JPS6242022Y2 - - Google Patents

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JPS6242022Y2
JPS6242022Y2 JP16104282U JP16104282U JPS6242022Y2 JP S6242022 Y2 JPS6242022 Y2 JP S6242022Y2 JP 16104282 U JP16104282 U JP 16104282U JP 16104282 U JP16104282 U JP 16104282U JP S6242022 Y2 JPS6242022 Y2 JP S6242022Y2
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rain gutter
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girder
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JP16104282U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、雨樋を構成する枠材を所定角度をな
して連結する枠材のコーナー連結ブロツクに関す
るものである。
雨樋を構成する枠材を所定角度をなして突き合
せ連結する装置としては、実開昭55−176902号公
報に示すように、屋根を構成する側枠と前枠と
を、所定角度をなして突き合せ、側枠と前枠との
突き合せコーナー部に、側枠及び前枠の外周面形
状と同一形状の一対の覆片を所定角度で連結した
コーナー連結ブロツクを嵌め込み、コーナー連結
ブロツクで側枠と前枠とを連結するようにしたも
のが知られている。
しかし、この様なコーナー連結ブロツクである
と、側枠と前枠の外周面相互を連結するので、側
枠と前枠との内周側(つまり、雨樋)は相互に連
通した状態となる。
このために、前枠の雨樋に溜つた雨水等が側枠
の雨樋に流れ込んでしまうので、側枠と建物躯体
との雨仕舞いが問題となり、雨仕舞いのための作
業(シール作業)が面倒となる。
つまり、側枠を建物躯体に取付ける際には、シ
ール材を介在させて雨仕舞いせねばならず、その
作業が面倒となつてしまう。
また、一方の枠の雨樋に溜つた雨水等が他方の
枠の雨樋に流れ込んでしまうから、他方の枠の雨
樋に雨水等が集水されてオーバーフローし、流れ
落ちてしまうことがあり、雨樋としての役目を果
せなくなることがある。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであ
り、その目的は、雨樋を構成する一対の枠材を所
定角度をなして突き合せ連結できると共に、一対
の枠材の雨樋相互を不連続にして、一方の雨樋に
溜つた雨水等が他方の雨樋に流れ込むことがな
く、一方の枠材を建物躯体に取付ける際に雨仕舞
い作業する必要がないと共に、一方の枠材の雨樋
に雨水等が集水することがないようにした枠材の
コーナー連結ブロツクを提供することである。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図はサンルームの骨組みのみの分解斜視図
であり、本体部Aと屋根部Bとによつてサンルー
ムを構成している。
本体部Aは、左右一対の取付柱1,1と左右一
対の柱2,2とに亘つて上妻桁3と下妻桁4とを
それぞれ連結して左右側面枠部5をそれぞれ構成
すると共に、左右一対の柱2,2間に亘つて上前
桁6と下前桁7とをそれぞれ連結して前面枠部8
を構成し、上妻桁3と下妻桁4とに亘つて間柱9
が取付けられて側面枠部5を、第1、第2側面枠
部5,5に区画していると共に、上前桁6と
下前桁7とに亘つて中間柱10が取付けられて前
面枠部8を、第1、第2前面枠部8,8に区
画している。
前記左右一対の取付柱1,1の上端部間に亘つ
