JPH03224130A - ディスク状磁気記録媒体 - Google Patents

ディスク状磁気記録媒体

Info

Publication number
JPH03224130A
JPH03224130A JP2014190A JP2014190A JPH03224130A JP H03224130 A JPH03224130 A JP H03224130A JP 2014190 A JP2014190 A JP 2014190A JP 2014190 A JP2014190 A JP 2014190A JP H03224130 A JPH03224130 A JP H03224130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
group
recording medium
magnetic layer
polyurethane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014190A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Michihashi
勇 道端
Hidenori Murata
秀紀 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2014190A priority Critical patent/JPH03224130A/ja
Publication of JPH03224130A publication Critical patent/JPH03224130A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明はディスク状磁気記録媒体に関するものである。
口、従来技術 従来、スチルビデオ用、コンピユー9−用等のディスク
状の磁気記録媒体として、強磁性合金粉末を結合剤中に
分散させた磁性層を非磁性支持体上に塗設した磁気記録
媒体が用いられている。最近、このような磁気記録媒体
の高密度化、高S/N比に伴い、磁性体を微粒子化する
ことが行われているが、この微粒子化に伴って磁性体の
研磨性が低下し、ドロップアウト(Dlo)の上昇、ヘ
ッド目づまり、耐久性の低下等の問題が生じる。
また、強磁性合金粉末は本来結合剤中への分散性がそれ
程良(ないため、期待するような電磁変換特性が得られ
難いのが実情である。
この対策として、各種の潤滑剤を磁性層に添加している
が、従来の潤滑剤では、ヘッドとの摺接時に磁性層から
ヘッド側に脱落し易く、このために磁性層の耐久性、ひ
いては電磁変換特性も低下してしまう。
ハ6発明の目的 本発明の目的は、耐久性の向上と同時に分散性も良くし
、高い電磁変換特性を実現できるディスり状磁気記録媒
体を提供することにある。
二9発明の構成 即ち、本発明は、結合剤中に金属磁性粉が分散されてい
る磁性層を有するディスク状磁気記録媒体において、−
3O,M、 SO3M、−COOM、PO(OM′)!
及び−〇PO(OM’)! (但し、M及びM′は水素
原子又はアルカリ金属原子である。)からなる群より選
ばれた少なくとも1種の極性基を有するポリウレタン系
樹脂と、アルコール残基が枝分かれ炭化水素基又はグリ
セリン残基を有している脂肪酸エステルとが前記磁性層
に含有されているディスク状磁気記録媒体に係るもので
ある。
本発明のディスク状磁気記録媒体によれば、磁性層の磁
性粉として金属磁性粉(強磁性合金粉末)を用いている
が、こうした強磁性金属粉末には、Fe、NiXCo、
Fe−Al系、Fe−Al3Ni系、Fe−Al−Co
系、Fe−Aj!−Zn系、Fe−Al−Ca系、Fe
−Ni−Co系、Fe−Mn−Zn系、Fe−Ni系、
Fe−Ni−Al系、Fe−Ni−Zn系、Fe−Go
−N i −Cr系、Fe−Co−N1−P系、Co−
Ni系等、Fe、Ni、Co等を主成分とするメタル磁
性粉等の強磁性粉が挙げられる。
磁性粉は40rIf/g以上の比表面積(BET値)を
有するものが好ましい。特に42rrf/g以上の比表
面積(BET値)の上記の強磁性合金粉末を用いること
により、非常に電磁変換特性が向上する。
また、強磁性金属粉末の保磁力(抗磁力)は、通常、1
0000 e以上(好ましくは12000e以上)であ
る。
また、本発明で使用することができる磁性粉の形状に特
に制限はなく、例えば、針状、球状等のものを使用する
ことができる。
本発明に用いる磁性粉は上記の金属(又は合金)磁性粉
であるから、分散を十分に行い難いものであるが、これ
は本発明に用いる下記のポリウレタン系樹脂によって十
