JPS6231872B2 - - Google Patents

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JPS6231872B2
JPS6231872B2 JP54129254A JP12925479A JPS6231872B2 JP S6231872 B2 JPS6231872 B2 JP S6231872B2 JP 54129254 A JP54129254 A JP 54129254A JP 12925479 A JP12925479 A JP 12925479A JP S6231872 B2 JPS6231872 B2 JP S6231872B2
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Priority to DE3036898A priority patent/DE3036898C2/de
Priority to ZA00806062A priority patent/ZA806062B/xx
Priority to AU62907/80A priority patent/AU535949B2/en
Priority to CH740780A priority patent/CH638359A5/fr
Priority to FR8021231A priority patent/FR2469074A1/fr
Priority to SE8006951A priority patent/SE8006951L/
Priority to GB8032009A priority patent/GB2061666B/en
Priority to BR8006395A priority patent/BR8006395A/pt
Priority to NL8005525A priority patent/NL8005525A/nl
Priority to IT25142/80A priority patent/IT1133173B/it
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Publication of JPS6231872B2 publication Critical patent/JPS6231872B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/88Signal drop-out compensation
    • H04N9/888Signal drop-out compensation for signals recorded by pulse code modulation

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、再生又は受信されたデジタル映像
信号中の誤りを修正するのに適用されるデジタル
映像信号の処理装置に関する。
例えば、回転ヘツド式のVTRによつて映像信
号をデジタル信号の状態で記録再生する場合、ヘ
ツドノイズ、テープノイズ、アンプノイズ等によ
るランダムエラー、またドロツプアウトによるバ
ーストエラーが発生する。デジタル映像信号を記
録するに当たつては、その符号構成を誤り訂正が
可能なように構成しておくのが通常であるが、誤
りがその訂正能力を越える場合が生じる。
この発明はこのようなデジタルカラー映像信号
の欠陥を補正する処理装置を提供するものであ
る。
さらに詳述するに、先ず一例として、VTRに
よつてデジタル映像信号を記録再生する装置(以
下デジタルVTRと称す)の場合を例にとつて説
明しよう。
第1図はデジタルVTRの記録系の一例を、第
2図はその再生系の一例を、それぞれ示してい
る。
ところで、カラー映像信号をデジタル記録する
場合、デジタル化されたカラー映像信号をそのま
ま記録したのでは、記録信号のビツトレイトが高
くなつてしまうので、テープの消費量が多くな
る。
そこで通常、デジタルVTRにおいては、デジ
タル信号を複数のチヤンネルに分配し、これを複
数の回転磁気ヘツドによりマルチトラツクとして
記録している。
この第1図及び第2図の例においてはカラー映
像信号がデジタル信号に変換されるとともに、第
6図A及びBに示すように、1ライン分のデータ
が1/3ライン分毎にAチヤンネル、Bチヤンネ
ル、Cチヤンネルの3チヤンネルに分配され、こ
の3チヤンネルのデジタル信号がインライン配置
された3つの回転磁気ヘツドによつて1フイール
ドにつき3本の磁気トラツクとして記録される。
ここで、HDは水平同期パルス、BSはバースト
信号であり、この同期パルスHD及びバースト信
号BSを除いた部分を有効ビデオ領域として1本
のトラツクに記録するようにしている。
第1図で、11は入力端子で、これを通じてカ
ラー映像信号が入力プロセツサ12に供給され、
同期パルスHD及びバースト信号BSが除去され
る。
この分離ないし除去された同期パルスHD及び
バースト信号BSはマスタークロツク形成回路2
1に供給されて、これにてバースト信号BSに同
期し、かつ、その周波数SCの例えば4倍のクロ
