JPH0356039B2 - - Google Patents

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JPH0356039B2
JPH0356039B2 JP54133313A JP13331379A JPH0356039B2 JP H0356039 B2 JPH0356039 B2 JP H0356039B2 JP 54133313 A JP54133313 A JP 54133313A JP 13331379 A JP13331379 A JP 13331379A JP H0356039 B2 JPH0356039 B2 JP H0356039B2
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signal
line
signals
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Priority to AU63028/80A priority patent/AU539373B2/en
Priority to FR8021766A priority patent/FR2467522B1/fr
Priority to NL8005640A priority patent/NL192486C/nl
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Priority to GB8033025A priority patent/GB2061059B/en
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Publication of JPH0356039B2 publication Critical patent/JPH0356039B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/808Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the composite colour video-signal

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、カラー映像信号をデジタル信号の
状態で記録するようにしたデジタルVTRに関す
る。
カラー映像信号をデジタル記録する場合、カラ
ー映像信号から変換したデジタル信号をそのまま
記録したのでは、記録信号のビツトレイトが高く
なつてしまうので、テープの消費量が多くなつて
しまう。
そこで、通常のデジタルVTRにおいては、デ
ジタル信号を複数のチヤンネルに分配し、これを
複数の回転磁気ヘツドによりマルチトラツクとし
て記録している。
第1図はそのようなデジタルVTRの記録系の
一例を示すもので、この例においては、NTSCカ
ラー映像信号がデジタル信号に変換されると共
に、1サンプルごとにAチヤンネルとBチヤンネ
ルと交互に分配され、この2チヤンネルのデジタ
ル信号がインライン配置された2つの回転磁気ヘ
ツドに供給されて1フイールドにつき2本の磁気
トラツクとして記録される。
すなわち、カラー映像信号が、入力端子11を
通じて入力プロセツサ12に供給されて同期パル
ス及びバースト信号が分離ないし除去され、この
同期パルス及びバースト信号がマスタークロツク
形成回路21に供給されてバースト信号に同期
し、かつその周波数fcの例えば3倍の周波数のク
ロツクパルスが形成され、このクロツクパルス及
び同期パルスが制御信号形成回路22に供給され
てライン、フイールド、フレーム及びチヤンネル
に関する識別信号、サンプリングパルス、各種の
タイミング信号が形成され、これら信号は所定の
回路にそれぞれ供給される。
また、プロセツサ12において同期パルス及び
バースト信号の除去されたカラー映像信号がA/
Dコンバータ13に供給される。この場合、サン
プリング周波数は3fcであり、 fc=455/2fh (fh:水平周波数) であるから、1水平期間のサンプル数は682.5サ
ンプルとなるが、サンプル数に0.5の端数のつく
こと、水平ブランキング期間はサンプリングする
必要がないこと、デジタル信号は2チヤンネルに
分配することなどを考慮して各水平期間の有効ビ
デオ領域のサンプル数は576サンプルとされ、第
6図に示すように割りあてられる。ただし、HD
