JPS61237228A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS61237228A
JPS61237228A JP60078706A JP7870685A JPS61237228A JP S61237228 A JPS61237228 A JP S61237228A JP 60078706 A JP60078706 A JP 60078706A JP 7870685 A JP7870685 A JP 7870685A JP S61237228 A JPS61237228 A JP S61237228A
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JP
Japan
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abrasive particles
treated
particles
magnetic
layer
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Application number
JP60078706A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Yasufuku
安福 義隆
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は磁気テープ、磁気シート、磁気ディスク等の磁
気記録媒体に関するものである。
口、従来技術 一般に、磁気テープ等の磁気記録媒体は、磁性粉、バイ
ンダー樹脂等からなる磁性塗料を支持体上に塗布、乾燥
することによりて製造される。
こうした磁気記録媒体においては従来から、磁性層に研
摩剤粒子を含ませることが行なわれていて、最近の動向
をまとめたものとして、1983年にハワイのホノルル
で開催された国際会議でのツートン社の発表がある(「
ザ・ロール拳オプ・セラミック・パウダー・アディシl
ンズ・イン・マグネティックeミーディアJ (The
  Role  ofCeramic  Powder
  Additions  in  Magnetic
Medi& )、発表者ニジエイ・ティー・クロウニ(
JIITIICrowe)及びデ4−”ヒ−−7−t’
)”ソン・ジェニア(D @B @Arvidsont
Jr、 ) )。
又、媒体の高密度化に伴なって、研摩剤粒子もよ)微細
化され、この微粒子化された研摩剤粒子の分散性を改良
するために表面処理することも行なわれている(例えば
特開昭59−82633号)が、表面処理によシ研摩力
が小さくなった夛、表面処理試薬と磁性層中の他の成分
との相互作用等にょシ、媒体としての性能が不足する場
合がある。
ハ、発明の目的 本発明の目的は、磁性層の研摩力等を向上させて高出力
、高S / Nで耐久性のある磁気記録媒体を提供する
ことにある。
二、発明の構成及びその作用効果 即ち、本発明は、予め表面処理された研摩剤粒子(以下
、「処理粒子」と称する。)と、予め表面処理されてい
ない研摩剤粒子(以下、「非処理粒子」と称する。)と
が共に所定の媒体構成層(磁性層、バックコート層等)
K添加されている磁気記録媒体に係るものである。
本発明によれば、磁性層に添加する研摩剤粒子として、
処理粒子と非処理粒子とを併用しているので、処理粒子
による分散性の向上と、非処理粒子による研摩力等の向
上とが相乗的に発揮され、高S /N、高出力で耐久性
の良い媒体を提供することができるのである。
本発明において、使用可能な上記研摩剤粒子としては、
アルミナ(例えばAt20.)、酸化クロム(例えばC
r203)、α−酸化鉄(例えばα−Fe203)、酸
化チタン(例えばTl02)、窒化珪素(例えば513
N4)、窒化アルミニウム(例えばALN)、窒化ホウ
素(例えばBN)、酸化スズ(例えば5iO2)、炭化
珪素(例えばsic )等が挙げられる。 これらのな
かで、粒径をコントロールし易い点からアルミナ(特に
α−アルミナ)が好ましく、平均粒径としては0.1〜
0.8μmのものがよい。 又、高密度化を主眼とする
場合は、0.5μm以下、0.1μm以上のものがよい
なお、研摩剤粒子について粒径とBET値はほぼ負の相
関をもっていて、例えばα−アルミナについては第1図
のようになる。
この第1図において、ASB、C,D、E、F。
GSH,I、Jは各々異なるα−アルミナを記号で示し
たものであり、9で示したものはあるα−アルミナAの
