JPS637659Y2 - - Google Patents

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JPS637659Y2
JPS637659Y2 JP1982124437U JP12443782U JPS637659Y2 JP S637659 Y2 JPS637659 Y2 JP S637659Y2 JP 1982124437 U JP1982124437 U JP 1982124437U JP 12443782 U JP12443782 U JP 12443782U JP S637659 Y2 JPS637659 Y2 JP S637659Y2
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wall
girder
frame
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は居間、温室等として利用するサンルー
ムに関するものである。
従来、この種のサンルームは4本の柱間に亘つ
て上下前桁と上下妻桁とをそれぞれ横架連結して
左右側面枠部と前面枠部を構成し、その上部に屋
根部を構成するたる木を直接連結したものである
ので、工場で予じめ製作組立てして取付現場に運
搬するようにすると左右側面枠部と前面枠部と屋
根部が一体となつているから非常に大きくなり、
組立てしたサンルームの運搬が非常に面倒となつ
てしまう。
このために、通常は柱やたる木等を単体として
取付現場に運搬し、取付現場で組立てるようにし
ているので、現場での組立作業が大部分となつて
好ましくない。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであ
り、その目的は、工場で大部分の組立作業を行な
うことができて取付現場での組立作業が著しく簡
単となると共に、取付現場への運搬が容易である
サンルームを提供することである。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図はサンルームの骨組みのみの分解斜視図
であり、本体部Aと屋根部Bとによつてサンルー
ムを構成している。
本体部Aは、左右一対の取付柱1,1と左右一
対の柱2,2とに亘つて上妻桁3と下妻桁4とを
それぞれ連結して左右側面枠部5をそれぞれ構成
すると共に、左右一対の柱2,2間に亘つて上前
桁6と下前桁7とをそれぞれ連結して前面枠部8
を構成し、上妻桁3と下妻桁4とに亘つて間柱9
が取付けられて側面枠部5を、第1、第2側面枠
部51,52に区画していると共に、上前桁6と下
前桁7とに亘つて中間柱10が取付けられて前面
枠部8を、第1、第2前面枠部81,82に区画し
ている。
前記左右一対の取付柱1,1の上端部間に亘つ
て取付桁11が連結されている。
屋根部Bは軒桁12に左右一対のはり13,1
3を連結し、左右一対のはり13,13につか1
4,14をそれぞれ連結し、左右一対のつか1
4,14間に棟木15を連結すると共に、棟木1
5と軒桁12に固設したたる木受け16とに亘つ
てたる木17を取付けた構造であり、たる木17
は左右方向に等間隔で複数取付けられて同一幅の
天井枠部18を構成してあると共に、各たる木1
7間に亘つて横材19がそれぞれ取付けてあり、
いずれか1つの天井枠部18に換気窓20がスラ
イド自在に建込んである。
そして、屋根部Bは本体部Aの上部に取付けら
れる。
Cは屋根部Bの天井部分を被覆する日除装置で
あり、カバ体21内に日除22を巻き取り、繰り
出し自在に巻装してある。
次に各部の詳細を説明する。
第2図は本体部Aの横断面図であり、取付柱1
は、一側が開口した矩形状の左右一対の中空部1
a,1aを連結壁1bで連結して上下方向に連続
した凹陥部1cを有する形状となり、かつ内側に
は突出片1dが長手方向に連続して一体形成して
あると共に、室外側の中空部1a内にパツキング
30を嵌合し、連結壁1bを挿通したボルト31
で躯体Gに取付けられ、パツキング30が躯体G
に圧着して取付柱1と躯体Gとの間の気密を保持
している。
前記柱2は、一対の外側壁2a,2aと一対の
内側壁2b,2bとによつて矩形断面中空長尺材
となり、一対の内側壁2b,2bは相互に直角と
なり、かつ凹陥部2c,2cが上下方向に連続し
て形成してあると共に、一対の内側壁2b,2b
の内側には突出片2d,2dが長手方向に亘つて