は水平同期パルス、BSはバースト信号である
(これらは除去されているが、便宜上、示す)。
さらに、1フイールドのライン数は262.5ライ
ンであるが、そのうちの10.5ラインは、垂直同期
パルス及び等化パルスが占めている。そして、垂
直帰線区間には、VIR、VITなどのテスト信号が
挿入され、これらも有効データーと考えられる。
そこで、1フイールド期間の有効ビデオライン数
は252ラインとし、奇数フイールドでは第12ライ
ン〜第263ライン、偶数フイールドでは第274ライ
ン〜第525ラインを有効ビデオラインとみなす。
こうして、コンバータ13においては、以上の
点に基づいてカラー映像信号がサンプリングされ
ると共に、A/D変換され、例えば1サンプルに
つき8ビツトの並列デジタル信号(PCM信号)
に量子化される。
そして、このデジタル信号がインターフエイス
14に供給されて1サンプル分ごとにAチヤンネ
ルとBチヤンネルと交互に分配される。すなわち
1ライン576サンプルのうち、奇数番目のサンプ
ルのデジタル信号がAチヤンネルの時間軸圧縮回
路15Aに供給され、偶数番目のサンプルのデジ
タル信号がBチヤンネルの時間軸圧縮回路15B
に供給され、後述するように時間軸が41/44に圧
縮され、この圧縮された2チヤンネルのデジタル
信号が、誤り訂正エンコーダ16A,16B及び
記録プロセツサ17A,17Bに順次供給されて
第7図及び第8図に示すフオーマツトの信号に変
換される。
ここで、第7図は1フイールドの信号のうちA
またはBチヤンネルの信号を示し、これは13×22
個のブロツクからなると共に、その各ブロツクが
3個のサブブロツクSBからなり、1ブロツクが
1ライン分のカラー映像信号のデーターを有す
る。従つて、1サブブロツクSBは、1/3ライン分
のデーターを有するが、このサブブロツクSBは、
第8図に示すように、24ビツトのブロツク同期信
号SYNCと、16ビツトの識別信号ID及びアドレ
ス信号ADと、768ビツト(96サンプル)のデー
ターと、32ビツトのCRCコードとを順次有する。
ここで、同期信号SYNCは、再生時、信号ID、
AD、データー、CRCコードを抽出するときの同
期用などに使用される。また、識別信号IDはこ
のチヤンネル(トラツク)がA、Bのいずれであ
るか、ライン、フイールド及びフレームが奇数、
偶数のいずれであるかを示し、アドレス信号AD
はそのサブブロツクSBのアドレス(サブブロツ
ク番号)を示す。さらに、データーは本来のデジ
タル化されたカラー映像信号であり、CRCコー
ドは再生時におけるデーターの誤り検出用であ
る。
そして、上述のように1フイールド期間の有効
ライン数は252ラインなので、1フイールド分の
ブロツク数は252個となるが、この252個のブロツ
クが第7図に示すように12×21のマトリツクス状
に配列されると共に、13列目に水平方向(行方
向)のパリテイーデーターが付加され、22行目に
垂直方向(列方向)のパリテイーデーターが付加
され、全体として13×22のブロツクとされる。
この場合、サブブロツクSBを、順にSB1
SB858とすれば、第1行について SB1SB4SB7…SB34=SB37 SB2SB5SB8…SB35=SB38 SB3SB6SB9…SB36=SB39 のように水平方向に関してサブブロツク単位で
〔mod.2〕の加算が行われて第1行の水平パリテ
イーデーターSB37、SB38、SB39が形成される。
そして、続く第2行〜第21行についても同様にし
て水平パリテイーデーターが形成される。
また、第1列について SB1SB40SB79…SB781=SB820 のようにして第1列の垂直パリテイーデーター
SB820が形成され、第2列〜第13列についても同
様にして垂直パリテイーデーターが形成される。
なお、これら水平及び垂直パリテイーデータ
ー、CRCコードは、再生時、データーの誤り訂
正能力を向上させるために使用されるものであ
り、パリテイーデーターはやはり840ビツトであ
る。
そして、このパリテイーデーター及びCRCコ
ードを形成してデーターに付加する信号処理は、
エンコーダ16A,16Bにおいて行われる。ま
た、同期信号SYNC、識別信号ID、アドレス信
号ADを形成してデーターに付加する信号処理
は、プロセツサ17A,17Bにおいて行われ
る。
そして、プロセツサ17A,17Bにおいて
は、1サンプルのビツト数を8ビツトから10ビツ
