JPS61289527A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPS61289527A JPS61289527A JP60129408A JP12940885A JPS61289527A JP S61289527 A JPS61289527 A JP S61289527A JP 60129408 A JP60129408 A JP 60129408A JP 12940885 A JP12940885 A JP 12940885A JP S61289527 A JPS61289527 A JP S61289527A
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- JP
- Japan
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- layer
- magnetic
- magnetic layer
- compd
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ、産業上の利用分野
本発明は磁気テープ、磁気シート、磁気ディスク等の磁
気記録媒体に関するものである。
気記録媒体に関するものである。
口、従来技術
一般lこ、磁気テープ等の磁気記録媒体は、磁性粉、バ
インダー樹脂等からなる磁性塗料を支持体上に塗布、乾
燥することによって製造される。
インダー樹脂等からなる磁性塗料を支持体上に塗布、乾
燥することによって製造される。
こうした磁気記録媒体において、磁性塗料を支持体に塗
布して磁性層を形成する際に、磁性層への添加剤として
リン酸エステルを使用することが知られている。 例え
ば特公昭47−26882号公報には、添加剤の1つと
してリン酸エステル系界面活性剤を使用することが示さ
れている。 又、特公昭56−50335号には、強磁
性合金粉末を結合剤中に分散せしめてなる磁性層中に、
ポリアルキレンオキサイドアルキル燐酸エステル及びポ
リアルキレンオキサイドアルキルリン酸エステルのアル
カリ塩を含有させることが開示されている。
布して磁性層を形成する際に、磁性層への添加剤として
リン酸エステルを使用することが知られている。 例え
ば特公昭47−26882号公報には、添加剤の1つと
してリン酸エステル系界面活性剤を使用することが示さ
れている。 又、特公昭56−50335号には、強磁
性合金粉末を結合剤中に分散せしめてなる磁性層中に、
ポリアルキレンオキサイドアルキル燐酸エステル及びポ
リアルキレンオキサイドアルキルリン酸エステルのアル
カリ塩を含有させることが開示されている。
しかし、特に磁性粉が微細化して例えばBET値で30
m2/IIr以上になってくると、ポリアルキレンオ
キサイドアルキルリン酸エステル及びそのアルカリ塩で
は、磁性粉の分散が十分に行えず、ジ負等が不十分であ
るのみならず、耐久性、例えば静止1儂耐久性が著しく
不十分であった。
m2/IIr以上になってくると、ポリアルキレンオ
キサイドアルキルリン酸エステル及びそのアルカリ塩で
は、磁性粉の分散が十分に行えず、ジ負等が不十分であ
るのみならず、耐久性、例えば静止1儂耐久性が著しく
不十分であった。
ハ3発明の目的
本発明の目的は、高密度化の要求に対応した電磁変換特
性(高出力、高S/N比)が得られ、かつ耐久性等に優
れた磁気記録媒体を提供することにある。
性(高出力、高S/N比)が得られ、かつ耐久性等に優
れた磁気記録媒体を提供することにある。
二0発明の構成及びその作用効果
即ち、本発明による磁気記録媒体は、下記一般式で表わ
される化合物が支持体上の所定の層に含有されている磁
気記録媒体である。
される化合物が支持体上の所定の層に含有されている磁
気記録媒体である。
一般式:
(但、人は水酸基或いは一〇M(Mはアルカリ金属)で
表わされる基、又は で表わされる基、0%mは1〜200の実数、Rは四級
炭素原子を有する総炭素原子数4〜3oのアルキル基で
ある。) 本発明によれば、上記一般式の化合物(以下、「本発明
の化合物」と称する。)は、磁性塗料の経時安定性を保
持しながら、BET値30rn”/gr以上の磁性粉で
も良好に分散せしめ、磁性層等の表面性を向上させるこ
とができる。 この化合物は脂肪族残基で置換された芳
香環を含んでいるので、磁性層の熱的、機械的特性劣化
を防止することができ、分散性を充分に保持しながら磁
性層の耐久性(スチル画儂安定性)、耐熱性等を向上さ
せ、高出力、高S/N比を得ることができる。 一方、
フェニル環を有しないもの、例えばR−OH(R′はア
ルキル基)にエチレンオキサイドを付加してリン酸エス
テル化したポリアルキレンオキサイドアルキルリン酸エ
ステルは、耐熱性等が問題となる以前に、電磁気特性等
の特性が実用的にみて不充分となり、耐熱性等も実用に
適さないものとなり、特に磁性粉のBET@が30m”
/Ir以上になると分散が著しく劣化してしまう。
表わされる基、又は で表わされる基、0%mは1〜200の実数、Rは四級
炭素原子を有する総炭素原子数4〜3oのアルキル基で
ある。) 本発明によれば、上記一般式の化合物(以下、「本発明
の化合物」と称する。)は、磁性塗料の経時安定性を保