ツクパルスが形成される。そしてこのクロツクパ
ルス及び同期パルスが制御信号形成回路22に供
給されて、ライン、フイールド、フレーム及びト
ラツクに関する識別信号、サンプリングパルス、
各種のタイミング信号が形成される。そして、こ
れら各信号は所定の回路にそれぞれ供給される。
一方、入力プロセツサ12において同期パルス
及びバースト信号の除去されたカラー映像信号は
A/Dコンバータ13に供給される。この場合、
サンプリング周波数は4SCであり、例えば
NTSCカラー映像信号の場合には SC=455/2HHは水平周波数) であるから、1水平期間のサンプル数は910サン
プルとなるが、水平ブランキング期間はサンプリ
ングする必要がないことから、各水平期間の有効
ビデオ領域のサンプル数は、第6図Aから明らか
なように少なくなる。
また、1フイールドの映像信号のうち、垂直同
期パルス及び等化パルスは有効データとはみなさ
ず、この期間の信号は記録しないが、垂直帰線区
間にはVIR、VITなどのテスト信号が挿入されて
いるので、これらのラインを含めて有効ビデオラ
イン数を定めている。例えば、NTSC方式のカラ
ー映像信号の場合、1フイールド期間の有効ビデ
オライン数は252ラインとし、奇数フイールドで
は第12ライン〜第263ライン、偶数フイールドで
は第274ライン〜第525ラインを有効ビデオライン
とみなす。
こうして、A/Dコンバータ13においては、
以上の点に基づいて、カラー映像信号がサンプリ
ングされるとともにA/D変換され、例えば1サ
ンプルにつき8ビツトの並列デジタル信号に変換
される。
そして、このデジタル信号がインターフエイス
14に供給されて、1/3ライン分のサンプル毎に
Aチヤンネル、Bチヤンネル、Cチヤンネルに順
次分配される。すなわち、Aチヤンネルの時間軸
圧縮回路15A、Bチヤンネルの時間軸圧縮回路
15B、Cチヤンネルの時間軸圧縮回路15C
に、それぞれ供給され、誤り訂正符号の付加に伴
なう総情報量の増大や、データフオーマツトの変
換等のため、所定の比で時間軸圧縮される。そし
て、この圧縮された各チヤンネルのデジタル信号
が誤り訂正エンコーダ16A,16B,16C及
び記録プロセツサ17A,17B,17Cに順次
供給されて第6図及び第7図に示すフオーマツト
の信号に変換される。
すなわち、この例では各チヤンネルに1/3ライ
ン分毎に分配されたデータがさらに2分割され、
1/6ライン分のデータ毎にサブブロツクSBが構成
される。このサブブロロクSBは第6図Cに示す
ように、データの前部にブロツク同期信号SYNC
と、識別信号ID及びアドレス信号ADが付加され
るとともに、データの後部にCRC(Cylic
Redundancy Check)コードが付加されている。
ここで、同期信号SYNCは、再生時、信号ID、
AD、データ、CRCコードを抽出するときの同期
用などに使用するためのものである。
識別信号IDは、チヤンネル(トラツク)が
A,B,Cのいずれであるか、フレーム、フイー
ルド及びラインが奇数、偶数のいずれであるかを
示し、アドレス信号ADは、そのサブブロツクSB
が1フイールド分の映像信号の各チヤンネル分の
信号の何番目のものであるかを示す。データはデ
ジタル化されたカラー映像信号であり、CRCコ
ードは再生時におけるデータの誤り検出用であ
る。
第7図は1フイイールド分の映像信号のうちの
A,BまたはCチヤンネルの信号を示し、サブブ
ロツクSBの2個分、すなわち各チヤンネルにお
ける1本のラインよりのデータ(1/3ライン分)
により1ブロツクが形成される。そして、NTSC
方式のカラー映像信号の場合、有効ライン数が前
述したように252ラインに選ばれている場合に
は、各チヤンネルで、1フイールド分のブロツク
数は252個となるが、この252個のブロツクが第7
図に示すように12×21のマトリクス状に配列され
るとともに13列目に水平方向(行方向)のパリテ
イーデータが付加され、22行目に垂直方向(列方
向)のパリテイーデータが付加され、全体として
13×22のブロツクとされる。
この場合、サブブロツクSBを順にSB1〜SB572
とすれば、第1行について SB1SB3SB5……SB23=SB25 SB2SB4SB6……SB24=SB26 のように水平方向に関してサブブロツク単位で
〔mod.2〕の加算が行われて第1行の水平パリテ
イ―データSB25,SB26が形成される。同様にし
て第2行〜第21行についても水平パリテイーデー
タが形成される。
また、第1列について、 SB1SB27SB53……SB521=SB547のよう
にして垂直方向に関してサブブロツク単位で
〔mod.2〕の加算が行われて、第1列の垂直パリ
テイーデータSB547が形成され、第2列〜第13列
についても同様にして垂直パリテイーデータが形
成される。
これら水平及び垂直パリテイーデータ、CRC
コードは再生時、データの誤り訂正能力を向上さ
せるために使用されるものである。
このパリテイーデータ及びCRCコードを形成
してデータに付加する信号処理は、誤り訂正エン
コーダ16A,16B,16Cにおいて行われ