トに変換するブロツクエンコーデイングも行われ
る。このブロツクエンコーデイングは、10ビツト
(210通り)のコードのうち、DSV(直流レベル)
が0または0に近い28個のコードを選び、これに
もとの8ビツトのコードを1対1に対応させて10
ビツトのコードに変換し、従つて、記録信号の
DSVがなるべく0になるように、すなわち、
“0”と“1”とがほぼ均一に現れるように変換
するものである。なお、このブロツクエンコーデ
イングは、一般の磁気ヘツドでは、再生時、直流
分を再生できないので、行われる。
さらに、プロセツサ17A,17Bにおいて、
ブロツクエンコーデイングされた10ビツト単位の
デジタル信号が、サブブロツクSB1から順に並列
信号から直列信号に変換される。また、この1フ
イールド分のデジタル信号の前後に、プリアンブ
ル信号及びポストアンブル信号が付加される。な
お、直列変換後の信号のビツトレイトは、 3fc×8×1/2×44/41×10/8=57.62〔Mb/s〕 である。
そして、この直列デジタル信号が、記録アンプ
18A,18Bを通じて回転磁気ヘツド1A,1
Bに供給される。このヘツド1A,1Bは、例え
ば第3図及び第4図に示すように、近接してイン
ライン状に設けられると共に、ヘツド1A,1B
はカラー映像信号に同期してフイールド周波数で
回転させられる。そして、このヘツド1A,1B
の回転周面に対して磁気テープ2がほぼ360°の角
範囲にわたつてΩ字状に斜めに巡らされると共
に、一定の速度で走行させられる。
従つて、第5図に示すように、Aチヤンネルの
デジタル信号がヘツド1Aによつて1フイールド
につき斜めの1本のトラツク3Aとして記録され
ると同時に、Bチヤンネルのデジタル信号がヘツ
ド1Bによつて1フイールドにつき斜めの1本の
トラツク3Bとしてトラツク3Aに平行に近接し
て記録される。なお、この例では、ヘツド1A,
1Bのトラツク幅及び間隔が選定されてトラツク
3A,3Bの1組がSMPTE“C”フオーマツト
の映像トラツクの1本に対応するようにされる。
また、4はコントロールトラツクである。
ところで、この場合、各チヤンネルについて見
れば、記録は1ヘツド方式となるので、ヘツド1
A,1Bの記録には欠如期間を生じ、SEPTE
“C”フオーマツトでは、トラツク3A,3Bに
記録できる時間は、250水平期間程度となり、余
裕を見ると、246水平期間となる。
一方、第7図及び第8図にも示すように、1サ
ブブロツクのサンプル数(ビツト数)は、105サ
ンプル(840ビツト)であり、1フイールド期間
のサブブロツク数は858個である。従つて、1フ
イールド期間におけるサンプル数は、 105×858=90090〔サンプル〕 となり、これは第6図から 90090/682.5/2=264 となり、264水平期間に対応する。従つて、246水
平期間に264水平期間分のデーターを記録するこ
とになる。
そこで、時間軸圧縮回路15A,15Bにおい
て信号の時間軸が圧縮されるものであり、すなわ
ち 246/264=41/44 に時間軸が圧縮される。
また、上述のように後段の回路16A〜17B
において、各種の信号が付加されるので、これら
付加信号のための間隙も時間軸圧縮回路15A,
15Bにおいて形成される。
以上のようにしてカラー映像信号がデジタル記
録される。
そして、第2図は再先系の一例を示す。すなわ
ち、ヘツド1A,1Bによりトラツク3A,3B
から各チヤンネルのデジタル信号が同時に再生さ
れ、このデジタル信号が再生アンプ31A,31
Bを通じて再生プロセツサ32A,32Bに供給
されて直列信号から並列信号に変換されると共
に、10ビツトのコードからもとの8ビツトのコー
ドの信号にブロツクデコーデイングされる。ま
た、PLLにより再生されたデジタル信号からク
ロツクが形成される。
そして、この並列8ビツトのデジタル信号が
TBC(タイムベースコレクタ)33A,33Bに
供給されて時間軸変動が除去される。この場合、
TBC33A,33Bはメモリを有し、ブロツク
同期信号SYNCが以下に続く信号の頭出しに使用
されると共に、プロセツサ32A,32Bからの
クロツクによりメモリに対する書き込みが行わ
れ、局内シンクにより形成されたクロツクにより
メモリからの読み出しが行われせ時間軸変動が除
去される。
そして、このTBC33A,33Bからの信号
が後述するインターチエンジヤ41を通じて誤り
訂正デコーダ34A,34Bに供給される。この