持しながら、BET値30rn”/gr以上の磁性粉で
も良好に分散せしめ、磁性層等の表面性を向上させるこ
とができる。 この化合物は脂肪族残基で置換された芳
香環を含んでいるので、磁性層の熱的、機械的特性劣化
を防止することができ、分散性を充分に保持しながら磁
性層の耐久性(スチル画儂安定性)、耐熱性等を向上さ
せ、高出力、高S/N比を得ることができる。 一方、
フェニル環を有しないもの、例えばR−OH(R′はア
ルキル基)にエチレンオキサイドを付加してリン酸エス
テル化したポリアルキレンオキサイドアルキルリン酸エ
ステルは、耐熱性等が問題となる以前に、電磁気特性等
の特性が実用的にみて不充分となり、耐熱性等も実用に
適さないものとなり、特に磁性粉のBET@が30m”
/Ir以上になると分散が著しく劣化してしまう。
本発明の化合物について、上記一般式中のn1mは1〜
200とすべきであり、1〜100が好ましく、更に好
ましくは2〜80であるときは本発明の効果を充二分に
発揮できる。 また、Rは炭素原子数4〜30とするの
がよく、特に媒体の耐久性の点でtert−ブチル基が
よいが、その炭素原子数を4以上とするのがバインダー
とのなじみを良好としたり、層中での移動を防止したり
する点で望ましく、まbo以下とする方が磁性塗料等の
分散不良を防いだり、リン酸残基の適度の親水性を保て
る点で望ましいからである。 上記炭素原子数は更に2
〜24であるのが望ましい。 この場合、Rは四級炭素
原子(又は第4炭素)を有するアルキル基であり、フェ
ニル基と共に親油性を呈し、かつエチレングリコール残
基((−CH,CH,O−)) は親水性を呈するので
、これら両差の比率(特に、n及びRの稽類)を調整す
ることによって、適切なHL B (Hydrophi
lic−Lipophilic−Balance:親水
性−親油性バランス)を得ることができる。
200とすべきであり、1〜100が好ましく、更に好
ましくは2〜80であるときは本発明の効果を充二分に
発揮できる。 また、Rは炭素原子数4〜30とするの
がよく、特に媒体の耐久性の点でtert−ブチル基が
よいが、その炭素原子数を4以上とするのがバインダー
とのなじみを良好としたり、層中での移動を防止したり
する点で望ましく、まbo以下とする方が磁性塗料等の
分散不良を防いだり、リン酸残基の適度の親水性を保て
る点で望ましいからである。 上記炭素原子数は更に2
〜24であるのが望ましい。 この場合、Rは四級炭素
原子(又は第4炭素)を有するアルキル基であり、フェ
ニル基と共に親油性を呈し、かつエチレングリコール残
基((−CH,CH,O−)) は親水性を呈するので
、これら両差の比率(特に、n及びRの稽類)を調整す
ることによって、適切なHL B (Hydrophi
lic−Lipophilic−Balance:親水
性−親油性バランス)を得ることができる。
本発明の化合物において、上記一般式中、Aがである場
合は、ジエステル体となるが、使用に際しては、このジ
エステル体とAが水酸基であるモノエステル体とを併用
すれば好ましい特性の媒体が得られる。 勿論、モノエ
ステル体とジエステル体とを夫々単独で使用してもよい
。 また、上記一般式中のAとして、−0Na、−OK
あるいは本発明にかかる化合物のバリウム塩等を適用し
てよいが、この場合は磁性粉を本発明の化合物で前処理
した後に塗料中に添加するのがよい。
合は、ジエステル体となるが、使用に際しては、このジ
エステル体とAが水酸基であるモノエステル体とを併用
すれば好ましい特性の媒体が得られる。 勿論、モノエ
ステル体とジエステル体とを夫々単独で使用してもよい
。 また、上記一般式中のAとして、−0Na、−OK
あるいは本発明にかかる化合物のバリウム塩等を適用し
てよいが、この場合は磁性粉を本発明の化合物で前処理
した後に塗料中に添加するのがよい。
また、本発明の化合物において、上記一般式中のn、
mを選択することによって、その化合物のHLBを8〜
14とするのが望ましい。 即ちHLBが8より小さい
と親油性が強くなり、また14より大きいと親水性が強
くなり、いずれの場合も磁性塗料等の分散剤として分散
不良や分散経時安定性の面で好ましくないことがある。
mを選択することによって、その化合物のHLBを8〜
14とするのが望ましい。 即ちHLBが8より小さい
と親油性が強くなり、また14より大きいと親水性が強
くなり、いずれの場合も磁性塗料等の分散剤として分散
不良や分散経時安定性の面で好ましくないことがある。
本発明の化合物の磁性層中への添加量には適切な範囲が
あり、磁性粉100重量部に対して1〜10重量部がよ
く、2〜7重量部が更によい。 添加量を1重量部以上
とすることによって分散性、耐久性等を充分とし、層の
表面性を良くし、また10重量部以下とすることによっ
て塗料の粘度を充分として膜厚の制御をし易くなる。
あり、磁性粉100重量部に対して1〜10重量部がよ
く、2〜7重量部が更によい。 添加量を1重量部以上
とすることによって分散性、耐久性等を充分とし、層の
表面性を良くし、また10重量部以下とすることによっ
て塗料の粘度を充分として膜厚の制御をし易くなる。
本発明の化合物の具体例は以下の通りであるが、これら
に限定されるものではない。 これらの化金物の合成法
は以下の通りであってよい。 即ち、4級炭素原子をも