分に防止でき、分散性を高めることができる。
即ち、使用するポリウレタン系樹脂は上記のSO3M、
   SO1M、   C00M。
−PO(OM ′)z、−OPO(OM ’)z (但
し、Mは水素又はリチウム、カリウム、ナトリウム等の
アルカリ金属、M′は水素、リチウム、カリウム、ナト
リウム等のアルカリ金属)からなる陰性官能基(親水性
極性基)を1種又は2種以上含有している。こうした分
子内の極性基によって、樹脂と磁性粉とのなじみが向上
し、これによって磁性粉の分散性を良くし、かつ磁性粉
の凝集も防止して塗液安定性を一層向上させることがで
き、ひいては媒体の耐久性をも向上させ得る。
こうしたポリウレタン系樹脂の合成に関しては、一般に
利用される方法であるポリオールとポリイソシアネート
との反応を用いることができる。ポリオール成分として
一般には、ポリオールと多塩基酸との反応によって得ら
れるポリエステルポリオールが使用される。従って、上
記の極性基を有するポリエステルポリオールを原料とし
て利用すれば、極性基を有するポリウレタンを合成する
ことができる。
使用可能なポリオールとしては、フタル酸、アジピン酸
、三量化リルイン酸、マレイン酸等の有機二塩基酸と、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレン
グリコール、ジエチレングリコール等のグリコール類若
しくはトリメチロールプロパン、ヘキサントリオール、
グリセリン、トリメチロールエタン、ペンタエリスリト
ール等の多価アルコール類若しくはこれらのグリコール
類及び多価アルコール類の中から選ばれた任意の2種以
上のポリオールとの反応によって合成されたポリエステ
ルポリオール;又は、S−カプロラクタム、a−メチル
−1−カプロラクタム、S−メチル−8−カプロラクタ
ム、γ−ブチロラクタム等のラクタム類から合成される
ラクトン系ポリエステルポリオール;又はエチレンオキ
サイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等
から合成されるポリエーテルポリオール等これらのポリ
オールは、トリレンジイソシアネート(TD■)、ヘキ
サメチレンジイソシアネート(HMDI)、メチレンジ
イソシアネート、メタキシリレンジイソシアネート、ジ
フェニルメタン−4,4−ジイソシアネ−1−(MDI
)、1.5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)、
トリジンジイソシアネート(TODI)、リジンイソシ
アネートメチルエステル(LDI)等のイソシアネート
化合物と反応せしめ、これによってウレタン化したポリ
エステルポリウレタン、ポリエーテルポリウレタンや、
ホスゲンやジフェニルカーボネートでカーボネート化し
たポリカーボネートポリウレタンが合成される。これら
のポリウレタンは通常は主として、ポリイソシアネート
とポリオールとの反応で製造され、そして遊離イソシア
ネート基及び/又はヒドロキシル基を含有するウレタン
樹脂又はウレタンプレポリマーの形でも、或いはこれら
の反応性末端基を含有しないもの(例えばウレタンエラ
ストマーの形)であってもよい。
ポリウレタン、ウレタンプレポリマー、ウレタンエラス
トマーの製造方法、硬化架橋方法等については公知であ
るので、その詳細な説明は省略する。
また、例えば、多官能−OHが導入されたポリウレタン
樹脂を製造し、このポリウレタン樹脂と以下に記載する
極性基及び塩素を含有する化合物とを反応(脱塩酸反応
)させてポリウレタン樹脂に極性基を導入する方法を利
用することができる。
CI CHz CHz S Oz M。
CfCHz CH2O20,M。
clGHz C00M。
CfCH,PO(OM′)2 このポリウレタン系樹脂の重量平均分子量は一般には1
〜15万(好ましくは2.0〜6万)の範囲内となるよ
うに反応条件を設定するのがよい。
また、上記ポリウレタン系樹脂は、極性基を有する繰り
返し単位の共重合体中における含有率が通常0.01〜
5モル%(好ましくは0.1〜2.0モル%)の範囲内
にあるものがよい。
なお、ポリウレタンへの極性基の導入に関しては、特公
昭58−41565号、特開昭57−92422号、同
57−92423号、同59−8127号、同59−5
423号、同59−5424号、同62−121923
号等の公報に記載があり、本発明においてもこれらを利
用することができる。
上記のポリウレタン系樹脂によって、磁性層の耐摩耗性
が良くなり、適度な柔軟性も付与できる。
そして、このポリウレタン系樹脂と併用して塩化ビニル
系樹脂を用いると、磁性粉の分散が良好となり、かつ、