デコーダ34A,34Bは、フイールドメモリを
有し、サブブロツクSBごとにアドレス信号ADに
したがつてデーターをフイールドメモリに書き込
むと共に、このとき、サブブロツクSBごとに
CRCコード、水平及び垂直パリテイーデーター
によりデーターの誤りを訂正するものである。な
お、誤りが多く、CRCコード及びパリテイーデ
ーターで訂正できないときには、フイールドメモ
リーに対するそのサブブロツクSBのデーターの
書き込みは行われず、従つて、1フイールド前の
データーが読み出される。
そして、この誤り訂正の行われたデーターが時
間軸伸長回路35A,35Bに供給されてもとの
時間軸のデーターとされ、この出力がインターフ
エイス36に供給されてもとの1チヤンネルのデ
ジタル信号に合成され、さらに、このデジタル信
号がD/Aコンバータ37に供給されてアナログ
のカラー映像信号に変換される。そして、このカ
ラー映像信号が出力プロセツサ38に供給されて
同期パルス及びバースト信号が付加されてもとの
カラー映像信号とされ、これが出力端子39に取
り出される。
以上のようにしてカラー映像信号が再生され
る。なお、デジタルVTRの間でダビングを行う
場合には、再生用VTRの回路34A,34B,
37,38及び記録用VTRの回路12,13,
16A,16Bがバイパスされる。また、記録時
及び再生時のトラツキングサーボについては、ア
ナログVTRと同様でよい。
このようなデジタルVTRによれば、テープ消
費量を従来のアナログVTRと同等もしくはそれ
以下とすることができる。しかも、デジタル処理
なので、ダビングを繰り返しても、画質の劣化が
ほとんどない。
ところで、ヘリカルスキヤン型のアナログ
VTRにおいては、テープの頭出しや内容のチエ
ツクに便利なように、テープを記録時よりも高速
で走行させながら再生を行う高速サーチができる
ようにされている。
ところが、上述したデジタルVTRにおいては、
単にテープ2を高速で走行させながら再生を行つ
たのでは、ヘツド1A,1Bがトラツク3A,3
Bを斜めに横切ると共に、このとき、Aチヤンネ
ルのヘツド1AがBチヤンネルのトラツク3Bを
再生したり、Bチヤンネルのヘツド1BがAチヤ
ンネルのトラツク3Aを再生したりしてしまうの
で、高速サーチはできない。
そこで、この高速サーチを可能とするために、
このVTRにはインターチヤンジヤ41が設けら
れている。すなわち、高速サーチ時には、インタ
ーチエンジヤ41においてデジタル信号からサブ
ブロツクSBごとに含まれている識別信号IDのう
ちのチヤンネル識別信号が取り出され、このチヤ
ンネル識別信号にもとづいてデジタル信号はサブ
ブロツクSBごとに本来の正しいチヤンネルに振
り分けられる。
従つて、高速走行時、ヘツド1A,1Bが相手
チヤンネルのトラツク3B,3Aを再生しても、
その再生信号はインターチエンジヤ41において
正しいチヤンネルに戻されるので、高速サーチが
できる。
しかし、このようにインターチエンジヤ41を
設けるだけでは充分ではなく、さらに、次の〜
の点も解決する必要がある。
高速サーチ時には、搬送色信号の基準位相
(色副搬送波の位相)をそろえる必要がある。
すなわち、NTSC方式においては、1対2の
飛び越し走査を行つていると共に、色副搬送周
波数fcは、上述のように fc=455/2fh であるから、搬送色信号の波形を画面の走査線
に対応して図示すると、第9図に示すようにな
る。ただし、この図では、明瞭にするため、色
成分が一定とし、実線が奇数フイールドの波
形、破線が偶数フイールドの波形を示す。ま
た、数字〔1〕〜〔525〕は、フレームごとの
ライン番号を示し、符号L1-1〜L2-263はフイー
ルドごとのライン番号を示し、この符号L1-1
L2-263において、前のサフイツクス1、2は奇
数フイールド(第1フイールド)と偶数フイー
ルド(第2フイールド)とを示し、後のサフイ
ツクス1〜263が各フイールドにおけるライン
番号を示す。なお、この図では、簡単のため、
奇数フイールドは262ライン、偶数フイールド
は263ラインとしている。
そして、例えば、奇数フレームのライン
L2-1,L1-1の信号及び偶数フレームのライン
L2-1,L1-1の信号は、属するフイールドは異な
るが、デジタル信号に変換されたとき、いずれ
もサブブロツクSB1〜SB3とされる。同様に他
のラインの信号も、後のサフイツクスの等しい