る。また、同期信号SYNC、識別信号ID、アドレ
ス信号ADを形成してデータに付加する信号処理
は記録プロセツサ17A,17B,17Cにおい
て行われる。
そして、プロセツサ17A,17B,17Cに
おいては、1サンプルのビツト数を8ビツトから
10ビツトに変換するブロツクエンコーデイングも
行われる。このブロツクエンコーデイングは10ビ
ツト(210通り)のコードのうちDSV(直流レベ
ル)が0または0に近い28個のコードを選び、こ
れにもとの8ビツトのコードを1対1に対応させ
て10ビツトのコードに変換するものである。換言
すれば、記録信号のDSVがなるべく0になるよ
うに、したがつて、“0”と“1”とがほぼ均一
に現れるように変換するものである。
なお、このブロツクエンコーデイングが行われ
るのは、一般の磁気ヘツドでは再生時直流分を再
生できないからである。
このようにブロツクエンコーデイングされた10
ビツト単位のデジタル信号は、プロセツサ17
A,17B,17Cにおいて、さらに、サブブロ
ツクSB1から順に並列信号から直列信号に変換さ
れる。また、この各チヤンネルの1フイールド分
のデジタル信号の前後に、プリアンブル信号及び
ポストアンブル信号が付加される。
そして、この直列デジタル信号が記録アンプ1
8A,18B,18Cを通じて回転磁気ヘツド1
A,1B,1Cに供給される。このヘツド1A,
1B,1Cは例えば第3図及び第4図に示すよう
に、近接してインライン状に設けられるととも
に、ヘツド1A,1B,1Cはカラー映像信号に
同期してフイールド周波数で回転させられる。そ
して、このヘツド1A,1B,1Cの回転周面に
対して磁気テープ2がほぼ360゜の各範囲にわた
つてΩ字状に斜めに巡らされるとともに、一定の
速度で走行させられる。
したがつて、第5図に示すように、Aチヤンネ
ルのデジタル信号がヘツド1Aによつて、Bチヤ
ンネルのデジタル信号がヘツド1Bによつて、C
チヤンネルのデジタル信号がヘツド1Cによつ
て、それぞれ1フイールド期間につき斜めの1本
づつのトラツク3A,3B,3Cとして記録され
る。なお、この例では、ヘツド1A,1B,1C
のトラツク幅及び間隔が選定されてトラツク3
A,3B,3Cの1組がSMPTE“C”フオーマ
ツトの影像トラツクの1本に対応するようにされ
る。なお、トラツク4Aはコントロール信号が記
録されたトラツクである。
以上のようにしてカラー映像信号がデジタル記
録される。
次に、第2図の再生系について説明しよう。
すなわち、ヘツド1A,1B,1Cによりトラ
ツク3A,3B,3Cから各チヤンネルのデジタ
ル信号が同時に再生され、このデジタル信号が再
生アンプ31A,31B,31Cを通じて再生プ
ロセツサ32A,32B,32Cに供給されて直
列信号から並列信号に変換されるとともに10ビツ
トのコードからもとの8ビツトのコードの信号に
ブロツクデコーデイングされる。また、PLLによ
り、再生されたデジタル信号からクロツクが形成
される。
そして、この並列8ビツトのデジタル信号が
TBC(タイムベースコレクタ)33A,33
B,33Cに供給されて時間軸変動が除去され
る。この場合、TBC33A,33B,33Cは
メモリーを有し、ブロツク同期信号SYNCが以下
に続く信号の頭出しに使用されるとともに、プロ
セツサ32A,32B,32Cからのクロツクに
よりメモリーに対する書き込みが行われ、局内シ
ンクにより形成されたクロツクによりメモリーか
らの読み出しが行われて時間軸変動が除去され
る。
そして、このTBC33A,33B,33Cか
らの信号が誤り訂正デコーダ34A,34B,3
4Cに供給される。
このデコーダ34A,34B,34Cは、1フ
イールド分の映像信号のうちの各チヤンネルの信
号を記憶すべき容量のフイールドメモリをそれぞ
れ有し、サブブロツクSBごとにアドレス信号AD
にしたがつてデータがこのフイールドメモリに書
き込まれるとともに、このとき、CRCコード、
水平及び垂直パリテイーデータによりデータの誤
りが訂正されるものである。
この誤り訂正の行われたデータが時間軸伸長回
路35A,35B,35Cに供給されてもとの時
間軸及び信号フオーマツトのデータとされ、この
出力がインターフエイス36に供給されてもとの
1チヤンネルのデジタル信号とされる。そして、
このデジタル信号がD/Aコンバータ37に供給
されてアナログのカラー映像信号に変換され、こ
のカラー映像信号が出力プロセツサ38に供給さ
れて同期パルス及びバースト信号が付加されても
とのカラー映像信号とされ、これが出力端子39
に取り出される。
また、外部基準信号が入力端子41よりマスタ
ークロツク発生器42に供給され、これより発生
するクロツクパルス及び基準同期信号がコントロ
ール信号発生器43に供給される。このコントロ
ール信号発生器43よりは、外部基準信号に同期
した各種のタイミングパルス、ライン、フイール
ド及びフレームのそれぞれに関する識別信号、サ
ンプリングパルス等のコントロール信号が得られ
る。
そして、この再生系において、ヘツド1A,1
B,1CからTBC 33A,33B,33Cの
書き込み側までの処理は、再生データより抽出し
