JPH0430320A - ディスク状磁気記録媒体 - Google Patents

ディスク状磁気記録媒体

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JPH0430320A
JPH0430320A JP13659290A JP13659290A JPH0430320A JP H0430320 A JPH0430320 A JP H0430320A JP 13659290 A JP13659290 A JP 13659290A JP 13659290 A JP13659290 A JP 13659290A JP H0430320 A JPH0430320 A JP H0430320A
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JP
Japan
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polyurethane
magnetic
powder
polyurethane resin
magnetic powder
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Application number
JP13659290A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Takeda
竹田 克之
Nobuyuki Sekiguchi
関口 伸之
Isamu Michihashi
勇 道端
Shozo Kikukawa
省三 菊川
Hidenori Murata
秀紀 村田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication of JPH0430320A publication Critical patent/JPH0430320A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明はディスク状磁気記録媒体に関するものである。
口、従来技術 従来、スチルビデオ用、コンピューター用等のディスク
状の磁気記録媒体として、強磁性合金粉末を結合剤中に
分散させた磁性層を非磁性支持体上に塗設した磁気記録
媒体が用いられている。最近、このような磁気記録媒体
の高密度化、高S/N比に伴い、磁性体を微粒子化する
ことが行われている。
強磁性合金粉末は本来結合剤中への分散性がそれ程良く
ないため、分散性向上のために、陰性官能基をポリウレ
タン樹脂に含有させる、例えばスルホン酸金属塩を0.
01〜1mmol/g含むポリウレタン樹脂(特公昭5
8−41565号公報)を結合剤成分として用いること
が提案されている。この公知技術によれば、磁性粉の分
散性が向上し、電磁変換特性が改良されるとしている。
しかしながら、十分な耐久性と耐摩耗性が得られ難いの
が実情である。
上記のような耐久性の低下、ヘッド目づまり等を防止す
る対策として、従来、Af、Off、5iC2Crie
s等の研磨剤を磁性層に添加することが提案されている
が、このような研磨剤を多量に添加すると、磁気記録媒
体の磁性粉末の充填度の劣化や分散性の劣化を伴い、表
面性の劣化による電磁変換特性の低下が問題となる。
また、研磨剤の添加量を減らして表面性を良くすると、
電磁変換特性は向上するが、十分な研磨性が得られず耐
久性の低下、ヘッド目づまり等を十分に防止できない。
また、潤滑剤を添加すると、低温の耐久性を引き上げる
事はできるが、高温では効果が少ない。
また、多量の潤滑剤を入れると、磁気記録媒体の耐久性
は向上するが、電磁変換特性は下がる。
強磁性金属粉は、表面活性が高く、結合剤中のポリウレ
タン分子鎖中の一0H5を吸着するので、ポリウレタン
分子間の架橋が十分でなくなり、酸化物磁性粉を結合剤
に添加させている磁性層よりも耐久性が低下する。
ハ1発明の目的 本発明の目的は耐久性の向上、ヘッド目づまりの低下、
Dloの低下を達成し、且つ、高記録密度で高い電磁変
換特性のディスク状磁気記録媒体を提供することにある
二0発明の構成 即ち、本発明は、磁性粉が結合剤中に分散されてなる磁
性層を支持体の少なくとも一方の面に有するディスク状
磁気記録媒体において、前記磁性粉が強磁性金属粉末で
あり、前記結合剤の成分としてポリウレタン系樹脂が用
いられ、このポリウレタン系樹脂中に−So、M、−0
303M。
SM、  PO(OM)t 、 OPO(OM)t、C
