JPS6247375B2 - - Google Patents

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JPS6247375B2
JPS6247375B2 JP54141671A JP14167179A JPS6247375B2 JP S6247375 B2 JPS6247375 B2 JP S6247375B2 JP 54141671 A JP54141671 A JP 54141671A JP 14167179 A JP14167179 A JP 14167179A JP S6247375 B2 JPS6247375 B2 JP S6247375B2
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JP
Japan
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frequency
signal
circuit
output signal
phase
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JP54141671A
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English (en)
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JPS5665530A (en
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Ryusuke Morya
Yasuhiro Fujimori
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to CA000363225A priority patent/CA1148653A/en
Priority to NL8005931A priority patent/NL8005931A/nl
Priority to AU63799/80A priority patent/AU536700B2/en
Priority to SU803210746A priority patent/SU1314967A3/ru
Priority to GB8034987A priority patent/GB2063597B/en
Priority to DE19803040909 priority patent/DE3040909A1/de
Priority to FR8023364A priority patent/FR2469050B1/fr
Priority to IT25711/80A priority patent/IT1133739B/it
Publication of JPS5665530A publication Critical patent/JPS5665530A/ja
Publication of JPS6247375B2 publication Critical patent/JPS6247375B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/92Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N5/926Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/808Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the composite colour video-signal

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、例えば再生又は受信されたデジタ
ル信号をもとのアナログ信号に変換する場合等に
用いられるクロツクを形成するためのPLL回路に
関する。
例えば、回転ヘツド式のVTRによつてカラー
映像信号をデジタル信号の状態で記録再生する装
置(以下デジタルVTRと称す)が考えられてい
る。
第1図はデジタルVTRの記録系の一例を、第
2図はその再生系の一例を、それぞれ示してい
る。
ところで、カラー映像信号をデジタル記録する
場合、デジタル化されたカラー映像信号をそのま
ま記録したのでは、記録信号のビツトレイトが高
くなつてしまうので、テープの消費量が多くな
る。
そこで通常、デジタルVTRにおいては、デジ
タル信号を複数のチヤンネルに分配し、これを複