つアルキルフェノール(例えばtert−ブチルフェノ
ール)をKOHの存在下に加圧下でエチレンオキサイド
と反応させ、ポリオキシエチレン化されたフェニルエー
テル(4級炭素原子をもつアルキル基、例えばtert
−ブチル基)としたのち、これに五酸化リン又はオキシ
塩化リンを反応させて、本発明のリン酸エステルとする
。
に限定されるものではない。 これらの化金物の合成法
は以下の通りであってよい。 即ち、4級炭素原子をも
つアルキルフェノール(例えばtert−ブチルフェノ
ール)をKOHの存在下に加圧下でエチレンオキサイド
と反応させ、ポリオキシエチレン化されたフェニルエー
テル(4級炭素原子をもつアルキル基、例えばtert
−ブチル基)としたのち、これに五酸化リン又はオキシ
塩化リンを反応させて、本発明のリン酸エステルとする
。
例示化合物■
例示化合物■
例示化合物■
例示化合物■
例示化合物■
例示化合物■
Cル A
例示化合物の
例示化合物■
上記において、人は−OH又はR@−0−−ACH,C
H,0%、Rは四級炭素原子を含むアルキル基である。
H,0%、Rは四級炭素原子を含むアルキル基である。
すなわち、例えば例示化合物■では、及びモノエステ
ルとジエステルの混合物が包含される。
ルとジエステルの混合物が包含される。
本発明の化合物は、勿論レシチン等の他の分散剤と併用
してよい。 また、本発明の化合物が含有される層は、
磁性層だけでなく、バックコート層、オーバーコート層
であってよい。 磁性層の場合には、本発明の化合物は
磁性塗料の調製時に添加してもよいし、或いは浸漬等で
予め磁性粉表面に被着せしめ、この表面処理された磁性
粉を塗料中に添加してもよい。
してよい。 また、本発明の化合物が含有される層は、
磁性層だけでなく、バックコート層、オーバーコート層
であってよい。 磁性層の場合には、本発明の化合物は
磁性塗料の調製時に添加してもよいし、或いは浸漬等で
予め磁性粉表面に被着せしめ、この表面処理された磁性
粉を塗料中に添加してもよい。
又、例示化合物■の化合物は、分散剤として磁性層に使
用した場合、支持体(例えばポリエステルベース)に対
する磁性層の接着性を著しく向上させるという予想外の
利点を示した。
用した場合、支持体(例えばポリエステルベース)に対
する磁性層の接着性を著しく向上させるという予想外の
利点を示した。
本発明の磁気記碌媒体において、磁性層のバインダー樹
脂として少なくともポリウレタンを使用できるが、これ
は、ポリオールとポリイソシアネートとの反応によって
合成できる。 使用可能なポリオールとしては、フタル
酸、アジピン酸、アゼライン酸、二量化すルイン酸、マ
レイン酸などの有機二塩基酸と、エチレングリコール、
プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジエチレ
ングリコールなどのグリコール類もしくはトリメチロー
ルプロパン、ヘキサントリオール、クリセリン、トリメ
チロールエタン、ペンタエリスリトールなどの多価アル
コール類もしくはこれらのグリコール類および多価アル
コール類の中から選ばれた任意の2橿以上のポリオール
との反応によって合成されたポリエステルポリオール;
または、S−カプロラクタム、α−メチル−1−カプロ
ラクタム、3−メチル−3−力プロラクタム、r−ブチ
ロラクタム等のラクタム類から合成されるラクトン系ポ
リエステルポリオール;またはエチレンオキサイド、プ
ロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドなどから合成
されるポリエーテルポリオール等が挙げられる。
脂として少なくともポリウレタンを使用できるが、これ
は、ポリオールとポリイソシアネートとの反応によって
合成できる。 使用可能なポリオールとしては、フタル
酸、アジピン酸、アゼライン酸、二量化すルイン酸、マ
レイン酸などの有機二塩基酸と、エチレングリコール、
プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジエチレ
ングリコールなどのグリコール類もしくはトリメチロー
ルプロパン、ヘキサントリオール、クリセリン、トリメ
チロールエタン、ペンタエリスリトールなどの多価アル
コール類もしくはこれらのグリコール類および多価アル
コール類の中から選ばれた任意の2橿以上のポリオール
との反応によって合成されたポリエステルポリオール;
または、S−カプロラクタム、α−メチル−1−カプロ
ラクタム、3−メチル−3−力プロラクタム、r−ブチ
ロラクタム等のラクタム類から合成されるラクトン系ポ
リエステルポリオール;またはエチレンオキサイド、プ
ロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドなどから合成
されるポリエーテルポリオール等が挙げられる。
これらのポリオールは、トリレンジイソシアネート、ヘ
キサメレンジイソシアネート、メチレンジイソシアネー
ト、メタキシリレンジイソシアネート等のインシアネー
ト化合物と反応せしめ、これによってウレタン化したポ
リエステルポリウレタン、ポリエーテルポリウニタンや
、ホスゲンやジフェニルカーボネートでカーボネート化
したポリカーボネートポリウレタンが合成される。