00M (但し、Mは水素原子又はアルカリ金属原子で
ある。)から選択される官能基が少なくとも一つ含まれ
、かつ−OH基が前記ポリウレタン系樹脂の硬化前の状
態でポリウレタン1分子の両末端以外に1〜10個含ま
れることを特徴とするディスク状磁気記録媒体に係るも
のである。
本発明のディスク状磁気記録媒体によれば、磁性層の磁
性粉として金属磁性粉を用いているか、こうした強磁性
金属粉末には、Fe、Ni、C。
等の強磁性金属微粉末、及びFe、Ni、Co等の強磁
性金属と他の成分とを含む強磁性合金粉末があり、本発
明においては、これらを単独或いは組み合わせて使用す
ることができる。ここで、本発明で用いることができる
強磁性合金粉末の例としては、Fe−Ni合金粉末、F
e−N1−C。
合金粉末、Fe−Mn−Zn合金粉末、Fe−Ni−Z
n合金粉末、Fe−Co−Ni−Cr合金粉末、Fe−
Co−N1−P合金粉末、C。
Ni合金粉末及びCo−P合金粉末を挙げることができ
る。
本発明で用いる強磁性金属粉末及び強磁性合金粉末とし
ては、40rr?/g以上の比表面積(BET(Iりを
有するものが好ましい。特に42nf/g以上の比表面
積(BET値)の上記の強磁性合金粉末を用いることに
より、非常に電磁変換特性が向上する。また、強磁性金
属粉末の保磁力(抗磁力)は、通常、10000 e以
上(好ましくは12000 e以上)である。
また、本発明で使用することができる磁性粉の形状に特
に制限はなく、例えば、針状、球状等のものを使用する
ことができる。
本発明に用いる磁性粉は上記の金属(又は合金)磁性粉
であるから、分散を十分に行い難いものであるが、これ
は上記したポリウレタン系樹脂によって十分に防止でき
、分散性を高めることができる。
即ち、使用するポリウレタン系樹脂は上記のSO,M、
−0SO:1M、−3M、−COOM、P O(OM)
 z 、OP O(OM) z  (但し、Mは水素又
はリチウム、カリウム、ナトリウム等のアルカリ金属)
からなる陰性官能基(親水性極性基)を1種又は2種以
上含有している。こうした分子内の極性基によって、樹
脂と磁性粉とのなじみが向上し、これによって磁性粉の
分散性を良くし、かつ磁性粉の凝集も防止して塗液安定
性を一層向上させることができ、ひいては媒体の耐久性
をも向上させ得る。
こうしたポリウレタン系樹脂の合成に関しては、一般に
利用される方法であるポリオールとポリイソシアネート
との反応を用いることができる。ポリオール成分として
一般には、ポリオールと多塩基酸との反応によって得ら
れるポリエステルポリオールが使用される。従って、上
記の極性基を有するポリエステルポリオールを原料とし
て利用すれば、極性基を有するポリウレタンを合成する
ことができる。
使用可能なポリオールとしては、フタル酸、アジピン酸
、二量化すルイン酸、マレイン酸等の有機二塩基酸と、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレン
グリコール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリ
コール等のグリコール類若しくはトリメチロールプロパ
ン、ヘキサントリオール、グリセリン、トリメチロール
エタン、ペンタエリスリトール等の多価アルコール類又
は、ヘキサンジオール等の2価アルコール、若しくはこ
れらのグリコール類及び多価アルコール類の中から選ば
れた任意の2種以上のポリオールとの反応によって合成
されたポリエステルポリオール;又は、S−カプロラク
タム、α−メチル1−カプロラクタム、S−メチル−8
−カプロラクタム、T−ブチロラクタム等のラクタム類
から合成されるラクトン系ポリエステルポリオール;又
はエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレ
ンオキサイド等から合成されるポリエーテルポリオール
等これらのポリオールは、トリレンジイソシアネート(
TDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI
)、メチレンジイソシアネート、メタキシリレンジイソ
シアネート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシア
ネート(MDI)、1,5−ナフタレンジイソシアネー
ト(NDI)、トリジンジイソシアネート(TODI)
、リジンイソシアネートメチルエステル(LDI)等の
イソシアネート化合物と反応せしめ、これによってウレ