て取付桁11が連結され、下端部間に根太掛け6
0が連結されている。
屋根部Bは軒桁12に左右一対のはり13,1
3を連結し、左右一対のはり13,13につか1
4,14をそれぞれ連結し、左右一対のつか1
4,14間に棟木15を連結すると共に、棟木1
5と軒桁12に固設したたる木受け16とに亘つ
てたる木17を取付けた構造であり、たる木17
は左右方向に等間隔で複数取付けられて同一幅の
天井枠部18を構成してあると共に、各たる木1
7間に亘つて野縁19がそれぞれ取付けてあり、
いずれか1つの天井枠部18に換気窓20が取付
けてある。
Cは屋根部Bの天井部分を被覆する日除装置で
あり、カバ体21内に設けた巻取機で日除22を
巻き取り、繰り出し自在にしてある。
そして、第2図に示すように、屋根部Bは、軒
桁12、はり13が上前桁6、上妻桁3上に載置
するように本体部Aに取付けられ、左右の第1側
面枠部5,5及び一方の第2側面枠部5
はガラス窓ユニツトDが装着され、他方の第2側
面枠部5にはドアユニツトEが装着してあると
共に、第1、第2前面枠部8,8には引違い
窓ユニツトFがそれぞれ装着してある。
また、屋根部Bにおける隣接するたる木受け1
6間及びたる木17間に透光板Gがそれぞれ装着
してある。
また、両側の補助たる木90及び中央部の補助
たる木90上には日除ガイド部材110がそれぞ
れ取付けられ、左右に隣接する日除ガイド部材1
10間に日除22が摺動自在に取付けてある。
なお、透光板Gは、ガラス板、強化ガラス板、
アクリル板等の樹脂板などのように、室内に太陽
光を採り入れできるものであれば良い。
第3図は第2図の−線断面図であり、前記
上前桁6は、上下壁6a,6bと内外壁6c,6
dとより中空形状となつた本体6′と、該本体
6′の外壁6dに一体形成した雨樋構成壁6″とを
備え、上下壁6a,6bは略平行でかつ略平担と
なり、本体6′の上下面に略平行でかつ略平担な
窓ユニツト取付部をそれぞれ形成している。な
お、下壁6bの中間部には凹溝6eが形成され、
その凹溝6eの両側に、前記窓ユニツト取付部を
それぞれ構成している。
前記雨樋構成壁6″は、下壁6bと同一高さと
なつた略水平な底壁6″aと、該底壁6″aの略先
端より上方に向けて延設した立上り壁6″bとを
備え、該立上り壁6″bと底壁6″aと本体6′の
外壁6dとによつて雨樋イを構成していると共
に、立上り壁6″bの上端は上壁6aよりも若干
低くなつている。
なお、内壁6cの上下には突出片6fがそれぞ
れ一体形成してある。
下前桁7は、上下、内外壁7a,7b,7c,
7dにより中空形状となり、上壁7aには凹溝7
eが形成され、凹溝7eの両側に窓ユニツト取付
部をそれぞれ形成している。なお、内壁7cには
突出片7fが上方に向けて一体形成してある。
そして、上下前桁6,7の下壁6b,上壁7a
には、前記引違い窓ユニツトFの上下枠70,7
1が取付けてあると共に、上前桁6の上壁6aに
は、前記軒桁12が取付けてある。
つまり、上前桁6は、上下面に窓ユニツト取付
部を有し、外面には底壁6″aと立上り壁6″bと
より成る雨樋構成壁6″が一体形成された雨樋を
構成する枠材となつている。
第4図は第2図の−線断面図であり、前記
上妻桁3は、上下壁3a,3bと内外壁3c,3
dとより中空形状となつた本体3′と、該本体
3′の外壁3dに一体形成した雨樋構成壁3″とを
備え、上下壁3a,3bは略平行でかつ略平担と
なり、本体3′の上下面に略平行でかつ略平担な
窓ユニツト取付部をそれぞれ形成している。な
お、下壁3bの中間部には凹溝3eが形成され、
その凹溝3eの両側に、前記窓ユニツト取付部を
それぞれ構成している。
前記雨樋構成壁3″は、下壁3bと同一高さと
なつた略水平な底壁3″aと、該底壁3″aの略先
端より上方に向けて延設した立上り壁3″bとを
備え、該立上り壁3″bと底壁3″aと本体3′の
外壁3dとによつて雨樋ロを構成していると共