キサメレンジイソシアネート、メチレンジイソシアネー
ト、メタキシリレンジイソシアネート等のインシアネー
ト化合物と反応せしめ、これによってウレタン化したポ
リエステルポリウレタン、ポリエーテルポリウニタンや
、ホスゲンやジフェニルカーボネートでカーボネート化
したポリカーボネートポリウレタンが合成される。
これらのポリウレタンは通常は主として、ポリイソシア
ネートとポリオールとの反応で製造され、そして遊離イ
ンシアネート基及び/又はヒドロキシル基を含有するウ
レタン樹脂またはウレタンプレポリマーの形でも、ある
いはこれらの反応性末端基を含有しないもの(9I4え
ばウレタンエラストマーの形)であってもよい。
ネートとポリオールとの反応で製造され、そして遊離イ
ンシアネート基及び/又はヒドロキシル基を含有するウ
レタン樹脂またはウレタンプレポリマーの形でも、ある
いはこれらの反応性末端基を含有しないもの(9I4え
ばウレタンエラストマーの形)であってもよい。
ポリウレタン、ウレタンプレポリマー、ウレタンエラス
トマーの製造方法、硬化架橋方法等については公知であ
るので、その詳細な説明は省略する。
トマーの製造方法、硬化架橋方法等については公知であ
るので、その詳細な説明は省略する。
なお、本発明では、バインダー樹脂として上記のポリウ
レタンと共に、フェノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系
共重合体も含有せしめれば、磁性層に適用する場合に磁
性粉の分散性が向上し、その機械的強度が増大する。
但、フェノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系共重合体の
みでは層が硬くなりすぎるがこれはポリウレタンの含有
によって防止でき、支持体又は下地層との接着性が良好
となる。
レタンと共に、フェノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系
共重合体も含有せしめれば、磁性層に適用する場合に磁
性粉の分散性が向上し、その機械的強度が増大する。
但、フェノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系共重合体の
みでは層が硬くなりすぎるがこれはポリウレタンの含有
によって防止でき、支持体又は下地層との接着性が良好
となる。
使用可能なフェノキシ樹脂には、ビスフェノールAとエ
ピクロルヒドリンの重合より得られる重合体であり、下
記一般式で表わされる。
ピクロルヒドリンの重合より得られる重合体であり、下
記一般式で表わされる。
(但、 n : f32〜13)
例えば、ユニオンカーバイド社製のPKHC。
PKHH%PKHT等がある。
また、使用可能な上記の塩化ビニル系共重合体としては
、 における!及びmから導き出されるモル比は、前者のユ
ニットについては95−50モル%であり、後者のユニ
ットについては5〜50モル%である。
、 における!及びmから導き出されるモル比は、前者のユ
ニットについては95−50モル%であり、後者のユニ
ットについては5〜50モル%である。
また、Xは塩化ビニルと共重合し得る単量体残基を表わ
し、酢酸ビニル、ビニルアルコール、無水マレイン酸等
からなる群より選ばれた少なくとも1mを表わす。 (
l+m)として表わされる重合度は好ましくは100−
600であり、重合度が100未満になると磁性層等が
粘着性を帯び易く、600を越えると分散性が悪くなる
。 上記の塩化ビニル系共重合体は、部分的に加水分解
されていてもよい。 塩化ビニル系共重合体として、好
ましくは塩化ビニル−酢酸ビニルを含んだ共重合体(以
下、「塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体」という。)
が挙げられる。 塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体の
例としては、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコー
ル、塩化ビニル−酢tRヒ=ルー無水マレイン酸の各共
重合体が挙げられ、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体
の中でも、部分加水分解された共重合体が好ましい。
上記の塩化ビニルー酢酸ビニル系共重合体の具体例とし
ては、ユニオンカーバイド社製のrVAGHJ、rVY
HHJ、「■MCH」、積木化学v/JlllDrエス
レックA」、「エスレックA−5J、rエスレックC」
、「エスレックM」、電気化学工業株制の「デンカビニ
ル1000 GJ、「デンカビニル100OWJ等が使
用できる。
し、酢酸ビニル、ビニルアルコール、無水マレイン酸等
からなる群より選ばれた少なくとも1mを表わす。 (
l+m)として表わされる重合度は好ましくは100−
600であり、重合度が100未満になると磁性層等が
粘着性を帯び易く、600を越えると分散性が悪くなる
。 上記の塩化ビニル系共重合体は、部分的に加水分解
されていてもよい。 塩化ビニル系共重合体として、好
ましくは塩化ビニル−酢酸ビニルを含んだ共重合体(以