一体形成してある。
前記下妻桁4は第3図に示すように、上下、内
外壁4a,4′a,4b,4′bとを備え、矩形断
面中空長尺材となり、上壁4aには凹陥部4cが
長手方向に亘つて形成され、内壁4bには突出片
4dが上方に向けて長手方向に亘つて一体形成し
てあると共に、床材の受け片4eが一体形成して
ある。
そして、下妻桁4の両端部は取付具32を介し
て取付柱1及び柱2に連結してある。
つまり、取付具32は、広巾なる一対の横片3
3,33の巾狭部33a,33aを狭巾にる縦片
34で一体連結したコ字状となり、横片33,3
3が下妻桁4の上下壁4a,4′aにボルト35
で固着され、縦片34が取付柱1及び柱2の凹陥
部1c,2cにボルト36で固着されている。3
7は取付板である。
前記上妻桁3は、上下、内外壁3a,3′a,
3b,3′bを備え、矩形断面中空長尺材となり、
下壁3′aには凹陥部3cが長手方向に亘つて一
体形成され、内壁3bには上下一対の突出片3
d,3dが一体形成されていると共に、外壁3′
bには樋3eが一体形成されている。
そして、上妻桁3の一端はコ字状のブラケツト
38を介して取付柱1に連結してある。
前記間柱9は、板状本体9aの外側に折曲片9
bを一体形成し、内側に突片9cを備えた突出片
9dを一体形成した略T型の長尺材となり、L型
のブラケツト39を介して上妻桁3及び下妻桁4
に連結してある。つまり、L型のブラケツト39
の横壁39aが下妻桁4の凹陥部4cにビスで固
着され、縦壁39bが間柱9の板状体9aにビス
で固着されている。なお、上妻桁3側に同様にし
て連結してある。
この様であるから、取付柱1と上下妻桁3,4
と間柱9とによつて、内側に突出片1d,3d,
4d,9dを備えた第2側面枠部52を形成して
いると共に、柱2と上下妻桁3,4と間柱9とに
よつて、内側に突出片2d,3d,4d,9dを
備えた第1側面枠部51を形成し、取付柱1、柱
2、上下妻桁3,4は側面枠部5の内周壁を形成
する部分に凹陥部1c,2c,3c,4cを備え
ていると共に、それぞれを連結するブラケツトが
凹陥部1c,2c,3c,4cに取付けてあるか
ら、各ブラケツト及び取付用のボルト等が側面枠
部5の内周壁よりも突出することがなく、側面枠
部5にガラス窓、ドア等のユニツト体を外側より
嵌め込んで突出片1d,2d,3d,4dに当接
して位置決めでき、ユニツト体を簡単に取付けで
きる。
つまり、第1側面枠部51には、上下框40,
41と左右竪框42,43とを方形状に框組み
し、その内部にガラス44を上下ガラス押え4
5,46及びパツキン47を介して装着したガラ
ス窓Dが、第1側面枠部51の内周壁(内側壁2
b、折曲片9b、突片9c、下壁3′a、上壁4
a)に沿つて外側から嵌め込まれて、各框の内壁
40a,41a,42a,43aが突出片2d,
3d,4d,9dに押しつけられて位置決めして
取付けてあると共に、各框の外側にはシール材取
付溝40b,41b,42b,43bが4周連続
して形成され、各シール材取付溝40b,41
b,42b,43bに連続して装着したシール材
48が第1側面枠部51の内周壁における外側に
圧着して気密、水密を保持している。
また、一方の第2側面枠部52には、前述と同
様なガラス窓Dが取付けられ、他方の第2側面枠
部52には、ドアEが取付けてある。
前記ドアEは、上下、左右竪枠50,51,5
2,53を方形状に枠組みしたドア枠54にドア
55を蝶番56で開閉自在に装着したものであ
り、ドア枠54が前述と同様に第2側面枠部52
に、外側から嵌め込まれて各枠の内壁50a,5
1a,52a,53aが各突出片1d,9d,3
d,4dに当接して位置決めされると共に、各枠
の外側にはシール材取付溝50b,51b,52
b,53bが4周連続して形成され、各シール材
取付溝50b,51b,52b,53bにシール
材57が4周連続して装着してあり、各シール材
57が第2側面枠部52の内周壁の外側に圧着し
て、気密、水密を保持している。
58は間柱9の折曲片9bに外側から嵌着され
た押え片であり、押え片58の両端側に装着した
シール材59,59が前記竪框42,43の外壁
42c,43c及び竪框43の外壁43c、竪枠
53の外壁52cにそれぞれ圧着している。
以上の様であるから、ガラス窓D、ドアEを第
1、第2側面枠部51,52に外側から位置決めし
て簡単に取付けできる。
また、前記下前桁7は、上下壁7a,7′aと