に、立上り壁3″bの上端は上壁3aよりも若干
低くなつている。
なお、内壁3cの上下には突出片3fがそれぞ
れ一体形成してある。
前下妻桁4は、上下、左右壁4a,4b,4
c,4dにより中空形状となり、上壁4aには凹
溝4eが形成され、凹溝4eの両側に窓ユニツト
取付部をそれぞれ構成していると共に、内壁4c
には突出片4fが上方に向けて一体形成してあ
る。
そして、上下妻桁3,4の下壁3b、上壁4a
に、前記ガラス窓ユニツトDの上下枠72,73
がそれぞれ取付けてあると共に、上妻桁3の上壁
3aには屋根を構成するはり13が取付けてあ
る。
つまり、上妻桁3は、上下面に窓ユニツト取付
部を有し、外面には底壁と立上り壁とより成る雨
樋構成壁が一体形成された雨樋を構成する枠材と
なつている。
第5図は第3図の−線断面図、第6図は上
妻桁3と上前桁6と柱2との連結部の分解斜視図
であり、上妻桁3の端面(つまり、本体3′の端
面と雨樋構成壁3″の端面)及び、上前桁6の端
面(つまり、本体6′の端面と雨樋構成壁6″の端
面)は45度に切断され、コーナー連結ブロツク3
0で90度の角度に突き合せ連結されている。
該コーナー連結ブロツク30は、仕切板31の
両側面31a,31bの長手方向一側に、一対の
嵌合部32,32を45度にそれぞれ一体形成して
あり、一対の嵌合部32,32は相互に90度とな
つている。
前記嵌合部32は、取付縦壁33と底壁34と
内外縦壁35,36とにより縦断面上向コ字状と
なり、取付縦壁33の上面33aは仕切板31の
上面31cよりも低くなつて段部37を形成して
いると共に、仕切板31の内端面31dは90度に
凹み、外端面31eは90度の尖端形状となり、か
つ仕切板31の外端部及び外端寄下部には張り出
し片38が形成され、該張り出し片38の内面3
8aは、前記雨樋構成壁3″,6″の外周面と同一
形状となつている。つまり、張り出し片38は、
底壁3″a,6″aが載置される横部38と立上
り壁3″b,6″bが当接される縦部38とによ
り、雨樋構成壁3″,6″の外周面形状と同一形状
となつている。
前記仕切板31の下面31fには柱取付片39
が一体形成され、該柱取付片39は、90度となつ
た両側縦片39a,39bによりL型形状となつ
ている。
そして、一対の嵌合部32,32が上妻桁3の
本体3′の中空部及び上前桁6の本体6′の中空部
にそれぞれ嵌め込まれ、上妻桁3の端面及び上横
桁6の端面が仕切板31の両側面31a,31b
の長手方向他側にそれぞれ突き当る。この時、雨
樋構成壁3″,6″の端部外周面は張り出し片38
の内面38aにそれぞれ当接し、雨樋構成壁
3″,6″の端部と仕切板31の両側面とを気密、
水密を保持して連結できる。
この後に、一対の嵌合部32,32の底壁3
4,34を、上妻桁3の下壁3b(つまり、凹溝
3e)にボルト40で固着し、上前桁6の下壁6
b(つまり、凹溝6e)にボルト40′で固着し
て、上妻桁3と上前桁6とをコーナー連結ブロツ
ク30を介して突き合せ連結してある。つまり、
一対の嵌合部32,32が上妻桁3と上前桁6と
を連結するブロツク本体となつている。
この様であるから、上妻桁3の雨樋イと上前桁
6の雨樋ロは、仕切板31の長手方向他側で不連
続となり、上前桁6の雨樋ロに溜つた雨水等が上
妻桁3の雨樋イに流れ込むことがないから、上妻
桁3の建物躯体に取付ける際に雨仕舞い作業をす
る必要がないと共に、反対に上妻桁3の雨樋イに
溜つた雨水等が上前桁6の雨樋ロに流れ込んだり
することがなく、どちらか一方の雨樋イ,ロに雨
水等が集水してオーバーフローし、流れ落ちるこ
とを防止している。つまり、仕切板31の長手方
向他側が雨樋イ,ロを不連続とするコーナー仕切
壁となり、仕切板31の長手方向他側と前記張り
出し片38とにより雨樋連結体となつている。
また、上前桁6の雨樋構成壁6″の底壁6″aの
両端には水抜孔43がそれぞれ形成され、排水用
