JPS6236726A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS6236726A
JPS6236726A JP60175372A JP17537285A JPS6236726A JP S6236726 A JPS6236726 A JP S6236726A JP 60175372 A JP60175372 A JP 60175372A JP 17537285 A JP17537285 A JP 17537285A JP S6236726 A JPS6236726 A JP S6236726A
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JP
Japan
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ester
fatty acid
magnetic
magnetic layer
alcohol
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JP60175372A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Yasufuku
安福 義隆
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は磁気テープ、磁気シート、磁気ディスク等の磁
気記録媒体に関するものである0口、従来技術 一般に、磁気テープ等の磁気記録媒体は、磁性粉、バイ
ンダー樹脂等からなる磁性塗料を支持体上に塗布、乾燥
することによって製造される0こうした磁気記録媒体の
磁性層において、潤滑剤として一塩基性脂肪酸エステル
がよく用いられていて、ブチルステアレート、インオク
チルミリステート、ブチルパルミテート、オレイルオレ
ート、ブトキシエチルステアレート、イソセチルステア
レート等をはじめ、各種のものが知られている。 これ
ら−塩基性脂肪酸エステルについては、特公昭51−3
9081号に記載されている。 又、エステルの併用と
しては、特開昭59−227029号に、単官能の脂肪
酸エステルと多官能の脂肪酸エステルと炭化水素化合物
とを併用することなどが示されている。
しかし、媒体の高密度化に伴なって、従来の一塩基性脂
肪酸だけでは十分な耐久性が得られない場合が出てきた
。 しかも、上記のエステル併用の場合でも、保存条件
によっては磁性層表面への潤滑剤の浸み出しくプルーミ
ング)が著しくなシ、ベタつき等の不都合が生じること
がある。
ハ2発明の目的 本発明の目的は、耐久性、保存性、電磁変換特性に優れ
た磁気記録媒体を提供することにある。
二3発明の構成及びその作用効果 即ち、本発明は、脂肪酸と脂肪族アルコールとから形成
された脂肪酸エステルと、芳香環を有するエステルとが
磁性層に含有されている磁気記録媒体に係るものである
本発明によれば、磁性層中に脂肪酸エステルを含有させ
ているので、磁性層の滑性を良好にして走行性が良くな
ると共に、芳香環を有するエステルの併用によって、芳
香環に基づく耐久性の向上、及びプルーミングの減少等
の効果を奏することができる。
これら両エステルの配合比は、重量比で脂肪酸エステル
: 芳香Rのあるエステル=(に1)〜(1: 0.0
1)が望ましい。 この配合比範囲を外れて、芳香環の
あるエステルが多くなるとS/N比が出にくいときがあ
り、また同エステルが少なくなると耐久性に効果が不十
分となることがある。
また、各エステルの添加量は、磁性粉100ii部に対
して0.01〜15重量部がよく、0.1〜10重量部
が更によいf(又、テープ状媒体においては5重量部以
下の方が好ましい。)。 この範囲を外れてエステルが
少なくなると走行性改善の効果が乏しく、マた多くなる
とエステルがしみ出したり、出力低下が生じ易くなる。
本発明に使用する上記の脂肪酸エステルにおいて、例え
ば−価アルコールとエステルを形成する脂肪酸は一塩基
性であっても二塩基性であってもよい。 脂肪酸を例示
すると以下の通りである。
(1)カプロン酸 (2)カプリル酸 (3)カプリン酸 (4)ラウリン酸 (5)ミリスチン酸 (6)パルミチン酸 (7)ステアリン酸 (8)イソステアリン酸 (9)リルン酸 (10)リノール酸 (11)オレイン酸 (12)エライジン酸 (13)ベヘン酸 (14)マロン酸 (15)コハク酸 (16)マレイン酸 (17)グルタル酸 (18)アジピン酸 (19)ピメリン酸 (20)アゼライン酸 また、上記−価アルコールは、炭素原子数1〜加、好ま
しくは2〜22のものがよい。 具体例は次の通シであ
る。