数の回転磁気ヘツドによりマルチトラツクとして
記録している。
この第1図及び第2図の例においてはカラー映
像信号がデジタル信号に変換されるとともに、第
7図A及びBに示すように、1ライン分のデータ
が1/3ライン分毎にAチヤンネル、Bチヤンネル、 Cチヤンネルの3チヤンネルに分配され、この3
チヤンネルのデジタル信号がインライン配置され
た3つの回転磁気ヘツドによつて1フイールドに
つき3本の磁気トラツクとして記録される。
ここで、HDは水平同期パルス、BSはバースト
信号であり、この同期パルスHD及びバースト信
号BSを除いた部分を有効ビデオ領域として1本
のトラツクに記録するようにしている。
第1図で、11は入力端子で、これを通じてカ
ラー映像信号が入力プロセツサ12に供給され、
同期パルスHD及びバースト信号BSが除去され
る。
この分離ないし除去された同期パルスHD及び
バースト信号BSはマスタークロツク形成回路2
1に供給されて、これにてバースト信号BSに同
期し、かつ、その周波数SCの例えば4倍のクロ
ツクパルスが形成される。そしてこのクロツクパ
ルス及び同期パルスが制御信号形成回路22に供
給されて、ライン、フイールド、フレーム及びト
ラツクに関する識別信号、サンプリングパルス、
各種のタイミング信号が形成される。そして、こ
れらの各信号は所定の回路にそれぞれ供給され
る。
一方、入力プロセツサ12においてて同期パル
ス及びバースト信号の除去されたカラー映像信号
はA/Dコンバータ13に供給される。この場
合、サンプリング周波数は4SCであり、例えば
NTSCカラー映像信号の場合には SC=455/2HHは水平周波数) であるから、1水平期間のサンプル数は910サン
プルとなるが、水平ブランキング期間はサンプリ
ングする必要がないことから、各水平期間の有効
ビデオ領域のサンプル数は、第7図Aから明らか
なように少なくなる。
また、1フイールドの映像信号のうち、垂直同
期パルス及び等化パルスは有効データとはみなさ
ず、この期間の信号は記録しないが、垂直帰線区
間にはVIR,VITなどのテスト信号が挿入されて
いるので、これらのラインを含めて有効ビデオラ
イン数を定めている。例えば、NTSC方式のカラ
ー映像信号の場合、1フイールド期間の有効ビデ
オライン数は252ラインとし、奇数フイールドで
は第12ライン〜第263ライン、偶数フイールドで
は第274ライン〜第525ラインを有効ビデオライン
とみなす。
こうして、A/Dコンバータ13にいては、以
上の点に基づいて、カラー映像信号がサンプリン
グされるとともにA/D変換され、例えば1サン
プルにつき8ビツトの並列デジタル信号に変換さ
れる。
そして、このデジタル信号がインターフエイス
14に供給されて、1/3ライン分のサンプル毎にA チヤンネル、Bチヤンネル、Cチヤンネルに順次
分配される。すなわち、Aチヤンネルの時間軸圧
縮回路15A、Bチヤンネルの時間軸圧縮回路1
5B、Cチヤンネルの時間軸圧縮回路15Cに、
それぞれ供給され、誤り訂正符号の付加に伴なう
総情報量の増大や、データフオーマツトの変換等
のため、所定の比で時間軸圧縮される。そして、
この圧縮された各チヤンネルのデジタル信号が誤
り訂正エンコーダ16A,16B,16C及び記
録プロセツサ17A,17B,17Cに順次供給
されて第7図及び第8図に示すフオーマツトの信
号に変換される。
すなわち、この例では各チヤンネルに1/3ライン 分毎に分配されたデータがさらに2分割され、1/6 ライン分のデータ毎にサブブロツクSBが構成さ
れる。このサブブロツクSBは第7図Cに示すよ
うに、データの前部にブロツク同期信号SYNC
と、識別信号ID及びアドレス信号ADが付加され
るとともに、データの後部にCRC(Cyclic
Redundancy Check)コードが付加されている。
ここで、同期信号SYNCは、再生時、信号ID,
AD,データ,CRCコードを抽出するときの同期
用などに使用するためのものである。
識別信号IDは、チヤンネル(トラツク)が
A,B,Cのいずれであるが、フレーム、フイー
ルド及びラインが奇数、偶数のいずれであるかを
示し、アドレス信号ADは、そのサブブロツクSB
が1フイールド分の映像信号の各チヤンネル分の
信号の何番目のものであるかを示す。データはデ
ジタル化されたカラー映像信号であり、CRCコ
ードは再生時におけるデータの誤り検出用であ
る。
第8図は1フイールド分の映像信号のうちの
A,BまたはCチヤンネルの信号を示し、サブブ
ロツクSBの2個分、すなわち各チヤンネルにお