信号は、属するフイールドが異なつていても、
サブブロツク番号は同じになり、従つて、アド
レス信号ADも同じである。
一方、高速サーチ時には、ヘツド1A,1B
はトラツク3A,3Bを斜めに走査するので、
再生された1フイールド分のAチヤンネルまた
はBチヤンネルのデジタル信号には、異なるフ
イールドの信号が含まれることになる。従つ
て、デコーダ34A,34Bにおける誤り訂正
は行われず、再生されたデジタル信号は、サブ
ブロツクSBごとにそのアドレス信号ADにした
がつてフイールドメモリの対応するアドレスに
書き込まれることになるが、このとき、書き込
まれる信号は、奇数フイールドのものもあれ
ば、偶数フイールドのものもあり、また書き込
みが行われないアドレスもある。
そして、高速サーチ時、例えば、フイールド
メモリの第1番目のラインに対応するアドレス
に奇数フレームのラインL1-1の信号が書き込ま
れ、第2番目のラインに対応するアドレスに同
じ奇数フレームのラインL2-2の信号が書き込ま
れた場合には、読み出し時、これらが連続的に
読み出されても別に問題はない。
しかし、高速サーチ時、例えば、フイールド
メモリの第1番目のラインに対応するアドレス
に奇数フレームのラインL2-1の信号が書き込ま
れ、第2番目のラインに対応するアドレスに偶
数フレームのラインL1-2の信号が書き込まれた
場合には、読み出し時、奇数フレームのライン
L2-1の信号に続いて偶数フレームのラインL1-2
が読み出されることになり、このラインL2-1
L1-2との継ぎ目で、搬送色信号の基準位相が反
転してしまう。
すなわち、奇数フレームの信号と偶数フレー
ムの信号とが混在してフイールドメモリに書き
込まれると、その継ぎ目の部分で搬送色信号の
基準位相が反転してしまう。
そして、実際には、信号の書き込みがサブブ
ロツク単位なので、このような位相反転は、サ
ブブロツク単位で起きる可能性がある。
従つて、高速サーチ時には、搬送色信号の基
準位相の反転を検出し、これを補正する必要が
あるが、デジタル信号は、輝度信号と搬送色信
号との合成信号をA/D変換したものであるか
ら、そのデジタル信号の状態で輝度信号と搬送
色信号とに分離し、その分離された搬送色信号
について位相反転の補正を行つてから再び合成
することになる。
従つて、デジタル信号は、D/A変換をしな
いでも、そのまま輝度信号と搬送色信号とに分
離できる形態でなければならない。
仮りに、が解決されていても搬送色信号に
対するサンプリング点が高速サーチ時に問題に
なる。
すなわち、上述のVTRにおいては、記録時、
A/D変換におけるサンプリング周波数は、色
副搬送周波数fcの3倍であるから、第1回目の
サンプリングが例えば搬送色信号の(B−Y)
軸に対して行われたとすれば、この(B−Y)
軸に対して0°、120°、240°の位相で各サンプリ
ングが行われることになり、搬送色信号につい
ては、第10図Aにおいて、黒丸をつけた点が
サンプリングされていることになる。
そして、が解決されているときには、高速
サーチ時、奇数フレームのラインL2-1の搬送色
信号と、偶数フレームのラインL1-2の搬送色信
号とは、第10図Bに示すように基準位相が連
続する。
しかし、これらラインL2-1,L1-2の搬送色信
号に対するサンプリング点は、この第10図B
に黒丸をつけた点となるので、このラインL2-1
の搬送色信号とラインL1-2の搬送色信号との継
ぎ目で、サンプリング点の周期性に乱れを生じ
てしまう。そして、信号の書き込みは、サブブ
ロツク単位であるから、このサンプリング点の
周期性の乱れは、サブブロツクの継ぎ目で起き
る可能性がある。従つて、高速サーチ時には、
正しい色相のカラー再生ができないことがあ
る。
さらに、通常再生時、CRCコード及びパリ
テイーデーターで再生デジタル信号の誤り訂正
ができないときを考慮しておく必要がある。
すなわち、上述のように、デコーダ34A,
34Bにおいては、通常再生時、CRCコード、
水平及び垂直パリテイーデーターにより信号の
誤りを訂正しているが、誤りが多い場合には、
これらCRCコード及びパリテイーデーターで
は、訂正できないことがある。
そして、このように誤り訂正ができない場合
には、その誤りのあるサブブロツクを別のサブ
ブロツクで代用することになるが、第9図から
明らかなように、例えば、ラインL2-2と、これ
よりも1水平期間前のラインL2-1とでは、空間
的に2ライン分離れている。しかし、ライン