(1)エチルアルコール (2)イソプロピルアルコール (3)ブチルアルコール (4)オクチルアルコール (5)2−エチルヘキシルアルコール (6)デシルアルコール (7)ラウリルアルコール (8)イソトリデシルアルコール (9)セチルアルコール (10)ステアリルアルコール (11)オレイルアルコール (12)ベヘニルアルコール (13)オクチルドデシルアルコール 以上のアルコール、脂肪酸の任意の組合わせでエステル
を得ることができる。
脂肪酸エステルの例は次の通りである。
(1)オレイルオレート (2)イソセチルステアレート (3)ジオレイルマレエート (4)ブチルステアレート (5)ブチルパルミテート (6)ブチルミリステート (7)オクチルミリステート (8)オクチルパルミテート (9)アミルステアレート (10)アミルパルミテート (11)イソブチルオレエート (12)ステアリルステアレート (13)ラウリルオレート (14)オクチルオレート (15)インブチルオレート (16)メチルオレート (17)イントリデシルオレート (18)2−4チルへキシルステアレート(19)メチ
ルステアレート (20)2−エチルへキシルパルミテート(21)イソ
プロピルパルミテート (22)イソプロピルミリステート (23)メチルラウレート (24)セチル−2−エチルへキサレート(25)ジオ
レイルアジペート (26)ジエチルアジペート (27)ジイソブチルアジペート (28)ジイソデシルアジペート また、本発明に使用する、芳香環を有するエステルとし
ては、次の(A)、(B)、(C)がある。 なかでも
、(A)又は(B)が好ましい。
芳香環を有するエステル(A): これらをはじめ、C6〜C2□の脂肪酸と08〜C1゜
で芳香環を含んだアルコール(エーテル結合としての酸
素原子を含んでいてもよい)とのエステルが好ましいも
のの1つの群である。
芳香環を有するエステル(B): 芳香族カルボン酸のエステルであシ、なかでも、カルボ
キシ基が2つ以上、望ましくは3つ以上の芳香族カルボ
ン酸エステルがあげられる。 このエステルを次に例示
する。
C00C1s Hss COOC,、H33 芳香環を有するエステル(C): 分子内にとスフエノールAに由来する構造を有するもの
が挙げられ、次のものが例示される。
CH2CH20−COC17H33 本発明の磁気記録媒体において磁性層のバインダー樹脂
として少なくともポリウレタンを使用できるが、これは
、ポリオールとポリイソシアネートとの反応によって合
成できる。 使用可能なポリオールとしては、7タル酸
、アジピン酸、アゼライン酸、二量化すルイン酸、マレ
イン酸などの有機二塩基酸と、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、フチレンゲリコール、ジエチレン
グリコールなどのグリコール類もしくはトリメチロール
プロパン、ヘキサントリオール、グリセリン、トリメチ
ロールエタン、ペンタエリスリトールなどの多価アルコ
ール類もしくはこれらのグリコール類および多価アルコ
ール類の中から選ばれた任意の2種以上のポリオールと
の反応によって合成されたポリエステルポリオール;ま
たは、カブロックタム、メチルカプロ2クタム等のラク
タム類から合成されるラクトン系ポリエステルポリオー
ル;またはエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド
、ブチレンオキサイドなどから合成されるポリエーテル
ポリオール等が挙げられる。
これらのポリオールは、トリレンジイソシアネ−ト、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、メチレンジイソシアネ
ート、メタキシリレンジイソシアネート等のイソシアネ
ート化合物と反応せしめ、これによってウレタン化した
ポリエステルポリウレタン、ポリエーテルポリウレタン
や、ホスゲンやジフェニルカーボネートでカーボネート
化したポリカーボネートポリウレタンが合成される。
これらのポリウレタンは通常は主として、ポリイソシア
ネートとポリオールとの反応で製造され、そして遊離イ
ソシアネート基及び/又はヒドロキシル基を含有するウ
レタン樹脂またはウレタンプレポリマーの形でも、ある
いはこれらの反応性末端基を含有しないもの(例えばウ
レタンエラストマー〇形)であってもよい。
ポリウレタン、ウレタンプレポリマー、ウレタンニジス
トマーの製造方法、硬化架橋方法等については公知であ
るので、その詳細な説明は省略する0 なお、本発明では、バインダー樹脂として上記のポリウ
レタンと共に、フェノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系