たクロツクパルスをタイムベースとしており、
TBC 33A,33B,33Cの読み出し側か
ら出力端子39までの処理はマスタークロツク発
生器42からのクロツクパルスをタイムベースと
している。
なお、デジタルVTRの間でダビングを行う場
合には、再生用VTRの回路34A,34B,3
4C,37,38及び記録用VTRの回路12,
13,16A,16B,16Cがバイパスされ
る。
また、記録時及び再生時のトラツキングサーボ
については、アナログVTRと同様でよい。
ところで、上述したようにお、再生時、誤り訂
正デコーダにおいては、CRCコードにより誤り
のあるサブブロツクSBが検出され、水平パリテ
イーデータ及び垂直パリテイーデータにより誤り
訂正がなされるものであるが、誤りの存在するサ
ブブロツクSBが多数生じ、水平パリテイーデー
タによつても、また垂直パリテイーデータによつ
ても訂正ができない場合が生じる。
このような訂正不能な場合には、映像信号の場
合には、画面上で誤りを目立たなくする誤り修正
をなすことが考えられる。
既に提案されている誤り修正法のひとつとし
て、訂正不能となつた場合には、テレビジヨン画
像の垂直方向の相関が強いことを利用して、1水
平期間前のデータでおきかえるものがある。ま
た、他の誤り修整法として、訂正不能となつたデ
ータの前後に位置する2つのデータの平均値を形
成し、この平均値でおきかえるものがある。
これらの誤り修整法は、何れも同一フイールド
内のデータから補間用の信号を得るものである。
ところで、テレビジヨン画像は、飛び越し走査
で描かれるので、同一フイールド内の隣接ライン
は、空間的に2ライン分の距離だけずれたものと
なる。これに対して前のフイールドの隣接ライン
は、空間的に1ライン分しか離れてなく、より相
関が強いものと言える。
ところで、そのラインと空間的に1ライン分し
か離れていない前のフイールドの隣接ラインにつ
いての、色情報に関して調べてみると、次のよう
になる。
すなわち、NTSC方式の場合、色副搬送波周波
SCNは、前述したように SCN=(227+1/2)HNHNは水平周波数) に選定されており、1フイールド内の、あるライ
ンと次のラインとでは色副搬送波の位相が反転し
ている。また、フレーム間でも色副搬送波の位相
は反転している。
ここでカラー映像信号のサンプリングにあたつ
て、例えばEB―EY(青の色差信号)軸に対して
サンプリングするとすると、サンプリング周波数
は4SCNであるからこのEB―EY軸に対して、
0゜,90゜,180゜,270゜というサンプリングを
することになる。
そこで、第1フレームの第1のフイールドの第
1ラインが(EB―EY)軸に対して0゜から始ま
ると仮定して、色情報について2フレーム分を調
べてみると第8図に示すようになる。
ここで、NTSC方式のカラー映像信号をデジタ
ル化するとき、例えば各フレームの第1、第2フ
イールドのライン数を、第1フイールド(奇数フ
イールド)は第1ラインから第262ラインまで、
第2フイールド(偶数フイールド)は第263ライ
ンから第525ラインまでとする。各フイールド毎
に順に水平ラインの番号をつけ、これをフイール
ドライン番号と呼ぶことにすれば、 第1フイールド……第1フイールドライン〜第
262フイールドライン 第2フイールド……第1フイールドライン〜第
263フイールドライン となり、同じフイールドライン番号であれば、第
2フイールドの方が空間的に1ライン上に位置す
ることになる。
なお、前述したデジタルVTRの例では、さら
に有効ビデオラインを選択し、一例として第1フ
イールドは第12ライン〜第263ライン、第2フイ
ールドは第274ライン〜第525ラインとしており、
フイールド毎にフイールドライン番号で示せば、 第1フイールド……第1フイールドライン〜第
252フイールドライン 第2フイールド……第1フイールドライン〜第
252フイールドライン となり、ライン数は同じとなるとが、同じフイー
ルドライン番号であれば第2フイールドのものが
空間的に1ライン上に位置するようになつている
のは有効ラインの選択からして明らかであろう。
そして、第8図において、第1フイールドのラ
インは実線で示し、第2フイールドのラインは破
線で示し、これに副搬送波の位相を重ねて示し
た。
また、説明の簡単のため、NTSC方式の色副搬
送波周波数SCNSCN=(9+1/2)HN として示し、そのうちの5サイクル分を有効ビデ
オ領域とし、この部分のみをサンプリングした場
合としてサンプリング点を黒丸で示してある。
そして、前述のように第1フレームの第1フイ
ールドの第1ラインが(EB―EY)軸に対して0
゜から始まるとしたので、各サンプル点の色信号
は、0゜では赤の色差信号+(ER―EY)=+
DRN、90゜では青の色差信号+(EB―EY)=+
DBN、180゜では−DRN、270゜では−DBNとな
る。
図では、 +DRN→ −DRN→R +DBN→ −DBN→B と表わした。
この第8図からもわかるように、サンプリング
周波数S=4SCNであり、水平周波数HNのち
ようど整数倍となつているからサンプリング位相