L2-2と、これよりも1フイールド期間前のライ
ンL1-2またはL1-1とでは、空間的に1ライン分
しか離れていない。従つて、CRCコードやパ
リテイデーターで誤り訂正ができないときに
は、1フイールド期間前のライン信号で代用す
れば、垂直相関が大きく、誤りが目立たない。
ただし、この場合、ラインL2-2の信号に対し
てラインL1-1の信号で代用したのでは、搬送色
信号の基準位相が反転しているので、ライン
L1-2の同相の信号で代用することになる。同様
に、例えば、偶数フレームのラインL1-1の信号
に対しては、1フイールド期間前である奇数フ
イールドのラインL2-2の信号で代用することに
なる。すなわち、一般には、ある信号(サブブ
ロツク)に対して別の信号(サブブロツク)で
代用するには、1フイールド期間前の1ライン
分下の信号(サブブロツク)で代用する必要が
ある。
この発明は、以上の〜の点を考慮したデ
ジタルVTRの記録方法を提供しようとするも
のである。
このため、この発明においては、色副搬送周
波数fcの4倍のサンプリング周波数4fcでカラー
映像信号をサンプルD1〜D2oに量子化すると共
に、第11図に示すように、奇数番目のサンプ
ルD1〜D(2o-1)をN/2ブロツク(N≧2の偶
数)に分割し、偶数番目のサンプルD2〜D2o
N/2ブロツクに分割してブロツクごとにチヤ
ンネルを設定し、このA〜Nチヤンネルの信号
をトラツク3A〜3Nとしてそれぞれ記録す
る。
第12図は、この発明の一例を示すもので、
この例においては、2n=768、N=4の場合で
ある。
すなわち、A/Dコンバータ13において、
カラー映像信号は、サンプリング周波数4fc
量子化され、第13図に示すように、各水平期
間の有効データーごとに768サンプルのデジタ
ル信号D1〜D768とされ、第14図に示すよう
に、信号D1〜D768のうち、前半の奇数番目の
192サンプルの信号D1〜D383がAチヤンネルに
振り分けられ、後半の奇数番目の192サンプル
の信号D385〜D767がCチヤンネルに振り分けら
れると共に、前半の偶数番目の192サンプルの
信号D2〜D384がBチヤンネルに振り分けられ、
後半の偶数番目の192サンプルの信号D386
D768がDチヤンネルに振り分けられる。
これらA〜Dチヤンネルは、第1図の記録系
と同様の動作を行うもので、対応する回路には
同一参照符号にサフイツクスA〜Dをつける。
ただし、この場合、この各チヤンネルの192
サンプルがそれぞれ1ブロツクを構成すると共
に、1ブロツクが2サブブロツクに分割され、
第15図に示すように、1サブブロツクは有効
データーを96サンプル(768ビツト)有すると
共に、ブロツク同期信号SYNC、識別信号ID、
アドレス信号AD及びCRCコードも有するよう
にされる。
また、各チヤンネルにおいて、1フイールド
分のブロツク数は252個であるが、これは、第
16図に示すように、12×21のマトリツクス状
に配列されると共に、13列目及び22行目に水平
パリテイーデーター及び垂直パリテイーデータ
ーが付加される。さらに、時間軸圧縮は41/44
倍とされる。
そして、各チヤンネルの信号がインライン状
に配列されたヘツド1A〜1Dに供給され、1
フイールドにつき4本の互いに平行なトラツク
3A〜3Dとして記録される。なお、この場
合、トラツク3A〜3Dの1組がSYPTE“C”
フオーマツトの映像トラツクの1本に対応する
ようにされる。
一方、再生系においては、基本的には第2図
の再生系と同様であり、ヘツド1A,1Bから
伸長回路35A,35Bまでが4チヤンネル分
設けられてインターフエイス36において1つ
のデジタル信号に合成される。
以上のようにして記録及び再生が行われるが、
この発明の記録方法によれば、〜の点をすべ
て解決ないし満足できる。
次に、これらの点について説明しよう。
について 高速サーチ時、再生されたデジタル信号から輝
度信号と搬送色信号とを分離できる。
すなわち、カラー映像信号からA/D変換され
たデジタル信号を、輝度信号と搬送色信号とに分
離するには、いわゆるデジタルフイルタが使用さ
れるが、このフイルタの特性は、例えば4次であ
るとすれば、 Y=1/4(1+2Z-2+Z-4) C=1/4(1+2Z-2−Z-4) Z:遅延要素 で示され、1サンプルおきのデジタル信号でも、
輝度信号と搬送色信号とに分離できる。
そして、トラツク3A〜3Dには、デジタル信