磁性層の機械的強度を向上させることができる。この場
合、通常、塩化ビニル系樹脂とポリウレタン系樹脂とは
重量比で80 : 20〜20:80(好ましくは70
 : 30〜40 : 60)の範囲内にて使用するの
がよい。
使用可能な塩化ビニル系樹脂は、例えば塩化ビニル−ビ
ニルアルコール共重合体等、OH基基金含有る共重合体
に下記のような極性基及び塩素原子を含有する化合物と
の反応により付加して合成することができる。
ClCH2CHz SO3M。
CfCH2CH2SO3M。
CI CH2P O(OM ′) 2、Cff1CHz
 C00M これらの中から(、eCHz CHz SOx Naを
例として示すと、 (CHzCH)   + Cj2  (CHz)z  
5OJaOH →   −(CHz−C)l)  −+ HCl0  
(CH2) 2 = 5OJa のようになる。
また、すべて共重合性のモノマーとして共重合させる方
法がある。即ち、極性基を含む繰り返し単位が導入され
る不飽和結合を有する反応性モノマーを所定量オートク
レーブ等の反応容器に注入し、−船釣な重合開始剤、例
えばBPO(ベンゾイルパーオキサイド)、AIBN(
アゾビスイソブチロニトリル)等のラジカル重合開始剤
やレドックス重合開始剤、アニオン重合開始剤、カチオ
ン重合開始剤等の重合開始剤を使用して重合できる。例
えば、スルホン酸若しくはその塩を導入するための反応
性モノマーの具体例としては、ビニルスルホン酸、アリ
ルスル承ン酸、メタクリルスルホン酸、p−スチレンス
ルホン酸等の不飽和炭化水素スルホン酸及びこれらの塩
が挙げられる。
更に、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
ン酸、(メタ)アクリル酸スルホエチルエステル、(メ
タ)アクリル酸スルホプロピルエステル等のアクリル酸
又はメタクリル酸のスルホアルキルエステル類及びこれ
らの塩、或いはアクリル酸−2−スルホン酸エチル等を
挙げることができる。
カルボン酸若しくはその塩を導入(COOMの導入)す
る時には、(メタ)アクリル酸、マレイン酸等を、リン
酸若しくはその塩を導入する時には、(メタ)アクリル
酸−2−リン酸エステルを用いればよい。
また、塩化ビニル系共重合体にはエポキシ基が導入され
ていることが好ましい。エポキシ基の導入により塩化ビ
ニル系共重合体の熱安定性が向上する。エボシキ基を導
入する場合、エポキシ基を有する繰り返し単位の共重合
体中における含有率は好ましくは1〜30モル%(より
好ましくは1〜20モル%)である。導入するためのモ
ノマーとしてはグリシジルアクリレートが好ましく用い
られる。
なお、塩化ビニル共重合体への極性基の導入に関しては
、特開昭57−44227号、同58−108052号
、同59−8127号、同60−101161号、同6
0−235814号、同60−238306号、同60
−238371号、同62−121923号、同62−
146432号、同62−146433号等の公報に記
載があり、本発明においてもこれらを利用することがで
きる。
本発明においては前記結合剤の他、必要に応じて、従来
用いられている非変性の塩ビ系樹脂、ポリウレタン樹脂
或いはポリエステル樹脂を混用することもできるし、更
に繊維素系樹脂、フェノキシ樹脂或いは特定の使用方式
を有する熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂、電
子線照射硬化型樹脂等を併用しても良い。
上記磁性層には、上記の磁性粉、結合剤の他、潤滑剤と
して、アルコール残基が枝分かれ炭イヒ水素基又はグリ
セリン残基を有している脂肪酸エステルが添加される。
このような脂肪酸エステルは、アルコール残基の部分が
枝分かれ炭化水素基又はグリセリン残基を有しているか
ら、この部分かへラドと摺接する際にヘッド側に脱落す
るのを効果的に防止する作用があることが判明した。こ
の結果、潤滑剤としての作用が長期間持続し、特に苛酷
な耐久性が要求される磁気ディスク用の媒体にとって、
その耐久性(特に、高温)を向上させる上で非常に有利
となる。
こうした脂肪酸エステルは、例えば次のA−Eのものが
挙げられる。
A : CH+−+CHz−)−TCH−CHz−0−
C−+C)lzhTCH3C1hCH30 :2−エチルへキシルパルミテート B : C1h−CH−C1h−CHz−0−CnCH
z+−r−r−CHs1 cn:+        0 :イソアミルステアレート : 2 CHzGHzCH:+ プロピルへキシルパルミテート : CH3−f CH#r CH−CH! −0−C−
E H2−)TT−CH3CHzC)lcHi CH。