内外壁7b,7′bとによつて矩形断面長尺材と
なり、上壁7aには凹陥部7cが形成され、内壁
7bには突出片7dが上向に形成してあると共
に、内壁7bの下部には張り出し片7eが一体形
成され、張り出し片7eには凹条溝7fが形成し
てある。つまり、下妻桁4と略同一形状となつて
いる。
そして、下前桁7は柱2の内側壁2bに、下妻
桁4と同様に取付具32を介して突き当て連結さ
れていると共に、張り出し片7eと躯体に取付け
た根太掛け60の張り出し片61とに亘つて根太
62が載置され、凹条溝7f及び張り出し片61
の凹条溝63に取付けたボルト64で締付け固定
してあり、該根太62と前記下妻桁4の受け片4
eとに亘つて図示しない床材が載置して取付けら
れる。
上前桁6は上下壁6a,6′aと内外壁6b,
6′bとにより矩形断面長尺材となり、下壁6′a
には凹陥部6cが形成され、内壁6bの上下には
突出片6dが一体形成してあると共に、外壁6′
bには樋6eが一体形成してあり、前記上妻桁3
と同一形状となつている。
前記中間柱10は、板状本体10aの外側に折
曲片10bを一体形成し、内側に突片10cを備
えた突出片10dを一体形成した略T型の長尺材
となり、前記の間柱9と同様にL型のブラケツト
39を介して上前桁6及び下前桁7に連結してあ
る。つまり、L型のブラケツト39の横壁39a
が下前桁7の凹陥部7cにビスで固着され、縦壁
39bが中間柱10の板状本体10aにビスで固
着されている。なお、上前桁6側に同様にして連
結してある。
この様であるから、左右の柱2と上下前桁6,
7と中間柱10とによつて、内側に突出片2d,
6d,7d,10dを備えた第1、第2前面枠部
1,82を形成していると共に、柱2、上下前桁
6,7は前面枠部8の内周壁を形成する部分に凹
陥部2c,6c,7cを備えていると共に、それ
ぞれを連結するブラケツトが凹陥部2c,6c,
7cに取付けてあるから、各ブラケツト及び取付
用のボルト等が前面枠部8の内周壁よりも突出す
ることがなく、前面枠部8にガラス窓、引違い窓
等のユニツト体を、外側より嵌め込んで突出片2
d,6d,7d,10dに当接して位置決めで
き、ユニツト体を簡単に取付けできる。
つまり、第1前面枠部81には、前記のガラス
窓Dと同様に、上下框40,41と左右竪框4
2,43とを方形状に框組みし、その内部にガラ
ス44を上下ガラス押え45,46及びパツキン
グ47を介して装着したガラス窓Dが、第1前面
枠部81の内周壁(内側壁2b、板状本体10a、
下壁6′a、上壁7a)に沿つて外側から嵌め込
まれて、各框の内壁40a,41a,42a,4
3aが突出片2d,6d,7d,10dに押しつ
けられて位置決めして取付けてあると共に、各框
の外側にはシール材取付溝40b,41b,42
b,43bが4周連続して形成され、各シール材
取付溝40b,41b,42b,43bに連続し
て装着したシール材48が第1前面枠81の内周
壁における外側に圧着して気密、水密を保持して
いる。
また、第2前面枠部82には引違い窓Fが取付
けてある。
前記引違い窓Fは、上下、左右竪枠70,7
1,72,73を方形状に枠組みした窓枠74に
内外障子75,76を引違いに建込んだものであ
り、窓枠74が前述と同様に第2前面枠部82に、
外側から嵌め込まれて各枠の内壁70a,71
a,72a,73aが各突出片2d,10d,6
d,7dに当接して位置決めされると共に、各枠
の外側にはシール材取付溝70b,71b,72
b,73bが4周連続して形成され、各シール材
取付溝70b,71b,72b,73bにシール
材77が4周連続して装着してあり、各シール材
77が第2前面枠部82の内周壁の外側に圧着し
て、気密、水密を保持している。
78は中間柱10の折曲片10bに外側から嵌
着された押え片であり、押え片78の両端側に装
着したシール材79,79が前記竪框43の外壁
43c及び竪枠72の外壁72cにそれぞれ圧着
している。
以上の様であるから、ガラス窓D、引違い窓F
を第1、第2前面枠部81,82に外側から位置決
めして簡単に取付けできる。
前記上妻桁3と上前桁6とは、対向端面が45度
切断されて、連結具801を介して突き合せ連結
してあり、連結具801は上向コ字状の本体811
を90度に折曲した形状で、その一端側81′1が上
妻桁3内に嵌合され、他端側81″1が上前桁6内
に嵌合されていると共に、各底壁811aが下壁
