JPS6236822Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6236822Y2
JPS6236822Y2 JP18272184U JP18272184U JPS6236822Y2 JP S6236822 Y2 JPS6236822 Y2 JP S6236822Y2 JP 18272184 U JP18272184 U JP 18272184U JP 18272184 U JP18272184 U JP 18272184U JP S6236822 Y2 JPS6236822 Y2 JP S6236822Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
obi
pillow
belt
pillow body
hook
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18272184U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6198818U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18272184U priority Critical patent/JPS6236822Y2/ja
Publication of JPS6198818U publication Critical patent/JPS6198818U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6236822Y2 publication Critical patent/JPS6236822Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bedding Items (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、帯の太鼓結びに使用する帯枕に関す
るものである。
従来の太鼓結びには、年輩者、和服通に人気の
ある角出し結びのほか、扇結び、乙女結び、変わ
り結び、即ち京太鼓、しだれ文庫、片羽根太鼓、
二枚扇、ヤング太鼓などがあるが、これらは、一
人で結ぶことが難しいか、一人では結べないとさ
れており、また結べても、結ぶ過程や結び終つた
後で、型崩れしやすいなどの欠点があつた。
本考案は、一つの帯枕でいろいろな太鼓結びを
一人で思いのままに結ぶことができる帯枕を提供
しようとするものである。
以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明す
ると、第1図及び第2図において1は帯枕本体
で、上辺には、帯枕本体1のふくらみを加減する
ための詰物を出し入れする開口部2を設けてあ
る。3,3は帯枕本体1の左右両端に縫い付けた
紐、4は帯枕本体1の表面においてその中心部か
ら左右両端付近にあてがつたゴムテープで、その
中心部5と、左右両端部6,7を帯枕本体1に縫
い付けてある。8,9は帯枕本体1の下辺に連結
したゴムテープで、それらの一端を帯枕本体1の
下辺の中心部から左右両側へ適当間隔をおいた位
置に縫い付け、それらの他端には、クリツプ1
0,11を取付けてある。12,13は帯枕本体
1の下辺においてゴムテープ8,9の内側に近寄
つた位置に連結した2本ずつのゴムテープで、そ
れらが重なつて垂れ下がるように縫い付けてあ
り、これら2本ずつのゴムテープ12と13の先
端には、互に係合する面フアスナー14,15と
16,17とを縫い付けてある。18は帯枕本体
1の裏面に縫い付けた面フアスナーで、帯に帯枕
本体1を固定するものである。
上記ゴムテープ12と13は、布製テープ、紐
に置換することもある。
次に、上記の構成より成る帯枕を用いた太鼓結
びの例を説明する。
例1 角(つの)出し結びをする場合 第3図及び第4図示のようにたれ24の両面基
部に面フアスナー25及び35を縫い付けた名古
屋帯19において、それが無地または全通、即ち
帯の表面に一様に模様が付されている場合には、
手先20より胴囲り部をとつた残りの部分を、ポ
イント柄の場合には、柄を帯着用者の好みの位置
に決め、その位置から背中心までの部分をとつた
残りの部分を第5図示のように三つ折り21しな
がら角21,23を好みの大きさに形作り、上記
三つ折り21する直前または直後に、帯枕本体1
の面フアスナー18を、帯19のたれ24の両面
のうち裏面として使用する面の基部に縫い付けら
れている面フアスナー25に押し付けて結合させ
ることにより、帯枕本体1を第6図示のように上
記三つ折り部21の真上に固定する。次いで、第
7図示のようにクリツプ10,11で三つ折り部
21の上辺を挾持した後、三つ折り部21を上下
両辺から少し絞り、角22,23の形を整えた状
態にしてゴムテープ12,13で縛り、面フアス
ナー14,15と16,17とをそれぞれ係合さ
せてゴムテープ12,13による縛りが解けない
ように止める。
以上のようにして角22,23を形作つた部分
を帯使用者が自己の背中に当て、帯枕本体1の左
右両端に連結している紐3,3を胴前に回わして
しつかりと結ぶ。次いで帯19を胴に巻き付けた
後、たれ24で第8図示のように太鼓26を形作
り、この太鼓26を従来と同様に帯じめを用いて
固定することにより、角出し結びを完了する。
なお、三つ折り部21の下辺をクリツプ10,
11で挾持し、三つ折り部21の上辺が帯使用者
の背中からはなれるように傾けて角出し結びをす
ることもある。また、上記の帯枕本体1には、そ
の左右両端に上記クリツプ10,11と同様のク
リツプを連結して、形作られた角22,23が型
崩れしないように挾持することもある。
例2 扇結び、乙女結びをする場合 この場合は、上記帯枕本体1だけでなく、第9
図示のように従来普通に使用されている帯枕本体
36に面フアスナー37を縫い付けた帯枕を使用
して次のように結ぶ。
即ち、帯19のたれ24の両面のうち面フアス
ナー25が縫い付けられている面を角出し結びの
場合と逆に表面として使用し、帯枕本体1の面フ
アスナー18を上記面フアスナー25に押し付け
て係合させることにより、帯枕本体1を第10図
示のようにたれ24に固定する。
次いで、帯19が無地または全通の場合には、
手先20より胴囲り部をとつた残りの部分を、ポ