号が1サンプルおきに連続して記録されているの
で、高速サーチ時、再生されたデジタル信号を輝
度信号と搬送色信号とに分離できる。
について 高速サーチ時、サンプリング点の周期性が乱れ
ない。
A/D変換時のサンプリング周波数は、色副搬
送周波数fcの4倍であるから、例えば第17図A
に黒丸をつけて示すように搬送色信号に関して、
0°、90°、180°、270°の位置がサンプリング点とな
る。そして、が解決していることにより、第1
7図Bに示すように、奇数フレームのラインL2-1
の搬送色信号と、偶数フレームのラインL1-2の搬
送色信号とは、基準位相が連績するが、このと
き、サンプリング点も周期性が保たれる。
従つて、高速サーチ時、正しい色相のカラー再
生ができる。
について 通常再生時、CRCコード及びパリテイーデー
ターによる誤り訂正ができないときでも、誤りの
目立ち及び搬送色信号の基準位相の連続性を簡単
に解決できる。
第18図Aは再生系の各チヤンネルにおける誤
り訂正デコーダ34A〜34Dのフイールドメモ
リを模型的に示すもので、AD1〜AD572はそれぞ
れ1サブブロツク分のメモリ領域ないしアドレス
を示し、従つて、1行が1ライン分(データー量
で見れば1/3ライン分)のメモリ領域を示す。
そして、信号の誤りがない、もしくは、誤りが
CRCコード及びパリテイーデーターで訂正でき
た場合について説明すると、第番目のフレーム
期間の奇数フイールド期間には、第18図Bに示
すように、信号がサブブロツクSBごとにそのア
ドレス信号ADにしたがつて順次書き込まれ、こ
れが読み出される。また、この第番目のフレー
ム期間の偶数フイールド期間も、その前のフイー
ルド期間と同様に書き込みが行われ、これが読み
出される。
そして、次の第(+1)番目のフレーム期間
の奇数フイールド期間には、第18図Cに示すよ
うに、信号は、アドレスが1ライン分ずらされて
書き込まれ、これが読み出される。また、この第
(+1)番目のフレーム期間の偶数フイールド
期間も、その前のフイールド期間と同様に書き込
まれて読み出される。
そして、第(+2)番目のフレーム期間の奇
数フイールド期間には、第18図Dに示すよう
に、信号は、アドレスがさらに1ライン分ずらさ
れて書き込まれ、読み出される。また、この第
(+2)番目の偶数フイールド期間も、その前
のフイールド期間と同様に書き込まれて読み出さ
れる。
そして、以下同様に、信号の誤りがない場合、
及び誤りをCRCコードとパリテイーデーターで
訂正できた場合には、1フレームごとに、アドレ
スが1ライン分ずつずらされて書き込みが行われ
る。
しかし、奇数フイールドの信号の一部の誤りが
CRCコード及びパリテイーデーターで訂正でき
なかつた場合、例えば、第(+1)番目のフレ
ーム期間の奇数フイールドのサブブロツクSB1
誤りが訂正できなかつた場合には、その前のフイ
ールド期間とはフレーム期間が異なるので、第1
8図Eに示すように、他のサブブロツクSB2
SB572についてはアドレスが1ライン分ずらされ
て書き込まれるが、その誤りのあるサブブロツク
SB1だけは書き込みが行われない。
従つて、サブブロツクSB1が書き込まれるはず
であつたメモリ領域には、第番目のフレーム期
間の偶数フイールド期間のサブブロツクSB4が残
つていることになるが、このサブブロツクSB4
は、1フイールド前の1ライン分下のサブブロツ
クにほかならない。従つて、このメモリの内容を
このまま読み出せば、その出力は、誤りが相関性
の大きい信号で訂正されたものであり、しかも、
搬送色信号の基準位相の連続性も保たれ、位相反
転がない。
また、偶数フイールドの信号の一部の誤りが
CRCコード及びパリテイーデーターで訂正でき
なかつた場合、例えば、第(+1)番目のフレ
ーム期間の偶数フイールド期間のサブブロツク
SB1の誤りが訂正できなかつた場合には、その前
のフイールド期間と同じフレーム期間なので、第
18図Fに示すように、他のサブブロツクSB2
SB572については、アドレスがずらされずに書き
込まれるが、その誤りのあるサブブロツクSB1
けは書き込みが行われない。従つて、この場合、
やはり、誤りのあるサブブロツクSB1は、1フイ
ールド前の1ライン下のサブブロツクで代用され
たことになり、誤りが目立たないと共に、搬送色
信号の基準位相に位相反転を生じることがない。
すなわち、この発明の記録方法によれば、再生
時、CRCコード及びパリテイーデーターによる
