JPS6333748B2 - - Google Patents

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JPS6333748B2
JPS6333748B2 JP55084432A JP8443280A JPS6333748B2 JP S6333748 B2 JPS6333748 B2 JP S6333748B2 JP 55084432 A JP55084432 A JP 55084432A JP 8443280 A JP8443280 A JP 8443280A JP S6333748 B2 JPS6333748 B2 JP S6333748B2
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JP
Japan
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error
signal
channel
block
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JP55084432A
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JPS5710555A (en
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Kazuo Yoshimoto
Yoshikazu Yamamoto
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS5710555A publication Critical patent/JPS5710555A/ja
Publication of JPS6333748B2 publication Critical patent/JPS6333748B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs

Description

【発明の詳細な説明】 例えば、映像信号をデジタル信号として記録・
再生するデジタルVTRにおいては、ヘツドノイ
ズ、テープノイズ、アンプノイズなどによるラン
ダムエラーや、テープ表面のごみや傷によるバー
ストエラーが発生する。したがつて、エラー対策
として誤り訂正符号化を行なう場合には、これら
エラーの訂正に効果がある符号構成をする必要が
あり、また、ヘツドやテープ、アンプの品質の向
上を図らなければならない。
そこで、これらの良否の判定をする手段が必要
となる。
この発明は、テープの傷やごみの存在、デジタ
ルデータの誤り訂正の符号の符号構成の良否、そ
の誤り訂正能力等を定量的に観測できるようにし
たデジタル情報伝送系の観測装置を提供しようと
するものである。
以下、この発明をデジタルVTRに適用した場
合の一例を、図を参照して説明しよう。
第1図において、1はデジタルカラー映像信号
の供給される入力端子である。
このデジタルカラー映像信号は、例えばテレビ
カメラよりのカラー映像信号が、選定された有効
データ部分のみ色副搬送波周波数fsc(NTSC方式
のカラー映像信号の場合には約3.58MHz)の4倍
(4fsc)をサンプリング周波数としてサンプリン
グされ、そのサンプリング値がA−D変換される
とともに例えば1サンプルにつき8ビツトの並列
デジタル信号に変換された信号である。
ここで、有効データ部分としては、カラー映像
信号の1ライン分のうち、水平同期パルスHD及
びバースト信号BSを含む水平ブランキング期間
を除いた部分とされるとともに、1フイールドの
カラー映像信号のうち、垂直同期パルス及び等化
パルス部分を含む垂直ブランキング期間を除く部
分とされる。ただ、垂直帰線区間にはVTR、
VITなどのテスト信号が挿入されているので、
これらのラインを含めて有効ビデオライン数が定