主な粒径範囲とBET値を示したものである(他の領域
も同様)。■は中心粒径とBET値の実測値を示したも
の、←→はBET値の実測値と中心粒径範囲を示したも
の、1は中心粒径の実測値とBET値の範囲を示したも
のである(BET値は粒子の比表面積を示すものであっ
て、常法に従い、N2ガスの吸着量の測定によシ求めた
。)。
本発明において、研摩剤粒子を表面処理する際の処理剤
としては、ドデカン酸、オクタデカン酸等の高級脂肪酸
、ドデカン酸ナトリウム、オクタデカン酸ナトリウム、
ドデカン酸アルミニウム等の高級脂肪酸塩、ドデシル硫
酸す) IJウム、オクタデシル硫酸ナトリウム等の高
級アルコールの硫酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム、オフタテシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
等のアルキルアリール硫酸塩、スルホコハク酸ジー2−
エチルへキシルナトリウム等のジアルキルコハク酸塩、
ソルビタンモノドデカネート等のソルビタン脂肪酸エス
テル、ドデシルアミンアセテート等のアルキルアミン塩
、レシチン等の高級脂肪酸のリン酸エステル、及び RはC1〜020のアルキル基、mは1〜100の実数
)、 nは1〜100の実数) で示される芳香環を有するアルキルアリールオキシ又は
アリールオキシポリアルキレンオキシリン酸エステル等
を使用することができる。 中でも、各種の脂肪酸又は
その塩、脂肪酸エステル、リン酸エステルで処理したも
のが好ましい。
研摩剤粒子の表面処理の方法としては、例えば、前記処
理剤を研摩剤粒子100重量部に対して0.01〜加重
量部使用して、研摩剤粒子を前記処理剤の水溶液、又は
水/水と混合できる有機溶媒の混合溶媒の溶液で攪拌、
混合した後、乾燥する。
表面処理の具体例としては、中心粒径0.2μmのα−
A1□03W1100重量部を硝酸アルミニウム2、5
 X 10Mo L /を水溶液300重量部に加え、
超音波で分散させる。 液温を50’Cとして、ドデカ
ン酸ナトリウム1重量部を含む水溶液を100重量部加
え、(資)℃で2時間攪拌後、濾過、乾燥する。
研摩剤粒子のモース硬度は5以上であればよい。
本発明の磁性層において、表面処理した研摩剤粒子と処
理していない研摩剤粒子との比は重量比で100/1〜
1/Z00がよく、10/1〜1/10が更によい。 
この範囲をはずれるとS/Nが不十分になり易い。 研
摩剤粒子の総量は磁性粉ioo重量部に対して0.1〜
10%(重量)がよい。 この範囲よシ少ないと、研摩
粒子として媒体を保護し難いし、多いと、ヘッドを傷つ
け易い。
本発明の磁気記録媒体において磁性層のバインダー樹脂
として少なくともポリウレタンを使用できるが、これは
、ポリオールとポリイソシアネートとの反応によって合
成できる。 使用可能なポリオールとしては、フタル酸
、アジピン酸、二量化すルイン酸、マレイン酸などの有
機二塩基酸ト、エチレンクリコール、グロピレンクリコ
ール、ブチレングリコール、ジエチレンクリコールナト
のグリコール類もしくはトリメチロールプロパン、ヘキ
サントリオール、グリセリン、トリメチロールプロパン
、ヘキサントリオール、グリセリン、トリメチロールエ
タン、ペンタエリスリトールなどの多価アルコール類も
しくはこれらのグリコール類および多価アルコール類の
中から選ばれた任意の2種以上のポリオールとの反応に
よって合成されたポリエステルポリオール;または、S
−カプロラクタム、a−メチル−1−カプロラクタム、
S−メチル−8−カプロラクタム、γ−ブチロラクタム
等のラクタム類から合成される2クトン系ポリエステル
ポリオール;またはエチレンオキサイド、プロピレンオ
キサイド、ブチレンオキサイドなどから合成されるポリ
エーテルポリオール等が挙げられる。
これらのポリオールは、トリレンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、メチレンジイソシアネ
ート、メタキシリレンジイソシアネート等のインシアネ
ート化合物と反応せしめ、これによってウレタン化した
ポリエステルポリウレタン、ポリエーテルポリウレタン
や、ホスゲンやジフェニルカーボネートでカーボネート
化したポリカーボネートポリウレタンが合成される。
これらのポリウレタンは通常は主として、ポリインシア
ネートとポリオールとの反応で製造され、そして遊離イ
ソシアネート基及び/又はヒドロキシル基を含有するウ
レタン樹脂またはウレタンプレポリマーの形でも、ある