タン化したポリエステルポリウレタン、ポリエーテルポ
リウレタンや、ホスゲンやジフェニルカーボネートでカ
ーボネート化したポリカーボネートポリウレタンが合成
される。
これらのポリウレタンは通常は主として、ポリイソシア
ネートとポリオールとの反応で製造され、そして遊離イ
ソシアネート基及び/又はヒドロキシル基を含有するウ
レタン樹脂又はウレタンプレポリマーの形であってもよ
い。
ポリウレタン、及びウレタンプレポリマーの製造におい
て、本発明のように両末端及び両末端以外に一OH基を
導入するためには、例えば、ポリエステルポリオールを
合成する際に、ジオールに加えて、マクロポリオール、
例えばトリメチロールエタン、トリメチロールプロパン
、グリセリン、ペンタエリスリトール、1,2.3−ヒ
ドロキシ2−メチルプロパン、123−ヒドロキシ−2
−エチルプロパン、1,24−ヒドロキシ2−メチルブ
タン等のトリオール、テトロール等を使用できる。また
、上述のトリオール、テトロール等を開始剤として使用
し、ε−カプロラクトン、バレロラクトン等と付加重合
させてポリカプロラクトンジオールをマクロポリオール
としてもよい。ポリエステルポリウレタンを合成する際
に、鎖延長剤としてのネオペンチルグリコール等のジオ
ールに加え、前記トリオールを鎖延長剤として添加する
ことができる。
ここで重要なことは、本発明のポリウレタンにおいては
導入された一0Hiは、ポリウレタン1分子の両末端の
−OH基以外に側鎖にも1〜10個導入されていること
である。
前記した極性基を有するポリウレタンを用いることによ
り、強磁性金属粉末の分散性が十分となって、分散安定
性が向上し、磁性粉が一層高密度にかつ均一に磁性層に
充填されるので、電磁変換特性が向上する。また、この
強磁性金属粉末は表面活性が高く、ポリウレタン分子鎖
中の一OH基が少ないと、この分子両末端の一OH基を
吸着するので、ポリウレタンを硬化するために用いる硬
化架橋側と反応する一OHが少なくなる。しかしながら
、本発明のポリウレタンでは、分子末端以外に一OH基
が1〜10個含まれているので、たとえ金属粉末によっ
て一部の−OH基が吸着されたとしても、残存している
一OH基がポリウレタンの架橋に十分に用いられること
により、架橋が十分に行われ、磁性層の耐久性、特に高
温耐久性が向上する。但し、両末端以外の一OH基を1
1個以上にすると、イソシアネート成分との反応により
ポリウレタンのポットライフが短くなってしまう。
この−OH基の個数は3〜8個がよく、5〜8個が更に
よいと考えられる。
また、このポリウレタン樹脂と以下に記載する極性基及
び塩素を含有する化合物とを反応(脱塩酸反応)させて
ポリウレタン樹脂に極性基を導入する方法を利用するこ
とができる。
CICH,CH25o、M、 CICH,CH20SO,M。
CjICHz C00M。
CfCH20PO(0M)2、 CjICHz PO(OM)Z、 ClCH2CH2SH このポリウレタン系樹脂の重量平均分子量は一般には1
〜15万(好ましくは2.0〜6万)の範囲内となるよ
うに反応条件を設定するのがよい。
また、上記ポリウレタン系樹脂は、極性基を分子鎖中に
1〜5個有するのがよく、この数が少ないと十分な電磁
変換特性が得られず、また多すぎると溶媒溶解性が悪く
なり易い。
なお、ポリウレタンへの極性基の導入に関しては、特公
昭58−41565号、特開昭57−92422号、同
57−92423号、同59−8127号、同59−5
423号、同59−5424号、同62−121923
号、特開平1−203715号等の公報に記載があり、
本発明においてもこれらを利用することができる。
上記のポリウレタン系樹脂によって、磁性層の耐摩耗性
が良くなり、適度な柔軟性も付与できる。
そして、このポリウレタン系樹脂と併用して塩化ビニル
系樹脂を用いると、磁性粉の分散が良好となり、かつ、
磁性層の機械的強度を向上させることができる。
本発明においては前記結合剤の他、必要に応じて、従来
用いられている非変性のポリウレタン樹脂、或いはポリ
エステル樹脂を混用することもできるし、更に繊維素系
樹脂、フェノキシ樹脂或いは特定の使用方式を有する熱
可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂、電子線照射硬
化型樹脂等を併用しても良い。
上記磁性層には、上記の磁性粉、結合剤の他、潤滑剤(
例えばシリコーンオイル、グラファイト、二硫化モリブ
デン、二硫化タングステン、−塩基性脂肪酸(例えばス