イント柄の場合には、柄を帯使用者の好みの位置
に決め、その位置から背中心までの部分をとつた
残りの部分を第11図示のようにひだ27を作り
ながら一方向に傾斜させて好みの扇形をした羽根
28を形作り、その基部をゴムテープ12で縛
り、面フアスナー14,15で止めてから、この
羽根28を第12図示のようにゴムテープ4の中
心部5と左端部6との間の部分29に通し、同部
分29の弾力で羽根28を押えるとともに、クリ
ツプ10で羽根28が型崩れしないように挾持す
る。
次いで、別の帯枕本体36の面フアスナー37
を、帯19のたれ24の裏面となる面の基部に縫
い付けられている面フアスナー35に押し付けて
係合させることにより、帯枕本体36を第13図
示のようにたれ24に固定する。
次いで、羽根28を形作つた部分を第14図示
のように帯使用者38の背中に当て、たれ24を
帯枕36を包むようにしてたれ下げた状態で、帯
枕本体1の左右両端に連結している紐3,3と、
帯枕36の左右両端に連結している紐39,39
とを順に胴前に回してそれぞれしつかりと結ぶ。
その後帯19を帯使用者38の胴に巻き付け、た
れ24で第15図及び第16図示のように太鼓を
形作り、この太鼓30を従来と同様帯じめを用い
て固定することにより、扇結びを完了する。
なお、第11図示の羽根28を形作つた後、第
17図示のようにひだ31を作りながら羽根28
と反対側へ傾斜させて好みの扇形をした羽根32
を形作り、その基部をゴムテープ13で縛り、面
フアスナー16,17で止めてから、この羽根3
2を第18図示のようにゴムテープ4の中心部5
と右端部7との間の部分33の弾力で羽根32を
押えるとともに、クリツプ11で羽根32が型崩
れしないように挾持した後、上記扇結びの場合と
同様の手順を経て第19図示のように太鼓34を
形作れば、乙女結びが結べる。
以上の扇結び、乙女結びにおいて、たれ24の
表面と裏面が上記の説明と逆になる場合は、帯枕
本体1と36も上記の説明と逆になるようにして
たれ24に固定すればよい。
本考案は、叙上のように構成したから、一つの
帯枕で角出し結び、扇結び、乙女結び、京太鼓、
しだれ文庫、片羽根太鼓、二枚扇、ヤング太鼓な
ど、一人では結ぶことが難しいか、結べないとさ
れている各種の太鼓結びを型崩れすることなく思
いのままに結ぶことのできる帯枕を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る帯枕を表面から見た図、
第2図は同帯枕を裏面から見た図、第3図は上記
帯枕を使用する帯の展開図、第4図ないし第7図
は角出し結びの過程を説明する図、第8図ないし
第16図は扇結びの過程を説明する図、第17図
ないし第19図は乙女結びの過程を説明する図で
ある。 1……帯枕本体、4……ゴムテープ、10,1
1……クリツプ、12,13……2本ずつのテー
プ又はゴムテープ、18……面フアスナー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯枕本体の表面において、中心部から左右両端
    にかけてゴムテープをあてがい、その中心部と左
    右両端部を上記帯枕本体に縫い付け、上記帯枕本
    体の下辺において、中心部から左右両側へ適当間
    隔をおいた位置には、クリツプなどの止め具をそ
    れぞれ連結し、これらの止め具の連結位置の内側
    に近寄つた位置には、テープ又はゴムテープを2
    本ずつそれぞれ連結し、上記帯枕本体の裏面に
    は、帯の所定位置に上記帯枕本体を固定するため
    の面フアスナーその他の係合部品を取付けて成る
    帯枕。
JP18272184U 1984-12-01 1984-12-01 Expired JPS6236822Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18272184U JPS6236822Y2 (ja) 1984-12-01 1984-12-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18272184U JPS6236822Y2 (ja) 1984-12-01 1984-12-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6198818U JPS6198818U (ja) 1986-06-24
JPS6236822Y2 true JPS6236822Y2 (ja) 1987-09-19

Family

ID=30740255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18272184U Expired JPS6236822Y2 (ja) 1984-12-01 1984-12-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6236822Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6198818U (ja) 1986-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6236822Y2 (ja)
JPS6236821Y2 (ja)
JPH0348169Y2 (ja)
JPH0348168Y2 (ja)
JPH0124115Y2 (ja)
JPS5812804Y2 (ja) 和装帯結び用補助具
JP2537724B2 (ja) 簡易帯
JP3671221B2 (ja) 帯結び具
JP3077508U (ja) 着物用腰巻き帯板
JP3037653U (ja) 和服用付け帯
JPH0454173Y2 (ja)
JPH0437850Y2 (ja)
JP4307605B2 (ja) 帯枕
JPS5812806Y2 (ja) 帯結び用紐
JP3051704U (ja)
JP2893516B2 (ja) 帯結び用具とその使用方法
JPS6329710Y2 (ja)
JPH0543053Y2 (ja)
JPH024087Y2 (ja)
JP3052129U (ja) 袋 帯
JP3016001U (ja) 分離された部分からなる和服用の帯
JPS6236820Y2 (ja)
JP3022014U (ja) 帯用保形具
JP3071344U (ja)
JP3079997U (ja) 和装用帯