められており、例えばNTSCカラー映像信号の場
合、1フイールドの期間の有効ビデオライン数は
各フイールドの第10ラインから256ライン分とさ
れる。
また、第4図に示すように1水平区間(1H)
を4fscの周波数でサンプリングすると、fsc=455/2 fH(fHは水平周波数)であるから、910サンプルと
なるが水平ブランキング区間はサンプリングしな
いことから、1ライン中の有効ビデオサンプル数
は例えば768サンプルとされている。
このデジタルカラー映像信号は、端子1を通じ
てマルチプレクサ2に供給される。
デジタル化したカラー映像信号を記録するに当
たつては、記録信号のビツトレイトが高くなつ
て、テープの消費量が多くなるのを防ぐため、デ
ジタル映像信号を複数のチヤンネルに分配し、こ
れを複数の回転磁気ヘツドによりマルチトラツク
として記録するようにする。マルチプレクサ2で
はそのためチヤンネル分配がされる。すなわち、
この例は4チヤンネルに分配する場合の例で、第
4図Aに示すように、1ライン分のデータが前半
の1/2ライン分のデータと、後半の1/2ライン分の
データに分けられるとともに、前半の1/2ライン
分のデータ及び後半の1/2ライン分のデータがそ
れぞれ4分割されて8つのデータ群、すなわち96
サンプルずつのデータ群D1、D2………D8に分け
られる。そして、前半の4個のデータ群D1、D2
D3、D4が、A、B、C、Dの各チヤンネルのト
ラツクに振り分けられるとともに、後半の4個の
データ群D5、D6、D7、D8が、A、B、C、Dの
各チヤンネルのトラツクに振り分けられて記録さ
れる。すなわち、この場合、Aチヤンネルのトラ
ツクTAにはデータ群D1とD5とが、Bチヤンネル
のトラツクTBにはデータ群D3とD7が、Cチヤン
ネルのトラツクTCにはデータ群D2とD6が、Dチ
ヤンネルのトラツクTDにはデータ群D4とD8が、
それぞれ記録される。
また、この例では4チヤンネルに分割したデー
タを各チヤンネルずつ別個に処理すると、信号処
理系が4系統必要になつて構成が複雑になるとと
もにコスト的にも高価となる点を考慮して、4チ
ヤンネルのうち、AチヤンネルとBチヤンネル、
CチヤンネルとDチヤンネルをそれぞれまとめて
ABチヤンネルとCDチヤンネルの2系統で処理
できるようにしている。
このため、マルチプレクサ2においては、デー
タレイトが1/2にレイトダウンされるとともに、
ABチヤンネル側においては、第4図Bに示すよ
うに、先ず、データ群D1とデータ群D3とがマル
チプレツクスされて1サンプル毎にデータ群D1
よりのサンプルとデータ群D3よりのサンプルと
が交互に続くように時分割処理され、続いてデー
タ群D5とデータ群D7がマルチプレツクスされて
データ群D5よりのサンプルとデータ群D7よりの
サンプルとが交互に続くように時分割処理され
る。CDチヤンネル側においても、第4図Cに示
すように、同様にしてデータ群D2のサンプルと
データ群D6のサンプルとがマルチプレツクスさ
れて時分割処理され、続いてデータ群D4のサン
プルとデータ群D8のサンプルとがマルチプレツ
クスされて時分割処理される。
このようにしてマルチプレクサ2より得られた
ABチヤンネルのデジタル信号は時間軸圧縮回路
3ABに、CDチヤンネルのデジタル信号は時間
軸圧縮回路3CDに、それぞれ供給され、1フイ
ールド分の信号が並列4トラツクとして記録しう
るとともに、同期信号、識別信号、チエツクワー
ドが挿入されるべきデータ欠如期間を有するもの
に映像信号データが変換される。
この時間軸圧縮回路3AB,3CDの出力信号
はそれぞれ誤り訂正エンコーダ4AB,4CD及
び記録プロセツサ5AB,5CDに順次供給され
る。この誤り訂正エンコーダ4AB,4CD及び
記録プロセツサ5AB,5CDにおいては、デー
タがサンプル毎にマルチプレツクスされたものが
サンプル毎に時分割的に信号処理がなされる。す