下、「塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体」という。)
が挙げられる。 塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体の
例としては、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコー
ル、塩化ビニル−酢tRヒ=ルー無水マレイン酸の各共
重合体が挙げられ、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体
の中でも、部分加水分解された共重合体が好ましい。
上記の塩化ビニルー酢酸ビニル系共重合体の具体例とし
ては、ユニオンカーバイド社製のrVAGHJ、rVY
HHJ、「■MCH」、積木化学v/JlllDrエス
レックA」、「エスレックA−5J、rエスレックC」
、「エスレックM」、電気化学工業株制の「デンカビニ
ル1000 GJ、「デンカビニル100OWJ等が使
用できる。
また、上記以外にも、バインダー樹脂として繊維素系樹
脂が使用可能であるがこれには、セルロースエーテル、
セルロース無機酸エステル、セルロース有機酸エステル
等が使用できる。セルロースエーテルとしては、メチル
セルロース、エチルセルロース等が使用できる。 セル
ロース無機酸エステルとしては、ニトロセルロース、硫
酸セルロース、燐酸セルロース等が使用できる。 また
、セルロース有機酸エステルとしては、アセチルセルロ
ース、プロピオニルセルロース、ブチリルセルロース等
が使用できる。 これら繊維素系樹脂の中でニトロセル
ロースが好ましい。
脂が使用可能であるがこれには、セルロースエーテル、
セルロース無機酸エステル、セルロース有機酸エステル
等が使用できる。セルロースエーテルとしては、メチル
セルロース、エチルセルロース等が使用できる。 セル
ロース無機酸エステルとしては、ニトロセルロース、硫
酸セルロース、燐酸セルロース等が使用できる。 また
、セルロース有機酸エステルとしては、アセチルセルロ
ース、プロピオニルセルロース、ブチリルセルロース等
が使用できる。 これら繊維素系樹脂の中でニトロセル
ロースが好ましい。
また、バインダー組成全体については、上述のウレタン
樹脂と、その他の樹脂(フェノキシ樹脂と塩化ビニル系
共重合体等との合計量)との割合は、重量比で90/1
0−40/60であるのが望ましく、85/15−45
155が更に望ま、しいことが確認されている。 この
範囲を外れて、ウレタン樹脂が多いと分散が悪くなり易
く、またその他の樹脂が多くなると表面性不良となり易
く、特に60重1%を越えると塗膜物性が総合的にみて
あまり好ましくなくなる。 塩化ビニル−酢酸ビニルの
場合、ウレタン樹脂とかなりの自由度で混合でき、好ま
しくはウレタン樹脂は15−75重量%である。
樹脂と、その他の樹脂(フェノキシ樹脂と塩化ビニル系
共重合体等との合計量)との割合は、重量比で90/1
0−40/60であるのが望ましく、85/15−45
155が更に望ま、しいことが確認されている。 この
範囲を外れて、ウレタン樹脂が多いと分散が悪くなり易
く、またその他の樹脂が多くなると表面性不良となり易
く、特に60重1%を越えると塗膜物性が総合的にみて
あまり好ましくなくなる。 塩化ビニル−酢酸ビニルの
場合、ウレタン樹脂とかなりの自由度で混合でき、好ま
しくはウレタン樹脂は15−75重量%である。
本発明の磁気記録媒体を構成する層のバインダー樹脂と
しては、前記したものの他、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹
脂、反応型樹脂、電子線照射硬化型樹脂が使用1されて
もよい。
しては、前記したものの他、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹
脂、反応型樹脂、電子線照射硬化型樹脂が使用1されて
もよい。
熱可塑性樹脂としては、軟化温度が150℃以下、平均
分子量が10,000〜200,000.重合度が約2
00〜2,000程度のもので、例えばアクリル酸エス
テル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステル
−塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステル−スチ
レン共重合体等が使用される。
分子量が10,000〜200,000.重合度が約2
00〜2,000程度のもので、例えばアクリル酸エス
テル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステル
−塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステル−スチ
レン共重合体等が使用される。
熱硬化性樹脂または反応型樹脂としては、塗布液の状態
では200,000以下の分子量であり、塗布乾燥後に
は縮合、付加等の反応により分子量は無限大のものとな
る。 また、これらの樹脂のなかで樹脂が熱分解するま
での間に軟化または溶融しないものが好ましい。 具体
的には、例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹
脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂等である。
では200,000以下の分子量であり、塗布乾燥後に
は縮合、付加等の反応により分子量は無限大のものとな
る。 また、これらの樹脂のなかで樹脂が熱分解するま
での間に軟化または溶融しないものが好ましい。 具体
的には、例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹
脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂等である。
電子線照射硬化型樹脂としては、不飽和プレポリマー、
例えば無水マレイン酸タイプ、ウレタンアクリルタイプ
、ポリエステルアクリルタイプ等が挙げられる。
例えば無水マレイン酸タイプ、ウレタンアクリルタイプ
、ポリエステルアクリルタイプ等が挙げられる。
本発明の磁気記録媒体において、磁性層中には、更にカ
ーボンブラックを添加してよい。 このカーボンブラッ
クは導電性のあるものが望ましいが、遮光性のあるもの
も添加してよい。 こうした導電性カーボンブラックと
しては、例えばコロンビアカーボン社製のコンダクテッ
クス(Conductex)975(比表面積250i
ν’gs粒径24mμ)、コンダクテックス900(比
表面積125m”7g、粒径27mμ)、カボット社製
のパルカン(Cabot Vulcan)X C−72
(比表面積254 m”/ g 、粒径30mμ)、ラ
ーベン1040.420、三菱化成■製の#44等があ
る0g!1光用カーボンブラックとしては、例えばコロ
ンビアカーボン社製のラーベン2000 (比表面積1
90 m”7g 、粒径18 mμ)、2100.11
70.1000、三菱化成株制の#100. $75、
#40、#35、#30等が使用可能である。 カーボ
ンブラックは、その吸油量が90m1(DBP )71
00g以上であるとストラフチャー構造をとり易く、よ
り高い導電性を示す点で望ましい。
ーボンブラックを添加してよい。 このカーボンブラッ
クは導電性のあるものが望ましいが、遮光性のあるもの
も添加してよい。 こうした導電性カーボンブラックと
しては、例えばコロンビアカーボン社製のコンダクテッ
クス(Conductex)975(比表面積250i
ν’gs粒径24mμ)、コンダクテックス900(比
表面積125m”7g、粒径27mμ)、カボット社製
のパルカン(Cabot Vulcan)X C−72
(比表面積254 m”/ g 、粒径30mμ)、ラ
ーベン1040.420、三菱化成■製の#44等があ
る0g!1光用カーボンブラックとしては、例えばコロ
ンビアカーボン社製のラーベン2000 (比表面積1
90 m”7g 、粒径18 mμ)、2100.11
70.1000、三菱化成株制の#100. $75、
#40、#35、#30等が使用可能である。 カーボ
ンブラックは、その吸油量が90m1(DBP )71
00g以上であるとストラフチャー構造をとり易く、よ
り高い導電性を示す点で望ましい。
本発明の磁気記録媒体は、例えば第1図に示すように、
支持体l上に磁性層2を有している。
支持体l上に磁性層2を有している。
また磁性層2とは反対側の面に80層3が設けられてい
る。 このBC層は設けられてよいが、設けなくてもよ
い。 磁性層2に使用される磁性粉末、特に強磁性粉末
としては、γ−FelαhC0含有r −Fe、01、
Fe104 、 Co含有Fe、0.等の酸化鉄磁性粉
: Fe%Ni、 Co、Fe−Ni−Co合金、Fe
−Mn−Zn合金、Fe−Ni−Zn合金、Fe−Co
−Ni−Cr合金、Fe−Co−Ni−P合金、Co−
Ni合金等Fe、Ni、Co等を主成分とするメタル磁
性粉等各糧の強磁性粉が挙げられる。 これらのうち、
Co含有酸化鉄やメタル磁性粉が望ましい。
る。 このBC層は設けられてよいが、設けなくてもよ
い。 磁性層2に使用される磁性粉末、特に強磁性粉末
としては、γ−FelαhC0含有r −Fe、01、
Fe104 、 Co含有Fe、0.等の酸化鉄磁性粉
: Fe%Ni、 Co、Fe−Ni−Co合金、Fe
−Mn−Zn合金、Fe−Ni−Zn合金、Fe−Co
−Ni−Cr合金、Fe−Co−Ni−P合金、Co−
Ni合金等Fe、Ni、Co等を主成分とするメタル磁
性粉等各糧の強磁性粉が挙げられる。 これらのうち、
Co含有酸化鉄やメタル磁性粉が望ましい。
また、磁性粉のBET価は25 m” / g以上、更
には30m”/g以上がよい。 磁性層2にはまた、潤
滑剤(例えばシリコーンオイル、グラファイト、二硫化
モリブデン、二硫化タングステン、炭素原子数12〜2
0の一塩基性脂肪11!(例えばステアリン酸)と炭素
原子数が13−26個の一価のアルコールからなる脂肪
酸エステル等)、研磨剤(例えば溶融アルミナ)、帯電
防止剤(例えばグラファイト)等を添加してよい。
には30m”/g以上がよい。 磁性層2にはまた、潤
滑剤(例えばシリコーンオイル、グラファイト、二硫化
モリブデン、二硫化タングステン、炭素原子数12〜2
0の一塩基性脂肪11!(例えばステアリン酸)と炭素
原子数が13−26個の一価のアルコールからなる脂肪
酸エステル等)、研磨剤(例えば溶融アルミナ)、帯電
