JPH0734536Y2 - デジタルテ−プレコ−ダ - Google Patents

デジタルテ−プレコ−ダ

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JPH0734536Y2
JPH0734536Y2 JP1985179931U JP17993185U JPH0734536Y2 JP H0734536 Y2 JPH0734536 Y2 JP H0734536Y2 JP 1985179931 U JP1985179931 U JP 1985179931U JP 17993185 U JP17993185 U JP 17993185U JP H0734536 Y2 JPH0734536 Y2 JP H0734536Y2
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JP
Japan
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tape
voltage
tape recorder
converter
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JP1985179931U
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JPS6290405U (ja
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勝義 貫井
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) 本考案はテープレコーダのサーチ方式に係り、特にテー
プ上に信号を斜めに記録するヘリカルスキャニング方式
で、回転ヘッドによりアドレス信号を記録再生する方式
のデジタルテープレコーダに用いて好適なサーチ装置に
関する。
(従来の技術) デジタルテープレコーダにおいて、従来のサーチ方式は
クロック抽出用のフェイズロックループ(以下PLLとい
う)のロック範囲が狭いため(10%程度)、たとえば第
3図に示すように、通常のテープ速度(8.15mm/s)の20
0倍の速度でサーチすると、ヘッド対テープの相対速度
が50%程度変化してしまいPLLがはずれて、信号が全く
読めなくなるので、何らかの方法で相対速度誤差を検出
し、その誤差信号によりドラムの回転を変化させ、ヘッ
ド対テープの相対速度を合わせるようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) したがって、上記従来の方法では、回路が複雑になり高
価であるし、またドラムの制御がテープ速度の速い変化
に追従できないため、信号の読めない所が発生してしま
う等の不都合が生じていた。
本考案は上記した従来方式の欠点に鑑みなされたもの
で、比較的簡単な構成により確実なサーチを行なうデジ
タルテープレコーダを提供するものである。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) 本考案に係るデジタルテープレコーダは、ヘリカルスキ
ャニング方式磁気テープレコーダで回転ヘッドによりア
ドレス信号を記録再生するデジタルテープレコーダにお
いて、テープ上に記録されたクロック信号を抽出するフ
ェイズロックループ回路と、テープガイドの回転数を光
学的に検出する検出手段と該検出手段からの検出信号を
電圧に変換するF/V変換器と該F/V変換器の出力電圧を位
相反転するインバータとからなるテープ速度検出回路
と、前記フェイズロックループ回路の電圧制御発振器
に、通常時基準電圧源の電圧を入力し、サーチの際、巻
戻し方向へのサーチ時には前記F/V変換器の出力電圧を
入力すると共に早送り方向へのサーチ時には前記インバ
ータの出力電圧を入力するようにそれぞれ切り換える切
り換え手段とを備えたものである。
(作用) クロック信号を抽出するPLL回路の電圧制御発振器(以
下VCOという)に、通常時基準電圧源の電圧を入力し、
サーチの際、巻戻し方向へのサーチ時にはF/V換器の出
力電圧を入力すると共に早送り方向へのサーチ時にはイ
ンバータの出力電圧を入力するように切り換えているの
で、VCOの発振周波数が、巻戻し及び早送りサーチ時の
ヘッド対テープの相対速度の変化に追従して変化するた
め、従来方法のようにドラムの回転数を制御する必要が
無く、安定にクロック信号の再生ができ、確実なサーチ
を行なうことができる。
(実施例) 次に、本考案の実施例を第1図及び第2図を参照して説
明する。
第1図は、本発明のデジタルオーディオテープレコーダ
のメカ部の概略図で、テープ速度を検出する一手段を示
している。図において、11は供給リール、12は巻取リー
ル、13は回転ドラム、14及び15は磁気ヘッド、16及び18
はテープガイド、17はピンチローラである。
テープ速度の検出は、テープガイド18上に設けられたス
リーブ19と、発光ダイオード20と、フォトトランジスタ
21とにより行なわれる。すなわち、発光ダイオード20よ
り発せられ、回転するスリーブ19で反射された反射光
を、フォトトランジスタ21で受光することによりテープ
速度に対応する信号を検出するものである。
また、22は磁気テープ、23はキャプスタンでピンチロー
ラ17と共に磁気テープ22を定速駆動する。
第2図は、本発明のデジタルオーディオテープレコーダ