なわち、各データ群D1、D2………D8のうち同じ
データ群のサンプルはそれ毎に信号処理がなされ
るとともにデータレイトがさらに1/2にレイトダ
ウン(もとのサンプルデータからみると1/4にレ
イトダウン)されて、信号処理的には、第4図
D,E,F及びGに示すように、A、B、C、D
の各チヤンネル毎に分離されて信号処理がなされ
る。
誤り訂正エンコーダ4AB,4CDでは、それ
ぞれ1本ずつの傾斜トラツクとして記録される1/
4フイールド分の映像信号データに対して水平パ
リテイデータ及び垂直パリテイデータが付加され
る。この場合、96サンプルの映像信号データを1
ブロツク分のデータとして、同様に96サンプルの
1ブロツク分の水平パリテイデータ及び垂直パリ
テイデータが形成される。また、この1ブロツク
分のデータに対してブロツク単位の誤り訂正符号
すなわちブロツクパリテイデータが付加される。
記録プロセツサ5AB,5CDではこの1ブロ
ツク分のデータに対して同期信号SYNCと識別信
号が付加される。すなわち、第4図Hは1ブロツ
クBの信号構成を示し、96サンプルのデータ(映
像信号データ又はパリテイデータ)の前に3サン
プルの同期信号SYNCと、2サンプルの識別信号
とが付加される。識別信号には、チヤンネル(ト
ラツク)がA、B、C、Dのいずれであるか、フ
レーム、フイールド、ラインのそれぞれが奇数、
偶数のいずれであるかを示す信号IDと、そのブ
ロツクのデータが、各チヤンネルにおける1フイ
ールド中の何番目のものであるかを示すアドレス
信号ADとが含まれる。ここで、識別信号のもつ
情報は、再生系の処理にとつて重要であるので、
誤り訂正符号化が施される。すなわち、2サンプ
ルの識別信号に対してチエツクワードP1,Q1
付加される。
また、1ブロツクの96サンプルのデータが2サ
ンプル(16ビツト)を1ワードとして誤り訂正符
号化がなされている。つまり、1ブロツクの48ワ
ードに対してチエツクワードP2,Q2からなるブ
ロツクパリテイデータが付加される。
また、誤り訂正エンコーダ4AB及び4CDに
おける水平及び垂直パリテイデータは次のように
して形成され、各チヤンネル毎に1フイールド分
について次のようなデータ構造となるようにされ
る。
すなわち、第5図は1フイールド分の映像信号
データの1チヤンネル分のデータ構造を示し、ブ
ロツクBの2個分が1本のラインよりのデータ
(1/4ライン分)となつている。
ここで、例えば、各ブロツクBに添字として付
された数字が前述のアドレス信号ADと対応する
ようにされる。
そして、この例では、1フイールドのうちで垂
直同期信号が含まれる区間及びその前後の区間を
除く256Hの区間の映像信号を有効データとして
おり、したがつて1フイールドには、(256×8=
2048ブロツク)の映像信号データが存在し、その
1/4は、512ブロツクとなる。この512ブロツクを
第5図に示すように、(32×16)のマトリクス状
に配列し、(32×2=64ブロツク)の水平パリテ
イデータと16ブロツクの垂直パリテイデータとが
形成され、全てで592ブロツクとなる。
そして、各行の奇数番号のブロツクのデータか
ら奇数番号の水平パリテイデータが形成され、各
行の偶数番号のブロツクのデータから偶数番号の
水平パリテイデータが形成される。例えば第1行
について述べると、対応する8ビツトの1サンプ
ル同士の〔mod2〕の加算によつて水平パリテイ
データB17、B18が形成される。
B1B3B5………B13B15=B17 B2B4B6………B14B16=B18 また、垂直パリテイデータは、各列の32個のブ
ロツクの対応する8ビツトの1サンプル同士の
〔mod2〕の加算によつて形成される。
例えば第1列の垂直パリテイデータB577は B1B19B37………B541B559=B577 となる。
記録プロセツサ5AB,5CDでは、また、ブ
ロツクエンコーデイングがなされる。このブロツ
クエンコーデイングは、1サンプルの8ビツトを
