JPS6329779Y2 - - Google Patents

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JPS6329779Y2
JPS6329779Y2 JP19458282U JP19458282U JPS6329779Y2 JP S6329779 Y2 JPS6329779 Y2 JP S6329779Y2 JP 19458282 U JP19458282 U JP 19458282U JP 19458282 U JP19458282 U JP 19458282U JP S6329779 Y2 JPS6329779 Y2 JP S6329779Y2
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JP
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rafter
gutter
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JP19458282U
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、金属製の型材を用いたサンルームや
温室等の屋根に設ける透明板を互いに結合する装
置に関する。
従来技術 建屋の躯体から室外に向けて複数の垂木を互い
に平行に設け、ガラス板等の屋根用透明板を前記
垂木の上面において互いに結合するようにしたサ
ンルームは、一般に、塩化ビニールのような弾性
材料で作られた帯状の気密材を垂木にその長手方
向に沿つて載置し、この気密材に結合すべき屋根
用透明板の端縁部を互いに間隔をおいて載置し、
屋根用透明板の間及び気密材を嵌通して垂木にね
じ込まれたねじにより垂木に取付けられた金属製
の帯状の押え部材により屋根用透明板を気密材に
向けて押圧し、押え部材と屋根用透明板の間をコ
ーキング材等でシールして、屋根用透明板の結合
部から雨水等が室内に入り込むことを防止してい
る。
しかし、このように押え部材と屋根用透明板の
間をシール材で密閉しても、シール材が劣化する
と、雨水が押え部材と屋根用透明板の間を介して
室内に入り込んでしまう。
考案の目的 本考案は、たとえシール材の劣化により雨水等
の押え部材と屋根用透明板の間から室内に入り込
んでも、入り込んだ水が床等に流下又は滴下する
ことがない屋根用透明板の結合装置を提供するこ
とを目的とする。
考案の構成 本考案によれば上記目的は、上面幅方向におけ
る中央に長手方向に延びる凹溝を有する気密材
と、下部両側に長手方向に延びる樋を有する垂木
とを用いて雨仕舞を二重にすることにより達成さ
れる。
実施例の説明 第1図ないし第5図を本考案サンルームに適用
した場合の実施例を示す。
図において、1はむね木、2は野縁、3は垂
木、4は側木、5は無目、6は妻梁、7は嵌殺し
窓、8は引違い戸、9は引き戸、10は屋根ガラ
ス等の屋根用透明板(以下、透明板という)であ
る。むね木1、野縁2、垂木3、側木4、無目5
及び妻梁7は金属製の型材であり、嵌殺し窓7、
引違い戸8及び引き戸9は金属製の型材を用いて
作られている。
むね木1は第2図に示すように、2本の型材1
1,12で構成されており、一方の型材11はボ
ルト22により躯体13に取付けられている。他
方の型材12は、下端部において型材11にねじ
24により固着され、上端部においてボルト23
により躯体13に取付けられている。型材12の
室外側には3個の係止条14,15,16が長手
方向に互いに平行に形成されている。係止条14
と15の間は透明板10の装着部17になつてお
り、透明板10はその端縁部が前記装着部17に
嵌入されて長尺のガスケツト18により装着され
ている。透明板10と係止条14の間はシール材
19が充填されて水密に保たれている。係止条1
5と16の間は垂木3の装着部20になつてお
り、垂木3はその端部が前記装着部20に挿入さ
れてねじ25により型材12に連結されている。
型材12の上端と躯体13は気密材21により水
密にされている。
各野縁2は、その一つを第2図に示すように、
角筒状をした野縁主体30の下端両側部にL字状
の樋31,31を長手方向に有し、上面の幅方向
中央に凹溝32を長手方向に有している。
野縁2の上側には塩化ビニール等の弾性材料で
作られた長尺の気密材33が各々長手方向に設け
られている。気密材33は、第2図に示すよう
に、野縁主体30の凹溝32に嵌合する突状34
を下面の幅方向における中央に、凹溝35を上面
の幅方向における中央部に各々長手方向に沿つて
有しており、凹溝35においてねじ36により野
縁2に固定されている。気密材33の凹溝35の
両側には中空部37が長手方向に形成されてい
る。
気密材33には互いに結合すべき透明板10が
互に間隔をおいて載置されている。各透明板10
は、端縁部が気密材33の中空部37の上部に位
置している。結合すべき透明板10の間及び気密
材33の凹溝35はシール材38が充填されてこ
の部分が水密に保たれている。
垂木3は、第3図にその一つを示すように、角
筒状をした垂木主体40と、この垂木主体31の
下面にねじ42により固着された樋部材41とで
構成されている。垂木主体40は、上面と下面の
幅方向における中央に凹溝43,44を各々長手
方向に有している。樋部材41は、L字状をした
樋45,45と支持片46,46を両側部長手方