防止剤(例えばグラファイト)等を添加してよい。
BC層3に含有せしめられる非磁性粉としては、カーボ
ンブラック、酸化珪素、酸化チタン、酸化アルミニウム
、酸化クロム、炭化珪素、炭化カルシウム、酸化亜鉛、
α−Fe@O@、タルク、カオリン、硫酸:カルシウム
、窒素ホウ素、フッ化亜鉛、二酸化モリブデン、炭酸カ
ルシウム等からなるもの、好ましくはカーボンブラック
及び/又は酸化チタンからなるものが挙げられる。
ンブラック、酸化珪素、酸化チタン、酸化アルミニウム
、酸化クロム、炭化珪素、炭化カルシウム、酸化亜鉛、
α−Fe@O@、タルク、カオリン、硫酸:カルシウム
、窒素ホウ素、フッ化亜鉛、二酸化モリブデン、炭酸カ
ルシウム等からなるもの、好ましくはカーボンブラック
及び/又は酸化チタンからなるものが挙げられる。
また、前記の非磁性粉として、有機粉末、例えばベンゾ
グアナミン系樹脂、メラミン系樹脂、フタロシアニン系
顔料等を添加してもよい。
グアナミン系樹脂、メラミン系樹脂、フタロシアニン系
顔料等を添加してもよい。
また、第1図の磁気記録媒体は、磁性層2と支持体1と
の間に下引き層(図示せず)を設けたものであってよく
、或いは下引き層を設けなくてもよい(以下同様)。
また支持体にコロナ放電処理をほどこしてもよい、 ま
た、BC層3にも、本発明に係る化合物を含有させても
よい。
の間に下引き層(図示せず)を設けたものであってよく
、或いは下引き層を設けなくてもよい(以下同様)。
また支持体にコロナ放電処理をほどこしてもよい、 ま
た、BC層3にも、本発明に係る化合物を含有させても
よい。
また、支持体1の素材としては、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリプロピレン等のプラスチック、AI%Zn
等の金属、ガラス、BN、Siカーバイド、磁器、陶器
等のセラミックなどが使用される。
レート、ポリプロピレン等のプラスチック、AI%Zn
等の金属、ガラス、BN、Siカーバイド、磁器、陶器
等のセラミックなどが使用される。
なお、上記の磁性層の塗布形成時には、塗料中に架橋剤
としての多官能インシアネートを所定量ふたしておく。
としての多官能インシアネートを所定量ふたしておく。
第2図は、他の磁気記録媒体を示すものであるが、第1
図の媒体の磁性層2上に00層4が設けられている。
この00層4は、磁性層2を損傷等から保護するために
設けられるが、そのために滑性が充分である必要がある
。 そこで、0C14のバインダー樹脂として、上述の
磁性層2に使用したウレタン樹脂を(望ましくはフェノ
キシ樹脂及び/又は塩化ビニル系共重合体を併用して)
使用する。 00層4の表面粗さは特にカラーS/Nと
の関連でRa≦0.01 μm、 Rmax≦0.13
μmとするのがよい。 この場合、支持体lの表面粗さ
をRa≦0.011部m、 Rma x≦0.13μm
とし、平滑な支持体1を用いるのが望ましい。
図の媒体の磁性層2上に00層4が設けられている。
この00層4は、磁性層2を損傷等から保護するために
設けられるが、そのために滑性が充分である必要がある
。 そこで、0C14のバインダー樹脂として、上述の
磁性層2に使用したウレタン樹脂を(望ましくはフェノ
キシ樹脂及び/又は塩化ビニル系共重合体を併用して)
使用する。 00層4の表面粗さは特にカラーS/Nと
の関連でRa≦0.01 μm、 Rmax≦0.13
μmとするのがよい。 この場合、支持体lの表面粗さ
をRa≦0.011部m、 Rma x≦0.13μm
とし、平滑な支持体1を用いるのが望ましい。
第3図は、磁気ディスクとして構成された磁気記録媒体
を示し、支持体10両面に上述と同様の磁性層2.00
層4が夫々設けられており、00層4には上述のウレタ
ン樹脂を主成分とするバインダー樹脂が含有せしめられ
てよい。
を示し、支持体10両面に上述と同様の磁性層2.00
層4が夫々設けられており、00層4には上述のウレタ
ン樹脂を主成分とするバインダー樹脂が含有せしめられ
てよい。
ホ、実施例
以下、本発明を具体的な実施例につき説明する。
以下に示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精神か
ら逸脱しない範囲において穫々変更しつる。
ら逸脱しない範囲において穫々変更しつる。
表−1に示す成分を分散させた後、この磁性塗料を1μ
mフィルターで濾過後、多官能インシアネート5部を添
加し、支持体上に5μm厚みに塗布してスーパーカレン
ダーをかけ、1部2インチ幅にスリットしてビデオテー
プ(各実施例、比較番号に対応する)とした、 ただし
、表−1の第2欄以後の数字は重量部を表わし、また第
2欄以後の「実」は実施例を、「比」は比較例を表わす
。
mフィルターで濾過後、多官能インシアネート5部を添
加し、支持体上に5μm厚みに塗布してスーパーカレン
ダーをかけ、1部2インチ幅にスリットしてビデオテー
プ(各実施例、比較番号に対応する)とした、 ただし
、表−1の第2欄以後の数字は重量部を表わし、また第
2欄以後の「実」は実施例を、「比」は比較例を表わす
。
(以下余白、次頁につづく。)
表−1
中1)
H
本化合物は、tert−ブチルフェノールにエチレンオ
キサイドをオートクレーブ中で加圧下にKOHの存在下