は各ラインで一致し、サンプル絵素数も一致す
る。
そして、あるラインのサンプル点と空間的に1
ライン下に位置する前のフイールドのラインのサ
ンプル点の色情報は同一のものであり、また位相
も一致している。
例えば、第1フレームの第2フイールドの第1
のラインl1-263に対しては第1フレームの第1フ
イールドの第1のラインl1-1が空間的に1ライ
ン下に位置し、第2フレームの第1フイールドの
第1のラインl2-1に対しては、第1フレームの
第2フイールドの第2のラインl1-264が空間的に
1ライン下に位置し、両ライン間の対応するサン
プル点の色情報及び位相は同一である。
一方、あるラインと、これに対し空間的に1ラ
イン上に位置する前のフイールドのラインとの間
におけるサンプル情報についてみると、両者は色
情報については同一であるが、その極性が反転し
ている。
したがつて、NTSC方式のカラー映像信号にあ
つては、あるラインに対し、先行フイールドの空
間的に1ライン下のラインを補間ラインとすれ
ば、そのラインの情報をそのまま訂正不能なデー
タと置き換えるだけで誤り修正ができるが、先行
フイールドの空間的に1ライン上のラインを補間
ラインとすれば、色情報の極性が反転しているた
め、そのままではそのラインの情報を補間用信号
として使用することはできない。
次に、PAL方式のカラー映像信号の場合には
次のようになる。
すなわち、PAL信号EMは次式で表わされる。
M=EY+EUsin2πSCPt ±EVcos2πSCPt …(a) ここで、EU=0.493(EB−EY)≡DBPV=0.877(ER−EY)≡DRP であり、(EB−EY)は青の色差信号を、(ER
Y)は赤の色差信号を、それぞれ示している。
また、(a)式の第3項目の±はバースト信号と同じ
極性で位相が走査線毎に交代することを意味して
いる。
また、色副搬送波の周波数SCPは、 SCP=(1135/4+1/625)HP =(283+3/4+1/625)HPHPは水平
周波数) で表わされ、色副搬送波の位相は、4フレーム単
位でくり返すようになつている。
そして、上記の(a)式から明らかなように、EV
軸すなわち(ER−EY)軸はライン毎に位相反転
しているのに対し、EU軸すなわち(EB−EY
軸はライン毎に位相反転することはないから、こ
のEU軸に対してデータのサンプリングすること
にすると、サンプリング周波数は4SCPである
から、EU軸に対して0゜,90゜,180゜,270゜
というサンプリングをすることになる。
そして、4フレーム分すなわち第1フレーム
F1〜第4フレームF4での各サンプリング点の色
信号の位相を、第1フレームF1の第1フイール
ドの第1ラインがEU軸に対して0゜から始まる
ように仮定して、調べてみると、第9図に示すよ
うなものとなる。
ここで、図では簡単のため、PAL方式の色副
搬送波周波数SCPを、 SCP=(9+3/4+1/625)HP として示し、そのうちの5サイクル分を有効ビデ
オ領域としている。
また、NTSC方式の場合と同様にして、各フレ
ームで、第1フイールドと第2フイールドとを 第1フイールド……第1ライン〜第312ライン 第2フイールド……第313ライン〜第625ライン と定める。したがつて、フイールドライン番号で
表わせば、 第1フイールド……第1フイールドライン〜第
312フイールドライン 第2フイールド……第1フイールドライン〜第
313フイールドライン となり、NTSC方式と同様に同じフイールドライ
ン番号であれば、第2フイールドの方が空間的に
1ライン上に位置する。図では第1フイールドの
ラインは実線で、第2フイールドのラインは破線
で示した。
さらに、赤の色差信号DRPの位相がライン毎に
反転することを考慮して、図の例では、第1フレ
ームF1の第1フイールドの第1ラインのDRP
極性を正極性とし、以下、各ラインのDRPの極性
が正極性であれば、負極性であればの記号を
各ライン番号の下に付して示す。
このようにすれば、正極性のラインの各サンプ
ル点の色信号は、0゜では+DRP、90゜では+
DBP、180゜では−DRP、270゜では−DBPとな
り、負極性のラインでは、0゜では−DRP、90゜
では+DBP、180゜では+DRP、270゜では−DBP
となる。
図では簡単のため、 +DRP→ −DRP→R +DBP→ −DBP→B と表わしてある。
この第9図から明らかなようにあるラインと、
そのライン対して空間的に1ライン下のラインと
の間では色情報は同一であるが、色信号の極性が
反転したものとなつている。
一方、あるラインと、これに対し、空間的に1
ライン上の前のフイールドのラインとの間では、
各サンプル点における色情報からして異なつたも
のとなつている。
したがつて、PAL方式のカラー映像信号の場
合には、空間的に1ライン上のラインを補間ライ
ンとすることはできない。そこで、空間的に1ラ
イン下のラインを補間ラインとすることが考えら
れるが、NTSC方式のカラー映像信号の空間的に
1ライン上のラインを補間ラインとする場合と同
様に、色信号の極性が反転しているため、そのま
ま用いることはできない。