テアリン酸)、脂肪酸エステル等)等を添加してよい。
また、非磁性研磨剤粒子として、アルミナ(α−Af2
03 (コランダム)等)、人造コランダム、溶融アル
ミナ、炭化ケイ素、酸化クロム、ダイヤモンド、α−F
ez○3(ヘマタイト)、人造ダイヤモンド、ザクロ石
、エメリー(主成分:コランダムと磁鉄鉱)等も少量併
用してよい。上記磁性層には、カーボンブラック等の帯
電防止剤を添加してもよい。
上記の磁性層を形成するための磁性塗料は、上記の各成
分に加えて、前記したポリイソシアネート硬化側を添加
してから、支持体上に塗布することができる。
本発明のディスク状磁気記録媒体は、例えば図面に10
で示すように、非磁性支持体210両面に、必要あれば
中間層22を介して磁性層24を設けたものである。必
要あれば更に、オーバーコート層(図示せず)が磁性層
上に設けれらていてよい。
磁性層24の乾燥膜厚は0.5〜4.5μmであるのが
よく、3.0〜4.0 μmが更によい。
磁性層下に中間層22を設けるときは、上記した各種結
合剤の塗布によって下引き層を形成してよい。この中間
層は、接着剤層又は下引き層として、磁性層と支持体と
の接着性の向上、導電性の向上等を目的として設けられ
る。
また、支持体21の素材としては、ポリエチレンテレフ
タレート及びポリエチレン−2,6−ナフタレート等の
ポリエステル類、ポリプロピレン等のポリオレフィン類
、セルローストリアセテート及ヒセルロースダイアセテ
ート等のセルロース誘導体、ならびに、ポリカーボネー
ト等のプラスチックを挙げることができる。更にCu、
AI!、、Zn等の非磁性金属、ガラス、いわゆるニュ
ーセラミツク等をも使用することができる。
これらの素材を用いて形成される支持体の厚みは通常1
0〜80μmの範囲内にある。
支持体の少なくとも一方の面には、磁性層が設けられて
いるが、通常は、上記のように他の面にも磁性層を有す
る。このように両面に磁性層を設けることにより、磁気
ディスクの変形(カーリング)を有効に防止することが
できる。但し、裏面にバックコート層を設けてカーリン
グを防止することも可能である。
なお、本発明は、例えば電子スチルカメラ用のビデオフ
ロッピー、データフロッピー等の磁気ディスクに適用し
てよい。
ホ、実施例 次に、本発明の詳細な説明する。
以下に示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精神か
ら逸脱しない範囲において種々変更しうる。
まず、ポリウレタンの合成例を説明する。
第1表に示す分子量2000のポリエステルジオール■
100重量部(以下単に「部」と表す。)、ネオペンチ
ルグリコール2.4部及びトルエン149部を温度計、
攪拌機、還流式冷却器付きの反応容器中に仕込み、溶解
後、4.4′−ジフェニルメタンジイソシアネート22
.9部を加え、90℃で2時間反応させた。この反応溶
液中にトリメチロールプロパン2.8部及びメチルエチ
ルケトン149部を加え、ジブチル錫ジラウレート0.
02部を反応触媒として更に加え、更に80°Cで10
時間反応させた。
得られたポリエステルポリウレタン樹脂(I)の数平均
分子量は、ゲル浸透クロマトグラフィによる測定では3
1,000で、固形分濃度30%、溶液粘度15ボイズ
の淡黄色透明な均一溶液であった。
前記合成例に倣って、第1表に示す分子量2000のポ
リエステルジオール[F]、■、■、[F]、[F]、
0、■を用いて、対応する下記のポリエステルポリウレ
タン樹脂(II)、(I[[)、(IV)、(V)、(
Vl)、(■)、(■)、(IX)、(X)、(XI)
、(X II )、(XI[[)、(XIV)を合成し
た。各ポリウレタン樹脂をまとめて下記第2表に示した
1  人  に  したポリエステルジオールポリエス
テル■ アジピン酸15−ナトリウムスルホイソフタル酸/1,
6−ヘキサンジオール/ネオペンチルグリコール−97
/ 3 /80/20 (モル比)−分子量 2000 ポリエステルの アジピン酸/ネオペンチルグリコール/1゜6−ヘキサ
ンジオール/トリメチロールプロパン−100/20/
75/ 5   :分子量 2000ポリエステルO アジピン酸/3−ナトリウムホスホン−プロピオン酸/
ネオペンチルグリコール=99/ 1 /1’00:分
子量 2000 ポリエステル[F] アジピン酸/1,6−ヘキサンジオール/ネオペンチル
グリコール= 100/80/20:分子量 2000 ポリエステル[F] アジピン酸15−スルホンイソフタル酸/1゜6−ヘキ