予め決められた変換マツプに従つて10ビツトに変
換するもので、記録信号の“0”又は“1”の連
続する長さをなるべく小さいものに制限する。こ
のブロツクエンコーデイングが行われるのは、一
般の磁気ヘツドでは、再生時直流分を再生できな
いからである。
このようにブロツクエンコーデイングされた10
ビツト単位のデジタル信号は、プロセツサ5
AB,5CDにおいて、さらに、ブロツクB1から
順に並列信号から直列信号に変換される。また、
この各チヤンネルの1フイールド期間のデジタル
信号の前後に、プリアンブル信号及びポストアン
ブル信号が付加される。
そして、この直列デジタル信号はマルチプレク
サ6に供給されて各チヤンネル毎に振り分けら
れ、それぞれ記録アンプ7A,7B,7C,7D
を通じて出力端子8A,8B,8C,8Dに取り
出される。
この出力端子8A,8B,8C,8Dはそれぞ
れ図示せずも回転トランスを介して回転ヘツドに
接続されている。これら4個の回転ヘツドは互に
近接するとともに回転軸方向に順次ずらされてほ
ぼインライン状に設けられる。そして、これらの
ヘツドはカラー映像信号に同期してフイールド周
波数で回転させられるとともに、磁気テープ10
が回転ヘツドの回転周面に対してほぼ360゜の角範
囲にわたつてΩ字状に斜めに巡らされた状態で一
定の速度で走行させられる。
したがつて、テープ10上には、第2図に示す
ように、4つのヘツドによつてA、B、C、D各
チヤンネルのビデオ信号が、それぞれ1フイール
ドにつき斜めの1本ずつの合計4本のトラツク9
A,9B,9C,9Dとして記録される。
なお、この例の場合、4つの回転ヘツドのトラ
ツク幅及び間隔が選定されてトラツク9A,9
B,9C,9Dの1組がSMPTE“C”フオーマ
ツトの映像トラツクの1本に対応するようにされ
る。
第3図はデジタルVTRの再生系の一例である。
回転ヘツドによつて磁気テープ10から取り出
された各トラツクの再生信号は、入力端子11A
〜11Dに供給される。この入力端子11A〜1
1Dを通じた信号は再生アンプ12A〜12Dを
通じて再生プロセツサ13A〜13Dに供給され
て直列信号から並列信号に変換されるとともに、
波形整形、同期信号SYNCの分離、10ビツトを8
ビツトに変換するブロツクデコーデイングがなさ
れる。このブロツクデコーデイングの際に1ブロ
ツクの96サンプルのデータに関して24サンプルを
単位とする誤り検出がされる。
この再生プロセツサ13A〜13Dの出力は時
間軸補正装置14A〜14Dに供給されて、再生
信号に含まれる時間軸変動が除去される。
そして、時間軸補正装置14A及び14Bから
の信号がマルチプレクサ15ABに、時間軸補正
装置14C及び14Dからの信号がマルチプレク
サ15CDに、それぞれ供給され、記録時に対応
してマルチプレクサ15ABにおいては、Aチヤ
ンネルとBチヤンネルのデジタル信号が1サンプ
ル毎に交互になるように時分割処理されてABチ
ヤンネルのサンプル列にされ、マルチプレクサ1
5CDにおいては、CチヤンネルとDチヤンネル
のデジタル信号が1サンプル毎に交互になるよう
に時分割処理されてCDチヤンネルのサンプルに
される。
そして、これらマルチプレクサ15AB及び1
5CDからのデジタル信号はインターチエンジヤ
16を介して誤り訂正デコーダ17AB及び17
CDに供給される。
このインターチエンジヤ16においては各ブロ
ツクに付加された識別信号のうちのトラツク識別
信号によりチヤンネル識別がなされ、ブロツクデ
ータが本来のチヤンネルに正しく振り分けられ
る。このインターチエンジヤにおいても時分割的
に処理がなされるのはもちろんである。
このインターチエンジヤ16は特に非ノーマル
再生時に有効に働く。
すなわち、磁気テープの記録トラツクと回転ヘ
ツドの走査軌跡とが合致するノーマル再生時で
は、4個の回転ヘツドが対応するトラツクからの
み再生信号を取り出す。ところが、非ノーマル再