向に上下2段に有しており、また幅方向における
中心線を介して対面する2本の突状47,47が
上面長手方向に形成されて、突状47,47が垂
木主体40の下面の凹溝43に入り、樋45と支
持片46が垂木主体40の側方に突出する状態に
垂木主体40に固着されている。樋41を垂木主
体40に固着しているねじ42は、突状47,4
7の間の個所を貫通している。上段に位置する樋
部材45,45の下面には支持片46,46の立
上り端縁と対面する垂下条48が形成されてい
る。
各垂木3の上側にも塩化ビニール等の弾性材料
で作られた長尺の気密材49が各々長手方向に設
けられている。この気密材49も、野縁2の上側
に設けられた気密材33と同様に、垂木主体40
の凹溝44に嵌入する長手方向に延びる突状50
を下面幅方向中央部に、長手方向に延びる凹溝5
1を上面幅方向中央部に有し、かつ凹溝51の両
側部に長手方向に延びる中空部52が各々形成さ
れている。
気密材49には互いに結合すべき透明板10が
互いに間隔をおいて載置されており、各透明板1
0は長尺の押え部材53により気密材49に押圧
されている。
押え部材53は、幅方向における中央部分が上
方開口のコ字状に形成された押え板54と、この
押え板54の凹溝56と嵌合して凹溝56を密封
する蓋55とからなり、結合すべき透明板10の
間及び気密材49の凹溝51を通つて気密材49
を貫通するねじ57により押え板54が垂木3に
固着されている。押え板54と透明板10の間は
シール材58が充填されて水密に保たれている。
各垂木3は、室外側が下方となるように傾斜し
ており、かつ室外側端部において弧状に湾曲され
て、無目5の上側に連結されている。また、気密
材49も垂木3に沿つて設けられて無目5の上側
に達している。
各側木4は、その一方を第4図に示すように、
凸形断面の側木主体60と樋部材61とからなつ
ている。側木主体60は、柱62の上端部にねじ
63により固着された連結片64が中空部に嵌入
しており、この連結片64にねじ65により固着
されている。
側木主体60の下面には嵌殺し窓7のガラス6
6をガスケツト67により嵌着する凹部68が形
成されており、側面には透明板10の装着部69
が形成されている。
透明板10はその端縁部が装着部69に挿入さ
れて長尺のガスケツト70により装着されてい
る。透明板10と側木主体60の上部の係止条7
1の間は、シール材72が充填されて水密に保た
れている。
樋部材61は、L字状をした長尺の樋73と支
持片74を上下2段に基部75から水平に有して
おり、基部75の上端部においてねじ76により
側木主体60に連結されている。樋73の下面に
は、支持片74の立上り端部と対面する垂下条7
7が形成されている。
各野縁2の垂木3側の端部は、第2図及び第3
図に示すように、垂木3にねじ81により固着さ
れた平面コ字状の取付部材80が嵌入し、この取
付部材80の脚部にねじ込まれたねじ80により
垂木3の側部に連結されている。同様に各野縁2
の側木3側の端部も、ねじ83により側木に固着
された平面コ字状の取付部材84が嵌入し、この
取付部材84の脚部にねじ込まれたねじ85によ
り側木4に連結されている。
各野縁2の樋31は、第3図及び第4図に示す
ように、垂木3側端部及び側木4側端部が切除さ
れて樋31を流れる水が切除部86から樋45,
73に滴下するようになつている。
無目5は、角筒状をした無目主体90の室外側
に雨樋91を一体に有し、無目主体90の上側に
嵌殺し枠92を設けている。嵌殺し枠92は、室
外側の立上壁93と94により上方開口の凹溝9
6を、室内側に立上壁94と95により下方開口
の凹溝97を有している。立上壁94と95を連
結している壁98と立上壁93には、水抜き孔9
9,100が長手方向の複数個所に形成されてい
る。
凹溝96は、透明板10の装着部であり、透明
板10はその端縁部が凹溝96に挿入されてゴム
等の弾性部材で作られたガスケツト101及びバ
ツクアツプ材110により嵌殺しの状態に装着さ
れている。透明板10及びバツクアツプ材110
の下側には、スペーサ111が互いに離間して複
数個設けられている。透明板10と立上壁93の
間は、シール材102が充填されて水密に保たれ
ている。ガスケツト101は、嵌殺し枠92に沿
つて設けられているが、長手方向の複数個所で切
断されて、切除部(図示せず)から水が凹溝96
に流下するようになつている。
壁98には側面コ字状をした取付部材103が
ねじ104により取付けられている。この取付部
材103は垂木3の垂木主体40に嵌入され、ね
じ105により垂木3と上枠92を連結してい
る。
垂木3の上枠92側の端部は第1の樋45が無
目主体90の室内側の立上壁106の室外側とな
るように、垂下条48が立上壁106に当接して
いる。
垂木主体90と上枠92は、ねじ107により
互いに連結されている。
無目主体90の下側のうち、引違い窓8に対応
する個所には引違い窓8の上枠108が、嵌殺し
窓7に対応する個所には嵌殺し窓7の上枠(図示
せず)が各々固着されている。
109は、垂木3及び側木4の支持片46,7
4に取付けられた日除けである。
側木5の無目5側の端部は、図示してはいない
が無目主体90の上面に位置し、取付部材80と
同種の取付部材により立上壁106よりも室外側
に連結されている。
なお、透明板10が垂木3に沿つて連続する長
尺の一枚板の場合は、野縁2が不要である。ま
た、雨樋91は嵌殺し枠92と一体にしてもよ