:2−イソブチルへキシルパルミテート1 CHz−0−C(CHz+−v−CH=CH−fcHケ
TCH31 :グリセリントリオレート 以上を含む、 本発明に使用可能な脂肪酸エステ ルの一般式は次の通りに表すことができる。
一般式: (1 %式% CI + ”” CZ +の炭素含有基、更に望ましく
はC0〜CHIのアルキル基又はアルケニル基、 R” =C,〜C20の炭素含有基、望ましくはC+−
Cz。のアルキル基、 R3= C+〜C1゜の炭素含有基、望ましくはC,−
C,のアルキル基(但し、このアルキル基は直鎖でも分
岐でもよい。)、n  −1〜lO5望ましくは1又は
2゜)上記脂肪酸エステルの添加量は、磁性粉100重
量部当たり1.0〜10.0重量部がよく、2.0〜5
.0重量部が更によい。
なお、上記した脂肪酸エステルと併用して他の潤滑剤を
使用することもできる。そうした他の潤滑剤としては、
例えばシリコーンオイル、グラファイト、二硫化モリブ
デン、二硫化タングステン、−塩基性脂肪酸(例えばス
テアリン酸)等がある。
また、磁性層には、上記以外に非磁性研磨材粒子を添加
してよく、これには、アルミナ(αA/220.(コラ
ンダム)等)、人造コランダム、溶融アルミナ、炭化ケ
イ素、ダイヤモンド、αFezO:+(ヘマタイト)、
人造ダイヤモンド、ザクロ石、エメリー(主成分:コラ
ンダムと磁鉄鉱)等がある。上記磁性層には、カーボン
ブラック等の帯電防止剤を添加してもよい。
本発明のディスク状磁気記録媒体は、例えば図面に10
で示すように、非磁性支持体21の両面に、必要あれば
中間層22を介して磁性層24を設けたものである。必
要あれば更に、オーバーコート層(図示せず)が磁性層
上に設けられていてよい。
磁性層24の乾燥膜厚は0.5〜4.5μmであるのが
よく、3.0〜4.0μmが更によい。
磁性層下に中間層22を設けるときは、上記した各種結
合剤の塗布によって下引き層を形成してよい。この中間
層は、接着剤層又は下引き層として、磁性層と支持体と
の接着性の向上、導電性の向上等を目的として設けられ
る。
また、支持体21の素材としては、ポリエチレンテレフ
タレート及びポリエチレン−2,6−ナフタレート等の
ポリエステル類、ポリプロピレン等のポリオレフィン類
、セルローストリアセテート及びセルロースダイアセテ
ート等のセルロース誘導体、ならびに、ポリカーボネー
ト等のプラスチックを挙げることができる。更にCu、
A/!、Zn等の非磁性金属、ガラス、いわゆるニュー
セラミック等をも使用することができる。
これらの素材を用いて形成される支持体の厚みは通常1
0〜80μmの範囲内にある。
支持体の少なくとも一方の面には、磁性層が設けられて
いるが、通常は、上記のように他の面にも磁性層を有す
る。このように両面に磁性層を設けることにより、磁気
ディスクの変形(カーリング)を有効に防止することが
できる。但し、裏面にバックコート層を設けてカーリン
グを防止することも可能である。
なお、本発明は、例えば電子スチルカメラ用のビデオフ
ロッピー、データフロッピー等の磁気ディスクに適用し
てよい。
ホ、実施例 以下、本発明の詳細な説明する。
以下に示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精神か
ら逸脱しない範囲において種々変更しうる。
(実施例1) 以下に示す成分をデイスパーニーダ−及びボールミルを
用いて十分に混練・分散し、次いで、塗布直前にポリイ
ソシアネート化合物(コロネートし、日本ポリウレタン
■製)5重量部を添加し、混合して磁性塗料CI)を調
製した。
−厳重】1m 強磁性合金粉末(Fe−Aj2系) (アルミニウム含有率:4重量%、 比表面積:47ボ/g、 抗磁力(Hc):12500e)    100重量部
ポリウレタン           6重量部(東洋紡
績社製のUR8300、−3O3Na基含有)塩化ビニ
ル系共重合体       10重量部(日本ゼオン製
のMRIIO、−SO,に基含有)Af203    
       10重量部(平均粒径二0.38μm) カーボンブラック         0.5重量部(平
均粒径:55nm、 BET比表面積:32ボ/g、 DBP吸油量:180戚/100g) オレイン酸            1重量部潤滑剤A
(前記)        11重量部シクロヘキサノン
         100重量部メチルエチルケトン 
      100重量部トルエン         
   100重量部得られた磁性塗料を濾過して分散不
良成分を除去し、ポリエチレンテレフタレートフィルム
(厚さ=32μm)の両面に、それぞれの乾燥厚が3.