サンジオール/ネオペンチルグリコール=97/3/8
0/20   :分子量 2000ポリエステル[F] アジピン酸15−ナトリウムスルホキシイソフタル酸/
1,6−ヘキサンジオール/ネオペンチルグリコール−
97/ 3 /80/20二分子量 2000 ポリエステルG アジピン酸/3−ナトリウムホスホキシプロヒオン酸/
ネオペンチルグリコール−99/ 1 /100:分子
1 2000 ポリエステル0 アジピン酸/ジメチロールプロピオン酸/1゜6−ヘキ
サンジオール/ネオペンチルグリコール−97/ 3 
/80/20   :分子量 2000(1)スルホン
酸ナトリウム含有ポリエステルポリウレタン 数平均分子量:  31,000 S Ox N a :   3.3個 側鎖−OH数:5.5個 (I[)スルホン酸ナトリウム含有ポリエステルポリウ
レタン(ポリエステルのとポリエステル■との重合体) 数平均分子量:  35,000 S Ox N a :   1.6個 側鎖−OH数:2.7個 (I[I)リン酸ナトリウム含有ポリエステルポリウレ
タン 数平均分子量:  30,000 POsNa:  1.1個 側鎖−OH数:5.4個 (IV)メルカプト基含有ポリエステルポリウレタン 数平均分子量: SH 側鎖−OH数: (V)スルホン酸ナ リウレタン 数平均分子量: 25.000 2個 4個 トリウム含有ポリエステルボ SOz Na :   3.0個 側鎖−OH数:10個 (VI)スルホン酸基含有ポリエステルポリウレタン 数平均分子量7 30,900 SOs Na :   3.3個 側鎖−OH数:5.5個 (■)オキシスルホン酸ナトリウム含有ポリエステルポ
リウレタン 数平均分子量 7 31,000 0SOs Na :  3.3個 側鎖−OH数 :5.5個 (■)オキシリン酸ナトリウム含有ポリエステルポリウ
レタン 数平均分子量 :  ao、oo。
0PO3Na :   1.1個 側鎖−OH数 :5.4個 (■)カルボン酸基含有ポリエステルポリウレタン 数平均分子量7 30.900 −COOH:   3.3個 側鎖−OH数=5.5個 (X)スルホン酸ナトリウム含有ポリエステルポリウレ
タン 数平均分子量:  34,400 S Ox N a :   3.0個 側鎖−OH数=  1個 (XI)スルホン酸ナトリウム含有ポリエステルポリウ
レタン 数平均分子量:  34,500 SO3Na:   3.0個 側鎖−OH数二  8個 (X II ’)スルホン酸ナトリウム含有ポリエステ
ルポリウレタン 数平均分子量:  35,000 SOx Na :   3個 側鎖−OH数二  0個 (XI)スルホン酸ナトリウム含有ポリエステルポリウ
レタン 数平均分子量:  36.000 SO:+Na:   3個 側鎖−OH数=12個 (XIV)極性基を含有していないポリエステルポリウ
レタン 数平均分子量:  31,000 極性基      0個 側鎖−OH数:5,5個 (以下余白、 次頁に続く) (実施例1) 以下に示す成分をデイスパーニーダ−及びポルミルを用
いて十分に混練・分散し、次いで、塗布直前Sこポリイ
ソシアネート化合物(コロネートし、日本ポリウレタン
樹脂製)5部を添加し、混合して磁性塗料(1)を調製
した。
一迫九ユ↑LLLL 強磁性合金粉末(Fe−Ni系) (比表面積:47ボ/g、Ni含有率:10圓t%、保
磁力(Hc):12500e)      100部ポ
リエステルポリウレタン樹脂(1)   30部塩化ビ
ニル−酢酸ビニル−ビニルアル  10部コール共重合
体(UCC製のVAGH)アルミナ(α−Aft○、)
       9部ブチルステアレート       
    2部シクロへキサノン           
50部メチルエチルケトン          100
部トルエン               100部得
られた磁性塗料を濾過して分散不良成分、凝集物を除去
し、ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ732
μm)の両面に、それぞれの乾燥厚が4μmになるよう
にリバースロールコータ−を用いて塗布し、加熱下に溶
剤を除去した後、カレンダー処理を行い、次いで、ポリ
イソシアネート化合物によるポリウレタン樹脂の架橋を
促進するための加熱処理を行った。
加熱硬化後、半径47柵の円盤状に打ち抜き、ジャケッ
トに収容して電子スチルビデオフロンピーを製造した。
(実施例2〜11) 実施例1において、ポリエステルポリウレタン(1)の
代わりに、第2表に示すポリエステルポリウレタン(I