生時、例えば磁気テープの走行速度を通常の数十
倍の高速とする高速再生モード時には、第2図
で、9′で示すように回転ヘツドが複数本トラツ
クにまたがつて走査することになり、各ヘツドよ
りは、それぞれAチヤンネル、Bチヤンネル、C
チヤンネル、Dチヤンネルの信号が混在した再生
信号が取り出されることになる。
このような場合に、インターチエンジヤ16に
おいて信号IDに含まれるトラツク識別信号によ
りチヤンネル識別がなされ、トラツク9A及び9
Bよりの再生信号はABチヤンネルのデコーダ1
7ABに、トラツク9C及び9Dよりの再生信号
はCDチヤンネルのデコーダ17CDに、それぞれ
振り分けられるものである。
なお、インターチエンジヤ16には、後述する
第6図で23で示されるように、その入力側に識
別信号に対して付加されているチエツクワード
P1,Q1を用いて誤り訂正を行なうデコーダが設
けられている。
誤り訂正デコーダ17AB,17CDは、1フ
イールド分のデータのうちの1チヤンネル分のデ
ータを記憶できる容量のフイールドメモリーをそ
れぞれ有し、デコーダ17ABではAチヤンネル
のデータとBチヤンネルのデータとが、デコーダ
17CDではCチヤンネルのデータとDチヤンネ
ルのデータとが、それぞれ時分割的に次のような
処理がなされる。すなわち、ブロツクBごとにア
ドレス信号ADにしたがつてデータがフイールド
メモリーに書き込まれ、ブロツクパリテイーデー
タ、水平及び垂直パリテイーデータによりデータ
の誤りが訂正される。
なお、誤りが訂正できないデータは、このフイ
ールドメモリへの書き込みを禁止することにより
1フイールド前のデータで誤りデータを補間する
誤り修整がなされる。
なお、高速再生等の非ノーマル再生時では、デ
ータに対する誤り検出又は誤り訂正は行なわない
ようにしている。
この誤り訂正の行なわれたデータが時間軸伸長
回路18AB及び18CDに供給されて、各チヤ
ンネル毎に時分割的に時間軸伸長されてもとの時
間軸にされるとともにもとの信号フオーマツトの
データに変換される。
そして、この時間軸伸長回路18AB及び18
CDよりのデータはマルチプレクサ19に供給さ
れて、もとの単一チヤンネルのデジタル信号とさ
れ、信号プロセツサ20に供給される。この信号
プロセツサ20においては、上述の誤り修整を行
なうために生じる不都合が除去される。すなわ
ち、デジタルフイルタによつて輝度信号データと
搬送色信号データとが分離され、搬送色信号デー
タの色副搬送波の位相が、そのフイールドのデー
タとして正しいものとなるように、信号IDを用
いた処理がなされる。
そして、この信号プロセツサ20の出力端子
OUTにデジタルカラー映像信号が現われる。こ
のデジタルカラー映像信号が図示しないがD/A
変換器によつてアナログカラー映像信号に変換さ
れる。
次に、再生系での誤り検出及び誤り訂正並びに
誤りブロツクの数の表示について説明すると、こ
れは第6図の系統図及び第7図の表示例で表わす
ことができる。説明上、簡単のため、1チヤンネ
ルとして考えた信号処理の場合として説明し、マ
ルチプレクサ15AB,15CD,19は省略し
てある。
先ず、再生プロセツサ13A〜13Dでは再生
データが直列並列変換回路21にて1サンプル10
ビツトの並列信号が変換され、これが10−8変換
用ROM22に供給される。このROM22は、
入力の10ビツトをアドレスとして8ビツトの出力
を発生するもので、この変換は、予め定められた
マツプに従つて行なわれるようにされている。前
述のように、記録時の8ビツト→10ビツト変換
は、28個の“0”と“1”との組合せ(1ワー
ド)を210個存在する“0”と“1”の組合せの
うちでなるべく“0”と“1”との数が等しく含
まれる10ビツトと対応させ、“0”又は“1”が
長い間連続することを制限している。したがつて
210個のうちには、使用されていない10ビツトの
組合せが存在しており、このような10ビツトが再