共重合体も含有せしめれば、磁性層に適用する場合に磁
性粉の分散性が向上し、その機械的強度が増大する。 
但、フェノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系共重合体の
みでは層が硬くなりすぎるがこれはポリウレタンの含有
によって防止でき、支持体又は下地層との接着性が良好
となる。
使用可能なフェノキシ樹脂には、ビスフェノールAとエ
ピクロルヒドリンの重合より得られる重合体であシ、下
記一般式で表わされる。
例えば、ユニオンカーバイト社製のP KHC。
PKHH,PKHT等がある。
また、使用可能な上記の塩化ビニル系共重合体としては
、 一般式: におけるt及びmから導き出されるモル比は、前者のユ
ニットについては95〜50モルチであシ、後者のユニ
ットについては5〜50モルチである。
また、Xは塩化ビニルと共重合し得る単量体残基ヲ表ワ
シ、酢酸ビニル、ビニルアルコール、無水マレイン酸、
スルホ基を有するビニル糸上ツマ−(例えばC)I、−
CH−So 、 M、 CH,=CH−CH,−8o3
M。
−CH−CH* C0OR1CH2=CH−Coo −
(OH2)4− So s M %■ So、M CH,−CH−CH,−0−CH2−CI(OH)−C
H,−8o 1M。
CH,りC−Coo−(CHz )2−8o3M1署 CH。
CH2=CH−CONH−C(CH3)2−CH2−8
o3M。
(ただし、MはH又はアルカリ金属、アルカリ土類金属
、Rはアルキル基))等からなる群よシ選ばれた少なく
とも1種を表わす。 (L+m )として表わされる重
合度は好ましくは50〜600であシ、重合度が父未満
になると磁性層等が粘着性を帯び易く、600を越える
と分散性が悪くなる。
上記の塩化ビニル系共重合体は、部分的に加水分解され
ていてもよい。 塩化ビニル系共重合体として、好まし
くは塩化ビニル−酢酸ビニルを含んだ共重合体(以下、
「塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体」という。)が挙
げられる。 塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体の例と
しては、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール、
塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸の各共重合体
が挙げられ、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体の中で
も、部分加水分解された共重合体が好ましい。
上記の塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体の具体例とし
ては、ユニオンカーバイト社製のrVAGHJ、rVY
HHJ、r VMCHJ、種水化学■製の「エスレノク
A」、「エスレツクA−5」、「エスレソクC」、「エ
スレノクM」、電気化学工業■製の「デンカビニル10
00 G J、  rデンカビニル100OWJ等が使
用できる。
また、上記以外にも、バインダー樹脂として繊維素系樹
脂が使用可能であるがこれには、セルロースエーテル、
セルロース無機酸エステル、セルロース有機酸エステル
等が使用できる。 セルロースエーテルトシてハ、メチ
ルセルロース、エチルセルロース等が使用できる。 セ
ルロース無機酸エステルとしては、ニトロセルロース、
硫酸セルロース、燐酸セルロース等が使用できる0 ま
た、セルロース有機酸エステルとしては、アセチルセル
ロース、フロピオニルセルロース、ブチリルセルロース
等が使用できる。 これらH!、維素系樹脂の中でニト
ロセルロースが好ましい。
また、バインダー組成全体については、上述のウレタン
樹脂と、その他の樹脂(フェノキシ樹脂と塩化ビニル系
共重合体等との合計fi1:)との割合は、重量比で9
0 / 10−30 / 70であるのが望ましく、8
5/15〜40/60が更に望ましいことが確認されて
いる。 この範囲を外れて、ウレタン樹脂が多いと分散
が悪くなシ易く、またその他の樹脂が多くなると表面性
不良となり易く、特に70重量%を越えると塗膜物性が
総合的にみてあまり好ましくなくなる。 塩化ビニル−
酢酸ビニルの場合、ウレタン樹脂とかなりの自由度で混
合でき、好ましくはウレタン樹脂は15〜75M量チで
ある。
本発明の磁気記録媒体を構成する層のバインダー樹脂と
しては、前記したものの他、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹
脂、反応型樹脂、電子線照射硬化型樹脂が使用されても
よい。
熱可塑性樹脂としては、軟化温度が150℃以下、平均
分子量が10,000〜200,000 、重合度が約
200〜2,000程度のもので、例えばアクリル酸エ
ステル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステ
ル−塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステル−ス
チレン共重合体等が使用される。
熱硬化性樹脂または反応型樹脂としては、塗布液の状態
では200,000以下の分子量であυ、塗布乾燥後に
は縮合、付加等の反応によ)分子量は無限大のものとな
る。 また、これらの樹脂のなかで樹脂が熱分解するま
での間に軟化または溶融しないものが好ましい。 具体
的には、例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹
脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂等である。
電子線照射硬化型樹脂としては、不飽和プレポリマー、
例えば無水マレイン酸タイプ、ウレタンアクリルタイプ
、゛ポリエステルアクリルタイプ等が挙げられる。
本発明の磁気記録媒体において、磁性層中には、更にカ
ーボンブラックを添加してよい。 このカーボンブラッ
クは導電性のあるものが望ましいが、遮光性のあるもの
も添加してよい。 こうした導電性カーボンブラックと
しては、例えばコロンビアカーボン社製のコンダクテッ
クス(Conductex)975(比表面積250d
1g、粒径2.1 m μ)、コンダクテックス900
(比表面積125 rl/ i 、粒径27mμ)、カ
ボット社製のパルカニy (Cabot Vulcan
 )XC−72(比表面積254ff//g、粒径30
 m tt )、ラーペン1040.4201 三菱化
成■製の#44等がある。 遮光用カーボンブラックと
しては、例えばコロンビアカーボン社製のラーペン20
00 (比表面積190 m’ / 9%粒径18mμ
)、2100.1170.1000、三菱化製■製の#
100、#75、#40、#あ、#I等が使用可能であ
る。 カーボンブラックは、その吸油量が90 mt(
DB P ) / 100 、!7以上であるとストラ
フチャー構造をとシ易く、よシ高い導電性を示す点で望
ましい。
本発明の磁気記録媒体は、例えば第1図に示すように、
支持体1上に磁性層2を有している。
また磁性層2とは反対側の面K2O層3が設けられてい
る。 このBC層は設けられてよいが、設けなくてもよ
い。 磁性層2に使用される磁性粉末、特に強磁性粉末
としては、γ−Fe2O3、C。
含有r−Fe203、Fe3O4、Co含有Fe3O4
及びCo含有の磁性ベルトライド化合物等の酸化鉄磁性
粉;FeXNi、Co、Fe−Ni−Co合金、Fe−
Mn−Zn合金、Fe−Ni−Zn合金、F e −C
o −N 1−Cr合金、Fe−Co−N1−P合金、
Co−Ni合金等Fe、 Ni、 Co等を主成分とす
るメタル磁性粉等各種の強磁性粉が挙げられる。 これ
らのうち、Co含有酸化鉄やメタル磁性粉が望ましい。
 また、磁性粉のBIT値は25rr?/i以上、更に
は(9)、?/9以上がよい。 磁性層2にはまた、他
の潤滑剤(例えばシリコーンオイル、グラファイト、二
硫化モリブデン、二硫化タングステン等)、研磨材(例
えば溶融アルミナ)、帯電防止剤(例えばグラファイト
)等を添加してよい。
BCC84含有せしめられる非磁性粉としては、カーボ
ンブラック、酸化珪素、酸化チタン、酸化アルミニウム
、酸化クロム、炭化珪素、炭化カルシウム、酸化亜鉛、
α−Fe203、タルク、カオリン、硫酸カルシウム、
窒化ホウ素、フッ化亜鉛、二酸化モリブデン、炭酸カル
シウム等からなるもの、好ましくはカーボンブランク(
特に導電性カーボンブラック)及び/又は酸化チタンか
らなるものが挙げられる。
また、前記の非磁性粉として、有機粉末、例えばベンゾ
グアナミン系樹脂、メラミン系樹脂、フタロシアニン系
顔料等を添加してもよい。
また、第1図の磁気記録媒体は、磁性層2と支持体1と
の間に下引き層(図示せず)を設けたものであってよく
、或いは下引き層を設けなくてもよい(以下同様)。 
また支持体にコロナ放電処理をほどこしてもよい。 ま
た、BCC84も、本発明に係る化合物を含有させても
よい。
また、支持体1の素材としては、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリプロピレン等のプラスチック、ALSZn