ける1本のラインよりのデータ(1/3ライン分)に より1ブロツクが形成される。そして、NTGC方
式のカラー映像信号の場合、有効ライン数が前述
したように252ラインに選ばれている場合には、
各チヤンネルで、1フイールド分のブロツク数は
252個となるが、この252個のブロツクが第8図に
示すように12×21のマトリクス状に配列されると
ともに13列目に水平方向(行方向)のパリテイー
データが付加され、22行目に垂直方向(列方向)
のパリテイーデータが付加され、全体として13×
22のブロツクとされる。
この場合、サブブロツクSBを順にSB1〜SB572
とすれば、第1行について SB1SB3SB5……SB23=SB25 SB2SB4SB6……SB24=SB26 のように水平方向に関してサブブロツク単位で
〔mod.2〕の加算が行われて第1行の水平パリテ
イーデータSB25,SB26が形成される。同様にし
て第2行〜第22行についても水平パリテイーデー
タが形成される。
また、第1列について SB1SB27SB53……SB521=SB547 のようにして垂直方向に関してサブブロツク単位
で〔mod.2〕の加算が行われて、第1列の垂直パ
リテイーデータSB547が形成され、第2列〜第12
列についても同様にして垂直パリテイーデータが
形成される。
これら水平及び垂直パリテイーデータ、CRC
コードは再生時、データの誤り訂正能力を向上さ
せるために使用されるものである。
このパリテイーデータ及びCRCコードを形成
してデータに付加する信号処理は、誤り訂正エン
コーダ16A,16B,16Cにおいて行われ
る。また、同期信号SYNC、識別信号ID、アドレ
ス信号ADを形成してデータに付加する信号処理
は記録プロセツサ17A,17B,17Cにおい
て行われる。
そして、プロセツサ17A,17B,17Cに
おいては、1サンプルのビツト数を8ビツトから
10ビツトに変換するブロツクエンコーデイングも
行われる。このブロツクエンコーデイングは10ビ
ツト(210通り)のコードのうちDSV(直流レベ
ル)が0または0に近い28個のコードを選び、こ
れにもとの8ビツトのコードを1対1に対応させ
て10ビツトのコードに変換するものである。換言
すれば、記録信号のDSVがなるべく0になるよ
うに、したがつて、“0”と“1”とがほぼ均一
に現れるように変換するものである。
なお、このブロツクエンコーデイングが行われ
るのは、一般の磁気ヘツドでは再生時直流分を再
生できないからである。
このようにブロツクエンコーデイングされた10
ビツト単位のデジタル信号は、プロセツサ17
A,17B,17Cにおいて、さらに、サブブロ
ツクSB1から順に並列信号から直列信号に変換さ
れる。また、この各チヤンネルの1フイールド分
のデジタル信号の前後に、プリアンブル信号及び
ポストアンブル信号が付加される。
そして、この直列デジタル信号が記録アンプ1
8A,18B,18Cを通じて回転磁気ヘツド1
A,1B,1Cに供給される。このヘツド1A,
1B,1Cは例えば第3図及び第4図に示すよう
に、近接してインライン状に設けられるととも
に、ヘツド1A,1B,1Cはカラー映像信号に
同期してフイールド周波数で回転させられる。そ
して、このヘツド1A,1B,1Cの回転周面に
対して磁気テープ2はほぼ360゜の角範囲にわた
つてΩ字状に斜めに巡らされるとともに、一定の
速度で走行させられる。
したがつて、第5図に示すように、Aチヤンネ
ルのデジタル信号がヘツド1Aによつて、Bチヤ
ンネルのデジタル信号がヘツド1Bによつて、C
チヤンネルのデジタル信号がヘツド1Cによつ
て、それぞれ1フイールド期間につき斜めの1本
づつのトラツク3A,3B,3Cとして記録され
る。なお、この例では、ヘツド1A,1B,1C
のトラツク幅及び間隔が選定されてトラツク3
A,3B,3Cの1組がSMPTE“C”フオーマ
ツトの映像トラツクの1本に対応するようにされ
る。なお、トラツク4は垂直同期信号がコントロ
ール信号CTLとして記録されたトラツクであ
る。
以上のようにしてカラー映像信号がデジタル記
録される。
次に、第2図の再生系について説明しよう。
すなわち、ヘツド1A,1B,1Cによりトラ
ツク3A,3B,3Cから各チヤンネルのデジタ
ル信号が同時に再生され、このデジタル信号が再
生アンプ31A,31B,31Cを通じて再生プ
ロセツサ32A,32B,32Cに供給される。
この再生プロセツサ32A,32B,32Cはそ
れぞれ例えば第6図のような構成となつており、
再生アンプ31A,31B,31Cよりのデジタ
