(Conductex)975(比表面積250m/g
、粒径24m、cz) 、−7ンダクテソクス900(
比表面積125m/g、粒径27mμ)、カボット社製
のパルカン(Cabot VulcanXC−72(比
表面積254m/g、粒径30mμ)、ラーベン104
0.420、三菱化成■製の#44等がある。遮光用カ
ーボンブラックとしては、例えばコロンビアカーボン社
製のラーベン2000 (比表面積190m/g、粒径
1Bmμ) 、2100.1170.1000、三菱化
成■製の#100 、#75、#40、#35、#30
等が使用可能である。カーボンブランクは、その吸油量
が90m6 (DBP)/100 g以上であるとスト
ラフチャー構造をとり易く、より高い導電性を示す点で
望ましい。
本発明の磁気記録媒体は、例えば第1図に示すように、
支持体1上に磁性層2を有している。また磁性層2とは
反対側の面に80層3が設けられている。このBC層は
設けられてよいが、設けなくてもよい。磁性層2に使用
される磁性粉末、特に強磁性粉末としては、7  F 
e 202 、Co含有r−Fe203、Fe3O4、
co含有Feff04等の酸化鉄磁性粉;Fe、Ni、
Co、Fe−Ni−Co合金、Fe−Mn−Zn合金、
F e −N 1−Zn合金、Fe−Co−Ni−Cr
合金、Fe−Co−N1−P合金、Co−Ni合金等F
 e %N l % CO等を主成分とするメタル磁性
粉等各種の強磁性粉が挙げられる。これらのうち、CO
含有酸化鉄やメタル磁性粉が望ましい。また、磁性粉の
BET値は25m/g以上、更には30n?/g以上の
場合は本発明の化合物の添加効果が著しい。
磁性層2にはまた、潤滑剤(例えばシリコーンオイル、
グラファイト、二硫化モリブデン、二硫化タングステン
、炭素原子数12〜20の一塩基性脂肪酸(例えばステ
アリン酸)と炭素原子数が13〜26個の一価のアルコ
ールからなる脂肪酸エステル等)研磨材(例えば溶融ア
ルミナ)、帯電防止剤(例えばグラファイト)等を添加
してよい。
80層3に含有せしめられる非磁性粉としては、カーボ
ンブランク、酸化珪素、酸化チタン、酸化アルミニウム
、酸化クロム、炭化珪素、炭化カルシウム、酸化亜鉛、
α−FezO,、、タルク、カオリン、硫酸カルシウム
、窒化ホウ素、フッ化亜鉛、二酸化モリブデン、炭酸カ
ルシウム等からなるもの、好ましくはカーボンブラック
(特に導電性カーボンブラック)及び/又は酸化チタン
からなるものが挙げられる。
また、前記の非磁性粉として、有機粉末、例えばベンゾ
グアナミン系樹脂、メラミン系樹脂、フタロシアニン系
顔料等を添加してもよい。
また、第1図の磁気記録媒体は、磁性層2と支持体1と
の間に下引き層(図示せず)を設けたものであってよく
、或いは下引き層を設けなくてもよい(以下同様)。ま
た支持体にコロナ放電処理をほどこしてもよい。また、
BCC84も、本発明に係る化合物を含有させてもよい
また、支持体1の素材としては、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリプロピレン等のプラスチック、Aβ、Zn
等の金属、ガラス、BN、Siカーバイド、磁器、陶器
等のセラミックなどが使用される。
なお、上記の磁性層等の塗布形成時には、塗料中に架橋
剤としての多官能イソシアネートを所定量添加しておく
のが望ましい。こうした架橋剤としては、既述した多官
能ポリイソシアネートの他、トリフェニルメタントリイ
ソシアネート、トリス−(p−イソシアネートフェニル
)チオホスファイト、ポリメチレンポリフェニルイソシ
アネート等があげられる、メチレンジイソシアネート系
、トリレンジイソシアネート系がよい。
第2図は、他の磁気記録媒体を示すものであるが、第1
図の媒体の磁性層2上に00層4が設けられている。こ
の00層4は、磁性層2を損傷等から保護するために設
けられるが、そのために滑性が充分である必要がある。
そこで、00層4のバインダー樹脂として、上述の磁性
層2に使用したウレタン樹脂を(望ましくはフェノキシ
樹脂及び/又は塩化ビニル系共重合体を併用して)使用
する。00層4の表面粗さは特にカラーS/Nとの関連
でRa≦Q、Ql p m、 Rmax 50.13μ
mとするのがよい。この場合、支持体1の表面粗さをR
a≦0.01μmSRmax≦0.13μmとし、平滑
な支持体lを用いるのが望ましい。
第3図は、磁気ディスクとして構成された磁気記録媒体
を示し、支持体1の両面に上述と同様の磁性層2.00
層4が夫々設けられており、00層4には上述のウレタ
ン樹脂を主成分とするバインダー樹脂が含有せしめられ
てよい。
ホ、実施例 以下、本発明を具体的な実施例につき説明する。
以下に示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精神か
ら逸脱しない範囲において種々変更しうる。
表−1に示す成分を分散させた後、この磁性塗料を1μ
mフィルターで濾過後、多官能イソシアネート5部を添
加し、支持体上に5μm厚みに塗布してスーパーカレン
ダーをかけ、1部2インチ幅にスリットしてビデオテー
プ(各実施例、比較番号に対応する)とした。ただし、
表−1の第2欄以後の数字は重量部を表わし、また第2
欄以後の「実」は実施例を、「比」は比較例を表わす。
表−1 とのモノエステルとジエステルとの混合物上記の各列に
よるビデオテープについて次の測定を行なった。
クロマS/N: カラービデオノイズメーターr S hibasoku
925D/IJにより測定した。
ルミS/N:同上。
RF出カニ RF出力測定用VTRデツキを用いて4MHzでのRF
比出力測定し、100回再生後の、当初の出力に対して
低下している値を示した。
(単位:dB) 1      静止画像寿命: 静止画像が2dB低下するまでの時間を分単位で示す。
値が大きい程磁気記録媒体の耐久性、耐摩耗性が高い。
夫々の例のビデオテープの性能を表−2に示した。
表−2 但、実−1、実−2は、比−1の値をOdBとしてクロ
マS/N、ルミS/N、RF出力を求めた。
実−3は、比−2の値をOdBとしてクロマS/N、ル
ミS/N、RF出力を求めた。
上記結果から、本発明に基づいて磁性層に本発明の化合
物を添加することによって、テープ性能が著しく向上す
ることが分る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図、第
2図、第3図は各側による磁気記録媒体の一部分の各拡
大断面図 である。 なお、図面に用いられている符号において、2・・・・
磁性層 3・・・・バックコート層(BC層) 4・・・・オーバーコート層(00層)である。 代理人 弁理士 逢 坂   宏 (自発) 手続、?甫正書 昭和61年1月27日 1、事件の表示 昭和59年 特許願第229547号 2、発明の名称 磁気記録媒体 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号名 称 
(1271小西六写真工業株式会社4、代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式で表わされる化合物が磁性層に含有され
    ている磁気記録媒体。 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ {但、Aは水酸基或いは−OM(Mはアルカリ金属)で
    表わされる基、又は ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる基、nは1〜30の実数である。}
JP59229547A 1984-10-31 1984-10-31 磁気記録媒体 Granted JPS61107532A (ja)

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