3′a,6′aにボルト82で固着してある。
これにより、各樋3e,3e及び6eはコ字状
に連続して本体部Aの上部3方向に連続して外方
に張り出して、屋根部Bより流れ落ちた雨水等を
集水し、図示しない雨樋を伝わつて地面に排水す
るようにしてある。
なお、上妻桁3の樋3eの躯体側を適宜キヤツ
プで閉塞しても良い。
前記軒桁12は内、外壁12a,12bを連結
壁12cで連結し、連結壁12cに取付片12d
を一体形成したものであり、はり13は内、外壁
13a,13bを連結壁13cで連結したもので
あり、はり13の一端面が軒桁12の内壁12a
に突き合せて連結してあると共に、他端面はつか
14に突き合せ連結してある。該つか14は前記
竪框43と同一形状となつている。
そして、軒桁12と左右一対のはり13,13
とは、前記本体部Aの上前桁6と左右一対の上妻
桁3・3の上壁6a,3a,3aに載置連結さ
れ、つか14は取付柱1の内壁に当接し、各内壁
12a,13a,13a,14a,14aが各突
出片6d,3d,3d,1d,1dに当接して、
位置決め連結されると共に、各外壁12b,13
b,13b,14b,14bにはシール材取付溝
12e,13e,13e,14e,14eが4周
連続して形成され、各シール材取付溝12e,1
3e,13e,14e,14eにシール材80が
それぞれ装着してあり、各上壁6a,3a,3a
及び内壁に圧着して気密、水密を保持している。
この様であるから、屋根部Bを本体部Aに、上前
桁6、上妻桁3、取付柱1の突出片6d,3d,
1dを基準面として位置決めして簡単に取付けで
きる。
前記左右両側に位置するたる木受け16′,1
6′は、一対の外側壁16′a,16′aと一対の
内側壁16′b,16′bとにより中空長尺材とな
り、一方の外側壁16′aには凹陥部16′cが形
成され、一方の内側壁16′bには係止片16′d
が形成され、他方の内側壁16′bには凹部1
6′eと内向凹条溝16′fとが形成され、たる木
受け16′の下端は前記軒桁12の連結壁12c
に立設固定してあると共に、たる木受け16′の
上端と前記つか14の上端部とに亘つて左右両側
に位置するたる木17′が連結してある。
該たる木17′は、一対の外壁17′a,17′
aと一対の内側壁17′b,17′bとにより中空
長尺材となり、一方の外側壁(上壁)17′aに
は凹陥部17′cが形成され、一方の内側壁1
7′bには係止片17′dが形成され、他方の内側
壁(下壁)17′bには凹部17′eと内向凹条溝
17′fとが形成されている。つまり、前記たる
木受け16′と同一形状となつている。
そして、たる木17′の一端面が、たる木受け
16′の他端面と突き合せ連結され、他端がつか
14の上端部に連結してある。
これにより、たる木受け16′とはり13とつ
か14とたる木17′とにより側面枠81を形成
し、この側面枠81にはパネル体となるガラス8
2が装着してある。
該ガラス82はたる木受け16′とたる木1
7′とつか14の凹部16′e,17′e,14c
にパツキング83で装着され、はり13にはガラ
ス押え84、パツキング85で装着してある。
前記中間部に位置するたる木受け16及びたる
木17は、両側壁16a,16a,17a,17
aと両端壁16b,16b,17b,17bとを
備え、両側壁16a,16a,17a,17aに
は凹陥部16cがそれぞれ形成され、両端壁16
b,16b,17b,17bには一対の係止片1
6d,16e,17d,17eがそれぞれ形成さ
れて、たる木受け16とたる木17とは同一形状
となつている。
そして、たる木受け16の下端面は軒桁12の
連結壁12cに連結され、上端面はたる木17の
一端面と突き合せ連結してあり、たる木17の他
端面は棟木15に連結してあると共に、棟木15
は躯体G及び取付桁11の突出壁11aに取付け
てある。
そして、隣接するたる木17′,17′,17,
17間に亘つて連結された横材19によつて第
1、第2天井枠部181,182を形成し、任意の
1つの天井枠部182を残して第1、第2天井枠
部181,182にはパネル体となるガラス86が
それぞれ装着されていると共に、ガラス86が装
着されていない第2天井枠部182には換気窓2
0が第1天井枠部181のガラス86の上方まで
スライド自在に装着されている。
つまり、相対向したたる木受け16′,16及
び16,16の対向した係止片16′d,16d