いはこれらの反応性末端基を含有しないもの(例えばウ
レタンニジストマー〇形)でありてもよい。
ポリウレタン、ウレタンプレポリマー、ウレタンニジス
トマーの製造方法、硬化架橋方法等については公知であ
るので、その詳細な説明は省略する0 なお、本発明では、バインダー樹脂として上記のポリウ
レタンと共に、フェノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系
共重合体も含有せしめれば、磁性層に適用する場合に磁
性粉の分散性が向上し、その機械的強度が増大する。 
但、フェノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系共重合体の
みでは層が硬くなシすぎるがこれはポリウレタンの含有
によって防止でき、支持体又は下地層との接着性が良好
となる。
使用可能なフェノキシ樹脂には、ビスフェノールAとエ
ピクロルヒドリンの重合よ)得られる重合体であシ、下
記一般式で表わされる0(但、n”:82〜13) 例えば、ユニオンカーバイド社製のPKHC。
PKHH,PKHT等がある。
また、使用可能な上記の塩化ビニル系共重合体としては
、 で表わされるものがある。 この場合、におけるt及び
mから導き出されるモル比は、前者のユニットについて
は95〜50モルチであシ、後者のユニットについては
5〜50モルチである。
また、Xは塩化ビニルと共重合し得る単量体残基ヲ表ワ
し、酢酸ビニル、ビニルアルコール、無水マレイン酸等
からなる群よシ選ばれた少なくとも1種を表わす。  
(L+m )として表わされる重合度は好ましくは10
0〜600であシ、重合度が100未満になると磁性層
等が粘着性を帯び易く、600を越えると分散性が悪く
々る。 上記の塩化ビニル系共重合体は、部分的に加水
分解されていてもよい。 塩化ビニル系共重合体として
、好ましくは塩化ビニル−酢酸ビニルを含んだ共重合体
く以下、「塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体」という
。)が挙げられる。 塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合
体の例としては、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアル
コール、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸の各
共重合体が挙げられ、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合
体の中でも、部分加水分解された共重合体が好ましい。
 上記の塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体の具体例と
して紘、3−二yFンtj−パイ)社製orVAGHJ
、rVYHHJ、rVMcHJ、積木化学■製の「エス
レツクA」「エスレックA−5」、「エスレックC」、
「エスレックM」、電気化学工業■製の「デンカビニル
100OGJ、「デンカビニル100OWJ等が使用で
きる。
また、上記以外にも、バインダー樹脂として繊維素系樹
脂が使用可能であるがこれには、セルロースエーテル、
セルロース無機酸エステル、セルロース有機酸エステル
等が使用できる。 セルロースエーテルとしては、メチ
ルセルロース、エチルセルロース等が使用できる。 セ
ルロース無機酸エステルとしては、ニトロセルロース、
硫酸セルロース、燐酸セルロース等が使用できる。 ま
た、セルロース有機酸エステルとしては、アセチルセル
ロース、グロピオニルセルロース、フチリルセルロース
等が使用できる0 これら繊維素系樹脂の中でニトロセ
ルロースが好ましい0また、バインダー組成全体につい
ては、上述のウレタン樹脂と、その他の樹脂(フェノキ
シ樹脂と塩化ビニル系共重合体等との合計量)との割合
は、重量比で90/10〜30/70であるのが望まし
く、85 / 15〜40/60が更に望ましいことが
確認されている。 この範囲を外れて、ウレタン樹脂が
多いと分散が悪くなシ易く、またその他の樹脂が多くな
ると表面性不良となシ易い。 塩化ビニル−酢酸ビニル
の場合、ウレタン樹脂とかなシの自由度で混合でき、好
ましくはウレタン樹脂は15〜75重量%である。
本発明の磁気記録媒体を構成する層のバインダー樹脂と
しては、前記したものの他、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹
脂、反応型樹脂、電子線照射硬化型樹脂が使用されても
よい。
熱可塑性樹脂としては、軟化温度が150℃以下、平均
分子量がio、ooo〜200,000 、重合度が約
200〜2,000程度のもので、例えばアクリル酸エ
ステル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エステ
ル−塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステル−ス
チレン共重合体等が使用される0熱硬化性樹脂または反
応型樹脂としては、塗布液の状態では200,000以
下の分子量であシ、塗布乾燥後には縮合、付加等の反応
によシ分子量は無限大のものとなる。 また、これらの
樹脂のなかで樹脂が熱分解するまでの間に軟化または溶
融しないものが好ましい。 具体的には、例えばフェノ
ール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、ア
ルキッド樹脂等である。
電子線照射硬化型樹脂としては、不飽和プレポリマー、
例えば無水マレイン酸タイプ、ウレタンアクリルタイプ
、ポリエステルアクリルタイプ等が挙げられる。
本発明の磁気記録媒体において、磁性層中には、更にカ
ーボンブラックを添加してよい。 このカーボンブラッ
クは導電性のあるものが望ましいが、遮光性のあるもの
も添加してよい。 こうした導電性カーボンブラックと
しては、例えばコロンビアカーボン社製のコンダクテッ
クス(Conductex )975(比表面積250
m”/g1粒径粒径2塵ダクテックス900 (比表面
積125 m’ / g N粒径27mμ)、カボット
社製のパルカン( Cabot  Vulcan )X
C−72(比表面積254 w/ / g N粒径30
mμ)、ラーベン1040.420、三菱化成■製の#
44等がある。 遮光用カーボンブラックとしては、例
えばコロンビアカーボン社製のラーベン2000 (比
表面積190 m’ / g %粒径18mμ)、21
00.1170.1000、三菱化成■製の#100、
#75、#40、#あ、#(至)等が使用可能である。
 カーボンブラックは、その吸油量が90d(DBP)
7100g以上であるとストラフチャー構造をとり易く
、より高い導電性を示す点で望ましい。
本発明の磁気記録媒体は、例えば第2図に示すように、
支持体l上に磁性層2を有している。
また磁性層2とは反対側の面に80層3が設けられてい
る。 このBC層は設けられてよいが、設けなくてもよ
い。 磁性層2に使用される磁性粉末、特に強磁性粉末
としては、r−Fe、03、C。
含有r−Fe203、Fe3O4、CO含有Fe3O4
等の酸化鉄磁性粉; Fe XNi 、Co 、Fe−
Ni−Co合金、Fe−Mn−Zn合金、Fe−Ni−
Zn合金、Fe−Co−N1−Cr合金、Fe−Co 
−Ni−P合金、Co−N1合金等Fe 、Ni 、C
o等を主成分とするメタル磁性粉等各種の強磁性粉が挙
げられる。 これらのうち、CO含有酸化鉄やメタル磁
性粉が望ましい。 また、磁性粉のBET値は25m?
 / g以上、更には3Dw?/g以上がよい。
磁性層2には上述した処理研摩剤粒子及び非処理研摩剤
粒子の他に、潤滑剤(例えばシリコーンオイル、グラフ
ァイト、二硫化モリブデン、二硫化タングステン、炭素
原子数12〜2oの一塩基性脂肪酸(例えばステアリン
酸)と炭素原子数が13〜26個の一価のアルコールか
らなる脂肪酸エステル等)、帯電防止剤(例えばグラフ
ァイト)等を添加してよい。
80層3に含有せしめられる非磁性粉としては、カーボ
ンブラック、酸化珪素、酸化チタン、酸化アルミニウム
、酸化クロム、炭化珪素、炭化カルシウム、酸化亜鉛、
α−Fe、03、タルク、カオリン、硫酸カルシウム、
窒化ホウ素、フッ化亜鉛、二酸化そリプデン、炭酸カル
シウム等からなるもの、好ましくはカーボンブラック(
特に導電性カーボンブラック)及び/又は酸化チタンか
らなるものが挙げられる。 これらは研摩剤として機能
する。
また、前記の非磁性粉として、有機粉末、例えばベンゾ
グアナミン系樹脂、メラミン系樹脂、フタロシアニン系
顔料等を添加してもよい。
BC層に含有せしめる非磁性粉については1.あらかじ
め表面処理されたものを使用してもよいし、表面処理し
たものとされていないものを併用してもよい。
まお、第2図の磁気記録媒体は、磁性層2と支持体1と
の間に下引き層(図示せず)を設ける必要はない。
なお、上記の磁性層等の塗布形成時には、塗料中に架橋