生されたときには、その再生データが誤つている
ことを示している。この誤り検出の確率は、1/4
であり、検出見逃しを生じ易い。そこで、この例
では1ブロツクの96サンプルデータを24サンプル
毎に4つに分割し、この24サンプルのうちの1サ
ンプルでも、所定の変換規則に該当しないときに
は、これが含まれる24サンプルの全てのデータを
誤つているものとみなす。このことによつて誤り
検出に際しての検出ミスのおそれを低減してい
る。
このROM22からは、誤りがある24サンプル
で“1”となり、そうでない24サンプルで“0”
となるエラー信号EMが発生する。これと共に、
各1サンプル毎の誤りの有無を示すエラー信号
ESが発生する。このエラー信号EM,ESと8ビ
ツトに変換されたデータとは、時間軸補正装置1
4A〜14Dを介してインターチエンジヤ16に
供給される。インターチエンジヤ16には、識別
信号に対応する誤り訂正回路23が設けられてお
り、この誤り訂正回路23で各ブロツクの識別信
号の誤りが訂正される。
インターチエンジヤ16を介されたデータ及び
エラー信号EM,ESが誤り訂正デコーダ17
AB,17CDのブロツクパリテイによる誤り訂
正を行なう回路24に供給される。この回路24
は誤り検出、訂正回路241を有しており、チエ
ツクワードP2,Q2が用いられてデータに対して
ブロツク毎の誤り検出、訂正がなされる。
一方、インターチエンジヤ16を通じたエラー
信号ESはカウンタ243に供給される。そして、
このカウンタ243は、1ブロツク中に含まれる
誤りサンプル数をエラー信号ESを数えることで
検出し、これが3サンプル以上となる場合に
“0”となるエラー信号ENを発生し、誤り検出、
訂正回路241に供給される。この誤り検出、訂
正回路241ではこのエラー信号ENによつて訂
正不可能な場合での訂正動作が禁止される。
そして、誤り検出、訂正回路241よりは、訂
正できたブロツクについては“0”となり、訂正
できないブロツクについては“1”となるエラー
信号EBが得られる。このエラー信号EBは合成器
242に供給されて前段からのエラー信号EMと
合成され、ブロツク単位の誤り訂正の結果、訂正
できず誤つている24サンプル毎に“1”となるエ
ラー信号EKがこの合成器242より得られる。
回路24よりのエラー信号EK及びデータは水
平パリテイデータによる誤り訂正を行なう回路2
5に供給される。この回路25の誤り訂正可能判
断回路251ではエラー信号EKから水平パリテ
イデータにもとづいて訂正可能かどうかの判断が
なされ、訂正可能なときそのエラー信号EKが
“0”とされるとともに、誤り訂正回路252に
おいて、水平パリテイデータにより誤り訂正がな
される。したがつて、判断回路251からはブロ
ツクパリテイデータ及び水平パリテイデータによ
り誤り訂正ができなかつた24サンプル単位のデー
タに対して“1”となるエラー信号EHが得ら
れ、訂正回路252よりは水平パリテイデータに
より訂正処理がなされたデータが得られる。
これらエラー信号EH及びデータは垂直パリテ
イデータによる誤り訂正を行なう回路26に供給
される。そして、この回路26の誤り訂正可能判
断回路261では、同様にして、エラー信号EH
からの垂直パリテイデータに基づいて訂正可能か
どうかの判断がなされ、訂正可能なとき、そのエ
ラー信号EHが“0”とされるとともに、誤り訂
正回路262において、垂直パリテイデータによ
る誤り訂正がなされる。訂正不可能なときは、エ
ラー信号EHは“1”のままであるとともに、メ
モリーへのデータの書き込みが停止されて1フイ
ールド前のデータに置き換える補間動作がなされ
る。したがつて判断回路261よりは垂直パリテ
イデータによつても誤り訂正のできなかつた24サ
ンプル単位のデータに対して“1”となるエラー
信号EVが得られ、訂正回路262よりは垂直パ
リテイデータにより訂正処理がなされたデータが