及び16d,16dと、凹陥部16′c,16c
にビス固着した押縁87,87との間にガラス8
6の下端部がパツキング88,88を介して装着
され、ガラス86の下端部は軒桁12の係止片1
2dに取付部材89を介して装着してあると共
に、ガラス86の上端側は相対向したたる木1
7′,17及び17,17の、対向した係止片1
7d′,17d及び17d,17dと、たる木1
7′,17に固着した補助たる木90,90との
間にパツキング91,91を介して装着して、あ
る。
このようであるから、屋根部Bの周囲はガラス
82,86で覆われ、太陽エネルギーを十分に室
内に採り入れることができる。
また、雨水等はガラス82,86を伝わつて樋
3e,6eに流れ落ちて集水された後に排水され
る。
前記補助たる木90は上下壁90a,90bと
左右壁90c,90cとを有し、下壁90bが左
右壁90c,90cよりも側方に張り出して、前
記パツキング91を押えていると共に、一対の突
片92,92が一体形成され、この一対の突片9
2,92がたる木17′,17の凹陥部17′c,
17cに嵌合されて、ビスで固着してあり、上壁
90aには凹部93が形成してあると共に、前記
下壁90bの両端は上向に折曲してレール94を
それぞれ形成している。
このようであるから、相隣接する補助たる木9
0,90間には同一間隔でレール94,94が、
ガラス86の上方位置に対向形成されることにな
り、前記換気窓20を任意の補助たる木90,9
0間、つまり、任意の天井枠部18にスライド自
在に装着でき、換気を最も必要とする部分に換気
窓20を装着できるので、最も効率良く部屋内を
換気できる。
つまり、換気窓20は左右框100,101と
前後框102,103とを方形状に框組みし、そ
の内部にガラス104を装着したものであり、左
右框100,101には前記一対のレール94,
94に摺接する戸車105,105がそれぞれ装
着されてスライド自在となつていると共に、前框
102には日除22のガイド体106が取付けて
あり、補助たる木90の一端開口部にはカバ体1
07が着脱自在に取付けてあつて、補助たる木9
0,90間より換気窓20を取外し、装着できる
ようにしてある。
前記左右に装置する補助たる木90,90と中
間に位置する補助たる木90の上壁90aには日
除ガイド部材110が着脱自在にそれぞれ取付け
てある。
該日除ガイド部材110は、上下壁110a,
110bと一対の連結壁110c,110cとに
よつて左右一対のガイド溝111,112を形成
していると共に、下壁110bには一対の突片1
13,113が一体形成してあり、この一対の突
片113,113を補助たる木90の凹部93に
嵌合して固着してある。
そして、相隣接する日除ガイド部材110,1
10の対向したガイド溝112,111間に、軸
杆114の両端に設けたローラ115,115が
摺動自在に嵌挿されていると共に、軸杆114に
日除22の一端が連結されている。
なお、換気窓20の左右框100,101に装
着したシール材108,108は、前記日除ガイ
ド部材110の下壁110b及び補助たる木90
の凹部93に嵌合してビス固着された押縁109
にそれぞれ摺接している。
前記日除装置Cのカバ体21は、前記日除ガイ
ド部材110と躯体とに亘つて取付けてある。
このようであるから、日除22をガラス86の
内側に取付けできる。
つまり、第10図に示すように、各日除ガイド
部材110を取外し、一つの日除ガイド部材11
0を上下反転してたる木17の側壁17aに、そ
の突片113,113を凹陥部17cに嵌合しか
つビスで固着して取付け、左右のたる木17′の
凹条溝17′fと日除ガイド部材110のガイド
溝111とに軸杆114のローラ115,115
を摺動自在に嵌挿すれば良い。
この時には、第11図に示すように、日除装置
Cのカバ体21を棟木15の下方の躯体に取付け
れば良い。
また、補助たる木90及び日除ガイド部材11
0に沿つて流れた雨水等は、カバ体107及びカ
バ体116の排水孔(図示せず)より上前桁6の
樋6eに落下する。
以上の実施例では、日除22をシール状とした
が、日除22をよしず状とした場合には、日除ガ
イド部材110を第12図に示す形状とすれば良
い。
また、第13図に示すように、たる木17,1
7′を彎曲させて直接軒桁12に連結すると共に、
補助たる木90及び日除ガイド部材110を湾曲
させて、屋根部Bを湾曲した形状としても良い。