く、また垂木主体90と嵌殺し枠92を一体にし
てもよく、さらには垂木主体90、雨樋91及び
嵌殺し枠92を一体にしてもよい。
このサンルームにおいて、透明板10は、中空
部52を有する弾性材料製の気密材49を垂木の
上側に設けているから、気密材49の弾発力によ
り確実に結合される。
次にシール材36,58,72及び102の劣
化により侵入した雨水の雨仕舞について説明す
る。
先ず、シール材58の劣化により侵入した雨水
は、気密材49が上面幅方向中央を長手方向に延
びる凹溝51を有するから(第3図)、この凹溝
51に沿つて流れて無目5の上側に設けた嵌殺し
枠92の凹溝96に達し、凹溝96からスペーサ
111の間及び水抜き孔100を介して雨樋91
に排出する(第5図)。また、気密材49の凹溝
51から水が溢れても、その水は垂木3に設けた
樋45に流下又は滴下し(第3図)、この樋45
を流れて無目5の上側に設けた嵌殺し枠92に達
し(第5図)、ガスケツト101の切除部、凹溝
96及び水抜き孔100を介して雨樋91に排出
される(第5図)。
この際、嵌殺し枠92に達した水は、嵌殺し枠
92の室内側の立上壁99により室内に流下する
ことを阻止される。
なお、たとえ水がねじ107を介して凹部97
に入り込んだとしても、この水は、無目主体90
と嵌殺し枠92の間を通つて雨樋91に排出され
る。また、水がねじ107を介して無目主体90
内に入り込んだとしても、この水は、無目主体9
0が一般に柱112にまで延びているから、無目
主体90内を流れて室外に排出される。
上述の実施例では、ガスケツト101を長手方
向における複数個所で切断してその切除部を水抜
き用の隙間としているが、ガスケツトの長手方向
の複数個所を切除して上下に続く凹溝を形成し、
この凹溝を水抜き用の隙間にしてもよい。
野縁2の個所のシール材38の劣化により侵入
した雨水は、気密材33から野縁2に設けた樋3
1に流下又は滴下し、この樋31を流れて野縁2
の端部の切除部86から垂木3や側木4の樋4
5,73に流下又は滴下して前述と同様に雨樋9
1に排出される。
側木4の個所のシール材72の劣化により侵入
した雨水は、装着部69を無目5側に流れ、無目
主体90の上部から雨樋91に排出される。ま
た、装着部69のガスケツト70を介して侵入し
た水は樋73に沿つて無目5側に流れ、無目主体
90の上部から雨樋91に排出される。
考案の作用、効果 以上のように本考案は、上面幅方向における中
央に長手方向に延びる凹溝を有する気密材と、下
部両側に長手方向に延びる樋を各々有する垂木と
を用いているから、シール材の劣化により侵入し
た雨水はまず気密材の前記凹溝を流れて排出さ
れ、またたとえ前記凹溝から水が溢れてもその水
は垂木の前記樋を流れて排出され、従つて前記雨
水等が床に滴下又は流下することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる結合装置を用いたサン
ルームの一実施例を示す斜視図、第2図は第1図
の−線断面図、第3図は第1図の−線断
面図、第4図は第1図の−線断面図、第5図
は第1図の−線断面図。 3:垂木、40:垂木主体、41:樋部材、4
5:樋、49:気密材、51:凹溝、57:ね
じ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 気密材を垂木の上側に長手方向に設け、この気
    密材に結合すべき屋根用透明板の端縁部を互いに
    間隔をおいて載置し、前記屋根用透明板の間及び
    前記気密材を通つて垂木に達するねじによつて前
    記垂木に取付けられた押え部材により前記屋根用
    透明板を前記気密材に向けて押圧してなる屋根用
    透明板の結合装置において、前記気密材は上面幅
    方向の中央に長手方向に延びる凹溝を有し、前記
    垂木は下部両側に長手方向に延びる樋を各々有す
    ることを特徴とする屋根用透明板の結合装置。
JP19458282U 1982-12-22 1982-12-22 屋根用透明板の結合装置 Granted JPS5998028U (ja)

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JP19458282U JPS5998028U (ja) 1982-12-22 1982-12-22 屋根用透明板の結合装置

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JP19458282U JPS5998028U (ja) 1982-12-22 1982-12-22 屋根用透明板の結合装置

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JPS5998028U JPS5998028U (ja) 1984-07-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH067131Y2 (ja) * 1988-03-23 1994-02-23 株式会社丸八産業 天窓等の窓装置

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JPS5998028U (ja) 1984-07-03

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