ル信号からPLL回路321によりクロツクが形成
され、このクロツクがビツト同期回路322に供
給されて、再生アンプ31A,31B,31Cよ
りのデジタル信号が同期化される。そして、同期
化された信号はブロツク同期信号の抽出回路32
3に供給されて同期信号SYNCが抽出される。そ
して、この抽出されたブロツク同期信号SYNCが
復調回路324に供給されて、データが直列信号
から並列信号に変換されるとともに10ビツトのコ
ードからもとの8ビツトのコードの信号にブロツ
クデコーデイングされる。
そして、この並列8ビツトのデジタル信号が
TBC(タイムベースコレクタ)33A,33
B,33Cに供給されて時間軸変動が除去され
る。この場合、TBC33A,33B,33Cは
メモリーを有し、ブロツク同期信号SYNCが以下
に続く信号の頭出しに使用されるとともに、プロ
セツサ32A,32B,32CのPLL回路321
からのクロツクによりメモリーに対する書き込み
が行われ、局内シンクにより形成されたクロツク
によりメモリーからの読み出しが行われて時間軸
変動が除去される。
そして、このTBC33A,33B,33Cか
らの信号が誤り訂正デコーダ34A,34B,3
4Cに供給される。
このデコーダ34A,34B,34Cは、1フ
イールド分の映像信号のうちの各チヤンネルの信
号を記憶すべき容量のフイールドメモリをそれぞ
れ有し、サブブロツクSBごとにアドレス信号AD
にしたがつてデータがこのフイールドメモリに書
き込まれるとともに、このとき、CRCコード、
水平及び垂直パリテイーデータによりデータの誤
りが訂正されるものである。
この誤り訂正の行われたデータが時間軸伸長回
路35A,35B,35Cに供給されてもとの時
間軸及び信号フオーマツトのデータとされ、この
出力がインターフエイス36に供給されてもとの
1チヤンネルのデジタル信号とされる。そして、
このデジタル信号がD/Aコンバータ37に供給
されてアナログのカラー映像信号に変換され、こ
のカラー映像信号が出力プロセツサ38に供給さ
れて同期パルス及びバースト信号が付加されても
とのカラー映像信号とされ、これが出力端子39
に取り出される。
また、局内シンクすなわち外部基準信号が入力
端子41よりマスタークロツク発生器42に供給
され、これより発生するクロツクパルス及び基準
同期信号がコントロール信号発生器43に供給さ
れる。このコントロール信号発生器43よりは、
外部基準信号に同期した各種のタイミングパル
ス,ライン,フイールド及びフレームのそれぞれ
に関する識別信号、サンプリングパルス等のコン
トロール信号が得られる。
そして、この再生系において、ヘツド1A,1
B,1CからTBC33A,33B,33Cの書
き込み側までの処理は、再生データより抽出した
クロツクパルスをタイムベースとしており、
TBC33A,33B,33Cの読み出し側から
出力端子39までの処理はマスタークロツク発生
器42からのクロツクパルスをタイムベースとし
ている。
なお、デジタルVTRの間でダビングを行う場
合には、再生用VTRの回路34A,34B,3
4C,37,38及び記録用VTRの回路12,
13,16A,16B,16Cがバイパスされ
る。
また、記録時及び再生時のトラツキングサーボ
については、アナログVTRと同様でよい。
ところで、前述した再生プロセツサのPLL回路
321としては、第9図に示すような構成のもの
が考えられている。
すなわち、同図で51は同調回路で、その同調
周波数は再生信号の周波数となるように選定され
ている。この同調回路51はS/N及びPLL回路
のキヤプチヤレンジを確保するために設けられて
いる。すなわち、PLL回路の入力周波数が高い場
合には、位相比較回路の周波数特性を考慮する
と、分周回路を用いて低い周波数で位相比較する
必要があるが、デジタルVTR等においては、入
力信号は2値変調されているため、正弦波信号の
ように定常的に位相情報が発生しない。このた
め、分周回路を用いるためには同調回路によつて
定常的に位相情報を有する信号を形成する必要が
あるのである。再生アンプよりのデジタル信号は
この同調回路51を通じて分周回路52に供給さ
れて1/Nに分周されて、比較に適した低い周波数に され、その分周出力が位相比較回路53に供給さ
れる。
一方、54は発振中心周波数が再生信号の周波
数である可変周波数発振器で、これよりの発振信
号は分周回路55に供給されて1/Nに分周され、そ の分周出力が位相比較回路53に供給される。
そして、この位相比較回路53において、両分
周回路52及び55よりの信号が位相比較され、