この発明は、以上の点を考慮して、空間的に隣
接したラインであつて、各サンプル点での色信号
の極性が反転しているラインを補間ラインとし
て、欠陥のあるデータ、例えば訂正不能なデータ
の誤り修正を良好にできるようにした処理装置を
提供しようとするものである。
以下、この発明装置の例を、前述したデジタル
VTRにおいて、誤り訂正デコーダ34A,34
B,34Cに使用した場合であつて、かつ、
PAL方式のカラー映像信号において空間的に1
ライン下のラインを補間ラインとする場合を例に
とつて、第10図以下を参照しながら説明しよ
う。
ここで、PAL方式のカラー映像信号をデジタ
ル記録するに当たつては、前述したNTSC方式の
場合と同様にして有効ビデオラインを選び、しか
も、各フレームにおいて第1フイールドと第2フ
イールドの有効ビデオライン数nは同一に選ぶも
ので、例えばn=300に選定される。
したがつて、各フイールドにおいて、フイール
ドライン番号は第1ラインFl1〜第nラインFo
が同一であるが、同じフイールドライン番号であ
れば、第2フイールドのものの方が空間的に1ラ
イン上に位置するようにされている。
また、この例においても、前述のNTSC方式の
カラー映像信号の場合と全く同様にして、1ライ
ン分のデータが1/3ライン分毎に3チヤンネルに
分割され、これがさらに1/2分割された1/6ライン
分毎にサブブロツクSBが形成されて、NTSC方
式のカラー映像信号の場合と殆んど同様に記録再
生がなされるものである。
第10図は3チヤンネルの再生系のうちの1チ
ヤンネル分の再生系の誤り訂正デコーダ内のこの
発明による処理装置の一例である。
図で、51はフイールド分の映像信号の1チヤ
ンネル分のデータ(nラインよりのデータである
が、それぞれ1/3ライン分)を記憶できる容量の
メモリー装置であり、このメモリー装置51は
RAM(ランダムアクセスメモリー)とその周辺
の制御回路とによつて構成されている。52は入
力端子で、例えばTBCよりのデジタルカラー映
像信号あるいはTBCよりの信号が水平パリテイ
ーデータ及び垂直パリテイーデータにより誤り訂
正がなされたデジタルカラー映像信号がこの入力
端子を通じてメモリー装置51に、入力データと
して供給される。
53は、1フイールド分のデジタル映像信号の
1チヤンネル分のサブブロツクの、識別信号ID
を記憶する容量を有するメモリー装置で、これも
またRAMとその周辺の制御回路とによつて構成
されている。そして、入力端子52よりのデジタ
ル映像信号が識別信号抽出回路54に供給され
て、サブブロツク毎に取り出された識別信号ID
がメモリー装置53に、入力データとして供給さ
れる。
また、入力端子52よりのデジタル映像信号が
アドレス信号抽出回路55に供給されて、サブブ
ロツク毎のアドレス信号ADが検出され、これが
書き込みアドレス制御回路56に供給される。こ
の書き込みアドレス制御回路56は例えばROM
(リードオンリーメモリー)を有し、ブロツクア
ドレス信号ADに対応したアドレスマツプがこれ
より得られる。すなわち、例えばアドレス信号
ADによつてそのサブブロツクの先頭のデータが
書き込まれるべきアドレスを指定するコードが読
み出されるとともに、以下これに続くその1サブ
ブロツク分のデータが書き込まれるアドレスを指
定するコードが順次読み出される。そして、これ
がメモリー装置51に供給される。
この書き込みアドレス制御回路56よりは、ま
た、1サブブロツク毎のIDアドレスコードが得
られ、これがIDメモリー装置53に供給され
る。
またアドレス制御回路56には、端子57を通
じてコントロール信号発生回路43よりの外部基
準信号に同期したフレームパルスが供給されて、
1フレーム毎に、このアドレス制御回路56より
得られるサブブロツク単位のアドレスマツプがサ
ブブロツクの2個分ずつずれるようにされるとと
もにIDアドレスもサブブロツクの2個分ずれる
ようにされる。
ところで、メモリー装置としてのRAMは、読
み出し動作と書き込み動作を同時になすことは不
可能であるので、メモリー装置51及び53の
RAMでは、第11図Aに示すアクセス信号で規
定されるTなる時間のメモリーサイクルを、読み
出しサイクルTRと書き込みサイクルTWの2つに
分けるようにしている。すなわち、第11図Bに
示すように各サイクルでチツプセレクト信号CS
を低レベルとするとともに、同図Cに示すように
まず読み出し信号REを読み出しサイクルTRで低
レベルとしてそのアドレスの内容を読み出し、ま
た、同図Dに示すように書き込みサイクルTW
書き込み信号WEを低レベルとしてそのアドレス
に入力を書き込むようにされる。
また、この場合、メモリー装置51及び53よ
りの読み出しは、書き込みに対して例えば1フイ
ールド期間遅れるようにされるとともに、書き込
み時のアドレス制御と同様にフレーム毎に読み出
しアドレスが2サブブロツクずつずれるようにさ
れて、書き込みに追従するようにされる。
そして、さらに、この例においては、入力端子
52よりのデジタルカラー映像信号は欠陥検出回
路58に供給されて、入力デジタルカラー映像信
号中の水平パリテイーデータ及び垂直パリテイー