5μmになるようにリバースロールコータ−を用いて塗
布し、加熱下に溶剤を除去した後、カレンダー処理を行
い、次いで、ポリイソシアネート化合物のための加熱硬
化を行った。
加熱硬化後、直径2インチの円盤状に打ち抜き、カセッ
トに収容して電子スチルビデオフロッピーを製造した。
(実施例2) 実施例1において、−3o3Na基を含有するポリウレ
タンの代わりに、−COOH基を含有するポリウレタン
(三洋化成社製のTIM−6001)を用いた以外は同
様にして電子スチルビデオフロッピーを製造した。
(実施例3) 実施例1において、−3o、Na基を含有するポリウレ
タンの代わりに、−3o、に基を含有するポリウレタン
を用いた以外は同様にして電子スチルビデオフロッピー
を製造した。
(実施例4) 実施例1において、−3O,Na基を含有するポリウレ
タンの代わりに、 OS Ox N a基を含有するポ
リウレタンを用いた以外は同様にして電子スチルビデオ
フロッピーを製造した。
(実施例5) 実施例1において、−3O,Na基を含有するポリウレ
タンの代わりに、−P O(ON a ) 2基を含有
するポリウレタンを用いた以外は同様にして電子スチル
ビデオフロッピーを製造した。
(実施例6) 実施例1において、−3o、Na基を含有するポリウレ
タンの代わりに、 OPO(ONa)z基を含有するポ
リウレタンを用いた以外は同様にして電子スチルビデオ
フロッピーを製造した。
(実施例7) 実施例1において、潤滑剤Aの代わりに、潤滑剤B(前
記)を含有するポリウレタンを用いた以外は同様にして
電子スチルビデオフロッピーを製造した。
(実施例8) 実施例1において、潤滑剤Aの代わりに、潤滑剤C(前
記)を含有するポリウレタンを用いた以外は同様にして
電子スチルビデオフロッピーを製造した。
(実施例9) 実施例1において、潤滑剤Aの代わりに、潤滑剤D(前
記)を含有するポリウレタンを用いた以外は同様にして
電子スチルビデオフロッピーを製造した。
(実施例10) 実施例1において、潤滑剤Aの代わりに、潤滑剤E(前
記)を含有するポリウレタンを用いた以外は同様にして
電子スチルビデオフロッピーを製造した。
(比較例1) 実施例1において、−3o3Na基を含有するポリウレ
タンの代わりに、N2301 (日本ポリウレタン■製
)を用いた以外は同様にして電子スチルビデオフロッピ
ーを製造した。
(比較例2) 実施例1において、潤滑剤Aの代わりに、ブチルステア
レートを用いた以外は同様にして電子スチルビデオフロ
ッピーを製造した。
上記の各ビデオフロッピーについて、以下の性能評価を
行い、結果を下記表−2に示した。
宣        シーク 市販の電子スチルビデオフロッピーレコーダー(AGB
OO2松下電器産業■製)を用いて、予め画像信号を5
0トラツクすべてに記録した電子スチルビデオフロッピ
ーのスチルモードで各トラック4秒の再生を1〜50ト
ラツクまで連続して繰り返し、再生出力が初期値から3
dB低下する迄、若しくは再生画像にドロップアウト等
の画質低下が起こる迄の時間を測定した。結果を下記表
−2に示す。なお、同表において、100時間以上とは
、100時間の再生によっても再生出力の低下が3dB
に至らず、かつ画質低下が起こらなかったことを意味す
る。ここで高温とは、40°C1湿度20%の環境を意
味する。
且旦責カ ラニー■製のM V R−5500を用いて7MHzの
正弦波信号を記録し、再生RF出力を測定した。測定し
た再生RF出力を、ゴールドリファレンスの値に対する
相対値として表−2に記した。RF比出力値が大きい程
、良好な電子スチルビデオフロッピーであることを示す
ニヱ上廖■ コニカ■製K R−400(スチルビデオプレーヤー)
を用い、下記の条件で測定した。
温度・・・・・・・・・常温常湿 ディスクは、100Hr毎に交換する。
1トラツクから3分間ずつスチルを行い、50トラツク
まで終了したら1トラツクへ戻る。これを1バスとして
、40バス繰り返し、100Hrとする。
これを1000Hr行い、ヘッドの摩耗量を測定した。
判定は下記表−1の通りとする。
表−1 (以下余白) 表 注■ ディスクの耐久性が100時間以下のため測定不
可能。
この結果から、本発明に基いてディスク状媒体を構成す
ることによって、耐久性の向上、ヘッド目づまりの低下
を達成し、且つ、高い電磁変換特性の磁気ディスクを提
供することができる。
へ1発明の作用効果 本発明は上述したように、上述した一303M等の極性
基を有するポリウレタン系樹脂と、特定の脂肪酸エステ
ルとが磁性層に含有されているので、金属磁性粉の分散
性向上による高い電磁変換特性が得られ、かつ、耐久性
向上によるドロップアウトの低下等も併せて実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明によるディスク状媒体の一例の断面図であ
る。 なお、図面に示す符号において、 21・・・・・・・・・非磁性支持体 22・・・・・・・・・中間層 24・・・・・・・・・磁性層 である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、結合剤中に金属磁性粉が分散されている磁性層を有
    するディスク状磁気記録媒体において、−SO_3M、
    −OSO_3M、−COOM、−PO(OM′)_2及
    び−OPO(OM′)_2{但し、M及びM′は水素原
    子又はアルカリ金属原子である。}からなる群より選ば
    れた少なくとも1種の極性基を有するポリウレタン系樹
    脂と、アルコール残基が枝分かれ炭化水素基又はグリセ