I)、(III)、(IV)、(■)、(Vl)、(■
)、(■)、(IX)、(X)、(X l )を用いた
以外は同様にして、対応する各実施例の電子スチルビデ
オフロッピーを製造した。
(比較例1〜3) 実施例1において、ポリエステルポリウレタン(1)の
代わりに、ポリエステルポリウレタン(XI[)、(X
III)、(XTV)を用いた以外は同様にして、各比
較例の電子スチルビデオフロンビーを製造した。
(比較例4〜5) 実施例1において、磁性粉としてFe−Ni粉末に代え
てCo−7−Fe203粉末を使用した場合(比較例4
)、比較例4においてポリウレタンの側鎖に一OH基が
ない場合(比較例5)について、実施例と同様にして各
電子スチルビデオフロッピーを製造した。
上記の各ビデオフロッピーについて、以下の性能評価を
行い、結果を下記第3表に示した。
オントー・り 実施例1〜5及び比較例1〜3で得られたビデオフロッ
ピーを市販のスチルビデオフロッピーレコーダー(vx
−so、日立製作所■製)に装着し、25トラツクに画
像信号を記録し、再生出力が初期値から、3dB低下す
るかもしくは、再生画像にドロップアウト等の画質低下
が現れるまでの時間を測定した。雰囲気は40℃、20
%RHとした。
且り良友 上記再生RF出力のゴールドリファレンスの値に対する
相対値として第3表に記した。RF比出力値が大きい程
、良好な電子スチルビデオフロッピーであることを示す
(以下余白、次頁に続く) 第一」し−表 この結果から、 −SO。
M等の極性基がポリエ ステルポリウレタン1分子中に存在するときは電磁変換
特性が太き(向上し、同極性基が存在しないときには、
電磁変換特性が不良となる。しかも、ポリウレタン中の
側鎖に存在する一0Hiの個数を1分子当たり1〜10
個とするときによって、高温耐久性も大きく向上するこ
とが分かる。更に、メタル磁性粉を使用する場合には、
酸化鉄磁性粉を使用する場合に比べて、ポリウレタンの
側鎖のOH基の存在が耐久性に大きく影響を与えること
も分かる。
へ1発明の作用効果 本発明は上述したように、磁性粉が強磁性金属粉末であ
り、ポリウレタン樹脂に−30,M等の極性基を有し、
−OH基が前記ポリウレタン樹脂の硬化前の状態でポリ
ウレタン1分子の両端末以外に1〜10個含有されてい
るので、金属磁性粉の分散性向上による高い電磁変換特
性が得られ、且つ、耐久性向上によるドロップアウトの
低下等も併せて実現することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明によるディスク状媒体の一例の断面図であ
る。 なお、図面に示す符号において、 21・・・・・・・・・非磁性支持体 22・・・・・・・・・中間層 24・・・・・・・・・磁性層 である。 代理人   弁理士  逢坂 宏

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、磁性粉が結合剤中に分散されてなる磁性層を支持体
    の少なくとも一方の面に有するディスク状磁気記録媒体
    において、前記磁性粉が強磁性金属粉末であり、前記結
    合剤の成分としてポリウレタン系樹脂が用いられ、この
    ポリウレタン系樹脂中に−SO_3M、−OSO_3M
    、−SM、−PO(OM)_2、−OPO(OM)_2
    、−COOM(但し、Mは水素原子又はアルカリ金属原
    子である。)から選択される官能基が少なくとも一つ含
    まれ、かつ−OH基が前記ポリウレタン系樹脂の硬化前
    の状態でポリウレタン1分子の両末端以外に1〜10個
    含まれることを特徴とするディスク状磁気記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970027231A (ko) * 1995-11-07 1997-06-24 이웅열 자기기록매체용 자성도료조성물 및 이를 이용한 자기기록매체의 제조방법
KR19990053607A (ko) * 1997-12-24 1999-07-15 구광시 자기기록매체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR970027231A (ko) * 1995-11-07 1997-06-24 이웅열 자기기록매체용 자성도료조성물 및 이를 이용한 자기기록매체의 제조방법
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