誤り訂正ができなくても、その誤りの補正を簡単
に行うことができる。
なお、高速サーチ時、フイールドメモリの書き
込み時のアドレスを第18図に示すようにずらす
と、アドレス制御が複雑になるので、高速サーチ
時には、アドレスは一定のまま、すなわち、サブ
ブロツク番号が同じであれば、常に同じアドレス
に書き込まれる方がよい。
こうして、この発明の記録方法によれば、高速
サーチ時における、の点、及び通常再生時に
おけるの点を解決ないし満足できる。また、ス
ロー再生、ステイル再生もカラーでできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図、第13図〜第18図はこの
発明を説明するための図、第12図はこの発明の
一例の系統図である。 11〜18Dは記録系である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カラー映像信号を、色副搬送周波数の4倍の
    サンプリング周波数で量子化し、この量子化され
    たデジタル信号の奇数番目のサンプルをN/2ブ
    ロツク(N≧2の偶数)に分割し、偶数番目のサ
    ンプルもN/2ブロツクに分割してブロツクごと
    にチヤンネルを設定し、このNチヤンネルのデジ
    タル信号を、N個の回転ヘツドにより互いに平行
    なN本のトラツクとして記録するようにしたカラ
    ー映像信号の記録方法。
JP13331379A 1979-10-12 1979-10-16 Recording method of color video signal Granted JPS5657373A (en)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13331379A JPS5657373A (en) 1979-10-16 1979-10-16 Recording method of color video signal
CA000361377A CA1160739A (en) 1979-10-12 1980-10-02 Method for recording a color video signal
US06/194,830 US4429334A (en) 1979-10-12 1980-10-07 Method for recording and reproducing a digital color video signal
AU63028/80A AU539373B2 (en) 1979-10-12 1980-10-07 Digital sequential colour video signal recording
FR8021766A FR2467522B1 (fr) 1979-10-12 1980-10-10 Systeme d'enregistrement et de reproduction de donnees
NL8005640A NL192486C (nl) 1979-10-12 1980-10-13 Kleurenvideobandinrichting.
DE3038594A DE3038594C2 (de) 1979-10-12 1980-10-13 Verfahren zum Aufzeichnen eines digitalisierten Farb-Videosignals und Vorrichtung zur Wiedergabe
GB8033025A GB2061059B (en) 1979-10-12 1980-10-13 Recording colour video signals on a magnetic tape
AT0508180A AT388477B (de) 1979-10-12 1980-10-13 Geraet zum aufzeichnen eines farbvideosignals

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JPS59215193A (ja) * 1983-05-21 1984-12-05 Sony Corp 映像信号再生装置
JPH0722411B2 (ja) * 1985-05-13 1995-03-08 株式会社日立製作所 デイジタル記録再生装置
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