    リン残基を有している脂肪酸エステルとが前記磁性層に
    含有されているディスク状磁気記録媒体。
JP2014190A 1990-01-30 1990-01-30 ディスク状磁気記録媒体 Pending JPH03224130A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014190A JPH03224130A (ja) 1990-01-30 1990-01-30 ディスク状磁気記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014190A JPH03224130A (ja) 1990-01-30 1990-01-30 ディスク状磁気記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03224130A true JPH03224130A (ja) 1991-10-03

Family

ID=12018865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014190A Pending JPH03224130A (ja) 1990-01-30 1990-01-30 ディスク状磁気記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03224130A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5491029A (en) * 1993-10-07 1996-02-13 Minnesota Mining And Manufacturing Company Magnetic recording medium having a binder composition comprising phosphonated polyurethane and a vinyl chloride copolymer with ammonium functionalities
US5501903A (en) * 1994-07-29 1996-03-26 Minnesota Mining And Manufacturing Company Magnetic recording medium having a binder system including a non halogenated vinyl polymer and a polyurethane polymer each with specified pendant groups
US5674604A (en) * 1995-03-31 1997-10-07 Minnesota Mining And Manufacturing Company Magnetic recording medium comprising magnetic particles, binder, and a non halogenated vinyl oligomer dispersant
US8149876B2 (en) 2005-07-11 2012-04-03 Lg Electronics Inc. Apparatus and method of encoding and decoding audio signal

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5491029A (en) * 1993-10-07 1996-02-13 Minnesota Mining And Manufacturing Company Magnetic recording medium having a binder composition comprising phosphonated polyurethane and a vinyl chloride copolymer with ammonium functionalities
US5501903A (en) * 1994-07-29 1996-03-26 Minnesota Mining And Manufacturing Company Magnetic recording medium having a binder system including a non halogenated vinyl polymer and a polyurethane polymer each with specified pendant groups
US5712345A (en) * 1994-07-29 1998-01-27 Minnesota Mining And Manufacturing Company Binder system for magnetic media
US5674604A (en) * 1995-03-31 1997-10-07 Minnesota Mining And Manufacturing Company Magnetic recording medium comprising magnetic particles, binder, and a non halogenated vinyl oligomer dispersant
US8180631B2 (en) 2005-07-11 2012-05-15 Lg Electronics Inc. Apparatus and method of processing an audio signal, utilizing a unique offset associated with each coded-coefficient