の電気的部分のブロック図である。図において、INは磁
気ヘッド14及び15により再生されたPCM信号が入力され
る入力端、30は信号処理回路、31はPLL回路、OUTは出力
端である。PLL回路31は、位相比較器32と、ローパスフ
ィルタ33と、VCO34と、分周器35とからなり、再生時に
ジッター等を含んだ信号からPCM信号を抜き出すための
クロック信号を再生するものである。
入力端INに入力された再生PCM信号は、信号処理回路30
により信号処理を受けた後出力端OUTに出力されると共
に、PLL回路31にも供給されてクロック信号が再生され
る。
一方、フォトトランジスタ21の出力パルスは、F/V変換
器36により周波数/電圧変換され、テープ速度に対応す
る電圧に変換されて、スイッチ38のREW端子に供給され
る。また、F/V変換器36の出力は、インバータ37に供給
され位相反転されてスイッチ38のFF端子に供給される。
スイッチ38のPLAY端子には基準電圧源39が接続されてい
る。スイッチ38のPLAY、REW、FFの各端子は、それぞれ
テープレコーダの再生、巻戻し及び早送り操作に対応し
て切り換えられ、PLL回路31のVCO34に接続される。
すなわち、サーチ時にテープ速度を変えると、その速度
に比例して巻戻し方向へのサーチ時及び早送り方向への
サーチ時のVCO34の発振周波数を変え、PLL回路31を再生
信号に同期させ、再生信号に同期したクロック信号を再
生するものである。
なお、図示していないが、再生回路のイコライザ定数も
テープ速度に比例して自動的に変えるのはもちろんであ
る。
通常時、スイッチ38はPLAY位置にあるので、基準電圧源
39の電圧がVCO34に供給され、PLL回路31は自走周波数に
ロックされている。
次に、サーチの際、第3図のように巻戻し(REW)方向
へのサーチ時にはヘッド対テープの相対速度が上がって
しまうので再生されるクロック周波数は高くなる。この
時、上記サーチに連動してスイッチ38はREW位置に切り
換えられ、F/V変換器36の電圧がVCO34に入力され、VCO3
4の発振周波数はテープ速度に比例して高くなる。した
がって、PLL回路31は通常時よりも高い周波数にロック
する。
また逆に、第3図のように早送り(FF)方向へのサーチ
時にはヘッド対テープの相対速度が下がるので再生され
るクロック周波数は低くなる。この時、上記サーチに連
動してスイッチ38はFF位置に切り換えられ、インバータ
37の出力電圧、すなわちF/V変換器36の電圧を位相反転
した電圧、がVCO34に入力されるので、VCO34の発振周波
数は通常時より低くなる。したがって、PLL回路31は通
常時よりも低い周波数にロックする。
このように、サーチの際、巻き戻し及び早送り方向への
サーチ時にヘッド対テープの相対速度が変化しても、PL
L回路31はロックがはずれることは無く、常に安定した
クロック再生ができる。
「考案の効果」 以上の説明より明らかなように、本考案に係るデジタル
テープレコーダによれば、サーチの際、従来のように回
転ドラムの回転を制御してヘッド対テープの相対速度を
一定にする必要が無いので、サーチ装置を小型かつ安価
に構成できる。
また、電気的な制御のため、テープ速度変化に対して遅
れがほとんど無く、アドレス信号の読めない部分が少な
くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るデジタルテープレコーダのメカ部
の概略図、第2図は同電気部分のブロック図、第3図は
サーチ時のヘッド対テープの相対速度を表わした図であ
る。 18:テープガイド,19:スリーブ,20:発光ダイオード,21:
フォトトランジスタ,31:PLL回路,34:VCO,36:F/V変換器,
37:インバータ、38:スイッチ,39:基準電圧源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘリカルスキャニング方式磁気テープレコ
    ーダで回転ヘッドによりアドレス信号を記録再生するデ
    ジタルテープレコーダにおいて、テープ上に記録された
    クロック信号を抽出するフェイズロックループ回路と、
    テープガイドの回転数を光学的に検出する検出手段と該
    検出手段からの検出信号を電圧に変換するF/V変換器と
    該F/V変換器の出力電圧を位相反転するインバータとか
    らなるテープ速度検出回路と、前記フェイズロックルー
    プ回路の電圧制御発振器に、通常時基準電圧源の電圧を
    入力し、サーチの際、巻戻し方向へのサーチ時には前記
    F/V変換器の出力電圧を入力すると共に早送り方向への
    サーチ時には前記インバータの出力電圧を入力するよう
    にそれぞれ切り換える切り換え手段とを備えたことを特
    徴とするデジタルテープレコーダ。
JP1985179931U 1985-11-25 1985-11-25 デジタルテ−プレコ−ダ Expired - Lifetime JPH0734536Y2 (ja)

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JPS6290405U JPS6290405U (ja) 1987-06-10
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