その比較出力がローパスフイルタ56を介して可
変周波数発振器54に供給されて、その発振信号
が入力信号と同期するように制御される。
ところで、上述した第9図のPLL回路では、記
録時と再生時とでテープ速度が等しいノーマル再
生のときには、再生信号との同期がとれるが、記
録時と再生時とでテープ速度が異なる非ノーマル
再生時、例えばスロー再生、スチル再生の低速再
生時や倍速再生等の高速再生時には、再生信号の
周波数が変わるため、同調回路51の出力が小さ
くなつたり、位相ずれを生じ、PLL回路は再生信
号にロツクしなくなる不都合を生じる。
そこで、同調回路51を用いないことも考えら
れるが、前述したように、これを用いなければ、
位相比較の基準信号である再生信号のS/Nが劣
化し、PLL回路のキヤプキヤレンジの低下等を招
き、好ましくない。
この発明は上記の点にかんがみ、同調回路を用
いたものであつても、非ノーマル再生時において
必ず再生信号にロツクするようにしたPLL回路を
提供しようとするものである。
以下、この発明によるPLL回路の一例を第10
図以下を参照しながら説明しよう。
第10図はこの発明回路の一例で、入力デジタ
ル信号Dinは微分回路61及び両波整流回路62
を通じて自動同調回路63に供給される。この自
動同調回路63にはコントロール信号用トラツク
4よりの再生コントロール信号CTLから形成さ
れた再生テープ速度に応じた信号電圧CVが端子
64を通じて供給されて、その同調周波数が再生
テープ速度に応じて自動的に再生信号と合致する
ようにされる。
第11図はこの自動同調回路63に一例の回路
例である。
第11図で、631及び632は共振回路を構
成するコイル及びバリキヤツプで、ベース接地ト
ランジスタ633のコレクタ側に接続されてい
る。そしてこのトランジスタ633のエミツタ側
に両波整流回路62の出力が供給され、そのコレ
クタより共振出力が取り出され、これがエミツタ
ホロワ構成のトランジスタ634を通じて出力端
637に取り出される。
一方、端子64よりのテープ速度に応じた電圧
Vによりトランジスタ634のベース電位が制
御され、これによりトランジスタ635のベース
電位が制御されて、コンデンサ636の充電電圧
が変えられ、バリキヤツプ632の印加電圧が制
御される。
すなわち、例えばテープ速度がノーマル再生時
より高くなり、再生信号の周波数が高くなると、
電圧CVが高くなる。すると、トランジスタ63
5は非導通方向となり、コンデンサ636の充電
電圧が下がり、バリキヤツプ632に印加される
電圧が上がつて、その容量が低くなり、同調周波
数は高くなつて入力再生信号周波数に等しくなる
ようにされる。こうして、この自動同調回路63
の同調周波数はテープ速度に応じて変えられる。
なお、この場合、コンデンサ636は、その容量
がバリキヤツプ632の容量に対して十分大きな
ものが用いられる。
この自動同調回路63の出力は分周回路65に
供給されて1/Nに分周され、その分周出力が例えば 単安定マルチバイブレータからなる遅延回路66
に供給され、その出力が台形波形成回路67に供
給されて、これより比較用台形波信号が得られ
る。この台形波信号は位相比較回路に供給され
る。一方、この位相比較回路68には分周回路5
5よりの可変周波数発振器54の分周出力が供給
されて、これにより台形波信号がサンプリングさ
れ、そのサンプリング出力がローパスフイルタ5
6を介して加算器69に供給される。また、端子
64よりの再生テープ速度に応じた電圧CVがこ
の加算器69に供給され、ローパスフイルタ56
の出力電圧とこの電圧CVとの和の電圧が可変周
波数発振器54に供給される。ここで、位相誤差
出力であるローパスフイルタ56の出力に電圧C
Vを加えた電圧で発振器54を制御するようにし
たのは、テープ速度がノーマル再生時以外のとき
になつても発振器54が中心周波数で発振するよ
うに制御するためで、これによりキヤプチヤレン
ジが狭くなるのを防ぐことができる。
こうして自動同調回路63を用いることにより
再生時のテープ速度が記録時のそれとは異なつて
いても常にS/NのよいPLL回路の比較用基準信
号を得ることができる。
ところで、上記のような同調回路は固有の周波
数―位相特性を有するため、その出力信号は入力
信号に対して位相差を生じる。入力信号が一定周
波数であれば、この位相差も一定と考えられ、固
定の遅延量の遅延回路によりこの位相差を補償で
きる。しかし、上記のような変速再生時のように
入力信号周波数が変動する場合、可変の自動同調
回路63を設けた場合には、この自動同調回路6