データにより誤り訂正がしきれなかつた誤りを有
するサブブロツクが検出され、その検出信号がメ
モリー装置51及び53に供給される。そして、
この検出信号により、欠陥のあるサブブロツクの
データ及び識別信号のメモリー装置51及び53
に対する書き込みが停止される。例えば、第11
図Dに示した書き込み信号WEが検出信号によつ
て、同図において破線で示すように低レベルとな
らないように制御されて書き込みが停止される。
メモリー装置51及び53の以上の動作を第1
2図を参照して説明しよう。
先ず、メモリー装置51のサブブロツク単位の
アドレスをブロツクアドレスと称することとして
説明すると、第1フレームの第1フイールドにお
いては、アドレス制御回路56よりのサブブロツ
ク毎のアドレスマツプにより、各サブブロツク
SB1,SB2,……SBoが各ブロツクアドレスに、第
12図Aの左側に示すように順次書き込まれる。
ここで、図では各フイールドのフイールドライン
Fl1,Fl2,……Floとの対応をつけるため、便宜
上同一ラインよりの情報すなわち2サブブロツク
ずつ横に並べて示した。
次に、第1フレームの第2フイールドになる
と、読み出しアドレス信号により先頭から順にブ
ロツクアドレスが順次指定され、まず、読み出し
サイクルTRにおいて、第1フイールドで書き込
まれたサブブロツクデータが読み出され、次い
で、書き込みサイクルTWで、これと同じフイー
ルドライン番号の同じサブブロツク番号の第2フ
イールドのサブブロツクデータが第12図Aの右
側に示すように順次書き込まれる。
そして、この第2フイールドにおいて、欠陥検
出回路58で欠陥のあるサブブロツクが検出され
ると、そのサブブロツクの書き込みが停止され、
前の第1フイールドのサブブロツクデータがその
まま残る。
前述したように、同じフイールドライン番号で
あれば、第2フイールドのラインは空間的に1ラ
イン上に位置する。したがつて書き込みが停止さ
れたブロツクアドレスには空間的に1ライン下の
対応するサブブロツクデータが残つていることに
なる。
一方、IDメモリー装置53にも、各サブブロ
ツクと対応して順次その識別信号IDが書き込ま
れるとともに、メモリー装置51と同様にして、
書き込みが停止されたサブブロツクの識別信号
IDの書き込みは停止され、前のフイールドの空
間的に1ライン下のラインの情報であるサブブロ
ツクの識別信号がそのアドレスには残ることにな
る。
次に、第2フレームの第1フイールドになる
と、読み出しアドレス信号によりアドレス指定さ
れて第1フレームの第2フイールドでの情報が読
み出しサイクルTRでSB1,SB2,……と順次読み
出しがなされるが、書き込みブロツクアドレスは
2個分ずらされて順次指定され、第12図Bの左
側に示すようにしてサブブロツクがSB1,SB2
……SBoと順次書き込まれる。
この場合、第2フレームの第1フイールドのラ
インに対しては、第1フレームの第2フイールド
のフイールドライン番号で1本分ずれたラインが
空間的に1ライン下の関係にある。すなわち、例
えば第2フレームの第1フイールドの第1フイー
ルドラインFl1に対しては第1フレームの第2フ
イールドの第2フイールドラインFl2が空間的に
1ライン下の関係にあるから、この第2フレーム
の第1フイールドで、誤りがあるサブブロツクの
書き込みが停止されれば、やはり、空間的に1ラ
イン下のサブブロツクデータが残ることになる。
以下、順次、フレームが変わる毎に順次書き込
みアドレスが2サブブロツク分ずつずらされ、欠
陥のあるサブブロツクの書き込みは停止される制
御がなされる。そして、前述したように読み出し
アドレスはこれに追従するように制御されるもの
である。
そして、こうしてメモリー装置51より読み出
されたデータは、後述する色信号極性反転回路6
0での遅延時間を補償するための遅延回路58を
介してマルチプレクサ59に供給されるとともに
色信号極性反転回路60に供給されて、色信号成
分Cのみが反転されてマルチプレクサ59に供給
される。
色信号極性反転回路60においては、メモリー
装置51より読み出されたデジタル映像信号がデ
ジタルフイルタ61に供給されて輝度信号成分Y
と色信号成分Cとに分離され、輝度信号成分Yは
そのまま合成器62に供給され、色信号成分Cは
極性反転回路63にて極性反転されて合成器62
に供給され、この合成器62より色信号成分Cが
極性反転されたデジタル映像信号Y+が得られ
るようにされる。
一方、IDメモリー装置53より読み出された
識別信号IDは、制御信号発生回路64に供給さ
れる。また、端子65を通じて外部基準信号に同
期した識別信号がこの制御信号発生回路64に供
給され、メモリー装置53よりの識別信号IDと
例えばフイールドIDに関して比較される。ここ
で、メモリー装置53において1フイールド期間
に読み出される識別信号IDは、フレーム、フイ
ールド、ラインに関して同じものであるはずであ
るが、サブブロツクデータに欠陥があり、書き込
みが停止されたものに対してはフイールドに関し
て異なつている。
したがつて、メモリー装置53よりの識別信号