得られる。
これらエラー信号EV及びデータは時間軸伸長
回路18AB,18CDを介して信号プロセツサ
20に供給される。この信号プロセツサ20の位
相補正回路27では垂直パリテイデータによつて
誤り訂正ができず、補間によつて誤り修正がされ
たデータの副搬送波の位相が、そのフイールド
の、そのラインのデータとして正しいものとなる
ように、エラー信号EVに基づいて補正がなされ
る。
上述した各エラー信号EM,EK,EH,EVは
24サンプル単位のデータに対するエラーの存否を
示す信号であるので、これら各エラー信号をブロ
ツク単位でのエラー信号に変換する。このため、
各エラー信号EM,EK,EH,EVはそれぞれブ
ロツク単位検出回路31,32,33,34に供
給される。一方、これらブロツク単位検出回路3
1,32,33,34にはブロツクB毎の区切り
を示すブロツク信号BKが供給される。そして、
各検出回路31,32,33,34では、それぞ
れ1ブロツク区間内で、4回到来するエラー信号
のうち、1回でも“1”の状態となつていれば、
そのブロツクBに誤りがあると判断され、誤りが
あるときは“1”、誤りがないときは“0”とな
るブロツク毎にエラー信号EMB,EKB,EHB,
EVBが得られる。これらエラー信号EMB,
EKB,EHB,EVBがカウンタ35,36,3
7,38に供給され、各エラー信号の“1”がカ
ウントされる。すなわち、誤りのあるブロツクの
数がカウントされることになる。
エラー信号EMは、すべての誤り訂正がされる
前のデータに対する誤りを示す信号であるから、
エラー信号EMBは伝送系で生じたすべての誤つ
ているブロツクを示すことになる。
エラー信号EKBはブロツクパリテイデータ
(チエツクワードP2,Q2)により誤り訂正が可能
なものが訂正された後に残つている誤りのあるブ
ロツクを示す。
エラー信号EHBは水平パリテイデータにより
誤り訂正が可能なものが訂正された後に残つてい
る誤りのあるブロツクを示す。
エラー信号EVBは、垂直パリテイデータによ
り誤り訂正が可能なものが訂正された後に残つて
いる誤りのあるブロツク図を示す。つまり、補間
による修整がされたブロツク図を示す。
また、タイマーカウンタ39が設けられ、この
カウンタ39では1フイールド周期のパルスRD
がカウントされ、これより例えば60フイールド分
のデータの期間「1」となる信号CBが得られ、
この信号CBが各カウンタ35,36,37,3
8のイネーブル端子に供給されて、それぞれ60フ
イールド分のデータの期間、エラー信号EMB,
EKB,EHB,EVBのブロツクデータに対する
“1”の状態の数がカウントされる。
そして、このカウンタ35,36,37,38
のカウント情報は、信号CBの立ち下がり(60フ
イードのデータの終わりの時点)で表示用メモリ
ー40に記憶される。この記憶されたカウント情
報はテレビジヨン信号発生回路41にてNTSCテ
レビジヨン信号に変換され、これがモニター受像
機42に供給される。
なお、テレビジヨン信号発生回路41からは、
エラー情報がどのような種類のものであるかを示
すインデツクス表示を行なうためのテレビジヨン
信号もモニター受像機42に供給される。
そして、このモニター受像機42の画面42a
には、例えば第7図に示すようにエラーブロツク
数の表示がなされる。
図で、各インデツクス表示の意味について説明
すると次のようになる。
BDC11……Aチヤンネルのトラツク9Aから取り
出された再生データ中のすべてのエラーブロツ
ク数 BPC12……Bチヤンネルのトラツク9Bから取り
出された再生データ中のすべてのエラーブロツ
ク数 BPC13……Cチヤンネルのトラツク9Cから取り
出された再生データ中のすべてのエラーブロツ
ク数 BPC14……Dチヤンネルのトラツク9Dから取り
出された再生データ中のすべてのエラーブロツ
ク数 BPC21……ブロツクパリテイデータで訂正後のA