この場合には、補助たる木90、日除ガイド部
材110の彎曲部分における直線状部分を延長し
た個所を切欠いて、その切欠部にストツパを着脱
自在に設けて換気窓20を取外し、装着できるよ
うにすれば良い。
本考案は以上の様になり、本体部Aと屋根部B
とを工場で予じめ製作組立でき、取付現場では本
体部Aに屋根部Bを取付けるだけで良いから、工
場で大部分の組立作業を行なうことができて取付
現場での組立作業が著しく簡単となる。
また、本体部Aと屋根部Bとを別々に製作組立
し、本体部Aと屋根部Bとを別々に運搬できるか
ら、取付現場への運搬が容易となる。
また、屋根部Bの左右のはり13,13を本体
部Aの左右上妻桁3,3の上面に、軒桁12を上
前桁6の上面に、左右のつか14,14を左右の
取付柱1,1の上妻桁3より上方に突出した突出
部分の前面にそれぞれ載置・当接して屋根部Bを
本体部Aに連結するので、その連結作業が簡単と
なると共に、連結強度が大きくなる。
しかも、左右のはり13,13、軒桁12、左
右のつか14,14の外側に形成したシール材取
付溝13e,13e,12e,14e,14eに
シール材80をそれぞれ装着し、各シール材80
を左右の上妻桁3,3の上面、上前桁6の上面、
左右の取付柱1,1の突出部分の前面にそれぞれ
圧接したので、屋根部Bと本体部Aとの連結部を
シール材80でシールして雨水等が侵入すること
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はサンル
ームの骨組みのみの分解斜視図、第2図は本体部
の横断面図、第3図、第4図、第5図は第2図の
−線、−線、−線断面図、第6図は
屋根部の縦断面図、第7図、第8図、第9図は第
6図の−線、−線、−線断面図、第
10図は第7図において日除を内側に取付けた状
態の説明図、第11図は日除装置の取付説明図、
第12図は日除をよしず状とした場合の説明図、
第13図は屋根部の他の実施例の縦断面図であ
る。 Aは本体部、Bは屋根部、1は取付柱、2は
柱、3,4は上下妻桁、5は側面枠部、6,7は
上下前桁、8は前面枠部、12は軒桁、13はは
り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の取付柱1,1と左右の柱2,2とを左右
    の上妻桁3,3と左右の下妻桁4,4で連結して
    左右の側面枠部5を構成し、前記左右の柱2,2
    を上前桁6と下前桁7で連結して前面枠部8を構
    成すると共に、左右の上妻桁3,3と上前桁6の
    上面を連続した同一面とした本体部A、前記本体
    部Aの左右の上妻桁3,3及び上前桁6の上面に
    載置する左右のはり13,13及び軒桁12と、
    左右の取付柱1,1の上妻桁3より上方に突出し
    た部分に当接する左右のつか14,14を有する
    屋根部Bとを備え、前記屋根部Bの左右のはり1
    3,13と軒桁12と左右のつか14,14の外
    側にシール材取付溝13e,13e,12e,1
    4e,14eを連続してそれぞれ形成すると共
    に、各シール材取付溝13e,13e,12e,
    14e,14eにシール材80をそれぞれ装着
    し、この各シール材80が本体部Aの左右の上妻
    桁3,3の上面、上前桁6の上面、左右の取付柱
    1,1の突出部分の前面に圧接するように本体部
    Aに屋根部Bを載置して両者を連結したことを特
    徴とするサンルーム。
JP12443782U 1982-08-19 1982-08-19 サンル−ム Granted JPS5930464U (ja)

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JP7096126B2 (ja) * 2018-10-10 2022-07-05 Ykk Ap株式会社 屋根構造体

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JPS51111721A (en) * 1975-03-26 1976-10-02 Sekisui Chemical Co Ltd Construction method of house with gradient roof

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