等の金属、ガラス、BN、St カーバイド、磁器、陶
器等のセラミックなどが使用される。
なお、上記の磁性層等の塗布形成時には、塗料中に架橋
剤としての多官能インシアネートを所定量添加しておく
のが磁性層を強固にできる点で望ましい。 こうした架
橋剤としては、既述した多官能ポリイソシアネートの他
、トリフェニルメタントリイソシアネート、トリス−(
p−イソシアネートフェニル)チオホスファイト、ポリ
メチレンポリフェニルイソシアネート等があげられる、
メチレンジイソシアネート系、トリレンジイソシアネー
ト系がよい。 なお、磁性層を電子線照射等で硬化させ
るときは、イソシアネート化合物の添加は省略してもよ
いが添加してあってもよい0第2図は、他の磁気記録媒
体を示すものであるが、第1図の媒体の磁性層2上に0
0層4が設けられている。 この00層4は、磁性層2
を損傷等から保護する是めに設けられるが、そのために
滑性が充分である必要がある。 そこで、00層4のバ
インダー樹脂として、上述の磁性層2に使用したウレタ
ン樹脂を(望ましくはフェノキシ樹脂及び/又は塩化ビ
ニル系共重合体を併用して)使用する。 OCWj 4
の表面粗さは特にカラーS/Nとの関連でRa≦0.0
1μm、 Rmax≦0.13μmとするのがよい。 
この場合、支持体10表面粗さをRa≦0.01 μm
 、 Rmax≦0.1311mとし、平滑な支持体1
を用いるのが望ましい。
第3図は、磁気ディスクとして構成された磁気記録媒体
を示し、支持体1の両面に上述と同様の磁性層2.00
層4が夫々設けられておp、oc層4には上述のウレタ
ン樹脂を主成分とするバインダー樹脂が含有せしめられ
てよい。
ホ、実施例 以下、本発明を具体的な実施例につき説明する。
以下に示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精神か
ら逸脱しない範囲において種々変更しうる。
表−1に示す成分を分散させた後、この磁性塗料を1μ
mフィルターで濾過後、多官能インシアネート6部を添
加し、支持体上に5μm厚みに塗布してスーパーカレン
ダーをかけ、1部2インチ幅にスリットしてビデオテー
プ(各実施例、比較番号に対応する)とした。 ただし
、表−1の第2欄以後の数字は重量部を表わし、また第
2欄以後の「実」は実施例を、「比」は比較例を表わす
(以下余白、次頁に続く) 表−1 上記の各側によるビデオテープについて次の測定を行な
った。
静止画像寿命: 静止画像が2dB低下するまでの時間を分単位で示す。
 値が大きい程磁気記録媒体の耐久性、耐摩耗性が高い
ルミS/N :カラービデオノイズメーターr 5hi
baaoku 925 D/ I Jにより測定し、比
−2のサンプルの値 を0として相対値で示したQ RF出力;RF出力測定用VTRデツキを用いて4MH
z でのRF”出力を測 定し、比−2のサンプル値をOと して相対値で示した(単位:aB)。
それぞれの例のビデオテープの性能を表−2に示した。
表−2 上記結果から、本発明に基づいて磁性層に本発明の各エ
ステルを添加することによって、テープ性能が著しく向
上することが分る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図、第
2図、第3図は各側による磁気記録媒体の一部分の各拡
大断面図 である。 なお、図面に用いられている符号において、2・・・・
・・・・・・・・磁性ノΔ 3・・・・・・・・・・・・バノクコー)層(BCJ#
)4・・・・・・・・・・・・ オーバーコー1(QC
/1lt)である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、脂肪酸と脂肪族アルコールとから形成された脂肪酸
    エステルと、芳香環を有するエステルとが磁性層に含有
    されている磁気記録媒体。
JP60175372A 1985-08-09 1985-08-09 磁気記録媒体 Pending JPS6236726A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0959461A1 (en) * 1998-05-21 1999-11-24 Sony Corporation Magnetic recording medium and manufacturing method thereof
CN1048577C (zh) * 1994-11-14 2000-01-19 富士电机株式会社 电路断路器的内装附件的安装装置

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