チヤンネルの残りのエラーブロツク数 BPC22……同、Bチヤンネルの残りのエラーブロ
ツク数 BPC23……同、Cチヤンネルの残りのエラーブロ
ツク数 BPC24……同、Dチヤンネルの残りのエラーブロ
ツク数 HPC11……水平パリテイデータで訂正後のAチヤ
ンネルの残りのエラーブロツク数 HPC12……同、Bチヤンネルの残りのエラーブロ
ツク数 HPC21……同、Cチヤンネルの残りのエラーブロ
ツク数 HPC22……同、Dチヤンネルの残りのエラーブロ
ツク数、 VPC11……垂直パリテイデータで訂正後のAチヤ
ンネルの残りのエラーブロツク数 VPC12……同、Bチヤンネルの残りのエラーブロ
ツク数 VPC21……同、Cチヤンネルの残りのエラーブロ
ツク数 VPC22……同、Dチヤンネルの残りのエラーブロ
ツク数 そして、FIELD……60と表示されているの
は、表示されているエラーブロツク数が60フイー
ルド区間分のデータについてであることを示して
いる。
なお、第6図の例において、スイツチ43がオ
ンとされると、ブロツクパリテイデータによる誤
り訂正回路24がバイパスされ、スイツチ44が
オンとされると水平パリテイデータによる誤り訂
正回路25がバイパスされ、スイツチ45がオン
とされると垂直パリテイデータによる誤り訂正回
路26がバイパスされるようになつている。
したがつて、これらスイツチ43,44,45
が適宜オンされることにより各誤り訂正回路2
4,25,26の訂正能力を観測することもでき
る。
以上のようにして、この発明によれば、誤りの
存在するブロツクデータの数を表示することによ
つて、誤り訂正能力等を定量的に観測できる。し
たがつて、デジタル情報伝送系の簡易診断ができ
るとともにエラーに効果がある符号構成の診断も
できる。
しかも、上述のデジタルVTRの場合、再生時、
単位時間内のエラー数を複数チヤンネルの各トラ
ツクすべてにわたつて同時に観測することができ
る。
なお、図の例ではエラーのあるブロツク数のみ
を表示するようにしたが、エラー信号ESをカウ
ントすることによりエラーのあるサンプルの数を
表示することも可能である。
なお、この発明はデジタルVTRに適用される
場合に限られるものでないことは言うまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はデジタルVTRの記録系の一例を示す
系統図、第2図はその記録トラツクパターンの一
例を示す図、第3図はデジタルVTRの再生系の
一例を示す図、第4図及び第5図はデジタル
VTRの符号構成等の一例を説明するための図、
第6図はこの発明の要部の一例の系統図、第7図
は表示の一例を示す図である。 17AB,17CDは誤り訂正デコーダ、35,
36,37,38はカウンタ、42は表示用モニ
ター受像機である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数ビツトを1サンプルとし、複数サンプル
    毎を誤り訂正符号に符号化するとともにブロツク
    化されて伝送されたデジタル情報信号を受信する
    入力回路と、 上記誤り訂正符号を復号化して誤りのあるサン
    プル又はその誤りのあるサンプルを所定数以上含
    むブロツクを検出し、その検出信号を出力する誤
    り検出回路と、 上記検出信号の数をカウントするカウンタと、 このカウンタのカウント値を誤りサンプルの数
    又は誤りブロツクの数として表示する表示手段と
    より成る デジタル情報信号のエラー状態表示装置。
JP8443280A 1980-06-20 1980-06-20 Observing device for digital information transmitting system Granted JPS5710555A (en)

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