3の入出力信号間の位相差は入力信号周波数に応
じて変動してしまう。このため、このままでは、
再生信号と可変周波数発振器54の発振出力との
位相差はテープ速度によりずれてしまうことにな
る。
そこで、この発明においては、さらに、入力デ
ジタル信号が例えばチヤージポンプ形の位相比較
回路70に供給され、一方、可変周波数発振器5
4の発振出力がこの位相比較回路70に供給され
る。そして、両者の位相比較出力が遅延回路66
に供給され、その遅延量が変えられる。例えば、
単安定マルチバイブレータの時定数回路のコンデ
ンサがバリキヤツプにて構成され、このバリキヤ
ツプに回路70の比較出力が加えられて、その容
量が変えられて、可変周波数発振器54の出力が
入力デジタル信号に対して進んでいれば、その遅
延量は少なくされ、遅れていれば大きくされて、
入力信号と可変周波数発振器54の出力との位相
差が常に一定となるように制御される。この場
合、例えば、発振器54の出力の立ち上がり(ビ
ツト同期のタイミング)が再生デジタル信号をア
イパターンで示したとき、そのアイ開口部の中心
位置にくるような位相関係となるようにされる。
以上のようにして、この発明によれば、再生
時、記録時と異なつたテープ速度で再生した場合
のように入力デジタル信号の周波数が変化して
も、常に入力信号とは一定の位相差のクロツクを
得るPLL回路が実現できるものである。
なお、分周回路65と台形波形回路67との間
に遅延回路66を設ける代わりに、分周器55と
位層比較回路68との間に遅延回路66を設け、
位相比較回路70の出力電圧によりこの遅延回路
66の遅延量を制御して、台形波信号に対するサ
ンプリング時点を制御するようにしてもよい。
また、位相比較回路70はチヤージポンプ形に
限らず、例えば台形波サンプル形でもよい。
また、遅延回路66としては単安定マルチバイ
ブレータの時定数回路を構成するコンデンサとし
てバリキヤツプを用い、位相比較回路70の出力
電圧によりその容量を制御するものに限らず、例
えば、デジタル的に、N進カウンタのプリセツト
量を回路70の出力により変えるようにしてもよ
い。
また、この発明はデジタルVTRの再生系の
PLL回路に限られるものでないことはもちろんで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はデジタルVTRの記録系の一例の系統
図、第2図はその再生系の一例の系統図、第3図
〜第8図はその説明のための図、第9図は従来の
PLL回路の一例の系統図、第10図はこの発明に
よるPLL回路の一例の系統図、第11図はその要
部の一例の回路図である。 53,68及び70は位相比較回路、54は可
変周波数発振器、63は自動同調回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力信号が供給され、その入力信号の周波数
    変化に追従して共振周波数が変化する共振出力信
    号を出力する同調回路と、 上記共振出力信号を周波数分周した第1の分周
    出力信号を出力する第1の分周回路と、 発振出力信号を出力する可変周波数発振器と、 上記発振出力信号を周波数分周して上記第1の
    分周出力信号と同一周波数の第2の分周出力信号
    を出力する第2の分周回路と、 上記第1の分周出力信号を基準信号として上記
    第2の分周出力信号と位相比較しその比較出力を
    出力する第1の位相比較回路と、 上記入力信号を基準信号として上記発振出力信
    号と位相比較しその比較出力を出力する第2の位
    相比較回路と、 上記第2の位相比較回路からの比較出力で制御
    され、上記第1の分周出力信号または上記第2の
    分周出力信号の位相を制御する位相制御回路とよ
    り成り、 上記第1の位相比較回路の出力が上記可変周波
    数発振器に供給され、この可変周波数発振器より
    上記入力信号に対して一定の位相関係を有する上
    記発振出力信号が得られるようにしたPLL回路。 2 上記入力信号は再生信号であり、上記同調回
    路は再生時のテープ速度に応じて共振周波数が再
    生信号に対応したものとされる自動同調回路であ
    り、上記可変周波数発振器には上記第1の位相比
    較回路からの比較出力とともに、記録時に対する
    再生時の相対テープ速度情報が供給されるように
    なされた特許請求の範囲第1項記載のPLL回路。
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