樋44とそれぞれ連通してあり、雨樋ロに溜つた
(集水)雨水等を両端の水抜孔43より排水用樋
44を通して排水する。
なお、コーナー連結ブロツク30は、柱取付片
39の両側縦片39a,39bを、柱2の内壁2
a,2bの内面にボルト41,42で、それぞれ
固着して柱2に連結され、上妻桁3と上前桁6と
柱2とをコーナー連結ブロツク30で連結してい
る。
また、実施例によれば、枠材の雨樋構成壁の上
端部が本体の上面よりも低い位置であるから、雨
樋に溜つた雨水等は、雨樋構成壁の上端部から外
部にオーバーフローし、本体の上面にはオーバー
フローしないので、室内に流れ込むことがない。
また、本体の上下面は、略平行かつ略平担なる
窓ユニツト取付部となり、雨樋構成壁の上端部は
本体の上面よりも低い位置、底部は本体の下面と
同一高さ、若しくは高い位置であるから、本体の
上下面に窓ユニツトを取付ける際に、雨樋構成壁
が邪魔にならずに、簡単容易に取付けできると共
に、窓ユニツトを安定して取付け支持できる。
本考案に係る枠材のコーナー連結ブロツクによ
れば、ブロツク本体の一対の嵌合部32,32に
より一対の枠材の本体を所定角度で連結でき、コ
ーナー仕切壁によつて一対の枠材の雨樋を不連続
にできるので、雨樋を構成する一対の枠材を所定
角度をなして突き合せ連結できると共に、一対の
枠材の雨樋相互を不連続にでき、一方の雨樋に溜
つた雨水等が他方の雨樋に流れ込むことがないの
で、一方の枠材を建物躯体に取付ける際に雨仕舞
い作業をする必要がないと共に、一方の雨樋に雨
水等が集水してオーバーフローし、流れ落ちるこ
とがなく、雨樋としての機能を十分に発揮させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はサンル
ームの骨組みのみの分解斜視図、第2図は組立て
た状態の斜視図、第3図、第4図は第2図の−
線、−線断面図、第5図は第3図の−
線断面図、第6図は上妻桁と上前桁と柱との連結
部の分解斜視図である。 3は上妻桁、3′は本体、3″は雨樋構成壁、6
は上前桁、6′は本体、6″は雨樋構成壁、31は
仕切板、32は嵌合部、38は張り出し片、イ,
ロは雨樋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空形状の本体3′,6′の外面に雨樋構成壁
    3″,6″を一体形成した一対の枠材3,6を、所
    定角度で突き合せ連結するコーナー連結ブロツク
    30であつて、前記一対の本体3′,6′の中空部
    に嵌合しかつ前記一対の枠材3′,6′の連結角度
    と同一角度となつた一対の嵌合部32,32を備
    えたブロツク本体と、該ブロツク本体の外面に一
    体形成され、前記枠材3′,6′の雨樋構成壁
    3″,6″の外周形状と略同一形状となつたコーナ
    ー仕切壁31とより成る枠材のコーナー連結ブロ
    ツク。
JP16104282U 1982-10-26 1982-10-26 枠材のコ−ナ−連結ブロツク Granted JPS5965134U (ja)

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JP16104282U JPS5965134U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 枠材のコ−ナ−連結ブロツク

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JPS5965134U JPS5965134U (ja) 1984-05-01
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JPS5965134U (ja) 1984-05-01

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