剤としての多官能インシアネートを所定量添加しておく
のが望ましい。 こうした架橋剤としては、既述した多
官能ポリイソシアネートの他、トリフェニルメタントリ
イソシアネート、トリス−(p−インシアネートフェニ
ル)チオホスファイト、ポリメチレンポリフェニルイソ
シアネート等があげられる、メチレンジイソシアネート
系、トリレンジイソシアネート系がよい。
第3図は、他の磁気記録媒体を示すものであるが、第2
図の媒体の磁性層2上に00層4が設けられている。 
この00層4は、磁性層2を損傷等から保護するために
設けられるが、そのために滑性が充分である必要がある
。 そこで、00層4のバインダー樹脂として、上述の
磁性層2に使用したウレタン樹脂を(望ましくはフェノ
キシ樹脂及び/又は塩化ビニル系共重合体を併用して)
使用する。 00層4の表面粗さは特にカラーS/Nと
の関連でRa≦0.01 μm、 Rmax≦0.13
 μmとするのがよい。 この場合、支持体1の表面粗
さをRa≦0.01μm、 Rmax≦0.134m 
とし、平滑な支持体1を用いるのが望ましい。 この0
0層4にも、上述した研摩剤粒子(表面処理済及び非処
理のもの)を″添加してもよい。
第4図は、磁気ディスクとして構成された磁気記録媒体
を示し、支持体lの両面に上述と同様の磁性層2.00
層4が夫々設けられてお、6、oc層4には上述のウレ
タン樹脂を特徴とする特許ンダー樹脂が含有せしめられ
てよい。
ホ、実施例 以下、本発明を具体的な実施例につき説明する。
以下に示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精神か
ら逸脱しない範囲において種々変更しうる。
表−1に示す成分をサンドミルに仕込み、分散させた後
、との磁性塗料を1μmフィルターで濾過後、多官能イ
ソシアネート5部を添加し、支持体上に5μm厚みに塗
布してスーパーカレンダーをかけsl/’2インチ幅に
スリットしてビデオテープ(各実施例、比較例の番号に
対応する)とした。 ただし、表−1の第2欄以後の数
字は重量部を表わし、また第2欄以後の「実」は実施例
を、「比」は比較例を表わす。
(以下余白次頁へ続く。) それぞれの例のビデオテープの性能を表−2に示した。
各測定方法は次の通シであった。
RF出カニRF出力測定用VTRデツキを用いて4MH
zでのRF出力を測定し、 100回再生後の、当初の出力に対し て低下している値を示した(単位:dB)ルミS/N 
:カラービデオノイズメーターr 5hibasoku
  925 D/ I J  によシ測定し、100回
後の基準サンプル の出力レベルをOとして相対値で示 した。
クロマS/N:同上。
静止画像寿命:静止画像が2dB低下するまでの時間を
分単位で示す0 値が大き い程磁気記録媒体の耐久性、耐摩耗 性が高い。− 但し、実−1,2、比−3は比−1をOとした相対値で
示した。 実−3、比−4は比−2を0とした相対値で
示した。
表−2 上記結果から、本発萌に基づいて磁性層を構成すること
によって、テープ性能が著しく向上することが分かる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は研
摩剤粒子の粒径と比表面積との関係を示すグラフ、 第2図、第3図、第4図は各側による磁気記録媒体の一
部分の各拡大断面図 である。 なお、図面に用いられている符号において、2・・・・
・・・・・・・・磁性層 3・・・・・・・・・・・・バックコート層(BC層)
4・・・・・・・・・・・・オーバーコート層(00層
)である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、予め表面処理された研摩剤粒子と、予め表面処理さ
    れていない研摩剤粒子とが共に所定の媒体構成層に添加
    されている磁気記録媒体。
JP60078706A 1985-04-13 1985-04-13 磁気記録媒体 Pending JPS61237228A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63298815A (ja) * 1987-05-29 1988-12-06 Sony Corp 磁気記録媒体
JPH03137815A (ja) * 1989-10-23 1991-06-12 Taiyo Yuden Co Ltd 磁気記録媒体

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