IDの殆んどは端子65よりの識別信号と一致し
ており、このときは発生回路64よりの制御信号
によりマルチプレクサ59よりは遅延回路58よ
りの信号Y+Cが得られるようにされる。そし
て、メモリー装置53よりの識別信号IDが、端
子65よりの識別信号と異なるときは、制御信号
によりマルチプレクサ59よりは色信号極性反転
回路60よりのY+が得られる。そして、この
マルチプレクサ59よりの信号が出力端子66に
導出される。
すなわち、書き込みが停止されていて前のフイ
ールドの空間的に1ライン下のサブブロツクデー
タがメモリー装置51より読み出されたときに
は、その色信号成分の極性が反転されて出力端子
66に得られるので、再生画面上では誤りが殆ん
ど目立たなくなるものである。
第13図はこの発明装置の他の実施例である。
この例においては書き込みアドレス及び読み出
しアドレスのコントロールは第10図の例と同様
に行なわれるものであるが、メモリー装置51か
ら読み出すと同時に、その読み出した信号を色信
号極性反転回路60に供給して色信号成分のみ極
性反転した信号Y+を得、これを読み出したア
ドレスと同一のアドレスに再度書き込んでおくも
のである。
このようにすれば、書き込みが停止されたブロ
ツクアドレスには、すでに色信号成分が極性反転
された状態の前のフイールドの空間的に1ライン
下のサブブロツクデータが残ることになり、これ
をそのまま読み出すだけで補間ができ、誤り修正
ができる。
この例によれば、IDメモリー装置が必要なく
なるという利点がある。
以上述べたようにしてこの発明によれば、デジ
タル化されたカラー映像信号の信号欠如や訂正し
きれなかつた誤りを有するデータを良好に補正で
きる。
しかもこの発明によれば、垂直相関の強い前の
フイールドの隣接ラインではあるが、色信号成分
の極性が反転しているラインのデータを補間デー
タとして用いても、元のカラー映像信号に対して
位相関係が変化してしまうようなことはない。特
に前述のようにPAL方式のカラー映像信号の場
合には有効である。
また、図の例のように構成すれば空間的に1ラ
インずれた前のフイールドのラインの情報を補間
情報とするのに、単にメモリーへの書き込みアド
レスを制御するとともに信号欠如や誤りが検出さ
れたときにはメモリーの内容の書き換えを停止す
るだけの簡単な構成でよいという利点がある。
なお、メモリー装置51はCRCデータ、水平
パリテイーデータ及び垂直パリテイーデータを用
いた誤り訂正用のメモリー装置として兼用させる
ことができる。
また、図の例ではメモリー装置51より読み出
されたデジタルカラー映像信号が輝度信号と色信
号に分離されるようにされているが、入力デジタ
ルカラー映像信号を輝度信号と色信号とに分離し
たのちそれぞれをメモリー装置に書き込むととも
に上述の例と同様に書き込み側の制御を行い、色
信号用メモリー装置より読み出した情報を、信号
欠如や誤り訂正不能なとき極性反転して輝度信号
と再合成するようにしてもよい。
また、メモリー装置よりの読み出し動作は、上
述の例では書き込み動作に対して1フイールドだ
け遅延させるようにしたが、1フイールド以下の
遅れであつてもよい。
さらに、上述の例はデジタルカラー映像信号の
サンプリング周波数が色副搬送波周波数SCの4
倍の場合であるが、空間的に1ライン下の情報を
補間情報として用いるのであれば、サンプリング
周波数は3SCであつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はデジタルVTRの記録系の一例の系統
図、第2図はその再生系の一例の系統図、第3図
及び第4図はその回転ヘツド装置の一例を説明す
るための図、第5図はその記録トラツクパターン
の一例を示す図、第6図及び第7図はカラー映像
信号をデジタル化する場合の信号フオーマツトを
説明するための図、第8図はNTSC方式のカラー
映像信号の色副搬送波の位相関係を説明するため
の図、第9図はPAL方式のカラー映像信号の色
副搬送波の位相関係を説明するための図、第10
図はこの発明装置の一例の系統図、第11図及び
第12図はその説明のための波形図、第13図は
この発明装置の他の系統図である。 51はメモリー装置、58は欠陥検出回路、6
0は色信号極性反転回路で、61はデジタル映像
信号を輝度信号と色信号とに分離するフイルタで
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 デジタル信号に変換されたPALカラー映像
    信号を記憶するためのメモリー装置と、上記映像
    信号を輝度信号と色信号とに分離するためのフイ
    ルタとを有し、上記映像信号に欠陥があつたとき
    には、この欠陥が存在するラインに対して1フイ
    ールド前の空間的に1ライン下の映像信号より色
    信号を上記フイルタにより分離し、この色信号を
    位相反転して輝度信号と合成し、この合成映像信
    号により上記欠陥を補正するようにしたデジタル
    映像信号の処理装置。
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