US8155152B2 (en) 2005-07-11 2012-04-10 Lg Electronics Inc. Apparatus and method of encoding and decoding audio signal
US8155144B2 (en) 2005-07-11 2012-04-10 Lg Electronics Inc. Apparatus and method of encoding and decoding audio signal
US8155153B2 (en) 2005-07-11 2012-04-10 Lg Electronics Inc. Apparatus and method of encoding and decoding audio signal
US8149876B2 (en) 2005-07-11 2012-04-03 Lg Electronics Inc. Apparatus and method of encoding and decoding audio signal
US8255227B2 (en) 2005-07-11 2012-08-28 Lg Electronics, Inc. Scalable encoding and decoding of multichannel audio with up to five levels in subdivision hierarchy
US8275476B2 (en) 2005-07-11 2012-09-25 Lg Electronics Inc. Apparatus and method of encoding and decoding audio signals
US8326132B2 (en) 2005-07-11 2012-12-04 Lg Electronics Inc. Apparatus and method of encoding and decoding audio signal
US8417100B2 (en) 2005-07-11 2013-04-09 Lg Electronics Inc. Apparatus and method of encoding and decoding audio signal
US8510120B2 (en) 2005-07-11 2013-08-13 Lg Electronics Inc. Apparatus and method of processing an audio signal, utilizing unique offsets associated with coded-coefficients
US8510119B2 (en) 2005-07-11 2013-08-13 Lg Electronics Inc. Apparatus and method of processing an audio signal, utilizing unique offsets associated with coded-coefficients
US8554568B2 (en) 2005-07-11 2013-10-08 Lg Electronics Inc. Apparatus and method of processing an audio signal, utilizing unique offsets associated with each coded-coefficients

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5156908A (en) Magnetic recording medium and method for producing the same
JPH11213379A (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JPH03224130A (ja) ディスク状磁気記録媒体
JPH0650563B2 (ja) 磁気記録媒体
JPS60160022A (ja) 磁気記録媒体
JPH03224129A (ja) ディスク状磁気記録媒体
JPH03116413A (ja) 磁気記録媒体
JP2929303B2 (ja) ディスク状磁気記録媒体
JPH03203018A (ja) ディスク状磁気記録媒体
US5635294A (en) Disk type magnetic recording medium and process of manufacturing the same
JP2001084570A (ja) 磁気記録媒体
JPH03203015A (ja) ディスク状磁気記録媒体及びその製造方法
JPH0430320A (ja) ディスク状磁気記録媒体
JPH01173417A (ja) 磁気記録媒体
JPH0430322A (ja) 磁気記録媒体
JP2753882B2 (ja) 磁気記録媒体及びその製造方法
JPH04117613A (ja) ディスク状磁気記録媒体
JPH0442434A (ja) ディスク状磁気記録媒体の製造方法
JPH04117614A (ja) ディスク状磁気記録媒体
JPH04146524A (ja) ディスク状磁気記録媒体の製造方法
JPH0644341B2 (ja) 磁気記録媒体
JPH04117612A (ja) ディスク状磁気記録媒体
JPS6079523A (ja) 樹脂組成物およびそれを用いた磁気記録媒体
JPH03295021A (ja) 磁気記録媒体
JPH04146523A (ja) ディスク状磁気記録媒体の製造方法