で110〜150℃で反応させて得られるポリオキシエ
チレン−tert−ブチルフェニルエーテルに五酸化リ
ンを反応させることによって得た粘稠性の淡黄褐色の液
体で pHは10%水溶液(25℃)で1.5であった
。
キサイドをオートクレーブ中で加圧下にKOHの存在下
で110〜150℃で反応させて得られるポリオキシエ
チレン−tert−ブチルフェニルエーテルに五酸化リ
ンを反応させることによって得た粘稠性の淡黄褐色の液
体で pHは10%水溶液(25℃)で1.5であった
。
中2)
H
上記の各列によるビデオテープについて次の測定を行な
った。
った。
クロマS/N :
カラービデオノイズメーターrShibasoku92
5 D/I Jにより測定した。
5 D/I Jにより測定した。
ルミS/N :同上。
RF出カニ
RF出力測定用VTRデツキを用いて4知−でのRF比
出力測定し、100回再生後の、当初の出力に対して低
下している値を示した。
出力測定し、100回再生後の、当初の出力に対して低
下している値を示した。
(単位:dB)
静止1偉寿命:
静止画像が2dB低下するまでの時間を分単位で示す。
値が大きい程磁気記録媒体の耐久性、耐摩耗性が高い
。
。
夫々の例のビデオテープの性能を表−2に示した。
表−2
但、実−1、実−2は、比−1の値をOdBとしてクロ
マS/N、ルミS/N、RF出力を求めた。
マS/N、ルミS/N、RF出力を求めた。
上記結果から、本発明に基づいて磁性層を構成すること
によって、テープ性能が著しく向上することが分る。
によって、テープ性能が著しく向上することが分る。
次に、実施例−1において、例示化合物■〔粘稠性の極
めて高い半固体(水アメ状)で、10%水溶液のpHは
25℃で1.5であった。〕を例示化合物■に替えて作
成したビデオテープ(実施例−3)は実施例−1と同様
に出力やS/Nが優れているとともに、磁性層と支持体
との接着性がセロハンテープで剥し取るテストにおいて
、比較例−1のテ−プにくらべてきわめて優れていて、
磁性層は簡単には剥れなかった。 他方、比較例−1の
磁性層は簡単に剥がれた。
めて高い半固体(水アメ状)で、10%水溶液のpHは
25℃で1.5であった。〕を例示化合物■に替えて作
成したビデオテープ(実施例−3)は実施例−1と同様
に出力やS/Nが優れているとともに、磁性層と支持体
との接着性がセロハンテープで剥し取るテストにおいて
、比較例−1のテ−プにくらべてきわめて優れていて、
磁性層は簡単には剥れなかった。 他方、比較例−1の
磁性層は簡単に剥がれた。
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図、第
2図、第3図は各側による磁気記録媒体の一部分の各拡
大断面図 である。 なお、図面に用いられている符号において、2・・・・
・・・・・磁性層 3・・・・・・・・・バックコート層(BC層)4・・
・・・・・・・オーバーコート層(QC層)である。 代理人 弁理士 逢 坂 宏 第1図 第2図 第3図
2図、第3図は各側による磁気記録媒体の一部分の各拡
大断面図 である。 なお、図面に用いられている符号において、2・・・・
・・・・・磁性層 3・・・・・・・・・バックコート層(BC層)4・・
・・・・・・・オーバーコート層(QC層)である。 代理人 弁理士 逢 坂 宏 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記一般式で表わされる化合物が支持体上の所定の
層に含有されている磁気記録媒体。 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ {但、Aは水酸基或いは−OM(Mはアルカリ金属)で
表わされる基、又は ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる基、n、mは1〜200の実数、Rは四級
炭素原子を有する総炭素原子数4〜30のアルキル基で
ある。}
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60129408A JPS61289527A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60129408A JPS61289527A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61289527A true JPS61289527A (ja) | 1986-12-19 |
Family
ID=15008803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60129408A Pending JPS61289527A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61289527A (ja) |
-
1985
- 1985-06-14 JP JP60129408A patent/JPS61289527A/ja active Pending
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